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2009.11.01更新


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父が県立がんセンターに何回目かの入院&手術をして慌しかったのですが、無事に退院してすっかり落ち着きました。
ただ、手術のたびに膀胱の容量が少しずつ減ってしまうので、ますます頻尿になって、おしっこを失敗する回数も増えてきました。 もう、本人は80歳になり、すっかり子どもがえりしています。判断力も小学1年生程度ですね(まあ、1年生でおしっこは失敗しないでしょうけど、総合的に見て)。
もう、無邪気でかわいいものです。
テレビは、ドラえもんとか、トムとジェリーとか目を輝かせて観ています。
ただ、子どもと違うのは、将棋とか囲碁とか競馬の番組も夢中で観ているところですね。

父と二人暮らしなので、毎日、私が親みたいに、歯磨いて、おかず残すな、紙おむつ替えて、とか口うるさく言っています。
変な話ですが、まるで自分の子どもみたいで愛おしく感じます。
穏やかでおっとりとしていて、老犬のようでかわいい。
たまに、言うことを聞かないのですが、そういうときは、脇腹をくすぐります。ひゃっひゃっといって喜んでいます(?)。

ある日の私と父の会話(食卓にて)。
私「これ何?」
父「醤油」
私「これ何?」
父「塩」
私「これ何?」
父「・・・夏みかん」
私「おしい。グレープフルーツ」
父「グループフレーツ」
私「ちょっと違うぞ・・・」

私「これ何?」
父「腕」
私「これ何?」
父「ひじ」
私「これ何?」
父「・・・・」
私「ひざだよ」
父「ああ」
私「これ誰?」
父「のりゆき(笑)」(父の自分の名前(仮称))
私「そうそう。わかっててよかった(笑)」


さて、ここで「おしっことの闘い」の記録を掲載します。長文です。
老人介護の参考になることもあるかも知れません(特に会社勤務などで時間のない人向きです)。

父は度重なる手術で膀胱の容量が減っているせいもあり、切迫性尿失禁となります。
つまり、トイレに駆け込むのだけど、間に合わず、ちびるということですね。ズボンが濡れてしまいます。
また、夜間平均10回くらい、多いときは20回位トイレに行きます(ちなみに、本人に聞くと、夜3〜4回しかおしっこに行っておらず、よく眠れていると返事をします)。

まず、紙おむつを導入しました。
でも、紙おむつを穿けば、おしっこの問題が解決するというものではなかったのです。
寝たままおしっこをして布団から出ないかというと、そういうものでもなく、やはりトイレに行きます。
そして、寝ぼけているので、おしっこをトイレの床に引っ掛けます。これが大問題。

夜中、何度も濡れたマットを踏み、おしっこが底に染みたスリッパで家の中を歩き回るため、家の廊下がおしっこ臭くなるという惨状に。我が家には、トレイ専用のスリッパがない。なぜなら、切迫した状態にトイレに駆け込むので、スリッパを履きかえてくれないからです。

とりあえず、いままでよりも毛足の長いトイレマットを2組用意し、さらにトイレの出口にも、別なマットを引きました。このころ2〜3日おきにトイレ掃除&トイレマットの洗濯をしていました。さすがに、会社勤務で夜の9時や10頃に帰ってきてトイレ掃除&トイレマットの洗濯はつらい。

それから、洗濯できるスリッパも大量に買いました。
汚れたスリッパは即座に洗濯済みの新しいスリッパに交換するのです。

スリッパというのは、肉厚なため、乾きにくい。
スリッパを効率良く乾かすために、除湿機の送風口に立てかけるためのワイヤーネットを装着しました(除湿機は、スリッパに限らず、室内干しをするには本当に便利な電化製品です。どんなに大量に干しても一晩でカラッと乾きますからね。我が家では除湿機が各部屋に1台あります)。

スリッパをプラスチック製のおしっこが染みないものに代えることも考えましたが、階段の上り下りでけつまづきそうですし、床を滑りやすそうなので、やめました。

家の床を掃除をするために、TVの通販で観たスチームモップなるものを購入しました。これは、大変便利な代物で、専用パッドを通して、蒸気がシュッシュッと出て、臭い汚れもきれいに落ちてホント助かります。何も薬剤を使わなくても汚れを強力に落とせ、熱で除菌もできるのがありがたい。まるでおしっこで困っている私のために売り出してくれているかのよなうな、ナイスなタイミング。

さて、トイレでおしっこの引っ掛かっている所をよく観察すると、便器の淵から、流れ落ちて床との設置面に溜まっていることが多い。トイレマットの丸く凹んでいる部分が汚れる。

そこで、本来は紙おむつの中に入れて使う男性用の吸水パッドを便器に巻きつけることにしました。
普通のテープでは便器にくっつかず、固定する方法に苦慮したのですが、 ニチバン布テープ を使うと、便器にもくっつけられることを発見。


このように吸水パッドを便器に巻きつけると、おしっこが沢山吸水され、1週間はトイレマットを洗濯しなくても大丈夫になりました。吸水パッド万歳!
なお、マットの下に敷いてあるシートは、ペット用のおしっこ吸水シートです。吸水面を外側にして二つ折りにして使っています。

この頃、我が家のトイレのサイズに合わせて、トイレの床をくまなく覆う大きさのトイレマットをカスタムメイドで作ってもらいました(右の写真の下にある方のマット)。

床の形に合わせてピッタリと作ってあるためトイレマットがずれにくい。いままで、トイレマットや下のペットシートごと大きくずれて、その隙間におしっこが溜まっているという事態が時折あったのですが、これが解消されました。トイレマットがずれないというのは、転倒防止上も具合がよろしい。また、トイレマットが掛かっていなかった部分の床汚れをなくせるという点も助かっています。2枚特注しました。確か、1枚7,000円くらい。

ここまで読んで、便座に座らせておしっこをさせれば、便器の周囲に引っ掛けないのでは?と思った方もいると思います。立っておしっこをするから、引っ掛けるのだと。

私も、女性のように座っておしっこをしてもらえば、それで解決と思って「座ってやってね」とトイレットトレーニングをしてみたのですが、だめです。80年続けた習慣は変えられません・・・。うん、わかったというのですが、すぐに忘れてしまう。

そこで、便座を上がらないように紐で固定するという手段をとってみました。
私もおしっこをするときに、座ってしなければいけなくなるのですが、背に腹は変えられない(あれ、なんか違うか)。

しばらく、うまくいっていました。
しかし、その内になんと、便座の上からおしっこをされるようになってしまいました。あちゃー(><)

なお、便座を下げて、座っておしっこをさせても、床面が汚れることがあることにも気づきました。
これは、便座と陶器の間をおしっこが潜り抜けるからです。
とくに、漫然と座って便座の淵に引っ掛けていると、当たった勢いで淵を越えて流れ落ちます。座ってやってもらえば床が汚れないという訳ではない。

ちなみに、この話をケアマネにしたところ、それは男性だけじゃないのよ〜、女性だって変な角度でやるとだめなのよ〜と言っていました。ちょっとドキドキ。


立ってやると、どうしても便器の淵に引っ掛けてしまう(踏み込みが足りないからですね)。
それに、立ってやると、父は横からナニを引っ張り出しておしっこをし、事後、横チン状態のままズボンを穿いたりしていることが判明。

あれ、紙おむつを穿いているのに、なぜズボンが内側から濡れる??とか、あれ、どうして布団に少しちびっちゃっている??というのが発見の発端でした。これでは、紙おむつを穿いている意味がありません〜。(ノД`)ハァ

これを見つけてから、トイレから出てくるのを見つけるたびに、私は「真ん中にいる?」と確認するようになりました。この際、ビートたけしのコマネチみたいなふりをしているので、とても人様には見せられません。

私「真ん中にいる?」
父「うん」
私「本当?」
父「・・・うん」
私「横からはみ出てないかチェックして」
父「ん」(はみ出ている)

私「どこか遊びに行っていない?」
父「大丈夫」
私「居る?」
父「・・・うん」
私「上から手を入れて確認して」
父「ん」(直している)

やはり、どうしても座ってやってもらわねばならない。
座ってやってもらえば、紙おむつをまっすぐ下ろして、まっすぐ上げるので横チンになりようがない。

そう、近いうちに、座ってやってもらうための新装備をトイレに投入予定です。

(続く)

(続き)

じゃん。座っておしっこをしてもらうための新装備「センサーボイス 」です。

これは、熱線式センサーが人を感知すると、あらかじめ録音されたメッセージが再生されるという装置です。初期状態で録音されている音声は
「ただいま警戒中です。これより先の侵入がありますと通報されます」
というものと、犬の鳴き声です。防犯装置そのものです(トステムの子会社が販売しています)。

自分の声をICに録音する機能があるので、私の声で「便座を下ろして。座っておしっこをして。座っておしっこをして。」とトイレに出入りする度に再生します。

赤外線センサで感知しているかぎり、25秒おきに再生してしまうのですが、本体の向きをドアに向けて、出入りするときだけ感知エリアを遮る角度に設置しました。一度中に入いってしまえば、ゆっくり用を足せるという訳です。

日ごろ、結構、目論見が外れて使えないグッズも多いのですが(笑)、これはとてもうまく機能しています。
父も、素直に従ってくれています。
さて、このまま解決するかな。


[補足]
文化人類学的に言うと(嘘です)、トイレの便座が常に下がっている家は、女性の力が強い。トイレの便座が常に上がっている家は、男性の力が強い。なぜなら、女性にとっては、便座が下がっている状態が「普通」であり、男性にとっては便座が上がっている状態が「普通」だから。
あなたのおうちはどちらが「権力の座」を掌握していますか?

[補足]
そういえば、トイレの清潔を保つべく、以前、床の施工業者に次のような造作をしてもらったことがあります。

昔から父はおしっこをこぼし、便器を伝わって便器と床の隙間に入り込んでしまうという事態が発生していました。いくらきれいにしたくても、間に入り込んだおしっこまではどうしようもない。なんか臭いもする。そこで、いったん便器をはずして、床シートを張り替え、再び便器を付けた後に、隙間にみっちりと充填剤を注入してもらったことがあります。

[補足]
ついでに、トイレットペーパーホルダーの写真。普通にハンズで買ったもので、なんてことないのですが、次の2点が気に入っています。その1、年寄りでも片手で簡単に交換できること。その2、金属製でないので、トイレでよろけたりして強くぶつかっても怪我をしないこと(ホルダーのヘリでお尻を切ったことがある人を知っています)。

あと、金属製はトイレの外からでもカランカラン音が聞こえるので嫌いです。そのものの音と同じくらい恥ずかしいものと思うのだけどな。いや、むしろ単なる排泄音より、動作が筒抜けになるので余計恥ずかしいと思う。



[補足]
旦那のトイレのあとに入ると臭い、という台詞は良く聞きます。でも、これって、旦那も同じことを考えているわけです。つまるところ、他人のあとは臭い、ということ。

なぜか、トイレの話はつきない・・・。ミニエッセイの新シリーズ化か!?



[補足]

父と私のある日の会話。

私「これ、何だ?」
父「炊飯器」
私「何するやつだ?」
父「ご飯を炊く」

私「これ、何だ?」
父「茶碗洗い機」
私「何するやつだ?」
父「茶碗を洗う」

私「これ、何だ?」
父「のりゆき(笑)」
私「何するやつだ?」
父「監督」

幾つになっても、父親は自分を一家の長と自認しているのですね。
微笑ましいので、別な日にも同じ質問をしたら、そのときは「ボス」と言っていました。(^_^)




[2009.05.02]


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このYouTubeの画像は、名門 Williams 最後のピンボールマシン、そして、私の最も愛した台「STAR WARS Episode I」の動画です。

もう、たまりません。この動画を見つけた興奮で今夜眠れないかも知れません。

ライトの美しさが芸術的でしょう!プレイフィールドと画像が融合しているのもすごいでしょう!ピンボールのテクノロジーというのは、こんなにも進化していたのですよ。

ハイスコアを叩き出すために、オープニングのロールが流れている間は、深呼吸をして精神集中をしていたことを思い出します。



以下、2000年4月に私の書いた作者近況を再掲。


ようやく、ここ半年ほど懸案事項だった特許の申請がやっと山を越えた。(^^)/

嬉しかったので、久しぶりにゲームセンターに行ってみました。もちろん、人類最高の娯楽であるピンボールをやりにです。最新型のピンボール「STAR WARS Episode I」があって、鼻血が出そうなほど楽しかった。(<−おいおい)
やっている間は、性格変りますね、あれは。
10回ぐらいコンボするともう、心臓がバクバクいって、アドレナリンが滾って、気分がハイになります。(一度、Dr.WHOという機種で14回連続でレーンを通したことが最高記録かな)
あのスピード、でかくて派手な音、心を奪うライト、しびれます。もう、最高。

うーん、ピンボール大好き。

はじめてやった機種だったけど、ちゃんとハイスコアで名前をクレジットしてきたぞ!!ははは。後ろにギャラリーができると気分いいな。(<−自慢しない主義はどうした?)

あー楽しかった。
人間、たまには羽目を外してストレス解消も大切。


P.S ゆかりさんへ、師匠も実はバカです。


[補足1]
この文章、品がないなあ。まあたまにはいいか。

[補足2]
ピンボールって何?というひとはこの画像を見てください。
どこかで目にしたことがあるでしょう?
国民的娯楽となっているパチンコや、温泉場のスマートボールと同じルーツから生まれた重量級の娯楽機械です。
特に、現代のピンボールは、メカトロニクスとライティングの芸術品です。
重い鋼鉄の球が、ときに緩やかに、ときに目にもとまらないスピードで機械の内部を飛び跳ね続け、ターゲットを落として、エキサイティングにスコアを叩き出し続けるのです。

そして、スコアが上がれば上がるほど、機械も唸り、震え、秘められたポイントを鮮やかなライトで煌々と挑戦的に示してきます。ターゲットを落とすたびに仕掛けられたギミックがチップのプログラムによって解き放たれ、新たなレベルへと果てしなく舞い上がっていけるのです。

最初はとっつきにくいのですが、技術が上がるほど楽しめます。

[補足3]
その後、この「STAR WARS Episode I」という台で、遂に、グランドチャンピオンになりました。その台が製造されて以来のハイスコアを記録したということです(約1億8000万点、レベルは「JEDI MASTER」)。
「ふっ、これでしばらくは抜かれないぞ」と思っていたら、見慣れない外人さんがいきなりハイエストに迫る3番目のスコアを出したのを見て、世の中広いな〜と思いましたけど(でも、私の方が上手だと思う)。

[補足4]
後日補足。この頃、連続17回同じランプ(高いスコアが得られる、長い通り道のこと)を通すということができていました。右のフリッパーで打ったものを左ランプに入れ、左フリッパーに戻ってきた玉を今度は右のランプに入れることを17回連続させたのです。
いまから考えると、よくもそんなことができたものです。
しかも、左右スイッチです。
自分で数えた分には、最高20回連続で入れたこともあります(こぼしても、数秒以内に叩き込めば、連続していると認識されるが、結局タイムアウトだった)。
平均でも10回位は簡単に入れていました。
当時は、フリッパーが自分の指の延長になったような感覚がしていたものです。何事も練習ですね。
[2000.4.12]




ピンボールというゲームの面白いところは、果てがないということです。
ビデオゲームなら、ボスキャラをやっつければ、それでおしまい。ところが、ピンボールにはそれがない。球を落としさえしなければいつまでもプレイできる。スコアを上げればあげるほど、マシンが激しく光り、音を出し、見たこともない反応をして際限なくヒートアップしていく。球を激しく当ててやれば当ててやるほど、マシンは昂ぶり、激しく反応する。こうして、プレイ中は、プレイヤーと一緒にどこまでも高みに駆けあがっていけるものなのです。

その興奮は、なかなか言葉では形容できない。 なんて言えばいいんだろう、ある種の射幸心なのだけど、パチンコのフィーバーとも、もちろん違う。お金ではなく、もっと根源的な悦び。目の回るような、空を飛ぶような・・・。セクシュアルな快感にもちょっと近い気がする。


[補足]
残念ながら、ピンボールはすでに絶滅の危機に瀕しています。きちんとした台でプレイできるところは、私は都内に2か所しか知りません。
上の文で「どこかで見たことがあるでしょう?」と書いていますが、もう20代の人はほとんどの人が実物のピンボールというものを見たことがないはずです。コンピュータゲームのジャンルの一つと思っているんでしょうね。Windowsのアクセサリの中にもおまけでピンボールゲームが入っているし。



私に言わせたら、実物のピンボールと、コンピュータゲームのピンボールは、まったくの別物。
車でドライブするのと、ドライブゲームでドライブする位違う。
−−−要するに、実物と、シミュレーションの違いという訳です。

[補足4]
初心者のピンボールに対するよくある意見。−−−「球が勝手に転がって横から落ちてしまうので、面白くない」、「真正面から真ん中に落ちてこられたらどうしようもない」。

これは、球の動きを計算して、落ちるルートに乗らないよう、そのパターンに陥る前の段階で球をコントロールするというのが、正解です。大事に至る兆候を見出して、台を軽く揺すったり、フリッパーで打つところを考えたりして打つのです。つまり、落ちるパターンを逆算して、それを回避するようにプレイするのです。

一例なのですが、フリッパー手前で両方の三角コーナーに弾かれて低速で左右に行ったり来たりするパターンは、落ちやすいパターンです。左右のアウトレーンからコロリと球が落ちてしまいます。この場合、三角コーナーの頂点に来たところで、台を軽く前に押してやります。すると球の運動が上下運動になります。
一般的には、低速運動をしていると落ちやすい。球がエネルギーを持っていないから、片方のフリッパーでかすっても、軌道を変える力が足りず、もう片方のフリッパーを振っても拾えない。高速運動をしていれば、これを拾えるということになります。

高速で球を打つには、フリッパーの先でしっかり打つことですね。そうすれば、台の設計上、重要なランプレーンに気持ちよく球が上がっていきます。焦って早く打とうとすると、へろへろとしか球が上がらないのです。








1973年のピンボール (講談社文庫)
あの村上春樹さんも、ピンボールを偏愛する物語(だったよね?)を書いています。
[2009.04.05]


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この不景気によって、あちこちで人の心をもの寂しくさせるような話題が増えています。
私の職場の課でも、派遣の方が一人去っていきました。
上長が、本人の希望ではなく「派遣切り」であることを示唆していました。それほどまだ会社の業績に影響は出ていない段階なのですが、先回りして、契約を打ち切ったということなのでしょうね。
一度、呑み会で隣になって、楽しく話をしていた方なのですけどね・・・。
なんとも可哀想です。

さて、企業は不景気になると、まず広告・宣伝費を削るのだそうです。
最近、電車に乗っていて思うのは、広告が減っているということ。

私鉄の場合、注意して見ないと気づかない変化なのですが、吊り広告の内容が、その私鉄のグループ企業のものばかりになっているのです。

たとえば、系列のホテル、系列のデパート、系列の不動産会社、系列の観光会社、交通安全キャンペーンなどで占められています。一見、さまざまなバリエーションの広告があるのですが、ほとんど「自前」です。

ある日、数えてみたのですが、1車両に7か所、吊り広告を吊る場所があるのですが、内5か所までがこのような「自前」の広告でした。残り2か所は、サラ金とパチンコ。

私鉄側も、不景気だからといって、殺風景な車内にしたくないのでしょうね。
通常、広告を出さないような自動改札機の製造メーカーの企業広告が吊られていたり、別な私鉄の企業グループの広告が吊られていました。相互に助けあっているのでしょうね。誠意のある努力が感じられます。

JRの場合、あまりその辺に気を使わないのか、吊り広告の空きができていることが多いのですが、1車両丸ごと警察官募集の広告で埋められていて、ニュースになっていたことがありました。
そう、だんだん、政府系、公共系の広告が増えてきているのです。

資本主義の衰退した姿は、社会主義に似てくるのかも知れませんね。


[補足]
TV会社も、広告費で動いている企業です。
TV番組を観ていると、大きな地殻変動が起きていることをひしひしと感じます。

まず、キャスティングがコストの安い人(たとえば、新人の芸人や自局アナ)に、どんどんシフトしていっていること。休日の午後などには、再放送か、ドラマの番宣番組ばかりになっていること。番組も深く掘り下げる必要のないお手軽なものが増えていること(クイズをメインにしたバラエティ番組とか)。トーク番組でも、ひな壇のメンバーの数が減っていることなど。

[補足]
これは、非常に深刻な話です。首都圏に住んでいる人は、実感しているかも知れませんが、不況時、会社の期末・期首である3月、4月には、鉄道ダイヤが人身事故で乱れることが増えます。恐ろしいことです。
リストラされたり、不本意な異動をさせられた人の心のダメージというのは、本当に大きなものです。
自殺防止活動を本格的に始めなくては、と心に誓う日々です。




[2009.04.04]


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私は学校の勉強はできない子でした。

もともと私は勉強をコツコツする性質ではなく、ノートをとっても、あとで見直すなんてことは、まず、なかった。何が嫌といって、自分の汚い字が嫌なのである。ノートの最初の数ページだけはがんばって丁寧な字を書くのだが、あと、10ページは汚い字となり、ここらへんでやる気がなくなり、最後まで使い切らない。そんなノートがあちこちにある。ノートをとらなくても、なんとなく考えれば分かる現国のような科目が得意だった。数学なんて、まるでだめ。本気でわからなかった。

親は勉強しろなんて言わなかったし、塾にも中学生のときに1年ほど通ったきりだ。
そもそもが、勉強に価値を置いていなかった。

中学、高校時の偏差値も、平均すれば50そこそこくらい。
英語52くらい。数学42くらい。国語60くらいだったかな。そんな感じです。
(ちなみに、成績でいえば、工作・美術系だけは、常に最高の成績でしたが)。
高校は、絶対に受かるようなところを選んでいた。現国ができたのと、英語が人並みだったので、なんとかなったのである。

大学は、行きたいけど、勉強してないし、この頃、母を亡くしているので受験する意欲もほとんどなかった。多摩動物公園駅(当時はモノレールは開通していなかった)の近くにある某大学に推薦入学で行こうとしたが、落とされてしまった。世間は甘くない。
その面接に行ったとき、隣に見えた大学が、後に通うことになる中央大学である。
中央大学多摩校舎は、壮大な巨大なコンクリートの構造物で、山あいに堂々たる威容を見せていた。
そのときには、すごいなぁー。あれが中央大学かと思った。
偏差値50あるかないかの私には、雲の上の学問の府に見えたのである。
そんな有名な大学に、行く人は行くんだなー、と思った。

さて、当てもなく卒業で押し出され、浪人してしまった。
死ぬのもいいなぁと、人生投げやりだった頃である。
跡形もなく、失踪できればなぁとよく思っていた。

でも、なぜか、春になったら、なんとなく生きる気力が少しずつ湧いてきた。
一人になれたのが、よかったのだと思う。
人の心を扱う、心理学という学問を学べたらいいなと思っていたこともある。マクロコスモスに対置するミクロコスモスたる人の心。すべてを認識し、創り出す人の心。
不思議な世界。独自の学問。人の心が妙に読める自分はいったい何なのかという疑問。
自分と同じ仲間がいるのではないかという期待。

予備校に行くなんて無駄だと思ったので、自宅で浪人した。
目標が明確なれば、根性を出して、せっせと勉強した。国語と英語と世界史の3科目である。

当時、受験のノウハウを書いた本や暗記術の本を手当たり次第買ったな。
世界史はA4サイズのメモ帳に殴り書きを繰り返して覚えた。殴り書きで汚い字がいっぱいになると、紙を破って丸めて捨てるのである。メモ帳を1冊、ボールペンを1本使い切ると、とても嬉しかったな。英語は通信講座を活用した。トレペも引っ張り出してやった。

1年後、見事に中央大学に受かった。法政大学にも受かった。
(早稲田大学には落ちた。立教大学にも落ちた。なぜか、専修大学にも落ちた)。
こうして、晴れて、中大生になったのである。中央大学文学部哲学科心理学専攻課程である。めでたし。

雲の上の存在である中央大学に受かったことで、やればできるんだと自信が付いたな。
まあ、1年間の付け焼刃にしては、よくできました、と褒めてやりたい。

これから浪人する人には、偏差値50なくても、1年間頑張れば、中央大学くらいには受かると言いたい。ただ、科目を絞り、得意科目を生かすなど、戦略は必要。

えーと、数学が苦手という話を書きたかっのだけど、受験話になってしまった・・・。
まあ、どこも受からず、浪人が決まった人もいる時期なので、ちょうどいいか。

浪人のみなさん、希望を失わず、歩いていってくださいね。


[補足]

私の勉強法は、いわば「汚し勉強法」です。きれいにノートにまとめられればいちばんよいのでしょうが、どうもきれいに書くことに気が行ってしまい集中できない。どれだけ参考書を汚して、自分のものにするか、ということを考えていました。覚えなければいけない、という情熱や参考書の情報から受けたインパクトをそのまま紙面にぶつけるのです。写真は、当時使っていた世界史の年号の暗記法の参考書です。
ちまたには、東大合格生のノートは美しいというような本もありますが、そういうものが向かない人は、この勉強法をお勧めします。そもそも暗記科目は、ノートに記録するのが目的ではなく、脳に記録するのが目的ですからね。
長所は、ストレスが溜まりにくい、ということです。インパクトの赴くままアート感覚で汚していますからね。あとで見て、あー、勉強したなという「痕跡」が残ることも励みになります。

ちなみに、大学に入ったころから、個人用パソコンやワープロなるものが普及しだして、私もタッチタイプを徹底して練習しました。いまでは、即座に電子的に何でもきれいにまとめることができるようになって、勉強法も変わりました。その話はまたいつか。




[2009.03.29]


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明け方に吃驚したこと、2件。

今朝、5時頃地震がありました。
これに先立ち、部屋に設置してある緊急地震速報の装置が大きな音声で警報を発し、吃驚して起きました。
「震度3の地震が起こります。」(だったかな?)
で、その直後にユサユサと揺れがやってきました。あとで調べたら、千葉沖が震源地で、横浜では震度2とのこと。
おお、設置して初めて、地震の前に警報が出た!

私の部屋には、2種類の地震予報装置があります。
1台は今回警報を出した、気象庁の「高度利用者向け」緊急地震速報を利用した装置で、ケーブルTV業者に設置してもらったものです。もう1台は、イスラエル製のスタンドアロン型地震予報装置です。こちらの方は地震が起きてから鳴り出しました。だめですね。

それにしても、震度3くらいなら、こんなにうるさく警報を出さないでもいいのにな(音量調節はできない)。 もともと地震や雷にはまったく動じない方なのですが、就寝中に大きな音声で起こされて結構ドキドキしてしまいました。


で、もうひとつ吃驚したことは何かというと・・・。
突然、眠りを破られたわけですが、非常に鮮明な夢を見ていました。

きちんとした映画のようによく演出された、コミカルな時代劇を観ていました。
草履のようなものが、ポーンと空中に蹴り上げられるシーンで目が覚めました(シーンを切り替えるための何かのオチです)。草履がアップになり、映像に本をめくるような演出までされていました。
しかも、ナレーションまでありました。

毎日、こんな夢をみていたのか・・!?自分。(= _=)




[補足]
上述の夢の話をしたら、こんなメールをもらいました。
---------------------------------------
とりいそぎ・・・今朝の夢を。
目覚ましが鳴って止めて起きるまでの、ほんの数分の間に見た夢です。

”糸電話を作って、それを町なかで使って周囲に迷惑をかけていた男が逮捕された”というニュースが流れている。
警官3人が犯人を取り押さえる瞬間が、テレビで流れている。
その犯人のコメントを、アナウンサーが真面目に伝える。
「意図的("いと"てき)にやりました。」

ここで目が覚める。

・・・なんちゅーくだらない夢。(笑)
自分の深層心理には、そういう駄洒落が隠れていたとは。
---------------------------------------
面白すぎる!
笑いを噛み殺すのに苦労するじゃないかぁ。

なんで、夢なのにそんなに完成度が高い駄洒落が・・・!?
自分がそんな夢見たら呆然としそう。
---------------------------------------
いや、私も実際に、ホントに唖然呆然としたんです。
人が言ったんじゃなく、私の経験や知識が作り出したストーリー/駄洒落でしょ?
なんだかなー。
くだらないんだけど、コンパクトに妙にうまくまとまっているとこが、余計にいらっとする。
起きて、「えー。うっそー。やだー。」って思いましたよ。
できれば夢であってほしい。
・・・あ、夢か。
あれ?
---------------------------------------




[2009.02.17]


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今日でホームページ開設12年目突入です。
同時に、私もまた一つ、歳をとってしまいました。<(-_ -)r はぁ
(もう、誕生日が嬉しい年齢ではない)。

時間をうまく使えないことにジレンマを感じる日々なのですが、現在、長年の懸念が大きく動かせるかも知れないという手ごたえがあります。
今年は大きく飛躍できるのではないかと思っています。
どうか、世のため、人のためにもっと大きく働けますように。
最もつらい思いをしている人たちの役に立てますように。



[2009.02.12]


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松の内を過ぎる頃というのは、冷蔵庫の中のおせちが片付いて、お餅がごそっと余る時期です。
そこで、お餅のおいしい食べ方について。

焼き上がったら、箸で真ん中に穴を開けて、そこにちょっとバターを落とします。バターが溶けたら、醤油を掛けて、海苔を巻いて食べます。
つまり、バター醤油ですね。
とってもおいしいです。四つや五つぺろりといけてしまいます(太るのでそんなに食べませんけどね)。

我が家では、この食べ方がスタンダードなのですが、それほど広く知られている食べ方でもないのだと大人になって知りました。

子どものころから、なんておいしい食べ方なのだろう、と思っていたし、いまでもそう思います。
お餅の熱々がバターと醤油の香ばしさを最大限に引き立て、海苔の香りが食欲をそそります。お餅が膨らんで軟らかくなったところの味わいも最高ですが、焼けて硬くなったところもパリパリと噛みごたえがあって染みた味も絶妙です。

このお餅の食べ方を知らないなんて、人生損していると、ホント思います。
ただ醤油を掛けるのに比べたら、50倍はおいしい。
もし、食べたことがない人は、ぜひやってみてください。




[2009.01.12]


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2009年も明けました。

元旦は、家族でこたつに入って、TVを観ていましたが、2日からは英文レターの翻訳チェックの仕事をしています。本当は、スピリチュアルな本でも読んで、ゆっくり過ごしたいところなのですが、怠け心に鞭を打ちつつ、頑張って働いています。

そう、このお正月にゆっくりと味わいたかったスピリチュアル系の本は、ダスカロスの本です。
この人は、日本ではほとんど知られていないと思いますが、「ザ・ヒーラー(世界一のヒーラー)」、「20世紀における最も偉大な霊性の教師」と呼ばれ、多くの人に影響を与えてきたギリシャの男性です。
ダスカロスとはギリシャ語で「先生」という意味なのですが、彼は無償で多くの人をヒーリングしながらも、自分の名声が上がることを注意深く避け、自分の名前が知られないようにしていたためこのように呼ばれたそうです。
彼は、教えを宗教にすることを禁じ(「無批判に信仰する者より、理性的な無神論者のほうが神に近い」とのこと。もっともです。)、サークルという形で、自己発見の旅に旅立つ準備のある人々を対象に、真理や、ヒーリングと精神修養の方法について無償で教えていたとのこと。

彼の一連の著作で感銘を受ける点は、世界というものの仕組み、カルマ、善と悪、永遠の生命、愛、神の意思、天使の働き、人の働き、エレメンタル(後述)の働きなどが、シャープな整合性をもって見事に説明してあることです。彼はクリスチャンであり、その著作ではキリスト教をバックグラウンドに、壮大な世界観が示されます。

エレメンタルという存在の説明が、彼の教えの中でも特徴をなします。エレメンタルとは、人の感情、思考、欲望から生まれる存在のことで、人の心から常に創造されています。彼らは独自の命と意思を持って行動します。私たちの人格は、これらエレメンタルの総合計です。

昨年、偶然この本の書評でエレメンタルというものの概念を知り、この概念を使うと、幽霊とか生霊の存在をはじめ、潜在意識による願望実現というような現象の辻褄がすべて合うんじゃないかと考えて、それ以外は特に期待せずに買った本なのですが、うわ、今まで読んできたスピリチュアルな本の中でも最上級のものにぶつかってしまった、というのが率直な感想です。

ちなみにダスカロス自身の日常的なエピソードから伺えるキャラクターは、何とも微笑ましく、気のいいおじさんという感じです。

スピリチュアルな本が嫌いでない人は、一度読んでみることをお勧めいたします。
(読む前は表紙やコピーが派手なので、ちょっとどうだろうな、なんて最初は考えたのですけどね)。




おすすめの本
メッセンジャー―ストロヴォロスの賢者への道
この本は本人の著作ではなく、社会学者のルポという形です。三部作の第一作にあたります。


[2009.01.03]


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ミャンマーのサイクロンや中国四川の大地震など、悲惨な天災にはため息が出るばかりです。
どうしてこうも非情なことが起こるのか。

何かできることをということで、ミャンマーのときには、ユニセフに寄付しましたが、中国に対しては「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」の中国語版を作ることに決めました。

特に、親を失った子どもたちが受けてしまった心の傷を癒すことに少しでも役立てばと思います。
子どもが悲しみに傷ついたまま、生きていくことに絶望したりしないように。

そして、地震で先に逝かなければいけなかった親の無念の思いを少しでも軽くするために。





日本ユニセフ協会
クレジットカードで即、寄付できます。
[2008.05.22]


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ピンボールファンなら思わずニヤリとしてしまう傑作な映像です。

ペプシコーラの海外のCMなのですが、街中をピンボールマシンのごとく巨大な玉が疾走します。楽しい。y(^ー^)y

GIGAZINEさん、教えてくれてありがとう。


[補足]
この人、最初から最後までペプシコーラを落とさず持ち続けていますね(笑)。


[補足]
ところで、この情報は「Googleアラート (ベータ版)」で得たものです。知らないと損する、大変役に立つ機能なのでご紹介しておきます。
自分にとって関心のある人・物事について、どこかのメジャーなサイトでそれに関して取り上げているときに、メールで通知してくれるという機能です。

私は「ピンボール」で登録してあり、たまにメールが届くというわけです。

この機能は自分の想像力次第で、本当に使えるツールに化けると思います。

自分の関心のある人・物事に関して、世界中にくまなくアンテナを張っているようなものです。ぜひ、試してみてください。




[2008.05.18]


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この年始、父と夜の散歩をしていたら、上りの階段で父がつまづいて転倒してしまいました!
年末年始に運動不足で脚の筋肉が衰えていたようです。
頭(目の上)をしたたかに打ってしまい、血もぼたぼた流れて、大変!!!
大切に世話している父のそんな姿を目の当たりにして、結構ショックを受けてしまいました。

動揺しながらも、夜間緊急対応の病院を調べてすぐに病院に連れていきました。
待合室には、重苦しい雰囲気でじっと押し黙った人たちや、逆に、血相を変えて焦っている人たちがいました。
居たたまれない空気です。
私自身も、自分が一緒にいながら転倒させてしまったことに、責任を感じて胸がつぶれる思いでした。

医師に診察してもらった結果、結局1.5センチ程度の切り傷と、擦り傷で済みました。
頭を打ちましたが、レントゲン写真や様子から判断して問題ないようです。手足の骨折や捻挫もなく、目の損傷もありませんでした。

しかし、見た目はひどい状況で、目の周りが大きな赤黒いあざになり、擦り傷は生々しく、まぶたは腫れて、とても痛々しくて眼帯がなくては外に行けない状態です。

その後、三日経ったいま、あざがみるみるうちに消えていくことに驚きを感じています。
まぶたの腫れも引き、擦り傷もかさぶたになりました。
もう、どこも痛くないそうです。

本当に、吃驚しました。
大事にならなくてよかったです。いまは、転倒防止のために、毎日脚のトレーニングをさせています。
家の中の安全対策も徹底している最中です。玄関のたたきがレンガなのですが、ここも大きなダンボール箱を並べて、もし転んでも頭を打つ場所を無くしました。風呂場にも手すりを追加する予定です。

お年寄りの転倒は怖いと、心底思いました。

*     *     *

今回の件で味わったショックや自責の念や不安や恐怖は、人の気持ちを推し量るための貴重な体験だったと思っています。

無論、今回の件は、深刻な事故に遭われた方の思いの千分の一、万分の一にしか過ぎないのはわかっていますが、それでも、これだけの精神的なショックを受けたことに、改めて、気を引きしめていかないといけないなと思いました。

人の気持ちは、体験しないとなかなかわからないものですからね。

(読んで悲しい思いをした人は、ごめんなさい)。


[補足]
その後、私は常に、大型の絆創膏、ガーゼ、テープを鞄に入れて持ち運ぶようになりました。
転倒した人を見つけたら、助けようと思って。実際、そうそう転んでいる人に出会うもんじゃないんだけどね、と思っていたら、先日、見知らぬおじさんが目の前でつまづいて転倒したので、早速レスキュー!(・・・というほどのもんじゃないけど)。
真正面から転んで、上唇から血を流していたので、ティッシュと絆創膏を差し出してあげました。
歯も(おそらく)折れておらず、大事には至らずによかったです。

[補足]
大雪の日、首都圏で転倒して怪我をした人が200人近くいたというニュースがありましたね。いままでは雪の日のごくありふれたニュースとして気にも留めていなかったのですが、いま考えると、転んだ本人は切迫した状況だったのだろうと、ととても気になります。



[2008.01.07]


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発達障害のある横浜市都筑区の12歳の男の子が12/6(木)から行方不明になっていましたが、無事に1月8日午後3:00に保護されました!!
見つかって本当によかったです。

まさか、千葉まで行っていたなんてねぇ。





[2007.12.28]


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今回は、私がこんな便利なサービスあったんだっ!と感激しているネットスーパーの話です。
人に教えると、みんなこれは便利!と口を揃えます。
特に、働いている女性や、子育て中の女性、共働きの家庭、お年寄りにとても役立つとお勧めできます。

さて、ネットスーパーとは何か。
ネットスーパーを定義すると、実店舗のあるスーパーマーケットによる買物代行&個人宅への宅配サービスのことです。
インターネット上の店舗で注文すると、即日や翌日に配達してくれます。
まだ、首都圏を中心にした地域限定サービスですが、使ってみると便利この上ありませんよ!

*     *     *

私が利用しているのはイトーヨーカドーのネットスーパーです(以下、特に断りのない限りイトーヨーカドーのサービスの話です。四国と九州にはイトーヨーカドーがないそうなので説明しますと、セブン-イレブンの系列の大手スーパーマーケットです)。

午後3時までに頼めば、その日のうちに配達してくれる!時間指定可!
どんなに大量に頼んでも、1回の配送代金は315円。
商品は30000点以上。しかも、チラシに掲載されているお買い得品がそのまま買える!
クレジットカードでも、その場の現金支払い(代引)でもOK!

