97年5月前半のMac日記です。

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5月1日

今日MacOS7.6Jが配布開始だというのでAppleジャパンからftpしようとしたのだけど、ものすごく混んでいてダウンロードできなかった。明日以降再度試してみよう。
Shockwaveで相撲ゲームをつくっているページがあった。これが、何というか、わけのわからないゲームになっていて、笑ってしまった。
相撲というよりはフェンシングのような内容。勘違いか、それともわざとそうしているのか。
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5月3日

今日の午前4時ごろに再度ftpして、MacOS7.6.1のダウンロードに成功した。
仕事のせいで夜更かししたあげく、こんな時間のftpとあいなったのだが、さすがにこの時間になるとずいぶん快適にアクセスできた。やはり朝型に生活を変えたほうがいいんだろうか。
7.6.1というとエラータイプ11がなくなったとかいうが、今のところ該当エラーを引き起こすような事象に出くわしていないため、検証はできない。わざわざ落とすのも、ばかばかしいと同時に怖いし。
Evangelistからの情報で、キーボードショートカットの組み合わせをリストアップしているページがあったのでいってみた。
知らないのもけっこうあったし、他にもたとえばイースターエッグで「世界地図」の地名に「Middle」と タイプして検索すると、面白い場所を指定してくる、とかいった情報も載っていた。まあどうでもいいことだけど
どうでもいいといえば、chezMac!にあったゲームLobster 1.5 は、本当にしょうもないソフトだったなあ。
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5月5日

Evangelistの情報によると、バットマンの新作「バットマン&ロビン」には、eMate300や20周年記念マックが登場するらしい。いったいどんな風に使われるんだろう。
MacWeek等あちこちで掲載されているが、アメリオはOT開発中止の見直しをしているらしい。これはうれしいことだけど、先日書いたトラフィックの問題も考えると、ちょっと何とも言えないなあ。
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5月7日

しばらく更新が止まってしまったのは、PeopleというBBSに、いよいよこのページのミラー掲載ができるようになったため、その下準備やら何やらで時間に追われていたせいだった。
もうひとつの理由は、最近仲間内で話題になっている、マックを中傷するページにたいして、ちょっとコメントを書こうと考えていて、その推敲に時間をとられていたからだった。
結局うまくまとまらなかったので、このページへの掲載は当分見合わせることにした。
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5月8日

今日はニュースが一杯ある。
MacInTouchのホームページ(MacTheKnife)には、新型StyleWriterの写真が掲載されていた。これもまた、QuickTake200同様、どっかで見たあのプリンタとそっくりの形(^^;
Webintoshの7日づけのニュースからは、NetscapeCommunicatorの新しいベータ版について、NTと95用しか出ていない、という情報。それからNUMの3.5が発表されたという話。ベータ版でネット上に配付されていた例のCrashGuardとより高速化されたSpeedDiskが売り、とのことだ。そういえばCrashGuardもいつの間にか外していたなあ・・・最初はずいぶん重宝したんだけど(^^;
それから、AppleがCNNのレポーターにNewtonMessagePad2000を使ってもらうべく、CNNと協議しているらしい、という話。
もうひとつはPaperPortという、小型スキャナが、カラー版を出しそうだという話。出た当初から、これがカラーなら、欲しいなあ、なんて思ってたんだが、もうOneScannerを買ってしまったからなあ(^^;

続いて別の筋からの情報。Troubleshooting Mac OS 7.6.1というページを見つけた。長いので、プリントアウトして読んでみようと思っている。

MacWorldでは6月号の記事としてThe Mac Wins The Raceなんて記事を掲載している。これはMMXやPentiumPROと比べて、PPCが優位であることを証明するペンチマークテストの結果なんだけど、すでに昨日だったか、PentiumIIが発売されてるしねえ(^^; もっともそのPentiumIIにしても、バグ騒ぎがあって、今後どうなるのか分からないけれど。

MacCPU upgradesでは、プロセッサカードの安売りをしていて、NewerTECHのMAXpowr 400MHz MPが $1799だそうだ。安い、と思ったけど、よくよく考えると、今の円安傾向と、輸送にかかるコストを考えると、国内価格とそう変わらないだろう。
ただ、このページには、地上最速のマックを持っている、と称する人物の話が載っていて、それがちょっと面白かった。
ベンチマーク表の画像データがあって、それによるとPPC604e/240MHZ、バススピード60MHZで動いているそうだよ。うーん、確かにページを作って他人に見せ、得意がりたい気持ちは分かるけど、こんなのすぐに追い抜かれてしまうのにね。
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5月9日

