97年5月のMac日記後半です。

5月17日5月18日5月19日5月22日5月24日5月26日5月27日5月29日5月30日5月31日


5月17日

Exponentialにまつわる悲しい知らせを読んだ。せっかくの高速互換チップが、こんな形で消えていってしまうのは残念でならない。何とかならないもんだろうか。
IE3.01の正規版とやらが出たらしいけど、もう試そうって気にもならないや。
もっともSoftWindowsでつなぐ時のために、Win環境ではいっぺんぐらいは使うかもしれない。いずれにしても、信頼できないから、これを中心に使っていくってことはないと思う。よほどのことがない限り。
それにしてもさあ、もっといっぱいブラウザがあった、かつてのWW環境がなつかしいよ。Netscapeだって、問題は多々あるし、主要なブラウザがふたつしか選べないってのは、やはり不幸なことだと思う。何よりも、どちらもメモリ要求がシビアで、ブラウジングは低速、それに信頼性が欠如しているんだからね。それともこれは、マイナーOS機種を使う宿命のようなものだろうか。IBMがWebBoyのマック版を出してくれないかなあ(笑)
以前「WIRED」に掲載されていたマック型の時計を偶然見つけた。 これは両側をかじられた七色カラーのリンゴ印がつき、「Power Freakin'」と文字が書かれている。秒針の代わりに、5インチタイプのフロッピーディスクが回転する仕組みになっていて、なかなかかわいい。
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5月18日

一昨日InfoMACから落としてきたMaCthugha 1.0 というポストカードウエアがとってもかっこよくて感動した。
そんなに期待してなかったのだよ、CDの音に合わせてサイケデリックな画像をモニタに表示する、と言われてもね。
それが実際にやってみて、びっくりした。かっこよくて、はまるんだよね。素晴らしい。もうAfterDarkはいらないな、と思った。そもそも最近ずうっと使ってないけどね。

今日ちょっとIMの調子が悪くなった。こんなのは初めてなんで戸惑っている。コマンド+スペースでも移動しなくなったりする。ついでにFINDERメニューが白くなって、そこから起動中のアプリを選択する、ということもできなくなった。
色々いじっているうちに解消されたのだけど、こいつは不思議だ。
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5月19日

「日経MAC」から、何度目かのDMが来た。日経系列として数えると、もう十数回は届いていると思う。よくもまあ、これだけ長いこと、と感心した。
それだけなら、ここにこうして書くほどのこともないんだけど、DMの中に、他社のMac雑誌との比較を表にしたものが掲載されていて、笑ってしまった。
別に日経MACには、何の恨みもないけれど、この比較表には自らを専門誌とみなす自負がうかがわれ、ちょっと鼻白んでしまった。まあいずれにしても、ビジネスのためのマック雑誌というのなら、私とはあんまり接点のない雑誌だろうなあ。
Evangelistの情報で、Color It!3.2を只でくれるというページがあると聞き、さっそくブラウズしてみたんだけど、当選はたったの一本(^^;
そのうえ、日本からの応募が有効なのかどうだか分からなかったんで、けっきょく参加はしなかった。でも5/30まで応募できるそうだから、運試しをしたいひとは、やってみたらどうだろうね。
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5月22日

仕事が忙しくて、なかなか日記を書いている暇がなかった。書く話題がなかったというのもあるけど。
でも明日は給料日だから、やっとマックネタになるような買い物ができる・・・はずだったんだけど、どうも無理のようだ。今回は欲しいビデオが一杯あるんで、とてもそっちに回せる余裕がないのだった。

クラリスワークスの4.0v3のアップデータの配布が始まったというので、クラリスのホームページ(この言い回しは、ちょっと紛らわしいな(^^;)へ行ってみたんだけど、anonimousFTPは拒否されてしまった。うーん。そういうものなのかな。でも初めてだ、こういうアップデータで、こういう仕打ちをされたのは。

昨日のEvangelistでは、8500を使ってPAL方式のビデオテープをNTSC(だっけ)方式に変換する方法について書かれていて、ふむふむと納得したりしていたのだが、考えてみれば、他の方式のビデオが二台あれば簡単にできることじゃないのかなあ。
それから、もうひとつEvangelistで目についたのは、雑誌「MacLife」を読んだ外国人が、カラクラの改造について書かれた英語の文書はないのか、と探している、という話。performa575のボードを入れた改造は、わりと有名になっているけど、日本独自でやってるものだなんて知らなかった。日本人の技術もたいしたもんだねえ。
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5月24日

