What's Old(1998年1月〜6月)


'98.6.29
'98.6.23
  • 『読書記録』『積読寸評』はいつものとおり。

  • …… という状態だったので、昨日も更新しないで早寝したのですが、
    こんなことをいつまでも続けていると、今に読者からも飽きられてしまうでしょう。

    そこで、次回より、新コーナーを開始します。
    自分自身に縛りをかける意味でも、先にタイトルを公表しましょう。
    タイトルは、ずばり、

    『楕円曲線入門』
    です。
    とにかく、楕円曲線に関しては、随分多くの人からリクエストがありました。
    まだ、充分に理解しきれていない部分もあり、目次も最終目標も決まっていませんが、 とりあえずいくつかのトピックを並べて、後から全体の構成を整える、 という方針でやっていきたいと思います。 こういうやり方が通用するのが、何よりもWebの利点である、と思いますので。
'98.6.15
  • 『読書記録』の1984〜1979分掲載。ここから辿ってみて下さい。
    これ以上過去は、1975〜1978分が一応トレース可能ですが、電子化していないので、掲載するまでには時間がかかります。
    とりあえず出そろったので、今後は少しずつコメントを加えていこうと思います。
'98.6.10
  • 6/7 は久しぶりに早寝をして、更新を忘れていました。
    21時に寝て、目が覚めたのが、1時、3時、4時、6時。最終的に起きたのは7時。
    寝過ぎて、かえって眠気が取れなかった(というよりも、結局、最後の睡眠が完璧でなかった)。

  • その、けだるい状態のまま、6/8 は有明のテレコムセンターに行ってきました。
    月曜の昼とあってはさすがに観光客もいなくて、臨海副都心線、ゆりかもめ共に、貸し切り状態。
    天気もいいし、眺めもいいし、本当に、一時的に義務放棄をしたくなります。
    こういう場所で仕事をしている人たちは、幸福に思っているのか、それとも空しく感じているのか?

  • 『読書記録』はいつものとおりです。
    ちょっと濃い本が続いたので、今回は感想も軽めですが、それでも、今回の2冊はどちらもおすすめです。
    村上春樹が好きなら、デフォルト読みかもしれません。

  • 『リンク集』追加。
'98.6.3
'98.6.1
  • 『読書記録』の1985〜1989分掲載。ここから辿ってみて下さい。
    去年、1979〜1989分が出来ていて、ネタがない時は1年ずつ小出しにしていこう、
    と思っていたのですが、例のHDクラッシュの影響をモロにかぶってしまいました。

    ちなみに

    オフィスにおける作業の3割〜7割は、
    既存のデータのフォーマット変換に費やされている

    とよく云われていますが、この『読書記録』も正にそれに相当します。
    ただし、見栄えをよくしたことによって可読性が上がる、永久保存版にできる、
    等のメリットがあることは事実であり、フォーマット変換が100%無駄とは言い切れない部分があります。
    まあ、この話は、引っ張ろうと思えばいくらでも引っ張れるので、とりあえずやめます。

  • この1週間、立て続けに自分と同じ学校の出身者から連絡があり、ずいぶん濃い内容のことを、
    メール或いは直接会話で、いろいろ話しました。
    同じようなことを考えている人のことを思うと、埋もれさせるには惜しい内容もありますが、
    他の人が誰も聞いていない、という保証があるからこそ云える内容なので、
    やはり、このまま埋もれさせようと思っています。

    当初、プロフィールのページを同窓会通信として全面解放することを考えていたのですが、
    実際にメールを読むたびに、そのまま掲示するのことの難しさをひしひしと感じます。
    なによりも、共通体験を持たない者が見ても面白くもなんともない、という事実は、
    否定しようがありません。人が見た夢の話を聞いても全然おもしろくないというのと同じです。 見た本人はディテールを記憶と想像力で敷延しているが、言葉だけではそれを十分に表現しきれない、という ……。

