2005年春のセミナー「ホイスコーレ春日」のご案内
山下未奈子さんの「おとぎのこばこ」での身体表現ワーク
内容:
恒例の春のセミナーを2年ぶりに行います。
今年は「農と食とからだ」をテーマにしました。農薬まみれの食品や大地、ファストフードや遺伝子組み換え食品などに頼る今の食生活、何かが違うぞと思う生活の中で、ストレスや抑圧にがんじがらめになっている縛られた心と身体。窒息しそうな現代の暮らしに風穴を開け、さわやかな風を呼び起こし、今の自分のライフスタイルを見直してみる学びやワークショップが待っています。ふるってご参加下さい。
日時 2005年3月26日(土)13時半〜3月27日(日)12時
場所 クローバープラザ
福岡県春日市原町3-1-7 Tel.092-584-1223
(JR博多駅から鹿児島本線下り普通列車<快速、特急はとまりません>で春日駅下車。所要時間約11分。駅前の建物がクローバープラザ)
駐車場はありますが、駐車料金をとられますので、ご注意。
参加費 6800円(参加費、宿泊費、26日の喫茶と夕食、27日の朝食代、27日の調理材料費込)
部分参加も可。その場合は1000円+実費。
申込み 協会幹事までメールにて、人数、参加時間帯をお知らせ下さい。
締切 3月19日(土)まで(締切厳守!)宿泊:個室はありません。申込順になりますが、宿泊希望者が多く、クローバープラザに宿泊できない場合は、福岡市の船員会館などの安い公共の宿になりますので、ご了承下さい。その場合は、宿泊費は施設の要求する額になります(4,000円弱)ので、その分参加費も変動します。
内容 3月26(土)
13:00 受付
13:30〜17:00 視聴覚室(5階)
13:30 談話「医食農同源〜農的生活の気持ちよさ」波多野 毅波多野 毅
1962年 阿蘇の小国町生 フリーライター&コーディネイター
祖母の死をきっかけにホリスティック医学に興味をもち、鍼灸・指圧の資格を取得後、アメリカのマクロ・バイオティックや東洋医学の研究所やヨーロッパで学ぶ。帰国後、故郷の小国町で、教科学習、世界人講座、食育講座などを行うTAO 塾を始める。医、食、農などの新しい生き方に詳しい。著書に『医食農同源の論理』(南方新社)など。
「農が誤れば、食が歪み、食が乱れれば身体が病みます。人の健康は、食を媒介に土や種の状態、そして空気や水を含めた地球環境の問題と深くリンクしています。環境と健康に大きな負荷を与える巨大サイクルではなく、なるべく目に見える、顔の見える範囲での小さな地域循環型こそ持続可能な社会への鍵なのでしょう」(波多野 毅)。
15:00 ティータイム カフェ・エクスプレス(2階)
15:30 ビデオ「われら農民オーケストラ―北の国の賢治たち」上映
北海道の余市で有機農業を行い、同時に「北海道農民管弦楽団」を主宰する牧野時夫さんたちの活動が昨年5月フジテレビ系列のドキュメンタリーになりました。夏の農作業から、秋の収穫、冬の各自練習、函館での直前合宿を経て、演奏会、そして、再び春からの農作業まで約1年間に渡って、農民団員の姿を追ったものです。団員たちをおそう予期せぬ困難を乗りこえて、ついに公演の日が来ます。農に生きる人たちの表現の喜びが感動的に描かれています。
16:30 談話会 波多野さんのお話、牧野さんたちのビデオなどを踏まえて、農と生活についてみなで語ります。
17:00 休憩
18:00 夕食 カフェ・エクスプレス(2階)
19:00〜21:00 身体表現ワークショップ「自由なからだ、いきいきと語るからだ」 山下未奈子 フィットネス・ルーム(8階)山下未奈子
1976年大阪生。合唱指揮者の両親のもと、帝塚山少年少女合唱団団員(現在は指導者)として歌とお祭に育てられる。また3才からバレエをはじめる。大阪大学人間科学部在学中より、学内外で遊び・学びの交流の場作り、雑誌や本の編集に関わる。またコンテンポラリーをはじめ様々なダンステクニックの訓練を受け、舞台、小学校巡回演劇等で踊る。
2000年より大阪で両親とともに『音楽事務所あべぷらん』経営。教室・イベント企画制作に携わり、ショーやミュージカルの脚本も書く。
2003年より大阪市内で『リラクゼーションダンスシアター』、『おとぎのこばこ』を展開。表現(演劇)教育の手法にヒントを得て、また芸術療法の分野も気にしつつ、子どもからおとなまで心身を解放して楽しめる総合表現空間作りを目指している。大阪在住、一児の母。
関東の会合でも活躍していただいた山下さんに大阪から来ていただき、身体をほぐし、自分の身体が自然に語る言葉をみなで探して、身体で表現することを試してみます。身体と言葉、交感する身体などに気づくユニークなワークショップです。
3月27日(日)
8:00 朝食 カフェ・エクスプレス(2階)
9:00〜12:00 ケーキづくりワークショップ「あなたもパテシェに」 今川京子&たんぽぽとりで
調理室(4階)
福岡市の脱原発グループ「たんぽぽとりで」の今川さんの指導で、みんなでケーキを二種類つくります。卵アレルギーの方用の卵を使わないヨーグルトケーキとアレルギーでない人用のマフィンです。これからは、食べるものもみなでわいわい気持ちを通わせながら、スローに手作りの時代。ファストフードに依存しがちの方、店屋物利用の多い方、男性でもこれからはお菓子くらいつくらなくてはと思っている方、どうぞご参加下さい。遠方の方、青春18切符(もしくは高速バス)で花咲き乱れる九州までどうぞいらして下さい。