重いもの・かさばるものをいくらでも頼めます。
お米、みかん、洗剤、缶詰、調味料、おもち、根菜類、果物、飲料、お酒、缶ビール、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、猫の砂・・・。
私の場合、みかんを箱で注文しています。夏ならスイカを注文すると便利でしょうね。あと、豆乳などの飲料をごっそり注文しています。根菜類やバナナも意外に重いので本当に助かります。
行き帰りに持ち運ぶ手間だけでなく、店内で重いカゴを持ちながら、何を買うのか悩んであちこち歩いたり、レジでじっと待つという労働からも解放されます。
これはお年寄りや腰痛持ちの人にとってはありがたいのではないかとつくづく思います。

私がなにより嬉しいのは時間の節約になるということですね。
店までの往復時間、レジに並ぶ時間、袋に入れる時間、そして、買い物あとに家でぐったりする時間(もう若くないので)・・・。
これらが節約できるのです。
最近は、金曜日の深夜にネットショッピングをして、土曜日の午後に届けてもらうという使い方をしています。
休日に本格的に料理をしたいというとき、食材をあれこれ買いまわらなくても、注文一発ですべて揃うのは嬉しい限りです。
携帯パソコンを持っていれば、会社などで昼休みに注文して、18時〜20時や、19時〜21時に受け取り、その日の夕食を作るということも可能でしょう。
配達時には必ず家にいなくてはいけないのですが、決められた2時間の枠だけ在宅すればよいので、負担ではありません。

寒い日や暑い日に外に行きたくないなーという日でも、忙しくて外にいけない日でも、自宅にいながらにして日常生活に必要な品が揃います。食品、飲料・酒、日用品・生活雑貨、衣料品、くらしの品(コスメ、健康、ペット用品・・・)、介護用品、ベビー用品が購入できます。
年末・年始も休みなしだそうなので、大晦日におせちの食材を頼むのも便利でしょうね。お正月もお酒やみかんが切れたからと買い出しに行かなくても済みます。

お財布にも優しいと思います。入会金も年会費もありません。また、ネットスーパーで買うようになって、お買い得品ばかりを選ぶようになりました。カゴに入れるたびに幾らか計算してくれますからね。
配送代金は315円掛かりますが、いままで重くてまとめて買えなったものを安売りのときにまとめて買えるので、元は取れると思います。ちなみに、私の場合、何千円以上お買い上げで送料無料というキャンペーンをいつも使っていたため、いままで配送代金は取られたことはないです。

ネットスーパーと一般のネットショッピングとの顕著な違いは、宅配業者ではなく、スーパーの店員さんが配達してくれる点でしょう。普通に、スーパーのレジ袋に入れて届けてくれます。
このネットスーパーでは、良い条件のものを揃えてくれるというのがウリの一つだそうで、実際、洗顔剤を頼んだときはおまけ付きのものを届けてくれました。
特に悪いものが届いたことはないですね。

ネットスーパーでも実店舗と同じく、ジャガイモ1個とか、ネギ1本とか、鮭1切れとか単品でも買えます(実店舗でそのように売っていればです)。
自宅で冷蔵庫の中身を見ながら買い物できるので、食材を余らせない買い方が出来るのも嬉しい点です。

ちなみに、私がネットスーパーで失敗したことを挙げると、商品の大きさがわかりにくくて、思った品物より一回り大きいものが届いたということが何回かありました。あれ、こんなに大瓶だったのかとか、ミニサイズかと思ったら普通サイズだったか、という話です。ちゃんと量を確認すればいいのですけどね。

あとは、個人的には運動不足になるかも知れないという問題はなくはないんですけどね(いや、確実にあるな・・・)。

申し込みは簡単です。会員になって、その場ですぐに注文できました。
実際に配達してくれる店は、地域によって自動的に決まります(いちばん近い店に)。

*     *     *

このネットスーパー、ビジネスとしても、非常に大きな可能性を秘めていると思います。これから高齢化社会を迎える中、お年寄りに優しいサービスですからね。WBSかな?ビジネス番組で一回紹介していたのをTVで観たことがあります。昔から、日本には、御用聞きという文化はあったのですが、それが廃れていましたからね。それが現代人に合う形で復活したともいえるでしょう。

これまでにも、生協などの宅配サービスもあったのですが、ここまで自由な買い物ができて、スピーディに宅配はしてくれませんよね。食品の安全性という面に関しても、「顔の見える食品」シリーズがあるし。

さて、ネット上の百科事典wikipediaの「ネットスーパー」の項目にはこう書いてあります。

「米などの重い物を購入する際や、雨の日は車で店舗まで足を運ぶのが普通であった。消費者が重たい生活必需品をレジまで運んで決済し、車に積み込んで商店から自宅まで運搬する必要があった。しかしネットスーパーの普及によって、そうした手間が無くなり、買い物に費やしていた時間を人生でより大切な趣味や家族・友人との交流に使えるという生活の変革をもたらした。」

最後の一文、まったく同感です。生活を便利にしてくれる本当にありがたいサービスです。

いままで、例えば味噌が切れたら、味噌を買いにスーパーやコンビニに足を運ぶわけなのですが、そのことが、その日のやるべきことのリストの一位になってしまうことが、結構あることに気づきました。やれ、洗剤がなくなった、やれトイレットペーパーがなくなった、やれ、電球が切れた、と。
そのことで頭が占められてしまったり、買い物を優先してスケジュールを調整してしまったりしてしまうわけです。それに、その買い物をしただけで、ああもう今日はやるべきことをきちんとやったなという気持ちになってしまうことも多かった気がします。
きっと、人生で買い物をしている時間をすべて合計したら、何年間もの時間になるのだと思います。

よく考えれば、補充しなければいけない生活用品なんて何十、何百種類もあるわけで、これを買うことに追われている生活は間違っていると思いつつありました。
食料や日用品の買い物は手段であって、目的ではないのだから、なるべく買い物という行為を効率化・合理化すべきだと。そんな折に、このネットスーパーを知ったわけです。

本当に、ネットスーパーは、生活に変革をもたらすサービスだと実感しています。時間節約術としても、最高の裏ワザでしょう。雑事に煩わされず、創作に専念する時間を増やせます。

なお、イトーヨーカドー以外に、西友もネットスーパーを実施しています(西友の方が先に始めたとのこと)。
ネットスーパーの状況を一覧にしてみました。

サービス名配送エリア特長
イトーヨーカドー ネットスーパー 東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、奈良、大阪、兵庫の一部
配送エリア詳細
・即日か翌日を指定した配達(最短3時間)
 16時までならその日のうち(21時まで)にお届け
 一日5便。
・折込チラシの特価品を購入可
・約3万点の商品
・配送費は1回315円(税込)
・会費・年会費は無料
・クレジットカードか代金引換
西友 ネットスーパー 東京、神奈川、千葉、埼玉の一部
配送エリア詳細
・即日か翌日以降7日後までを指定した配達(最短3時間)
 17時までならその日のうち(22時まで)にお届け
 一日4便
・約4,000点の商品
・携帯から注文可
・配送費は1回525円(税込)。
 ただし、5,000円以上(税込)の利用で配送費無料
・会費・年会費は無料
・クレジットカードか代金引換(但し、携帯での注文は代金引換のみ)
・1回の注文は、3万円(税込)まで
いなげや 出前サービス 東京の杉並区、中野区、練馬区、武蔵野市の一部
配送エリア詳細
・即日か翌日か翌々日を指定した配達(最短1時間)
 14時までならその日のうち(19時まで)にお届け
 一日3便
・配送費は1回315円(税込)+代行手数料210円(税込)。
 ただし、3,000円以上(税込)の利用で配送費無料
・約1,000点の商品
・会費・年会費は無料
・クレジットカードか代金引換
・1回の注文は、1万円(税込)まで(商品代金、代行手数料含めて)
サミット ネットスーパーらくちん君
※トップページ以外へのリンクが禁止されているので、サミットのトップページへのリンクです。
東京の世田谷区全域 ・即日か翌日を指定した配達(最短2時間)
 16時までならその日のうち(20時まで)にお届け
 一日4便
・約4,000点の商品
・配送費は次のとおり。
 1回の購入代金5,000円以上(税込み)の場合、300円
 1回の購入代金5,000円未満(税込み)の場合、500円
・会費・年会費は無料
・クレジットカードか代金引換
・1回の注文は、3万円(税込み)未満まで
ピーコック ネットスーパー 東京の杉並区、中野区、練馬区、豊島区、渋谷区、港区、目黒区の一部、ならびに文京区全域
配送エリア詳細
・即日か翌日か翌々日を指定した配達(最短1時間)
 14時までならその日のうち(19時まで)にお届け
 一日3便
・配送費は1回315円(税込)+代行手数料210円(税込)。
 ただし、3,000円以上(税込)の利用で配送費無料
・約2,500点の商品
・会費・年会費は無料
・クレジットカードか代金引換
・1回の注文は、1万円(税込)まで(配送費、代行手数料含めて)
アピタ ネットスーパー 愛知県の名古屋市の緑区と天白区の一部
配送エリア詳細
・即日か翌日を指定した配達(最短3時間)
 14時までならその日のうち(20時30まで)にお届け
 一日4便
・配送費は1回315円(税込)+代行手数料100円(税込)。
 ただし、5,000円以上(税込)の利用で配送費無料
・約3,000点の商品
・会費・年会費は無料
・携帯(i-modeのみ)から注文可
・クレジットカードか代金引換
・1回の注文は、1万円(税込)まで(配送費、代行手数料含めて)


まだ、ネットスーパーは黎明期であり、地域がかなり限定されているのですが、使える地域に住んでいる人は、ぜひともネットスーパーを体験してみてください。一度使ったらその便利さに病みつきになりますよ。


[補足]
我が家は、横浜駅にほど近く、新聞に折り込まれてくるスーパーマーケットのチラシは、きちんと数えたことはないけど、20店舗以上からチラシが入ってきます。また、普段使うスーパーだけでも6店舗あります。
ここで紹介しているイトーヨーカドーの実店舗には、これまで1〜2回しか足を運んだことはないのですが、いまはこのイトーヨーカドーばかりでものすごい量の買い物をしています。
もう他のスーパーにあまり行かなくなってしまいました。うちに届くチラシもイトーヨーカドーのものしか見なくなりましたね。
このネットスーパーという業態は、都市部で威力を発揮する付加価値ビジネスなのかも知れませんね。

[補足]
思うのですが、名古屋で進展しているということは、これは間違いなく全国展開しますね。名古屋人の先進性は相当なものですからね。





[2007.12.23]


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昨日、横浜のヨドバシカメラで買い物をしていたら、ボカ・ジュニアーズの選手と遭遇しました。

買い物を終えて、エスカレータに乗ろうとしたら、なにやら人が集まっている中にマジックでサインをしている外人さんがいる。んー、何者かなと思って見ると、近くにサッカーのマークのある胸章をつけた通訳らしい女性がいる。サインしているのも、サッカーの何かのプログラムのよう。

ダイヤモンド地下街を出たところにも、同じ服を着た、別な外人さんが二人歩いていた。こちらも周りのひとが注目していましたね。

着ている服にCABJというロゴがあったので、家で調べたら、明日、ACミランとクラブW杯決勝の試合をするボカ・ジュニアーズの選手と判明。

明日は試合を見て、どの選手だったか探してみたいと思います。




[2007.12.15]


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本屋さんで本を眺めていたら、自分の掛かっていたお医者さんの書いた本が出版されていたので早速買いました。

大腸の健康法―病気にならない「リラックス腸」をつくる (平凡社新書 370) 大腸の健康法―病気にならない「リラックス腸」をつくる (平凡社新書 370)
昔、健康番組に出演されていたのを偶然見て驚いたことがあるのですが、この先生、大腸内視鏡の権威であられるようです。ベストセラー「病気にならない生き方」で有名な新谷 弘実医師が開発された大腸内視鏡の操作をまだ一般に普及していない段階から身に着けたとのこと。2〜3分で盲腸で到達できる手技を持ち、2万人以上の経験があるそうです。すごいですね。

偶然にしろ良いお医者様とのめぐり合いは、実にありがたいことです。
潰瘍性大腸炎で1か月くらいまともな食事ができないこともありましたが、いまでは、毎日快便で、下痢なんて年に1回、あるかないかという状態です。
潰瘍性大腸炎のサイトを作りたいぐらい(笑)。

そういえば、父も昭和天皇の医師団にと声が掛かったという先生に診てもらっているし。お医者さんには恵まれています。





[2007.11.29]


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新潟のおじさんががんで亡くなってしまいました。

入院して1か月。危篤の前にお見舞いに行ったのが、今生の別れでした。

子どもの好きなおじさんで、子どもの頃はとても可愛がってくれました。手先が器用で、なんでも作れるスーパーおじさんだったのです。
夏休みに、新潟のおじさんの家に行くことが、本当に楽しみで、子どもの私にとっては、そこは別天地の楽園みたいな素晴らしいところでした。セミをとったり、川で釣りをしたり、海水浴にいったり、楽しかったな。

子どもの頃に新潟で過ごした時間は私の人生の宝です。

おじさんが、無事に天国にいけるように祈るばかりです。




[2007.11.25]


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ずいぶん前の話ですが、会社で一緒に仕事をするパートの方を採用するときに、選考側として履歴書の審査に参加したことがあるのですが、その経験から就職できる履歴書の書き方について私が思ったことを書いておきます。

いちばん重要なことは、とにかく丁寧に書くということです。

どんなにたくさん資格を持っていても、どんなに立派な大学を出ていても、書き方が雑な履歴書はそれだけで選考外です。特定の分野の技能や、特定の分野のキャリアを求めていれば別ですが、そうでないかぎり、雑に書かれた書類は、まず、通りません。

通常、何通かの履歴書を並べて扱うわけですから、並べた時点で書類としての出来、不出来が嫌でも目に入ってきます。
書く方は、自分の履歴書しか見ないわけですし、自分の字は見慣れているので、下手でもあまり意識しないものです。
しかし、並べて比較すれば、丁寧に書いたかどうかは一目瞭然です。
その時点で、もう順列がついています。

実際、何人かで並べて見ていても、雑に書かれたものは暗黙の合意のうちに端に除けてしまいます。


※    ※    ※


人事採用の人は、履歴書を見るときに、貼られた写真の容姿などの見栄えでは選ばないように自らを戒めるものです。
しかし、見栄えの悪い書類は容赦なく落とします。
雑な字は、その人の性格や仕事ぶりを反映すると考えられているからです。

逆に言えば、丁寧に心を込めて書かれていれば、特技や能力がなくても、また、学歴が低くてもそれだけで有利になるということです。

たとえ、極端に字の下手な人でも、ペン習字の見本を見ながら、一行につき一時間掛けるつもりで字を書けば、かなり見れるようになりますし、「この人は、字が下手でも一生懸命に時間を掛けて書いたんだ」という努力を伝えることができます。
それだけ、この会社に入りたい熱意を持っているのだな、と受け取ってもらえます。

採用は、ごくごく短時間でその人が将来どういう仕事をするようになるかを判断しなければいけません。仕事の結果のサンプルとして、履歴書の書き方は見られます。
業務に直結しない資格を十も二十も持っているよりも、丁寧な字の方が有利だと私は思います。


ちなみに、私も字の上手な女性は好きですね。




[2007.11.04]


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新しい炊飯器を買おうとカタログを集めて研究中です。

いま使っている炊飯器は、どうも美味しく炊けていない気がするのが、買い替えたい第一の理由。
炊き上がりに、カニの穴ができていないんですね。
やはり、同じ食材を調理するのなら、美味しく調理してくれるものがいいですね。多少高くても、今後10年くらいは毎日美味しいご飯にグレードアップするのだから、日数で割れば大した額ではないはず。

第二の理由として、内釜のフッ素加工が弱くなってきてご飯粒がべしべしと潰れてきれいに取れないこと。これは、お茶碗にご飯粒一つ残さないように食べる私としては、はなはだ不満です。こそげ落とすと潰れておいしくないし。洗うのも大変。新しいフッ素加工なら、最後の一粒まできれいに取れるはず。

第三の理由として、内蔵電池が切れてしまい(なんと修理に出さないと交換できない)、時計が機能していないことです。タイマーをセットできないのですよ。


カタログを眺めると、いまの炊飯器は、すごいことになっていますね。

まず、高価格帯の製品に驚かされます。
これいいな〜、と思い価格を見ると、軽く10万円を超えていたりする・・・。
評判を調べてみると、高価格帯の製品は、値段相応の実力があるようです。実に美味しいらしい。

機能の多様化にも驚かされます。IH圧力、真空浸し&保温、超音波、おねば循環、超音波吸水、スチーム炊飯&保温・・・。
内釜も実に多彩な素材が使われています。ゴールド炭入り釜、ダイヤモンド銀釜、ダイヤモンド銅釜、純銅釜、木炭釜、ステンレス釜、チタン釜、鉄釜、土鍋釜・・・。

日本人の技術力と、お米に懸ける意気込みというものが伝わりますね。


※    ※    ※


個人的に外せない条件は、「0.5合(お茶碗1杯)から炊けること」&「15分以内の高速炊飯ができること」です。
夜遅く家に帰ったときに、お茶碗1杯だけ、ぱっと炊ける機種がほしいのです。

無洗米と水を放り込んで、浸水時間ゼロで、それなりにおいしく炊けてほしい。
食べ終わったあとには、食器洗い機に内釜を入れて、食器といっしょに全部洗い上げる、という使い方をしたいのです。
小回りの利くやつがほしいのですよね。

お米を余分に炊きたくないのは、ついつい食べ過ぎてしまうからです。
私の場合、食べる量が決まっている外食の方がむしろ、健全な食生活を送れるのではないかという気さえするのです。

常に余分に炊いて、残りは保温したり、冷蔵庫に入れるという運用をしていると、歯止めがないので、お腹いっぱい食べてしまいがちです。
最初から、お釜にご飯がそれしかなければ、あと一口なんていう煩悩も起こりませんからね。
人生、煩悩に悩まされたくはなし。うん。(−_−)


食べ過ぎると、必ずやる気がダウンします。これが最大の問題です。人生の敵です。
お腹がいっぱいだとやる気がおきず、文字通りハングリーさに欠けるのです。

会社でも、お昼を食べ過ぎると、2時頃に睡魔が襲ってきますよね。自宅で、時間を有効に使おうと思ったらいちばん大切なことは食べ過ぎないことだと思います。

胃に血液が集まってしまうからとよく言いますが、実際のところ、消化という活動に多大のエネルギーが必要だからなのでしょう。体調不良のときに人が食欲不振になるのは、消化に使われる膨大なエネルギーの消費を防ぐためという説があります。

身体的な健康のためにも、精神的なやる気のためにも、最初から食べる量しか炊かない。これに限ります。


※    ※    ※


世間では1合単位、あるいは0.5合単位で炊くのが一般的なようですね。
でも、私は1.75合とか、少なくても0.25合単位で炊きたいのです。

多めに炊いて、余りを誰かが「残飯整理」するというやり方は、合理的ではないし、日本の主婦が太る主因はここにあるのではないかなと思います。
子どもの頃、おかわりをするときに、「軽く」と言っているのに、どうして8割ほどもよそるのだろう?何か伝え方がよくなかったのだろうか?と首を傾げたものですが、米を炊く側になってみるとその謎は解けます。主婦は、炊いた米を余らせたくないのです。

ちなみに、以前、私の家の台所に米びつ付きのキッチンラックというものがあって、その計量単位は1合単位だった気がします。
ある日、その米びつの中に、あろうことか、蛾の幼虫のような虫が湧いていることを発見し、キッチンラックは処分しました。
この出来事以来、お米は専用のプラスチックの容器に入れて、冷蔵庫の野菜室保管しています。いまでは、お米を冷蔵庫に入れないで保管するなんて考えられません。

もともと、皮をむいたリンゴがすぐに酸化してしまうように、お米だって精米した瞬間から、酸化が始まっているのですから、白米を保管するのなら冷蔵するのが理に適っています。お米はとても匂いを吸着しやすい食品ですし。

プラスチックの専用容器はお米が2kgしか入りませんが、無くなるたびにコンビニで2kg入りの米を買ってきて補充しています。昔は、10kg入りの袋を配達してもらって長期間食べていたのですが、2kg入りの方がローテーションが早いし、無酸素パックされていて、より鮮度が高いものを食べられるので気に入っています。


さて、1.75合とか半端な量を炊くときには、お米の計量も、水の計量も目分量ではいまいち正確さに欠けがちです。
1回目の計量でカップに多めにお米が入ったから、2回目はお米を少し減らして入れて・・・とかやっているし。

水を入れる際にも、1.75合だと目盛りと目盛りの間を目測しないといけません。そもそも、目盛りの線ぴったりでない量は計量しづらいですよね。大体この辺かなと、入れるわけですが、水面下の目盛りの方は屈折して見えているし・・・。

どうしたら正確にお米と水を量れるのか考えていたのですが、最近、いい方法に気づきました。
量をはかるのではなく、重さをはかればよいのです。

  1. 空の内釜を1グラム単位で計れるデジタルスケール(電子はかり)に載せる。
  2. 風袋(加重加算)機能で計量をゼロに戻す。
  3. 内釜にお米を炊きたいグラム数だけ入れる。1.75合があらかじめ何グラムか調べておけばよいですね。
  4. 内釜でお米を洗い、水をこぼす。
  5. リセットしたデジタルスケールに内釜を載せて、あらかじめ、調べておいた所定の重さになるまで水を注ぐ。
TANITA デジタルクッキングスケール ホワイト KD-311-WH 最後に量るのは、内釜、米、水を総合計した所定の重さです。水だけ量って足せばよさそうですが、お米が濡れているため、その分の誤差が生じてしまいます。総重量で量ることで、お米の重さに対する、水の一定量を決められます。

もちろん、あらかじめ1.75合のときの総重量を調べておく必要があります。1合と3合あたりの量を計測し、お米のグラム数に対する総重量の係数を求めておけば、1グラム単位で水の量を決めることができます。MS-Excelで、米の量とそれに対する総重量を表にして、台所に貼っておけばいいですね。


※    ※    ※


私は、子どもの頃、ガスコンロに鉄のお釜をかけてご飯を炊いていましたけど、水の量はずいぶんアバウトだった気がします。
人指し指を立てて、お米の高さの2倍の位置まで水を入れていました。
ずーっと疑問だったのは、同量を測っているつもりなら、釜の底が半球状になっている分、容積が違うのに、ということです。

それでも、不思議なことに、いつもそれなりには炊けていた気がします。

ああ、そうか。
お釜の場合は、水の量はさほど問題ではなく、水が無くなるまで炊けばいいんだ。タイマーで火力が切れるわけでもないし。
水が無くなったかどうかは、焦げの匂いがするかどうかで判断できるから、近くにいればいいんだ。
鉄のお釜は、よくおこげができましたものね。

(なるほど、そう分かっていれば、土鍋ひとつあればお米は炊けそうな気がしてきた)。

これに対し、炊飯ジャーだと基本的におこげはできずに、下までつるんとしていますよね。
温度やタイマーで火力を切ってしまうから、そのときに水がなくなるように、正確に計量しないいけないんだ。
予定調和的な計算づくのやり方ということですね。


※    ※    ※

入念な検討の結果、購入する電気釜は東芝のRC-10VSAに決定!
私の中では、グランプリです。総合的にバランスがよく、15分の早炊きができることがこの機種の選択理由です。
内釜の中を真空にすることで、お米の芯まで水を吸わせる機能と、1.4気圧の圧力を掛けて、110℃沸騰ができることが気に入りました。真空状態で保温することで長時間美味しさを保つというのもグッドです。
美味しさも、そこそこ評判が高いし。

最後まで迷ったのは、SANYOの最新・最強のモデルECJ-XP10
メーカー希望小売価格も131,250円と最高クラスです。この機種は、ハードもソフトも贅を尽くした感があります。本体を持ってみればわかるけど、重い(約7.1s)。それだけ、物量も贅沢につぎ込んでいるのでしょうね。内釜も、熱伝導率が高い銅を使っているのがウリです。
SANYOの炊飯器は、うまみ循環機能やおどり炊きという炊き方で、おいしいと評価が高いのですが、美味しく炊くソフトウェアを磨きぬいたという感じです。炊飯器一筋に研究されてきた方が開発されたようです。
業界最速の高速炊飯13分(1合のとき)というのも、心惹かれました。デザインも洗練されています。
この最高峰モデルの唯一の欠点は、コストパフォーマンスの悪さ。・・・やはり高すぎるのですよね。

タイガーの土鍋釜シリーズも気に入りました。これの3合炊きの小型の電気釜が小回りが利きそうで、いい感じなのですよね。
17分で早炊きができますし。ただ、フッ素加工の内釜でない点で選択肢から外しました。

その他、国内主要メーカーの機種をすべて比較したので、いまなら、電気屋の店員さん並に詳しい。
実物も何度も確認していますし、メーカーにも問い合わせて情報収集していますし。

このまま書き続けると本当にきりがないので、ここで止めておきます。
書き続けたら、きっと、炊飯器のサイトができてしまう・・・。

どうも、買う前に熱心に研究してしまうのですよね。
昨年は、洗濯機のサイトを作りそうになったし、先月は、フライパンのサイトを作りそうになりました(苦笑)。


※    ※    ※


新しい炊飯器が届いたら、また使用感をレポートします。






[2007.09.26]


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会社のBさんが、捕まえたカブトムシを飼い始めたとのこと。
曰く、「カブトムシって鳴くんですよ〜」

えー!! (_□_;)!!

カブトムシさんとは子どもの頃にそれなりのお付き合いがあったが、今までに鳴いているのを聞いたことがない。
コオロギじゃないんだし・・・。

でも、昔、会社のAさんが、「ゴキブリって鳴くのよ」って言っていたことがあり、そんな馬鹿なと思ったのに、調べたら本当に鳴くことがわかったことがあったっけ。(>w< )

ゴキブリは、危機的状況に追い詰められると鳴くらしい。

Bさんに、カブトムシはどんなときに鳴くの?と質問したら、
「楽しいときに鳴くみたい」

そうなの!?( ̄ロ ̄;)!!


果たして、カブトムシは鳴くのか!?
(つづく)


(つづき)
Bさんによると、カブトムシの鳴声は、「ジィージィー」と「ピーピー」と「キーキー」の三つの音の真ん中のような声とのこと。
ちょっと想像しかねますね・・・。

ちなみに、美しい音色で鳴く虫の代表、スズムシは、「前ばね」を擦って音を出すのだそうです。
カブトムシもどこかを擦って音を出すのかも知れない。

インターネットで調べてみると、答えがありました。

以下、TBSサイト内の「全国こども電話相談室[いきもの]」からの引用です。回答しているのは、多摩動物公園昆虫園の高家博成先生。

高家先生:メスが来た時にね、オスって鳴くんだよ。
お姉さん:カブトムシ、鳴くんですか?
高家先生:はい。お尻のね、背中のところと羽のへりをこすって、「ジィッジィッ」って鳴くんだよ。面白いよ。僕ね、メスをいじっていた時にね、メスをいじった手でオスをいじったの。そうするとね、この指にオスがしがみついてきたの。メスの匂いがね、オスに感じてね、僕の指をメスだと思ったみたいなの。


ふ〜ん。やっぱり、カブトムシは楽しいときに鳴くんですね。




[2007.08.24]


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JR東神奈川駅で線路に飛び込んだ男性を、現場に居合わせた緑警察署の巡査が抱き抱えて避難させ、救命したとのこと。
二人とも無事です。

もう、ぽろぽろと泣けて仕方ありません。
神奈川県警のメールアドレスを調べて、次のようなメールを送らせていただきました。

県内に住む者です。

本日の朝刊にて、緑警察署の地域課の巡査が、JR東神奈川駅で線路に飛び込んだ男性を
無事救助されたとのことを知りました。素晴らしいご活躍に感動しました。

自らの危険を顧みずに、適切な判断で一人の命を救ったことは、まさに警察署員の鑑
(かがみ)となる行為です。

このような勇気と冷静な判断力を持つ方が、地域の安全を守っていることを大変嬉しく
思います。

過日、同様な行為で一人の命を救った宮本警部のケースでは、残念ながら殉職されて
悲しい思いをしましたが、今回は二人とも無事で何よりです。

このような巡査の救命活動こそ、警察の誇りであり、良心です。
ぜひ、この巡査の功業を讃えてやってほしいと一県民として切に望みます。


世の中が良くなりますように。




[2007.08.19]


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夏休みなのですが、せっせと病院通いの毎日です。

もう、7回目だと思うのだけど、父が、県立がんセンターに入院し、先日、無事に手術が終わりました。
手術後は、麻酔の副作用の吐き気で大変でしたが、いまはもうケロリとしています。

主治医の先生と、看護士の方達に感謝です。

*     *     *

ここは、人生についていろいろ考えさせられる所です。

病室にいると、カーテン越しにいろいろなものが聞こえてきます。
溜め息みたいな独り言。旦那さんの横ですすり泣く奥さんの泣き声。呆けてしまっているご老人とご家族の会話。死ぬー死ぬーという叫び声。うんちが出たと喜ぶ看護士さんの声。どこからか微かに聴こえる美しいコンチェルトの音色−−−。




[2007.08.18]


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江原啓之さんのファンなので、毎週土曜日はオーラの泉を観るためにTVの前に座っています。

昨日のオーラの泉の中で、スザンヌ・チャーニーの曲かな?と思う曲が掛かっていたので注意深く聴いていたのだけど、いまひとつはっきりしない。
でも、今度は、聴き覚えのあるSecret Gardenの曲が掛かり出して、番組の選曲の人と趣味が同じだー、と一人で悦に入っていました。(^-^)

もう、私が10年近く前に書いたこのページでもお勧めしています(しょぼいページですが・・・)。
通常、本当に美しいと思える曲は、「当たり」のCDの中に1、2曲しかないものです。
でも、このSecret GardenのCDは全部の曲が美しいのです。叙情的でロマンティック。粒ぞろいで極上な、癒しのCDなのです。

Songs from a Secret Garden White Stones

*     *     *

江原さんの話に戻りますが、先日の「天国からの手紙」という番組では、「遺された者の生きる道」とか「グリーフケア」などの言葉が出てきて、ああ、私の10年来取り組んでいるテーマと同じだーーー、と感激していたりします(もちろん、活動のスケールは比較にならないほど違うのですけどね)。

江原さんが頑張っているのを見ると、私も頑張らねばと勝手に意気込んでいます。




[2007.08.12]


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満月、または新月の頃には、地震が多いという説があります。

この説の根拠は、この時期、海の満ち潮を見ればわかるように、月の引力や太陽の引力が重なり合い、大きく地球が引っ張られるからというものです。

ちなみに、世界一の干満差は、実に最大16mとなるとのこと。潮の満ち引きの周期のタイミングがあるとは言え、それだけの海水を動かす力があるのなら、地震のトリガーになり得るということも、納得できます。

スマトラ島沖地震は満月の日でした。この件に関連して、英ノーサンプトン大学の研究グループが、ジャワ、スマトラ島周辺で起きた2004年10月から2005年8月までの地震のデータを収集、分析した結果、主要な地震の86%が新月と満月の辺りで起こっていることを発見したとのこと。
国内の例でいえば、阪神大震災の夜、燃える神戸の街に満月が昇っていたそうです。
また、新潟県中越沖地震も、朔(新月)から2日目の日でした。

もちろん、この説を否定する方もきっとたくさんいます。
でも、単純に考えて、壊れそうな状態のものを引っ張ったら、それは壊れてもおかしくはないと思いますよ。
実際、力は掛かっているのですからね。

私はトイレに掛けた月齢カレンダーをよく眺めています。
これを見て、満月や新月の頃には、エレベータには乗らないようにしたり(閉じ込められないように)、寝る前にお風呂に水を張っておいたりしています(用心深いのです)。

このページの先頭にも、月齢がグラフィックで表示できるようにしてみました(表示されない場合は、更新ボタンを押してみてください)。




[2007.08.11]


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腕時計の金属ベルト裏側の汚れが気になっていたので、通販で小さめの『洗剤革命』を買ってみて、お湯で溶いた洗剤溶液にぽちゃんと浸けてみました。

ほー。ちゃんとTVで実演していたみたいにしゅわしゅわと汚れが浮き出して、腕時計がピカピカになった。うれしい(^^)






[補足]
あれ、いま気づいたけど、「パッケージ汚れ『洗剤革命』」って、つまり、商品のラベルに汚れがあるのでお安くしますという意味だったのか。パッケージ汚れに強い洗剤かと思っていたぞ(パッケージ汚れって、一体なんだろなーとは、なんとなくは考えていたのだけど・・・)。




[2007.07.07]


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最近、Docomo 2.0のコマーシャルに釘付けになっています。
TVで流れるたびに、TVに張り付いています。

いまが旬(しゅん)の美男の俳優、美女の女優がこれでもかというぐらい勢ぞろいして、景気良く合コンをしている作品です。

「そろそろ反撃してもいいですか?」といういままでにない挑戦的なコピーも大きな話題になっていますね。
あと、「Docomo 2.0」が、「ドコモ にいてん ゼロ」「ドコモに 移転ゼロ」 という真逆の語呂合わせでもネットで話題になっているようです。出来すぎです(笑)

で、私が何に関心があるかというと・・・。
美人の女優さん?いいや、そういうわけでもなくはないけど、それほどでもない。

携帯電話に関心があるかというと、あまりない。
自分の携帯の番号も覚えていませんし・・・。

私が注目しているのは、このCMの中にある、私の大好きなもの。
どこにでもあるものではないし、そもそも、このCMにこれが出てくることを意識している人は、そうはいない。

浅野さんが白い携帯を手品で持ち上げた、次のカット。
ほんの一瞬、チラリとしか出てこない。
バックに2台並んでいる。

・・・まあ、これが出てくるからといって、大方の人には、ふーん、だから。という反応しかこないとは思いますけど。

ピンボールマシンが2台、置かれているのですよ。

ピンボールって何?と聞かれるとつらいので、聞かないでね。


[補足]

この画像は、Docomo 2.0のサイトの映像をキャプチャしたものです。

右側のマシンはGottlieb社の「JUNGLE PRINCESS」であることがわかりますね。
下記のリンクを見ると、この台のバックグラスやプレイフィールドの写真があります。ぜひ、美しいデザインを見てください。溜息ものです。
Internet Pinball Machine Database

ダブルフリッパーの端正なプレイフィールドを眺めていると陶然としてきて、胸が高鳴る。これが萌えるってことか!?
(相変わらず、ピンボールの話になると品がない)

(C)2007 NTT DoCoMo, Inc. All Rights Reserved.

[補足]
このプレイヤーの後姿はいかにも初心者ですよね。これじゃすぐに球が落ちてしまいます。

[補足]
ついでに、ピンボールの話。
ピンボールについて関心のある方はご存知だと思いますが、国内でピンボールを見かけることは、もうほとんどありません。
それは、シカゴに集中していた大手四社のうち三社が1999年11月までに相次いで生産ラインを止めたからです。
ピンボールという娯楽機械そのものが、ビデオゲームに押されて、あたかも時代に適合できなかった恐竜のように急激に滅びていったのです。
大型で、重量があり、機械的に動く娯楽機械は、小型で、軽くて、より知性的なライバルに負けていったのです。

ただ、まだ絶滅はしていません。
唯一、アメリカの一社がまだピンボールの生産を続けているのです。輸入されたマシンを限られた店でプレイすることが出来ます。無論、いまでも、古い台をきちんとメンテナンスして置いている店もあります。

そうそう、私は見たことがありませんが、アメリカでは、革命的なピンボールマシンが開発されたそうです。

それは、ビデオゲームメーカーのGLOBAL VR社の開発した「UltraPin」です。
ピンボールのプレイフィールドの部分に32インチのプラズマモニターがそっくりはめ込んであって、そこで往年の名機のプレイをシミュレーションできるのです。
そう、これはビデオゲームなのです。


UltraPin (英文・メーカーのサイト)

ただ、筐体はピンボールそのものだし、もちろん、フリッパーボタンもあって、筐体を揺らすと、それに応じた動きをするのだそうです。
初期状態で6種類のゲーム( Attack From Mars , Medieval Madness , F-14 Tomcat , Strikes and Spares , Sorcerer , Xenon )が入っています。オプションで Fun House , Fire Power , Eight ball , PIN BOT , Black Knight2000 , fathom がプレイできます。

これは、まさしく未来のピンボールの姿なのかも知れません。2006年イノベーターズアワードを受賞。
ただ、知性的なライバルにすべてを奪われた姿のような気がしないでもありませんが・・・。

このマシンをプレイした日には、まるで、ジュラシックパークに行って、クローン技術で復活させた恐竜を見た気分になることでしょうね。

※    ※    ※

6,000ドルか・・。自宅に置くならやはり本物がいい。といいつつ、目の前にあったらご飯も食べずに何時間でもプレイしそう。
メンテナンスの手間と時間が掛からないというのは、デジタルならではのメリットですね。何しろ、ピンボールはすぐに壊れるから。

F-14 Tomcat なんて懐かしいなぁ・・・。カッ飛ぶ感じがたまらないマシンでしたね。
Fire Power も、ずいぶんプレイした記憶がある。
fathom もはまったなぁ・・・。あの三番目のフリッパーで、上部のレーンのドロップターゲットを最後まで倒したときの興奮度といったら。

ああ、やっぱり欲しい。




DoCoMo 2.0


[2007.05.29]


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横浜に行ったら、花屋さんに行列が出来ていた。ん?
嗚呼、母の日か。合掌。
皆、生きているうちに、ちゃんと親孝行しましょうね。

最近、私は親の愛情の尊さというものを痛切に感じています。
「子どもを亡くした親の為に」というページを書いているせいですね。

それにしても、なかなか出来ずに呻吟しています。うーん。(=_ =;)
待っている方、すみません。

文章を組み立てては、推敲し、組み立てては推敲しています。




[2007.05.13]


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待望のゴールデンウィークなので、怠けないようにコーヒーをがぶ飲みしてカフェインを摂取しています。
ここで、気合を入れねば。p(-_-)


[補足]
連休中は、ずっと「子どもを亡くした親の為に」というページを作っていました。文章にするのが難しいです。うーん。なんとか、最終日までには、一部でもアップしたいと思っています。

あと、フリーの番組ディレクターの方にお会いしました。自殺者の遺族に関する番組を作りたいとのこと。



[2007.04.30]


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我が家には乗馬フィットネス機器「ジョーバ」があります。
これぞ、運動不足解消と腰痛予防に最適なマシンと白羽の矢を立て、昨年通販で買ったものです。


家にあるモデル
その効果なんですが、想像以上です。はい。
届いた初日にもの珍しくて1時間ほど乗ったのですが、2日後位に吃驚するほど筋肉痛バリバリになってしまい、畳に座る動作だけでも四苦八苦する状態になってしまいました。

乗っているときは、何でもないんです。普通にTVを観ながらラクに乗れます。むしろ退屈です。
しかし、1コース15分も乗ると、翌日から腰の筋肉や背筋がピキピキいいます。

まあ、普段まったく運動しない私の体を基準にするのも何なのですが、私の感覚でいうと、15分乗ったら、15分連続で腹筋したのと同じぐらいの感覚があります。筋肉痛になるので、毎日15分乗れません。

・・・いま、筋肉痛なんですね。痛たた。
スピードを上げて乗っただけで、結構キます。


[補足]
他メーカーから安い競合機種が発売されていますが、私は、やはりナショナルの方を選ぶな。
100キロまでの人体を猛スピードで揺することができるというハードな動作をするマシンなのですから、見かけだけ似ていても、部品の耐久性、動作時の騒音、駆動部分に対する細かい安全性などの点が違うと思います。また、振動の仕方も、立体的にかなり複雑な動作をします。コースも選択できますし、停止の仕方もプツンと切れるのではなく、段階的に停止します。実に巧妙に動くのですよね。

他メーカーの追随を受けたせいか、コンパクトで廉価版のモデルを出してきましたね。

最新のモデル




ナショナル・ジョーバ
[2007.04.29]


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最近、気になったどうでもよい話。

 ・新しいドラえもんは小顔になっている。
 ・ホルスタインの牛とパンダの遺伝子はどこが違うのだろう(白黒模様の付き方ね)。

・・・どうでもよい話を書いているときは、順調です。(^^;)


[補足]
今日発見したこと。

ゲルググ(Gelgoog)」のスペルを逆さまにすると、「グーグルG(Googleg)」になる!
・・・どうでもいいですね。

ちなみに、もう高校の頃にはファンを卒業してしまいましたが、私が中学生のときにファーストガンダムが放送され、ずいぶんハマっていたものです。友人と同人誌を創刊していました。ファーストガンダムだけなら相当詳しい。( ̄ヘ ̄)
日本サンライズ(いまはサンライズ)の本社に「ガンダム記録全集」を買いに行って応接室でお茶を出してもらった記憶があります。大河原邦男さんの手描きらしいポスターが貼ってありました。
当時のアンケートにこう答えたことはよく覚えています。

「いまにファンがすごく増えるのだから、いまのファンにもっと特典を。」

さすがに、ここまで国民的なアニメになるとは予想しませんでしたが。



[2007.03.24]


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最近、会社の仕事が忙しくてメールのお返事ができていません。
折角、送っていただいてるのに本当にすみません。m(_ _)m




[2007.03.13]


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みゆきさん、ミュシャのカレンダーありがとうー。
二人の方を経由して無事に届きましたよ。(^_^)

ところで、例のビルにある謎の猫の石像「ポチ」に関する情報ですが、近くの中庭にガラスのピラミッドがあるでしょう。
あの「ポチ」は実はスフィンクスなのですよ(嘘)。
その証拠に、近くにモノリスの石板が林立しているでしょう。あれこそは超古代文明の証です(大嘘)。


[2007.03.02]


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どういうわけか、父の介護認定のレベルが要介護1から2に上がったので(ひとりで出かけられますけどね)、ケアマネージャーさんと相談して、平日の朝に、ヘルパーさんに朝ごはんを作ってもらうことにしました。

もともと、父は朝ごはんを食べない習慣なのですが、朝きちんと起きて、ご飯を食べて、服薬をすると、健康管理上、大変具合がよろしいだろうと考えてのことです。

もちろん、私が早起きして、朝食を作ればいいんですけどねー。最近、どういうわけか料理をしたくてたまらないし。
でも、ほかに時間を使いたいから・・・。

当初、なかなか朝来てくれるヘルパーさんが見つからなかったのですが、ケアマネさんが別の会社に頼んでようやく見つかりました。

メインのヘルパーさんと、その人が入れないときのサブのヘルパーさん(管理的な役割も果たす社員の人)の二人です。私が会社に出かけたあとに入ってもらっているのでなかなかメインのヘルパーさんの方にお会いできなかったのですが、ようやく会社の休みを取って、ご挨拶できました。

父から若い人とは聞いていたのですが、お会いしてビックリ。なんと20歳だそうです。若っ!

