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最近、ここに書こうと思って書かなかったテレビネタを2件。 2週間くらい前のNTVのテレビ番組「夜もヒッパレ」で、サザン・オールスターズが新曲=「ホテル・パシフィック」を演奏していたが(本来、この番組で持ち歌を歌うことはタブーのハズ)、それなりに迫力あるパフォーマンスを披露していました。それと、同時に思ったのはこれだけの老若男女を楽しませるパフォーマンスができるバンドって、他にいるのか? とふと思い、他のバンドを思い浮かべてみたけれども、悲しいことに出てこなかったです。ラルクは二の線過ぎるし、ミッシェル・ガン・エレファントは鋭すぎるきらいがあるし、、ソウル・フラワー・ユニオンは分かる奴だけ聴いてくれりゃいいというようなやや排他的なところがあるし、ウルフルズやGLAYは既に緊張感ないしワン・パターンだし、スピッツは線が細いし、まあ、割と近いのがやっぱりミスチルかなあ、って別にその音楽自体が悪いと言っている訳じゃなくて、最大公約数の大きさがサザンには及ばない、と。そんな風に思ったのです。そんな意味ではサザン・オールスターズは最後の歌謡ロック・バンドじゃないか? と思ったりしたのでした。因に私が2枚目に買ったレコードはサザンのセカンド・シングル「気分しだいでせめないで」。小学3年生の時でした。このB面の「茅ヶ崎に背を向けて」は彼等のナンバーの中での今でもマイ・フェイヴァリット。シミます。 ついでにテレビ番組関連で、先週久々にTBS「うたばん」を観たのですが、びっくりしました。 この日はタンポポがゲストだったのですが、トークでは石橋貴明とスマップの中居くんにイジられ、まあ、この辺はどこの局の歌番組でも同じですが、歌を歌う時も「特効」(特殊効果)を駆使して、白いガスを噴出させたり、とにかく彼女達を脅かして歌をまともに歌わせない、ということをやっていたのです。 20年近く前のひょうきんベストテンの片岡鶴太郎のマッチのまんま。いまだにこんなことやっているのか? としばし呆然としてしまいました。ギャグと思ってやっているのかもしれませんが、もしそうなら何の捻りも無い下らないネタで、しかも、これほどアーティストを侮辱する行為はないし(ひょうきんベストテンの片岡鶴太郎は特殊効果に対するリアクションを演じて視聴者を笑わせることが目的なのですが、タンポポの場合、歌を聞かせることが最大の目的の筈)、そんなことで時間を取るなと言いたいし、トークを聞かせるか、歌をもう1曲聴かせてくれるかして欲しいと。お笑いにセンスのかけらも無いスタッフの自己満足に付き合っていられる程ヒマではないのよーん、と怒りストレスがまた溜まってしまいました。かつてフジテレビがかようなことをやって(オレたちひょうきん族)人気をとったことはあったし、小学生の頃の私も好んで観ていましたが、あくまでお笑い番組でしたし、当然、こんなことがいつまでも視聴者に受ける訳ないと、フジテレビも現在こんな下らないことやっていないのに。観てるこっちが恥ずかしくなりました。 歌とお笑いが上手く合わさっていた番組と言えばタモリの「今夜は最高」かなあ。やっぱり。 昨日買ったCD=Various/Allnighter-The sound of Northern soul in the new Millennium(Goldmine/GSCD 141) 、今日も聴きながらキー叩いていますがホントに格好イイです。その中で今はShirley Lawson/'One More Chance'、Rhonda Davis/'Can You Remember'という女性シンガーによる2曲が特に気に入っています。どちらも声を力一杯振り絞って歌っている、ということはなく非常にサラリと歌っているのですが、だからといって腰砕けになっている訳でもなく、やはりソウルフルという形容が相応しい歌い方で、バックも軽快そのもの。聴いていてとても気持ち良くなってきます。 そして、こういうサラリとした歌い方を聴くといつも思うのは、日本の女性R&Bシンガーと呼ばれている人達もこんな風に歌って呉れないかなあ、ということです。みんな、これでもかっ、と自身の歌唱力を誇示するように声を張り上げて歌う方が多いように思います。そういうのもあっていいのですが、それだけっていうのも、聴いていて正直疲れるんですよね。わたしがヒロミックスのアルバムに惹かれるのは、彼女が自然体で歌っている、ということも理由の一つにあると思います。 それにしてもこういう出会いがあるからレコ買いは止められないんですよね。ホント。 汚染地帯を更新。 ところで、我が寮にはY印の自販機が置いてある、と数日前の日記に書きましたが、今日、その自販機を見ると販売中止の旨を伝えるはり紙が貼ってありました。そうだよな、と思った次の瞬間、「考えてみりゃ、昨日迄売っていたんだ!!」という事実に気が付き、しばし呆然としてしまいました。こういうところです。ウチの寮。 7月12日 昨日の日記は最悪ですね。ただのグチ。おつき合いして頂いた皆様、すみませんでした。 すこし前の話題になりますが。