    ただ、連絡の手段として E-mail は公開してもよい、ということであれば、その旨を御連絡下さい。

'98.5.25
  • 前回の続き。
    『BASIC数学』は、もとは『現代数学』というようなタイトルだったと思います。
    1980頃、パソコンが出始めて BASIC を使っていろいろプログラミングするようになり、
    それがきっかけで、このようなタイトルになったはずです。
    当時、森本光生先生の微分方程式の解をプロットさせるプログラム等が載っていて、
    打ち込んで遊んだ記憶があります。

  • 『読書記録』はいつものとおりではない。 この2週間程の間に、本当に何という体験をしたのか。

    皆川博子の 『たまご猫』 。これ程凄い小説が、これまで隠れていたとは!
    それを、さらに上回る、

    ますむらひろし、の 『イーハトーブ乱入記 − 僕の宮沢賢治体験』

    「だまされたと思って読め」とは、あえて云いません。
    自分の読みたい本を選ぶのは、本人の自由です。
    ただし、

    これを読む人生と、読まない人生は、
    決定的に異なる、完全に別の人生です。

'98.5.18
  • 『無限に連なる格子』 12章 Gauss和(Gauss sum) 本日開講。
    1の原始n乗根の定義もそこそこにこの概念を持ち出したのは、かなり強引なところがありますが、 前の章で平方剰余を扱っているということで、まあ、難しく考えず、眺めてみてください。
    ただ、知っている人から見ると、これほど安直に扱えるものなのか、という驚きが先に立つと思います。
    また、今回『無限に連なる格子』全体を微妙にバージョンアップしました。
    (人呼んで「<table>使いの魔術師」)

  • 『読書記録』はいつものとおりではない

    『むかし・あけぼの』も「下」を読了し、感動ものだったのですが、
    『虚無回廊 I・II』面白過ぎ。
    これまで書かれたSFの総決算といってもいいでしょう。
    1頁ごと、どころか1行ごとに襲ってくる sense of wonder の数々。
    とにかく、古本屋で見つけたら、絶対に買いです。
    これほどの作品が、中断中というのは、あまりにも殺生です。是非とも、続編が読みたい。

  • 『積読寸評』はいつものとおり。

  • 『BASIC数学』が6月号より『理系への数学』という名称になりました。
    この雑誌は、たまに発作的に欲しくなるときがあります。
'98.5.14
  • 『積読寸評』はいつものとおり。

  • 『リンク集』追加。
    やっと、森本光生先生のページを見つけました。
    上智をさんざん探して、ないなあ、と思っていたら、
    4月より、国際基督教大学の方に移られたようです。

    しかし、木田先生、森本先生が移られた今、上智大学数学講究録として、
    『円分数の素因数分解(その4)』が出版されることは、もうないのでしょうか。

'98.5.11
  • 『読書記録』はいつものとおり。

  • 『枕草子*砂の本』読書記録『むかし・あけぼの』掲載。
    『読書記録』に書いているうちに長くなったので、こちらに移しました。
    「下」を読了したら、また更新します。

  • 『数学者の密室』 2章 3種類以下の数字からなる2乗数更新。
    未解決だった「019」の場合の解が見つかりました。

    もう一度この問題を簡単に解説すると、

    31142=9696996

    のように、2種類の数字から構成される2乗数で、自明でないもの
    ((a×10n)2 =a2×102n (a=1、2、3)以外のもの)を探す、というのが元々の問題です。
    これについては、現在見つかっている最大のものは、

    816192=6661661161
    であり、私が確かめた範囲では、24桁以下(48桁以下の2乗数)で条件を満たすものは存在しません。そこで、条件を少しゆるめて、

    2種類 ⇒ 3種類
    2乗 ⇒ 2乗以上

    としたところ、いろいろ面白い結果が得られています。
    特に2乗の場合は、013、019、678 の3ケースが、解があるのかないのかが未解決だったのですが、 今回、019 の場合の解が見つかりました。
    その解は、

    43694 27882 45669 642512
    = 19091 90001 99900 10111 09190 09010 99119 91001
    ('98/05/06)

    という20桁の解です。
    013、678 については、依然、解は見つかっていません。
    求め方はこちらに書いてあるので、誰でも実行可能です。
    どなたか、やってみませんか?

