ちびモダマ
左:ちびモダマの複葉、この先に二股のヒゲがつく
右:モダマの複葉(Entada rheedii)
複葉の頂小葉が巻きひげになったものは「巻きひげ羽状複葉」と呼ばれる。
「巻きひげ羽状複葉」である点がモダマの複葉と共通している。
きれいな葉っぱで、もうちょっと寒さに強ければ観葉植物としてもおもしろいかも。。
 
モダマを小さくしたような「ちびモダマ」。「ドロップモダマ」とも呼ばれているそうだ。
正体不明のマメだったが、石垣島の”modamaさん”、宮古島の”浜人さん”からの情報でEntada glandulosa」の可能性大(Entada parvifoliaも含まれる可能性アリ)と判明。
Entada glandulosa はタイ、カンボジア、ラオス、ベトナムに産するモダマの仲間で、Entada parvifolia はフィリピンに産するモダマの仲間だそうだ。
ちびモダマは2006年の秋から冬にかけてたくさん漂着したが、2007年はほとんど漂着しなかった。
● 小さいモダマ
 
大きさは直径1~2cm、厚さは1~1.5cm。
色は赤茶色が多く、しばしば焦げ茶色。
モダマを小さくしたような感じで、表面には光沢がある。
●ちびモダマを植えてみた
2007年、ちびモダマを植えてみた。
少し時間がかかったが、なんとか発芽して成長した。
 
左:種皮に傷を付け、土に埋めると芽が生えてきた。
  傷を付けすぎたせいか、半分ほどマメが腐ってしまった。(2007年4月)
右:生長したちびモダマ。小さな複葉の先に二股のヒゲがちょろりと生えている。(2007年9月)