2005年12月20日
北海道の瀬棚フォルケホイスコーレが今年度をもって閉鎖することになりました。校長の河村正人さんの新たなる挑戦のためです。以下に河村さんのメッセージを紹介します。わが国でホイスコーレを切り開いてきたその功績は多大で、その労に感謝したいと思います。
友へ 唐突ですが、ご報告申し上げます。150歳まで健やかに生きて、世界の平和を唱えつづけようとという思いは日増しに募り、来年三月に牧場をたたんで、まず簡素生活に踏みだす決心をいたしました。石油と核のエネルギーを一切使わず、環境ホルモンや遺伝子操作を閉め出した簡素生活が完成すれば、研ぎすまされた美しいライフスタイルとなりましょう。それは年をゆっくり平和に解体していくヒントともなりましょう。生きものたちと過ごした瀬棚フォルケは15期生9名を送りだして、閉校となります。長い間の厚いご支援に感謝の言葉もございません。どうぞよい年をお迎え下さい。 2005年12月 河村正人 |
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2005年12月17日
2005年12月9日
2005年12月3日
クリスマス・シーズンになりましたが、デンマークの切り絵、クリスマス・グッズ、マス・ステイエのカレンダーなどは以下のショップで買うことが可能です。Danish Shop 私はマス・ステイエのデンマークの街のカレンダーをデンマークで買い忘れたときにここで買います。
子ども向けのおもちゃなら Happy Toy というネット通販のお店もあります。ヨーロッパ以外の送付については直接ご相談下さい。
World Renewable Energy Assembly(再生可能エネルギー世界会議)がさる11月26日から30日までドイツのボンで世界総会を開きました。そのときの共同声明「人権としての再生可能エネルギー」が出されています。
2005年11月23日
11月20日の鹿児島市での会員談話会は5名が集まり、ホイスコーレの近況や今後の日本社会について報告や談話がなされました。小規模でしたが、アットホームな会合であったと思います。
2005年11月15日
幹事の清水が鹿児島市に行くことになりましたので、20日(日)の午後2時から、鹿児島市で小さな協会談話会をもちます。関心のある方はどうぞ幹事までメール下さい。
協会鹿児島談話会のお知らせ
20日午後2時から下荒田の喫茶店南蛮 協会の南九州での会員談話会(会員でなくても大歓迎)です。世界の中心デンマークにまつわる話、ホイスコーレの話、各自の活動や関心などを話し合いましょう。 お近くの方、どうぞご参加を! |
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2005年11月13日
9日に福岡市でウルリヒと懇談会をもちました。彼も70歳になりますが、相変わらず若々しく、元気そうにしていました。太陽光発電プロジェクトを進める「たんぽぽとりで」、風力発電の日本ウィンドテック(株)の方、そして協会会員の橋爪さんと原野さんなどのメンバーで、有益な会話がなされました。
当日橋爪さんが配っていたウルリヒの過去の日本での講演録の抜粋集「分散型エネルギーをめざしての闘い」をライブラリに掲載しました。日本では知られない貴重な情報がたくさんあります。
2005年10月31日
協会の協力者で友人でもあるウルリヒ・ヨヒムセンが鹿児島市で講演会をします。お近くの方どうぞご参加下さい。なお福岡市でも小さな懇親会を設ける予定です。
ウルリッヒ・ヨヒムセン スピーチ in JAPAN
「自然エネルギーを妨げているものは何か」 11月5日(土)鹿児島市中央公民館 午後2時から4時 主催者連絡先:橋爪健郎 1980年代初め分散型エネルギーシステムを提唱し、民主的なエネルギー政策が進まない当時のドイツでデンマークで風車発電を草の根レベルで完成させたフォルケセンターの理念や活動紹介を行う。 環境エネルギー後進国であった当時のドイツが2020年にすべての原発閉鎖を決定し、次々と画期的な再生可能エネルギー推進の政策を打ち出させ世界をリードするに至る背景には彼をはじめとする市民的活動家によるところが大きい。極めて実践的エネルギッシュな活動のみでなく反原発に対する深い視点と思想に学ぶべき所は大きい。 1988年以来、2度にわたり来日し日本における反原発市民運動との交流を深め、エネルギー政策の刷新と市民の実践の必要性を訴えているウルリヒ・ヨヒムセン氏を招く意義は大きい。 |
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2005年10月22日