'98.5.6
  • 『表紙の言葉』変更。
    ついに 10000。やはり、よくここまで来たなあ、という感じがします。
    10000を記念して表紙のデザインを変えようとも思ったのですが、とりあえず、今のままで行きます。

    一日のアクセス数から判断して、リピーターが10〜20名ぐらい、と踏んでいるのですが、
    このような内容のページを定期的に見に来る人達、というのは本当にどういう人達なのでしょうか。
    ちょっとしたことでもいいので、感想とか送ってもらえるとうれしいです。

  • 数式の表現で毎回苦労しています。
    まず、gif、jpeg を使うというのは論外(画像を off されている可能性があるので)。
    また、Tex 等の表現で書くのも却下(plug-in されているとは限らないので)。
    分数、Σ等が、特に苦労のしどころで、Netscape と I.E. では空白の扱いに微妙に差があり、
    またバージョンによっても差異があるので(よってフォント固定による表現も却下)、半ばあきらめかけていました。
    しかし、ふと、画期的な方法を思い付きました。
    まずは、ここのBernoulli数、Euler数の表現を眺めてみてください。
    然る後に、ソースを眺めてみてください。
    気がついてみればコロンブスの卵ですが、ブラウザに依存しない画期的な方法だと思います。
'98.5.4
'98.4.27
  • 『数学者の密室』 3章 n=(x+y+z)(1/x+1/y+1/z)に、新たな結果を追加しました。
    この結果は、かなり以前から得ていたのですが、忙しくてUPする暇がありませんでした。
    論文の引用の方は、この問題に挑戦しようとしている人たちに、
    既に結果が出ている部分についての計算を避けられるようにしたい、という配慮です。

  • 『読書記録』は、いつものとおり追加があります。

  • 『ホビージャパン』'98/6「スーパーロボット大戦」購入。
    私は、模型等を作る趣味は無いのですが(東急ハンズから木材の切れっ端を買ってきて、polyomino とか soma cube を作ったりすることはありますが)、
    P.95 及び広告の「究極版ベルダンディー・ジューンブライドバージョン」の、あまりの美しさに、とりあえず今は写真だけでも、という感じで、1995年の『ホビージャパンエクストラ[春の号]』以来、2度目の購入です(ちなみにこのときは、表紙が「羽根ベルダンディー」(キット化される前のやつ)でした)。
    1/4 スケールで43cmなら、1/1 スケールは172cm、某 1/1 綾波とかルリのように、
    1/1 ベル様とか、1/1 喜久子様とか作ってくれないかな、ととんでもないことを考えながら、
    飽きずに眺めています。できれば、スキャナ取り込みして、ここにUPしたいぐらいです。
    どれ程美しいのか、だまされたと思って、一度本屋で確かめてみてください。

  • 4/26の『夢のクレヨン王国』「4月の旅 IV」
    とにかく、説得力の固まりだった。
    アニメを見て、いろいろ感動したこともあるし、後々まで尾を引くような印象を受けたものもあるけど、 今回のような感動を得たのは、ひょっとしたらはじめてかもしれません。
    本当に説得力の固まりでした。
    クレヨン王国はサブタイトルが「n月の旅m」で統一されているので、再放送のとき、この回だけをフォローするのはたいへんですが、この回を見逃さないためだけに、他の回を全て見続ける価値はあります。
'98.4.20
  • 『数学者の密室』 2章 3種類以下の数字からなる2乗数に、新たな結果を追加しました。
    この数字の美しさは、私にとってはです。

