What's New & Diary '99/12


12月28日

 「お気に入り」に登録している幾つかのホームページからカーティス・メイフィールドの訃報を知り、家に帰って朝日の夕刊を社会面からみると、訃報記事のカーティスの肩書きが「米シンガー・ソングライター」となっていて、違和感を憶えたり、しかしその通りだよな、と感心したり。あと、死んだ場所がアトランタであることにも意外な感を抱いたり(どうしてもシカゴのイメージが強いので)、50年代から活躍している人なのに57歳とは若いなあ、と思ったり。そんな些末なことばかり感じて、まだ実感が湧きませんが。年末というかミレニアム末の悲しい知らせです。合掌。




12月27日

 
汚染地帯を更新。
 クリスマスを挟んで、仕事が忙しいのやら何やらかんやらで、音楽を聴く余裕もない状況が続いていて、久々に買ってきたレコード聴こうと思ったら、右側のスピーカーが鳴らない。どうやらアンプの故障らしいですが。しばらくはヘッドホンでの音楽鑑賞となりそう。このアンプ、30キロもあるバブリーな代物で電器屋さんに持っていくのも大変な労力を要する、ということでその事を考えると、余計にブルーな気持ちになります。


12月20日

 汚染地帯を更新。時間が無くて手抜きしてます。すみませんが、これ以上間をあけたくなかったので。とりあえずアップ。

 この間、18日のタワレコ新宿店でのソウル・フラワー・ユニオンのイヴェント&サイン会にもいってきました。リーダー中川敬が、MM1月号のクロス・レヴューで高橋道彦元編集長が、彼等の新譜に1点を付けていたことに対して「世の中、こういうやつおるんよねえ」とか「バランスからいって4点くらいでもええやんねえ」とか、言っていたのが印象的。「起きたばっかり」と言いながら、4曲やったミニ・ライヴは、「起きたばっかり」にしては出来過ぎ。本当、目の前で、生音が聞こえるくらいで聴けて、感動しました。



12月15日

 レコード・コレクターズ1月号はキング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』特集。

 学生時代まではプログレのメジャーどころは全般的に好んで聴いていて、特にピンク・フロイドが一押しでした。所属していたバンド・サークルで、学祭のときには後輩達とピンク・フロイドのコピー・バンドもしたりして。そして、大学も卒業し3年くらい経ってキング・クリムゾンが来日し、そのライヴに職場の人達と見に行った際、そのコピー・バンドに参加していた後輩達が私の前の席に座っていたのには、驚き半分、やっぱりなという気持ち半分。レココレを手に取りながら、ついそんなことを思い出しました。

 大学卒業後は結構、音楽の趣向も変わったりしていますが、未だに彼等のなかではプログレ好きな先輩としてインプットされているんだろうなあ。



12月14日

 最近、日記に映画の事を書いたこともあり、一年ぶりくらいにレンタル・ビデオで映画を観る様になりました。で、スタンリー・キューブリックの初期の作品「現金に体を張れ」「突撃」を続けて観ましたが、やっぱりこの監督の映画は映像の迫力がすごいなあ、と感じました。競馬場強盗を描いた「現金に体を張れ」では、ラストのトランクから札束が飛び散っていくシーンなどは、もっと大画面で観たいと思わせますし、第一次世界大戦の仏軍の愚かな要塞攻撃を描いた「突撃」では、塹壕の中を指揮官(カーク・ダグラス)が歩いているシーンが、ただそれだけなのに、緊迫感がピリピリ伝わって来るもので、その迫力に飲まれっぱなし。こういった、「ハッタリ」的な映像を繋いで一本の映画にしているといった印象。ストーリーのつなぎ方にはどちらの作品にも、ややギクシャクしたものを感じましたが、それも気にさせない「映像」の力があると思います。

 これらと一緒に借りたジャック・ヒル監督の未成年のギャングの抗争をネタに友情と愛憎の人間模様を描いた「スウィッチブレイド・シスターズ」は、プログラム・ムービーではあるけれど、とにかく話の展開が面白いのと、主役の女優が綺麗なのとで、グイグイ引き込まれてしまいました。クエンティン・タランティーノ(!)の解説も勉強にもなります。



12月13日

 汚染地帯を更新。




12月9日

 
汚染地帯を更新。

 会社で先輩と女子アナで誰が好みか?という話になり先輩も私もテレ朝の下平さやかアナということになりましたが、お互い、観ている番組がバレバレで、物悲しい空気が二人の周りを漂っていました。

 ジローさん 今日も スカしてかわすのか? Hな話題もアカデミックに



12月8日

 きょうは何の日、ふっふーーー。大平洋戦争ぼっ発の日。ジョン・レノンが暗殺された日。

 モーニング娘。のメンバーでありタンポポの一員でもある石黒綾脱退のニュースは本日の朝日の夕刊にも載っていた。それぐらいの取り扱いされるビッグな存在になっていたらしい。モーニング娘。。

 ところで、最近日記に書いていた映画のことは、整理しました

 風邪が再燃。風邪には気をつけねば、ということで寝ます。



12月2日

 もう師走、師走過ぎれば三十路なり、とにかく無事、と夜に呟く

 昨日の日記に書いたポルノグラフィティの歌じゃないけど、人類が月面に到達した30年も前に私は生まれた訳ですが、よくも悪くも何事も無かった30年(まだ何日か足りないが)でした。とほほ。

 電車に乗っていてふと網棚の上の広告を見ると、某英会話教室の「イー○ンではじめなキャメロン」というキャッチコピーを発見。当然のようにキャメロン・ディアスの笑顔がその横に並んでありました。この英会話教室の前の車内広告には「セリーヌでイー○ン」と言うキャッチコピーの横に、セリーヌ・ディオンの笑顔というものでしたが、キャチコピー、イメージ・キャラクター共にクオリティーを落としておらず、見事というしかないと思います。あと、これは皆が思っていることでしょうけど、英会話教室と消費者金融の電車の車内広告って、似ているなあ、と思ったり。

 キャメロン・ディアス「マスク」の中で、主演のジム・キャリーとダンスを踊っているけど、このシーンだけでこの映画をみる価値がある(というか他に観るところが無い)、と思うのは私のようなスケベおやじだけか?





12月1日

 新人バンド=ポルノグラフィティ「アポロ」というシングルを出してヒットさせていますが。この目立てば勝ちというようなバンド名と、曲を聴いた時、「もしかして広島出身じゃないのか?」という直感がしました。で、やっぱり、実際広島(東ちづると同じ因島市)出身ということらしいです。古くは矢沢のエイちゃんなどから脈々と受け継がれている「わしゃぁ、東京で一発当てちゃるけんのぉー」という、上昇指向が非常に感じられるのと、恐れを知らないその歌詞の内容に、ビビっとくるものがありました。しかし、聴きたくなくても(聴いていると恥ずかしくなるような)歌詞が、耳に入ってきてしまう、恐ろしく根性の入った歌であることは間違いないです。


BACK NUMBER 99/9-10,11,CINEMA(突然映画について語る)


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