97年4月のMac日記です。

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4月3日

色々あって、なかなか更新ができなかった。書くほどのことも最近はあまりないし。
4月1日のエイプリルフールねたで、あちこちで騒いでいたみたいだけど、実際にインターネット上で見つけることのできたのはThe online MacinStuff Timesの記事だけだった。
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4月5日

今日、突然PageMillの2.0Jが届いた。すっかり忘れてたんだけど、以前1.0Jを買った時に無償アップグレードとかいう話があったのかも知れない。期待していたとしたら、もう数カ月前のことになるのだからずいぶん腹が立ったかもしれないけど、全然覚えていなかったせいで、うれしい誤算になった。
そもそもこの日記をフレーム対応にしたのは、Pagemill2.0のベータ版の使用期限がなくなる前に、あらゆる機能を試してやろうと思ったのがきっかけだったから、正規版がこうして手に入ったことで、今後いっそうページの更新に力が入る・・・といいんだけどね(^^;

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4月6日

Norton Utilitiesの7.5.5や7.6に対応するためのアップデータが出ていると聞き、早速シマンテックのサイトにつなごうとしたんだが、ものすごいBUSYでつながんない(^^;
仕方なく、ftpのアドレスを直接打ち込んでつないで取ってきた。ただ、これってDiskDoctorだけのパッチだったんだね。それも、重大なものではなかった。シマンテックにしては珍しくいい対応をしたなあ、と感心しかけたのだけど、やはりそんなものかね。
以前7.5.2で重大なエラーが起こる、と分かった時、シマンテックときたら本体保証書のコピーを要求したんだよね。しかも、それでやっと送ってくれたアップデータときたら、7.5.2に対応していないソフトがあった場合、動作保証しない、というかなり危ないものだった。
またDiskLIghtなど常駐型のアプリに関する危ない話も耳に入ってきたものだから、この際と思い、普段は外しておくことにしている。それ以来、緊急の時以外ノートン先生にはお世話になっていない。ハードディスクの断片化にしても、時々解消すればいいわけだし。

マックな人にはあんまり関係のない話だけど、最近マイクロソフトのインターネットエクスプローラが問題になっている。ActiveXを利用すると、ブラウザを使用している当人には気づかれないままにその人のハードディスクをいじることが可能だというのだ。しかも素早く対応したはずのマイクロソフトの出しているパッチも、問題の根本的な解決にはなっていないという。あんまり危ない話だから、表紙にもメッセージを入れておいた。また、この問題にかんする情報は中村正三郎さんのホットコーナーが詳しいので、そちらをご覧になるといいと思う。

リンクのページでも紹介しているBANANAさんのホームページが、しばらく見ていないうちにずいぶん充実したものになっていた。最近はやりの、CGIをつかった伝言板コーナーまである。ここのところ、とんとBBSではお見掛けしていないと思っていたら、これだけ手の込んだホームページを作っていたんだもの、そりゃBBSにまでアクセスするひまはないよなあ。
氏は希望者にbannerの作成をしてくれるそうだから、ホームページをきれいに作ってみたい人は、行ってみるといいんじゃないかな。
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4月7日

MacAddictのコラムで読んだんだけど、Performa6400のコードネームはHacksaw、つまり「弓ノコ」だったそうだ。
もともと、小さいタワー型を作ろうと考え、Performa5300という機種のロジックボードを弓ノコで切るみたいにして小さくしよう、と思い立ったのがきっかけみたい。なぜサブウーハーがつくことになったのかについても、ちょっと触れている。冗談みたいな話だけど(^^;

94年ごろから参加しているPeopleというBBSに、とうとうこのマック日記のミラーができそうだ (^^)V そんなだいそれたことを、とも思うんだけど、まあめったにないことだから、やってみるのもいいだろう。
もっともミラーっていっても、諸般の事情により(笑)、ダイジェスト版になりそうだけどね。

