漂着マメを育てよう。
 
漂着マメのふるさとは熱帯や亜熱帯地域がほとんどです。
寒さには弱いので、日本では暖かい時期に植える必要があります。
夏場の海岸で炎天下にさらされたマメなどは発芽の能力を失っているかもしれません。
植えるマメは冬場などに採集した、漂着したてのマメを選んだ方がよいと思います。
 
今年は25個の漂着マメを植えました。
植えた豆は以下の通りです。
 
#001モダマ(Entada rheediiタイプ)
#002モダマ(Entada koshunensisタイプ)
#003ヂオクレア(つるつる)
#004ヂオクレア(カサカサ)
#006ワニグチモダマ(まだら模様)
#007ワニグチモダマ(まだら模様)
#008ワニグチモダマ(無地)
#009ワニグチモダマ(無地)
#014イルカンダ(奄美大島産)
#022デイゴ
#023デイゴ
 
漂着マメは長期間の漂流に耐えるため、とても丈夫な皮をもっています。
数年水につけてもびくともしないもの、車で踏まれてもつぶれないものもあります。。
このため、まず皮を削る必要があります。
ヤスリで2カ所ほど削り、中身の白い部分を少しだけ露出させます。
一度傷がつくと、そこから水がしみ込み、マメは数倍の大きさにふくらみます。
 
2008年の春に奄美大島から宮崎県の山奥に引っ越しました。
ずいぶん寒いところですがマメは発芽するのでしょうか??
2008年6月15日日曜日