リンク集の更新をしました。切れていたものを修正し、また新しいものを加えています。まだいくつか追加すべきものもありますので、おいおい付加していく予定です。
2005年9月27日
協会の協力者、友人であるウルリヒ・ヨヒムセンが市民エネルギー研究所の招待により、東京で講演を行います。近辺の方どうぞご参加下さい。九州の方にも来て、協会会員である原野順二さん(自然エネルギー実践ネットワーク理事長)の風車を見学する予定です。
2005年9月19日
掲示板「電脳ホイスコーレ」にもありますように、「非電化工房」の非電化除湿器が好評です。関心のある方は、ウィンドファームの「非電化運動ネットワーク」までお知らせ下さい。ぜひみなさんのご支援を。
協会会員で「えこふぁーむ」および北海道農民管弦楽団リーダーの牧野時夫さんが、実りの秋を迎えて、有機無農薬生産物の販売を行っています。私も購入したことがありますが、品質は保証します。ご関心のある方はぜひお買い求め下さい。早い者勝ちです。
牧野さんは8月下旬に、農民芸術学校をめざしての第一歩として、セミナーを行っています。
2005年9月3日
スタディツアーを終えてようやく戻って参りました。事故もなく、充実した内容で、参加者には満足していただけたと思います。その様子は以下で見ることができます。
更新が月一回ペースになっていますが、今後はまめに更新したいと思いますので、ときどき見に来て下さい。
2005年8月6日
ライブラリに「コルの教育思想」を追加しました。これはデンマークの初等教育の最重要人物クリステン・コルの教育思想をまとめたものです。もともとはある書籍に掲載される予定で昨年春に書いたものですが、発刊がいつになるかあるいはそもそも出版されるのかどうかが不明であるために、先にここに掲載するものです。
ペスタロッチにも匹敵する彼の教育の考え方についてまとめたわが国でもきわめて少ない文献です。とくに教育学部に学んでいる教師志望の方に読んでほしいと思います。
デンマークへのスタディツアーは20名の参加者があり、好評のうちに実施します。可能であれば、あちらから画像などをアップしたいと思います。
2005年7月17日
ライブラリに「アンドラゴギーとグルントヴィ」を追加しました。クレイ・ウォーレン教授のご厚意により、本邦初訳です。
アメリカの成人教育の父と呼ばれ、ラディカルな教育を提唱したエデュアード・リンデマンらとグルントヴィの関係を論じています。日本の成人教育はアメリカの影響を受けていますが、それもまたグルントヴィに由来することがこれでわかります。グルントヴィとホイスコーレ運動がいかに重要か、これでまた改めて痛感できるでしょう。成人教育、社会教育関係者は必読です。
2005年6月28日
福岡市のNPO法人「たんぽぽとりで」が、京都議定書発効年記念の「自然エネルギーセミナーーあしたのエネルギーをえらべたら、飯田哲也講演会」を開きます。原発ではなく、自然エネルギーへの展望を実践が語られます。どうぞふるっておいで下さい。
2005年6月6日
協会の久々のデンマークへのスタディツアー「ユラン中南部の人々の暮らしと学びをたずねて」の案内を掲載しました。今回は伝統校アスコウ・ホイスコーレに滞在したり、各自デンマーク人家庭で午後のお茶と談話を楽しむショートホームステイなどもあり、協会ならではの貴重な体験ができます。ふるってご参加下さい。
(定員に達しましたので、締め切りました。キャンセルの方が出たら再度お知らせしますので、それまでお待ち下さい。6/15記)
2005年5月24日
催し物案内に「子どもの権利条約@ふくおか」の「ワークショップ・ワークショップ・ワークショップ」を掲載しました。若い人たちにワークショップのリーダーになってもらおうという養成講座です。補助金がついたために、安価なセミナーになっているそうです。ご関心ある方はぜひご参加下さい。
21日の「デンマークの『イドラット・フォルスク(民衆の体育)』のワークショップは楽しく終えることができました。主催の「おとぎのこばこ(音楽事務所あべぷらん)」、協力者の方々、参加者のみなさんに感謝申し上げます。当日の模様はこちらに紹介されています。電脳ホイスコーレ(掲示板)にもかんたんな報告がありますので、ご覧下さい。
2005年5月15日
ライブラリに、昨年8月の札幌での協会の会合で、瀬棚フォルケホイスコーレの河村正人さんがお話しした「生きた言葉」の講演録を載せました。当時心に響く話としてたいへん感銘を与えたものです。
2005年5月3日
