97年7月のMac日記です。

7月1日7月2日7月7日7月8日7月13日7月14日7月15日7月16日


7月1日

昨日、ようやく待望のVirtualPCが届いた。以下、Peopleの書き込みより転載。

>英語版VPCは、Win3.1あるいはWin95のディスクがセットになって売ら
>れてまして、私が買ったのはWin95のついている方です。もちろんOSR2版
>で、初めに売り出されたものにバグフィックスを加えたものです。

>私は日本語版のWin95ももってましたので、添付してくる英語版95をそれ
>で置き換えて使えばいい、と思ってたんですが、残念ながらそれはそう簡単
>にはいかないみたいです。VirtualPCのインストールディスクの中にWin95
>のイメージファイルがすでに入っていて、カスタムインストールでも、これ
>をインストールするようになってます。しかも、バンドルされたOS以外のも
>のを使用した場合、Connectixではサポートしないとか書かれてます。

そんなわけで、とりあえず通常のインストールで英語版Win95をインス トールしてみた。以下の使用感も、英語版によるもの。

>起動時間は、SoftWindowsとほとんど変わりありません。TurboStartと比較し
>て、の話ですから、これはエミュレータとしては、速いほうだと言えるんじゃ
>ないかな。

>システム添付のソフトに関しては非常に動作が安定していて速い、という印象
>を受けました。ゲームやCDプレイヤー、通信まわりに関しては、以前知り合いが
>購入したPC98ノート(Pentium75MHZ)よりも速いくらいで、私にとっては充分
>な速度です。

で、ウインドウズのソフトとして、DOOM II for Windows95(日本語版)を試して みたのだが・・・。

>DOOM。こいつには失望させられました。日本語版だからかもしれませんが
>動きがとっても悪く、そのあとで試したSoftWindowsとは比べ物にならないほど
>遅いです。ちょっとまだ原因も何もわからないんですけどね。

>それから周辺機器の接続に関しては、これも「PC Preferences」というとても分かり
>やすいウインドウで一覧できます。通常Win画面の下にフロッピーやCDの排出ボタン
>やMacintoshの共有フォルダのアクセスボタンがあるのも便利だと思います。面白かっ
>たのは、右下にHDやフロッピー、CD-ROMのアクセスランプがついていること。

全体的にいって、わりと気に入っている。SoftWindowsより、何となく安定している感じも するし。まあしばらくは色々といじって楽しめるソフトだろう。

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7月2日

引き続き、VPCの話(^^;
VirtualPCでは、SoftWindowsやコンバチカードで作ったハードディスクのイメージを読み込むことができるそうなので、従来使っていたSoftWindows4.0Jのハードディスクを読み込ませてみようと思った。
SoftWindowsで使っていたデータやアプリを使用して、どれだけパフォーマンスが変化しているのか確認したかったし、それに現状では英語版Win95がインストールされているVirtualPCを、どうにか日本語化する方法が見つかりはしないか、試してみたかったのだ。
結果は成功と失敗(笑)。VirtualPCの「PC Preferences」メニューを使って「Dドライブ」としてSoftWinで使っていたディスクを認識させることには成功したが、そこからブートすることはできなかった。
マニュアルを読むと「SoftWindowsのハードディス クにインストールされているWin95には、本来のWin95から欠け ている部分があるので起動ディスクにはつかえない」等という 記述があった。たとえば日本語化に必要なファイルをDドライブ から持ってきて使用するにしても、英語版からでは文字化けして 何がなんだか分からないし、使用許諾契約に触れる恐れもあり そうで、手を出せない。
でも日本語版も、この英語版OSR2も、どっちも正規版であり、 私は正規なユーザなのだから、特に責められるようなことじゃ ないような気もする。そもそもOSR2のモジュールを、簡単に 入手できるようにしてくれないMSが悪いんじゃないのかな。

そんなわけで、困ったときはインターネット(笑)と思い、今は 色々と情報を収集している。シェアウェアやフリーウエアの中 には、日本語入力を英語版で可能にしてくれるソフトがあるらし い。また、IEとNetscapeに限り、日本語のサイトを正しく日本語 で表示させるためのプラグインもあるという。私の目的とは微妙に ずれているが、有用な情報には違いなく、やはり便利だなあ、と サイバースペース(ほとんど死語)にたいし、改めて感謝したのだっ た。
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7月6日

色々と情報は集めたものの、肝心のWin95英語版を日本語版にする方法については、どうしても みつからない。日本語版が正式に売られているんだから、仕方ないことなのかもしれない。
だから今後は英語版の日本語化を追及するのではなく、別のOSを検討する作業に入ろうと思う。
UNIX系を入れるか、NTか、はたまたOS/2もいいかも・・・。すでに私と同様に英語版のVirtualPCを入手したひとが、niftyなどで色々なOSを入れて、その結果をアップしているらしい。こういう話を聞くと、Niftyに入りたい、という気持ちが沸いてくるんだけど、悪魔の誘惑だと思って無視するよう心掛けている(^^;
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7月7日

ボーナスがなかなか出なかったので買えずにいたカードだが、やっと7月中には出そうな感じになってきたので、思いきって注文してしまった。XL8Rの233Mhzカード512Kの二次キャッシュ。これでわが7500も、最上位機種と遜色ない性能に変わるはず。PCIマックにして本当によかった
今日のEvangelistによると、まだOSも出てないというのに、Rhapsody用のソフトが発表されたという。Createというレイアウト・デザイン・ドロー用のソフトで、もともとNeXT/OpenStep用に使われているソフトらしい。今このフリートライアル版がある、というんだけど、WWDC に出席して"Prelude to Rhapsody" をもらったひとじゃないと試すことができない(^^; 一般の人にはあんまり関係ないはなしだなあ。
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7月8日

