What's New & Diary


6月25日

 汚染地帯を更新。ロック7インチ第二弾。

 しかし、前回の日記でのレココレ誌への感想はちょっと書き過ぎたかも。それだけ、期待しているからついついあんなこと書いてしまう訳ですが。




6月23日

 会社帰り、(この書き出しは「汚染地帯」なのですが、)新宿ルミネ2内4階の青山ブックセンターに立ち寄る。ある理由で雑誌のH(ロッキンオン刊)を購入したかったからなのですが。しかし、残念ながら少しのバックナンバーしか見つけることが出来ませんで、最近号はすでに売れ切れのようでした。ヴィジュアルに魅力のあるこの手の雑誌って色々ありますが、「H」ってよく売れているみたいで、すぐ店頭から消えるということは多々あるみたいですね。

 わたしにとってこの雑誌、創刊号(ラス・メイヤー特集)も買っていたりして、ロッキンオン社の雑誌の中では一番購読率が高い(含立ち読み(笑))のですが、最近購買率が下がってきてるな、何故だろうと考えるとモー娘。が気になり始めた時期と購買率が下がったのと時が同じということに気が付きました。つまり、綺麗なオネーチャン達が表紙を飾っていたりすると、つい買ってしまっていたのが、気になるアイドルがモー娘。オンリーに近い状態になり、綺麗な女の子が表紙飾っていても買うまでに至らなくなってしまった、みたいな(失礼)。

 で、結局以下の書籍をゲット。

・レコード・コレクターズ7月号/ミュージックマガジン刊
 ソフト・ロック特集。ざっと読みましたが、「ソフト・ロック」という言葉がどのように使われて来たか、という変遷をたどった、「ソフト・ロックという言葉」の伝記みたいな記事から始まるけど、当事者意識が感じられない、非常に客観的な内容。大体、近年の「ソフト・ロック」関連の発掘を推し進めて来たのは、よくも悪くも「VANDA」誌と「サバービア・スイート」だった訳で、これらの誌から溢れ出る「こんなサウンドもあるんだ」という熱気が、今回のレココレ誌からは感じられないのが残念。それに、「VANDA」誌の佐野邦彦氏や「サバービア・スイート」の橋本徹氏がある音楽を「ソフト・ロック」と言えば、それがソフト・ロックになってしまうという、かなり個人の主観が強い言葉であるし、それらの音楽に、先の2誌に比べ、明らかに距離を置いていたレココレ誌に今更「ソフト・ロックとは、、、」と説かれても、、。

 そんな中、長門芳郎氏と中村彰秀氏のカート・ベッチャー関連の記事は読みごたえあり、この為だけに購入しても損はないとも思います。「これぞ、コレクター誌」と唸らされる素晴らしい、読み物です。わたし自身はカート・ベッチャーって、苦手なんですが(笑)。
 
・ソウル・シティー・U.S.A.-無冠のソウル・スター列伝/鈴木啓志著/リトルモア刊
鈴木啓志氏の編による「U.S.ブラック・ディスク・ガイド」はわたしにとってソウルを聴く為のバイブルで、ボロボロになるほど読んでいますが、その日本を代表するソウル評論家である氏による、それより更にディープなアーティストを地域別に紹介した内容。




6月18日

 
汚染地帯を更新。ソフト・ロックファン必見!




6月14日

 汚染地帯を更新。




6月5日

 今、帰って来てテレビを付けたら、小柳ユキ'Without You'を歌っていたました。ニルソンマライア・キャリーの持ち歌であることは字幕に出ていましたが肝心のオリジナルであるバッド・フィンガーの名前がなかったです。なんか、寂しい気持ちになりますね。

 小柳ユキって、まだ高校出たばかりというのにダイナミックな歌い方&格好よさは格別で彼女がテレビ映っていると、つい見入ってしまいます。もう少し力抜いて歌ったらもっとよくなるとおもうのですが。そう言えば日本の女性R&Bシンガーって、妙に力んで歌う傾向が伝統的にあると思ったり。