以前からAdobeのホームページにPhotoshopのテクニックを記したPdfファイルがあることは知っていたんだけど、持っているAcrobatReaderが2.1だったせいで、落としてきてもうまく読むことができなかった。いくつかの雑誌付録CD-ROMには、3.0のペータ版が収録されていたけど、どうせならと思って大本のAdobeからダウンロードした。
3.0Jの正規版は、8MBもあって少し時間がかかったけど、そのかいあって、件のPdfファイルも読めるようになった。
久しぶりにhotlineであちこちのマック関連サーバをのぞいた。「kwau」という名前で入っているんで、以前のように「日本人か?」と聞かれることはなくなったけど、今日は「スウェーデンからつないでるの?」と聞かれてしまった。あっちにはこういう名前があるんだろうか。
今回はゲームを数点落としてきた。でもここにあるファイルは、どれも作者や使用環境がよく分からないものばかりなので、困ってしまうんだよね。またウィルスチェックはまめにやってるけど、どっかに転載することもできないし、シェアウエアかフリーウエアかも分からない(^^;
落としたのはwansa-kun [Japanese Game]と、Snake Byteというもの。前者はたまごっちみたいな飼育ソフトらしい。いとうじゅんという作者の名前があるだけで、後は不明(^^; 後者はフランス人の作ったフリーウエアで、障害物を避けながら蛇を動かしていくソフト。フリーウエアとしてはよくできてる方だと思う。
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5月10日

今日ようやく気づいたんだけど、MacOS7.6.1にしてから、メモリの解放ができない、というバグがかなり解消されているみたいだ。
つまり、以前7.6を使っていたころまでは、NetscapeやらPhotoshopなどの大きいソフトをつかった後、そのソフトを終了させても、メモリの占有が続いていて、起動したり終了したりを繰り返しているうちに、システムメモリまで足りなくなってしまう、といった症状があったのだ。
どうもこの症状が、最近はなくなっている。初めて7.6.1をありがたいと思ったなあ。
もちろん、一方で新たなトラブルも発生している。5/8に書いたページにもあったんだけど、RAMディスクのせいで、シャットアウトができなくなる、という現象が昨日初めて起こった。確かにRAMディスクを削除すれば、このトラブルは防げるんだけど、それじゃせっかくAppleScriptを使ってバッチ処理をしているのに、意味がなくなってしまう。
あれっ、そういえば、これって68Kマックにしか起こらないはずのトラブルだったんだけどなあ。うーむ。
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5月14日

IEの新たなバグペンティアムIIの欠陥など、Wintelの世界では色々とあるみたいだけど、大変だなあと思う反面、これで少しはシェアが減るといいのに、などと思ってしまう。
どんな技術でも、寡占が続くのは好ましくない、と思うからだ。実際、Pentiumの値段の付け方など、互換CPUが現れるととたんに値下げする、あの方法は、あんまり好きじゃないし、Explorerが無料だっていうのも、ちょっと警戒心を抱かせるものがある。
つまり、Explorerはシェアを取るために、無料という形式を取っているわけでしょ。そのこと自体は仕方のないことかも知れないのだけれど、そのせいで、Explorerの欠陥が、ネットの世界に蔓延し、それが当たり前のことになってしまうかも知れない。そういう危惧が私にはあるのだ。
要するに、ソフトのセキュリティを向上させるよりは、セキュリティのいらない環境をということだね。
何度もここに書いてきたことで、くどくなってしまうのを承知でいうと、例のActiveX絡みのセキュリティホールについて、MSは、プラウザの欠陥を修正するよりも、危険なサイトを撲滅させる、というアプローチを取ろうとしているみたいだ。
これは、例の「認証制度」によって、ダウンロードしてくるファイルの安全をサイト側で保証させる、というアプローチ、それから日本法人が主要なサイトに、危険なコンテンツがないか調べるよう依頼したことなどから伺える。
ただ、人間というのは悪意のあるやつはとことん悪意があるものだから(それは一部で話題になっている、醜悪なマッキントッシュ中傷のホームページでも見ればよく分かる)、そういう輩が来訪者のハードディスクを消去するような仕掛けを自分のページに作るのを、完全に防止することはできないと思う。
そこでどうすればいいかというと、結局検閲なり監視機関を設ける、ということになってしまいそうな気がするのだ。
もちろん通信品位法の制定にたいしては、かつてMSも断固反対の立場を取り、言論の自由を守ろうという姿勢を見せてはいた。でも自分たちの商品が受け入れられるかどうかがそれにかかっている、なんてことになったら、当然私企業なんだから、利益優先の路線を取るだろう。でもそれは、インターネットの伝統を根底から覆すことになりかねない。

PiPPiNをバンダイがやめてしまう、というニュースが一部日経系でニュースとして流れた。誤報だったらしいことが、Macお宝鑑定団のページなどに書かれていたけれど、いずれにしても、PiPPiNにかんしてはあまり見通しが明るくないみたいだ。
が、Evangelistの情報では、ちょっとだけ明るい情報も掲載されていた。
この春、ヨーロッパでPiPPiNがKatz Media Player 2000 (KMP 2000)という名前で発売されるという。8倍速CD-ROMドライブだそうな。
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5月16日

またまたEvangelistからの情報(^^;
Macromedia Extreme 3D のマニュアルの3ページには、システム要件として、こんな記述があるそうだよ。
For Macintosh:
68040 (or later) processor. (Power Macintosh is recommended for
professional production work.)

For Windows:
486 processor or higher. (Power Macintosh is recommended for professional
production work.)
多分誤植だと思うけど・・・もしかして、わざとかな(^^;
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随時続く・・・
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