  • 『読書記録』『積読寸評』に追加しました。

  • 最近『井上靖 シルクロード詩集』を読み始めています。
    中学3年〜高校3年の頃、井上靖を読みまくった時期があり、
    いつか、そのへんの話を書こうと思っています。
'98.4.18
  • 定期外更新。
    久しぶりに京都大 山崎氏より Wolstenholme 229 の素因数分解の報告があり、
    こちらを更新しました。
    残るは2つ。
    山崎氏・苫米地氏からの報告の日付も記してあります。
'98.4.13
  • 今回は目立った更新はありません。
    いつものとおり、『読書記録』に少し追加したぐらい。
    あと久々更新のページもあります。探してみてください。

  • ところで、3月は極端にアクセスが少なかった。どうでもいいけど (by ホーレソレ)。
'98.4.6
  • 実は、3/29にPCを買いました。
    今度は、CPUは Pentium MMX の233MHz、メモリは32MBという訳で実に快適です。
    これまで、PCの動作が不安定で出来なかったこと、

    • メールの返事を書く
    • 複数ページを参照しながら更新する
    • 過去分のエラーを修正する

    等をやっていこうと思います。

  • という訳で、まずは「年別・月別の読了冊数」を更新しました。
    『読書記録』『積読寸評』も更新しています。
'98.3.31
  • 数年ぶりの超多忙状態で、先週は更新できませんでした。
    そういう状態でも本はいろいろ読んでいるのですが、ほとんど忘れてしまった。
    『アフタヌーン』も買い忘れていました。
    一応『読書記録』には追加してあります。
    それから『積読寸評』の方も更新してあります。

    本というのは、基本的には読むまでは内容がわからない訳で、逆に、わからない状態で、 題名から喚起されるイメージと断片的な情報によってその本を選ぶので、 その内容は、自分の嗜好に近いものである、と勝手に恣意的に方向付けて、幻想を抱くに至ります。
    一般に本を読む人は、読んだ後よりも読む前の方に、より多くの楽しみを感じるのではないでしょうか。だから『積読寸評』のようなコーナーは、存在価値があります。

  • ついに1周年。
    当初は自分自身によるアクセスがほとんどで、そういう状態を客観的に眺めるのもそれなりの楽しみがあったのですが、そのうちにいろいろメールが来るようになり、自分の書いたものを確かに誰かが読んでいるということがわかってくると、なんとなく社会的責任みたいなものも感じるようになってきました。
    しかしこれはWeb上の情報の提供側が陥りやすい陥穽ではないかと思います。
    著者が提供するものと、読者が受け取るものは、あくまでも別物で、読者の立場に立つならば、著者が提供するものを全面的に受け入れることもあれば、選択的に受け入れることもあるし、また、情報が長い間得られなくても、じっと待っていることもあります。
    例えば、私は、10年に一度出るかどうかもわからない、レムやラファティの新作をじっと待っています。出ないからといって忘れるようなことはありません。
    だからもう一度原点に戻って、

    自分の書きたいことを、自分のペースで書く

    ということを念頭において、そもそも自分は何を書きたかったのかを思い出していこうと思っています。

  • 『表紙の言葉』変更。
    まだ9000には微妙に到達していませんが、今度いつ書けるかわからないので、今回更新します。
    上に書いたような理由から、今はこのコーナーを書くのが一番の楽しみです。
'98.3.17
  • 『無限に連なる格子』11章 平方剰余(quadratic residue)追加しました。

  • 昨日は神経がすり減るような仕事を10時間ぶっとおしでやったため、
    帰ってきたときには、何かをやる気力がまったく消え失せてしまっていた。
    月曜の定期更新を楽しみにしていた人には、申し訳ありません。
    (そんな人は本当にいるのか?)
    そのかわり、といっては何ですが、最近こちらの方に出没しています。
    『分数の分割』のところを眺めてみてください。
'98.3.9
  • 『読書記録』少し追加しました。
    ちょっと本音が入っています。