同行してきたサブの人曰く、30代以上のベテランの人たちは、自分の家族の朝ごはんの準備で、この時間帯は難しいとのこと。
いままで、なんだかんだで20人くらいはヘルパーさんが出入りしてきたわけだけど、こんなに若い人は初めてです。

これまで、活動ノートの記録を読んで、どうしてこの人は、「いう」を「ゆう」と書くんだろうなーとか、どうして、おかずが多いですとコメントしたら、漬物と味噌汁とご飯だけになってしまうんだろうなーとか思っていたのですが、そーいうことかと納得しました。

まあ、経験が足らない代わりに可能性があるのだから、長い目で見ることにして早く仕事に慣れてもらいましょう。



[2007.03.02]


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今日で、サイト開設10周年目です。皆様、本当にありがとうございます。
あっという間でしたね。

でも、思い返してみれば、いろいろな出来事がありました。

最初の日、この「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」のファイルをサーバーにアップしたら、途端に多数の感想のメールがどっと届くかもなんて、ちょっとドキドキしながらアップしたものです。初めての感想が届いたのは、アップして2週間後のことでした。とても嬉しかったことを覚えています。

Yahoo! JAPANに登録されたのも、アップして2週間後のことでした。今でこそ、Yahoo! JAPANへの掲載は難関といわれていますが、この頃は、Yahoo! JAPANも出来て1年目位で、登録サイトも少なかったのでしょう。あっけなく審査を通りました。

翌年の秋には、自宅近くにワンルームマンションを事務所として借りました。集中してサイトを作成するためです。

きっかけは、サイトを雑誌に掲載したいと連絡をもらったことでした。当時、かなりの数の感想メールが来ていたことと(必ず返事を書いていました)、文通希望コーナーという手動でメールを仲介するコーナーを運営していたので、もし、雑誌に載って、とんでもない量のメールが届いたら大変なことになるので、仕事をする体制を整えておこうと思ったのです(でも、実際には、雑誌に載ったからといって、そんなに急にアクセスが増えたり、メールが届いたりするわけではなかったですね。それは、TV番組の「報道特集」で私のサイトが紹介されたときも同様です)。

このワンルームマンションの事務所は、いまでも借りているわけなのですが、当時、こにいる時間は何にも代えがたい濃密な時間でしたね。
夏の夜、徹夜で20通の返信を書いていたこともありました。
よく、週末は徹夜して、明け方に自宅に帰ったものです。
この世の悲惨さはどうしたことだろうと涙をこぼしながら歩いたものです。

その頃、無理がたたって、何度かダウンしています。
1か月間、下痢が止まらなくて、苦しんだこともありました(いま考えれば、どうして入院しなかったのだろうと思うのですが・・・)。
この頃に、メールの受付を中止したのだと思います。
のちに、潰瘍性大腸炎という難病と診断されたわけですが、よい先生を見つけ、どのような食事をすればよいのか分かったので、もう悪くなることはないと思います。

スギ花粉症にもなりました。免疫力が落ちていたのでしょうね。これも、唯一の根治両方である減感作療法(週に1回ずつ、薄めた花粉を体内に注射し、少しずつ何年も掛けてそれを濃くしていって、身体を花粉に慣らすという方法)というものを受け、いまでは花粉症であることを忘れて生活できます。

そう、父の具合が悪くなって、入院することも何度もありました。
父は、がんセンターに何度も入院したけど、これまで抗がん剤以外では何も痛い目や辛い目にあっていないのが、不幸中の幸いです。

入院した父の世話と、会社の残業で忙しくて、つらい日々もありました。
会社の幹部達に「出世させなくてよい」と言ってしまっているのだから、残業なんかしないで帰ればいいのですけど・・・。

苦労した一方、日々のサイト運営での成果も少しずつ出ました。

あちらこちらの雑誌に掲載していただきましたし、雑誌の見開きで紹介してもらえたこともありました。TBS系列の「報道特集」でも私のサイトをずいぶん大きく紹介してもらえました。
また、TV番組制作会社からもこんな人いませんか、という話を何度かもらったことがあります。金スマもありましたよ。

「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」の書籍化の話も、何社かの出版社からいただきました。でも、話が流れることが多く、なかなか本になりませんでした。そんな中、福井にある葬送儀礼商品の企画・製造・販売をしている(株)イガラシさんの方から、ぜひ葬礼各社に頒布したいとお声を掛けていただきました。きれいな白い本になって嬉しかったな。自分には、1000冊、原価で分けてもらって、それをサイト内で販売しています。
教会の神父さんが何十冊も買ってくれたりもしました。


こういうサイトを運営していると、どうしても、周りが自殺願望者だらけになります。
メンタルヘルスの本もずいぶん読みました。最初は、「臨床心理士」なんて言葉さえ知らなかったのですけどね。
世の中で、最も悲しく、苦しみぬいている人たちがやってくるのですから、こちらとしても勉強が必要です。

私は、このサイトを通じて役に立つ情報を提供することが私に与えられた天命と考えています。
自分は基本的に愚図なので、毎日、睡眠時間が足りなくてつらいなー、という状況に陥ったり、あのメールの返事が何ヶ月もできてなくて苦しいなー、という状況に陥ったりするのですが、もはや、このサイトのない生活は考えられません。

何より「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」を読んだ人が、救われたと感じてくれることが、ありがたいです。
こんな私の書いた言葉が、人様の生きる希望になることもあるのだから、奇跡的なことです。
まったく、不思議なことです。

一日の時間すべてを、愛する人を失って悲しみに暮れている人のために使いたいと強く願うものの、自分の至らなさで、まだ実現していません。なかなか、独立を果たせません。

いまは、もっと、アクセス数を上げるために、コンテンツを充実させることを念頭に置いています。そうすれば、広告費を生活費にすることもできるかも知れないからです。また、有料メールマガジンも検討しています。

個々の方のメールのご相談に乗れないのは、本当に心苦しいのですが、より多くの人のために自分の能力を最大限に活かすことを優先して考えています。

これからも、息長く、ずっと走り続けるつもりですので、どうぞこのサイトをよろしくお願いいたします。



[2007.02.12]


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東武東上線ときわ台駅で、自殺を図ろうとした女性を助けて重体となっている宮本邦彦巡査部長の無事を祈っています。
自分の身を呈して人を助けようとする行動には、涙が止まりません。
どうしても回復してほしいと強く願っています。

宮本巡査部長の取った勇気と信念のある行動には、心の底から賛辞を送りたいと思います。

*     *     *

2001年、JR新大久保駅で、線路に転落した人を助けようとした亡くなられた関根史郎さんと韓国人留学生の李秀賢(イ・スヒョン)さんの行為も崇高な行為でした。横浜案内の英語サイトにも書いたことだけど、彼らは、線路に転落した人を助けられなかったけど、結果的に多くの人のいのちを救ったのです。

それは、この事故によってホームからの転落事故に対する関心が高まり、国内の多くの駅に列車非常停止ボタンが設置されたり、ホームの下に退避できる空間が設けられたり、ホームに登るための足がかりが作られたりしたからです。
私の周りの駅でも、驚くほどの改善が一気になされました。

これらの安全策が施されたお陰で助かったいのちもたくさんあったことでしょう。
彼らは、今でも、多くのいのちを救っているのです。

*     *     *

今回の宮本巡査部長の行動は、多くの人に、いのちの大切さを示しました。
自分のいのち命を張ってまで人を救おうとする人がいることに、改めていのちの大切さを感じた人は多いことでしょう。
人の魂を震わす崇高な行為です。

この勇気ある行動は、自殺をしたいと考えている人たちの心にも強く響いたと思います。

年間3万人の自殺者が出るいまの日本、365日で割ると約82人です。この日、自分のいのちを粗末にすることを恥じて自殺を思いとどまった人も多くいるはずです。

何人のいのちを救ったかは、神様しかご存知ありませんが、宮本巡査部長の勇気ある行動は、一人の女性のいのちを救ったことにとどまらず、多くの人のいのちを救っているに違いありません。

何より、宮本巡査部長の回復を心よりお祈りいたします。 一日も早く良くなって欲しいと思います。


[補足]
2/12の訃音(ふいん)に接し、ただ無念です。













ウィキペディア「新大久保駅乗客転落事故」
[2007.02.11]


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もうすぐサイト開設10周年です。
しかし、忙しくて更新が進まない。困った・・・。



[2007.02.05]


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家庭用地震早期警報機「EQアラート」
サイズ比較のために10円玉が置いてあります

家庭用地震早期警報機「EQアラート」を購入しました。52,290円(税込)。

本機は、イスラエルの企業で開発されたもので、P波(Primary wave)とS波(Secondary wave)の到達時間の差を利用して、破壊的なS波が到達する前に、初期の微動波P波を捉えて、揺れの「3秒〜45秒」前に警報音が鳴るというシステムです。

欧米ではすでに累計10万台以上の設置がされており、日本では初登場。TV東京のトレンドたまごで紹介された商品とのこと。

この地震警報機の特徴は、電池を入れて壁に設置するだけで自分で揺れを分析するという点です。無線も使っていません。他所から情報を伝達されるネットワーク型ではなく、完全なスタンドアロン型ということです。実際、電池を入れて壁に取り付けるだけなので、掛け時計のような感覚です。

宣伝コピーによれば

「気象庁やマスコミの緊急警報より早くダイレクトに
震源地からの波動を感知、迫り来る地震に備えられます」


とのこと。

気象庁やマスコミの緊急警報より速いという点に惹かれました。なにしろ、1秒でも速いことが価値を持つ状況ですからね。

ここで買いました。http://www.wis-x.co.jp/kachiaru/eqalert/index.html

今後、横浜で地震があったら結果をリポートしたいと思います。

人の命を守るためのテクノロジーが進化し、このような機械がどんどん普及していくことはありがたいことですね。


※日時と震度は横浜市の地震情報サイトの情報を使います
日時震度反応
2007年02月04日 20時59分不在だったため反応不明。
2007年02月02日 21時頃かなり強い突風で家が揺れたら鳴った。誤報。
2007年01月27日 16時12分不在だったため反応不明。
2007年01月16日 03時18分深夜、微動を先に体感し地震だと感じていたところ、揺れが大きくなって警報音が鳴り出し、ランプが点く。この反応は、パターンBであり、「【注意】震度2程度のあまり強くない地震が今来ています」という意味。このパターンBの場合、今以上の震度になる可能性は極めて低いとのこと。その後の揺れはなし。
2007年01月09日 13時18分不在だったため反応不明。







ウィキペディア「地震警報システム」
ウィキペディア「緊急地震速報」
ウィキペディア「地震波」

トレンドたまご(2006年10月23日放送)
トレたま情報局 関連記事


E.Q. Technologies, Inc.(英語サイト)
[2007.01.09]


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先日1/3に、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催している「スーパーエッシャー展」に行ってきました。
ずいぶん、混んでいました。

エッシャー展は、もう何度も観てきたわけだけど、このエッシャー展は、ずいぶん子ども向けな構成という印象を持ちました。
よくいえば、映像などで、多角的にエッシャーの作品の魅力を伝えようとする姿勢が感じられたというところですが、エッシャーが広く知られる機会となった少年漫画誌を展示したり、展示会の名前にスーパーを付けたり、エッシャーのサインを勝手に加工したり、「でんぐりでんぐり」のストラップを作ったり、どうも大人向けのセンスではありません。

中でも、気になったのは、鑑賞ガイドとして、タッチペン式の任天堂の携帯ゲーム機(DS Lite)が全員に貸し出せるほどの数が用意されており、ほとんどの人が、携帯ゲーム機片手に、イヤホンをはめて、作品を観ていたこと。

ゲーム機に表示される絵が、目の前に来るまで、黙々と行列に並び、正面に来たら、音声ガイドのスイッチを押している。

*      *      *

・・・どうなんでしょうね。
これが絵や版画を観る姿勢なのかと強い疑問を感じます。

果たして、音声ガイドを聴くことが、そんなに重要でしょうか? 絵や版画を観るというのは、自分の魂と作者の魂の触れ合いであり、侵されざるべき濃密な何にも代えがたい交歓の時間でしょう。
なぜ、そのときに第三者が解説した声を聴かなければいけないのでしょう?

版画家や画家は、作品に己のすべてを盛り込むはずです。
第三者が勝手に解説していることに何の価値があるのでしょうか?

それは、作者に対して儀礼を欠いた行為なのではないでしょうか?

必要なことは、全人格を持って作品に相対すること、何の拠り所もなく、ただ作品の前に己を投げ出すこと。

音声ガイドでもって、「正しい」絵や版画の見方、「知っておくと得をする」絵や版画の見方−−−そんな情報を得るなんて、ナンセンスです。自分が感じることがすべてです。感じられなければ、自分にとってそれだけのものでしかなかったということです。

もはや、それは絵や版画を観るという行為ではなく、その絵や版画の情報を確認するという行為になってしまうのではないか、と思うのです。芸術は、頭で理解するものではないのです。ただ、感じるものなのです。

作品を観ることで、自分の心の底に眠っている想いが湧き上がってきます。
それは一つのエモーショナルな体験であり、真摯に絵や版画に向き合わなければ湧き上がってこない特殊な体験です。
その体験を可能にするのは、作者の心の世界がそこに表現されているからです。

作者が伝えたい想いがあり、それに駆り立てられたからこそ、作品という創造物がそこに生まれたのです。
その創造物は、心から生まれたのです。

エッシャーの作品はパズルではありません。芸術作品です。
それは、一つの世界なのです。
彼が人生を懸けて、孤高の中で追い求めたものがそこにはあるのです。

どれだけのことを音声ガイドに入れたのか知りませんが、それを聴きながら作品を観ることで、失うものは大きいと思います。一つの心の世界を魂で味わうことなく、ニ、三の情報を仕入れて満足するなんて。

無論、正しい絵や版画の見方なんてありません。
しかし、作品と相対するときに、作者以外の声を聴くなんて、野暮極まりないことだと私は思います。

*      *      *

エッシャーの作品が好きな人は、私も含め、パズルが好きな人も多いと思います。
一流のだまし絵として、表面的に、子どもでも楽しむことができます。

でも、彼が、特に晩年にその奥に見つめようとしていたもの、あえて言葉にすれば、永遠とか、無限とか、重なり合う次元の世界とかいうものは、人の存在の根幹を震わせる響きをもたらします。
そして、それらに対峙した際の作者の純粋な想い−−−畏敬の念が、創造された作品を介して、私達に鳥肌が立つような感動をもたらします。

絵や版画を見ることは、作者の魂を共感することです。
研ぎ澄まされた形で残された、作者の美しい魂に触れることです。
こちらも、心を研ぎ澄ませて相対したいものです。

エッシャー展に行くのは、エッシャーの純粋な魂に触れるためなのです。

*      *      *

もちろん、ファン層が広がるから、こういうエッシャー展があってもいいですけどね。
でも、この展示会に「スーパー」という冠を自分で付けてしまうあたりが、ため息が出ます。
たとえば、「スーパーゴッホ展」とか、「スーパーモネ展」なんてあったらいかにも安っぽいでしょう?

企画屋さんの仕事という気がします。素材をいじりすぎ。


[補足]
あらためてこの本に挑戦してみるか・・・。

ゲーデル,エッシャー,バッハ―あるいは不思議の環
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5 難解で、長い!
5 人生に一冊の本になるかも
5 これにはまいった

[補足]
そうだ。下の近況エッセイに出てくる智恵の輪は、横浜そごうでのエッシャー展のときに買ったものだった。


スーパーエッシャー展
[2007.01.08]


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正月で兄が家に来ているので、私が一度もできずにギブアップした知恵の輪をやらせてみたら、1時間ほどで解いてしまった。
何なの?? 悔しい。ヾ(>_<)

知的立体パズルゲーム キャストレフ
ハナヤマ
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[2007.01.02]


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年末なので、会社の仕事が忙しいです。o(_ _)o
今週は、睡眠時間の確保が課題でした。

でも、忘年会とかには行かないといけないので、妙な忙しさなんですけどね。

独りが好きな私としては、飲み会はどちらかというと憂鬱なのですが、行けば行ったで楽しかったりもします。
まあ、周りから見れば普通に騒いで女の子と楽しそうに話しているふうに見られるんでしょうね。
ん。いや、楽しいけど。




[2006.12.15]


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会社から帰って台所を確認したら、片手鍋の取っ手がもげて壊れている。んー。何事?
介護保険のヘルパーさんが使っているときにもげたらしい。
もともと、壊れかけていたからなぁ。
メモを見ると、恐縮した感じで次回新しいものを買ってきますとか書いてある。
どうやら火傷はなかったらしい。よかった。

新しいものを買われても困るので、自分で通販で買う。
片手鍋一つでも、こだわりがあるんです。

まず、アルミ製はダメです。調理中に料理に溶け出したアルミが痴呆の原因になるおそれがあるので。
やっぱりステンレスに限ります。
大きさは、食器洗い機にそのまま入るサイズでないといけません。

以前、ハンズで買ったものと同じ、グッドデザイン賞受賞の鍋をもう一つ買いました。
モダンなデザイン、特に、点対称でも、線対称でもない非対称なデザインが私の好みです。

柳 宗理 ステンレス 片手鍋 18cm つや消し 311150
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この広告に「そそぐとき1滴もこぼれない」とセールスポイントが書いてあるのを見て気づいたのだけど、確かに、今使っている同じ鍋はそそぐときにこぼれない。壊れた方の違う鍋は、いつも注ぐときにこぼれていて、使いにくい鍋だと思っていた。そうか。こぼれる方が普通なんだ。


[補足]
アルミの鍋を使うと痴呆になる、と私が避けるようになったのは、日本テレビの「特命リサーチ200X」1999/01/17の「生物大量死が暗示する地球大異変」という放送を見てからです。

このページによれば、血液中のトランスフェリンという物質は、鉄分輸送蛋白質として通常は鉄イオンと結合して脳へ鉄分を運んでいるのだけど、鉄イオンと結合していない場合、よく似た性質を持つアルミニウムイオンと結合しやすい性質を持つのだそうです。脳血液関門では、どちらの結合か判別できない可能性があり、脳血液関門を越えて脳内に侵入したアルミニウムが老人斑(脳の一部にβアミロイド蛋白質が沈着してできるシミ)を作りやすくするのではないかということです。
アルツハイマー病の患者が、男性より女性の方が2倍も多いというのは、女性が鉄分不足になりやすいからだそうです。

放送では、酸性雨の強い地域にアルツハイマー病が多いということを言っていました。酸性雨によって土壌中のアルミニウムが溶け出してしまうのだそうです。別なサイトのデータによれば、飲料水のアルミニウムの濃度が0.11ppmの地域は、0.01ppmの地域よりアルツハイマー病の発病率が1.5倍とのこと。

必須元素ではない金属を身体に入れて、身体にいいわけはありませんよね。

[補足の補足]
アルツハイマー病とアルミの関係について。

「アルミニウムとアルツハイマー病」
http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/alumi.html(注 音楽が鳴ります)

酸性雨とアルツハイマー病の関係について。

「人間の脳を撃つ?酸性雨」
http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/healthnews/110/060/k616/index.html



[2006.12.14]


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昨日TV東京の「美の巨人たち」という番組で、なんと私の大好きな画家である「アンリ・ファンタン・ラトゥール」のことを紹介していた。

うわ、なんてことだろう。
こんなマイナーな画家のことを30分、まるまる紹介してくれるなんて。
皆さんもマネやモネやドガは知っていても、ラトゥールなんて聞いたこともないでしょう?

うわ、夢みたい。

番組の切り口としては、印象派の台頭する前夜のことをラトゥールの描いた集合肖像画から紹介していくという内容だったのだけれど、それでも、すごいや。

実は、私もこの番組を観るまで、ラトゥールが、印象派の面々と交流があったことは知らなかったな。大体、ラトゥールは写実主義だし。
知っていたのは、薔薇の花を描かせたらラトゥールの右に出る者はいない、と言われていたということ。
神話の世界を題材にした絵を描くこともあること。
ほぼ、日本では無名であり、むしろ、彼の名にちなんで名づけられた薔薇の品種「ラトゥール」の方が有名であること。

私がラトゥールのことを好きになったのは、ある日、自分の部屋に飾っていた2枚の絵葉書の絵のサインが同一人物のものであることに気づいたことからです。
それぞれ別な機会に、それと知らず美術展で買い求めたものでした。

それがアンリ・ファンタン・ラトゥールとの出会いでした。


ラトゥールの絵に漂うたおやかな美しさといったら!

いままで、日本ではほとんど誰も知らないような美しい絵を秘めやかに愉しんでいたのですが、突然にTVで大きく扱われてしまい、嬉しいような、悲しいような。

ラトゥールを検索していたら、右の絵の大判のポスターが売られていたので、即、購入してしまいました。
う〜ん。幸せ。


[補足]
きっとこの本を元に番組を構成したのでしょうね。































































「美の巨人たち」
[2006.10.08]


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マンションのPC環境を強化するためにDELLのデスクトップを買いました。DELL2代目。
VAIO3代目と並べて使う予定です。

VAIOが20万円以上したのに比べると、このDELLは7万円位とめっぽう安い。
安いのを選んでみた訳なんですが、それなりの欠点がやはりありますね。

まず、困ったのが、外側の金属ケースが、モーターの振動と共鳴して、プーンと小さく鳴る点。
もちろん、指で押さえてやると止まるし、隣に厚いファイルを押し込むことで簡単に解決しているのだけど、どうにもチープな感じはありますね。

いちばん、困ったのは本体からの排気がかなり電子機器臭い点。
私の体はこういうものに比較的敏感であり、「これは私の体にとって毒」だと警告を発しています。
頭が痛くなります。喉も痛くなります。鼻水も出ます。普段はこんな症状は出ないのに。

DELLのこの機種は、排気ファンが前面に付いていて、液晶画面とデスクトップを立てて並べると、吐き出し口と鼻までの距離が実質30センチくらいなのです。
これでは、ささ、化学物質過敏症になってくださいというような状況なので、早速対策。

まず、デスクトップ本体を机の下に置いてみました。
うーん、それでも頭が軽く痛くなるな。

次に、机の下に空気清浄機を移動してみました。
少しよくなったな。それでも、長時間パソコンをオンにすると頭が少し痛い。窓、全開なのに。

分解して、冷却ファンの線を切って、隙間に目張りをしてやろうかと思う今日この頃。(ーーメ)


[補足]
先日、NHKの番組「ためしてガッテン」の「総点検!シックハウス緊急対策」の中で、いまのシックハウス対策は、家より「もの」が要注意という内容が紹介されていました。下記の表のように、さまざまな生活用品の中から、有害物質が発生しているそうです。

生活用品揮発性有機化合物(VOC)の発生量
(単位:マイクログラム)
MDプレイヤー1.1
ノートパソコン30.8
レーザープリンター270.0
石油ストーブ131186.0
「ケミレスタウンプロジェクト」の調査による

揮発性有機化合物(VOC)とは、揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、トルエン、キシレンなど多種多様な物質が含まれるそうです。

表をみると、石油ストーブがダントツですね。これは、石油のせいではなく、熱のせいで化学反応(分解)が進んでしまうからなのでしょうね。先日、大手スーパーで販売していた中国製の電気ストーブから有害物質が発生したと認定され、賠償命令が出たというニュースがありましたよね。実験結果から「電気ストーブの部品に塗られた有機塗料が加熱され、有害な化学物質が発生した」と断定されたのだそうです。

[補足]
今回のように原因を特定できれぱ、健康被害を食い止めることができるのだけど、気づかないで健康を害するケースもたくさんあるんだろうな。
化学物質に対する感受性が強い人は、間違いなく免疫力が落ちます。そういう人が長期間、大量に吸い続ければ、化学物質過敏症になること間違いなしです。
特に赤ん坊のいるご家庭では、PCの排気は毒ですから気をつけてあげてくださいね。アトピーとか、喘息に罹りやすくなると思います。


[2006.09.23]


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今週は会社の仕事が忙しくて、毎夜のように最終退場者に。
残業続きでちょっぴしボロボロです。o(_ _)o
ようやく、来週には普通に戻りそうです。

で、週末には泥のように眠って体力を回復しようと思いつつ、なぜか文章を書きまくっている。
私にとっては、これがストレス解消なんですね。


[2006.09.09]


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突然ですが、薬局で、知り合いに見られたら恥ずかしい薬などを買わなくてはいけないことってありますよね。

例えば、水虫の薬や、痔の薬、便秘薬、ダイエット食品、睡眠薬、紙おむつ、生理用品、避妊具、強壮剤、妊娠判定キット・・・。
私の場合、先日、父が便秘をした際に、生まれて初めて浣腸なるものを買いました・・・。恥ずかしいなんていっている場合ではありませんでしたから。

この手のものをインターネットの通信販売で買えば、誰にも顔を見られずに便利だなと最初は考えたものです。
しかし、よく考えれば、通信販売で買うと、買った日、買った品物まで、半永久的に完全な履歴が残ってしまうのですよね。
おそらく、通信販売の業者は、過去の購入品のリストを簡単に見ることができるのでしょう。
何か、電話で問い合わせでもした日には、過去の履歴をポンポンと調べて、ああこの胃腸が弱くて、水虫の薬を5年買い続けている横浜のこの人か、という感じなのでしょう(注 私は水虫ではないです)。

街の薬局で買えば、顔は見られるものの、どこの誰かはわからないわけです。
少し時間が経てば、私が買い物をしたことさえ、忘れてもらえるでしょう。

こういう理由で、私は恥ずかしい薬を買うときは、通信販売ではなく、街の薬屋で買うようにしているわけです。

しかし、ここにも思わぬ落とし穴がありました。
私は、TVでCMを流しているような大手のドラッグストアでよく薬を買うのですが、そのドラッグストアには、会員なると割引をしてくれるポイントカードがあって、私は会員になってポイントを貯めていました。

そんなある日、そのドラッグストアから、郵便でダイレクトメールのハガキが届いたのです。
そのハガキには、何度か買ったことのある恥ずかしいものの宣伝がでかでかと載っていました。そのハガキの割引券を切り取れば、安く買えると。
うひゃーと思って、即刻ポイントカードの会員を脱会しました。

この大手のドラッグストアは、買った薬をもとにして、見込み客にダイレクトメールを出しているのでしょう。
ポイントカードの会員になっているかぎり、買った薬の履歴を取られているのだとあらためて気づきました。

これでは、インターネットの通信販売で買うのと一緒です。
いや、恥ずかしい思いをして買っている分、明らかに損をしています(返せ〜)。

それにしても、薬屋さんの持つ個人情報というのは、漏れたら影響が大きいです。

例えば、毎月生理用品を買っている女性が、ある日避妊具を買いだすようになり、ある日妊娠判定キットを買って、しばらくしたら赤ちゃん用紙オムツを買うようになったとしますね。
このリストさえ見れば、男がいるかいないか、何回セックスしたか、子持ちかどうかまで分かってしまうわけです。子どもの年齢も大体わかりますね。
会員の期間が長ければ、子どもの数さえ推測できることでしょう。もちろん、住所、氏名、年齢付きで。

恐ろしいことですね。

ポイントカードというのは、こちらが、個人情報を提供する代償として、割引してくれるようなシステムであるといえるでしょうね。




[2006.08.26]


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今朝、駅の改札を出たところで、背中に何か付いている男性がいた。んー?
白いワイシャツの上に、アブラゼミがいて、ゆっくりよじ登っている。

エスカレーターで、ちょうどその男性が自分の前になった。しばらく見ていたが、アブラゼミが首元まで登ってきたので、その男性に教えてあげる。

「背中にセミがとまっていますよ」

アブラゼミを捕まえて空に放り投げようとしたら、「ビーィッ」と鳴きながら飛んで逃げていってしまった。

その男性はビックリして笑っていました。

アブラゼミといえば、子どもの頃、夏休みによくアブラゼミを採っていたなぁ。
新潟のおじさんの家には、竹を継いだ5メートルほどの長〜い虫取り網があって、それを手にして一日中アブラゼミを採っていました。

本当に飽きなかったな。
いまになれば、貴重な夏休みの思い出です。

夏休みは宿題なんて気にしないで思いっきり遊んでほしいですね。


[2006.08.23]


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TVでオイラーの等式について説明していて、その美しさに息を呑む。

すごい、すごすぎる。
まったく無関係と思われる自然対数eと円周率πが虚数によって結びつけられるこの数式。
自然対数の不思議さと、円周率の不思議さと、虚数の不思議さが、パズルがはまるように、ピシッとひとつの数式に収まってしまうなんて。
数学のわからない私がちょっと解説を聞いただけでも、鳥肌が立つような驚きと感動がある。

まるで、この世界の中に現れた宇宙の調和を見る思い。
この等式が「人類の至宝」とまで評価されているというのもうなずけます。

はぁー。私も数学が得意だったらな。
それが、「どういう意味を持つのか」というのを考えられたらな。

インターネットで調べると、オイラーの公式を使うと我々の住んでいる3次元空間の中には正多面体が5種類しかないことが証明できるのだそうだ。多面体好き(!?)としても興味津々。
量子力学にも連なっているという点も、非常に興味深い。

まずは、博士の愛した数式 からでも読んでみよっうと。


博士の愛した数式
博士の愛した数式
[文庫本]

博士の愛した数式
博士の愛した数式
[DVD]
[2006.08.19]


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このサイトは、独自ドメインを取得していません。

言うなれば、持ち家ではなく、借家のようなものです。
借家なので、このページのアドレスが、http://www.asahi-net.or.jp/~KX5N-KGYM/recently.htmとなっているように、http://www.asah-net.or.jp/(ASAHIネット)の下にぶら下がっているわけです。9年も運営してきて独自ドメインを持っていないなんて、どうかしていますね。はい。

持ち家に引越しをしなければいけないなぁと考えている今日この頃。

さて、先日スパムメールつぶしをしていたら、以前、試しに取得してみた独自ドメインに対して宣伝活動しませんかというスパムメールが混じっていた。それだけなら何ということはないのだけど、スパムメールの中に、私の本名、住所、メールアドレスがばっちりと書き込まれていた。ぎょ。(・A・;)

メールアドレスだけならともかく、スパムメール業者に本名や住所が渡っている状況はよろしくない。
で、ドメイン取得を依頼した業者に問い合わせた結果、次のことが判明。

  • ドメインを取得すると、ICANNという管理組織によってそのドメイン名を所有する人物の詳細な情報がデータベースに入力される
  • そのデータベースは、whoisデータベースと呼ばれ、全世界の誰でもアクセスできる
個人で独自ドメインを取得したら個人情報が丸見えになる可能性があるということです。
業者さん曰く、「契約時にwhoisデータベースにて情報公開を行うことに同意していただいております」。
規約書に次のように書いてあるとのこと。

第8条 契約者は、ドメイン資源管理団体、上位組織又はレジストリ、 もしくは、ドメイン資源管理団体あるいは各国の法律等が 要求または許可した第三者が、 契約者の提供したドメイン名登録に関する情報を開示すること 又は利用することを承諾するものとします。

はー、規約書に書いてあったのなら、勝ち目はない(しかし、わかりにくい!)。

・・・whoisデータベースというのはなんとなく聞いたことがある。
調べてみると、インターネットからwhoisデータベースに簡単にアクセスできるし、実際に幾つか独自ドメインの個人サイトのアドレスを入力してみると、そのうちの何サイトかは個人情報が詳細にわかってしまうものがあった。
恐ろしいくらいに個人情報がわかってしまう。

試しに、次のフォームに、独自ドメインを持っている個人のホームページを幾つか入力してみてください。
4割くらいは、業者の住所だけではなく、サイト作成者の本名や住所や電話番号がわかってしまいます。

例) http://www.abcd.ef/だったら、abcd.efだけ入力します。

この業者に問題があるわけではなく、もともと、インターネットのドメイン上で、技術的な問題や事務的な問題を解決するときなどのために、世界的にそういう運用になっているとのこと。

この問題は、昔から個人情報保護の立場をとる人たちとの間で議論の的であったようです。詳しくは次のURLをご覧ください。

「汎用JPドメイン登録で個人情報が丸見えに」
http://www.itmedia.co.jp/news/0105/11/jpdomain.html

「JPドメイン名登録情報についてよくあるご質問」
http://jprs.jp/info/service/disclosure/qa.html



[補足]
上記の契約書の文面にある文字列「ドメイン名登録に関する情報を開示すること」でググると、似たような契約書が幾つか引っかかります。
契約書の文面というものは、どこかの真似をしてつくるものですから、同じ契約の業者を見つけられるというわけです。

@nifty、So-net、hi-hoのような大手のドメイン契約書にも同じ文面がありますね。これらの業者とドメイン名取得の契約をすると、個人情報が公開されてしまうことがあるというわけです。


[補足]
IPアドレスから情報を検索できるDBもありますね。

試しに、自分のIPアドレスを入れて検索してみると、どの程度の情報を相手(掲示板やアクセス解析をしているHPのオーナー)に知られているかがわかりますよ。
一般には、利用しているプロバイダと、どの都道府県に住んでいるのかぐらいは分かるといわれていますよね。
ふ〜む。私の場合は、光接続していることまでわかるのか。

[補足の補足]
次のURLにアクセスすると、現在の自分のIPアドレスがわかります。

IPアドレスチェッカー http://www.ip-checker.net/



[2006.08.16]


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ついに「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」も30万ヒットしました。

こんなに、地味で縁起の悪いサイト(^^;)が、こんなに読んでもらえるなんてねぇ。
うーん、この9年間を振り返ると、感慨深いです。
すべては皆様のお陰です。ありがとうございます。

今後も、怠け心に鞭打って、精進していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


[2006.08.11]


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いま、父が神奈川県立がんセンターに入院しているのですが(もう5回目かな)、もうすぐ退院です。(^^)

父が入院していて、何が大変だったかというと、私自身の体調管理を万全にしないといけない点です。
以前に、父が入院中に私が風邪をひいてしまって、病院にいけない状態になってしまったとき本当に困りました。もちろん、風邪ぐらい私にとっては何の問題もないのですが、その状態で病室内に入ることは、体の弱った状態の患者さんたちに文字通り致命的な影響を与える可能性があります。たかが風邪ではないのです。

こんなときに限って、会社の仕事が忙しくて残業まみれだし、酷暑だし(会社の冷房効かないし!!)。
(あ、あと、病院に行くと、無性に疲れますよね。何だろな。影響を受けやすい体質なのかな)

まあ、なんとか退院までこぎつけて、よかったです。
そして、もちろん、父の手術が無事に終わり、どこも痛くない状態が続いているのが何よりです。


[補足]
日本全国にがんセンターは16か所あるそうです。各県にあるかと思ったら意外と少ないのですね。
日本人の3人に1人はがんに罹るといわれているのに。
この神奈川県立がんセンターは、がん治療の先進医療の拠点であり、セカンドオピニオンもやっています。年々設備が少しずつよくなっていっているし、看護婦さんも質が高いし、ボランティアさんもたくさんいるし、週一でミニコンサートをやっているし、なかなかよいところだと思っています。


「神奈川県立がんセンター」
[2006.08.10]


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嵐(ジャニーズ事務所)のCD「アオゾラペダル」のCMの中に、ピンボール台が出てくる!!
(相変わらず、ビンボールの話になると見境がない)

なんという台だろう?


[補足]
嵐といえば、昨年私の部屋の床の張替えを工務店に頼んだのですが、私の家の前に施工した家が、嵐のメンバーの家だったんだそうです。北海道が舞台のドラマに出ていた人だそうです。世間は狭いですね。



[2006.07.30]


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いままでホームページで紹介したいと思っていた書籍、CD、DVDはたくさんあったのですが、どうもリンクが面倒なので、紹介しないままというケースが結構ありました。
Amazonの個別商品のリンクを作ろうと思ったら、下記の手順を踏まないといけなかったのです。

Amazonで、目的の書籍、CD、DVDの紹介ページを検索して見つける
 ↓
ASIN/ISBNコードをコピーする
 ↓
Amazonのアソシエイトのページに行く
 ↓
パスワードを入力してログイン
 ↓
個別商品リンク作成のページに進む
 ↓
ASIN/ISBNコードをペーストする
 ↓
HTMLコードを生成してくれるのでそれをHPにコピペ

しかも、ある時期から、生成されるものが右のような商売っ気たっぷりのデザインだけになったので、HPのデザインを考えると、こりゃ使えんという面もあったのです。しかも、本の画像が小さい上に、ほとんどカスタマイズできません。
Amazonに質問のメールを書いて、このデザインなんとかなりませんかねー、と聞いてみたのですが、Amazonが公開しているリソースに対し、情報を抽出するプログラムを使えば云々というようなよくわからない返事をもらいました。

・・・ということは、きっと便利なツールを開発して公開している人がいるに違いないと思い、調べてみたら、実に便利なツールがありました。

amazletというツールです。

最初に一度、自分のアソシエイトIDを登録しておけば、次の簡単な手順でリンクが作成できます。

【方式1】
amazlet itのページを開く
 ↓
検索窓から目的の書籍、CD、DVDのタイトルを検索して見つける
 ↓
HTMLコードを生成してくれるのでそれをHPにコピペ


【方式2】
Amazonで、目的の書籍、CD、DVDの紹介ページを検索して見つける
 ↓
お気に入りからamazlet itのページを開く
 ↓
HTMLコードを生成してくれるのでそれをHPにコピペ
作成パターン1

Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選
宮川 達彦 伊藤 直也
オライリー・ジャパン (2004/08/07)
売り上げランキング: 20,714
おすすめ度の平均: 3.83
5 日本発のHACKS
4 日本発のオライリー本を評価したい
1 プラグインの開発する人には向いていません
作成パターン2

Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選
宮川 達彦 伊藤 直也
オライリー・ジャパン (2004/08/07)
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作成パターン3

Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選
作成パターン4

Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選
作成パターン5

表示形式を自由にカスタマイズしたい場合に使う商品情報リンクのスタイルなし版。
Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選
宮川 達彦 伊藤 直也
オライリー・ジャパン (2004/08/07)
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五つのパターンのリンクを同時に生成してくれます。
Amazonのサイトを見ていて、あ、この本のリンクを載せたいとおもったときに、お気に入りからamazlet itのページを開くだけ(実際には、IEのリンクバーにボタンを作ってあるので、これを押すだけ)で、リンクを生成できるのがなにしろ便利です。

amazletの説明はここにあります。セットアップ操作が予想以上に簡単過ぎて、最初はよくわからなかったのですが、要するにamazletを開いて、セットアップのリンクを押し、自分のアソシエイトIDを入れ、生成されたURLをお気に入りに追加すればOKです。何もダウンロードする必要はありません。

作者は、はてな取締役最高技術責任者であり(はてなダイアリーって有名ですよね)、かつ、上の見本に出てくる本「Blog Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選」の著者です。使用は無料です(できれば、このように作者の本の紹介をしてくださいとのこと)。

簡単にリンクが作成できるようになったので、これから本やCDやDVDの紹介を充実させていきたいと思います。


[2006.07.23]


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先日、県立がんセンターから帰るときに、タクシーに乗ろうとしたら、たまたま玄関にいたキティちゃん仕様のタクシーに乗り逢わせました。
ピンクの車体にキティちゃんが描かれ、内装もこれでもかというぐらいキティちゃんがいっぱいです。ドライバーは女性で、細やかに心配りしてくれました。

女の子がこのタクシーに乗ったら、それは大喜びでしょうね。

きっと、小児がんでつらい治療をしている子どもが乗ってきたんだろうなと思いました。
親御さんの子どもを思う気持ちを考えると泣けます。

最初は、何でキティちゃんのタクシーなんだろう??と思っていましたが、そういう使い方をされていることに考えが至ると、子どもに夢を与える本当に素晴らしいタクシーに思えてきました。

神奈中ハイヤー(株)の「ハローキティタクシー」です。次の営業所に1台ずつ(厚木は2台)配置しているとのこと。

  • 横 浜 045−312−2211
  • 戸 塚 045−803−5655
  • 藤 沢 0466−87−3261
  • 茅ケ崎 0467−51−2151
  • 平 塚 0463−21−0488
  • 秦 野 0463−81−1801
  • 伊勢原 0463−95−0050
  • 厚 木 046−221−1746
  • 相模原 042−773−1900
料金は通常のタクシーと同額。予約利用を重視しているそうです。すべて禁煙車で、女性ドライバーです。

ホームページに行くと、「ハローキティチョロQ」の販売までしています(なんか欲しくなって来たぞ・・・)


[補足]
ここで紹介している以外にも、北千住にキティちゃん仕様の個人タクシーが存在するようです。


[補足]
飛行機もありました。エバー航空の「ハローキティジェット」です。
福岡=台北路線、成田=台北路線に就航しています。機体への特別塗装のほか、機内の壁紙もハローキティだそうです。
客室乗務員もキティのエプロンやヘアピン(キティのリボンをかたどった)をしているそうです。ふーむ。
オリジナルデザインの搭乗券、バッゲージタグ、紙コップ、機内で限定販売のハローキティグッズなどがあるとのこと。
さらには、ハローキティをテーマにした、機内食も用意されているそうです(どんなのでしょうね?)。

探した訳ではないのですが、本当に偶然見つけました(これってシンクロニシティ?)。


「ハローキティタクシー」

「ハローキティチョロQ」の販売について

日刊相模経済新聞の紹介記事






























「ハローキティジェット」
[2006.07.09]


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去る6/27、6/28にパシフィコ横浜の会場に於いて、フューネラルビジネスフェア2006という葬送サービス関連の業者の展示博覧会が開かれました。

そこで、私の「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」を出版してくださっている株式会社イガラシさんの展示もあり、100の言葉の書籍をメインに展示していただきました。

 

携帯の写真なのでちょっと写りが悪いですが、とても嬉しく、ありがたい展示でした。

いま、100の言葉を朗読したCDを企画中のこと。舞台女優さんが朗読するそうです。デモCDをもらいました。


[補足]
あらためて書いておきますが、書籍「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」は、葬送儀礼商品の企画・製造・販売をしている株式会社イガラシさんに出版していただいています。このため、一般の本屋さんにはまったく流通していません。葬儀屋さんが葬礼のときに頒布している特殊な本です。

このため、本屋さんで注文しても入手できません(ISBNコードもありません)。個人の場合は、このサイトのこのページでご注文してください(私がせっせと送っています)。葬送業者の場合は、このページにある株式会社イガラシにお問い合わせください。



[2006.07.02]


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ファンの方の描いたドラえもんの最終話です。非常に感動的で、泣けます。

最終話『のび太くん、宿題は終わったかい!?』(マンガ版)
※残念ながら、公開停止の要求がきてしまったそうで、もうここでは見られません。

いままでののび太のダメっぷりが、この物語のためにあるかと思うほど。きれいに物語が収束していて素晴らしいです。
もともとは、一ファンの方の考えたストーリーを田島・T・安恵氏が同人誌作品として発表したものだそうです。




ウィキペディアによる「ドラえもんの最終回」の解説
なんて詳細な!

