2000’sTODAY みんなの“いま”を話そっ!VOL10 MAIL
みんなの「いま」を〜                  

SPACE99  

*トロント便り*  【信州の空は紺碧に】  断腸の思いで姉の遺体を野焼きした  私はこの世で地獄を見た
「医師の言葉」に…  医師だけではないはず  医師の言葉  【北風は冷たかった】
【普賢岳を覚えていますか?】  【ちびとも日記】bV  【フリーマーin札幌】  【“生”の終りを…】
【おいしい?】  【ちびとも日記】bU  【親は‥(病棟から)】  【幼い頃の……】
【ちびとも日記】bT  【ちびとも日記】bS  病院(或は医師)に思うこと  【ちびとも日記】【bR】
【いま 母は元気です】  燕尾服の〜  【ちびとも日記】bQ 【ちびとも日記bP】
写真というもの  決断 生体肝移植  ターミナルケア  患者さんは多いです
どうする!“ゴミ”  癌 その時貴女だったら?  インフォームド・コンセント  「かあさん!…」を応援
患者さんを 父を  心が通じなければ  WATASHI  母さん!頑張ろう
父が……  クリニックの今  「WATASHI」読みました  YUN TODAYbQ
YUN TodaybP
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      【信州の空は紺碧に】

2000’夏日

今日も快晴!! 朝から暑いです。
でも、“暑い”のが気持ちいい。こんなの初めて。 なにもかも 早寝早起きのおかげです。

先日、実家の母から「実は話しがあるんだけど...」というTELがありました。
嫌な予感...こういう時はたいてい“お見合い”の話しです。
わざと予定の時間よりも1時間以上も遅れて実家に帰りました。 真夏の陽をあびて〜

居間に座りこむと同時に
「あのね...お母さんの知り合いの人で どうしても是非に!って言われて...」と切り出す母。
「だからぁぁぁ、自分で探すからいいってば!」と、話しをさえぎる私。
母:「え?何の話し?」
私:「ん?何の話って...アレでしょ?」
母:「アレ...?どうして知ってるの?」
私:「どうしてって...だいたいわかるよ〜」
母:「へぇぇぇそんなものかねぇ。じゃあ、早速来週から行ってあげてね」
私:「え?行く?行くって、どこへ?」
母:「だって、知ってるんでしょ?今、そう言ったじゃないの」
私:「もう、なに言ってるか全然わかんない!!わかるように説明してよ」
母:「だって知ってる...って言うから」
私:「うん、知ってるよ、それは。」
母:「じゃあ、いいでしょ。行ってね。」
私:「はぁぁぁぁ???」

どのくらい続いたでしょうか? 最近、母とはこういう会話が多いような気がします。 まぁ、原因はもちろん私にあるのですが..。

そうそう、この話しの内容。 実は母の知り合いが「お宅のお嬢さんにバイトに来て欲しいんだけど」 と言ってきただけなんです。
私の早とちりでした。 だって、いつもはきまって”お見合い”の話しだったから...。
本当は今日、そのバイトの話しをしようと思っていたのですが 長くなってしまったので、ひとつだけ。

早朝の国道での出来事です。
まだ人も寝静まっている早朝の国道をCarで走っていると数十メートル先の道の真ん中に、ナニヤラ大きなモノが横たわっている。
「ヤダな...」トッサにこう思いました。 車を運転する人なら皆さん同じコトを思うでしょう!?
でも、その大きなモノのすぐ横にCarを止めなければいけなかった私はなるべくそっちを見ないようにして、
そのモノに近づいていきました。
見ないように...とは言っても、どうしても視界に入ってしまいます。 そのモノは思ったとおり、犬でした。シベリアンハスキー。
本当は、第一発見者?である私がその犬を道の端へ寄せてあげるべきでしょうがとてもそんな勇気はありません。
やはり、見ないように見ないように...しながら、急いでその場を離れようとCarに乗り込み、
チラッと後方確認のためにルームミラーに目をやると...なんとっ!!!
犬はむくっと起きあがり、シッポをちぎれんばかりに振りながらCarの後を追いかけてくるではありませんか!
「い..生きて...生きてた!?」 ホッとするべきでしょうが、私の頭は完全にパニクッていて、
なぜか「早く逃げなきゃ!!」と、アクセルを踏みこんだのです...
それと同時に、再びルームミラーで犬を確認すると「イヤァ〜追いかけてくるぅぅ!ん?でも、何か引きずっている???」
そう、そのハスキー犬はコンクリートのブロックを(5個以上はあった) 引きずりながら追いかけてくるのです。
しかも、すごいスピードで。 車vs犬...当然、振りきりました。

でも、話しは終わらない。
ひと仕事終えた帰り道、
先程の犬のことを考えながらCarを走らせているとまたまた道の真ん中にナニヤラ大きなモノが落ちていました。
「今度こそ犬の....?」 さっきの場所から3キロは離れていましたから、まさかあの犬だとは思いません。 ...が!!!
あの犬でした。先程と同じように道の真ん中で身動き一つしません。
ゆっくりと犬の横を通りすぎ、ルームミラーで犬の様子を確認すると犬はむくっと起きあがり......
ここからは、さっきと同じ展開です。
このハスキー犬の飼い主は、シベリアンハスキーが何十キロというソリを引く犬だということを知らないのでしょうか。
ひょっとしたらこの犬、早朝のお散歩をすませると何食わぬ顔をして自分の小屋に帰っているのかもしれませんね。


○月○日

さすがにこちら(信州)、朝は寒いです。(本当)
指先が冷えて冷たく、足も靴下を履かずにはいられません。 さて、バイトの正体。.......
牛乳配達!!でした。
ちょっと前、実家に用事があったので、お日様が昇って暑くなる前に行って帰ってこようと早起きついでに出かけました。
それをしっかり見られていたようです。近所のオバチャンに。
よほど“朝はヒマ”に見られたのでしょう。
「だったらうちの営業所で...」ということになったらしい。 でも、朝の5時前ですよ!?田舎の朝は・・・・早い。

さて。今日の話題はセミ&モズ。
毎朝いろんなモノを目撃しますが、今日はちょっと得した気分。
セミvsモズ(←多分)の空中バトル!!
私の頭上でアチコチ逃げ回るセミをしつこく追いまわす鳥...モズ。
ものすごい鳴き声を上げながら必死で逃げるセミですが意外なことに、
時々反撃に出ているもよう...。 (モズに体当たり!?していました)
でも結局はモズに捕まり、クチバシにはさまれたままで鳴きまくり!暴れまくり!(耳がおかしくなるほどの鳴き声)
一方、モズのほうも逃がすまいと必死のようです。
どのくらい経ったでしょうか。
突然セミがおとなしくなりました。モズは相変わらずクチバシでしっかりとセミを押さえつけています。
が、徐々にではありますが人間の私が見てもあきらかにモズの緊張感は薄れてきていました。
すると、今度は突然セミがまたまた大きな声で鳴き始めたのです!
モズは(ついでに私も)かなり驚いた様子で苦労して捕まえたセミをつい放してしまった!!!
おかしかったのは、その後のモズ。
しばらくクチバシが開いたままになっていました。(唖然 状態!?)

ご苦労さんでした、モズ君。
セミ君のほうが一枚ウワテだったようだね。


そして私〜
あ〜あ、こうして日曜日が終わってゆく...
きっと“夏”も今日のようにあっという間に終わってゆくのでしょう。
なぁ〜んにもしないうちに...。      

                                        by 北海道に今年も行きそこねた・・・  KEIKO              


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