  • 『無限に連なる格子』10章 原始根(primitive root)追加しました。
    過去分についても、リニューアルしたので、見やすくなっていると思います。
'98.3.4
  • リンク集更新しました。
    素因数分解でおなじみ、京都大助手 山崎氏のページ。
    それから、金沢の高岡中学校「数学の部屋」。
    こちらは『数密』の入門編という感じです。
    それにしても、中学・高校の先生は、なかなか熱心な方が多いようです。
'98.3.1
  • 『表紙の言葉』変更。
    ところで、前回の『表紙の言葉』で紹介した『鍵』が、「小説新潮」3月号の星新一追悼特集で、「小松左京の最も好きな1編」ということで紹介されています。
    今の期間だけなら、文庫よりもこちらの方が入手しやすいでしょう。
    一読をおすすめします。

  • 今週は肉体労働続きで心底疲れた。
    2/23 の PC×139台の製番確認作業。会議室の中に4段に積まれたダンボールを1個1個あけて、本体とキーボードの製番を確認して、また箱に戻し、かつ製番が通しになっている39台を抜き出して会議室の手前に持ってくるという、単調だが体力の要る作業。しかもこれを限られたスペースの中でやらなければならないので、ほとんど、

    リアルスケールの「倉庫番」or「ハノイの塔」

    という感じで、やっていてひじょうに虚しかった。
    2/26も2/27も1日中立ちっぱなし。2/28もやるべきことはあったが、もう体が付いてこれず、昼過ぎに顔を出したけど、ほとんど何もせず帰宅。その分を3/1にとり戻さなければならない。
    という訳で、夜はページを更新する力が残っていないと思われるので、1日早い更新としました。

'98.2.26
  • 京都大 山崎氏より指摘があり、素因数分解結果 を更新しました。
    以前解決済みのものについて更新されていない、という指摘ですが、これは更新のし忘れ、というより、 古いマスタに対して更新を行った、つまり、マスタを複数持つという愚を冒した可能性が高いです。
    一度FDに取ってあるのは全部消して、バックアップを取り直した方がいいかも知れません。

  • こちらのプログラムもまちがっていたので修正しました。
    最近、少しずつ探査範囲を広げて再計算を行っているのですが、その過程で見つけたものです。
    再計算結果は、近日中に更新していくことにします。
    しかし、これまで誰から指摘がなかった、ということは、
     …… あまり深く考えないことにします。

'98.2.23
  • 『読書記録』少し追加しました。
    『幻惑の死と使途』『夏のレプリカ』同時読了。
    保存版とは別に読むためのものを古本屋から買ってきて、 背表紙をホチキスで閉じるのがいいと思います。 そうしてしまったら、再度古本屋には売れないので、仲間内で廻し読みにするしかないでしょう。 あっちこっちの大学のサークルで、このようなことが行われていたのではないでしょうか。 「そんなこと誰も考え付かない」って? 誰でも考え付きますよ。 それに、誰もが思い付くのではなく、集団の中の誰か一人が思い付けば成立します。

  • 先週のインフルエンザのあおりで、もう2週間程アルコールを飲んでいません。 こんな長い断酒は、ここ15年で初めてのことです。 更に、夜何も食べないので、腹は減るは、目は冴えるはで、ぜんぜん眠れない。 おかげでかなり腹がへっこみました。 ABFLEXを2週間続けたのと、同等の効果があったのではないでしょうか。

  • ちなみに、アクセスカウンタ7777を叩いたのは私です。
    これだけ累積アクセスが増えても、いまだに一人でコーヒーを飲み干しているのか?
'98.2.18
  • また早めの更新です。
    京都大 山崎氏より、先日の私が読めなかった分の再送、及び、ΠPn-NextPrime 52 の
    分解報告があり、こちらを更新しました。
    残りは3個。いよいよ大詰めです。