毎月買っている雑誌「電脳市場」と「インターネットマニア」を買った。「マニア」はリニューアルで隔月刊、定価はほぼ倍の1450円になっていて、店頭で少し悩んだ。連載の「奥様インターネット講座」がなくなっていたら、たぶん買わなかったと思う。
この記事以外には、それほど有用な情報はないので、次号をどうするかは、また微妙なところだ。
「電脳市場」には、先月マック雑誌の広告で見つけて、食指をそそられていたPB520の液晶モニタ入れ換えの話が載っていた。520から520cという安上がりなアップグレードで、色数も256色しか出ないけど、それでも値段が8万弱(^^; 悩みの種になる価格設定だ。
PowerBookのアップグレードに関しては、色々と選択肢がある。自分で勝手に「選択肢」と呼んでいるわけだが・・・(^^;

1.PowerBook2400を買う
2.PowerBook1400c/133を買う
3.手持ちのPowerBook520をアップグレードして使う

1.は一番心引かれる選択だ。ただ今買うとなると、他に買いたいものはみなあきらめないとならないし、初期ロットの不具合は、Appleの製品じゃ当然何かがあるに決まってる。もっともIBM製だから、大丈夫だという話もあるけど。
あと、拡張性があんまりない、というのも気になっている。メモリ増設なども、ショップでやってもらう前提になってる。
だが、そうした気になる点を補うにあまりあるほど、魅力ある機種であることは確かだ。速いし、32000色出るし、軽いしね。人気がすごいから、値段が下がるのを待ってもあまり意味がないかも知れない。

2.は2400と同程度の値付けをしている1400シリーズの最高機種だ。40万円前後という価格設定は、もちろん当初よりずいぶん落ちてきているが、2400と3400の登場で、さらに下落することが期待される。
一番の長所はそこそこのスピードが期待できて、CD-ROMもついてくるところ。3400は問題外としても、2400には、CD-ROMはつかないから、それをあわせて考えると、こっちの方が安上がりかも知れない。167Mhzまでのアップグレードキットもでているようだし、それを真剣に考えさせるほど、内部のメンテナンスが容易だ。こういう部分が、長く使うことを考えるとけっこう大切なことに思えてくる。
ただ、2400にくらべお買い得なところがあるといっても、しょせん40万近くで推移するに決まっているから、これも他に買いたいものをあきらめなくちゃならない(^^; それに筐体の形が、5300ほどではないにせよ、やはりあんまり好きになれない。

3.の選択は、一番安上がりな方法。液晶入れ換えで8万円、PPCアップグレードしても8万ぐらいで、あわせて16万円で5300シリーズ程度の性能が出る。
とはいえ、ボードの性能自体がボトルネックになってるらしく、PPC化しても、本来のスピードは得られない、という話もある。
でも520の筐体、好きなんだよね(^^; それに、シェアウエアなどをBBSにアップする時、動作環境を68kで試すとしたら、もう520を使うしかないし・・・。
そういうことを色々考えていると、いつまでたっても解答が浮かんでこない。まあそういう風に悩むこと自体が楽しいんだけども。

5/18に書いたMaCthughaのことだけど、昨日チャットしていたら、相手が使っていてフリーズした、と聞いた。Performa5220らしいけど、・・・うーん、そういうこともあるだろうなあ。妻の使用環境でも、時々画像の変化が完全に止まってしまうことがある、ということだし。
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5月26日

久しぶりに秋葉原に行って、SoftPEG Playerを買ってきた。ソフマップで3400円ぐらい。
早速家に帰って、MoviePlayerと比較してみた。

SoftPEG Playerの長所
・画像がきれい。
・大きな画面でも音飛びがない。
確かに二倍のサイズにしても、わりあいときれいだったし、MPEG Extentionを使ったMoviePlayerでの再生の時のように、音がとんだりすることはない。さすがに大きいサイズだと画像の動きがちょっとぎこちなくなる時もあるけれど、まあ許容範囲。

SoftPEG Playerの短所
・再生画面のサイズが二種類しかない。
・音が小さい。
画面は標準の二倍の二種類しか選べない。それから本体の音を最大にしていても、それほど大きい音で再生されない。これは困りもの。

もっとも通常のビデオCDのメニュー画面はMoviePlayerで選択したりすることはできないので、その点、細かいムービーがたくさんあるようなタイプのVCDを再生する場合、こっちの方がいいだろう。まあ仕様に応じて使い分けていればいいことだろうな。
値段の割には、悪い買い物ではないと思っている。