ドラえもん (感動編)
[感動編]と銘打たれたこの本も良さそうです。
時代を超えて読み継がれてほしい、心にしみる美しい話17話を集めたそうです。


[2006.07.01]


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父が体調を崩し、看病に精根傾けていました。
最初は軽い咳だったのですが、10日止まらず、睡眠不足で体が弱ってくる前にやっとこ、止まりました。

内科医にもらった咳止め、去痰薬、抗生薬などを飲ませたほか、葛根湯を飲ませたり、生姜湯を作ったり、切った大根に蜂蜜を掛けて一晩置いた汁を飲ませたり、ミキサーでりんごジュースを作ったり・・・。普段作らない料理も作りました。

まあ、なんとか治まってくれてやれやれです。
いまは、咳の後遺症である腰痛と便秘の対策中。

腰痛は咳のし過ぎらしい。とりあえず、シップと痛み止めで対応中。10日間横になっていて筋肉が衰えたこともあるかも知れない。がんセンターの検査日と重なったため、腰痛ががんの転移によるものでないか確認するために骨シンチという検査も実施中。
便秘は胃腸内科の先生によると、咳止薬が腸の働きも止めてしまうためなんだとか。これは病院で浣腸をしてもらったのでおそらく解決。

あとは、ゆっくり休ませて、体調を回復してもらわないと。

ドリンク剤を父に飲ますなら、あなたが飲んだほうがよいと主治医の先生に言われる・・・。
確かに、私もお疲れです。きゅ〜 (o_ _ )o

ちょっとレクイエムの更新とかお留守になっています。少し待っていてくださいね。


[補足]
ようやく、腰痛が治まってきて目が離せるようになってきました。よかったです。年寄りの風邪は甘く見てはいけないですね・・・。


[2006.06.20]


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父の具合が悪くなり、もうすぐ入院になってしまいそうな状況なので、親孝行優先モードに切り替わっています。父を連れて、会社が社員のための契約しているリゾートホテルに一泊してきました。
場所は旧軽井沢です。

軽井沢は、大学生の頃に、一夏のアルバイトをした地なので、懐かしくも思い出のある地です。

アルバイト先のお店の方でボロボロの一軒家を借りてあって、そこにアルバイトのメンバーが夏のシーズン中、合宿していたのです。お店のアルバイトは忙しかったのですが(お客さんが絵付けした素焼きの作品を裏の焼成窯で焼き上げる作業)、皆とわいわいと楽しく過ごせました。オフの時間にレンタルサイクルでふらふらと軽井沢を散策したこともあります。
思い返せば楽しい青春の一コマでしたね。

いざ、思い出の軽井沢にGO!
あれれ、いつの間にやら新幹線が軽井沢駅に停まるようになったのか。当時、軽井沢駅って、こじんまりした普通の駅だったのだけどな。何かの間違い・・・?いや、確かに軽井沢駅に新幹線が通っている。

実際に、新幹線で軽井沢駅に着いてみると、なんとも巨大で近代的な駅に変貌したものだと吃驚しました。昔とずい分と変わったものです。狐につままれた気分です。
駅を出ると、ひんやりとした空気に包まれました。 そう、アルバイト当時でも、夏の明け方の寒さに震えたものです。軽井沢は避暑地の名のとおり、涼しいのです。これは変わらない。

そして、空気が甘いことに気づきました。
よい香りが満ちているのです。
桜餅を包んでいる葉っぱの香りのような匂い。杉の匂いかな。芝の匂いかな。花の匂いかな。甘い匂いが満ちていました。

駅近くの矢ヶ崎公園の池には、カルガモ達がたくさんいて、釘付け。
ああ、なんていいところだろう(涙)

オフシーズンの平日なので、歩いている人も少なく、町も静かです。

リゾートホテルも期待に違わず、立派なところでした。
料理もおいしかったし、温泉もくつろげたし、庭園も癒されたし、部屋も快適だった。

夜は、父が寝たあと、Newton300号記念号(量子論の特集)を静かな夜の帳の中で読んでいました。うーん、幸せ。

父も満足そうでしたが、少し風邪気味だったのが残念。翌日チェックアウトして、直ぐに横浜に帰ってきました(カルガモ達を愛でる時間は確保しましたが)。

昔アルバイトしていた店をこっそり訪問しようと思っていたんだけどな。
まあ、東京駅から新幹線で1時間で来れるから、また来よう。


[補足]
アルバイトといえば・・・。
実は、私アルバイトでセーラー服を売っていたことがあります。
本物の制服屋さんでね(ちゃんと書かないと、とんでもない誤解をされますね!)。
サークルの大先輩が、伝統ある制服屋さんの店長だったのです。母親と一緒に中学校の指定制服を買いに来る卒業間近の小学生に詰襟とかセーラー服を合わせてあげるのです。
だから、私は大田区内の制服には詳しい( ̄ヘ ̄)(別に何の役にも立ちませんが)。

この一文で検索エンジンからこのページに飛んでくる人がいるかな・・・?(笑)


[2006.06.08]


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どうでもいい話なのですが、こういう話を書かないと調子が出ないのでお許しを。
お題は、「独身男性は肉じゃがに弱いは本当か?」(ああ、ホントにどうでもいい話ですね)

これはまぎれもなくYESです。
独身男性の立場からその理由を分析してみました。


理由1.肉じゃがの材料はカレーと同じだから

独身男性の自炊では、自分のお腹さえ膨れて満足すればよいので、手間の掛からないものが好まれます。たとえば、インスタントラーメン、カレー、肉野菜炒めなどがよくつくられる料理(?)ですね。 中でも、カレーはおいしいし、食欲をそそるし、飽きないし、味付けに失敗することがないし、料理をした気になるし、日持ちがするし、大量に作っても冷凍できるし、誰に出しても食べてくれるし、特に人気のあるメニューといえるでしょう。
さて、肉じゃがなのですが、不幸なことに材料がカレーと一緒です。−−−肉、ジャガイモ、玉ねぎ、ニンジン。
これらの材料をみると、男性は、カレーが頭に浮かぶのです。肉じゃがなんて、頭に浮かぶことはまずありません。

理由2.独身男性はみりんを知らないから

そもそも、一般的な独身男性は肉じゃがの作り方を知りません。というよりも、作っても、不味いものになってしまうのです。それは独身男性に「みりん」という調味料に関する知識が欠けていることに由来すると私は分析しています。私自身も三十路を超える頃まで、みりんというものをよく知りませんでした。大体、小学生の家庭科の授業の時間では、調味料は「さしすせそ」の順番に入れるということで、さ−砂糖、し−塩、す−酢、せ−醤油(せうゆ)、そ−味噌、という五つのものが調味料なのだと学びましたが、みりんなるものについては教わった記憶がありません。
主婦に対するアンケートによれば、肉じゃがはみりんを使う代表的な料理なのだそうです。しかし、独身男性にとってみりんは未知の調味料です。ゆえに、みりんを使った料理を食べると、普段食べないその甘みとコクに旨みを感じるというわけです。

理由3.肉じゃがは外食ではなかなか食べられないから

肉じゃがというのは、メインディッシュにはなりにくいため、お店としては扱いが難しいと思います。外食のメニューでお目に掛かることは滅多にありません。また、そもそも、外食のレストランや食堂というのは、家庭で簡単に調理できる類の料理はあまり出しません。たとえば、肉じゃがをはじめ、目玉焼きとか、ししゃもなどです。すぐに原価計算をされてしまうということもあると思います。これならスーパーで買ってきてウチでつくれば、この値段で済んだのにと思わせないようになのでしょうね。
あと、和食の店の業態として、極端に高い店と(割烹)、極端に安い店(定食屋)の二極に分かれてしまい、中間層がほとんど存在しないという事情もあると思います(例外として思い浮かぶのは「大戸屋」ですね。あれ、ここにも肉じゃがはないや)。

理由4.外食や中食で食べる肉じゃがはおいしくないから

肉じゃがが定番として食べられるのは、居酒屋なのですが、居酒屋の肉じゃがは、一般においしくありません。居酒屋で出される肉じゃがは、ジャガイモばかりが目立つと思いませんか。
これは、単純に多くの居酒屋では食材をケチるので肉が少ないということなのだと思います。調味料も高い本みりんは使わずに、みりん風調味料というニセものを使って済ませてしまうかも知れません。醤油も大豆しょうゆという本物ではなく、新式醸造しょうゆというニセものを使っているかも知れません。これではおいしくありません。
コンビニなどで売っているパック入りの肉じゃがに関しては、あまり煮えていないと思いませんか。
ジャガイモの角が崩れておらず、固め。芯までよく煮えていないのですね。これは、見栄えのよさや流通のしやすさを優先しているためでしょう。ジャガイモはすぐに煮崩れてしまうので扱いにくいのです。肉じゃがのジャガイモは、玉ねぎといっしょにぐずぐずに柔らかく煮てほしいものです。
つまるところ、外食や中食で食べられる肉じゃがは利益優先で愛情がこもっていないんですね。


以上のような理由によって、独身男性はおいしい肉じゃがを食べる機会が少ないわけです。
このため、愛情を込めてきちんとおいしく作られた肉じゃがを出されると、そのおいしさと、母親の手作り料理的な懐かしさに心を奪われるというわけです。


はぁ。誰か私のために肉じゃがつくってくれませんかねぇ。


[補足]
本気で、このサイト上でお嫁さん募集しようかと思う今日この頃。私の好みはタイプは、素直で癒し系で真面目な人。そして料理の上手な人!


春の肉じゃが レシピ

大戸屋

[2006.06.03]


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「熱っ!」

壁掛け時計が止まっていたので、新しい単三電池を入れて、それでも動かないので外そうとしたら、乾電池が火傷をするくらい熱くなっていた。
指先を軽く火傷してしまった。(-"_-)q
電池は握れないぐらい熱い。

ショートもさせていないし、逆にも入れてもないし、なんで??


[補足]
乾電池に賞味期限ならぬ、使用推奨期限が表記されているのを知っていましたか?よく見るとありますよ。私も最近まで知らなかった。


[2006.05.31]


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梅雨でもないのに、雨ばかり降ります。
このまま梅雨入りなのでしょうか。あまり外にも行けず、家のことばかりしています。

さて、私は家事をするのに大切なポイントとして、なんというか「水分のコントロール」というようなものがあると思っています。
だから、家に来るヘルパーさん(介護保険のね)がそれに注意を払っていないと、少し気になります。

例えば、洗った炊飯ジャーの内釜の中に水滴がたくさん残ったままフタをしてしまうのはよくないと思います。
フキンで拭くのがいちばんだけど、そんなめんどうなことはしなくてよくて、私はフタを開けておきます。
炊飯ジャーの中はミクロ的にいえばフタの裏側やパッキンの隙間に、細菌やカビにとって極めて栄養豊富な洗い残しが大量にありますから、少しの水分でも油断すると細菌やカビの培地になってしまうと思います。なので、上ブタを開けて自然乾燥させます。
ヘルパーさんは、フタを開けておくとホコリが入ると思うらしい。でも、空気中のホコリって、いつも吸っていますよね。それに、お米を入れる前に一回ぐらいさーっと水を回して捨てますよね?

私は使い終わった洗濯機も、しばらくフタを開けておきます。洗濯槽にカビが生えないようにです。
でも、ヘルパーさんは、フタを閉めます。まあ、これが普通なんでしょうけど。

ヘルパーさんは、夕方に洗濯すると部屋干しをしていってしまいます。私は除湿機をオンにして部屋の湿気をとったり、洗濯乾燥機に入れたりします。部屋の湿気を増やしたくないのです。洗ったフキンにも、よく乾燥するように扇風機の風を当てることもあります。

水分のあるところに、カビと細菌は生育します。単純な話、湿ったままだと臭くなる(=雑菌が繁殖する)し、乾燥すれば臭くなくなり(=雑菌の繁殖がなくなり)ます。また、害虫の発生にも大きく影響します。

何にしろ、家事において水分をコントロールすることは大切だと思うのです。

  • お風呂に入り終わった浴室は、窓を全開にする。
  • 風呂場に水が溜まってしまう容器は置かない(ステンレスのカゴがベスト)。
  • 流しの三角コーナーにいつまでも生ごみを置かない(水を使うたびに水を掛けて腐るのを促進してやるようなもの)
  • 生ごみは極力水分を減らしてから捨てる。
  • ごみを分別するときには、洗ってよく水を切ってからリサイクルに出す。
  • 晴れた日には部屋の窓を開け放つ。
  • 冷房シーズンの終わったエアコンは、中の水分を飛ばすため、長時間送風運転をする。
  • 使った傘は部屋の中で広げて水分を飛ばす。
  • 使ったタオルは広げて掛けておく。
  • ぞうきんは固く絞る。
  • 水道管や浄水機に長時間溜まっていた水は、使う前に捨て水をする
  • 布団は晴れた日に干すか、布団乾燥機を使う

    上記のようなことを怠ると、腐ったり、臭くなったり、カビが生えたり、ダニやゴキブリやコバエが出たりする訳です。
    そういう基本的なことをしないて、薬剤(消臭剤、芳香剤、殺虫剤、漂白剤)で対処するというのは、間違えた方法だと思うのです。

    自然の流れに逆らわず、水は元の場所に逃してやる。そのために、風を取り入れて換気をする−−−このように水と風を循環させる生活が大切だと思うのです。


    [補足]
    昔、衛生管理の概念がなく、医療も発達していなかった時代、このような水分のコントロールができていなかった家から病人がでたのでしょうね。たとえば、食中毒で腹痛になったり、風呂場に生えたカビや、畳の大量のダニが喘息の元になったりと。細菌やカビやダニなどの微小生物が病気の本当の原因なのだけど、昔の人はまだそれがわからない。

    しかし、経験的に環境の側からそれらをコントロールする知識は体系化されていき、やがて、家にまつわる「水」と「風」に関する知識体系としてまとめ上げられ、さらに、説明できない部分は呪術的要素で補完され、ついには現在「風水」と呼ばれるものになったのではないかなと思います。


    [補足]
    小さなお子さんのいる家は、洗濯機のフタは閉めた方がよいと思います。


    [補足]
    ラーメン屋のカウンター席に、フキンが置いてあることがあって、あれを見るとぞっとします。多くの場合、嫌な臭いがするから(私の鼻が利くというのもあると思う)。それに、むわっとした嫌な臭いのするフキンでテーブルを拭いて、きれいにしましたという店が多いことに驚きます。私は、うわっテーブルが臭くなったと思うのだけど。( ̄д ̄;)

    喫茶店などで出てくるビニールにパックされた白いおしぼりも、最初に臭いをかぎます。3割くらいの店のおしぼりは失格です。
    お絞りは、水分を含ませたものを温めているので、管理が悪ければすぐに雑菌の温床になります。
    ビニールに密閉してあるから大丈夫だと皆思うのかな。世の中、おしぼりやフキンを過信しすぎているような気がするんだけどな。
    あんなリスキーなものはありませぬ。(-ω-`)

    [補足の補足]
    こうして考えると、鼻というのは細菌の活動を検知する器官といえますね。


  • [2006.05.28]


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    横浜では、ここ一週間ほどしとしと雨が降っています。

    五月晴れだった頃、園芸屋さんに行って、新しい植木鉢を買って、ナショナルの自動水やりタイマーも買って、庭に設置したんだけどなー。
    毎日決まった時間にタイマーで水をやってくれるんだけどなー。

    雨の日に動作しても嬉しくないんだな。


    庭用 自動水やりタイマー

    [2006.05.20]


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    最近送ったメールより。

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    Aさんへのメール
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    そう、先日Aさんが評判の良くないグループのことを教えてくれたけど、申し訳ないけどそのままになっています。気を悪くしないでくださいね。

    もともと、こういう悩み系のサイトは、特にぼろぼろになった人たちが集まるので、とても運営は難しいのだと思っています。
    中でも、死別を扱うサイトは、世の中で最もつらい思いをしている人たちが集まるといっても過言ではないと思います。半分の読者は自殺願望があると考えてもよいと思います。

    私のHPの話をすると、やはり、こういうサイトを運営していると直接的なものはないのですが、私のサイトを読んでいた人がその後・・・という話は何年かに一度は聞きます。
    そのたびに運営者としては大変落ち込むのですが、しかし、ほかの多くの人の役に立っていると自分を奮い立たせて頑張っている面はあります。
    この道を行く限り、絶対に受けなければいけない痛みだと思っています。

    また、忙しくて多くの人の要求に応えられないこともしばしばです。
    これをああしてほしい、ここをこうしてほしい、といろいろな方から言われますが、仕事以外の時間でやっているので、思うように改善できず、もどかしい面があります。私のサイトを悪く思う人も中にはいると思います。

    ここ数ヶ月で私のサイトと似たようなサイトが立て続けに閉鎖になってしまいました。やはり、こういうサイトを長く続けるというのは、精神的にしんどいし、自分の生活をある程度犠牲にしなければいけない面があるのです。

    特に、何の報酬(応援や感謝の言葉)もなく続けるのは難しいようですね。私のサイトは幸いにも、多くの方の感謝の言葉がいただけるのですが、これは本当に例外的なもののようです。普通は、どんなに頑張っても、非難ばかりがきてしまうようです。

    人生における最も重大な苦しみである、死別の悲しみを癒そうというサイトが少ないのは、運営している側からいうと、実にさもありなん、と思うのです。

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    Bさんへのメール
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    Bさん、こんばんは。××です。
    Cちゃんが無事に復活するまで、Bさんも神経をすり減らす日々だったと思います。この土日はゆっくり休んでくださいね。
    ただ、いまの時期、無事に助かったと皆が大喜びしたあとで、その熱狂も醒め、段々みんなの態度が「こんなとんでもないことをしでかして」という方向に行きやすくなると思います。本人も段々退屈してくるし、周囲に大迷惑を掛けたことがわかってくるし、退院が迫ると現実に戻らなければいけなくなるし、本人が最初に気づく後遺症に落胆する可能性もあります。だから、次のことを確認しておいてください。
    一つ、個室の窓から飛び降りられないことを確認する。危険なら、部屋を変えてもらう。家族が交代で見ていても、トイレに行っていれば止められない。
    一つ、病院の屋上に出れないようになっていることを確認する。
    一つ、ベルトや紐などを不要に病室に置かない。たとえば、バッグの肩紐や、スカートのベルトなど。できれば、バスタオルや、複数のタオルなども。
    一つ、病院の外にエスケープしないように、ブラウスやスカートは病室に置いておかない。パジャマだけにする。お金もタクシーに乗れないようにお札は持たせない。

    一日おきぐらいに本人に電話してみようと思います。
    ◎◎に行くまでは自殺を我慢していたとも言えると思うから、私が☆☆に行くということにしておけば、それまでそういうことは考えないかも知れません。本当に行くつもりですので、そのときにはよろしく。
    あと、Cちゃんの小さい頃(赤ちゃんの頃ね)のアルバムを病室に持っていくとよいかも知れません。

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    Cちゃんへのメール
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    Cちゃんへ

    日常の生活から離れると感覚が研ぎ澄まされるものです。

    食べることの楽しさとか、排泄することの快感とか、体を自由に動かせる喜びとか、いまここに在る感覚とか、家族に愛される喜びとか、いろいろ感じてくださいね。
    ありのままを受け入れるとラクになれますよ。

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    Dさんへのメール
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    こんばんは。今週は大変でした。うつの友達がオーバードーズ(薬の大量服用)で自殺未遂をして、意識不明になってしまったのですが、昨日になって無事に意識を取り戻しました。もう、元通りになったのだけど、ホント、心配させられました。食事も喉を通りませんでした。(- -;)
    ちょっとよく言って聞かせないといけない(でも、それも難しいんだな)。私の周りは、自殺願望者だらけなのです。ふぅ。
    Dさんは、新しい仕事で大変なようですね。でも、慣れますよ。大丈夫。いまは、異動になった人が、5月病になる時期ですよ。あまり悩まないで、まだ始めて1か月だから、仕事もうまく進まなくて当然だと思うとよいと思いますよ。日々できることを誠意をもって取り組めば、それでよいのではないでしょうか。目標は、また高いものが決まるのが楽しみですね。では、また。お休み。

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    Eさんへのメール
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    Eさん、いかがお過ごしですか。
    Eさんからのお返事がないので、心配でやきもきしています。

    読んだらお返事くださいね。待ってます。(^-^)


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    Fさんへのメール
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    奥様のことは、突然のことでショックも大きかったことと察しいたします。
    とても繊細な方だったのですね。
    それを支えていたF様の愛情の深さを感じ、目頭が熱くなりました。
    とにかく、残念なことです。

    前日の一日は本当に不思議な一日だったのですね。
    お別れのために用意された日なのでしょうか。
    二人のつながりが、相当深いところで存在しているのだろうという気がします。
    この二人の絆なら、必ず再びめぐり逢えるのではないでしょうか。
    きっと、生死を越えた強いつながりがあるのでしょう。

    いまは、言葉に尽くせないようなつらい思いばかりだと思います。
    また、先がまったく見通せず、突然に暗闇に放り込まれたような絶望と混乱があると思います。

    でも、経験から言って、ほんの少しずつでも、時間の流れが心の傷を癒してくれるものですし、やがては時間の流れがあの世に押し出してくれて、再会を果たすことができると思います。
    どうぞ、ご自愛ください。


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    [2006.05.15]


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    専門の業者に頼んで、エアコンの掃除をしてもらいました。
    あぁ。スッキリ。ヽ(^-^)ノ
    3台を4時間掛けて、高圧洗浄できれいにしていただきました。

    エアコンもピカピカになったし、業者の方を部屋に入れるために片付けもしたので、部屋の中がスッキリしていてとても爽快です。

    やはり、部屋をきれいにすると、心もすっきりしますね〜。(^-^)
    ほんと、部屋のゴミゴミはそのまま心のゴミゴミになっているものだと実感しました。

    お財布に余裕があれば、うつうつとした気分退治には、こういう荒業もいいかも知れません。


    ダスキン「エアコンクリーニングキャンペーン」

    [2006.05.14]


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    待望のGW突入!
    あ〜、嬉しい。ヽ(´▽`)/

    いろいろと不義理を重ねていたことをこのまとまった時間で解消せねばっ!
    やりますと言ってやってないことやら、ずっと工事中のページやら、ろくろく出来ていないメールの返事やら、胸が痛むことはこまごまと積み重なってしまっていて、申し訳ない思いを重ねているのだけど、この連休でその一部でも解消しなければっ!

    ・・・という訳で、二日続けて、朝からこの仕事の為に借りているワンルームマンションに出勤。
    途中、近所のお稲荷様と、神社にも行って、この連休に時間をうまく使え、多くの人の役に立つ仕事ができますように、と二礼二拍一礼して祈ってきた。

    まずは、マンションの資料整理。
    そして、やるべきことのリストアップ。

    全部は無理としても、自分を納得させられるレベルで頑張らねば。(−_−)


    [補足]
    神社でお祈りしていると書くと、神道かと思われるでしょうが、きっと近所に入りやすい教会があれば、そこでも祈っていることでしょう。願いを掛けられる善き存在なら対象は問いません。

    よく、徹夜明けの帰り道なんかで、こんなふうに空に向かって心の中で叫んでいました。

    「すべての人の情(なさけ)、人の心を理解する人間以上の存在、神や、その眷属や、聖霊達よ、どうか耳を傾けて欲しい。力を貸して欲しい。私は・・(以下、延々と続く)」

    我欲で祈るのでなければ、力を貸してくれる存在はいると思いますし、私が死んだら、私と同じような祈りをしている人を見つけ、その人を助ける存在になるのが、死後の目標(?)です。

    人を恨んで悪霊になれるのなら、その逆も可能なはずですから。


    [補足]
    結果的に、ホームページ上での目に見える更新はあまりなかったのですが、200項目近いこまごまとした課題を達成したので私的には満足のいく内容でした。過去、こんなにGWにきびきびと働いたことはありません。10年ぶりぐらいの大波です。
    ただ、読者の方に対して、あまりコンテンツを増やせなかったことは心苦しいです。今後、頑張ります。


    [2006.04.29]


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    最近、Googleの評価が安定しないなと思っていたら、評価ゼロのページも出てきてしまった。う〜ん(>_<;)

    品質基準からはみ出しているページがあるためらしいので、怪しいところをチェックアウト中。
    たとえば、このページも数えてみるとリンクが200もある。Googleでは、「1つのページに表示されたリンクの数を適切な数に抑える (100 未満」)というガイドラインがあるため、このページもなんとかしないといけない。

    まあ、こんなに長いページをつくる人ってあまりいないですよね。 え?なんで長いのかって? リンクを押して移動するのって面倒と思いませんか?ファイルを増殖させていくのも大変ではありませんか?え?私だけ?(+_+;)


    [補足]
    ふっと、謎が解けました!すべてのピースがはまった!
    わかりました。今回の件が。長さは問題ではなかったのです。
    わかってみれば単純なことです。このプロジェクトが原因です。
    ゼロになったページにはこのリンクを置いていました。
    彼らにしてみれば、こういう特別に集中させた形のあれは、あれなのです。ああいうのと同じ形ですからね。
    もうひとつ、英語圏Yahoo!に掲載中のページからも、英語版の100の言葉にも同じことをしていました。すべてのページの末尾から集中させていたのです。同一ドメイン内にもかかわらず、見事にゼロにされました。
    サイバーエージェントの件と同じ理屈です(時期もね)。
    ただし、テーマが一致していれば、そうは取られないようです。

    よし、これらを削除したので、回復するでしょう。
    おそらく自動なので、数か月掛かるだろうけど。
    まあ、痛い目にあったけど、よい勉強になりました。

    (はっきり書けなくてごめんなさい。はっきり書くと引っかかって評価が落ちるので・・・)。


    [補足]
    その後、3か月後に無事に評価が復帰しました。安堵。


    [2006.04.11]


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    桜のつぼみがほころび始めました。
    どうしても我慢できずに、新宿御苑まで行って桜を眺めてきました。

    初めて行ったけど、新宿駅から徒歩10分のところにこんなに立派で広大な庭園があるのですね。ほんとうにたくさんの人がのどかに過ごしていました。
    こういう格式のある和風庭園の近くに住みたいものだな〜。( ̄〜 ̄)
    カルガモ君も二匹いました。鯉は大きいのがたくさん。

    桜は三分咲き程度かな(ところでどうして、「三割咲き」といわないのでしょうね?)。
    アルコール類の持ち込みが禁止されているためか、酔客がいなくて平和で穏やかな雰囲気でよかったです。
    ここには本当にたくさんの種類の桜があるのですね。

    心洗われます。


    新宿御苑

    新宿御苑MAP

    Googleローカル
    による新宿御苑

    [2006.03.26]


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    最近、あちらこちらで高層マンションの建設が進んでいます。
    私の住んでいる地区だと、みなとみらい地区のマンションのちらしなども入ってきますので、それをぼーっと見て、優雅な生活をちょっと想像してみたりします。

    高層マンションは、眺めがよくて気分が晴れるのがメリットですね。そう、かつての職場はビルの20階にあり、ずいぶん眺めが良く、仕事の息抜きには最高でした。徹夜明けの朝焼けの美しさは、いまでも強く印象に残っています。

    ただ、自分が住むとなると、高層マンションはまったく住む気がしません。というより、不合格です。
    (我が家の)リスク対策本部委員長として言わせてもらえば、高層ビルというのは、リスク回避上、危険が大きすぎます。

    まず、停電したら水の確保ができなくなります。
    最も重要なライフラインが、同時に二系統ダメになってしまうのです。

    ペットボトルで少しずつ運べばいいじゃないか、というかも知れませんが、停電していたら、エレベーターも動きません。
    かつての職場で、避難訓練で20階から非常階段を延々と降りたことがありましたが、ホントにうんざりでした。ましてや、水を抱えて階段を昇るなんて苦行に近いものがあります。

    統計によれば、一人が一日当たり使う水の量は、242リットルです(東京都水道局のデータ)。とても人手で運べる量ではありません。
    もちろん、非常時には一人一日で3リットルぐらいでなんとか凌ぐことはできますが、もし、社会的なトラブルがあり、停電が続けば、すぐに住めなくなることでしょう。いまと同じ生活をしようと思ったら、2リットル入りのペットボトル約120本を毎日担がなくてはいけない計算になります。
    銭湯とコインランドリーに通うことで使用する水の量を減らしても、水洗トイレ用の水をわざわざ何十階も担いで来て、やっと流せましたなんて、何とも馬鹿げていますよね。一軒家と違い、雨どいを切って水を貯めるということもできません。

    高層ビルはエレベータが止まれば、即、陸の孤島です。
    停電してエレベータが停止したら、怪我人、病人を非常階段から搬出するのにも大変な苦労と時間が必要なことでしょう。大地震の長周期振動による家具の倒壊などが多発した場合、怪我人の搬出が集中するかも知れません。また、足を捻挫したとか、ガラスを踏んだなどしただけでも、もう自力ではコンビニにも行けなくなってしまうことでしょう。

    平時であっても、家族の命を守るという観点からいっても、高層マンションは問題があります。
    私に言わせれば、高層マンションは、高い位置エネルギーを持っている危険なフィールドです。たとえるなら宇宙船に住んでいるようなものです。所定の手続きを踏まなければ、外に出れないし(=エレベータに乗る)、酔っ払ってエアロックを開けてしまえば(=ベランダの柵を越えてしまえば)、それだけで確実に死に至ります。

    海の向こうの話になりますが、米厚生省公衆衛生局の調査によれば、米国人の5人に1人が、1年のうちに精神面で何らかの障害を来すことが明らかになっています。家族の誰かが鬱状態になることは、何十年も住むことになれば、当然あり得ることです。そのときに、自殺願望を持つ家族が、飛び降りる誘惑に駆られない保証はありません。また、精神的に不安定な思春期の子どもが、叱りつけられたときなどに衝動的に飛び降りる可能性だってあります。

    それに、リスク管理の観点から言えば、オール電化というのは賛成できません。
    停電したときに冬の寒さが問題となるからです。病人やお年寄りや赤ちゃんが凍えないようにしなければいけません。冬期に停電が起こったときのことを考えてガスストーブを確保している私から見れば、何を好き好んで、ライフラインをひとつ少なくするのかと首を傾げます。

    いくら眺めが良くても、そんな危険なところに住みたくはありません。

    *      *      *

    唯一、リスク管理上、高層マンションが好ましい点は、蚊がいないことです。

    ヒートアイランド現象によって、デング熱やウエストナイル熱が都市部に蔓延したときには、高層マンションは別格の安全地帯となることでしょう。
    人々は競って、蚊のいない高層マンションの住居を手に入れようとするかも知れませんね。



    [補足]
    AERAの記事に先を越されてしまった。うーん。でも読んでいないので、内容がどこまで同じかはわからない。

    [補足]
    もうひとつ。私は普段からなるべくエレベータには乗らないようにしています。広域の巨大地震が起こったときに閉じ込められたら、何日間も缶詰にされてしまう可能性があるからです。私は地震が起こったら、すぐに家族を助けにいくという明確なコミットメントがあるので、自分が閉じ込められる訳にはいかないのです。だから、一日に何度も長時間エレベーターに乗らなくてはいけない生活というのは避けたいですね。

    [補足]
    会社の横の完売した高層マンションを見てよく思うこと。
    もし、北側の部屋を買ったら、隣に巨大なマンションを建てられた一軒屋よりも陽が当たらないですよねぇ?マンション全体は陽が当たるけど、その居住区には絶望的に陽が当たらないですよね?陽の当たらない物件なんて、何の魅力があるのでしょう?謎です。



    [2006.03.19]


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    うーん、最近、期末に向けて会社の仕事が忙しい。
    休みの日はくたばっています。きゅ〜。(o_ _)o

    瞑想もしないと、心が乾きますね。



    [2006.03.05]


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    ・・・人工衛星といえば、GPS機能を利用して位置情報探索できるシステム「ココセコム」に加入しました。
    「ココセコム」は、小型発信機の位置をインターネットや携帯電話で確認したり、テレフォンオペレーターに24時間問い合わせることができるシステムです。警備員を該当の場所に急行させることもできます。
    一般的には次の用途に使われますね。
    園児や小学生に
    犯罪や事故に巻き込まれたとき、速やかに危機を回避する。迷子になったときもすぐに見つけ出せる。
    お年寄りに
    徘徊したり、迷子になったときにすぐに見つけ出す。
    ペットに
    迷子になったときや家出をしたときにすぐに見つけ出す(首輪に発信機を付けておく)。
    二輪車、自動車に
    盗難にあったときにすぐに見つけ出したり、事故にあったときに位置情報を通報する。
    私の場合は、父に持ってもらっています。徘徊するほど呆けてはいないのですが、介護保険のヘルパーさんがくる時間を忘れて外に出かけてしまうことが度々あり、困っていたのです。

    一時期は、ヘルパーさんに合鍵を渡して家に入ってもらっていたのですが、ケアマネージャさんから、原則として本人がいないとサービスできず、合鍵は何かあったときに疑われないように持たせたくないということを言われてしまいました。その結果、寒い中、暑い中、ヘルパーさんに玄関の前で待ち続けさせてしまうという事態が何度かあり、苦慮していたのです。車でくるヘルパーさんなら車中で待っているのですが、電車で来るヘルパーさんには退避する場所がありません。

    本人が携帯電話を持ってくれれば苦労はないのですが、いつも手ぶらの父に携帯を持たせるのは難しい。携帯電話は結局解約してしまいました。
    ベルトのホルダに収まっている小型発信機なら、私が電池を週1度換えてやるだけで、父は何も意識しなくてもOKということが気に入り、今回「ココセコム」に契約したというわけです。
    家の中にいて寝ているのか、近くのコンビニに行っているのか、横浜まで行っているのかすぐ分かるので、ヘルパーさんも次の行動を起こしやすくなります。

    使ってみた実感ですが、なかなか便利です。

    会員専用のサイトにログインして、ボタンを押すと、10秒ほどで現在地を示す詳細な地図を表示してくれます。
    戸外にいるときは、かなり正確に場所を示してくれますね。

    小さなお子さんのいる家なら、ランドセルに忍ばせておけば、かなり安心感はあるでしょうね。
    「21世紀のお守り」というコピーも、なるほどと思います。



    ココセコム
    [2006.02.11]


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    なぜ人工衛星が地球を回り続けるのか、ふと疑問が湧いた。
    昔「落ち続けているから」という理由を聞いたことがあるような気がする。

    落ちる力と、遠心力で飛ばされる力が釣り合っていて、永久に回り続けるのだと解釈していたけど、それは違うらしい。あくまで「落ち続けている」らしい。
    このサイトのアニメーションの図解が分かりやすい。宇宙通信展示室 なぜなに質問箱

    少し調べてわかったけど、すべての人工衛星はやがて地球に降ってくるのですね。「落ち続ける」という表現は永久にというニュアンスがあるけど、そういう意味ではなく、「ゆっくり落ち続けている途中」という意味らしい。
    単純な話、上に向かって放り投げたものは、やがて地球に落ちる運命にあるということ(ですよね)。噴射装置があったり、第二宇宙速度を超えない限り。
    なになに「過去40年間に1400トンをこえる衛星破片が地球の表面に達したと見られています」か。やっぱり落ちているんだな。

    ところで、月のような衛星と人工衛星はどう違うのか?月も地球に向かって落ち続けているのか?「人工」が付くか付かないかの違いだし。
    地球も太陽に向かって落ち続けているのか?
    すべての天体は、何かに向かって落ち続けているのだろうか?

    大局的に言えば、すべての天体は、エントロピーによる宇宙の熱死を迎えるときに存在する位置に向かって落ち続けているのか?
    落ちるということは、つまり、重力に対して引き寄せられるということ。すべてのものに質量があり、重力があるのだから、この世界のすべての物質はひとつに近づこうとする力が働いているといえるのだろうか?

    そもそも、なぜ天体は軌道を巡っているのだろう?
    天体というのはずーっと落ち続けているのかも知れない。
    重力が天体の運行の要因なのか?リンゴが地上に落ちる原因と同じか。リンゴも天体も同じ運動法則に貫かれていて、それをニュートンが発見したということ?
    相対的に言えば、リンゴも人工衛星も天体もスケール以外は変わりはなくて当たり前か。

    「一般相対性理論では、万有引力はもはやニュートン力学的な力ではなく、重力場という時空の歪みであると理解される。」か。物質は重力により時空を歪ませるから、時空は物によって影響を与えられる存在ということか。

    時間と空間は、時空としてまとめて考えられるというが、物質もまとめて考えられるのではないか?
    実際、極端に重い物質はブラックホールとなって、時空を捻じ曲げるし。
    いや、待てよ、空間と物質の差はなんだろう?

    こういうことを考えていると飽きませんね。ホントに。



    [2006.01.30]


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    先日、横浜高島屋の「金子みすゞ展」に行ってきました。
    観終わって万感の想いです。無垢で優しい彼女の作品に触れ、こころ洗われる喜びに浸りながらも、彼女の悲しく不遇な人生に対してはこみ上げてくる涙をぐっとこらえつつ観てきました。

    彼女は、大正から昭和にかけて活躍した童謡詩人です。500編ほどの純粋で優しい詩を残してくれました。
    ご存知の方も多いと思いますが、三篇を紹介させてください(表記は、原本どおり)。


    
    
    
           大漁
    
    
           朝焼け小焼けだ
    
           大漁だ。
    
           大羽鰮の
    
           大漁だ。
    
    
           浜はまつりの
    
           やうだけど
    
           海のなかでは
    
           何萬の
    
           鰮のとむらひ
    
           するだらう。
    
    
    


    
    
    
           こだまでせうか
    
    
           「遊ぼう」っていふと
    
           「遊ぼう」っていふ。
    
    
    
           「馬鹿」っていふと
    
           「馬鹿」っていふ。
    
    
           「もう遊ばない」っていふと
    
           「遊ばない」っていふ。
    
    
           さうして、あとで
    
           さみしくなって、
    
    
           「ごめんね」っていふと
    
           「ごめんね」っていふ。
    
    
           こだまでせうか、
    
           いいえ、誰でも。
    
    
    


    
    
    
           蜂と神さま
    
    
           蜂はお花のなかに、
    
           お花はお庭のなかに、
    
           お庭は土塀のなかに、
    
           土塀は町のなかに、
    
           町は日本のなかに、
    
           日本は世界のなかに、
    
           世界は神さまのなかに。
    
    
           さうして、さうして、神さまは、
    
           小ちゃな蜂のなかに。
    
    
    


    金子みすゞは私にとって特別な存在です。
    その名前を聞くだけで、心の中にある小さな鐘がリンと鳴ったような澄んだ気持ちになり、同時に彼女を守ってやりたかったと、痛切な想いにとらわれ目頭が熱くなります(生きる時代が違うのでそれも叶わぬ夢)。

    彼女のように純粋な魂を持つゆえに、悲しみ、苦しんでいる人がいれば、その人のためにできるかぎりのことをしたいと思う。


    [補足]
    この世は、繊細な感受性を持つ人間にとっては、耐え難い世界だと思う。
    もともと、この世界の住人ではないのだとさえ思わせる人たちというのは確かにいる。
    聡明さと優しさに溢れた儚い(はかない)人たち。

    この世に生きていくのは、醜いことだと思うこともある。
    なにしろ、人や動物を傷つけないで生きるのは難しい。
    何かを踏みつけにしながら、何かに憬れ(あこがれ)ている。
    矛盾だらけの醜い、身体を持った存在。

    しかし、人生は生き抜くのが正解だと思う。
    自分が大切と思うものを守るために使いたいと思う。



    [2006.01.27]


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    最近、CMで、桃井かおりさんが「なかったね。庭づくりから始めたマンション」と宣伝している「東京ユニオンガーデン」というマンションなのですが、東大和市駅徒歩3分なら、私が小学生、中学生の頃に住んでいたところに近いはず、と調べてみたら、なんと私の住んでいたところの隣の敷地でした。

    マンション販売のサイトを見てみたら、付近の街並みの解説があって、あ〜、懐かしい。(^-^)
    うわ、二小も、二中も懐かしい。体育館、変わってないぞ。

    頭の中がタイムスリップ状態です。
    当時(30年近く前です)、私が住んでいた電電アパート(団地です)の隣には、なんとか海上火災のビルと広い芝生のグラウンドがありました。時折、芝刈り機で手入れをしている人のほかは、滅多に人を見かけることもない一面緑の場所でした。
    子どもの頃、よく金網をよじ登ってそこの芝生に侵入し、駆け回って遊んだものです。
    その広いグラウンドがいまやCMで宣伝されるマンションの敷地になってしまったという訳です。

    東大和市駅(昔は青梅橋駅)の周りには、スケートセンターなどができていますね。昔は広い空き地で、遠足のときなどその空き地に集合したものです。
    隣の東京都薬用植物園はいまもありますね。今は亡きおばあちゃんに連れられてよく行ったものです。

    電電アパートは健在らしいですね(いまはNTT青梅橋社宅というらしい)。
    ・・・子どもの頃、夜中に火事があってすごかったな。
    ・・・子どもの頃、悲惨な交通事故があって、葬式で、子どもを亡くしたおばさんの泣き方があまりに激しかったことに驚いたことがあったっけ。そのおばさんはいまどうしているのだろう。
    −−−その頃は、私の母も健在だった。

    街の姿も人の姿も流れていって、変わってしまうものですね。
    もう、記憶の中にしかない世界、いまの世界とは違ってしまっている世界。
    手が届きそうで届かない。しかし、記憶の彼方にはきっと全部がある。
    もしそこに行けるのなら、その深い安らぎを感じさせる世界に行けるのなら、どれだけの代償を支払うことだろう。

    記憶をスケッチして、当時の小学校までの通学路を描き留められたらと夢想してみる。
    さらに、夢想を広げ、もし、一日だけでも当時の平凡な一日が再現できたら、どんなに素晴らしいことだろうと思う。−−−朝、起きて学校に行き、大好きな先生に授業を受け、給食を食べ、下校後に遊びに出かけ、街を駆け回り、お腹を空かして家族全員とともに夕食を食べる。

    ・・・懐かしくもやるせなく、胸の中がきゅうとする想い。
    子どもの頃の思い出は、時間の流れの中で、ウイスキーやワインと同じように芳醇な香りを放つようになるらしい。
    それは、決して取り戻せないものだからなのか。

    いまの街並みも、やがて、いまの子どもたちが、大人になれば懐かしむものとなることでしょう。
    いまの子どもたちの当たり前の団欒も、遠くから振り返れば眩いばかりに輝くことでしょう。

    あまねくどこの世界でも、すべての時代で。

    この世界は、流れている。
    街も人も。


    東京ユニオンガーデン
    [2006.01.13]


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    休日なので、朝風呂にゆっくり入りました。
    寒〜い日の朝風呂では、まず、高い位置からシャワーを出しっ放しにします。
    すると、たちまち湯気がもあもあと立ち込めてきて、風呂場が真っ白な湯気に包まれます。

    ある日発見したのですが、晴れた日には、この湯気をよーく見ると、一粒一粒の動きを見ることできます。
    空間を乱舞する粒の動きは見ていて飽きません。ゆっくり漂ったり、急激に上昇したり、実に不思議な舞を見せてくれます。
    一つの粒と、それを包含する全体の対流のうねりの流れに我を忘れて見入ることもしばしばです。
    自然とか、空間とか、人生とかいろいろなことを考えます。

    晴れた日の、寒〜い朝、朝風呂に入って見ませんか。楽しいですよ。



    [2006.01.06]


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    年が明けました。この時期は、何時にもましてスピリチュアルなものを読みたくなります。
    最近は、江原啓之さんの本を読んでいます。「オーラの泉」というTV番組でお馴染みですね。
    年末には、「天国からの手紙」という番組に出演されていましたね(泣けて仕方ないので、録画したものを小分けに観ています)。

    最初は、何者なんだろうと思っていましたが、著作を拝見して、極めて稀な高い霊能力を持つと同時に、常識豊かな人格者でもあることがわかりました。いまでは信頼できる人物と感じ、一ファンとして心より応援しています。

    私はスピリチュアルの分野の本はさまざまなものをたくさん読み込んできていますし、いろいろな宗教団体も知っています(所属しているところはありませんが)。美しい光と同時に醜い影も多い世界です。

    そう、世の中には、たくさんの霊能者がいますし、超能力を使える人も案外たくさんいます。
    しかし、肝心な点は、不思議なことができるからといってその人がエライ訳でもないし、正しいことを言っているとも限らないということです。

    金集め、人集めばかりをしている人は現世的な欲望に腐敗しているのだと思いますし、妬み、嫉みを周囲に向ける人や、自分が尊敬されることばかりをガツガツと求める人ははなから問題外です。

    要は、その人の言葉と行動が、美しいかどうかという一点に尽きます。
    とりあえずは、愛に満ちた、高い人格を感じさせる言葉かどうか、ということだけを見ればよいのです。

    その点において江原啓之さんの本は、驚くほどに優れた著作だと感じました。
    正確にいえば、「スピリチュアルメッセージ」3部作で、彼を霊媒として語る霊言の格の高さにびっくりしてしまったのです。
    「神との対話」に匹敵するぐらいの高いレベルの内容であるといえば、スピリチュアルな分野に造詣の深い人なら理解してもらえるでしょう。

    一般の人にも実にわかりやすい言葉で書かれています。それでいて一貫性が取れていて、深いのです。
    特に、2冊目の「スピリチュアルメッセージII」は「死することの真理」というサブタイトルがついていて、このサイトを訪れる多くの人に勧めたいと思う本です。
    死や死後の世界に関する疑問をこれほどわかりやすく的確に説明した本はこの世にないと思います。
    死後の経験から、この世の生き方まで実にさまざまな疑問に対し、かゆいところに手の届くようなわかりやすい言葉で説明してあります。そして、どれもが、魂に響くような(どこか懐かしいような)人の道の真ん中であるような正論なのです。

    たとえば、「やがては老い、病み、死ぬ。そう決まっている人生とは、いったい何なのですか。」という質問に対しては、次のように答えています。

     日々のもがき、老い、病。
     人はそのような学びを繰り返し、やがて死に至る。
     死は、光への帰結。この現世(うつしよ)など、ほんの少しの旅じゃ。
     ぬしらは旅に出たことが幾度もあろう。
     わしにもある。
     旅には終わりがあるのじゃ。
    さまざまな景色を眺め、さまざまな関わりをもち、さまざまな経験がある。その旅のなかで、良きことも悪しきことも、たくさんの学びがある。
     人生も同じ。
     人生とはただ、旅ということだけなのじゃ。


    死別の悲しみに暮れる人に読んでもらいたい言葉もたくさんあります。必ず心の拠り所になるはずです。

    スピリチュアルな分野になじみのない初心者から、人生に真に役立つ著作を求める人まで、間違いのない名著だと思います。
    もちろん、どこかの団体や組織への入会を勧める文もありません。初心者でも安心して読めますよ。









    [2006.01.02]


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    あー、ようやく仕事納めだ。ヽ(^-^)/
    最近、会社の仕事が忙しくて「今日こそちゃんと寝るぞ」と思いつつ、毎日睡眠不足の日々。
    ようやく一息です。 ホームページも書きたいことや書かないといけないことが山のようにあるのだけど・・・。
    とりあえず、今晩はゆっくり寝よう。



    [2005.12.30]


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    「血の涙」を流すという表現は、すさまじいまでの激しい悲しみを表す言葉として「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」の前書きなどでも使っている表現です。
    たまたま、知ったのですが、古典の「竹取物語」で、かぐや姫が月に帰ったあと、残された者の悲しみとして「血の涙」という表現が使われているのだそうです。

    この衣着つる人は、物思ひなくなりにければ、車に乗りて、百人ばかり天人具して、昇りぬ。その後、翁・嫗、血の涙を流してまどへどかひなし。

    ちなみに英語版の「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」前書きでも、"tears of blood"と訳してあり、ネイティブに確認したことがありますが、これで通じるのだそうです。

    二度とこの世で会えない、絆を断ち切られた者の悲しみは、古今東西を問わず同じ表現になるのですね。



    [2005.12.24]


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    二日続けて、ちゃんこ鍋をいただきました。
    初日は、会社の人とちゃんこ鍋というお題目の食事会を開いたためで、二日目はそのとき余ってしまった別な店の予約を取り消すのがお店の方に申し訳ないので、家族と行って来たためです。

    最初のちゃんこ鍋は、庶民的なお店でくつろげました。二階の座敷で隣の忘年会の声を聞きながら食べました。二日目のお店はスタイリッシュでお洒落な店(花田勝氏のオーナーの店)でえらく対照的でしたが、どちもおいしかったです。
    サービスは10倍くらい違って、値段が倍ぐらい違うんですけどね。
    一方は、最初から鍋に具がてんこ盛りで出てきて、火を点けたらサービス終了(あ、帰り際にみかん2個くれたか)。一方は、若い女性の鍋奉行付きで、丁寧につくねを作って入れ、具を入れ、しばらくして煮え具合を見て、よそってくれるところまでやってくれました。コートをクロークに預かるところや、従業員のお辞儀の角度など、あらゆる面がホテル並みのサービスです。

    実はお店に行ったときに、花田勝氏ご本人がいてびっくりしてしまいましたー (゜o゜)
    うひゃー、本物のお兄ちゃんだー。

    ちょっと得した気分。



    Chanko Dining 若
    [2005.12.24]


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    Sさん、日本におかえりなさい。いままでお努めご苦労様でした。
    子供たちのために苦労し、奮闘してきたこと、素晴らしい行為だと尊敬しています。

    まずは、たっぷりのお湯に使って、ゆっくりしてくださいね。
    横浜で慰労会しましょうね。(^-^)




    [2005.12.04]


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    先日、芥川賞受賞作家の本を読んであまりの文学性のなさに愕然としたと書きましたが、実は、この本とたまたま同時期に読んだ別な作家の本が素晴らしい本であり、久しぶりに心を震わせていました。このような本こそ、芥川賞の受賞作であるべきだろうと心の中で思ったものです。

    その本のタイトルは、「透けてゆく人」です。
    Web上で知り合いになった方から上梓した本をいただいたものです。初めて小説を拝読したのですが、思いがけず(失礼)素晴らしい出来で、社交辞令抜きで、上質な読書の愉しみを味わうことが出来ました。

    この本のテーマは純粋な愛です。そしてセクシュアリティー(性)です。
    純粋な愛とは使い古されたテーマですし、古臭いと思うかも知れません。あまりに誰もが書くので、正面から書くのは難しい分野です。私も最初のうちは、少女の書いたような純粋な愛の形に照れくささを感じムズムズしてしまったものです。

    しかし、作者は真摯に純粋な愛を書き込むと同時に、人生経験に裏づけされた深みのある背景を描き込んでいくことにより、後半ぐいぐいと読者を引き込んでいきます。人が人を純粋に想う気持ちの美しさが、胸いっぱいの陶酔として満ちるのです。
    そう、物語の構成自体は極めて少女小説的といえるでしょう。しかし、ここまで熱い想いを込めて、美しい言葉を紡ぎ出すなら、もはや芸術作品の域に入っているでしょう。

    この作品では、性同一性障害を持つ女性の遍歴が、一つの純愛を中心に描かれていきます。作者の願う純粋な愛への思い入れの強さや、力強い生き様が、あまりに純粋すぎて夢物語のような構成を見事に支えています。想いが溢れている作品なのです。

    最後の方では、ページを繰るたびに読み終えるのがもったいないという切ない気持ちにさせられました。
    いかに、純粋な愛というものに、人が惹かれるものであるかに、改めて気づかされました。
    当たり前ですよね。愛し、愛されることこそが、この世で最も素晴らしいことです。

    作者の人生経験が、これだけの強い輝きを持つ作品を生み出したのでしょう。
    文章も磨ききってあって、とても読みやすいものです。

    お勧めいたします。





    平成道行考
    作者のサイト

    [2005.11.21]


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    浄水器のフィルターを買おうと思って横浜のヨドバシカメラへ歩いていたら、ヨドバシカメラは三越デパート跡地に移ったと聞いたこと思い出した。
    かつての三越デパートを眺めやると、外壁に秋葉原風な巨大な宣伝垂れ幕が掛かっている。高級デパートの面影はもうない。

    新ヨドバシカメラは、昨日オープンしたらしい。
    オープニングセールで、ものすごい数の人でごったがえしている。イモ洗い状態。(@_@;)
    客を誘導する警備員の数も半端ではない。エスカレーターで将棋倒しが起こらないように、各階のエスカレータの前ごとに2〜3名の警備員がいるし、あらゆる階段にも警備員が配置されている。

    建物の主要フロアはすべて電気製品売り場となり、圧倒的な規模の物量が揃っていた。
    でも、目的の浄水器のフィルターはなかった。がっかし。(._.)