その関係で以前のログを引っ張り出して読んでみた。私の場合、パソコン通信のログは、自分の書き込みやそれに関連した部分のものは全部保存してあるんだけど、読み返すと半端な知識で生意気なことをほざいている自分に再開し、赤面する。
私も何回か論争めいたことも経験してきたんだが、こんなやつ(つまり、私ね)にふざけた書き込みをされたら、怒るやつがいても無理はないのかもね。反省。
ただ、今でも納得できないものもある。初心者にたいする思いやりも何にもないような、ただ自分の知識だけをひけらかすだけの書き込み。
自分は決してこういう風にはならないぞ、とまた自戒する。
言っておくけど、こういった事件はPeopleでは一度も起きたことがないからね、誤解のないように。

話題を変えよう。昨日届いたPageMillの2.0のことだけど、これってやっぱり、何か使いづらいところがあるね。
何といえばいいのかな、つまりPagemill2.0を使うとページのソースが「汚く」なるような気がするんだよね。
最初っからこのソフトだけを使って、これだけですべて作ってしまうんなら、ソースに何が書かれていようが全然気にならないのかも知れないけど、私の場合、ずっとソースを直接書いているもんだから、そういうのがとっても気になる。
それにPageMillで以前あったページを編集して、保存すると、自分ではするつもりもなかった位置に、勝手にタグが作られていたりする。冒頭に「PageMillで作ったページですよ」と言わんばかりに文字が書かれてしまうのも、ちょっといやだな。
もっとも、身近なところで言うと、私の妻でさえこのPagemillでページを作っているし、そもそもこのソフトがなかったら、自分では決してホームページなんか作らなかっただろう、とまでおっしゃる(^^;
うーん、やっぱりいいソフトなのかなあ。
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4月8日

今日発売の雑誌「MacWorld」を買った。どうでもいいけど、最近この雑誌はあんまり売れてないのかな。見つけるのに、三軒も書店を回ってしまった。確かに一時期、とっても内容が薄かったころもあったけど、海外の記者のコラムがある程度まとまって読める、いい雑誌だとは思うんだけどね。
ともあれ、その中の記事から。まずMacEXPOでも出店していたPowertoolsという会社の激安互換機に関する話題がちょっと載っていた。この互換機については"以前この日記でも触れているけれど、この会社がMacOSのライセンスを取得したのは、どうもほとんど何かのミスだったみたいだ。もし資格審査がきちんと行われていたら、とても取得は無理だっただろう、というような内容だ。詳しくは本誌を読んでもらった方がいいけど、今になってこういうことが分かっても、あるいはEXPOですでに購入予約をしていたひともいただろうにね。
もうひとつは、以前ここでも触れたかもしれないけど、Tanzaniaのロジックボードをつかった初のポータブル互換機imediaEngineについて。
アメリオはPowerBookのライセンスは出さない、と明言したのにもかかわらずこの互換機が出たことに関しては、色々と憶測する向きもあったのだが、「MacWorld」の記事によると、どうもこれは古の名機Portableに近い外観で、重さも5.4kg。とてもPowerBookの互換機とは言えないような仕様になっているみたいだ。
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4月9日

HotLineでMacLineにつなぎ、Bill Gates Killer_1.0b、ifihad、G3 Chip WhitePaperをダウンロード。二番目のは何かごちゃごちゃいってるサウンドファイルで、三番目のは新型PPCチップの技術情報を記したPdfファイルだった。
Bill Gates Killer_1.0bはちょっとおもしろいジョークゲームだったんだけど、肖像権に触れるうえ、誰が作ったのか分からないのでBBS等で配付することもできそうにない(^^;
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4月10日