6月4日

 ようやく、アナログ盤が聴ける環境に戻り、ここ1ヶ月買い溜めていたレコード達を聴いていました。

 いいのもあれば、期待した程よくなかったのもあり、って当たり前のことですが。その中で ジェリー・ロス=プロデュースということで購入したBill Deal and The Rhondels/Vintage Rock (Heritage/HTS-35003)には名曲='I'm Gonna Make You Love Me'が収録されていて、少し驚いたのと、オルガン・インストの'Soulful Strut'という曲は、Dusty Springfield'Am I The Same Girl?'と同曲なのに2度びっくり。この曲大好きなんですが、Bill Deal -のヴァージョンもテンポが早く、より洗練されたサウンドでこの曲だけで期待以上の買い物でした。

 逆にHarpers Bizarre/Knock On Wood/cw Poly Highの'Poly High'Harry Nilson作ということで相当期待したのですが、フツーの曲でした。

 ソウル関連ではExective Suiteの7インチ'You Believed In Me'がダンサーなのに何処かもの悲しいサウンドで、シミるフィリー・ダンサーとして針を降ろす機会が増えそうです。

 シングル盤って、盤質がいいとやっぱり音イイですね。大音量で聴くとCDでは味わえない快感があります。音圧と中低音の太っとさは格別。ところで、最近シングル盤を買うことが多いのですが、その理由は、LPを置くスペースが冗談じゃなく無くなってきたのと(といっても部屋が狭いだけで枚数が多い訳じゃありません)、LPならCDで再発されてりゃ、CDでもいいかと思い始めたのと、シングル盤でしか聴けない曲を聴きたくなって来たのと、LP買っても通して聴く時間がないのと、先述した音がイイのと、、と色々です。

 本当に狙っている7インチはノーザン・ポップ(モータウンや、シカゴのカール・デイヴィスのサウンドに影響を受けた60〜70年代初頭のポップ・ミュージック=サファイアズ、キャンディー&ザ・キッシーズ、ブロッサムズ、アポロス等。最近私が勝手に思い付いたジャンルです)なのですが、さすがに見かけません。今のところ。日本にはないのかと思い、海外に目を向けなければならないのか、と考える今日この頃です。




6月3日

 汚染地帯を更新。

 車検に出していた我が車=ローバー114を引き取りに行って来ましたが、油圧のサスを直してもらったり、何やかんやで総額31万円。こういう時だけ立派に外車だとを主張するとは、、トホホ。



5月28日
 きのう、3時まで仕事。その帰りに先輩と、映画を観に行った。内容は以下の通り。

タイトル ピンチランナー
監督 那須博之
出演 モーニング娘。 松坂慶子 北村総一郎 斉藤洋介 ほか
製作 「ピンチランナー」製作委員会
配給 東映
鑑賞場所 丸の内東映

 今をときめくモーニング娘。の主演映画。この映画の製作が報道された時、私は当ホームページの日記でこのようなことを書いています。

 数日前のスポーツ新聞で報道されていたので、御存知の方も多いでしょうが。モーニング娘。の主演映画が製作されるらしいです。
 今の彼女達の人気なら、そんな話しが出てきても当然で、それだけなら驚きもしないのですが、

1、監督が那須博之
2、内容は駅伝モノ

ということで、俄然楽しみになってきました。と言うか絶対観たいと思わせます。

 1、についてですが、この監督、私と同じ30歳前後の人なら御存知の中村トオル、清水宏二郎、中山美穂、宮崎ますみが共演した「ビーバップ・ハイスクール」を撮った人なのです。アイドル映画いろいろありますが、それぞれのキャラを立たせて見事に超娯楽映画に仕上げてました。なんて偉そうなこと書いてますが。とにかく観ていてただただ面白い映画だったのを憶えています。喧嘩相手との雨の中の決戦なんか、その「仕掛け」の多さにも、凄いと思ったり、笑わせてくれたり(いい意味で東映的)。そんな映画を撮った監督が、正に「イキのいい」モーニング娘。を主役に映画を撮る、それだけでもう楽しみで仕方ありません。今の彼女達を誰に撮って欲しいか?と問われれば、この那須監督か、「櫻の園」の中原俊監督くらいしか思い浮かばないです。