    仕方ないので、少し離れたBicカメラまで歩いて、そこで浄水器のフィルターを購入する。
    その先にある、旧ヨドバシカメラの店舗を見ると、シャッターが閉まって、店はガランドウ。何故か照明は点いており、よく見ると内装工事中である。すぐに別な店舗がオープンするんだろな。ここは一等地だし。

    この店舗も、ヨドバシカメラが入る二つ前には、ALiC日進という電気店が入っていた。
    ひと昔前、横浜駅付近の電気店といえば、ヨドバシカメラか、Bicカメラか、ALiC日進が三強だった。よく価格を比較するために3店をはしごしたものです。しかし、熾烈な販売競争の結果、ALiC日進は無念の閉店。ライバルのヨドバシが店を奪う形となり、さらに今回新店舗に宿替えという訳です。いまやヨドバシは飛ぶ鳥を落とす勢い。秋葉原に巨大店舗をオープンして業界を騒然とさせたのに引き続き、ここ横浜にも巨大店舗を実現というわけです。

    強者が弱者を飲み込むさまを見てきたわけですが、かつての三越もその業界では強者だったわけですから、先はわからないものですね。
    おごれる人も久しからず、只春の夜の夢のごとし、かな。


    [補足]
    旧ヨドバシカメラの跡地には、1/20にドンキホーテがオープンしました。

    [補足]
    いま、ネットで調べて判明したのだけど、ヨドバシは、川崎の西武百貨店跡にも大型店を出店していたのですね。川崎の西武百貨店は、憧れの女性とデートしたことがある思い出の場所だったのに・・・。そういえば、京急川崎駅前のボーリング場も、いまはヨドバシカメラになっている。昔、ここにBlack Knightという名作のピンボールマシンが置いてあったんだよな。この芸術的なプレイフィールドを見てみてください。( ̄ii ̄)鼻血出そう。

    [補足の補足]
    途中でピンボールの話になっていて、テーマが脱線しているな。品もないし・・・。ピンボールの話になるとちょっとトーンが変わるかも知れない。


    ヨドバシ横浜




    [2005.11.19]


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    今日、比較的早い時間に会社から自宅に帰ったら、庭に見たことのないバイクがあり、40代の知らない女性が出迎えてくれる。ん?誰?(・・?

    話を聞くと、今日から毎週家に来てくれる介護保険のヘルパーさんとのこと。
    先ほどまで、ケアマネージャさんもいたとのこと。ふ〜ん。連絡してよね。

    ヘルパーさんにしては若い女性なので、父は嬉しそうである。

    それにしても、いままでなんだかんだで、もう10人以上、介護保険のヘルパーさんが入れ替わり立ち替わり、我が家の家事をしてくれている。
    最初は、私が会社から早く帰って家の中の説明をしていたりしていたが、もはや、勝手知られたる我が家で、引継ぎも終わったらしい・・・。

    ところで、何人ものヘルパーさんとお付き合いをすると、一軒一軒の家の文化というのは実に違うものなんだなぁ〜、と思うようになった。

    たとえば、あるヘルパーさん、すべての料理の味付けが異常に薄い。「味噌はいまの2倍入れてくださいね」とノートに書く。
    たとえば、あるヘルパーさん、クーラーのない1階の台所の暑さを和らげるために、2階の部屋のクーラーと1階の部屋のクーラーを付けて、それぞれの部屋を開け放して、台所を涼しくしていた。なるほど。そういう手があったのか。
    たとえば、あるヘルパーさん、焼き魚にキャベツの千切りを添える。うーん。合わないような気がするんだけど。
    たとえば、あるヘルパーさん、ガスコンロにマジックリンをボトル半分かけたまま帰ってしまった。それはないでしょ。
    たとえば、あるヘルパーさん、なんでもかんでもスーパーの袋に入れてしまう。・・・なぜ?
    たとえば、あるヘルパーさん、ニラの味噌汁ばかり作る。最初はおいしかったけど、あまりにニラ味噌汁が続くので、ニラ味噌汁禁止令を出す。
    たとえば、あるヘルパーさん、10種類くらいしか献立がない。今日はスーパーのうなぎ。当たり!

    逆に、こちらの方が変わっているのだとわかることもある。
    焼いた秋刀魚が出てきたのだけど(ちなみにキャベツの千切り添え)、半分に切ってあるだけで、内臓を取っていない。ぎゃ〜と思って、翌日会社の人に聞いてみると、旬の時期、サンマはワタを取らないでもそのまま焼いて食卓に上るものなのだそうだ。知らなかった。そういうものか。

    さて、話は戻って今日来たヘルパーさん、はきはきしていて感じがよろしい。期待しよう。
    でも、味噌汁の中に口が開いていないあさりが1コあったけど、これって普通なんだろうか・・・?







    [2005.11.07]


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    一応、潰瘍性大腸炎(UC)という病気なので、年に1度、大腸内視鏡検査を受けています。

    この大腸内視鏡検査とは、簡単に説明しますと、胃カメラは口から呑みますよね、それを下の穴から入れると考えていただければわかりやすいでしょう。
    この検査を受けるには、事前に大腸を完全に空っぽにしないといけません。腸内に○○○(三文字伏字)のうの字もあってはいけません。ヽ( ̄_ ̄)

    そのために、前の晩から「エキソベロン」などの下剤を飲みます(加えて、前の日の三食を「エニマクリン」などの専用食にする場合もある)

    検査当日は、左の写真にある「ムーベン」(この名前、よく考えると笑えます)という粉末を水で溶いた2リットルもの薬剤を2時間以内に飲んで(結構つらい)、前の晩の下剤の効果も含めてトイレに通うこと15回以上(結構つらい)。あまり眠れませんし、空腹です(結構つらい)。下から出るものが透明になったら、ようやく検査を開始できます。グロッキーな状態なまま、よろよろと病院に行きます(病院内で処置する方法もあります)。

    病院によっては、さらに直前に浣腸をし、トイレで出したものが完全に透明な液体であることを看護士が確認するところもあります。ヽ( ̄_ ̄*)
    診察着に着替えますが、この診察着はお尻のところが大きく縦に割れています。前後を逆に履くと間違いなく笑われますので注意。ヾ( ̄_ ̄*)

    ここで、台の上に横たわり、お尻の穴から長いカメラを入れられます。
    一般に、大腸内視鏡検査は痛い検査として知られています。大腸をカメラがぐりぐり入りますからね。

    しかし、私の行っている病院は、麻酔をかけて実施するので、昨日の検査は、まっく記憶がありません。
    台に横たわって、麻酔薬を注入され、早く始まらないかな〜と、ぼんやり思っていたら、ふと、天井の光景が変わっていることに気づきました。あれ?と思い、回りを見渡すと、医療機器もありませんし、誰もいません。カーテンで周りを囲われています。
    ・・・どうやら終わったらしい。カメラが入った記憶さえない。

    私の姿勢も、思考もそのままなのですが、見事に時間と場所が飛んでいました。記憶を失くした記憶もない。

    記憶もないし、痛みもないのです。
    まったくどこも痛くありません。
    こういう検査は、慣れている上手な先生に施してもらうのと、そうでないのとでは、雲泥の差のようです。ここの院長である井上先生は過去に2万件以上実施しており、慣れたものです。
    大腸内視鏡検査では日本一の症例数の病院の診療部長として勤務していたと書いてありますから、日本でトップクラスの手技なのでしょう。技術の未熟な医師が痛みをごまかすために深い麻酔をおこなうのは非常に危険なのだそうですが、ここなら何の心配もありません。

    で、1時間ほど横になったあとに、先生の説明がありました。
    潰瘍性大腸炎は、難病指定のやっかいな病気なのですが、無事に緩解(症状がよい状態であること)となっていました。
    今回の結果を見たかぎりでは、まったく正常としか判断できないとのこと。

    よい結果が出たせいか、空腹なせいか、麻酔のせいか、大腸が完全にクリアーな状態のせいか、検査に至るまでの昨日からの苦難を乗り越えたせいか、ほわんとした多幸感に包まれました。


    [補足]
    いつも腸の調子の悪い人は、次のことを2〜3日試してみると調子が良くなるかも知れませんよ。

     ・牛乳をのまない(コーヒーのミルクにも注意)
     ・ヨーグルトを食べない(乳製品であるため、逆効果になる場合もある)
     ・ビフィズス菌のサプリをのまない(体質に合わないと、腸内が異常発酵する)
     ・納豆を食べない(つぶつぶが消化されにくい)
     ・牛肉、豚肉、鶏肉を食べない(特に下痢しているときに肉類を食べると免疫力が落ちる)
     ・ラーメンを食べない(脂質が多すぎる食品。代表的な袋入りインスタントラーメンでさえも脂質が16.6g以上もある)
     ・ケーキを食べない(クリームは脂質の塊)
     ・アルコールを飲まない(特にビールはお腹が冷える)

    [補足]
    この先生、医学博士でありながら、カメラマンとしてもプロです。アフリカの写真集を何冊も出しています。先日、本屋で「この世とあの世を結ぶことば 仏教の智恵を生きる」(徳間書店)という本を買ったら、この先生のアフリカの写真が使われていることを発見し、驚きました。

    [補足]
    お、この井上先生、「若手ドクターのための大腸内視鏡検査法」というサイトで「マイヒーローズ」として紹介されている。






    井上胃腸科・内科クリニック(お勧め!)
    ※最寄駅は、東横線 綱島駅
















    [2005.11.06]


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    毎日何十通も英文のスパムメールが届きます。

    1通およそ1秒のペースで判別してゴミ箱に捨てているのですが、毎日の鍛錬の甲斐があって、どういうものが英語圏のスパムメール上で流行っているかわかるようになってきました。(^_^;)

    いまは、バイアグラだったらソフトタブが人気で、それよりもシアリスの方が人気が高いとかね(興味はありませんが・・・)。

    最近は、419事件と呼ばれるナイジェリア詐欺のメールは少なくなりましたね。以前は週2〜3通届いていたのですが。映画のような創意に満ちた長文のストーリーを読んでいくと、最後にマネーロンダリングに手を貸してくれれば、分け前を上げる、という話になっている詐欺メールです。(詳しくはここを)
    この前、2005年度のイグノーベル賞の文学賞を受賞していました。「多彩なキャラクターの登場する波乱万丈の短編集を全世界の読者に配信した」功績だそうです。
    いろいろな人が、いろいろな文学賞を受賞する世の中です。(^^;)

    そんな中、英文のスパムメールに見慣れないキーワードが目立つようになってきました。
    「Hoodia」(ホーディア)です。

    新顔なので、Hoodiaとは何だろうと調べてみたら、食欲を抑制し、しかも副作用がない、全米で話題騒然の天然ダイエット食品とのこと。グルコースの1万倍アクティブな分子が、血糖値を感じる神経細胞に働きかけて、食欲が満たされていると感じるそうです。
    ホーディアとは、そもそも砂漠に自生するサボテンのような多肉植物なんだそうです。南アフリカのサン族がホーディア(Hoodia)を噛んで空腹感をしのいでいたという事実に着目したアフリカの科学者が、ホーディア中の食欲抑制効果のある化学物質を同定して特許を取得したのだそうです。

    いまに日本で流行るんだろうな。
    このダイエット食品の売り上げの一部が、世界の飢えている子供達に渡るようになればよいのに。







    [2005.11.03]


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    少し前に芥川賞を受賞した作家、綿矢りさのデビュー作「インストール」が文庫になったので初めて読んでみたのですが、あまりの文学性のなさに愕然としてしまいました。

    その作品には、人生の厚みもないし、愛の深さもありませんでした。人が漫画チックにしか描けていないし、自己も、世界も、ごくごく表面的なものしかありません。薄っぺら過ぎます。この作品の面白みといえば、誰かと誰かが鉢合わせしてしまうところとか、実は小学生が大人びているところとか、女子高生がエロチャットをするところとか、人の家の押入れに忍び込むところとか、シチュエーションとキャラクターの面白さでしかありません。
    オチも含めて、これはレディスコミックの原作にふさわしいと思ったものです。漫画の原作としてなら完璧でしょう。シーンごとに漫画のキャラクターの表情やポーズまで頭に浮かびます。

    この作品の弱点は、世界観が狭すぎ、思春期の日常的な妄想の延長でしかない点です。
    文学として捉えるなら、少女小説やライトノベルというジャンルの作品以外のどこにも該当しないでしょう。この世代特有の、セックスへの強い関心と同じだけの潔癖さへの志向、異性への強い関心と同じだけの自己愛、将来への強い不安と同じだけの夢想(たとえば金儲け)という素材が見出せます。これらの新鮮でプリミティブな素材をうまく調理できれば、最高の文学になる可能性はなくはありませんが、なにしろ、伝えたいという強い想いが見つかりません。形はきれいにできていますが、魂が込められていません。

    一般的に言って、十代の物書きの特長は、自意識が強く、自分のことばかり書くということでしょう。また、少女小説は、自分を中心においた都合のよい世界と、自分を中心に据えたキャラクター設定が特長です。 「インストール」の作品中の母親の描写ひとつを取ってみても、自分に対して監視を光らせる立場でしか描かれず、親の常識に凝り固まった姿勢ばかりを批判的に見がちな十代後半の狭いものの見方をありありと感じます。

    文学として見たら、自分を中心に組み立てた狭い世界観が気になるのですよね。
    解説者の書いているように、日本語は上手で、感性が豊かでそこは素晴らしいのですが、でも、肝心の中身がなければ仕方ないでしょう? 観察眼が鋭く、人の描写はうまいのですが、人と人の関わりが描けていません。これは作者の年齢相応による弱点でしょう。

    「インストール」には、恋愛というテーマを何重にか避けている節があり(主な会話相手が男性ではなく小学男子、同世代の高校生は別な彼女がいる、セックスではなくエロチャット)、確かに、この洞察力と構成力のある作家が実際に恋愛をしていったときに書く作品は面白かろうな、ということはいえます。
    併録された作品「You can keep it」でも、正面切って恋愛というテーマは避けられています。この作品のやぼったい主人公(彼も自意識が強い)は綾香という憧れの女性を映す鏡でしかなく、恋愛がはじまるかも知れないという地点で物語は終わっています。
    そう、妄想を膨らますものの、踏み出しはしないし、傷つきもしないのです。

    愛されることではなく、愛するところとか、この作家が、誰かのために何かをしたいと強く思ったところの作品を読んでみたい。

    次の「蹴りたい背中」は恋愛物と聞いていますが、果たして、そういう素晴らしい作品に仕上がったのでしょうか?

    それとも、芥川賞の選考委員が、血迷ったのでしょうか?
    いびつな大人の作品ばかり読んでいたところに混じっていた初々しい作品を読んで、それを文学の香りと勘違いしてしまったのでしょうか?
    それとも、そもそも芥川賞の選考委員の人選に問題があったのでしょうか?
    それとも、美形の少女作家が生み出す効果に目が眩んだ出版社の確信犯的陰謀でしょうか?
    計算高い経営者と太鼓持ちの選考委員がいたということなのでしょうか?
    それとも、単純に世の中によくある事実として、美人は得をするということでしょうか?

    いったい何があったのでしょう?
    ミステリーですね。

    受賞作の「蹴りたい背中」を読んでみないと、と思う今日この頃。
    (もしかして術中にはまっているのか?)







    [2005.11.01]


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    うちの兄が、フィリピンと台湾への出張から帰ったとの連絡。
    最近、よく海外出張に行くんですよね。世界各国の部品メーカーをまわっている。
    アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、中国、韓国、インドネシア、フィリピン、台湾。

    ついでに言うと、国立大学に入り、電子工学を専攻しているから、理系の知識も豊富である。
    本棚には、電磁気学や相対性理論の本とかびっしりある。
    なかなかすごいんである。







    [2005.10.23]


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    最近、TVで「パソコンテレビ GyaO」(「ギャオ」と読みます)のCMをよく見かけるになりました。
    このサイト、定額ブロードバンドでインターネットしている人には非常にお勧めです。

    宣伝文句にはこうあります。「全番組が完全無料!パソコンで見るテレビ。それがGyaO!人気の韓国ドラマから最新ニュース、さらには映画のオンライン試写会など見逃せない番組、新作が毎日続々と登場します!」

    最初に簡単なアンケートレベルの申し込みが必要ですが、氏名や住所などは問われません。
    パラボラアンテナを設置するでもなく、専用機器を設置するでもなく、会員申し込みをするでもなく、多くの映画やドラマなどが誰でも無料で観られるのです。

    コンテンツは視聴しきれないほど豊富です。ニュース、映画、ドラマ、音楽、アニメ、バラエティ、スポーツ、ドキュメンタリーなど、全12チャンネル。
    たとえば、映画がおよそ20〜30種類観れます。ドラマも10種類近く。入れ替えのスピードも早く、もたもたしているとすぐに観損なってしまいます。

    このサイトは、民放TV局と同じように、番組中に入れるCMによって収入を得ています。
    ちなみに、コンテンツの保存はできず、オンデマンドでしか観れません。

    TVのCMが始まったということは、ビジネスモデルとしてうまくいっているということなんでしょうね。
    本格的に成功しつつある新しいメディアとして、非常に注目しています。


    [補足]
    ビジネスモデルといえば、このサイトは同社の光ファイバーの拡大にも役立っていると思う。
    これだけの豊富なコンテンツを山盛りにすれば、誰でも速いブロードバンドに入りたくなりますよねー。
    ちゃんと、スピードテストというページがあって、回線速度を測定できるし(もちろん無料)、その結果画面からUSEN光ファイバーのサービスエリアの検索ができるようになっているし、そこから申し込み画面までつながっていますから、大したもんです。

    [補足の補足]
    スピードテストで、私の環境は90 Mbpsくらい出ます。「超快適!!」です。(^-^)
    ちなみにUSENではなく、TEPCOひかりですが。









    [2005.10.16]


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    Googleの検索窓に計算機能があることをご存知の方は多いと思います。
    例えば、1+1と入力すると、次のように答えを示してくれます。



    さて、このGoogleの計算機能に「人生、宇宙、すべての答え(answer to life the universe and everything)」という文字列を英語で入れてみます。そうすると、答えが出ます。 42なのです。



    嘘ではありませんので、実際にGoogleで試してみてくださいね。試してみる。
    マイクロソフトのMSNサーチの検索機能でも同じ計算結果が出ます。検算してみる。

    皆さんも、人生ってなんだろうと悩んだときは、その答えは42なのだと知っておくと何かの役に立つかも知れませんよ。(^・^)


    [補足]
    「銀河ヒッチハイク・ガイド」より
    「四十二だと!」ルーンクォールが叫んだ。「七百五十万年かけて、それだけか?」
    「何度も徹底的に検算しました」コンピュータが応じた。「まちがいなくそれが答えです。率直なところ、みなさんのほうで究極の疑問が何であるかわかっていなかったところに問題があるのです」


    [補足]
    あ、まだ映画上映していますね。この原作の20年来のファンとしては、ぜひ観にいかねば。
    でも、どうしてこうもマイナーな扱いなんだろうな(笑)。

    [補足]
    映画のパンフレットにこの作品の的確な解説が書いてありました。「ダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイク・ガイド』は、バカSFの歴史にさんぜんと光り輝く超弩級の大傑作である。30カ国以上に翻訳され、全世界で2,000万部を売り、発表から四半世紀を経た今も熱狂的な愛読者を生み出しつづけている。」
    人生、宇宙、すべての答えが42である件については、「戦後最大の世界的なジョークとして、今もたえず引用される」と書いてあります。そういうことです。詳しくはここをどうぞ。

    [補足]
    この文章を書いてから、20日ほどした2005.10.28にGoogleの電卓機能の強化があり、この計算機能の日本語版がサポートされたそうです。「人生、宇宙、すべての答え」と検索窓に入れてみてくださいね。









    [2005.10.09]


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    現代美術の祭典「横浜トリエンナーレ2005」に行ってきました。
    山下公園から延々と10分ほど海を見ながら歩いたところにある巨大な二つの倉庫とその周りが会場でした。

    そこここに不思議なオブジェが並び、異空間を創り出していました。
    まあまあかなぁ。今回はアジア関連の展示が多かったですね。
    難を言えば、あまりインパクトのある作品がなかったことかな。全体的に尖った感じがないですね。

    現代美術とは、そもそも既成の概念から外れるものであり、その外れっぷりを楽しむものだと思います。 しかし、あまり見事な外れっぷりなものはなかったです。

    映像も皆同じようなトーンで、上半身裸かタイツ姿で、静かに無意味なことをしているものばかり。
    インスパイヤされる斬新なアイデア、ビジョンの作品はあまりなかった。

    いちばんよかったのは、会場が普段入れないエリアなので、横浜港の眺めがよく、海風が気持ちよかったこと。
    会場には、くつげるデッキチェアがたくさんあり、ビールや食べ物が売っているので、パフォーマンスや横浜港を眺めながらのんびりするにはよい感じでした(夕刻のみなとみらい地区のビル群の美しさが最高でした)。

    スタッフの人が楽しく力をあわせてやっているという雰囲気もそうですし、屋台も学園祭っぽい雰囲気でした。
    なんとなく、力の抜けた癒し系の現代美術展という感じでした。


    [補足]
    現代美術とは関係ありませんが、世界で最も有名とされる落書きです。

    「人生はセックスによって伝染する病気である。」

    ま、賛成はできませんがね。敵ながらやるな、という感じです。(誰が敵だ?)
    これくらいのアイデアとインパクトがほしい。


    [補足の補足]
    42よりか、説得力はあるかも知れない。


    [2005.10.03]




    夢というのはさまざまな感情を体験することで、心の中をきれいにする働きがあるのではないかな。

    夢というものは、不思議なくらい、何も残らない。こんな夢を見たというシチュエーションさえも、残っている方が珍しい。
    一晩に何回も、レム睡眠のたびに夢を見ているといわれるが、そんなに幾つも覚えていやしない。
    夢自体がきれいに片付けられる。

    不意に、夢の世界がぱっくり割れてそこから流れ落ちたとき、つまり、睡眠中、誰かに突然に起こされたとき、そんなときは、夢の断面を鮮明に覚えている。夢の掃除屋も、突然の仕事で処理しきれないのだろう。

    目覚めたあと、心が動いていたという感覚が残る。喜び、怒り、悲しみ、楽しさ、恐怖、安らぎなどの感情の名残がほんのり残っている。
    しかし、夢の中で聞いた言葉、考えた言葉は、不思議なくらいすぐにこぼれ落ちていく。
    まるで、この世にあってはいけないものかのように。

    夢の世界は、意味のない世界。そこには、因果律がなく、決まりごとがない。−−−私という存在の暗喩に満ちた世界。
    それにしても、夢の世界にも、必ず私という主体がいるのは不思議なこと。

    一般に、感情は、同じ感情と結びつくことで、昇華していく。
    例えば、悲しいときに悲しい映画を見ると、悲しみが薄れ、気が晴れる。

    夢は、普段体験しないさまざまな感情を直接体験する装置であり、感情をきれいにする役割を担っているという気がする。
    −−−感情的に問題がある時期、夢をたくさん見る。

    こころの中に固着している感情が夢によって、昇華していく。

    夢は、心を洗い清めるために存在するのかも知れない。


    [2005.09.24]




    お蔭様で、無事に父も退院し、家でくつろいでいます。

    私はグルメな友人に誘われて、築地市場に行ってきました。銀座の歌舞伎座の前で待ち合わせて、築地にGo!
    行列に並んで、おいしいトロを食べてきました。さすが、築地のマグロ!言うことありません。
    我を忘れて食べてしまうおいしさでした。(*^_^*)

    お腹も膨れて、市場の中をふらふら歩いていると、あの有名な吉野家一号店がありました。
    この店は、吉野家の中でいまでも牛丼を出しているという伝説の(?)お店です(詳細)。
    思わず携帯で写真を撮ってしまいました。
    また、来ねば。

    市場の外では、いかすみアイスクリームなるものを食しました。キワモノか?と思うシロモノですが、アニハカランヤフツーにおいしいです。生臭さはまったくなく、チョコのソフト並みにおいしかった。

    夏の暑さも和らいだことですし、今度は父を連れて行ってみようと思います。




    [補足]
    吉野家は、築地店以外にも、各地の競馬場・競艇場店でも、牛丼を販売してます。これは、出店契約上メニューを変更できないからとのこと。へえ〜。


    [2005.09.20]




    父がまた入院となり(もう何度目かよく覚えていない)、県立がんセンターに通う忙しい日々です。
    いまのところ、無事に手術も終わり、来週にも退院できる予定です。

    父の場合、不幸中の幸いなことには、何度も手術を受けているのですが、すべて内視鏡による手術なので、本人曰く「痛くない」とのこと。それに、いまに至るまで何の自覚症状もなく、つまり痛みを感じずにここまできているので、このまま良くなるといいなあと思っています。

    ところで、以前、病院の帰り道、電車の中で知らない人から声を掛けられたことがあり、話をしてみると、担当の先生が同じ患者さんであり、待合室で私たちを見かけたとのこと。いろいろ話を伺ったのですが、興味深かったのは、昭和天皇が病気になられたときの医師団の中に、いまの担当の先生がいたという話。

    そのときはふーん、すごいや、でも本当かなと思ったのですが、先日、直接先生に確かめてみました。
    実際に、医師団にという話があったのだけど、結局、呼ばれなかったと言っていました。
    まあ、それにしても、そういう話があるというだけでも、すごいよね。

    よい先生に診てもらっているのだから、このまま早く治ってほしいな。

    [2005.09.04]




    待望の夏期休暇中です。
    ああ、うれしい(T-T)。

    いまは、抜本的に自分の生活環境を立て直しています。いままで後回し、後回しにしてきたものをドドンと片付け中。
    たとえば、いまままでほこりやダニのアレルギーにならないか結構心配だった部屋のカーペット敷きをフローリングにリフォームしてもらったり、買って20年経ってピンボケになったTVをプラズマTVに買い換えたり、雑草ボーボーだった裏庭に砂利を敷き詰めてラティスの仕切りを作ったり、不要な本をまとめて古本屋に送付したり。次は、天井裏に床板を敷いてもらって物置にリフォームする予定です。これで、かなり家の中がすっきりするはず。

    いままであまりに生活環境を疎かにし過ぎたので、溜まってしまった問題を一気に片付けているところです。
    ちょっと前までは、エアコンのフィルターの掃除ランプが点いて、ああ、掃除しなきゃ、しなきゃと思いつつ、日々の忙しさに、気付いてみればあっという間に1年が経っているという感じだったので、ちょっとここで立ち止まっている感じです。

    自宅をきれいにすると、やる気も出るし(学生時代、テスト勉強をする前にまず、部屋の掃除をしてしまうタイプです、私)、探し物に時間を割かなくていいし(かつては、家の中で物を失くすなんてほとんどなかったのですが・・・最近は物が多すぎてダメです)、なにしろ、ストレスも溜まらなくなるのが重要な点です。

    ところで、ある説によると、家の中の状態と、住んでいる人の心の状態というのは非常に似ているという話があります。
    私もそれに同感です。たとえば、自分の部屋の中にあって、ほとんど動かさない、使わないものってありますよね。それが増えれば増えるほど、その人の生活パターンも固定化していて視野も狭まっていっていると思います。部屋の中がほとんど変わらない人は、人生もほんどと変わらないし、部屋がゴミゴミしていれば、心もゴミゴミするし、清潔であれば、心も晴れやかになることでしょう。

    いまは、家の掃除とともに、人生の掃除もしているという感じです。
    これが終わったら、今度は、ホームページの全面的な建て直しだー!!


    [補足]
    ←部屋から出てきたコードの山。地球3周くらいするんじゃないか?全部つなぎ直さないと・・・。
    [2005.08.17]




    晩御飯におでんを煮る。
    ちくわぶも入れる(関西の人はちくわぶという食品をあまり知らないようなので、解説しましょう。ナルトとちくわを足したような形をした、白くてもちもちとした歯ごたえのある食品です)。子供の頃から、ちくわぶはおでんとかすき焼きに入っていて、あの歯ごたえがちょっと好きでした。
    で、今日、しげしげとパッケージの袋を眺めていたら、原材料が「小麦粉」としか書かれていない。
    なんと、ちくわぶは、小麦粉の塊だったのか。Σ( ̄□ ̄;)

    知らなかったー。おでんの仲間だから、魚のすり身からできているものとばかり・・・。迂闊。
    ということは、あれは極太のうどんと一緒ですよね(乱暴?)

    [2005.07.25]




    すみません。趣味の話。
    私の好きなコミックは、昔は手塚治虫と松本零士の作品ぐらいだったのだけど、ここ数年、コミックを読むのは非常に即効性のあるストレス解消の方法だと気づいてから、結構読んでいます。

    今はまっているのが「デスノート」。単行本が現在7巻まで発売されています。
    この作品は、少年ジャンプに連載されていて、いい歳こいた私は漫画雑誌なんて恥ずかしくて、買えないのですが(単行本が出るまで我慢)、この作品は、大人がどっぷりはまる程の絶品のクオリティを持っています。練りに練られた緻密なプロットの中、将棋の対局のようなロジカルな駆け引きにぐいぐいと引き込まれます。
    ストーリーは、死神が名前を書くだけで人を殺せるノートをこの世に落としたところから始まります。それを拾った天才的な頭脳の持ち主「夜神 明(ライト)」が、このノートを使い、この世から犯罪者を一掃することで、理想郷を作ろうとすることを企てます。それを阻止しようとする「L」とその後継者や警察機構との壮絶な頭脳戦!!大筋を書くと、荒唐無稽な印象を受けるかも知れませんが、サスペンスフルな設定と、予想のつかない展開、そして魅力的なキャラクターにはまること受けあい。絵もきれいです。まあ、テーマがテーマだけに少しこのサイトで紹介するのは気が引けたりするのですが・・・。このページで試し読みできます。

    ちなみに、このコミック、中国や台湾でも人気があり、少し前に放送していた「A」という番組中、台湾で人気のある日本漫画というランキングが一瞬出ましたが、一位がこの作品の中国語版「死亡筆記本」でした。また、この作品の中国の人気を示すエピソードとして、遼寧省の文房具屋がこのデスノートと同じデザインのノートを発売したところ、子供たちの間でこのノートを使った遊びが大流行となり、これを規制すべきかどうか論争が起きたことが国際的なニュースになったことがありました(半年位前の話ですけど)。いまに映画化もされるでしょうね、きっと。

    あとのお勧めは、「PLUTO」ですね。ご存知、鉄腕アトムのリメイク作ですが、話の広げ方とリアリイティの持たせ方に、作者 浦沢直樹の並々ならぬ実力を感じさせますね。「20世紀少年」の方は話がうまく収束するか不安ですが、こちらの「PLUTO」は誰でも安心して楽しめると思います。



    [補足]
    私にとっての松本零士作品の最高傑作は、「ミライザーバン」(全3巻)です(思いっきりマイナーな作品です)。
    ミライザーバン (Volume1) (講談社漫画文庫)
    時間と空間を超えて転生し続け、未来にわたるすべての知識を持ち合わせることになった少年の運命を、茫々漠々たる時間の流れとともに描いた壮大なスケールの作品です。
    ちなみに、銀河鉄道999のメーテルの父親がこの作品の主人公、バンらしいです。まぁ、この作品では、バンという存在は、一人ではなく、一つの系譜として宇宙に存在しているのですけど。

    [補足]
    この文章を書いた半年後、2006.1.25にデスノートの映画化が発表されました。夜神 明(ライト)を演じるのは、藤原竜也さんだそうです。2部構成で製作され、製作費は2作合わせて約20億円。邦画では異例のビッグプロジェクトだそうです。


    [2005.07.25]




    新しい携帯電話を買いました。
    WILLCOMのPHSで、京セラのAH-K3001V(通称「京ぽん」)です。
    Operaブラウザを搭載しているので、小さいながらもパソコン向けのインターネットの画面が見れます。この点が最大の魅力ですね。

    あと、この機種を選んだ理由は、電磁波が少ないとカタログに書いてあったからです。電磁波が微弱なため、多くの医療機関の現場で採用されているそうです。
    普通の携帯電話で話すと、側頭部がエラク熱くなりますよね。私は、長時間話すと耳が熱くなって身の危険を感じます・・・ 6(>_<)
    どう考えても、単なる機器の発熱だけではないと思うのですが。どうして、皆、デンジャラスと思わないのだろう・・・?

    あとは、音声品質が良い点ですね。音声データを音楽CDとほぼ同じ圧縮技術を使って送るそうです。かなり音はグッド!!
    従来の携帯電話の音質には、これでも電話かー、とよく思っていました。

    さて、日頃、携帯を持たない生活を送っていた私がどうして携帯電話を買う気になったかというと、自宅にウェブカカメラを設置して、私が不在時に問題がないか遠隔監視するのに使おうと思ったからです。
    具体的には、父がいつも寝る部屋のドアを廊下側から写して、そこにスリッパがあればOK、と確認するためです。そこにスリッパがあれば、鍵を失くして家から閉め出しをくっていることもないし、お風呂場で倒れていることもない、と一応安心できるわけです。
    もちろん、早い時間なら直接電話すればいいのですけどね。

    ところで、この携帯電話で自分のサイトを見たら、サイトを構成するファイルが大きすぎたり、フレームが邪魔だったり、うまく表示されませんねぇ。今度、携帯用のページを作らなきゃ。

    [2005.07.17]




    東京電力のTEPCOひかりという光ファイバー接続を(今ごろ)自宅PCに導入しました。
    速い、速い。(◎_◎;)
    しかも、いままでダイアルアップ接続だったから(え?)、ずいぶんと速く感じます。

    でも、速くて便利になると、あれも見たい、これも見たいと、かえって時間を浪費してしまうと感じています。自分の中の合理主義派とスローライフ派が議論しています。

    欲望を制御する意志があればよいのだけど、欲望が多い環境というのは、流れの速い川で遊んでいるようなものですよね。いつの間にか流されてしまう。

    インターネットで何でも情報が、つまり欲望の対象が見つけられる世の中って、修行僧が世俗と縁を切って山に篭るのと正反対の方向ですよね(別に私が修業僧な訳ではないが)。

    インターネットでは何でも見つかる。欲望が、一年中刺激される世界。
    食欲、性欲、物欲、自己顕示欲・・・(睡眠欲は満たされず、逆に睡眠不足になる)。

    無論、欲望が悪いものというわけではないので、自分の中の諸派の意見を調整しながら、うまくやっていこうと思います。特に、こころの渇きには注意しながら。


    [補足]
    東京電力のTEPCOひかりという光ファイバー網は、関東地方しかまだないので、きっとCMもそれ以外の地方ではやっていないのでしょうね。
    NTTの光フレッツのCMはSMAPが出演して、「光る海、光る大空、光る大地 行こう無限の地平線♪」と歌っていますが、あれは大昔のアニメの「エイトマン」のテーマソングですね。次のフレーズは「走れ〜 エイトマン♪」のはず。なんか聞いたことあるなぁと気に掛かっていたのですが。

    [補足の補足]
    メグミルクのCMの「牛乳が好っき、好っき、好っき♪」と歌っているのは、やはり大昔のアニメの「悟空の大冒険」(手塚プロ)のエンディングテーマですよね?
    調べたら、やっぱりそうでした。日本ミルクコミュニティ株式会社

    [2005.06.26]




    世田谷美術館で開催中の「ゲント美術館名品展〜西洋近代美術のなかのベルギー」に行ってきました。
    展示作品の中に、私の大好きなアンリ・ファンタン・ラトゥールの作品(女性の肖像画)が1枚掛かっているのを見つけて大喜び。(*^_^*)
    (ちなみに、最も好きな彼の作品はこれ

    世田谷美術館はよいところですね。どきどきするような建物のデザインとか、豊かな緑と静けさとか、おいしいレストランとか。
    また、行きたいです。

    [2005.06.26]





    世界で最も違法コピー率の高い国はベトナムだそうです。ある調査によると92%が不法コピーとのこと。
    そのベトナムに行ってきた同僚が国営デパートでDVDを買ってきたのですが、ジャケットに印刷してある珍妙な日本語に皆で大うけでした。「ふたりが暮ちした」になっています(惜しい!)。


    ※原著作者に配慮し、モザイクを掛けています。


    ジャケットの裏が特に面白い。DVDの内容をけなす文句を印刷してどうする ヾ(^o^)

    日本ではまだ「ハウルの動く城」は映画を上映している段階なので、日本語版のDVD自体が存在しているはずがないのです。
    これは、映画館で上映している映画を盗撮し、DVDにしたのだろうとのこと。

    先日のニュースで、「宇宙戦争」の試写会が盗撮防止などの理由から中止になったというものがありました。「スター・ウォーズ エピソード3」の海賊版が公開前に出回ってしまったため問題になっていたとのこと。

    いまの時代、著作物があっという間にデジタルでコピーされて、世界中にばら撒かれてしまうのだから、ものを創る側から見れば、本当に頭の痛い問題ですよね。


    [補足]
    そうそう、私のサイトの「100の言葉」も丸ごとコピーされて公開されているのを見つけたことがあります。単に著作権の概念を知らない人の仕業だったので、メール1本で解決しましたが・・・。本家はBGMはないのですが、そこではBGMが付いていました。ふむ。

    [補足]
    ベトナムのような社会主義国では私有財産という概念が希薄なので、著作権という概念自体が理解されにくいそうです(そうでなければ、国営デパートで売っていないですよね・・・)。 しかし、もしかしたら、個のアイデアや創作したものが、すなわち全員の共有財産という考えも、なかなか理想的なスタイルなのかも知れない。人の心を打つ芸術が、誰とでも分かち合えるということだから。
    無論、資本主義国においては、創作する側の苦労や投資が報われないという事態はあってはいけないことですが、なるほど、著作権というものは資本主義的な概念なのですね。

    ところで、インターネットは、世界中に文化を運ぶ大河のような役割を果たしていますよね。その国の主義、主張には関係なく、幾つもの国を流れる大河のように。
    インターネットが生み出す新しい流れが、世界の仕組みをどこまで、どのように変えるか、興味の尽きないところです。

    [補足]
    アフリカの貧しい国などで、エイズに効く薬が特許料が高いがために貧しい人々の手に入らない、という話を聞くと、知的所有権というのは、やはり競争社会の申し子なんだなと思います。

    [2005.06.08]




    部屋の掃除中です。ヾ(*_*)ノ
    メモ書きが落ちていたので、電子化するついでにアップしておきます。

    TV番組「トリビアの泉」より

    80歳以上の女性が結婚相手に本当に必要だと思っているものは何か?