  • 会社の資料室で古い雑誌の廃棄があり『数理科学』の1995年分を一式入手できました。
    また、目次等を紹介します。

'98.2.16
  • 素因数分解結果
    京都大 山崎氏より以下の2個の報告がありました。

    • An (n=62)
    • Kn (n=64)

    苫米地氏からは以下の2個。

    • An (n=62, 69)

    An (n=62) は重複になってしまいました。
    山崎氏からの報告は、JIS, S-JIS の関係で判別できず、 変換ツールを手にいれてから掲示します。
    残りは4個。

  • 『読書記録』少し追加しました。

  • PCの方はひどくなる一方で、印刷もできなくなっていることが判明しました。
    上記読書記録の手書き版は、去年の 11/20 から裏紙のままで、早く印刷して保存版にしたい。
    今、この文も

    • 一度普通に立ちあげて
    • MS-DOSモードで立ち上げ直す

    という状態で sedit で入力しています。しかも、何故か、

    • 「プログラム」から「DOS」を選ぶと途中でハングアップ。
    • はじめからDOSで立ちあげると、仮名漢字変換が使えない。
    • DOS上でVZを起動すると、0 divede error。

    という状態で作成した文章を、メモ帳で開いて、文末のゴミを取って、Explorer で rename(このどちらかの操作で必ず1回はハングアップ)。
    これを Netscape で確かめて、ftp でアップロード(当然、この間数回はハングアップ)、という訳で、ほとんど苦行に近いです。仕事なら絶対やめています。

'98.2.9
  • 素因数分解結果
    京都大 山崎氏より以下の6個の報告がありました。

    • ΠPn+NextPrime (n=51)
    • ΠPn−NextPrime (n=53)
    • An (n=63)
    • Kn (n=65)
    • Euler (n=76)
    • Bernoulli (n=110)

    最後の Bernoulli (n=110) については、2/2 時点で自力分解していました。
    これで残りは7個。いよいよ完全分解が目前に迫ってきました。

  • 2/7 ついに外付けHDが完全にクラッシュ。
    去年年末に買ったもうひとつのHDは、モデムとの相性が悪くて使っていなかったのですが、 これで選択子が無くなり、なんとかこのHD+モデムの環境を動かさざるを得なくなった。
    会社でモデムの最新版ドライバをダウンロードしてきて、悪戦苦闘の結果、やっと接続できる状態となりました。
    あいかわらずちょっとウィンドウを開くとハングアップしますが、それでも前よりも MTBF は確実にのびています。
    以前はENIAC並みだったのが、やっとEDSAC並みになった、という感じです。

    今回は毎回バックアップをとっていたので、コンテンツ及びメールは救われましたが、
    それでも、あやうく 2/3 の苫米地氏のメールを消しかけました。
    山崎氏からのメールも紛失するハメになっていたかもしれません。
    ということで皆さんもバックアップをこまめにやるように。
    特に、メールと bookmark は盲点です。

  • 機械だけでなく、人間の方もダウン。
    完全にインフルエンザの兆候で、ものすごくだるいです。
    2/2 に『パラサイト・イヴ』を読んだのですが、それもまた今度。
'98.2.6
  • 素因数分解結果。
    時間がないので、とりあえずここで結果報告をします。 こちらのメンテは、2/9 に行います。

    2/3 に苫米地氏より、連絡がありました。分解したのは、

    • Wolstenholme (n=185)
    • Wolstenholme (n=195)
    • Wolstenholme (n=199)

    の3つ。
    実は、Wolstenholme (n=185 および n=216) は 2/2 の時点で私が自力分解していたのですが、使っているプログラムが苫米地氏のものなので、氏の名前で記録を残すことにします。
    という訳で、山崎さん、もし上の4つをやろうと思っていたら、除外してください。

