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TODAY〜  Vol.2

北風は冷たかった】
【普賢岳を覚えていますか?】 【ちびとも日記】bV 【フリーマーin札幌】 【“生”の終りを…】
【おいしい?】 【ちびとも日記】bU 【親は‥(病棟から)】 【幼い頃の……】
【ちびとも日記】bT 【ちびとも日記】bS 病院(或は医師)に思うこと 【ちびとも日記】【bR】
【いま 母は元気です】 燕尾服の〜 【ちびとも日記】bQ 【ちびとも日記bP】
写真というもの 決断 生体肝移植 ターミナルケア 患者さんは多いです
どうする!“ゴミ” 癌 その時貴女だったら? インフォームド・コンセント 「かあさん!…」を応援
患者さんを 父を 心が通じなければ WATASHI 母さん!頑張ろう
父が…… クリニックの今 「WATASHI」読みました YUN TODAYbQ
YUN TodaybP



△△△ 1941年 アメリカのジョン・アタナソフが電算機の原理を発明してから半世紀
 ここまでコンピューターが進歩した
そして「物を作るのは機械 その機械を人が創る」時代に………
人は より高度化 キャリアのレベルアップを目指して研鑽をを積まなければならないのかも知れない
そうゆう時代なのかも今は…… 
今日の朝日新聞「創刊120周年特集」に“新聞作りの最前線”と言う記事があった
記者が取材しパソコンでデスクのワークステーションへ出稿(写真は勿論デジカメで)
記事の集配信や編集 工程管理 紙面送出 刷版自動製版機等々
全てコンピューター “アナログの旗手”と思っていた新聞が
デジタルの旗手コンピューターで作られていたのだ ▽▽▽ 
                                          h.

YUN TODAY bQ

我がストレス発散法yun emi

子供は本当に可愛い でも時にはストレスのおおもとになります 母親業4年生の
私のストレス発散法は物作りと読書
物を創る(制作と私は言ってる)と言っても大したものではない 
下の子のスタイ(よだれかけ)や
長女のリカちゃん人形の洋服等々 夜20〜30分で出来る物に限られます
子ども達の写真とディズニーなんかのポスターを切り抜き 
コラージュしてパズル用のフレームに入れれば
立派なオリジナルポスターの出来上がり 長女は大喜び 大好きなミッキーやダンボと
自分が並んでいるのですから…宝物の一つになりました
今年長女は幼稚園入園 準備中 手作りするものが意外と多く 嬉しい限り「一番いいの創っちゃおう」
一人張り切っています

読書
とにかく 何でも読む 次女はまだ6ヶ月なかなか時間がとれないでも読む
夜子ども達を寝かせる 長女は私のオッパイを触りながらでないと眠らない 次女は母乳を飲みながら
両脇の2人に腕枕をしながら 授乳したり一方はスキンシップ 子守歌を歌い続けます
2人のどちらかが寝息をたてはじめたら 読書の始まり すごく苦しい態勢で徐々に腕や首やしびれてきます
それでも読む 他に読書の時間はないんです 家族全員で車で出かけるとき 子供は大抵眠るので
絶好のチャンスです 車内で読むここまでして読まなくてもと思いながらも読みます
たとえ5分でも 別の世界へ逃避行〜
最近読んだ中では フレデリック・フォーサイス「悪魔の選択」が良かった
久しぶりにとりつかれた1冊でした オススメです
子供が2人になって 息抜きのコツが身についてきたのか前よりも自身をコントロール出来てるかな
時には バクハツ寸前になって………
そんな冬の日はすぐに暮れていきます

                          由 美



「WATASI」を読みました

或る病院に勤務している看護婦です

今私は、「乳腺クリニック」にいます。
毎日小さな個人病院に60〜90人の人達が外来にやってくる その殆どが「乳がん」
以前私が勤めていた病院では、外科で乳がんのOP(手術)と言ったら必ず乳房を除去してました。
なぜなら、そうしないと癌の進行が止められないとの医者の判断です。
でも、今の私の勤務している病院は殆どが乳房を温存しています。
昔の型にはまった考えを覆すお医者さんですね。
女なら、幾つになっても やはり乳房は取りたくないですよね。
命にかかわると言われて仕方なくOP(乳房切除OP)に同意していたのです

去年、民放のTVで「全国の名医」って特集で、うちの先生が出ました。そこで、乳房温存術を力説されていました。
以来、全国から乳がんの患者さんがやってきます。みんな乳房を取れと近くの先生に言われて、
それでも残したくて先生を頼って来られます。
今までも決して暇ではなかったんだけど、それにも増して忙しくなりました。

[WATASI] さんが今、乳がんにかかっていたら・・・て考えました。
でも、早期発見で乳房を取って、今は元気にしていられる、それが素敵な事です
前の病院では、乳がんの再発や、それで命を落としてる人もたくさん見てきました。
乳房の癌は、骨や肺にももちろんの事、頭に転移しやすいんです。

今の病院は規模が小さいので、OPはしますが最後までは面倒みてないし、
後は連携した先生達の繋がりでフォローはしていますが……
ですので私達は 元気な患者さんが主な対象です。
毎日外来にやってくる患者さん達を見てて、女にとって「おちち」は大切なもんだと思います。
体よりも心のケアが必要な所です。「WATAASI」さんの話は今のあたしの生活の一部なんです
家族にとっても「戦い」ですね。この病気だけは、大切な人をさらっていく嫌な奴です。
看護婦になってから、たくさんの癌の人を見て、その中に自分の父親、祖父母、叔父、親友、先輩・・・・
と近い存在の人達も見てきました。そして、そのうちの何人かは看取ってきました。
生きる事の有り難味や、大切さは身にしみて感じる毎日です

クリニックの今

OP前日の入院、OP、翌日から歩行
毎日のガーゼ交換、1週間のドレナージ、ドレーン抜去後の上肢運動そして、2週間で退院・・・・です。

☆ドレナージ・・・手術で広い範囲を掃除してるわけですから、細い管を入れて
先のバックに吸引をかけて中の空間に溜まる液を抜くのです。

☆上肢運動・・・手術した側の上肢が挙上しにくい為、腕を上げる体操をしてもらう


2週間で退院と言っても、その後2年間は抗がん剤の服用が必要です。
おちちを残した人は、残した部分に手術では見えないミクロの次元で癌が残っているかもしれないし、
例え癌がなくても、
予防の為の放射線治療が最初の前提です。
退院後、放射線を当てる為の他の病院への通院が最初の条件で、2〜3ヶ月は通常週5回通院してもらいます。
OPをしたからと言っても、そこで終わりではないのです。多大な治療費がかかります。
中には、治療費が払えないと、抗がん剤を変えて欲しいと言われる患者さんもいます。
病院に来なくなる人も・・・。現実は厳しいですね。
毎日流れ作業のように、外来→OP→病棟と働いてるのですが、
1人の患者さんを追ってみると、意外とうわべの付き合いで終わっているのでは……と
それは、まだ、この職場に就いて間もないからと 忙しさのゆえ 
でももう少し時が経てば 患者さんの背景がもっと見えて名前と顔とが一致して、
深みを増した話が出来るようになればその人の社会背景がわかってくるような気がします
そうしたら、いろんな事に一緒に悩めて、一緒に病気と闘っていけると……
努力の毎日です

☆☆早期発見ーーなによりも大切!
                                                 hana

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