    日本を七つの地区に分け、300人ずつ、計2,100人へのアンケート結果。

    お金だと思う女性: 962人
    愛だと思う女性 :1,138人

    私はこの結果でもずいぶんとショックを受けましたけどね・・・。
    もし、お金持ちになっても絶対に黙っていよう。

    [2005.05.08]




    私のPC環境というのは、実はかなりしょぼい。
    OSはWindows MeとWindows98で、未だXPは知らず。
    今でも、ダイヤルアップ接続でプロバイダと接続しているし(光にすれば100倍速いはず!)。
    いまだISDNも知らず、ADSLも知らず、ダイヤルアップで月に1万円位支払っているのだから、私はバカです。(*゜∇゜)

    ついでに、AV環境の話をすると、20年前に買ったTVが最近ピンぼけになってしまって、映画を観ても暗いシーンだと誰が何をしているのかわからない!明度を上げると少しマシになるのだけど、今度は明るいシーンで赤い横ノイズが出まくる!!もうこのTVで映画を観るのは無理かも知れない。
    DVDを観るためには、リビングに行って、PS2にセットしなければならない。

    このPS2はゲーム機としては数時間しか稼働していないと思う。
    ゲームソフトも、父のボケ防止用の将棋ソフト(すぐに飽きられた)以外は1本あるっきりです。
    あ、待てよ、兄が帰ってきたときに、私が数時間しかやったことのないこのゲームを制覇していたな。いまや兄の接待用ゲームマシンです。

    話は戻って、PC環境。
    いきなりフリーズしてくれて、書きかけのメールや原稿を無駄にしたこと数知れず。再インストールしなくてはしなくてはと思いつつ、早何か月。\(^o\) (/o^)/
    液晶ディスプレイには黒い横スジが何本も走っています。
    使っているうちに、段々横スジが増えてきて、いまではなんと20本以上もある!! ヘ(^o^ヘ)(ノ^o^)ノ

    その他、開かないCDプレイヤーとか(これは攻略法を発見した)、一枚の半分しか文字がでないFAXとか、一日の半分しか映らないWOWOWとか、きりがない。
    電気製品だけでなく、毎日寝ているベッドのバネもへたれて、ベッドが大きく凹んでいるし、腕時計が動かなくなったので何か月も腕時計なしで生活している。
    人付き合いの方も、1年前から毎週家に来てくれている介護保険のヘルパーさんの顔も今までに2度しか見たことがない(会社を定時で切り上げて、この仕事場のマンションに寄らず、真っ直ぐ帰れば会えるのだけど)。性格の良さげな女性からメールがきても、ろくろく返事を送っていないし(いまだに独身の一因なんだろうな・・・)。

    それもこれも、忙しいからなんです(泣)。
    というのは、実は正しくないな・・・。時間をうまく使う能力がなく、忙しいと思いこんで、後回しにするからなんです(本当に忙しかったらこんなこと書くヒマもない)。あーあ。

    日々、あのメールの返事しなきゃとか、あのサイトの構築急がなくちゃとか、気ばかり焦って、身の周りことが最低限しかできていない。( ̄ω ̄;)

    有名なビジネス書「七つの習慣」にもあるけど、「刃を研ぐ」ことを優先しないとだめなんですよねー(木を切るのに、なまくらののこぎりで時間を掛けて切るよりも、のこぎりの刃を研ぐ時間を優先した方が全体の効率が良いという話)。

    という訳で、この5月連休では、環境の整備に時間を割いています(まとまった時間というのは本当にありがたい)。
    「新型PC購入!」(済み)
    「光通信申込!!」(済み)
    「新規TV購入」(TVは買い換えない方が時間をロスしなくていいかなとちょっと迷っている→ついに大型プラズマTVを購入。時間を浪費しないように、天井に赤外線センサ+警報機を付けて視聴可能時間をコントロールする予定。)
    「ディスプレイ修理!!」(済み)
    「腕時計修理!!」(済み)
    「FAX修理!!」(部品がなくて直らないと言われたので新規購入予定)
    「マットレス交換!!」(済み)

    予算は青天井だー。o(><;)( <−やっぱりバカ?)


    [補足]
    これでも、身体を壊す前に比べればかなり余裕をもってやっている方です。旅行もしているし。ネットサーフィンも少しはしているし。昔は夕食を食べる時間も惜しんで立ち食いそばで済ますほど忙しくやっていたっけな。

    [補足]
    SONYの液晶ディスプレイの黒い横線の件、SONYが生産上のミスと認めて無償点検・修理をすると最近(2005/04/26) 発表しているのを見つけました。VAIOサポートのお知らせ

    [2005.05.06]




    待望の5月連休です。まず、部屋の掃除をしてと。
    それから、父を連れて伊豆熱川の温泉に一泊して来ました。温泉にのんびり浸かって、リフレッシュしてきました。海を眺めたり、熱川バナナワニ園を見学してきました。バナナワニ園とはいかにも観光客目当てのネーミングですが、温泉熱を利用した見事な温室が幾つも造られていて、そこに熱帯の珍しい植物が何千種も集められている美しい植物園でした。沢山花の写真を撮ってきましたが、ハスの花が特に見事でした。





    え?ワニ?ああ、たくさんいましたよ。
    マナティの水槽が小さくて可哀想でした。フラミンゴやレッサーパンダもいました。

    さて、残りの連休でホームページをせっせと作りたいと思います。


    [補足]
    少し寂れた感じの温泉地でしたね。商店街はシャッターを閉めたままの店も目立つし、駅前の喫茶店はウェイトレスを呼ぶと走ってくる程広かったのですが、私達以外にお客がいなくて静かでした。夕方16:30になったら、閉店ですと出されてしまいました。えー、早過ぎない?

    [補足]
    帰り道、スーパービュー踊り子号を利用したのですが、座席が取れなかったので、奮発してグリーン車に乗ったところ、空気の悪さに辟易してしまいました。もうグリーン車はこりごりです。o(+_+。)
    一般車両のように広くドアが開くわけではなく、また、絶えず観光目的の旅客が飲食する座席であるため、臭いが染みついてしまっているのでしょう。鼻の利く人は、観光路線のグリーン車は要注意ですね。

    [2005.05.04]




    花粉症の唯一の根治療法とされる減感作療法(げんかんさりょうほう)を始めて、この春で三年目です(概要はこのページを。私の経緯は、このページ内で「減感作療法」で検索してくださいね)。
    一年目、二年目とも、ほぼ減感作療法の勝利でした。花粉症に対し、ほとんどノーダメージで過ごすことができました。もう、花粉症とは縁が切れたと考えていました。

    しかし、例年の30倍の飛散量(いま、悲惨量と変換してくれたぞ (^ー^;A )といわれる今年の花粉、ちょっと事情が違いました。

    そう、桜の花の咲く頃まではまったく無傷でした。何の症状もなく、春を謳歌していたものです。
    しかし、その頃から微妙にくしゃみの回数が増え、少しずつ鼻が詰まってきました。

    ほぼ3年ぶりの花粉症の症状に、ああ、この喉の痛み、鼻の詰まり具合、懐かしいぞ、なんて思ったものです。いかに、花粉症が体全体にダメージを与えるものか、ストレスを亢進させるものか、改めて体験させられました。ホント花粉症だと体を重く感じます。

    さて、この花粉症の症状は、決して減感作療法がうまくいっていない訳ではないのです。
    私が、スギ花粉症と同時に、軽度のヒノキ花粉症にも罹っていることがその原因です。
    スギ花粉症に罹っている人の90%は、ヒノキ花粉症にも罹っているといわれ、私もその例外ではなかったということです。
    減感作療法は、そのアレルゲンごとに治療するわけなのですが、私の受けている減感作療法はスギ花粉だけです。現在、ヒノキ花粉症の療法に使うアレルゲンエキスは存在しないらしいです。

    つまり、スギ花粉に対する減感作療法はほぼ完璧な効果を上げているのですが、ヒノキ花粉に対しては、ノーガードであるため、例年の30倍の飛散量といわれる今年、ヒノキ花粉の飛散する時期にあわせて、軽度のヒノキ花粉症の私にも若干の症状が出たということなのです。

    *      *      *

    久しぶりの花粉症なので、さまざまな体の声を注意深く聞いています。

    気づいたことは、腸の具合を悪くさせる食品を食べると、花粉症の症状が重く出るということです。たとえば、ラーメン、バター、ケーキ、シュークリーム、牛乳などの脂肪分の多い食品を多く摂ると症状が重くなります。鼻が詰まります。
    これらの食品は、アーユルヴェーダ(インド伝承医学)でいうところの未消化物(アーマ)を増やすのでしょうね。
    あとは、ストレスの有無によって、症状の出方に差があります。よく、妊娠すると花粉症が治るという話があるけど、あれは産休に入ることでビジネスのストレスから解放されるからではないかな。

    5月連休が終わる頃までは、食べるものに気をつけて、心を平静に保ちたいと思います。

    [2005.04.24]




    我が家の耐震対策として、タンスの上に長年飾ってあった大型のガラスの人形ケースを片付けました。
    地震のときに、割れたガラスが降ってくる事態を避けるためです。

    ケースの中には、日本各地の素朴な民芸の人形がたくさん飾ってあり、どれも思い出深い品なのですが、家族の安全を優先することにしました。
    お人形供養をしてくれるお寺をインターネットで探し、みかん箱一杯の量で、3,000円で供養していただけるお寺を見つけました。一体ずつ丁寧に包んで、お寺に送付しました。
    ガラスケースも解体して処分しました。

    これで、タンスの上がすっきりです。
    あと、ハンズでヘルメット(2,100円)を買いました。これで、落下物対策OKです。

    [2005.03.23]




    お、24万ヒットを達成したぞ。(^O^)y
    20万ヒットが去年の8月だから、かなりペースが上がっている(すみません。多分に自分用のメモです)。

    昔、一日のヒット数を元に「よし、このペースなら還暦までに100万ヒットするぞ」と計算していたことがあります。この心理、ホームページのオーナーなら分かってもらえると思います。

    [2005.03.23]




    今月3月31日で、ハンズの文具チケットが使えなくなってしまうというので、引き出しをひっくり返して文具チケットを集めました。

    およそ20年分の文具チケットです。昔は、横浜店がなかったため、町田店でよく買い物をしていました。渋谷店、池袋店のチケットまであります。

    使える店や金額ごとに分類し、総額を計算しました。まるでモノポリーの銀行役です。(^_^)



    [補足]
    東急ハンズって店舗の絶対数が少ないし、特定の都市にしかないから、知らない人も多いのかな?
    そうですね。東急ハンズとは、Do it your self のホームセンターと、デザイン・美術用品屋と、生活用品・雑貨屋と、文房具屋と、ゲーム・パーティ用品屋と、スポーツ用品屋と、海外旅行用品屋と、インテリアショップと、布団・カーテン屋さんと、キッチン用品屋さんなど、いろいろを合わせたような店かな。多種多様な素材が売っているので、モノづくり大好きな人、御用達のお店ですね。
    私、昔、ハンズのゲーム用品売場で、ん十万円のピンボール台を買ったことがあります。

    [2005.03.07]




    なぜ、おそばやさんに、「ざる」と「もり」の二種類があるのか、子供の頃からずーっと不思議だったのですが、ふと、その疑問がさっき解けました。
    どうでもいい話なんですが・・・。

    私は、子供の頃からずーっと「ざる」派です。だって、海苔が乗っている分、おいしいじゃないですか。私から見ると、「もり」というのは、物足りない。
    ちなみに、うちの近所のそばやでは、「もり」より「ざる」の方が50円だけ高い。海苔代ですね。

    今日気づいたことは、「もり」でないと、おそばをすするということができない、ということです。「ざる」では、海苔が乗っているので「ずっ」と一息に吸って喉に落とすことはできませんよね。

    なるほどね。これは「もり」派から見れば当たり前のことですね。
    純粋なそばの味を楽しむ、ということもあるんでしょうね。

    つまり、「もり」というのは、通のこだわる原点的な存在であり、日本の粋だったのですね。ふむふむ。

    ちなみに、「ざる」派の私は、いつもおそばをもぐもぐ噛んで食べています。(笑)


    [補足]
    丼ものに付いてくるたくわんは、どの店でも二切れと決まっているのだそうです。
    なぜ、二切れかというと、一切れは「人斬り」につながり、「三切れ」は「身斬り」につながり、四はもともと縁起が悪くて、それ以上は多すぎるからだそうです。
    そうなのかなと、この頃いつもたくわんの数を気にしてみているのですが、確かにどの店も二切れですね。

    [補足]
    試しに、もりを頼んで、「ずっ」と吸ってみた。うん、悪くない。しかし、ネギはいつ食べるんだ?( ̄〜 ̄;)??

    [2005.03.06]




    今日でホームページ開設8周年です。もう8年も経ったのかと感慨深いです。
    しかし、いつでも宿題満載で、亀状態です。大体このページにしても長過ぎですよね。いま見たら7000行もあるし(汗)。それに、いろいろ待っている方ごめんなさい。
    なんでもちゃきちゃき処理しないとな。ビジョンもしっかり立てないと。
    立ち止まって、人生見据えないとこのまま流れてしまう。

    ところで、最近、瞑想を習っています。順調です。v(^_^)
    よい先生についたお蔭で、瞑想が我慢なしにラクに長時間できるようになりました。
    いままでは、無心になろうと自分を抑えこんでかえってイライラしてしまうので、心に余裕のあるときにしかできなかったので、まったく本末転倒だったのです。
    いまは気持ちよく瞑想できるようになったので、自転車に乗れるようになった子供の気分です。

    [2005.02.12]




    「美学概論」のフォームから「美はものの属性ではない」という理由は何であると思いますか?という質問がきました。うーん。むつかしい質問ですね。
    そうですね。あくまでも私の直感で構成した論理ですけど、こんな感じです。

    人にとって夢の世界が影に過ぎないように、この世界は、高次の世界から見れば、影に過ぎないものだと思います。
    しかし、夢を見ている主体がやはり私であるように、物質は流れ変化していくものであっても、その精神はすべての根源に連なるものであり、確実な存在であることでしょう。

    すべてがひとつであり、すべてものが仏性の顕れであるという前提の下、その世界では、相対的な価値はありません。真も、善も、聖も、美もすべて一つの存在であり、まとめて理想的な美の世界(イデア)の存在となっているのではないでしょうか。その世界の一側面がこの世界ではないかと思います。
    つまり、美(イデア)の属性がこの世という考え方です。

    美学概論を再開したときには違う意見になっているかも知れませんが。(^_^;)

    [2005.01.23]




    横浜そごうで開催しているエッシャー展に行ってきました。
    若い頃から多くの作品に慣れ親しんでいるので、刷りあがった作品にはそれほど感銘を受けなかったのですが、フロアの中央に展示されていた、彫り込まれた原版に強い関心を持ちました。
    インクで真っ黒になった、よく見ないとそれから美しい作品が生まれたとは思えないような木の板にです。
    その一彫り、一彫りに込められた思いに魅せられました。


    [補足]
    エッシャーは正多面体が好きでしたが、私も大好きです。正十二面体の完成された美しさといったら。
    正五角形を12枚貼り合せると、正十二面体になります。私は小学生の頃から、コンパスと定規と厚紙とカッターを駆使して、よく正十二面体を作っていました。丁寧にのりしろを貼り合せれば、誰でも簡単に美しく数学的なオブジェができるのでみなさんも是非。
    ところで、この世界には、正多面体は五つしか存在しないのだそうです。正四面体は正三角形を4枚貼り合わせた形で、正六面体はすなわち立方体です。正八面体は正三角形を8枚貼り合わせた形です。正十二面体は正五角形の面から成り、正二十面体は正三角形20枚の面から成ります。
    これらの宇宙の神秘と美しさを体現しているかのような形に心奪われます。

    [補足]
    エッシャー展のカタログ売場で、知恵の輪を買った。解けない〜。8(>_<)

    [補足]
    エッシャー展のカタログ売場で、ブルーバックス「トポロジーの発想」を買った。すごい。宇宙論にまで通じる世界なのですね。知的興奮溢れる一冊でした。鏡に映った姿が左右逆になる理由も明確に説明してありました(今度「空間と時間」に書きます)。
    私、数学は全然できないのですが(中二のときに早々に平方根で挫折した)、トポロジーは非常に心惹かれる分野なのです。小学生の頃の自由研究で、メビウスの輪を切るとどうなるというのを実験していた覚えがあります。クラインの壷も何度か陶芸で創った記憶があります。
    クラインの壷は、二つのメビウスの帯で成り立っているのだそうです。知らなかった!!

    [補足]
    エッシャーの作品には鏡面に写る世界をモチーフにした作品がいくつかあります。版木を見ることで思ったことですが、エッシャーはその世界をさらに、逆さまにして彫りこんでいるのだと気づきました。まるで、メビウスの輪みたいですね。


    [2005.01.20]




    昨年は、12月に入ってからインタビューの打ち合わせとか、本の頒布準備とか、父の年賀状の作成とかいろいろ忙しくて、睡眠時間も思うようにとれなかったのだけど、このお正月はゆっくりと休んでいます。
    ただ、いまだに大掃除もしていないし、自分の年賀状も出していない。それに、気がついたら、が全部ランクダウンしている。きゅ〜。(o_ _)o

    まあ、昨年は長年の懸案だった書籍の出版も果たせたし、このサイトの紹介も無事に全国ネットの報道番組でオンエアされたので、よしとしましょう。

    今年のお正月は、本屋さんで見つけた「神谷美恵子の世界」(みすず書房)を読んで心を潤しています。この方は、すでに鬼籍の方ですが、私の最も敬愛する作家にして、精神科医にして、哲学家という女性です。掲載されている若い頃の写真を眺めてちょっと幸せな気分に浸っています。(*^_^)
    彼女は、らい園(現在「らい」は差別的な用語とされ一般に「ハンセン病」と表記されます)に隔離され、精神をも病んで苦しむ人たちに対し、どうしたら人間らしく充実した人生を送ってもらえるかという問題に心を砕き、人の「生きがい」について、深い洞察を重ね、同時に献身的な行為で彼らのために尽力してきた人です(ほかにもたくさん業績はあるのですが)。

    彼女は私の心の師です。彼女の何百分の一かでも、近づけたらなと思うこの頃です。

    [2005.01.04]




    2004年12月26日(日曜日)にTBS系列「報道特集」で、このサイトの紹介と、私のインタビューが放送されます。番組のテーマは「自殺を防止するには」(その後、確定したものは「集団自殺の理由〜自死を防ごう!」)。昨今の、年間3万人台に及ぶ自殺者の問題や多発するネット心中などの問題を背景にしています。

    私が出演するのは、かつての自殺遺児が、いまはこのような死別の悲しみを癒すためのサイトを運営しているというような紹介です。
    もちろん、ほかのさまざまな自殺防止活動に取り組んでいる方や、遺族の会の方、そして、ネット心中の志願者などへのインタビューがあります。

    私のインタビューは、自宅、マンション、公園と半日にわたって実施しました。ただ、顔は隠してもらうようにお願いしています。
    おおまかな番組構成の流れを聞いていますが、「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」のページも大きく紹介される予定です。取材では、私のパソコンからサイトの画面を延々とTVカメラで接写していました。

    番組の制作者とも事前にカメラなしで、直接会ったり、電話で何時間も話しました。とても誠実で信頼できる方です。インタビューした自殺志願者を思いとどまらせるために、心底、情熱を傾けられていました(むしろ、私と話したのは、そのための時間の方が長いほどです)。自殺が1件でも減るよう、心から願って番組を制作してくれています。

    私にとって、番組に出演することは複雑な心境です。
    自分がTV画面で喋ることを考えると、胸が詰まるようなプレッシャーがあり、憂鬱です。
    しかし、自分のいままでの地道な活動が認めてもらえ、自分のサイトが紹介されるのは、叫びたいくらい嬉しいです。
    個人的には、マスメディアを通じて自殺遺児としての過去をさらすことは、かなり抵抗があります。しかし、この番組が、世の中の人がひとりでも、自殺を考え直してもらうきっかけになればと思っています。自殺で遺されるものの苦しみが、一人でも減ればと願うのです。

    どうか、この思いが多くの人に届きますように。


    [補足]
    過去のつらい体験を聞かれるインタビューに応じてくれた〇〇さん、ありがとうございます。感謝の至りです。そして、私がインタビューを打診することでつらい過去を思い出してしまった方、ごめんなさい。

    [補足2]
    この日、WOWOWで、映画「ソラリス」が放送されます。前半の特集が終わったらちょうど始まる時間帯です。過去のつらい時期に私の心を慰めてくれたこの不思議な物語が、インタビューと近い日時に放送されることに、ささやかな喜びを感じています。

    [2004.12.25]




    次のひらがな二文字をよーく眺めてください。
    ある有名なキャラクターの横顔に見えるはずです。


         でつ

    ね。見えたでしょう?かなり雰囲気出ていますよね。まさに、アスキーアートの傑作でつ。
    見えない人は、さらに10分間眺めてくださいね。
    それでも見えない人は、このページの冒頭にある封筒のイラストにマウスカーソルを当てると答えがでます。

    [2004.11.28]




    ずい分と、このページの更新がお留守になってしまいました。(>_<;)
    読んでくださっている皆様ごめんなさい。
    会社の仕事が忙しくなってきたのと、パソコンが2回壊れたのと、ちょっと大作を書き掛けていたのと、その他、諸々の事情で・・・。
    書きたいことは、沢山あるのですが、ここまで書く時間的な余裕がなかったというところです。

    えーと、私がこのページを書かなくなったのは自分のせいではないかと連絡をくれた方、そんなことはありません。はい。

    これから、またこまごまと書きたいと思いますので、このページも覗いてくだされば、と思います。

    [2004.11.23]




    突然の訃音(ふいん)が入り、明日は京都に行くことになりました。
    人の人生はわからないものです。
    京都に良い職を見つけ、家を買い、楽しそうに仕事をし、幸せそうに奥さんと過ごされていたのに、本当に残念なことです。

    素晴らしい人でした。アメリカ出身でしたが日本や京都を愛し、多くの仲間に好かれていました。
    100の言葉の英語版も彼にネイティブチェックしてもらいました。
    私も昨日から胸にぽっかりと穴が開いたようです。

    善い人ほど先に逝ってしまうという話を思い出しました。
    世の中は、無常なものです。

    [2004.08.19]




    アテネオリンピックの開会式、各国の選手団の入場行進では、トランスの曲が掛かっていましたね。私は、おおっ、トランス、トランスっ!と思って聴いていました。
    う〜む。ついにトランスもここまでメジャーになったか。

    あとで調べたら、世界No1と呼び声も高いオランダのDJ、Tiest(ティエスト)氏が90分にわたって演出したのだそう。いまだかつてDJがオリンピックでプレイしたことはなく、史上初の快挙とのこと。Tiest氏は、あのSYSTEM F(←3年前の作者近況でお勧めしています。)と組んでGouryella(グリエラ)というユニットを結成し、あのヒット曲「Tenshi」(日本語の天使から来ている)を大ヒットさせています。

    さて、あの入場行進、クラシックも流れていたのでは?という方もいらっしゃると思います。トランスは一言で説明すれば、クラブの音楽です(昔で言うところのディスコですね)。しかし、トランスにはクラシックの名曲が上手にアレンジされている作品も結構あるのです。たとえば、いまよく聴いているトランスのCD(「Cyber TRANCE09」)にもG線上のアリアなんかがトランスとしてリミックスされ、ヴァイオリンの音色も艶っぽく、新しい息吹を吹き込まれた曲に仕上がっています。美しくてロマンチックで好きです

    それにしても、トランスという分野も人類最大の祭典で使われるほどに頂点を極めたか。うむうむ。
    いまのトランスという分野そのものが、音楽の進化として、ダンスミュージックをベースに、あらゆるジャンル(クラシック、電子音楽、ロック、ボーカルなど)の良いものだけが掛け合わされてできあがったような面はあると思います。大元のトランスはもっと荒削りな、どちらかといえばアングラな音楽だったのですけどね。これはきっとTiest氏のような輝く才能を持つ人達が多く登場したせいなのでしょう。
    ちなみに、プログレファンとして個人的な意見を言うならば、いまのトランスはプログレッシブロックが求め続けていたものを軽々とクリアしているような気がします。音楽のジャンルを超えてひとつの完成形を手にしている感じさえします。
    まあ、そういう意味では、オリンピックにふさわしいと思ったりなんかして。


    [補足]
    DJ Tiest氏の公式サイトはここ

    [補足]
    CD「Cyber TRANCE09」の1曲目「Silent Voice」が大のお勧めです。荘厳で悲壮感さえ漂う凛々しいメロディーが、やがて高みに向かって昇りつめていく感じがたまりません。

    [補足]
    アメリカ選手団入場のときに流れていたのは作曲家バーバーの「弦楽のためのアダージョ」(Barbers Adagio For Strings)をベースにした曲です。一般には、映画「プラトーン」で流れていた曲として知られています。「プラトーン」はベトナム戦争に従軍した若者を題材にした反戦映画なので、アメリカ選手団の入場時に流れたときに何か意図があるのでは、と思う向きもあったようです。おそらくは、偶然でしょう。もともとロマンチックな感情を揺さぶる曲でトランス向きですし、向こうのクラブのヒットチャートにも出ている曲ですから。
    もし、意図的なものであったとしたら、遺憾。政治は政治、スポーツはスポーツであるべきですね。

    [補足]
    ビヨーク(Bjork)はソロで歌っていましたねえ。本来は前衛的な芸術家肌の人らしいのですが、私には、映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の主演の印象が強すぎて・・・。(←3年前の作者近況で怒っています。
    まあ、その原作者に怒ればよいわけで、俳優はキャスティングされた表面的なものに過ぎないのですが・・・。

    [2004.08.18]




    アジア杯のサッカーの試合で、反日本を叫んだ中国人サポーターが数千人集まって騒いだとのこと。スポーツによる国際交流は、エキサイティングになってうまくいかないこともありますね。
    ナショナリズムが高揚する場となってしまうのが、やや問題(政治は政治、スポーツはスポーツであるべきですね)。

    一方、恋愛ドラマの「冬のソナタ」は国内に韓国ブームを巻き起こし、日韓の橋渡しとなりました。こういう、人を愛する気持ちがお互いに同じなのだと理解しあうのは大切ですね。実際、ヨン様のような素敵な男性を探し求めて韓国人男性と国際結婚する日本人女性が増えているというのですから、よい傾向です(少し短絡的かなという気もしますけど)。
    そもそも、国際結婚こそは、マクロレベルでの国家と国家の最大の結びつきを成就するものだと思う。ひとつの家族を形成することは、文化と文化の融合と相互理解の場を生むと思う。そして平和の礎を。
    グローバル化によって、人種の血が混じることこそ、戦争をこの世からなくすため最も有効なことだと思う。違いがなければ、偏見や差別は生まれない。長期的にみれば、世界市民という意識を達成するのにこれほど有効な手段はないに違いない。

    俗っぽい言い方なのだけど、外国の美男、美女が活躍する場があること、これは大切だと思う。
    世間一般のアイドルというものに対する熱烈な情熱を見ればわかるように、美男、美女を求める力はすさまじく強い。それをさらにドラマという理想の世界で活躍させれば、今回の「冬のソナタ」が証明したように、最上の国際親善大使となると思う。

    美しさで世の中がまとまるのは、必然だし、国際交流にはアイドル(偶像)が必要なのだと思う。


    [補足]
    どうして、この「冬のソナタ」という世界を生み出した原作者ではなく、俳優がキャーキャー言われるのか、不思議だなと思う面はある。
    俳優は、キャスティングの段階で、あの俳優だっかも知れないし、この俳優だったかも知れない。取り替えが利く。たまたま最も適性があって選ばれただけの表面的な存在に過ぎない。
    原作者こそ、この美しい世界のイデアを生み出したその人なのではないのかな、と思う。

    [2004.08.08]




    お陰様で「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」が20万ヒットに届きました。
    ありがとうございます。

    愛する人との死別という、人生で最も苦しく困難な局面に直面している人に、少しでも支えとなっているということは私の誇り、私の幸せです。これからも、多くの人に読んでもらえるようにサイトを充実させ、今後もずっと努力していきたいと思います。

    私が潰瘍性大腸炎を患っていることが判明してから、身を削るような無理はしなくなりましたが、それでもやはり、とにかく時間がほしくてたまらない日々です。

    *     *     *

    ここ数年ずっと忸怩たる思いでいることは、年間の自殺者数の多さです。
    死ななくてよい命を無駄に散らしてしまい、家族、恋人、友人を深い絶望と慟哭の闇に追いやってしまう人達の多さです。

    自殺で遺された人達の嘆きを目にするたびに、なんとか自殺を減らしたいと切望しています。
    愛する人を失った人達を慰めることも大切ですが、死なないのが何よりです。いまの日本の状況を考えれば、自殺を少しでも減らすように活動することこそ、心血を注がなくてはいけないことと考えています。

    自殺防止のサイトの制作がなかなか進まず、時間のなさに、いっそ会社勤めを辞めるかと焦る日々ですが、目を転じれば、今まで、努力してきたことが少しずつ実り始め、「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」がある企業の協力で本になったり(いまにこのサイトで頒布いたします)、このサイトが検索エンジンでかなり高い評価を受けて、関連語で最上位に表示されたりしています。

    検索エンジンで高い評価を受けることは、ネットワーク上での活動で絶対的に有利です。
    このサイトでは、英語サイトを作って英語圏のディレクトリサービスに登録されていることも、評価が上がった一因でしょう。

    *     *     *

    いままでのネットワーク上での努力を自殺防止に結びつけるアイデアを思いつき、ささやかなプロジェクトを開始することにしました。

    それは、検索エンジンで「自殺」と検索したときに、上位に表示されるサイトを自殺防止に役立つ良心的なサイトで占めさせるというプロジェクトです。多くの人は検索を実施したときに、最初の2画面しか見ないといわれています。この2画面で、どのサイトを見に行くか決まる訳です。

    私のホームページから自殺防止に役立つサイトにリンクを張れば、検索結果の上位に上がることに少しは貢献できるはずです。良心的な活動をしているサイトが少しでも上位に表示されるように後押しするのです。

    検索エンジンの仕組みに詳しい人なら、評価の高いページから「単独のリンク」を張ることで、相手サイトの評価がかなり高くなることをご存知だと思います。

    幸い、その方面の知識も持っていますし、今後、中国語、スペイン語などの言語に翻訳し国際的な展開をすれば、さらに伸ばせるはずです。

    もちろん、私自身が新しく創るサイトもここに入れて行かなければいけません。
    まだまだ走り続けられるはずなので、今後も息長く頑張りたいと思います。
    今後もどうぞ、よろしくお願いいたします。
    [2004.08.07]




    「プロジェクトX 挑戦者たち」のコミック版「<白血病>日本初の骨髄バンク 決断 命の一滴」を読んだら、もう涙が止まりません。白血病で入院していた主人公は、偶然にもドナーが見つかり病魔から生還できました。しかし、同じ病院に入院していた15歳の少女はドナーを見つけられることなく亡くなってしまったのです。そのことが、主人公を骨髄バンク設立へと駆り立てたのです。

    その少女、さおりさんは次のような作文を死ぬ半年前に残していました。

    ふつうの高校生になって
    ふつうのお嫁さんになって
    ふつうのお母さんになって
    ふつうのおばあさんになって
    ふつうに死にたい

    15歳という多感な年頃に、当たり前の生活の道が閉ざされた彼女の無念さに、泣けるのです。
    残されたご両親の悔しさに泣けるのです。
    そして、同じ悲しみを味わう人がもう出ないように、「これが二度目の人生を与えられた私の生きる意義」と骨髄バンク設立に奮闘した主人公と力をあわせた人達に泣けるのです。

    私は私で、ささやかでもできる仕事を果たして行きたいと、心を新たにしました。
    大人なのだから、この世を少しでもマシな世界にするために、頑張らなくてはいけないと思う。

    [2004.07.25]




    冬のソナタのテーマ曲、とってもいいですね。甘く切なくて、ドラマティックです。ドラマ自体はあまり興味ないのですが、この曲の美しさと完成度の高さに注目しています。

    (ここから先、ごく少数のプログレファン若しくはシンフォニックロックファンにしかわからない話題)この純粋さ、美しさ、イタリアのグループのイ・プーの曲思い出します。私は、冬のソナタのテーマ曲を聴くと、無性にイ・プーの曲を聴きたくなります。胸の内側をわさわさとされるようなロマンティックな甘さに、彼らの曲を思い出してしまうのです。

    ちなみに、私の最も好きなイ・プーの曲は、「パルシファル」につきます。ワーグナーの同名の歌劇をテーマにした作品です。オーケストラと高いレベルで融合した緩急のある展開。胸がすくような壮大さ。鳥肌が立つような美しい繊細さ。長い曲ですが、聴き終わったあとの充実感はえも言われません。


    [補足]
    インターネットで調べたら、彼らのグループ名が文字通り、クマのプーさんから由来していると知り、ちょっとショック。

    [2004.07.11]




    所用があって、横浜のランドマークタワーに行く。
    正面入り口の自動ドアの脇に、折りたたみ椅子に座ってカウンターを持っている人が複数いて、交通量調査らしきことをしている。小さなドアにも、必ず一人はカウンターを持って座っている人がいる。
    ビルの中では、警備員がきびきびと歩いている。

    おそらく、これらはすべてテロ対策なのだろうと思った。
    大体、カウンターを持った人達、見かけがアルバイトの学生ではない。

    7月11日の参院選挙まで、あと11日。

    スペインでは、総選挙の3日前、3月11日に、国際テロ組織アルカイダの犯行と見られる鉄道の同時爆破テロが発生し、200名もの尊い命が奪われ、1,400名もの負傷者を出した。この事件は、スペインの国内を激しく揺るがした。投票率は実に77.21%を記録し、イラク出兵に反対していた野党、社会労働党が逆転勝利。プッシュ政権を支持していた与党、国民党は、一敗地にまみれた。

    テロリストにとっては、国際政治を思いどおりに動かせて、高笑いが止まらないことでしょうね。
    まさに、テロリストの思うつぼです。

    次は、羊のようにおとなしい人達の住む日本でテロを起こせば、再び、自分達の思うままに国際政治を操れると考えても何の不思議もない。
    実際、犯行声明を出した、アルカイダ関係組織を名乗るアブ・ハフス・アル・マスリ旅団は、列車爆破事件の6日後に、日本、米国、イタリア、英国、豪州を次の攻撃対象とする声明を出している。

    ここは、国際都市ヨコハマ。首都、東京からも近く、マスコミも集まりやすい。
    ランドマークタワーは日本一高い高層ビル。
    高層ビルを爆破すれば、人々の脳裏には、9.11のNYの貿易センタービルの悪夢の光景が甦る。

    無論、日本の当局もそのことは十分承知のはず。

    警戒レベルを高くしていて何の不思議もない。
    きっと、カウンターを持って座っている人の中には「本職」の人もいるんでしようね。

    無事に選挙が終わりますように。




    [補足]
    無事に選挙が終わって何より。ところで、選挙前日、浅草に出かけていたら、小泉首相の最終演説とぶつかりました。たくさんの人達が集まっていて、TVカメラやら警備の人やらパトカーやらヘリコプターやらすごかったです。

    小泉首相はイラクの自衛隊派遣と、年金問題で支持率を落としたけど、年金問題に関していえば、ああするしかなかったと思う。結局、年金は破綻しているのだから、ここでぶちまけてしまったら国民がパニックを起こして年金未納者が激増し、国家として成りゆかなくなってしまう。とりあえずつっかい棒を入れて、そろりそろりと少しずつ理解してもらい、少しずつコンセンサスを取り、少しずつ解決方法を探ることが必要だという判断なのでしょう。
    それは、いきなり病名を告知しないのと同じことだと思うな。非常に高度な政治判断だと私は評価しています。説明責任を果たしていないと叩かれても、叩かれても、いまはそうするしかなかったのだと思う。そもそも、野党に攻撃され、支持率を落とすのがわかっているのに、年金問題という火中の栗を拾って、このように最初の段階まで道筋を付けたことはまさに改革だと思う。

    [2004.07.02]



    エッシャーのトランプ
    エッシャーのトランプを入手しました。(^-^)


    エッシャーの公式ホームページはここ(英語サイト)。
    http://www.mcescher.com/
       エッシャーのTシャツ、ちょっとほしい。


    エッシャーの作品をレゴブロックで再現している人がいました。見事です。 トップページの写真もファンにはたまりません。 http://www.lipsons.pwp.blueyonder.co.uk/


    [2004.06.29]




    平日の朝、会社に出かける身支度をしているときに、TVを点けっぱなしにしてニュースなどを観ているのだけど、本日の運勢というミニ占いコーナーがよくありますよね。

    占いは信じない方ではないのだけど(むしろ好き)、朝からいきなり運勢悪いと言われると気分よくないので、チャンネルを変えてなるべく見ないようにしています。ただ、最近、運勢が悪そうなときを事前に知る方法を見つけてから、それを確認してから、チャンネルを変えるかどうか判断することにしています。

    さて、水瓶座の人限定、朝の占いで良い結果だけ観る方法。

    水瓶座は、天秤座とつながりが深いのです。風のグループといって、天秤座と水瓶座は同じグループなんです。経験的に言えるのですが、天秤座の運勢が悪いと、水瓶座もほぼ悪いので、まず、天秤座の運勢を秤にかけるのです。
    だいたいの占いコーナーは、星座順に運勢を発表していくので、水瓶座よりも先に天秤座の発表があります。

    水瓶座の人はこれで、気分よく会社にいけます。
    まあ、今日は良い運勢だと油断している日に限って、シャーペンを逆さまに持って、親指にシャーペンの芯を刺したりするのですけど(ーー;)。

    [補足]
    最近の手相の本を買ったのでしげしげ手相を眺めています。
    私の手相、なんだかわからない線があれこれある。よく本を見ると、直感線やソロモンの指輪というらしい。
    あと、私の手相は、右手と左手がかなり違う。
    右手の頭脳線は、これでもかというぐらい長く長く下にカーブしている。でも、左手の頭脳線は、普通の長さで、横に向かっている。

    [2004.06.27]




    うちのSONYのCDプレーヤーは長いこと故障していて、イジェクトボタンを押してもトレイが滅多に開かない。ウィィィィンという音はして、開く努力はしているようなのだけど、いま一歩力が足りないらしく、開いてくれない。

    ただ、30回に1回くらいは、どういう加減か、たまに開くので、どうしたら開くのか、試行錯誤を重ねていたのだけど、遂に、確実にCDのトレイを開く方法を発見した!はは!

    その方法は、電源を1回切り、電源ボタンを再び押した0.5秒後にイジェクトボタンを押すというもの。タイミングが少しでも狂うと開かない。

    ついに、攻略法を発見したぞ。参ったか!! <誰にいっているんだ?