 2、については、よく思い付いたなあ、と感心しました。駅伝は走っている間は、確実にその人が主役になる訳で、7人(もいる!)のそれぞれのファンに満足させることが出来るし、キャラも立て易いし観ている方も分りやすいと思います。また、「追いつ追われつ」の展開は「ベン・ハー」、「マルクス二挺拳銃」、「北北西に進路とれ」、「激突」、「大陸横断超特急」、「ターミネイター2」などを挙げる迄もなく、映画の基本パターンの一つで、どういう方法でハラハラドキドキさせてくれるのか?などと考えるだけでもう早く観たくて仕方なくなってきます。

 オヤジにも生きる希望を与えて呉れる彼女達には、この映画でも頑張って元気な姿をみせて欲しいと思ったりしている2月22日です。 

 そして、公開してから1週間経って観てきました。
 たった一人(安倍なつみ)の陸上部に、4人の少女(市井紗耶香、後藤真希、矢口真里、飯田香織)が様々異なる動機から入部し、この部員を応援するパン屋のおねえちゃん(中澤裕子)、マネージャーの病院の娘(保田圭)が加わって駅伝レースに参加するという、ひとことで言えばそんな内容です。と、いうことで7人全てが走るという予想は外れました。とにかく全員が集まってレースに参加出場し完走することが目的となっており、駅伝レース自体で他のチームと競うということもないのですが、脳天気な後藤真希演じる少女以外のメンバーは、何か(いじめ、親との確執、恋人関係、病、など)と闘っていて、それがそれぞれのキャラクターを明解にしてその役柄に厚みを与えており、観ている方としても分りやすいです。それぞれが引き立っていると言う点ではアイドル映画として大成功と言えるんじゃないかと思います。そして「がんばれベアーズ」のような友情ものの映画が好きな私としては、最後まで楽ませてもらいました。

 あと、見どころとしては

とにかく彼女達の走る姿
 24時間テレビ「愛は地球を救う」で、にしきのあきらが走っていても、映画「南極物語」で犬のタローとジローが走っていてもつい感動してしまいますが、ここではモーニング娘。。もう彼女達が走っているだけで、ぐっとくるものがあります。駅伝レース本番もいいのですが、それよりか練習シーンで5人が集団で走っているシーンを映画館の大画面で見る迫力はこの映画最高の見せ場でないかと思います。

 この映画の監督=那須博之の言動について、作家=小林信彦が彼のコラム集「コラムは笑う-エンターテイメント評判記 1983〜88-」(ちくま文庫)の中で記しているのですが、例えば「日本にはバスター・キートンがいない。だから、素人をきたえて、十人いっぺんに坂を走らせるのです。そうすれば、キートンの凄みに迫れるのではないか」(p288)、とか「だから、スターにたよらない体技を演出で作らなければならない」(p289)とか、そういう考え方を持っていらっしゃるようです。私なりに解釈すると、「シロートの役者でも演出次第で映画ならではの迫力を出せる」ということになるのですが。彼女達の「走る」シーンはそれが具現化されているシーンとなっていると思います。

安倍なつみが、寝ている市井紗耶香に毛布を掛けてあげるシーン
 メンバーの中では芸達者という印象をこの二人に持ちましたが、その二人だけのシーンで市井紗耶香の閉じた心を開くシーンはジーンときました。そして、その後眠ってしまった市井紗耶香(この寝顔の、どアップがまたイイ)に安倍なつみが毛布を掛けてあげるシーンがくるのですが、ここはある意味この映画最高の美しいシーンに見えました。禁断の、、、というのは私の妄想の行き過ぎとは思いますが、それすら想起させる美しいシーンです。

松坂慶子
 出演しているとは知らなかったので、安倍なつみの母親役で突然表れた時はびっくりしました。が、普段なら主演を張って当然の彼女が脇を固めることでの、観ている方としての安心感は相当なもので最高の配役と思います。

 あと、娘(市井紗耶香)を虐待する父親(斉藤洋介)が、突然反省するなどクサい展開も多々見られるのですが、そう思う次の瞬間には別のシーンに移っていて、兎に角テンポがよく、ここら辺は那須監督の力技をみせられた感じがします。そう言えばこの映画で彼女達が歌ったりしているシーンはなく、那須監督は只ただ映画俳優としてのみ彼女達に勝負させている訳で、それでこれだけ7人ののキャラクターを光り輝かせて見せてくれるというのは、つんく並みかそれ以上の手腕を発揮しているのではないかと思わせます。