ダウンタウン=浜ちゃんの倉木麻衣パクリ発言ですが、あれは浜ちゃんが悪いのでなく、それを言わせた製作サイドの問題ではないかと思います。大体、キャスティングにおいてダウンタウンを司会にしていること自体、音楽の中身より、トークのおもしろさを優先させていると判断できますし。浜ちゃんとしてはただただトークを面白くしようと、使命を果たしたといったところでしょう。 最近の歌番組の多くはアーティストを「いじる」ことを主眼にして、面白さを出そうとしている様に見受けられます。そろそろ、昔(古館伊知朗が司会をする以前)の「夜のヒットスタジオ」みたいな、洒落た歌番組が出て来て欲しいと思ったりもしますね。 7月11日 仕事、休めやしない。 今日も土曜出勤の代休日だったのですが、結局会社に出て10時半から17時まで働いてしまった。こういう時に限ってあちこちから仕事が舞い込んで来て、イラつきます。出てくる私がわるいのであって、頼んでくる方は全然悪くないのですが。 しかし、なんですね。Y印は製品、工場だけでなく、社長から社員まで腐ってますね。あれは、社長だけじゃない、腐った工場で腐った製品を作り出していて、何も感じない社員も同罪だと思う。「腐った工場で、腐った製品を作り出し、それを消費者に売り、カネを取って何とも思わない人間の集まり」という事実に対して自分に何ができるか? 考えてみる必要があると思います。生乳の生産業者や末端の小売り店には、一刻も早く別のメーカーと取り引き出来、なんとかこれまでの仕事を継続出来るようになることを望むのみ。ウチの寮にも自販機があり、事件の前まで毎日のように日野工場製の牛乳を飲んでいましたが、、。わたしもメーカーに勤める人間ですが、本日はあんな風になるもんかとそれを励みに仕事を進めて行きました。 で、話がそれましたが、こんなとき、ストレス解消はメシ。番町のラ・タベルナで2時という遅い昼餉。トンノ(トマトソースのツナのパスタ)を食す。食べてる間は嫌なことも忘れます。 しかし、帰るころにはやはり、イラついてきてこのまま帰るのも面白く無い、ということで映画案内のウェブサイトを覗いていると、コッポラの娘=ソフィア・コッポラが監督し、脚本も書いた「ヴァージン・スーサイズ」がそろそろ終わる、ということを知り、渋谷のシネマライズへ観に行く。ここで映画観るの10年ぶり位。グリーナウェイの「プロスペローの本」(爆睡した)以来ですから。 ハイスクールに通う5人姉妹が出てくる映画、ということしか知らず、単に若いオネーチャンたちを観れる=ストレス解消出来る、「ピンチランナー」のアメリカ盤じゃないか?と思ったのが大間違い。スーサイドの意味を思えば分かることなのに(笑)。 映像が矢鱈と綺麗でその綺麗すぎるところに逆に上辺だけの社会の不健全さを感じさせたりもしたり。 しかし、最後の観客には見せない「スーサイド」するシーンの見せ方の気色の悪さには正直唸りました。映画一家に生まれたソフィア・コッポラの凄さを思い知らされます。このシーンをみせる為に全てのシーンのエネルギーが注ぎ込まれている、といっても過言じゃないと思いましたよ。ほんと。 7月5日 昨日の日記の青江三奈さんの表記を間違えていました。訂正致します。 7月4日 昨日、歌手=青江三奈さんの訃報をニュース・ステーションで知りました。 アメリカのR&Bをそのまま焼き直した様な「ブルース」でもなく、筒美京平関連のヒットがあるわけでもなく、それこそ歌謡曲ど真ん中の人なので、再評価の波も中々来ないのが現実ですが戦後日本を代表する歌手として皆の記憶に残ることを祈るばかりです。その為には、モー娘。が「伊勢崎町ブルース」なんかをカヴァーするのが一番手取り早い気もしますが(笑)。 とにかく合掌。 7月3日 何しているわけでも無いのに、最近疲れ気味。週1休みが続いているということもあるけど。そういうことで更新もサボり気味です。 レコードは7インチばかり買っていますが、1日2、3枚ずつ聴いているのが丁度良いです。これ以上聴くと疲れてくるし。 そう言えば、7インチを多く聴いている中、ささやかな発見、 A&Mの1000番って、ニック・デカロの「キャロライン・ノー」の7インチ なんですよね。これって結構憶えやすくて、バカな私もすっかりインプットできました。これ知っていると何かの役に立つかも、、と思って考えたこと。 音楽について小うるさい男(含、自分)がいて、矢鱈と自分の知識をひけらかしていのを聞かされている女の子。その自慢タラタラの口上に癖癖したとき A&Mの1000番って、ニック・デカロの「キャロライン・ノー」の7インチなのよね とその男に一言いってやりゃ、黙るでしょ、フツーは。 1.A&M で、2.ニック・デカロ で、3.「キャロライン・ノー」(ブライアン・ウィルソン作) で、4.7インチ。このどれにも引っ掛からない「何それ?」と逆に平気で聞き返すような奴には、、、、思いきり優越感に浸って下さい。 しかし、たまに日記を書けばこんな下らない内容で、、、スランプ、、、。そう言えば去年の今頃もこんな感じでした。 BACK NUMBER |
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