    という訳で、プレイボタンを押しても時折プレイしないという現象に対する攻略方法に続いて(これは、プレイモードを一旦コンティニュからランダムにして、直接、曲番を指定するという手順)、ついに、自由にCDを交換できるようになった。

    SONYのCDプレーヤーに勝ったぞっ! <早く修理に出しなさいって。
    [2004.06.27]




    台風がやってきて思ったこと−−−。

    台風は、地球の自転、大海や山脈の形状、風の流れ、太陽熱、地熱、海温、地球の公転(季節による太陽に対する角度)、水の性質、地表の性質、大気の性質などの複合的な要素から生まれたものであって、それはそれらのすべての要素の必然として発生したものであるということ。それは無限に連なる数学の方程式の完璧な答えでもあり、要素でもあり、逆算できる因果関係でもあるということ。
    そうでしか在り得ないような、決められた形のジグソーパズルの一片であるということ。
    台風というのはそのようにあるべくしてあって、それだけで独立して扱うのは間違っているということ。
    台風は、同時にほかのすべてと一体であるということ。
    たまたま、台風という目立つ渦の部分に名前を付けているだけなのだということ。現象に対する名前であり、それは結局、動く大気や水に過ぎない。

    たとえば、物体に光を当てると影ができるのと同じような必然を持って、それはその状況下で当然存在するものであって、そこに降って湧いたものではないということ。すべてにおける相のひとつであって、それは、バランスを取るための揺らぎともいうべき生々流転のひとつの状態に過ぎないこと。

    ・・・もしかしたら、人の存在もこれと同じなのかも知れませんね。
    私という存在は、あるべくしてここにあり、それはすべてと一体であるということなのかも知れません。

    結局、台風と地球の関係にしてもそこだけで閉じて考えるのは誤りで、それは人を含み、さらには全宇宙を含む広がりをもっているのですから。

    人は、生かされているのでしょう。

    さて、人生が台風のようなものだとすると、その後に人は一体どこに還るのでしょうね。


    [2004.06.21]




    うちには、介護保険のヘルパーさんが、家事手伝いに来てくれます。
    夕方にやってきて、父の夕食を作ってくれたり、話し相手になってくれたり、掃除をしてくれたり、散歩相手になってくれたりします。

    さて、ヘルパーさんにもいろんな人がいます。若いヘルパーさん、父と同い年(らしい)ヘルパーさん。料理の上手なヘルパーさん、そうでないヘルパーさん。来るたびに、うちの缶ビールを飲んでいたヘルパーさんもいました(辞めてもらいました)。

    いまのヘルパーさんは、二人いて、それぞれの曜日にやってきます。
    もう長い付き合いのヘルパーさんは、父と相性よくやってくれるのですが、あまり掃除をしてくれないのが、たまに傷です。

    もう一人のヘルパーさんは、病気で退職された人の後がまで、ニューフェイスです。明日からその新しいヘルパーさんがやってきます。

    という訳で、その人がくる前日に、せっせと私が水まわりを掃除してピカピカにしてみました。

    こうすると、新しいヘルパーさんは、掃除の手を抜いていいんだと思わないし、古い、あまり掃除をしてくれないヘルパーさんは、「新しいヘルパーさんは初日からこんなにきちんとピカピカに磨き上げていった!」と焦って、掃除をしてくれるようになるに違いない。

    さて、どうなるか。(^-^)


    [2004.05.31]




    このゴールデンウィークにベトナムに旅行した会社の同僚(私の斜め後ろの彼ね)が、偶然ドクちゃんに会ったそうです。あのベトちゃんドクちゃんのドクちゃんです。

    といっても、若い人は知らないかも知れないので、簡単な説明。
    1960年から1975年にかけてのベトナム戦争において、アメリカは密林で活動するゲリラに手を焼き、ゲリラの隠れ場所となるジャングルを枯らせるために1800万ガロンにおよぶ枯葉剤を空からジャングルに撒きました。この枯葉剤には、強力な発がん性と催奇形性を持つ猛毒ダイオキシンが150キロ以上も含まれていたといいます。

    枯葉剤作戦の後、ベトナムでは障害を持って産まれる子供が激増しました。
    ベトちゃん、ドクちゃんも二重胎児として、双子の下半身がつながった状態で生まれたのです。
    1986年に、危篤のベトちゃんの治療のため特別機で来日、日赤医療センターに入院したことで、日本中の耳目を集めました。ベトちゃんは無事に危機を脱し帰国しました。その後、ベトナムで二人の体の分離手術が行われ、無事に成功したとのこと(ただ、上半身が二人に対し、下半身は一人分しかなかったので、それぞれ片足になりました)。

    デパートのボウリング場に片足が付け根からない松葉杖の青年がいたので、もしやと思い声を掛けたら本人だったそうです(なんという偶然。ベトナムの人だって会えないよね・・・)。食事に誘っていろいろお話を伺ったそうです。

    ドクちゃんはもう22歳の青年で、いまは病院でコンピュータ関連の仕事をしているとのこと。何度も来日しているので、少し日本語もしゃべれるそうです。
    写真を見せてもらいましたが、小柄な青年です。ホンダ製の三輪バイクに乗っていました。
    もう一人のベトちゃんの方は、分離手術とは関係なく、別な病気により、寝たきりだそうです・・・。

    ベトちゃんドクちゃんの姿は、当時の日本に大きな驚きをもたらしました。
    枯葉剤の散布は、まさに非人道的な行為そのものでした。

    以前、ベトナムの枯葉剤の影響を特集したTV番組で、目のない子供の姿を観てショックを受けたことがあります。鼻と口はあるのですが、生まれつき目がないのです。その子は義眼を入れられるように手術をするのが夢だというようなことを話していました。
    その同僚もベトナムの街中でそのような子供を見たことがあるそうです。

    あえてここには書きませんが、そのような子供たちでも軽い方なのだなと思ってしまう、もっとむごいケースもあります。

    戦争の非人間性、残酷さに改めて慄然とします。何の罪もない子供たちが、これほどの犠牲になるなんて。

    どうすればこの世の中から戦争をなくせるのか痛切に考えるこの頃。

    *     *     *

    戦争のない世の中をつくるには、軍備をなくすという方法よりも、人の心が変わるべきだと思う。武器をなくす方法では、抜け駆けで軍備を持った国に支配されてしまう。残念なことに、その方法は実際的ではないし、対処療法でしかないと思う。

    人の心が変わっていくには、一人一人の人間が、もっと己のことを知るべきだと思う。
    人間の愚かさ、醜さ、そして、もちろん気高さ、美しさ−−−。すべてをありのままに知ることが出発点になるのではないかと思う。

    私の国はOK、あそこの国はダメ、というところからではなく、いかに、すべての人の心の中に戦争の種となる醜悪さと、同時に平和の種となる善と美があるかということを認識し、その上で、個々の心の中に平和を育てることが大切だと思う。

    大切なのは心の教育かも知れないと思う。


    [補足]
    ベトちゃん、ドクちゃんは、ベトナム・ドイツ友好病院のような名前の病院で生まれたのだそうです。それで、ベトちゃん、ドクちゃんという名前になったとのこと。ドイツはベトナムでもドクと略されるのだそうです。ちなみに、ドイツというのは、東西統一の前の社会主義国の東ドイツのことです(ベトナムも社会主義国ですから交流があったというわけです)。
    [2004.05.16]




    パソコンのセキュリティ対策に、symantecのNorton Internet Security 2004(ノートン インターネットセキュリティ2004)をインストールしたら、自分のホームページのカウンターが表示されなくなってしまいました。
    調べたところ、「インターネットセキュリティ」の機能が原因で、カウンターの種類によっては表示しなかったり、「888888」が表示されるとのこと。
    そういえば、昨日訪問したホームページのカウンターが「888888」だったから、てっきりキリ番踏んだと思っていたよ・・・。よく考えれば、この数字はすべての表示可能な部分をオンにした状態なんですねぇ。要するにエラー表示。

    シマンテックのこのページに対策が載っていました。
    アクセスカウンタや掲示板が正常に表示されない


    [2004.05.04]




    すみません。つまらないこと書きます。
    あ、ちゃんとしたページは別途作っているので、お許しを。

    タツノコプロのキャラクターのネーミングなんですが、実にシンプルです。

    ヤッターマン、オタスケマン、ゼンダマン、ムテキング、ヤットデタマン、イッパツマン、ウラシマンとか、シンプルそのもの、実にわかりやすいネーミングだと思いませんか?

    ドロンジョとか、ボヤッキーも、そのまんまですね。はくしょん大魔王とか、アクビちゃんも、ストレートです。
    いなかっぺ大将のニャンコ先生も、猫の先生だからニャンコ先生ですね。
    いま気づいたのですが、みなしごハッチも、蜂だからハッチなんでしょうね。

    ちなみに、ガッチャマンは、列車の連結音の「ガッチャン」から来ているのだそうです(ゴッドフェニックス号が合体しますよね)。
    宇宙の騎士テッカマンは、きっと鉄の仮面でテッカマンなんだろうなぁ。

    で、長い前振りだったのですが、最近公開されたタツノコプロ原作のあの映画(宇多田ヒカルの旦那さんが監督したもの)のヒーローの名前、もしかすると、もしかする。
    確かに、ヒーローにしては、まつげが長いし、線が細いし、華奢な印象ではありますが・・!?


    [補足]
    そう言えば、先日郵便局に行ったら、ガッチャマンの記念切手が売られていました。昔書いたキャラクター切手の話を思い出しました。

    [補足]
    リンクです。懐かしいです。

    [補足]
    キリンビバレッジという会社から、新タイプのスポーツ飲料「903」というのが販売されている。コピーは「スポーツのライバルは乳酸だった。アディダスジャパン共同開発プロダクト。対乳酸にはクエン酸。」
    もしかして、「903」って「きゅう・円を描いて・さん」でクエン酸・・??(~_~;)
    (どうして私はこんなことをいちいち見つけるんだろう?)

    [2004.05.04]




    愛してるって、どう言うの?
    高遠 菜穂子さんの本
    イラクで武装グループに人質になっていた三人の邦人が解放された!また、同様に拘束されていた二人の邦人も続いて解放された!全員解放の嬉しいニュース。吉報を受けて喜ぶ家族の様子を見て、つい目頭を熱くしてしまう。

    イラクの人々は、元々は日本人を好意的に見ている人が多いのだそうです。日本人は敵にしたくはないという気持が、今回の解放につながったのではないかと思います。そのような気持ちがイラクの人々に醸成されていたのは、今回解放された高遠さんや今井さんのように、昔からイラクの人々を草の根で支援してきた民間のボランティア活動があったからこそだと思います。

    実は、私も、湾岸戦争後、イラクの子供を救うという活動をしていた都内のボランティアグループに何度か出入りしていたことがあります。そこで、劣化ウラン弾の影響で死産した子供の写真も見ました(はみだし「戦争と平和」参照)。バクダッドを訪問することを想像しながら、アラビア語の参考書を買って勉強していたこともあります。その後、そのボランティアグループとはなんとなく雰囲気が合わなかったので、足が遠のいてそれきりになりましたが。

    そこに、飢えて死んでいく子供がいるのだから、助けたい。
    それこそが、世の中で最も価値のある行為だと。
    当時、そう考えていました。
    だから、人質になっていた三人のことも、とても他人事とも思えず、心配していました。

    とにかく無事に、解放されて何よりです。


    [補足]
    少し前のこと、新聞を読んでいたら、私の参加していたボランティアグループの代表の名前が載っていて驚きました。イラクの子供のために集めた募金500万円を一時流用したということです、また、この代表がイラク戦争で「人間の盾」活動の代表をしていたとも知り、実に複雑な思いに駆られたものです。

    [補足]
    国家なんて、関係なく、人が一人でも死なない世の中に−−−。
    特に、子供が一人でも死なない世の中に−−−。
    私の信条はそれにつきます。どの国が正しくて、どの国とどの国がどういう力関係を持っていて、どの国がどういう憲法をもっているかなんて関係ないのです。子供が、一人でも死なない世の中が私にとってすべてです。
    理想を掲げているうちに、侵略を受けて子供たちが死んでいってしまったら何の意味もないと思うのです。また、どの国であろうと、残忍な独裁者を放置して虐殺を起こさせてはいけないと思うのです。−−−どの国であっても。
    それらは、実際に起こってきたことだし、これからも起こり得ることなのです。
    この世に住んでいるのだから、天国を見て天国の真似をするだけではだめだと思うのです。なぜなら、地獄を見て地獄の真似をしている人達を先になんとかしないといけないからです。たとえば、ヒトラーを破滅に追い込む連合軍の兵士達がいなければ、ナチスの虐殺は続いたはずです。
    ジェノサイド(大量虐殺)は、人類に対する罪です。たとえ、戦争を起こしてでも止めるべきです。
    そういう観点からは、残念ながら、軍備も必要だし、正しい戦争というものも存在するというのが、考えて、考え抜いた末の私の見解です。
    私が子供の頃には、私がそんな意見を持つなんてまったく想像もできないことだったのですが・・・(子供の頃、世界の中にはいまでも戦争をしている国があると聞いてずいぶんビックリしたものです)。
    そういう意味では、私は平和主義者ではないのでしょうね。



    [2004.04.18]




    おお。
    いつも頼んでいる国際特許事務所から、米国特許の許可通知 (NOTICE OF ALLOWANCE AND FEE(S) DUE) が送付されてきた。
    許可通知とは、米国特許庁から特許の発行に先んじて送付されるものらしい。
    米国特許、取れるのだろうか?ドキドキ。(*^^)

    NOTICE OF ALLOWANCE

    [補足]
    4月1日だけど、エープリールフールではありませんように。

    [補足]
    ちゃんと手続きしたので、米国特許取得できる予定です。(*^ヮ')b
    705類に分類されるかと思っていたけど、ちょっと違う番号をもらいました。

    [補足]
    最近の話題といえば、国内のGIFの圧縮技術に関するUNISYS社の特許(平5-68893)は、20年経過したので今月(2004年6月)失効するそうです。GIF形式のライセンス料の支払いを嫌って開発されたPNG形式は、結局あまり普及しませんでしたね。



    [2004.04.01]




    アルジャーノンに花束を「アルジャーノンに花束を」という小説を読み直していたら、主人公のチャーリイ・ゴードンの知能障害の原因はフェニルケトン症だと書いてあることに気づいた。

    フェニルケトン症の名前を私がよく覚えていたのは、「買ってはいけない」という本の中で、合成甘味料として広く食品に添加されている使われるアスパルテームに関してこのような記述があったからだ。「フェニルケトン尿症患者が摂取すると致命的な影響を受ける。これは6〜9万人に1人という遺伝病で、患者は先天的にフェニルアラニンの分解酵素をもたない。彼らがアスパルテーム入りの食品をとると深刻な知的障害に陥る。」

    私は合成甘味料アスパルテームに強い関心を持っている。
    なぜかというと、体験的に発見したことだがアスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物が添加されている食品を口にすると、2〜3時間後に全身が熱っぽくだるくなって、肩が抜けそうに重くなり、頭を柔らかいものにうずめたくて仕方なくなるような倦怠感がやってくるからだ。
    昨今は、お菓子や飲料にアスパルテームが広く添加されているため、よくよく原材料の欄を確認しないとお菓子や飲料を買えない。

    ・・・で考えたことが、私も、フェニルケトン尿症なのだろうか?という疑問。
    フェニルアラニン化合物を摂取すると、こんなに体調が悪くなるのだから。何らかのフェニルアラニンの代謝障害があるのかもしれない・・・?

    日本では昭和52年から新生児マス・スクリーニングで患者を見つけ出す体制が整っているとのこと。しかし、私は昭和40年生まれだ。

    そういえば、私、子供の頃は結構、頭の悪い子だったなぁ。
    中学生の頃から、めくるめくように世界が広がっていったことをよく覚えている。

    フェニルケトン尿症なら、脳の発育が完成する15歳頃までフェニルアラニン量を限定する食事制限を行わなければならないそうなのだけど、何も食事制限はしていないから、もしそうだったのなら、今頃は脳の成長が阻害されているはず。

    だから、ありないか。

    まあ、単なる偶然にしろ、いろいろ考えることはありました。

    「アルジャーノンに花束を」という小説の中で、主人公のチャーリイ・ゴードンは、IQ68から、脳外科手術で超知能を持つ天才になる。チャーリイは日々知能が高くなり、いままで見えてこなかったものが見えてくる。必ずしも、それはチャーリイを幸せにはしなかった・・・。

    そもそも、人が認識の暗闇から、自我を見つけ、そしてまた薄暗闇に帰っていくというのは、誰の身にも起こることです。

    この小説は、万人にお勧めできる傑作です。感動で泣けます。過去に舞台にも、映画(『まごころを君に』)にも、TVドラマ(ユースケ・サンタマリア主演)にもなっているので、既にご存知の方も多いと思うのですが、原作の繊細な味わいは胸に沁みます。

    これほど感動できる小説は滅多にないです。
    ラストを読み返したら、やはり泣いてしまいました。


    [補足]
    チャーリイ・ゴードンも現代の日本に生まれていれば、超天才とまではいかなくても、医学の恩恵を受けて、新生児マス・スクリーニングでフェニルケトン症が見つかって脳の成長の阻害は避けられたということですよね。
    しかし、うっかりアスパルテーム入りのお菓子を食べて、また元の状態にもどったりして・・・。

    味の素のサイト内でアスパルテームとフェニルケトン尿症について書かれたページ
    農林水産省のサイト内でアスパルテームとフェニルケトン尿症について書かれたページ


    [補足]
    青色LEDを職務発明した社員が、対価が少ないといって会社を訴訟し、その結果、発明者に200億円の支払いを命じる判決が出ましたが(2004/01/30)、味の素でアスパルテームの職務発明した社員に対する判決も出ました(2004/02/24)。会社から発明者に1億8900万円の支払いを命じる判決だそうです。私は、逆にこんな迷惑なものをつくった人から罰金をとりたい。


    [2004.03.07]




    うちの近所で映画のロケをしていました。
    何の映画だろうな?
    ベンツが道を走っているシーンを撮っていた。任侠もの?
    大きなロケバスもいて、中で役者さんがメイクしていました。
    以前にも、夜間照明までして大掛かりなロケをしていたな。
    いつの日か、映画を見ているときに、あ、これうちの近所!とびっくりする日を楽しみにしておこう。


    [2004.02.28]




    電磁サーバーワゴンを作りました。

    いままで、父はコーヒーやお茶を飲みたくなると、ガスコンロにヤカンを掛けていました。年寄りなので、危なっかしいなぁといつも不安だったのです。第1に、火がそでや鍋つかみに燃え移らないか心配だし、第2に、やかんを火に掛けっぱなしにすることが心配だし、第3に、ガス器具の操作を誤ってガス漏れすることが心配でした。

    父がガスコンロを使うのは、我が家のリスク対策本部(構成員私1人)の最大の懸念事項だったのです。



    普通の電気ポットでお湯を沸かしておけばいいのでしょうが、そもそも一日に一杯程度しかお茶やコーヒーを飲まないので、電気代も無駄だし、水を入れ替える手間もかかるし(重い本体を流しまで持っていってこぼすのが面倒)、結局、電気ポットは使わなくなってしまいました。父も沸かしたてでないとイヤなようです。

    台所のガスコンロ自体をIH調理台に取り替えようかなという案もずっと検討していました。しかし、IH調理台は、炒め物で中華なべが振れないというし、いまでもブレーカーが落ちることがあるし、価格が高いし、中でも最大の問題点はスイッチが多すぎて、年寄りには訳のわからん物であるということです。

    結局、父をガスコンロに近づけないのが良策と考えて、今回の電磁サーバーワゴンを作った訳です。とても気に入っています。

    なにしろ、火がないから絶対に引火しないし、お湯が沸くと自動的に切れる安全性の高さ!

    年寄りにわかりやすい、ひとつだけのボタンであることも非常に嬉しい点です。ステンレスのポットを退けるだけで、電源が切れます。

    小型で、どこにでも置けるからTVを観ながら目の前で沸かせるし、カップ一杯分だけをその場で沸かせる経済性も魅力です(いっぱいに水を入れるとカップ二杯分もOK)。

    しかも、自宅にあるアルカリイオン浄水器の水をその場で沸かせるから、普通の電気ポットのように沸かし続けてアルカリイオン水の効果を損なうこともありません。それに、浄水器を通した水は、カルキを抜かれてしまうので、飲み切りの方が安心です。

    また100℃まで沸騰させられますから、薫り高いコーヒーを淹れられます。カップ麺も食べられます。
    万が一、お湯をかぶっても、この程度の量なら面積が少なくて済みます。どうしてもやかんで沸かすと、空焚きしないように大量に沸かしてしまうものです。

    そもそもの始まりは、ビジネスホテルのシングルルームでこれと同じ電磁サーバーを見初めたことでした。勝手に沸いて、勝手に切れてくれて、安全、便利!と感激した訳です。
    まず、ネットで販売しているところを探しました。
    ここで見つけて買いました。

    シンコー株式会社
    http://homepage1.nifty.com/shincoo/s-1066e.html

    次に、ハンズで組み立て部材を買い、ワゴンに仕立てました。材料費は約9,000円。板に穴を開けたのは、ハンズの木材加工サービスです。約1,000円で、設計図どおりドンピシャリの穴を開けてもらいました。

    電磁サーバは、埋込式を購入してあるので、穴に上からポコンとはめるだけで固定できました。完成。

    これで、我が家の最大のリスク案件が解決しました。めでたい。

    [補足]
    沸かす時間は10分程度掛かります。すぐに沸くのが欲しい人は、カタログハウスの通販でカップ1杯、1分程度で沸くと紹介されていた湯沸しポットを買うとよいでしょう(クリックすれば楽天市場でも買えます)。
    T-FAL電気ケトルヴィテス1L T-FAL電気ケトルヴィテス1L

    これを買おうかとも悩んだのですが、電熱線タイプだからブレーカーが落ちそうだし、やはり年寄りには、今までのパターンと同じように、水を入れて、コンロに掛ける動作が似ている方が良いと思ったので。

    ちなみに、象印から加湿機能付きのIH電磁サーバが発売されています。これなら普通の電気店でも扱っています。
    タイガーIH湯沸かし器CIH-A060 タイガーIH湯沸かし器CIH-A060

    [2004.02.21]




    会社のお昼休み、お金を下ろしに銀行に行ったところ、ATMに「お取り扱いできません」との非情なメッセージが・・・。
    そんなバカなと思いつつ、リトライ。・・・ダメ。
    もちろん、口座の残高は十分にあるし、ナイジェリアからのメールに誘惑されてマネーロンダリングに乗った覚えもない。(^_^;)

    すぐさま別な銀行のカードで別口座に対して引き出しを試みたところ「回線が混雑中なのでお取り扱いできません」と印刷された紙が吐き出されてきた。
    お金が引き出せない!

    折角、10分ぐらい並んだのに・・・。
    銀行の係員を呼んで、事情を説明する。コード対照表を持ってきてくれ、センターに接続できないエラーであることがわかったが、それ以上どうにもならない。
    ほかの人たちは何事もなく、平然と操作をしている模様・・。
    なぜ、私だけ?
    プンスカ怒りながらも、諦めて会社に帰る。


    この疑問は、翌日の夕刊を見て解けることになる。

    ATM障害が復旧
    他の金融機関のキャッシュカードが使えなくなるトラブルが全国の現金自動出入機(ATM)で起きた問題で〜

    そうか、私が他銀行のカードでお金を下ろそうとしたからかー。
    納得。新聞読んで良かった。

    さて、その同じ夕刊に、こんな記事を見つけた。

    米で新PCウィルス拡大
    26日午後から、米国などで新たなコンピュータウィルス「マイ・ドゥーム」(別名「ノバーグ」)が急速に広がり始めた。

    はぁーん。メールをチェックする前に、ウィルス定義ファイルを更新しよう。
    その晩、メールをチェックしたら、この新顔のウィルスメールがドカドカと7通も届いた。

    まったく危ない。新聞読んで良かった。

    それにしても、コンピュータ社会の脆さというものを感じますね。
    地球規模ネットワークであるインターネットには、絶えず新種のウィルスが跋扈(ばっこ)し、金融システムのネットワークにはバグがあちこちに喰いついている・・・。

    世界は、ネットワークが張り巡らされることで、グローバル化を迎えている訳だけど、同時に、遠い所の障害や悪意が、すぐさま自分という個に影響してくる。逆に善意もね。加熱した水が沸騰していくように、世界もこれから熱い混沌の時代を通過するのかも知れないなと漠然と思った。


    [補足]
    この三日後には、この「ノバーグ」は私のメールアドレスを詐称して私にメールを送ってきました。はぁ・・。r(-_ -)

    novarg

    しかも、私のメールアドレスを詐称してウィルスメールをばら撒いているから、世界各国のサーバーから、私に「ウィルスを検出しました」というリターンメールがどかどかとやってくる・・・。ヾ(≧∇≦)〃
    [2004.01.28]




    十何年間か前、私の初任給で買ったもの、それは食器洗い機です。

    当時、皿洗いという行為は非生産的で何も生み出さない、何か、繰り返される日々の日常の間隙を象徴している行為のような気がして、どうしても食器洗い機が欲しかったのを覚えています。
    まあ、単に怠け者なんだということなんですけど。

    当時は、一般家庭用の食器洗い機なんて、本当にマイナーな電気製品で、カタログをメーカーから取り寄せて、製品を選んだことを覚えています。ようやく据え置きできるタイプ(高級システムキッチンの組み込み式ではないタイプ)が出始めた頃です。

    食器洗い機は私の期待に違わず、本当に便利なものでした。
    こんな便利なもの、どうしてみんな使わないのかなというぐらいに。
    稼動音が「ヴォーヴォーヴォー」とかなりうるさいのが珠に傷でしたけどね。

    月日は流れ、その食器洗い機もとうとう修理できないほど故障してしまいました。
    あれ?ノズルが回転していないぞ?
    あれ?エラー出して止まっちゃったぞ?
    あれ?ブレーカーが落ちたぞ?
    なんて不調が続いていたのですが、ついに先日、扉の隙間からドボドボドボと水が溢れ出して、床が水浸しになってしまいました・・・。あー。(T∇T )

    何年か前に、バラバラに分解して直したこともあったけど、さすがにもう直せないな。
    底面を覗くと、もうサビサビです。中のカゴのアミも内部が錆びて膨れ上がっているし、何本か折れてなくなってしまっています。

    おそらく、新型機の方が、水も節約するし、稼動音が静かなんでしょうね。
    いまの食器洗い機のカゴはステンレス製だし。
    電気店でカタログを集めてみて、ずい分と改良されていることに隔世の感を感じます。

    愛着があって名残惜しいのですが、明日新型機を買いに行こうと思います。


    [補足]
    食器洗い機の設置で何が問題になるかと言えば、水道管の分岐です。
    最初に食器洗い機を買ったときは、ホントに使い勝手が悪くなってしまいました。
    吐水口の位置が低くなり、しかも小さな固いハンドルを回さなければ水を出せなくなってしまったのです。「標準工事」とは、すなわち、安い部品を使って短時間で終わる工事のことなのだなとわかりました。

    いまでは新型の分岐水栓も開発されて少しよくなったようですが、どのメーカのカタログでも、左のタイプの蛇口(壁出しタイプ・単水栓・自在水栓)であれば、右のような蛇口になると記載されています。

    写真ではわかりにくいけど、相当ハンドルの位置が高くなっています。
    これは、いまある蛇口の上の一部だけを外して、そこに部品を取り付けるという安易な手法を使っているためです。


    私の家では、浄水器を購入してさらに配管を分岐させるとき、どうしたらすっきり配管できるかずい分と調べました。 それでなくても、食器洗い機の「標準工事」のせいで使いにくいのに、浄水器までもが、蛇口の先っぽから水を取るなんていう、使いにくいことこの上ない仕様になっているし・・・。
    先っぽから水をとるなんて、ジャマじゃないかー(>_<)ノ >浄水器

    で、何度も東急ハンズの配管具の売り場に通い、ついに納得のできる配管になりました。
    案外、パズルを組むみたいで楽しい作業でした。はい。

    私のいまの自宅の台所の写真です。

    左側が食器洗い機
    右側が浄水器

    この配管のポイントは「自在水栓」を「二口自在水栓」に交換したことです。

    「二口自在水栓」とは見てのとおり、下側にも水の口があるという大変便利な蛇口です。

    左側の蛇口(食器洗い機に分岐)
    「二口自在水栓」の蛇口の下向きの部分をさらに「洗濯機用L型ニップル」に交換してあります。ほとんどの食器洗い機は全自動洗濯機と同じ給水ホースを使っています。このL型ニップルが最初から蛇口に付いていれば、給水ホースがダイレクトにパチンとハマるようになるのです。
    この蛇口はお湯がでる蛇口なので、三角ハンドルの青い止めビスは、赤い止めビスに交換しました。
    ちなみに、食器洗い機から青い排水ホースが出ていますが、これは普通のホースです。元からあった排水ホースはいつも水をかぶるせいで黒カビが生えてしまいました。交換するホースをメーカーから取り寄せないといけないのかな、と思って内径を計ったら、普通のホースと同じだったので、安いホースをはめて使っています。

    右側の蛇口(浄水器に分岐)
    「二口自在水栓」の蛇口の下向きの部分をさらに「メスネジホースニップル G1/2 - 6φ」に交換してあります。「G1/2」とは水道のネジの規格の一種とのこと。6φは、直径6ミリということらしい(これは使っている浄水器のホースの内径に合わせてあります)。
    横に付いていた三角ハンドルは、ちょっとお洒落な紡錘形のカラーハンドルに交換しました。このハンドルを押し下げると(回すと)浄水器から水が出ます。水を止めているときは、水平になるように調整して付けました。

    自宅の蛇口を交換してみようかなと思った人のための補足
    • 蛇口の交換って、私に言わせると非常に原始的です。蛇口は管の外側のネジをねじ込んではまっているだけです。蛇口を反時計方向に回せば、取れます。新しい蛇口を時計方向に回せば、はまります。
      ただし、問題は、きっちりとしまったときに、吐水口が下を向くか、ということなのです。不幸にも下を向かなかったときは、シールテープをネジ部に余分に巻いて、リトライです。締めすぎると水道管を傷めてしまうので、その辺の兼ね合いが難しいです。不完全な配管をすると水漏れが発生して少しずつ家にダメージを与える危険性もありますので、慎重に作業する必要があります。
      なお、くれぐれも大元の栓、止水栓を締めることをお忘れなく。もし、この作業を怠ると、大災害になること間違い無しです(経験者は語る)。

    • 役に立つページ (株)三栄水栓製作所の中の自分でできる取替え大辞典

    • 使用しているパーツ
      品名メーカー型番備考
      二口自在水栓(株)三栄水栓製作所JE10A-13(株)カクダイでも同等の製品あり
      洗濯機用L型ニップル(株)三栄水栓製作所PT333
      PY12J-4X
      PT333はメスネジの直径がG1/2です(写真の蛇口の下向きの口にはまる規格)。
      PY12J-4XはメスネジがW26山20で取付径が16です(写真の蛇口の長い吐水口のハマっている口にはまる規格)。
      カラーハンドル"プリム"(株)カクダイ(Bブルー)7936ほかにピンクなど各カラーあり
      メスネジホースニップル不明不明東急ハンズの配管具の売り場にたまたまあった。ぴったり合う径のものを見つけるのは難しいかも。
    注:施工は専門家に頼むと安心です。ご自分で不適切な修理・取り替えをすることで発生した漏水ならび浸水などの被害については責任を持ちませんので事前にご了解のほどをお願いいたします。



    [2004.01.24]




    しばらくマンションのパソコンを立ちあげないと、どっとスパムメールが届いています。

    自分のメールアドレスを詐称しているウィルスメールが立て続けに届いている・・・。
    自分のメールアドレスから同じアドレスに届くのだから困ったものです。
    皆さん、私からウィルスが届いても、私は知りません。無実です。Y(>_<、)Y

    あとは、英語サイトを運営してそこでメールアドレスを公開していることもあり、ヘンな英語のメールもたくさん届きます。たとえば、アメリカ軍がイラク指導者を捕まえるために作成したトランプの通販とか、スパムメールが防げるソフトウェアをスパムメールで宣伝してくるものとか、精力増強剤の宣伝とか、あと3インチ大きくするとかいろいろです。

    中でもよく届くのが、「極秘」、「至急」、「最重要」、「あなたの助けが必要です」というようなタイトルの英語のメール。大体長文です。最近届いたのものは、ジンバブエのフェリックス・カマラ氏からのものです(知らない人)。大農場を経営していたのだけど、白人のなんとか党の党員に母を殺され、妹を殺され、その挙句に奪い取られた農場の権利のなんたらかんたらで(中略)、父の親友のジョンカサハンス氏の助けによってジンバブエからオランダに亡命し、国から掠め盗った秘密預金が1550万ドルあって、それを日本の銀行口座でマネーロンダリングさせてくれれば、20%あげるから連絡をくれ、という感じのメールです。

    これは通称「ナイジェリア詐欺」と呼ばれ、有名な国際詐欺メールです。
    「419事件」とも呼ばれます。

    日本貿易振興機構(ジェトロ)による注意喚起ページ
    http://www.jetro.go.jp/se/j/tamatebako/419/kouhou419.html

    「ナイジェリア詐欺」に御用心
    http://www.hotwired.co.jp/news/news/business/story/20010606110.html


    作り話にはさまざまなパターンがあります。
    典型的なパターンは、ナイジェリアの高官などから、独裁者の秘密資金を隠すためにあなたの銀行口座を貸してくれたら手数料を支払う、というものが多いようです。その他、飛行機事故で亡くなった人の親戚を辿ったらあなたに遺産相続の権利があることがわかったから手数料を出せとか、イラク復興に参加したいのなら手数料を出せとか・・・。

    私も最初はもの珍しいので保存しておいたのですが、いまや週に何通もきます。もう内容を真剣に読む気もしません。

    すべてナイジェリア詐欺のメール


    長文の英語のメールがきたときには、文中に"million dollars"(億ドル)という単語を探し(例えば"US$22.5million"という文字列)、それを目にした時点で削除しています。

    この手のメールはアメリカでは冗談にもならないほど蔓延しているみたいですが、日本ではまだ知らない人も多いようです。
    私の気付いた範囲では、一度、日経新聞か何かに記事が載りました。あと、TV番組「特命リサーチ200X II」の2/16の放送でも22億円の詐欺として紹介していましたね。 いま検索で調べたら、実際に1億円だましとられた日本人もいたそうです(毎日新聞の記事)。

    かく言う私も、最初の一通目のときは、アメリカ人の友人に翻訳してもらいましたー。( ̄- ̄;)ヾ(-_-;)

    皆さんも英文のスパムメールにはお気をつけて。


    [2004.01.07]




    今年のお正月は、昨年の大掃除に部屋の模様替えをしていたので、気分もすっきり。
    お雑煮をつくったり、父のお供で川崎大師に初詣に行ったりしていました(それにしても、相変わらず人の行列がものすごかった)。

    寝る前にはスウェデンボルグの本なんか読んだりしていました。18世紀スウェーデンの科学者にして、神秘家です。医学、物理学、哲学、宗教などの学問分野で150冊以上の著作を残したまさしく天才的な科学者なのですが、彼の名が特に知られたのは、独自の瞑想を通じて霊界を訪れた探訪記を通じてでした。生きたまま死後の世界に自由に行き来できた稀有な人物としてスピリチュアルの分野では非常に有名な人です。

    スウェデンボルグの本には、魂が永遠であることがはっきりと書かれています。
    霊となった人々が摩訶不思議な霊界で過ごす有り様が詳細に描かれています。
    霊界の様子は誠に興味深いものですが、特に関心を惹くのは霊界での姿は、真の意味での知性や理性、願望などその人の最も内面的な姿がウソ偽りなく顕れてしまうという点です。

    心の醜い人は、自ら望んで本性の赴くままに地獄に自分で行くのだそうです。
    他人を軽蔑し、憎しみ、争い続け、虚栄心や優越感や支配欲という表面的な快楽を満足させてきた人は、そういう世界を自ら選択するのだと。

    自分の想いが自分の周りの環境をつくるのは、この世でもあの世でも同じということなのだなと感じます。
    自分の想いをコントロールして、怒りや憎しみは速やかに流しさるようにして平常心を保っていきたいものだと改めて思いました。


    [2004.01.04]




    最近、いいことがなくブルーな日々なのですが、今日は「SOLARIS」のDVDを買って、少し幸せ。あぁ、美しいジャケット。
    慈しむように、眺めまわしています。

    「惑星ソラリス」、「2001年宇宙の旅」、「ブレードランナー」はSF映画の3大金字塔と称される不朽の名作なのだそうです。そのうちの「惑星ソラリス」をジェームズキャメロン監督がリメークしたのが、本作「SOLARIS」です。

    この3本の映画は、どれも大好きです。
    どれも人の存在を問う哲学的な面を持った映画なのですが、「SOLARIS」は死別した愛する人が甦るというシチュエーションがあることが、特に好きな理由でしょう。
    不条理な夢のような話なのですが、切ないような、怖いような、悲しいような、嬉しいような、懐かしいような、不思議な感情を呼び覚ましてくれます。

    映画館で観てきましたが、審美的な映像に胸をいっぱいにしてきました。特に、宇宙の闇に神秘的な青い光を放つ惑星ソラリスの美しさは特筆ものです。
    そして、心に染みとおる余韻の残る音楽−−−。
    SOLARIS
    人生というものに対して、いとおしい気持ちが湧き上がってきます。
    感性が研ぎ澄まされ、心が落ち着く感じ。

    切ない気持ちで、あぁ、生きていると感じます。


    [補足]
    この「SOLARIS」は、本当に多角的に捉えることのできる映画で、人によって感想はかなり幅があると思います。ミステリーとして見る人もいれば、ラブストーリーとして見る人もいるでしょう。言えることは、スターウォーズのような活劇を期待すると退屈さに閉口することになるということです。

    [補足]
    金字塔といえば−−−。金字塔というのはピラミッドのことなんですよ。金の字の形をした塔という意味です。金という字はまさしくピラミッドの形をしているでしょう?(60ガッテン!あ、番組が違うか。)


    [2003.12.11]




    自分自身の姿を客観的に捉えるのは難しい。
    最近、つくづく思う。

    私は自分の声や喋り方が好きではない。
    コンプレックスを持っていると言ってもよい。大体、舌足らずだし、子供っぽくて知性的ではないし、鼻に掛かって響きが悪いし、うまく感情を乗せてしゃべっていないし・・・。思うように自分を伝えられなくて、もどかしい。
    録音された自分の声を聞くと、なんだこの声と喋り方は!?といつも憂鬱に思う。

    でも、ある人から「声はハンサムね」と言われた(「は」の言い方が気になるっ!(>_<;))
    ほかの人からも「声が好き」と何度か言われたこともある。

    ・・・どうにも解せない。わからない。謎だ。


    [2003.11.03]




    父が四たび、ガンで入院し、落ち着かない日々だったのですが、先日、無事に退院しました。

    ただちょっとした事件があり、手術の日の晩に、なんとベッドから落ちたとのこと!

    本人はよく覚えていないので、詳細はわからないのですが、背中を打ってしまい、湿布薬を貼っています。今回の手術は内視鏡による手術なので傷が開くという心配はないのですが、体内にカテーテルを挿していたので、それが引っ張られなくて、本当に不幸中の幸いでした。

    病院では大騒ぎになったようです。

    私はトイレに行こうとして(管が挿してあるので行く必要ないのですが)よろけたのではないかと思っていますが、別な見方として、自宅では布団なので、自宅と同じつもりでベッドの上から歩き出して、落っこちたのではないかという意見もあります。

    いずれしても、大事にならなくてよかったです。

    ちなみに、前回の入院時には、点滴が終わった後の針を自分で抜いてしまい、床一面が血だらけになってしまったという事件がありました。当直の看護婦さんが始末書を書いたそうです・・・。

    お陰で、看護婦さんたちからはよく顔を覚えられて、目をかけてもらえたようです(苦笑)。

    いまは、自宅の布団でごろごろくつろいでいます。自宅が何よりですね。


    [2003.10.13]




    今回はちょっと怪しい話です。(; ・ _・)ッ☆( °ー°)

    先日TVを観ていたら、UFOの浮揚原理を再現した(?)というアメリカ人が紹介されていて、その人が銀色の物体に電流を流すとその物体がふわふわと浮上するというVTRが流されていました。

    物体は、アルミホイルを三角に組んだシンプルな形状のもので、それに電流を流すと、まるで重力がなくなったかのように、ふわふわとUFOのように見事に浮揚していました。

    おおっ。本当に浮いている。空中に浮かび上がっている!!
    これは、スゴイ!!
    反重力なのだろうか?そんな莫迦な!?
    いや、たとえば、昨年には東大などの国際研究グループが反物質を大量生成することに成功したりNECと理化学研究所が量子コンピュータの「量子絡み合い」を実現したりしている。昨今の科学技術の発展はSFを超えるようなビジョンを見せてくれることもある。

    しかし、あれだけの仕組みで、物が浮かぶなんて・・・?いままでの科学の知り得ていない大発見なのだろうか!?

    一見したところ、ごく簡単な材料でできているように見える。
    私は再現したいという思いに駆られて、思わず、台所に行って、アルミホイルを握り締めた!