 正直言ってあまりお金の掛かっていない映画に見えますが、彼女達の演技というか体技によるスピード感、これを体験するだけでも映画館に足を運んでよかったと思いました。

 あと映画に意味を見い出そうとするのは野暮かもしれませんが、人間は家族、友人、恋人など様々な人間関係のしがらみの中で誰もが生きていて、そうしたお互い、本音をさらけ出して理解し合うことの大切さを教えてくれる、そんな映画でもあると思います。少なくとも、この映画観た後で人を傷つけようとか、そういう気には絶対ならないと断言できます。

 とにかく未だ観ていない方は、終わらない内に観に行くことをお薦めします。




5月21日

 汚染地帯を更新。




5月14日

 汚染地帯を更新。




5月11日

 きのう、会社のカープファン3人とスワローズファン1人で神宮球場にカープ対スワローズ戦を観に行きました。レフト・スタンドでビール片手に観戦したのですが、ファンで一杯。皆、応援するなら上位にいる今しか無い、ということなのでしょう。

 8対7とかろうじてカープは勝ったのですが、5点差がありながら高橋智には満塁弾を打ち込まれるなど、観ていて全く余談を許さないのは、去年と一緒でした。一応、常にリードしていたのですが、ブルペンは常時フル稼動。しまいには佐々岡までブルペンで投げていたのにも、「もしかしたら、出てくるのか?」と真剣に思わせる程でした。

 その他、観ていて思ったことを過剰書き

○キムタク、東出の2遊間はやはりぎこちなく、常に不安にさせる
 もう少し、観ていて安心できるボールさばきをしてチョーダイ、とファンとしては応援したい。サード野村のなんでもなさそうなプレーも、光り輝いてみえてしまう。

○前田はやはり格好イイ
 もう足がボロボロなのに(打球を追う足の運び方もフラフラ)、気迫がスタンドまで伝わってくる。しかも、ただの気迫だけじゃなく、チャンスにはホームラン。愛想がよく口が達者なのが、ファン・サービスではなく、全力プレーこそファン・サービス、という当たり前の事を教えてくれます。

○高橋建の投球フォームは美しい
 「ムチがしなるような」という表現が相応しいフォーム。また、そのクールな佇まいは往年の名投手=山根を思い起こさせます。

 しかし、なんと言っても投手陣の奮起を期待、です。沢崎、山内、横山あたりがケガから復帰してくる迄、今の布陣でなんとか踏ん張ってくれれば、優勝争いも夢じゃないとお目出度いファンとしては思います。




5月9日

 バスジャック映るテレビを眺めつつ、「木の芽吹き時はねえ」と祖母は呟く

 17歳の少年に因るバスジャック殺人事件から、しばらく経ちましたが、冷静になって考えても、この少年射殺されなきゃいけなかった、と思います。

 今の世の中、というか近代文明の発達は交通機関の発達なくしてありえなかったと常々考えています。例えば今の日本が世界の工業国として君臨出来るのも、原料を地球のあらゆる場所から運んでくることの出来るからでありますし、また、それを世界各国に運んで売ることができるからです、って当たり前のことなんですが。つまり、人、モノを運ぶ「物流」というものは「社会」生活を送っている人間にとって不可欠、逆に言えば「物流」がないと「社会」生活を送れない、と思うのです。

 そんな社会生活を送っている中、その物流手段の一つであり、しかも公共の交通手段である「バス」を乗っ取りそれ迄何の遺恨も無い人達を傷付けている、、。これ程「反社会的」な行動はそうないと思います。つまり、この犯人はこの世の中の人ひとり残らず敵に回していたと。親も見放したみたいでしたし。そんな人間を説得して無傷で逮捕しようなんて、何でそんな必要があるのか? 少年の「ほんの出来心」かもしれませんが、それでも許されないことがあることを示す意味でも、この犯人は射殺されるべきだったと、、思うんですよね。ついでに言えば、「天下の往来」物流の基本である道で無差別に人を傷付ける通り魔も、生かしておけぬ、と思ったりします。




5月8日

汚染地帯を更新。


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