  • 1/28 に新しいメルセンヌ素数が見つかったようです。値は、
    M(3021377)=23021377
    詳細はこちら

  • 英語版『数学者の密室』という感じのホームページを見つけました。
    Paul Zimmermann's Home Page

    MathPages (Kevin Brown)

    一度眺めて見て下さい。リンクのページも 2/9 に更新します。

'98.2.2
  • 素因数分解結果追加。
    自力分解は以下の6個。

    • Wolstenholme (n=176)(1/26)
    • Wolstenholme (n=225)(1/26)
    • !n (n=67)(1/26)
    • Wolstenholme 2 (n=85)(1/27)
    • ΠPn+NextPrime (n=46)(1/27)
    • An (n=65)(1/27)

    プログラムは苫米地氏のPPMPQS。かなり強力です。
    それから、京都大 山崎氏より10個分解の報告がありました。
    2個、上と重複があり、重複しないものは、以下の8個。

    • ΠPn+NextPrime (n=52)
    • Wolstenholme (n=187)
    • Wolstenholme (n=215)
    • Wolstenholme (n=221)
    • Wolstenholme (n=223)
    • Wolstenholme 2 (n=92)
    • !n (n=66)
    • Euler (n=70)

    残りは17個。ここまで来れば今年度中の完全分解は、時間の問題でしょう。
    そろそろ次の段階に挑戦する時期かもしれません。
    とりあえず今考えているのは、桁数を今の100桁以下から、
    150桁以下に拡張すること。何か結果があれば連絡をお願いします。
    それにつけても、HD障害がうらめしい。

  • 『読書記録』少し追加しました。

  • 1/28 石ノ森章太郎氏死去。『表紙の言葉』を更新した日と偶然同じ。
    はからずも氏に対する追悼の言葉ともなってしまいました。
    それにしても、これで「サイボーグ009」の天使編は、永遠に未完のままになってしまった。
'98.1.28
'98.1.26
  • 素因数分解結果追加。
    自力分解は以下の2個。
    ΠPn−NextPrime = P1 * P2 * ... * Pn − Pn+1のn=49(Pn=227)の未解決因子
    
    7 9965906592 1774677137 0621219138 3365477575 
      5720273550 2166906205 2257126897 7185175771
    (81桁)
    = 128076344854737110574935745877 (curve 231)
     * 6243612486199070307110561191593096033977535811347823 
    
    及び、Wolstenholme数(=Σ(1/n) = 1+1/2+1/3+……+1/n の分子)のn=177の未解決因子
    
    41704297 2481481382 7283788082 4104235700
             6227815079 8993677634 2311229067
    (68桁)
    = 53873400500913531612991458769 (curve 269)
     * 774116667230630043952378892925497158043 
    
    です。この他、京都大 山崎氏より9個分解の報告がありました。
    残りは31個。

  • 『読書記録』少し追加しました。
'98.1.19
  • 『読書記録』少し追加しました。
    「ヒューマンサイエンス」全5巻を読み終えたので、 こちらに目次を掲載しました。

  • 1/17 のセンター入試の数学IIBの第6問で、100以下の自然数aに対して、
    不定方程式 2/a=1/x+1/y(x≦y)の解を求めるプログラムを作る問題が出ていました。
    私のページを見ていた受験生は、会場で狂喜したのではないかと思います。
    今からでもいいから答えを知りたいという人は、 こちらを眺めてみてください。
    問題の直接的な回答ではありませんが、ヒントが書かれています。

  • 先週に引き続き1/15の雪。さすがに今回は街中を歩いていても学習効果の後が見られました。
    そして、その雪の中かかってきた中学のメンバーの同窓会の連絡。
    1/17 の夜、渋谷ハチ公前待ち合わせ、ということで、最初は、