マックがトラブル。起動するとすぐフリーズするという訳の分からない症状に見舞われた。7.6を入れてから、最近頻繁にこれが起こる。
始めはNetscapeや通信ソフトの起動のたびに起きるもんだから、てっきり通信周りのせいだと思っていた。ネスケの場合、こういう症状は以前からしょっちゅうだったし、通信ソフトにいたっては、もうサポートBBSも閉鎖されてしまったほど、マイナーなソフトだからね(^^;
でもこれが目立つようになってきたのは、あきらかに7.6を入れてからのことだ。全く困ったもんだよ、Appleは。ただでさえ悪い噂がたえないのに、肝心かなめの基本OSソフトで評判落としてちゃしょうがない。
とにかくこのフリーズを何とかしようと何度も再起動を繰り返したが、もう強制終了キーもきかないぐらい重症だった。仕方なく本体電源を落とし(これは何度体験しても緊張するよね)、CD-ROMから起動して、DiskFirstAidを走らせた。
案の定、ハードディスクが壊れていた(ボリューム・ビットマップとマスター・ディレクトリ・ブロック)。すぐに修復すると、念のためにと禁断のシステムファイル入れ換えを行った。
それで起動した結果、ご覧になっている文章をエディタで打てるほどに回復した、というわけ。もっとももう1回起動しなおした場合、どうなるのかこわくて、まだ終了させられないでいるが・・・(^^;
それから、とっても不思議なことが起こった。内蔵HDは本来1ギガのところ、ファイルの膨張で残り50MBぐらいになっていた。それがディスク修復後、いったいどういう訳だか、165MBにまで空き容量が増えていたのだ。ざっとみたところ、削除されたファイルもないようだ。これもずっとハードディスクがいかれていたからなのかな。まあ思わぬ誤算でうれしいといえばうれしいのだが、何だが不気味だ。
こんな変なことばかり続くようでは、7.6を7.5.5に戻したくもなってくるなあ。
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4月11日

ようやくSoftWIndows95の4.0が届いたのだが、さっそくインストールしたところ、どうもうまく使えない。Win95のアプリの入ったCD-ROMを入れても認識されないし、固まってしまうしで、散々な目にあっている。
最近こういうことばっかりだから、もう本当にうんざりしてしまった。いずれSoftWin3.0からインストールをやり直して、きれいな状態で再度試してみようと思う。当面は緊急に必要なWinアプリもないし、もういいや。
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4月13日

疲れた(^^;
今日半日ぐらいかけて、SoftWindowsの設定のやり直しをしたのだ。五、六時間はかかったな。もう、へとへとだよ、まったく。
そもそも手元にあるSoftWindows4.0Jが、「アップグレードディスク」であるため、3.0のインストールとその中に入れるW95本体のインストールからはじめなくちゃならなかった。それだけでも時間がかかるのに、追加モジュールとして4.0をインストールした後に付属の「PC Extras」フォルダに入っているInternet Explorerをインストールしようとして、ずいぶん手間取ってしまった。
4.0J上で起動したWin95から、4.0アップグレードディスクCD-ROMが認識されないのがなぜだか分からず、もしかしてハイブリッドCD-ROMが読めなくなってるんでは、といらいらしたりあせったり・・・結局、どうもこのCD-ROMは、ハイブリッドじゃないみたいだ、と気づくまでにも、分かりにくいマニュアルを何度も読み返すことになった。もっとわかりやすい所に明記してくれればいいのになあ、まったくひどいマニュアルだよ。
それから先はすんなりいった。IE3.01をインストールして、マック同様簡単にインターネット接続もできたし。
言い訳めくが、IEなぞをインストールしたのは、ネスケの試用版をダウンロードするためだからね。こんなセキュリティの怖いソフトは、おちおち使っていられないもの。で、そうした接続の間にも、ActiveXの認証ってやつを体験したけど、この立派そうにみえる認証の証明書も、結局信頼にたるものじゃないみたいだね。こういう話が長くなると、ますますマック日記らしくなくなってしまうけど、最近読んだ記事ではこのデジタル認証制度のことを無監督制度(オーナーシステム)と呼び、「オーナーというだけに高貴な制度かもしれないが、危険だ」とか何とか評していたっけ。
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4月15日