注文しておいて、今更なんだが、カードの相性が気になってきた。7500シリーズには、色々と不都合があったし、二次キャッシュに至っては、「Apple純正じゃないとだめ」とか「いやApple純正こそだめ」だとか、情報が錯綜していて、みんなけっこう困っていたみたいだから、この話題が持ち上がった時には「もう運の問題かもしれないな」などと他人ごとのように考えていたものだった。
私の7500は、もともと本体を買うときにショップでつけてもらったApple純正の256Kだったから、そういう心配はしなくてすんでいたんだ。けど、200MHZ超のカードとなると、どうも256Kではパフォーマンスに影響するらしいので、それでわざわざカードと一緒に注文したんだよね。これが吉と出るか凶と出るか・・・。
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7月13日

ご存知の通り、AmelioとHuncockが辞任してしまった。そのショックのせいで、数日日記が書けなかった、などとふたりのせいにしたりして(^^;
でもやっぱりびっくりだよね。MacWeekOnlineなどでは、「好意的に評価されている」なんて書かれていたけれど、そうかなあ? そもそもAmelioは「再建屋」として、迎えられたんだよね。それが仕事の途中で解任(色々噂はあるけど、結局解任じゃないかと私は思っているが)されたなんて、やっぱりイメージ悪くなるし、「ああ、やっぱりAppleはだめなのか」って、そういう風に受け止められちゃうんじゃないのかな、たいていのひとにとっては。

さて、最近更新がなかった本当の理由はというと、Cybelian Outpostに注文したカードその他の問い合わせで、色々とメールを出したりなぞしていたからだった。
メール出すぐらいで?なんて思われてしまうかもしれないけど、適当な言葉を英語で探すのって、けっこう大変なんだよね。
そもそも注文を出したときには「InStock」だったはずの製品が、その後調べてみると「品切れ」になっていたりして、「これはいったいどういうことだ」と問い合わせのメールを出したところから始まっている。
注文した時に、「今注文の方には、これこれのソフトが安く買える特典があります」とか書いてあったから「ふーん、じゃついでに頼んでみるかな」と注文したものだったんだけど、よりによってそいつが品切れ(^^;
「じゃいいよ、それはいらないから、他の商品を早く送って」とメールを出した。
その返事は「あなたの注文が確認できんので、問い合わせ番号とフルネームを教えてくれ」と。こっちはすでに、問い合わせのメールの中で、名前と問い合わせ番号を銘記していたんだが(^^;
それならと、今度は注文の時の全情報(カード番号を除く)を記入したメールを出してやった。また「早く出してくれないと、注文そのものをキャンセルするぞ」と、ちょっと強い表現で書いたのだった。
そのメールを出したのが7/12午後10時ころで、「あっちが読むのは土曜になっちゃうだろうな」と思いつつ、月曜までには返事をくれ、と書いておいた。
そうすると、意外なことに日曜には、つまり現地時間で土曜には返事が来ていた。「金曜に出荷した。ご意向にはそえないが、これで満足していただきたい」というような内容。この「ご意向に沿えない」というのがどういう意味なのか、ちょっとつたない英語力のせいでよく分からないのだけど、とにかく金曜に何かを出荷してくれたのは間違いないらしいので、これが届き次第、対応を考えるしかないだろうな。
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7月14日

「英文電子メールの書き方」という本を買った。日経文庫で税別830円。買ってみて初めて分かったんだけど、著者は以前マイクロソフトに勤めていたらしい(^^;
でもこの本は役に立ちそう。もちろん「Internet Mail&Newsはバグがある」なんて話は載っていそうにないけれど、実用的な電子メールの書き方が記されている本となると、今日出向いた書店にはこれしかなかったのだ。
英文の手紙と電子メールとは、そもそも書き方の作法がずいぶん違うんだな、ということが、斜め読みしただけでも理解できる。「I Hope...」なんて紛らわしい用語、私もずいぶん使ってしまっていた(^^;
英語の手紙と電子メールを同じようなものだと思い込み、「実用英文手紙例」とか何とかいった本に頼って今までメールを出していたからなあ。赤面。恥ずかしい。
書くの忘れてたけど、Disinfectantの新しいバージョンをダウンロードした。3.7.1。3.7はバグがあるみたいなので。落としたのはPeopleからなので、ここでアドレスを書くことはできない。
余談だけど、Peopleの「ソフトの森」という会議室のマック担当をしているACCさんは、タイムリーにいいソフトをアップしてくれているので、非常に助かっている。
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7月15日

JavaScriptにもセキュリティ上の問題があるそうだ。私は別に、これを使って訪問者の個人情報を手に入れようなんて考えたりしてないけど、時間を表示するスクリプトなんて、たいして有用性もないし、あんまりカッコよくもなくなってきたので、表紙から外すことにした。
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7月16日

Cybelian Outpostのウェブ・ページには、"Order Tracking"というサービスがあって、注文した商品が今どこにあるのかDHLと提携して探してくれる。
前回VirtualPCを買った時は、これを使って品物の到着情報を調べたんだが、今回注文した商品については、このページが全然更新されていない。つまり品物がいったいどうなっているのか、よく分からないのだ。
先日出したメールの返事によると、品物はもう発送済み、ということだったが、それでもDHLのページで直接調べようと思い、問い合わせ番号を教えてくれ、とメールを出した。
その返事が今日きたので、それでDHLのページを見た。
どうも東京にあるのは間違いないらしい。もう少しかかるのかな。それにしても、すでにPowerComputingが604e/250の機種を8月に発売する、なんて発表してしまったし、最高速でいられるのは、案外短い間だけかも知れない。
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随時続く・・・
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