97年7月のMac日記後半です。

7月18日7月19日7月20日7月26日7月30日


7月18日

ようやく今日になって、注文していた品物が全部届いた。カードとキャッシュ、それにSpring Cleaningというソフトだ。何と言っても233のカードが届いたのが一番うれしい。相性が気になっていたけども、それもどうやら大丈夫らしく、わが7500は今までの約二倍の速さの最新CPUを搭載した機種に生まれ変わったわけだ (^^)V
カードは、バス比を変更できるようになっている。NuPowerなんかと同じ仕組みじゃないのかな。これで千ドルを切っているんだから、こっちの方がお買い得じゃないかと思う。
箱の中には、カード本体とマニュアル一式の他に、静電気を逃がすためのアースバンドが入っていて、これは細かな心遣いで気に入った。
カード自体の取り付けは、もう1回経験しているからわりとすんなり、うまくいった。二次キャッシュの方はスロットがかなりきつくなっていて、買ったときにつけてもらっていた純正二次キャッシュ256Kを外すのさえ、けっこう手間取ってしまった。新しいのをつける時も、あの小さいカードを、端だけもって押し込む、というのがけっこう面倒くさい。力の向きを間違えると、とたんにカード自体が割れてしまうそうだからね。
最初だからバス比をいじるのはやめにして、買ってきた時のままでしばらくは使うことにした。

で、その使用感。
ものすごく速いぞ、これ

特に速さを実感したのはテキストウインドウのスクロール(目が追い付かないくらい速くなった。)とかSoftWindowsやVirtualPC、それにPhotoshopといった、大物のソフトだ。Win95など、もうエミュレータとは言えないほど速い(SoftWindowsとVirtualPC両方とも)。それにPhotoshop! これも本当に見違えるほど速くなった。DualProcessorなら、もっと速くなったんだろうけど、対価格比で考えれば、これが一番の選択だったと今でも思っている。
以前、マックお宝鑑定団で9600/233を購入した時、そのNortonSpeedDiskのデータがアップされていたので、それを落としておいたんだけど、それとわが7500/233を比較したところ、かなりいい勝負をしていて、しかもCPUとFPU性能では、9600をしのいでいる。これにはさすがに驚いた。どういうわけなんだか、ちょっと分からないんだけどね。

それから、意外ないい買い物だったのがSpring Cleaningだ。
これはStuffItで有名なAlladinの製品なんだけど、アンインストーラーとエイリアス・フォントの削除ソフト、それにFATアプリをネイティヴか68K専用版に買えることでアプリをスリムにする、というソフトなどが入っている。
いくつかためしてみたんだけど、けっこうFATのソフトって多いんだね。それがみんなスリムにできるってんだから驚きだ。これは面白い。9ドルだと考えると、かなりのお買い得だ。
日本語版も出る予定らしいけど、FontPatchinがあれば、十分日本語のままでも使えるので、Cybelian Outpostで買い物をするひとは、一緒に買うといいと思うな。
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7月19日

秋葉原にいってMYSTのパロディの「PYST」(2980円)、W95のサービスパック1(1800円。今更(^^;)、それからVirtualPCにインストールするつもりでTurbo Linux Slackware(3920円)を買った。
まだ色々と悩んでいるんだけど、やはりWin95の英語版を日本語化するとか、無理して日本語を使えるようにする、というアイデアは、時間かお金がかかりすぎる。あきらめてOSR2版を買おうと思ったんだけど、アップグレード版だと、VirtualPCにインストールするのが難しい。といってフルパッケージはまだ24800円と高価だし、フロッピー版しか出てないので、インストールにかかる手間も考えると、現状では購入意欲がわいてこない。
だからSoftWindowsに入っているオリジナル95を「サービスパック1」でOSR1相当にして、それ以外の部分は当分あきらめることにした。
で、そのかわりにVirtualPCの方に別のOSをいれてみよう、とこう考えたわけだ。ただLinuxも、すでにトライしているひとたちからは、けっこう失敗があるみたいな声が聞こえてくるので、これもそう簡単には行きそうにないけどね。
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7月20日

Spring Cleaningにちょっとした不都合を見つけた。どれでもいいんだけど、何かを削除なりスリム化した後、大物アプリを立ち上げると、タイプ1エラーで落ちることがあるみたいなのだ。
これは再起動で解消されるので、それほど大した問題じゃないのかも知れないけど、どうも面倒だなあ。
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7月26日

今更のようにEGWORD PUREを買った。8480円。これから買う人には、単体でEG-bridgeを買うよりはお得だろう。
買う前に店頭で迷ったのは、添付のEGBRIDGEが最新版かどうか、パッケージの表面からでは分からなかったからだ。店員に聞いても要領を得ず、仕方なく手近にあったEGBRIDGEのパッケージの記載と見比べて、ようやく中身が同一のFEPであることを確認した次第。まあ、あんまり安いもんだから、ちょっと疑心暗鬼になっていたのかも知れない。
すでにEG-bridgeは持っているんだけど、なぜわざわざEGWORD PUREを買ったかというと、これを自分で使って、以前買っておいたEGBRIDGEの方は妻に使わせてあげようと思ったのだった。ちゃんとそのつもりで、ユーザ登録もしないであるんだ。まあこのくらい許されるだろう(と勝手に納得している(^^;)。
EGWORD PUREを購入した理由のひとつは、HTML文書書き出し能力を試してみようと思ったこと。だが、これはまたもや期待外れだった(^^;
とにかくソースが汚い!! どうしてこういうやつばっかりなんだろうね、HTML文書作成用のワープロといったら、みんなこういうやつばっかし。いい加減、やになってくる。
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7月30日

ずっと放置してたNorton Utilitiesの登録ハガキを投函し、アップグレードの申込をした。5250円。はっきりいって、あんまり期待していないのだけど、MacOS7.6対応というし、まあそれほど高くもないし。
それにCD-ROMでソフトが提供される、というのは、確かに便利だろうと思う。いちいち緊急用ディスクを作るのもめんどうだし、そもそもシステムをフロッピーに入れるのは、もう無理があるもんね(^^;

以前購入したカードの請求明細が送られてきた。
VirtualPCが20273円。これには関税があとで請求されるかも知れない。
それから604e/233カード +512K二次キャッシュ、それにSpring Cleaningの三点で、138038円。これに、すでに払った関税が4100円だから、合計142138円、ということかな。
カードに関しては、かなり安く買えたと満足している。最近になって、国内でもようやく一部の店に入ってきているけど、それはカードだけで、一番やすい店でも158000円。税込みで165900円ってことになるし、さらに二次キャッシュは二万円程度かかるから、18万から19万円は覚悟しないといけない。
Spring Cleaningも考えにいれると、五万ぐらい安く買えたってことになる (^^)V
それにも通販のもうひとついいところは、国内販売より速く入手できるってことだね。カードもVirtualPCも、まだ国内に輸入版も出回っていないうちから楽しめたし。
注文するたびに、色々とトラブルや遅れはあるけれど、こういうメリットがあるからやめられないんだよね、海外通販は。
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随時続く・・・
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