    この季節、外で待ち合わせはきついんじゃないか

    とか、

    ハチ公前では人が多すぎて見つけられないんじゃないか

    とか、そういうことを心配しましたが、現場に行ってみると、そんなこと以上に、

    30なかばのオヤジ6名というのは、渋谷ではあまりにも目立ち過ぎ

    という事実をいやというほど思い知らされました。

    6名中の3名は、高校卒業以来20年ぶりの対面で、そもそも私が中学を転校して以来話したことがなく、 まず、彼らはタバコを吸うようになったのか、及び、酒は飲むのか、ということ自体が不明だったのですが、話始めると、20年のブランクをまるで感じさせず、固有名詞と無定義用語が飛び交う密度の濃い空間が瞬く間に形成されてしまった。
    いろいろなことを話して、かつ具体的な内容はよく覚えていないが、一つだけ思ったのは、

    男というのは、いくつになっても大人にならない

    いうこと。幹事の方、ご苦労様でした。次回は新宿あたりで。
'98.1.12
  • 素因数分解結果追加。 久しぶりの自力分解です。
    ΠPn+NextPrime = P1 * P2 * ... * Pn + Pn+1 のn=50(Pn=229)の未解決因子

    3804821680791928583586399981359366555679145587828596488160396781731
    (67桁)

    を素因数分解しました。結果は、

    12908927738842117011643183
    * 294743433208900043841198932911746631294157

    です。UBASIC 添付の ECMX(楕円曲線法)で、curve 268 で見つけました。

    こちらに掲載している未解決数は、 UBASIC 添付の ECMX(楕円曲線法)で、curve 200 までは確認済みです。

    今年は残り42個を全て分解することを目標とします。

  • CUBIC というサイトで性格診断のサービスをやっています。
    ここで自分の性格診断をやってみたところ、あまりにも図星だったので、 自己紹介代わりに『プロフィール』に掲載することにしました。

  • 『読書記録』少し追加しました。

  • 1/8 の雪。
    20年程前、正月封切のカリ城を見て以来、夜、雪の降る中を歩くときは、

    茨の道も、凍てつく夜も
    二人で渡って行きたい
    というフレーズを想い出します。
    自宅の近く慶応の高台で見た竹藪に降り積もる雪というのも、 北海道では絶対見られない光景で、ひじょうに物めずらしく感じた。
'98.1.5
  • 『数学者の密室』リニューアル。
    年末〜年始にかけて、『数密』の各ページをリニューアルしました。
    といっても特に内容を変えた訳ではなく、

    • 背景色・文字色を設定した。
    • 本文全体を <blockquote> でくくった。
    • 各ページに、その章の目次へのリンクをつけた。

    という程度の変更です。それでもかなり見やすくなったと思います。 昔一度眺めた人も、もう一度眺めてみてください。何か発見があるかもしれません。 それにしても、1章を週1のペースで更新というのは、 今にしてみるともったいなかったかもしれない。

  • 『読書記録』少し追加しました。
    今年1冊目です。

  • '97/12/30『踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル』期待どおり。
    とにかく、単刀直入によかった。最近、妙にキャラクターや設定をひねったり、 ストーリー以外の部分で興味を惹こうとするドラマが多いが、これは話自体がおもしろく、 しかも最近のドラマではめずらしい勧善懲悪型で、わかりやすくていいです。 おそらく再放送されると思うので、そのときのためのチェックポイントを述べると、

    • 最初、親善訪問のTV中継に移る直前に、フジTVのレポーターが写し出されるが、 その時の名前に注目。このネタは、これが使い納めでしょう。
    • 終盤、ヘリで湾岸上空を飛ぶシーン。夜景がひじょうに美しい。
      『ダイハード』の見立てですが、TVの方がナマ映像に近く見えるため、 こちらの方が格段に美しい。とにかく、必見です。

1997年の更新履歴 表紙 1998年の更新履歴
(7月〜12月)

E-mail : kc2h-msm@asahi-net.or.jp
三島 久典