催し物案内に「デンマークの『イドラット・フォルスク(民衆の体育)』を載せました。大阪市であります。主催は協会会員でもある山下未奈子さんの「おとぎのこばこ(音楽事務所あべぷらん)」です。「わくわく子ども学校」も協力して下さっています。幹事の清水が競争を排したデンマークの民衆の遊び(スポーツ)を教えます。近辺の方どうぞご参加下さい。
2005年4月26日
昨年10月の神戸市での協会のセミナー「サタディ・ホイスコーレ神戸」で、大阪箕面市に昨年4月に開校した NPO立の学校「わくわく子ども学校」の報告を専任スタッフの藤田さんにしていただきました。その報告「自ら創りだしていく学びの学校」を掲載します。たいへんに有益で、内容のある報告になっています。この試みが広く知られ、共有されることを期待します。
2005年4月10日
その波多野毅さんのTAO塾のHPを紹介しておきます。ぜひご覧下さい。ここでユニークなものも購入できます。私は家族(「これがほんとの家内制手工業!」とか)で焼いたというせんべいをいただきました。
また幹事の私がなぜか「スロービジネススクール」で23日に話をします。学生のほうが経験や実践がすごいというスクールですが、次期学生募集があればどうぞご応募下さい。
2005年3月28日
恒例の春のセミナー「ホイスコーレ春日」も充実した内容で終わりました。今回の波多野さんのお話はプレゼンテーションとしての工夫がなされていて、協会の数あるセミナーの中でも出色の出来でした。参加しなかった方は損だったと思いますよ。セミナーの様子のフォトアルバムを掲載しました。
2005年3月22日
デンマークから19日に戻ってきました。翌日いきなり地震に遭遇。今もわりと大きな余震がありました。幸い私には被害はありませんので、ご安心下さい。被害にあった方にはお見舞い申し上げます。
デンマーク滞在の様子をフォトアルバムにしました。2005 Vartov 2005 Horsens 。どうぞご覧下さい。
2005年3月13日
デンマークからの報告の第二弾 「Horsens便り(2005年2-3月版)」を載せました。
2005年3月5日
「Vartov 便り(2005年2-3月版)」を載せました。最新のデンマークのホイスコーレ運動、グルントヴィ・ムーブメントの報告です。
2005年2月26日
またまた間があきましたが、恒例の春のセミナー「ホイスコーレ春日」の案内を催し物案内に載せました。今年はワークが多くてけっこう楽しそうですよ。どうぞふるってご参加下さい。会員以外の方も大歓迎。宿泊や食事、お茶、歌のあるミニ・ホイスコーレで、デンマークのホイスコーレの雰囲気を手軽に味わえます。
ところで今回はデンマークはホイスコーレ運動の故郷 Vartov からの更新です。グルントヴィ図書館などに滞在しています。今年はかなり寒く夜にはマイナス12度以下になったり、ユランでは雪嵐で学校が休校になるなどしています。おもしろい情報などあれば、また更新でお知らせしたいと思います。
2005年2月7日
2月5日の第7回協会関東談話会「サタディ・ホイスコーレ in カフェスロー」は24名の参加者で盛会でした。写真をうっかり撮り忘れて、フォトアルバムはつくれませんので、数枚写真を以下につけておきます。
デンマークからの留学生クリスチャンが流ちょうな日本語でデンマークの教育制度について語り、その後質疑応答と続き、身体表現の遊びやワークをしてのち、みなでお茶やケーキなどを楽しみながら、談話や自己紹介などをしました。時間が足りないほど盛り上がりました。今回はホイスコーレ・ソングを歌ったという点も特徴でしょう。詳しい報告はまたあらためてします。
2005年1月23日
ライブラリに白木ゆかりさんによる「大地にしっかりと根を張る大樹の下に集う人々―協会の各地の会合の報告」を掲載しました。2003年の1月の関東の会合から始まって、東北、北海道、神戸、九州と各地の協会のセミナーを踏破した白木さんの報告兼感想記です。協会の会合の様子や参加者の個性、通例の市民団体の会合とは一味違った協会の会合の雰囲気などがわかると思います。
2005年1月10日
2005年を迎えました。災害に戦争とますます時代は厳しく不穏になっていますが、各自の生活の場で連帯の絆を確かなものとすることがそれだけ要求されています。協会の活動が少しでもそれに貢献できるようにしたいと思います。
さて、催し物案内に第7回協会関東談話会「サタディ・ホイスコーレ in カフェスロー」を掲載しました。今回はデンマークの教育がテーマで、デンマーク人留学生のクリスチャン君に現地の人ならではの情報を語っていただきます。グルントヴィのホイスコーレ・ソングも二つみなで歌いますので、どうぞおいで下さい。誰でも参加できます。
フォトアルバム