昨日から風邪でダウン(^^;
ついでに機械の方も調子がすこぶる悪い。起動と同時にフリーズ。電源をオフして再起動するも、画面に横縞の線が現れて上から下へと流れている。 何が当たっているのやら。もう一ぺん、電源オフによる起動でとにかく立ち上げて、機能拡張をMacOSだけの標準にして再起動をかけた状態が今
と、ここまで書いた状態で、またフリーズしてしまった。電源オフで立ち上げ直し、CD-ROMを起動ディスクにしてDiskFirstAidをかけてみたけれど、ディスクに異常はない、との診断。
うーん、何が悪いんだろう。もうボードの限界かなあ。
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4月16日

SoftWindowsがまた言うことを聞かなくなった。HDエクスパンダでHDを拡張したとたん、起動できなくなってしまった(^^;
そもそもNetscapeのCommunicatorを使おうと思い、ダウンロードしたのはいいが、ハードディスクの容量が足りず、インストールできない、というメッセージが出たころから、いやな予感はちょっとあったな。
起動しようにも、こんなメッセージが出るだけだ。
実行できません。
SoftWindows95はイリーガルインストラクションをフェッチしました。
            CS:5608 IP:9fd6:00 00 00 00 00
で、サポートに電話してきいたところ、システムが新しくなった時には、初めのうち少し不安定になる場合がある、とのことで、
1初期設定ファイルを全部削除してみる
2機能拡張をはずしてみる
とのアドバイスをもらった。
特に2にかんしては、最悪の場合、object support Libなる機能拡張以外、 全部はずして起動してみてほしい、という。
何か怖くなってきたけど、とにかくこれでやってみようか。
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4月17日

昨日サポートに聞いた通りにやってみたところ、何にも改善されないことが判明した。
で、もういっぺん電話したんだが、そうすると今度はもう一度別のSoftWindows4.0をインストールして、そっちから開けてみてくれ、という。
だが、とてもそんな容量の余裕はないので、やはり最初の予定通り、外付けハードディスクなりを接続して、それをWin専用にしてみようと思う。だから今度の給料日までは、この続きは延期、ということだ。
もっとも昨日の電話の時も、サポートのひとは自信あり気に受け答えしていたから、そこから考えるに、今日もらったアドバイスもそれほど有効じゃないんじゃないかな。まあ決めつけちゃいけないけどね。
でも、マニュアルに書いてあるとおりのこと(ハードディスクの拡張)をやっただけでこんなに不安定になるんじゃ、とてもビジネス用途には向かないんじゃないのかねえ。インターネットのホームページにしたって、最近全然更新されてないし。
ついでに昨日サポートに教えてもらった情報も書いておこうか。SoftWindowsで最初に設定するハードディスクの容量だけど、500MB以上の大きさにすると、やはり動作が不安定になるそうだよ。まったく(^^; 
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4月18日

タイトルページの色は自分でも気に入っていたんだけれど、よくよくみるとあの有名なOSのデスクトップの初期設定の色にそっくりだということが分かり、買えることにした。
全然気づかなかったなあ(^^;

今月のマック関連雑誌は、どれもこれもOpenDocやOpenTransportの開発が中止されたことに関するフォロー記事で満載だ。
いわく、「完成」されたからバージョンアップの必要もなくなったのだ、とか
開発中止ったって、Appleのサポートがなくなるわけじゃないよ(機能拡張のLaser Writerを見よ)とか。
でもさあ、そういうフォローって、本来Appleがすべきことなんじゃないのか。
何か不安を自分であおっておいて、しりぬぐいを関連雑誌にやらせている、そんな印象がどうもぬぐえないのだけれど。
めずらしくAppleにたいして私は今怒っているよ。ハードやソフトの不安定なんかより、ずっとずっと大切なことじゃないかと思うんだけどね。
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随時続く・・・


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