その秋葉原での出来事。最近よくフリーマーケットをやってることがあって、たまたま今日もその日に当たっていた。で、ちょっとのぞいてみたんだけど、Macをたくさん並べているやつがいて、それもクアドラ700とかデュオの230c(だったかな?)といった、ちょい古めの機種が安価で並んでいた。
中には私にとっての掘り出し物もあり、604e/225のPPCアップグレードカード(10万)とか、PowerBook用のSCSI仕様の810MBHD(4万)などに、かすかに心が動いたのだが、炎天下に箱入りの品物を無造作に並べてあるところからして、品質面であとで後悔するやも、と判断して、出かかっていた万札を財布に戻した。
でも正直言うと、今でもちょっと心引かれていたりする(^^;

家にかえってくると、リンククラブの会報とともに、見慣れぬ海外からの封筒。開けてみると、・・・もうずいぶん前にウエブで申し込んでいた無料CD-ROM「MacAdovocate」だった。
色々なものがいっぱい入っていて、かなり楽しめそうだ。もっとも中の製品データシートなどは1400が最新の製品になっていて、9600シリーズが登場する前に作成されたCD-ROMのようだ。日本からの注文ということで、こんなに時間がかかってしまったんだろうかね。
でも私としては、ガイ・カワサキの声が初めて聞ける映像を見ることができただけでもいいや。「1984」も入っているし。もうあきらめるよりも何も、忘れていただけに、ちょっと得した気分だ (^^)V
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5月27日

昨日の書き込みの後、infoMACでVCD Playerという10ドルのシェアウエアを見つけた。早まったかな、と思いつつもダウンロードして、昨日と同じ音楽VCDを試してみた。
一長一短とはよくできた言葉で、この状況にぴったりと当てはまる気がする。このVCD Playerは、デフオルトでフルスクリーンの再生をしてくれるのだ。画像の飛びや荒れも、それに応じて大きいものになってしまうが、それでもMoviePlayerよりはいい感じだし、何よりフルスクリーンにして、メニューバーまで全部消してしまえるのは、どうもこいつだけみたい。迫力あるんだよね、けっこう。
もっとも操作性にかんしてはMoviePlayerとたいして変わらない。いや、それ以下かも知れない。もっとも10ドルという値段だしねえ・・・
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5月29日

UserGroupのCD-ROMと、e.Typistアップグレードのお知らせが届いた。UserGroupの方は、7.6.1が入っている他は、それほど目新しいものはなく、ややいつもに比べてトーンダウンしている感じがした。
e.Typistのアップグレードは、9800円で、店頭でもアップグレード版が買えるよ、というお知らせで、すでに雑誌広告などで知っていたから、こちらもたいした情報にはならなかった。
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5月30日

MacInTouchから有用なページを見つけた。MacOS Compatible PCI Product Directoryがそれで、マックで使えるPCIカードの一覧が載っている。
そろそろ、せっかく数台あるマックとPCをイーサネットでつないでみようか、などと考えていて、その際Performa6410はPCIスロットを使おうと思っていたから、ちょうどタイムリーな情報になった。
それにしても、最近Performaのマニュアルは、以前よりずっと親切になっているのに改めて気づかされた。
575など、本体を開けて使うことを想定していなかったのか、PDSスロットにカードを入れる方法が記してある程度だった。
それにひきかえ6410のマニュアルだと、本体を開けて、色々なものをいれる方法について、かなりこまかく記してある。もちろん、自分でそうした作業を行った場合、それが原因でおこった故障に関しては保証されない、と銘記してあるが、以前のPerformaだと、この注意書きが、もっと警告のような強いトーンで書かれていたような気もする。
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5月31日

昨日見つけたPCIカード関連のページだけど、こんなのもあった。こっちの方がちょっとだけ分かりやすいような気がした。
で、その中にあったMac対応MPEG-2PCIカード!! つまり、DVDってことだよね。こりゃすごいや、というわけで3DO MPEGXpress 4220にジャンプしてみた。
このカード、他のPCIカードに比べてシステム要件が緩やかな感じで、好感が持てる。

・PowerPC 601 or later
・1 Full-size PCI slot
・16 MB RAM minimum
・System 7.5.3 or later
・QuickTime 2.5 or later
・2 MB Disk Space required for software
・ Macintosh RGB display
・ NTSC/PAL display

日本にもディーラーがあるらしいので、国内でも購入できそうだ。ただ、値段がどこにも書いてないものだから、・・・多分高いんじゃないかなあ(^^;
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随時続く・・・
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