    ・・・とここで、少し冷静になり、まず情報を集めよう、とその晩インターネットに向かいました。

    で、以下がその浮揚物体に関して調査した情報です。

    ■基本的な情報から
    VTRに登場していた人物は、アメリカ人のティム・ベンチュラ氏。
    浮揚する物体は「リフター」と呼ばれる。ベンチュラ氏のサイトはここ(英語です)。

    American Antigravity(アメリカの反重力)
    http://www.americanantigravity.com/index.shtml

    ■最近の動向
    ・米国議会が、リフター技術の科学的研究に資金を拠出すると決定した http://www.hotwired.co.jp/news/news/20020705304.html
    ・フランスのジャン・ルイス研究所でマウスをリフターに乗せて飛行に成功した http://jlnlabs.imars.com/lifters/orville/index.htm

    ■構造
    浮揚体は、バルサ材、アルミホイル、マグネットワイヤーなどでできている。非常に軽量にできているのが特徴。これを高電圧発生装置につなぐ。

    ■原理
    リフターの技術はまだ「可能」だと証明されておらず、科学的な検証はほとんど行なわれていないらしい。リフターがイオン風の流れを生じさせるといった理論などが示されている。

    ■マスメディアでの扱い
    日本テレビ系列で「TOYOTAスペシャル JUVENILE 〜夢に手が届く日〜 」(2003年2月)という番組でアリtoキリギリスが、ベンチュラ氏を取材して、リフターの作成方法を教えてもらい、日本の明星大学電気工学科の高電圧電源装置を使用して、5メートル大のリフターを浮揚させたことが放送されている。

    「TOYOTAスペシャル JUVENILE 〜夢に手が届く日〜 」
    http://www.ntv.co.jp/juvenile/contents/011.html

    そのリフターの大きな写真はここ。
    http://jlnlabs.imars.com/lifters/5mjapan/index.htm

    ■備考
    日本でも個人でリフターを作成して、その作成手順を公開している人がいました。

    がらくた修理の部屋
    http://homepage3.nifty.com/garakuta-syuuri/index.htm

    「イオンクラフト」というページで詳細な作成方法が示されています。案外誰にでも簡単にできそうです。なお、昭和45年頃、このイオンクラフトはテレビで話題になっているので、新しい世代の人がめずらしがっているだけとのこと。



    調べていくうちに、なんとなく、これだけ高圧電流をかければ、物体が浮いても不思議ではないなぁという気になってきました。同じものを作れば、浮くのは間違いないようです。ただ、重いものを浮かせられないので、エネルギー効率が悪いし、あまり大したものではないのかも・・・。
    もちろん、反重力といった類のものではなく、イオン風による熱気球に近いようなものらしいです。

    しかし、電気エネルギーだけで物体が浮揚するというのは、新しい可能性を垣間見せてくれるテクノロジーには違いないので、今後の展開が少し楽しみです。


    [2003.10.13]




    最近、少し体調を崩していて養生していました。

    会社の仕事を少しほかの人に譲ることにしました。やはり、私はずっとホームページを創っていたい。

    自分の天命を見据えて、寄り道をしないようにしないと。

    [2003.09.17]




    待望の夏期休暇。あー。
    朝から、私の仕事場のマンションに出勤してHPの更新などしております。

    なんとか、休みに辿り着いたという感じです。気付いてみれば、課の中で一番(しかもダントツ)に残業していたし・・・。ストレスで腸の病気を悪くするところでした。もうちょっと何でも手を抜かないといけないな。

    久しぶりにマンションの周りをお散歩。
    カルガモが15匹以上日向ぼっこをしているスポットを発見し、釘付け。
    子猫にも言い寄られる。

    あー、やっぱり人間、お散歩は大切。


    [補足]
    先週あるある大辞典(テーマは「便秘・下痢」)http://www.ktv.co.jp/ARUARU/をみていたら、普段診てもらっている胃腸科の先生がブラウン管の中に登場していてびっくりしました。Σ(゚Δ゚*) 先生、有名だったんですね〜。横浜でトップクラスの胃腸科の病院だとは思っていましたが・・・。


    [2003.08.11]




    私の場合、ストレス解消法のひとつに、本を読むというものがあります。
    会社の仕事が忙しくて、ストレスが溜まると、さまざまなジャンルの本が増えます。

    そんな中、雑学の本(あるTV番組の内容をまとめたもの)を買ったのだけど、その中で非常に興味を惹かれた雑学をご紹介。

    それは、針金のハンガーを頭にかぶると、首が勝手に回る、というもの。
    やってみました。
    びっくり。本当に自分の意志とは無関係に、勝手に頭が右や左にくいっと回ります。
    ぜひ、あなたもやってみてください。
    クリーニング屋さんでもらう針金ハンガーを手で広げて、こめかみの高さにぐいっとかぶります。 この際、フック部分は正面や後ろではなく、右か、左のどちらかにします。
    すると、無意識に自分の体が動くという体験ができます。

    本の説明によると、痛みから逃れるために首が回るのだそうです。
    ちなみに、回らない人は、鈍感だそうです。


    [2003.08.11]




    ソラリス 映画「ソラリス」の予告編を見るたびに胸が高鳴ります。

    あまり時間がないので、詳しく書くことができませんが、この映画は、私の最も深いところを揺さぶった、真に知的で哲学的な映画のリメーク版です。

    あまり一般には知られていない映画ですが、人の意識と存在を問う、深いテーマを持った美しい名作でした。

    私が愛する人を喪って、どうしようもない心の喪失を抱えていたときに、この「ソラリスの陽のもとに」の小説を繰り返し読んでいたものです。不条理な夢のような世界が、私の心を癒してくれました。(この映画に題材を取った冨田勲のシンセも心に染みました。)

    大まかなストーリーなどはこの記事を見ると参考になります。ここ。

    そう、私は、次の意見に賛成。
    「(ソダーバーグ監督は)『2001年宇宙の旅』以来最も刺激的なSF映画を作ろうとしている」
    でも、次の意見にもうなずくものがあります。
    「だが、新版『ソラリス』に不安を抱いている純粋主義者も多い。」


    [補足]
     映画見ました。はぁーよかったです。不思議な余韻に酔いしれました。でも、一般受けする壮大なSFというものではないですからね。普通の感覚であれば、つまらないはずです。
    愛とか良心とか、記憶とか存在とか、罪とか赦しとか、自殺とか心の病とか、夢とか人生とか、生とか死とか、人格とか理性とか、宇宙とか死後の世界とか、神とか超知性とか、とにかく奥の深い映画です。大人向けのSFですね。
    私にとっては、究極のロマンティシズムですね。思い出すと胸がいっぱいになります。あの抱擁にどれだけの愛が込められているか考えるだけでも、鳥肌が立ちます。

    映像も限りなく美しく、圧倒されます。音楽もいつまでも心の奥で響いています。
    この映画大好きです。

    [補足]
    映画の中の登場人物の台詞。私は、頭に「人生に」という単語を付けて味わっています。

     「正解などない、あるのは選択だけだ。」

    [2003.06.19]




    最近、部下がいきなり7人もできてしまったので会社の仕事が非常に多忙になってしまいました。・・・ちょっと前までは、一匹猫で気楽にやっていたのに。

    最近は、どうしたらホームページを創る時間をひねり出せるか、悩んでいるところ・・・というより悩む時間もあまりありません。困ったものです。


    [補足]
    9人になったぞ。きゅ〜。(o_ _)o

    [2003.05.18]




    自宅のPCが壊れてメーカーに修理の見積もりを依頼していたのだけど、ハードディスクが壊れていて交換するので5万5000円とのこと。それは高いー。( ̄△ ̄)

    ハードディスクが悪いと特定してくれたのなら、話は簡単。自分で交換することにして、PCを引き取って、早速分解。おや、SONYのパソコンは中まで美しいぞ。
    同型の内蔵ハードディスクを買って、ジャンパーをマスターに設定して、交換。起動したらあっさりBIOS上で認識してくれました。1万2000円で済んだぞー。
    実は、その後、FDISKコマンドをどうやってやったらいいか(起動FD作っていなかったし、FDドライブのないモデルだったので)、心配していたのだけど、修復CDのプログラムでFDISKとFORMATコマンドを込みでやってくれたので、助かりました。最近のPCの修復は便利ですねぇ。

    あとは、プロバイダの設定と、メールデータの移植で元通りになるはず。
    あ、あと、インターネットエクスプローラーも最新版にしなくては。
    しかし、ハードディスクの故障が、原因ならよいのだけど、結果だとしたら、またハードディスクが壊れるかもなぁ。そのときはマザーボードの交換で修理出しか・・・。といいつつ、今回増設メモリも買ってしまった。こういうのはいじり出すと面白いんですよね。


    [2003.03.30]




    スギ花粉のたくさん飛ぶ季節です。
    私が花粉症の唯一の根治療法と言われる減感作療法(げんかんさりょうほう)を受け始めて、ほぼ1年が経ちました。結果は、成功です。ほとんど花粉症の症状がなくなりました!
    苦労したかいがあります。うん。(U_U)

    今日も晴れて風が強く、花粉予報で飛散が「非常に多い」にもかかわらず、マスクなしで1日外を歩きまわっても何も症状がでません。まず、鼻水が出ないし、今日は1度も鼻をかんでいない。
    昨年の今ごろだったら、1日40回は鼻をかんでいたところです。
    目もかゆくありません。
    まあ、日によって微妙に症状が違って、感覚的に言って、先週は例年の10分の1〜14分の1位の症状だと感じていましたが、今日は20分の1位の症状です。このくらいなら、花粉症であることをまったく意識しないで生活できます。花粉症になる前の私といえるでしょう。

    おーーしっ。ついにスギ花粉症に勝ったぞ。\(`へ´)

    さて、その減感作療法とはどんなものか?なぜ、そんなに効果的なのに、みんなやらないのか?を体験者の立場から説明してみます。

    まず、最初に書きますが、リスクがあります。
    減感作療法とは、アレルゲンを自ら体内に入れて、徐々に濃度を濃くしていき、最終的にアレルギー反応を出なくするという体質改善法なのですが、最悪の場合、アナフィラキシーショックで呼吸困難に陥って死亡する危険あります。このため熟練した医師の元で慎重な治療計画を立てる必要があります。

    スギ花粉アレルギーの場合は、スギエキスを皮下に注射します。場所は腕です(量が多い時は肩)。注射のあとは、ぷっくりと赤く腫れます。私の場合は、大体、高さ1センチぐらいで、手のひらに収まるぐらいの盛り上がりです。これが赤くなって熱を帯びていて、多少かゆいです。2日も経つと、元どおりになります。あ、どちらかと言うとビリビリして痛い注射です。あ痛ったったた・・と思わず言ってしまいます。体によくないものを入れているというのが実感できます。

    その注射を週に一度、毎週、毎週、毎週、毎週、毎週、えんえんと腕か肩に注射し続けるのです(一時、腕が注射の痕だらけになるのでは、と心配しましたが、案外、大丈夫ですね)
    私の場合は、この1年、毎週1度、欠かさずに注射に行きました。これは、結構大変です。医師に聞いたところによると、春に、みんなつらいので減感作療法を始めるのですが、1年後の春まできちんと通う人は、20人に1人の割合なんだそうです。

    もともと反応が強すぎて減感作療法を始められない人も多いと聞きます。
    また、定期的に毎週注射すれば、体がスギエキスに順応するのですが、不定期に間隔をおき過ぎると体が順応できないため、こんなに腫れてしまうケースもあると、ソフトボールぐらいの大きさのジェスチャーをお医者さんがしたことがありました。 濃度が薄い時期は、特に普段と変わりなく過ごせますが、濃度が濃くなってくると、注射した日にお風呂に入らないようにしたり、運動しないようにしたり、少しばかり注意して生活しないといけません。

    なお、複数のアレルゲンを持っている人は、アレルゲンの数だけ注射する必要があります。スギ花粉だけ治しても、私の場合、少しだけヒノキに反応してしまうため、完全な花粉症の克服には至らないのが残念なところです(製薬会社でヒノキエキスは製造していないようです)。このため、ヒノキ花粉の飛ぶ3月中旬からは、少し花粉症を覚悟しないといけません。スギ花粉症の人のうち、90%の人はヒノキ花粉症を持っているのだそうです。

    減感作療法を実施している医療機関は、どういうわけか少ないです。どうしてなんでしょうね。
    「慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ」に減感作療法を行っている医療施設の紹介があります。
    http://www.tky.3web.ne.jp/~imaitoru/IT.html


    [補足]
    ところで、効果的な鼻詰まりの解消法というものがあります。ご存知の方も多いと思いますが、知らない人のために詳しく書いてみます。
    かなり頑固な鼻詰まりでも、簡単に解消できるので、花粉症の時期に役立つのではないかと思います。

    ●鼻詰まりの解消法
    鼻の詰まった側を上にして、両肩が垂直になるように横向きに寝る。この際、下の側の腕を「く」の字形にまげて、そこに頭を乗せるとよい。そのままじっとしていると、やがて上側の鼻の穴の鼻水がゆっくり下に落ちていく。早ければ10秒、遅くても5分も寝ていれば、大体の鼻詰まりは通るようになる。ただ、下側の鼻の穴がそのときに詰まることもあるので、そのときは上下を逆にしてみる。

    [鼻づまりの解消ポーズ]
    鼻づまりの解消ポーズ

    鼻が通るときに「ぱかっ」と小さな音がします。頭の角度は研究してみてください。それ以外の体の姿勢はどうなっていても関係ありません。
    私は、自然と身に付けていたのですが、昔、朝日新聞の日曜版に同じことが書いてあるのを見つけて、ふーん、同じ方法だと感心したものです。


    [2003.03.09]




    たまに、日常生活の中でささやかな発見をして、うーん、ホームページに書きたいぞ、と思うことがあります。普段は、くだらないと読者にお叱りを受けるので書かないのだけど、たまには息抜きで、まとめて書いてみます。ごめんなさい。(^∧^)

    ◆財布の小銭の減らし方
    財布に500円玉×1枚と10円玉×4枚の計5枚があったとします。10円玉が多くて嫌です。このとき、290円の切符を自動販売機で買うとします。普通に買うと、500円玉を1枚入れて、210円のお釣りとなり、最終的に財布には、100円玉×2枚、10円玉×5枚となります。計7枚で、2枚小銭が増えてしまいました。
    しかし、290円の切符を買うときに、自動販売機に540円を入れるのです。
    すると、自動販売機君は、540円−290円=250円と計算して、100円玉×2枚と50円玉×1枚のお釣りをくれます。計3枚で、小銭が2枚減りました。めでたし、めでたし。

    ◆海老の天ぷらの尻尾の食べ方
    私の中では、カレーライスのきれいな食べ方以来のヒットなのですが、あまりに意地汚いので、どうしようかなと思いつつも紹介してみます。
    普通、尻尾付近の2、3センチは殻を剥いていないので、残すことになります。しかし、下の前歯を尻尾と本体の境界付近(やや本体寄り)に噛んで入れると、身が殻から5ミリほど前にせり出てきます。そうしたら、そこを噛み直して箸で尻尾を引っ張れば、すっぽり身が抜けて簡単に、きれいに、目立たずに食べれるのです。ちなみに、海老の天ぷらではうまくいきますが、海老のフライではうまくいきません。目下、甘海老の食べ方を研究中です。

    あー、くだらなかったですね。「(^^; ) 失礼しましたー。

    おまけで、大人になるまで知らなかったこと、食物編。

    ◆大豆と枝豆と納豆が、皆、同じ豆であるということ。
    ◆レンコンと蓮が同一の植物であるということ。
    ◆緑茶と紅茶が同一の植物の葉であるということ。

    皆さん、知っていました?

    [2003.03.01]




    最近、会社の仕事が忙しくて土日連続で休日出勤などしてしまったり、こんなときに限ってメインPCが壊れたりして、あたふたしている今日この頃です。

    ちなみに、私は送受信メールの管理には、特に気を使っていて、ホームページ開設当初からすべてのメールを延々と同一のメーラーに保持しています。この間、何台かのPCを世代交代させているのですが、毎回データを移植してきました。先日バックアップを取ったら、その総容量が80MBもあってびっくりしました(さすがに重い)。

    2台のPC(自宅のPCと仕事場のPC)にメールデータが入っているのですが、どちらも送受信メールを同一の状態に維持してあります。受信メールに関しては、どちらもサーバーからダウンロードすることで簡単に同一のものになるのですが、送信メールも同一にするのには、ちょっと工夫が必要です。
    送信メールも同一でないと、自分がどのように返事をしたかわからずに不便なものです。あの送信メールを読み直したいのだけど自宅からだったかな?仕事場からだったかな?などと悩まなくても、次の方法を使えば、簡単な手間でまったく同一の環境を保持できるようになり便利です。

    その方法とは、すべての送信メールを送るときに、BCCに自分のメールアドレスを加えておき、もう1台のPC側で受信したものを送信トレイに移動してやればよいのです。こうすると、送受信ともに同一の内容になります。

    この方法は、デスクトップPCとノートPCのメールをシンクロさせるときにも使えますね。
    また、今回の私のようにどちらかのPCが壊れたときも、完全なバックアップが残るので便利です。送信メールというのは、日記でもあり、交友録でもあり、執筆原稿メモでもあり、作業記録でもありますからね。

    それにしても、今回壊れたPCのバックアップし損なった写真データの損失はイタイなぁ〜。ワールドカップ決勝戦の夜の横浜の風景とか撮っていたんだけどな。


    [補足]
    OutlookExpressが壊れたときに役に立つページ
    http://homepage2.nifty.com/winfaq/c/oetrouble.html

    [補足]
    プロバイダも二つ加入しています。メインのほかにサブとして別会社の月500円位の安いコースに加入していて、常にアクセスできる体制を保持しているわけです。

    しかし、先日のニュースにあったような、東京航空交通管制部(ACC)の二系統のコンピュータシステムが同時にダウンし、全国の空港のダイヤが混乱したというような話を聞くと、コンピュータの限界というものを感じますね。つまり、二系統にしようが、三系統にしようが、そこに走らせるソフトに致命的なバグがあれば、すべてが止まってしまうということです。


    [2003.02.26]




    ニシ タマオ 横浜のマリンタワー2階のおみやげ物屋さんで、タマちゃんストラップをゲットしました。 可愛いので載せます。

    なんて言っているうちに、ホームページ開設6周年です。v(^^)

    最近、会社の仕事がめっきり忙しくなってしまって、メールの返事が滞っています。ごめんなさい。

    [2003.02.12]




    いつの間にやら年も明けてしまいました。こしもとよしろく。(意味不明)
    我ながら情けないのだけど、昨日1月12日になって、ようやく年賀状の返事を書いて投函しました。あー。だめじゃないかもっと早く出さなきゃ>自分。

    今ごろ、年賀状が届いてもどうか怒らないでください。>年賀状くれた人。

    [2003.01.13]




    台所で使っていたガスストーブが、もう購入してから20年も経ったので、老朽化の危険性を考えて新しいものに買い換えることにした。いままで、このストーブでよくお餅を焼いたものだ。

    新しいガスストーブを買うために、ガス器具の販売店などをあちこち回って調べてみた。わかったことは、いまはファンヒータが主流で、あまりガスストーブは人気がないということ。私もカタログを見ているうちに、安全性が高くて便利なファンヒータに心が傾いてきた。ファンヒータなら、火傷する危険性もないし、火事になる可能性も低い。電気も使うのでタイマー動作も可能で、室温維持ができるインテリジェンスもある。

    ガスストーブを続けるべきか、ファンヒータに乗り換えるべきか。
    結局、悩んだ末に、ガスストーブを購入することにした。

    ガスストーブを選択した最も大きな理由は、冬場に停電した場合でも、ガスを暖房に使えるということ。普段は電気のエアコンを暖房に使っているけど、ガスストーブがあれば、電気とガスのどちらかのライフラインがだめになっても、暖房の手段を確保できる。

    ・・・と書くと、あらずいぶん用心深いのね、と言われるかも知れないけど、たまたま、最近のニュースを見たら、今年の冬は、原子力発電所の損傷隠しの影響で首都圏に電力危機の可能性があるのだという。原発全17基のうち13基が停止に追い込まれる可能性があり、厳冬だと電力使用の制限もあり得るとのこと。

    海の向こうの例では、カリフォルニアの電力危機の例もある。イラクへの軍事攻撃で原油が高騰すれば、火力発電の操業にも影響があるかも知れない。

    ・・・というわけで、ガスストーブを購入する。

    今年の冬も、いままでどおりガスの炎を見ながらお餅を焼こうと思う。
    そして、このガスストーブも20年間使えるといいなと思う。


    [補足]
    この後、冬を越し、春が終わり、そして、夏になったいま、この原子力発電所の損傷隠しの影響に関する問題は、多くの人の知るところとなりました。

     リンク:「TEPCO:でんき予報」

    それにしても、この「でんき予報」というネーミングは秀逸ですねぇ。首都圏の停電か!という深刻な問題が、今日の天気が晴れか曇りか程度の問題に日常化され、しかも天気のように不可抗力と思わせてしまうところが。見事なリスク対策の一環といえますね。

    猛暑の日は、こちらのグラフをみると緊迫感がありそうです。
     リンク:「東京電力の電力需要」 時間単位で消費電力が棒グラフになっています。

    [2002.11.21]




    何年か振りに羽田空港に行ったので、屋上の展望デッキまで上がってみた。

    ジャンボジェット機が轟音と共に離着陸を繰り返すのを飽きずに眺める。 遠くを見れば、首都の明かりが華やかに広がり、彼方には横浜のランドマークタワーの灯りも見える。とてもきれい。まるで、子供の頃に夢見た未来社会にいるような気分。

    これだけの文明を築いた人類の智慧に感嘆したり、日本の平和な夜景に感謝の念を抱いたり、ジャンボジェットの離陸音に気持を合わせて心を昂ぶらせたり、夜の闇に吸い込まれるように上昇する機体に人々の出会いと別れを想像して感傷的になったり・・・。

    羽田空港の展望デッキは、結構お気に入りのロケーションになりました。
    今度は、日向ぼっこに行こうと思います。ちょっと空気が汚いのが難かな?

    [2002.11.04]




    朝の電車の中で,いかにもチンピラ風の外人と睨み合う。

    ことの起こりは,どうやら駅のホームでその白人の若い外人と,あるサラリーマンの肩がぶつかったらしい。

    外人の兄さん,ものすごい形相でそのサラリーマンを睨みつけながら,電車に乗ってきた。サラリーマン氏は下を向いて無視している。

    やがて,その外人が傍若無人な態度でサラリーマン氏に詰め寄り,つかみかからんばかりの剣幕で罵り,危ない状態になった。ここで,私が暴力沙汰にならないよう,二人のすぐ近くに立って,喧嘩を売ってきている外人を睨んでいたわけ。向こうもこちらの存在に気付いてなんだお前はみたいな感じで、私と睨み合いとなる。
    じっと睨み合うのだけど,喧嘩を止めるために入っている訳だから,喧嘩になっても意味がないので,しばらく顔を突き合わせて睨んだ後,先に視線を外す。でも,暴力に訴えてきたときに抑えにかかれる位置はキープし,自分が二対一で不利なのだというプレッシャーを与える。

    そのチンピラ風(というより,パンク風かな)外人は,そのサラリーマン氏にカタコトの日本語で自分勝手なことを罵り続け,サラリーマン氏も正当な反論をする(謝るところは謝って大人の態度)。外人の兄さん,降りる駅になったのか,サラリーマン氏に,今度あったときは,覚悟しろ云々と意外に上手な日本語で捨て台詞を決めて降りて行った。まあ,暴力沙汰にならなくて,めでたし。


    こういう場面に遭遇すると,戦争論における抑止力の必要性ということを考える。

    有無を言わさない不条理な暴力というものがある場合,それを抑えつける力がどうしても必要になる。さもないと,被害が広がる。それを社会的に実現した国内向けの組織が警察だし,国外向けの組織が軍隊といえるだろう。本質はさほど違わない(なかなか理解してもらえないと思いますが・・・)。

    軍隊の放棄というのは,理想的な平和社会の夢だが,実際はどうしても,一般論だけの無責任なロマンティシズムになってしまう面があると思う。
    それは,性善説を信じて警察組織を解散するのと同じくらい無謀なことだろう。

    もちろん,平和を願ってこう発言するのだということは,理解してもらいたいと思う。私は,争いが起こらない社会,人がより死なない社会を痛切に願っている。


    [補足]
    不条理な暴力とは、例えば、近隣の国Aから中距離ミサイルで日本の複数の地方都市が攻撃され、数万人規模の死傷者が出て、食糧を供出しなければ、次は首都を攻撃すると宣告された場合、誰がその侵略を止められるかという話です。かりに、日本にも、アメリカにも軍備がなければ、これは起こり得ることだと思います。


    [2002.10.31]




    お返事ずっと溜まっています。あれ、返事がこないな、と思っている方ごめんなさい。
    申し訳なくて、心の片隅でいつもきゅ〜と言っています。はぁー。
    特に英語のメールは、なかなか手が付かない。Ah--。

    [2002.10.10]




    大変情けないことに、階段から足を踏み外して右足首を捻挫してしまった・・・。
    まあ、大したことないとそのまま出かけて用事を足していたら、次第に痛くなってきた。

    これはもう何らかの対処をとらないと危険と思い始めたところに、ちょうど接骨院があったのが不幸中の幸い。痛めている筋肉を確認した後、温熱&低周波のパッドを当ててもらって、湿布して包帯巻いてもらう。全治二週間らしい。

    もともと今日は会社を休んで、書斎のマンションで溜まった仕事をするぞ、と意気込んでいたので、なんとかマンションには帰り着いたものの、痛くて、痛くて話にならず、仕事はすべてキャンセル。
    それにしても、痛い。(/_x)/
    何もしていなくても痛い。七転八倒。o((><o))((o><))o

    それでも、痛みを紛らわそうと英語の参考書を取り出して勉強したり(記憶に残るかなと思って・・・)、ホームページで紹介をするための本を読んでみたり。

    痛い痛いといいながらも、案外、こんな非日常的な体験を面白がっている部分もあるわけで、いろいろもの思いにふけったりもした。
    −−−世の中には、一人暮らしで頼る家族や友人がいない人達がいて、その人達が病気のときにはもっと心細い思いをしているんだろうなとか、家族を病気で看取るときは、痛みがあるなら必ず優秀なペインクリニックを見つけ出すぞとか、思わず声にならない叫びをあげてしまうほどのこの痛みも冷静に考えれば、レベル的に言ってそんなに激痛とも言えないよなとか、女性の出産の痛みは一般的にさらに上なんだろうなとか、住居に手すりがあることのありがたさについてとか、今日から毎日1回余分に歯を磨くぞとか、心の痛みと体の痛みに違いについてとか、安楽死の意義についてとか・・・。

    思えば、痛みは、死の子分みたいなものである。人を圧倒的な存在で蹂躙するこの痛みというものに接して、まったくいろいろなことを考えた。

    それにしても、1メートル動くにも難儀。トイレにも這って行くありさま。昼ご飯は中華宅配を頼み、夕食にはピザを頼んだ。

    マンションから出られない。この前は傘がなくて困って、最後には濡れて自宅に帰ったけど、その比ではない。
    誰かに車で来てもらったり、タクシーで帰ろうかと思ったけど、マンションの階段を降りるのもままならない。まあ、苦労して帰っても自宅の部屋は2階なので、トイレが遠いし・・・。
    明日になれば、痛みもひくだろうから、いまは無理はしないでおこう。
    というわけで、仕事場のマンションに久しぶりに泊まることにした(昔と違って、いまは布団もある)。
    アイタタタタタタタター、と何度も呻きつつも、やがて眠りに就く。

    翌日、痛みも和らぎ、無事にお家に帰れました。あー長い一日だった。


    [補足]
    四、五日もすると痛みも取れ、機嫌よくぽくぽく歩き回っていたら、また足が腫れてしまいました。あうー。(T.T )
    人間とは、重力で常に地面に押し付けられている存在なのだと実感するこの頃。

    お見舞いのメールくれた方、ありがとうございます。( _ _ )/'

    [2002.09.28]




    父のわき腹に、なにやらしこりがあるのを見つけ、これは大変と県立がんセンターの主治医のところに連れて行く。
    先生、しばし触診した後「脂肪腫で、固くないので心配ないです」とのこと。
    なんだろう、脂肪腫って?力の抜けてしまう・・・。まあ、とにかくヨカッタ。一安心。

    兄、上海の出張から無事に帰ってきて、中国茶のお土産くれる。代わりに田舎から届いていた日本酒を二本上げる。越乃寒梅という有名な酒らしいが、私には猫に小判。

    [2002.09.22]




    最近、自分が「いい人」ではないんじゃないかなーと思ったこと。

    自宅の電話が鳴って、掃除をする会社なのだけど、いま、キャンペーン期間中なので、普段なら6000円のエアコンの掃除を500円でしてくれる、という。
    ふ〜ん。それは安い。

    普段は電話セールスはすぐに断ってしまうのだけど、あまりの安さに、掃除に来てもらうことにした。当日、体格のよい男の作業員の人が愛想よく来て、水フィルター式の特別な掃除機を実演しながら、こんなにダニの死骸が取れるんですよ、と畳や座布団に掃除機を掛けて掃除機の性能の高さをアピールする。

    ふむふむ、確かになかなか性能はいいですね。でも、値段は40万円くらいする。そういえば、水フィルター式の高額な掃除機の訪問販売の話は聞いた事あるなと思いつつ、エアコンの掃除をしてもらう。普通の掃除の仕方で、ただ、実に丁寧に、きっちりとエアコンの掃除をしてくれた。
    嬉しい。

    希望者には掃除機の販売もしています、という控えめな言い方で、あまり掃除機自体は勧められることはなかった。環境に良いという洗剤も勧められたが、断った。
    態度が変わるんだろうかと思ったけど、そんなこともない。

    掃除の値段のことを聞くと、最低2年間の契約をしないと来てくれないという。一回につき、最低1万円からだという。
    うーん、高いからいいです。あっさり断って500円だけ払う私。
    作業員の人、悲しそうな顔してヘコんでしまった。
    自分が営業が下手だからダメなんだみたいなことを言う。

    慌てて、こんなにエアコンがきれいになって嬉しいです、といってみたものの、かえって無駄働きしたような惨めな気分にしてしまったらしい。すごすごと帰ってしまった。

    エアコンは500円でピカピカになったけど、とても悪いことをした気がする・・・。

    この会社をインターネットで調べたら、いろいろと取り上げられていた。
    高い掃除機を買ったあとで、話術にハマッタと後悔する人がいるらしい。あと、いつでも500円キャンペーン中らしい。

    ただ、私には、悪い会社という印象はなかった。最後まで丁寧でした。

    作業員さん、ここでほら、こんなに水が黒くなったとか見せなきゃ、とか、相手が一人ならどんなに恫喝されても追い返せるな、とか思っていた私は、あまりいい人じゃないなぁ、とちょっと我が身を心痛く思いました。

    一句。
       磨くべき 珠の汚れは 我が身かな


    [補足]
    水フィルター式の掃除機、最近、新聞の通販の広告で見ました。39,800円でした。
    Googleで「水フィルター掃除機」で検索できます。

    [2002.09.19]




    アゴヒゲアザラシのタマちゃんが横浜の帷子(かたびら)川に現われたと聞いてびっくり。
    出現地点は、JR横浜駅西口の駅ビルから徒歩2分位の繁華街ど真ん中の川です。相鉄ムービルやBicカメラのそばです。

    あの付近にいるのなら、いま、私のマンションの前にある川に現われても何の不思議もない。
    前の川でよく見かけるカルガモ君たちも、ずいぶん離れた場所で何度も見かけています。意外に川の生き物の移動範囲は広いものです。

    タマちゃんいないかな、と川を何度ものぞきこむ今日この頃です。
    [2002.09.14]




    古い友人が英国式のリフレクソロジー(反射療法)のフットマッサージを始めたというので、施術してもらいました。アロマテラピーのトリートメントオイルを使ってひざから下、特に足の裏をマッサージしてもらったのですが、いや、気持よかったです。いつの間にかうとうと眠りに落ちてしまうほどリラックスしてしまいました。

    よくよく考えて見れば、体をせっせと触られているのに眠りに落ちるなんて、不思議なことですよね。結局、リラックスが極まると人間寝てしまうということなんでしょうね。一時間に満たない短い時間なのに、アロマテラピーのオイルの香りに包まれて、安らかな夢見心地に浸れました。なかなか日常生活でここまでリラックスできる体験はないと思います。

    ストレスが溜まっている方、英国式のリフレクソロジーはゆったりと安らげてお勧めです(英国式以外だと、足の裏をぎゅうぎゅう押して痛いかも知れません。それはそれで健康によくて「イタ気持いい」かも知れませんが)。

    [2002.09.09]




    とても気に入った特許のアイデアを思いつき、いま、せっせと文章化、図面化しています。
    特許事務所を通じて、特許庁に申請するつもり。
    久しぶりにAランクのアイデアです(主観ですが)。

    たとえ貧乏でも、特許と印税と広告収入で食べていけるようになるのが当面の目標です。

    そのことで会社勤めから解放された時間で、死別の悲しみに沈む人のためのホームページや自殺防止関連のホームページを一日作れるようにするのが、私の悲願です。
    私の一生を、そういうことのために使いたいと痛切に願っています。
    とにかく、時間を自分のものとして取り戻したいのです。

    さらに言えば、もっと壮大な夢もあるのですけどね。
    それは、億万長者になって、飢えた子供をなくすプロジェクトを立ちあげること。

    お金は汚いものというイメージを持っている人もいるけど、私にとっては、この痛ましく、悲しみと暴力に満ちた「世界」を変える「力」そのものだと思う。

    何がなんでも成功するぞ。世の中を変えてやる。

    [補足]
    大手出版社から「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」の出版の話がきていたのだけど(自費出版の1社を入れると三度目のオファー)、音沙汰がなくなったので、また流れてしまったかも・・・。しくしく。
    昔、この出版社の「整理・収納」をテーマにしたムックで、私のお部屋が見開きのカラーページで載ったことがありました。縁があると思ったのになあ。

    [補足の補足]
    その後、別な大手出版社からオファーがありました(喜)。しかし、流れたと思った出版社に状況を聞いてみると、まだ待ってほしいということになりました。うーん。それはそれでちょっと困った状況です。

    [補足の補足の補足]
    なんとなく待っていたら、どちらも話がこなくなってしまいました。編集者さんて、気が変わるのが早いんだなぁ。(-_ -)

    [補足]
    最近、ホームページにちょっとずつ広告を入れています。しかし、ページのテーマから外れずに、デザインを崩さずにぴったり入れるのはなかなか難しい。

    [2002.09.07]




    この春から、花粉症を根本的に治すべく、唯一の根治療法と言われる「減感作療法(げんかんさりょうほう)」を受けていますが、その後の簡単なレポートです。

    「減感作療法(げんかんさりょうほう)」とは、一言で言うとアレルゲン(私の場合はスギ花粉)のエキスを少しずつ濃度を濃くして1年〜3年にわたり皮下注射し、体がアレルゲンに反応しないようにする体質改善療法です。

    <腕に注射した直後の写真>

    今年の春から始めて、もう、20本くらい皮下注射を打ったのかな?すでに、最初の1本の100倍の濃度に達しているそうです。毎週、欠かさず病院に通って腕にブチッと打ってもらっています。根気のいる治療と言われていますが、花粉症が治るのならむしろ通院も全く苦にならず、楽しみだったりします(注射されるのがスキになっていく自分がコワイ(^^;) )。

    最初の説明時に、15回目位から効果が出始めますよ、と医師が言っていたとおり、私の体にすでに大きな変化が現れています。いままで、棚の本を引っ張り出すと、くしゃみが出て、鼻の奥の粘膜がイガイガした感じになっていたのですが、これがなくなりました!また、いままで、掃除機をかけるとか、TVの裏の配線を直すとか、ホコリの積もった物に触れると、春先の花粉症と同じ症状が出てしまい、ダウンしてしまっていたのですが、これもまったく気にならない程になりました。

    いままで、読みたい本を取り出す気にもなれず、掃除もなかなか思うように出来なかったのですが、これが解決したわけです。実に、喜ばしい。(^o^*)

    私の場合は、注射をした後に体調が悪くなることもありませんし(まあ、すこしだけ疲れやすくなるかな)、痒くなる以外は副作用もありません。ただし、減感作療法はアレルゲンを自ら体内に入れるため、もちろん危険もあります。最悪の場合、アナフィラキシーショックで、死に至ることもあります。熟練した医師の元で健康状態をきちんと管理しながら治療する必要があります。

    また、減感作療法(げんかんさりょうほう)の成功率は7割程と言われています。この点を以前医師に質問したところ、花粉症の症状は、決してアレルゲンだけが原因だけではなく、ストレスや感染症などの複合的な要因の結果であり、また、純粋なスギ花粉症という人も実は少なく、複合的なアレルゲンを持っている人が多いからだそうです。

    ある調査によるとスギ花粉症だと思い込んでいる人の内約20%の人の原因は別にあるのだというデータがあります。私の場合、最初にテストしたところ、純粋にスギ花粉だけのアレルギーだったので、あなたは結果(成果)が出やすい人、と言われました(注:ヒノキ花粉のテストはこの時は実施していなかったが、後日、ヒノキ花粉にも少し反応することが判明)。
    アレルギーはアレルゲンとの反応を進行させてしまうと、IgE値が上がっていってしまい、ほかのアレルゲン(ブタクサ花粉、ハウスダストなど)に次々に反応してしまうようなアレルギー体質になってしまうケースが多いそうです。

    インターネットで調べてみると、減感作療法は最新治療という訳ではなく、意外に歴史が深く、ぜんそくなどの治療に用いられてきたと書いてあります。医学的にも減感作療法のメカニズムは証明されており(特定アレルゲンと結合をしている特定抗体(IgE-RIST)に対してIgG4という阻止抗体ができ、アレルギー反応をブロックする)、健康保険も使えます(私の場合1回200円〜1000円くらい)。

    うまくいけばとても劇的な効果のある療法だと思うのですが、減感作療法が一般に普及していないのは、治療期間の長さもさることながら、この療法を実施している医療機関と医師が非常に少ないのが大きな理由だと思います。もし、減感作療法を受けたいと思ったら、自宅の近く(通える範囲)に、減感作療法を実施している医療機関があるか、ないかという問題にぶつかってしまうと思います。


    [補足]
    リノール酸(マーガリン、植物油、マヨネーズなどに多い)の摂り過ぎが、アレルギー過敏体質をつくるそもそもの原因らしいです。花粉症の記事でも、アトピー疾患の記事でも、リノール酸が悪玉として挙げられています。
    これに対し、α−リノレン酸(魚油、シソ油などに多い)がアレルギー体質を抑えてくれるらしい。
    なので、最近はお魚中心の伝統的な和食を食べるように心がけ、DHAやらEPAのサプリメントをせっせと飲んで、運動もして体質改善を図っています。

    [2002.08.25]




    箱根神社に御礼参りに行ってきました。それにしても、箱根は本当に涼しいですね。

    芦ノ湖を見て、なんて膨大な量の水が溜まっているのだろうと感嘆しつつ眺めていたのですが、バスで山の上の方までいって見下ろしたら、ほんの小さな水溜りに見えました。

    人生の出来事もこんな感じかも知れないと思いました。
    その当時は、目の前の出来事に心奪われ圧倒されているけど、登り続けた後に振り返ると、もうそれは小さくなってしまっている。対象が小さくなった訳ではなく、自分の視野が高くなって、全体を見渡せるようになることで、より広く客観的に世界を捉えることができるようになっている。

    人生を登り続けることで、たとえば、過去のつらい局面もこんなふうに変わるんじゃないかと思った。

    [2002.08.10]




    新聞の折込チラシを見ていたら、実に興味深い不動産のチラシがあった。

    「月々約1万6千円で新築マンションをGET!」

    どうして、新築のマンションが月1万6千円で買えるのか興味を持って読んで見ると、マンションの構造が、二世帯住宅のようになっていて、ワンルームタイプと3LDKが隣り合わせた配置になっている。それぞれに、玄関、トイレ、風呂、ベランダもついている。そして、この連続した住戸を隔てる壁に、防火・防音機能を備えた特殊なドアがあって、このドアを開放しておけば、すべての部屋を一戸の住宅として使えるのだが、これを普段は閉鎖しておく。そして、ワンルームタイプの方を賃貸マンションとして第三者に貸して、賃貸収入を得ようという話だ。

    計算によると、全体の分譲価格の支払いは、月々10万6千円程度(ボーナス時ゼロ円、35年返済)なのだが、ワンルームを独立させて賃貸にすると想定収入が月9万円(家賃7万円、駐車場2万円)なので、その差額、約1万6千円を月々支払えば、新築マンションを無理せずに手に入れられるという。

    もちろん、賃貸の必要がなければ、全体を一戸としても使えるし、二世帯住宅としても使えるし、オフィス用にも使える。

    ほほう。それはうまく行けば斬新なアイデアのような。
    「業界初」で、特許も申請中と書いてある。「連続2住戸分譲システム」という名称だそうだ。
    私もワンルームマンションをオフィス用に借りているので、賃貸価格の相場も分かるけど、この地域で駅5分なら家賃7万円でも借り手がいないことはないと思う。借上げシステムもあって、販売会社が家賃保証もしてくれるという。

    よくよく考えてみるが、計算が合わないことはない気がする。
    このシステムは、お店を新規開店するときに、借金して店を構えて、売り上げでその借金を毎月返していくのと似ていますね。
    誰も損をしないよねぇ?法律的に問題なさそうだし。
    いろいろな手数料を取られそうな気はするけど。

    最近、ワンルームマンションを投資目的で買いませんかというセールスがあるけど、それならこちらのマンションを買った方がいい気がする。ポケットマネーで家が買えてしまうぞ!?
    宣伝にはこう書いてあります。
    「家賃収入でローン返済!これは、新築マンションの構造改革です。」


    [補足]
    不動産屋さんはここ。得しても、損しても、私は関知しません。念のため。

    [補足]
    ワンルームマンションのセールスと言えば・・・。
    ある日、私のオフィスの電話がなった。 「投資に最適なワンルームマンションを買いませんか?」とのたまう。 なぜ、関係者以外知らない、このオフィスの電話番号を知っているのだ!?と不審に思って「この電話番号をどこで知りました?」と聞いて見ると、この地域の電話番号の下四桁を順番に鳴らしているのだという。

    おお、その手があったか。(;゜o゜) まるで手動ワン切りのような。
    確かに、近隣の地域に住んでいる人がセールスターゲットとして最も有効ですからね。
    不動産屋さんて、抜かりない人が選ぶ職業ですよね(偏見?)。
    [2002.08.07]




    ベルギーの方から英文のメールが舞い込みました。
    W杯の試合のチケットのコレクターなのだけど、日本で開催された試合の半券がほしいので力になってもらえませんか?と。

    ううん。力になってあげたい。しかし、私にはやることがある・・・。
    Yahoo!オークションを調べてみると確かに、半券はオークションにかけられていて2、3千円程度で扱われている。しかし、個々の半券を競り落として、ブツを送ってもらって、送金して、それをまとめてベルギーに送って、代金も回収するというのは、大変な事務処理だ。(-_-;)

    ・・・というわけで、もし、これを読んでいる皆様で、W杯の半券を持っていて、それをベルキーと日本の国際親善のために喜んで譲ってあげよう、という人、いたらご連絡ください。チケットを国際郵便で送るぐらいならできるから。

    ・・・やっぱり、いないかな。


    [2002.08.07]




    まったく思いがけないことなのですが、再入院した父がたった10日間で退院しました!!
    それ相応の覚悟もしていたので、狐につままれたみたいな気持です。思わず主治医に「喜んでいいんですよね?」と聞いてしまいました(いいそうです)。再発の発見が早かったのが良かったようです。

    病院から家に連れて帰れることのありがたさをかみ締め、張りつめていた気持が弛緩するのを感じました。今後も再発が繰り返されるのかも知れませんから、そんなに喜んでもいけないのかも知れませんが、とりあえずは、一安心です。

    そういう訳で、この夏期休暇はホームページの作成と溜まったメールのお返事に専念できることになりました。今日は、朝から自分のマンションに出勤です。


    [補足]
    読んで悲しい思いをした人がいたらごめんなさい。

    [2002.08.05]




    信頼している胃腸科のお医者さんと、いろいろ体の話をしていたら、あなたは私と似ている体質、だと言われました。
    曰く、体に良くないものが分かる敏感な体質、なんだそうです。

    「コーヒー飲まないでしょう?」 「ええ。」
    「お酒のまないでしょう?」 「はい。たまに飲むだけです。」
    「煙草吸わないよね?」 「吸いません・・・。」

    当てられている・・。
    先生によると、現代人は、体に有害なものを判別する能力が落ちているのだという。
    敏感な体質と言われて、嬉しいような、嬉しくないような・・・。別に体が弱いつもりはさらさらないのだけど(好んでアルコールは呑まないけど、呑めば滅法強いよ)。

    ちなみに、最近私が有害だと思っているものは次のものがあります。
    ◆台所の流しのぬめり取り
    排水口にいれる塩素成分のやつです。あれをワンルームマンションの排水口に入れておいたら、頭が痛くなってしまいました。喉も微かに痛いから塩素にやられたらしい。
    ◆コロナ放電方式のマイナスイオン発生器
    卓上式のマイナスイオン発生器を数時間連続して使うと頭が痛くなることが判明した。おそらく、同時に発生するオゾンのせいだと思う。オゾンは、除菌・脱臭効果にすぐれている反面、人体に危険な物質でもあると思う。
    ◆アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物
    最も広く使われている合成甘味料です。口にすると数時間後にひどいだるさが襲ってくるので、ガムを選ぶときは慎重です。最近、ヤクルトのミルミルEに入るようになってとても残念です。ダイエットコーラなんて飲まないからいいんだけど(コーラ飲むと、歯がキシキシいいません?)。
    ◆ビタミンB
    どうもビタミン剤の中で、ビタミンBが含まれているものをのむと、だるさに襲われてしまう。ビタミンBといってもいろいろあるので、いま絞り込んで調査をしているところ。ビタミンB6かB12が怪しい。

    食物や環境と体調の因果関係というのは、相当意識していないとなかなか分からないけど、一旦判明すると、非常に体を助けることができます。皆さんも、体の変調を感じたとき、小さなささやきである体の声を聞きとれるよう耳を澄ましてみることをお勧めします。

    [補足]
    最近オゾンを発生させないという宣伝文句のマイナスイオン発生器が発売されていることに気づきました。商品によっては、オゾンを殺菌・消臭作用があると善玉扱いしているものもありますから、いまは、オゾンの評価が決まっていない過渡期ではないでしょうか。

    [補足]
    この後、2年ほどしてオゾンを発生させないマイナスイオン空気清浄機を購入しようとしたら、もう売っていませんでした。メーカーに尋ねたら、いまの最新機種はアースを付けるようになったので、オゾンは出ないように改良されているとのこと。
    [2002.07.24]




    久しぶりに仕事場のマンションの方にきました。
    窓から外を見ると、カルガモ君が一匹、いつものポジションでお昼寝をしています。久しぶりー。

    しかし、親子の猫の姿が見えないのでがっかりしています。

    しばらく前のこと、マンションから見おろしたところに、毛糸玉のようにちっちゃくて可愛い二匹の子猫を連れた親猫(おそらく母親)をよく見かけました。
    子猫の方は、本当に可愛くて、親猫に気付かれないように見下ろしながら、子猫の仕種を飽きずに眺めていたものです。

    あるとき、夜中の2時頃にマンションの入り口付近で親子猫がくつろいでいるところに出くわして、親猫の威嚇の鳴き声を聞きながらも、子猫の頭をちょっとだけ撫でさせてもらったこともあります。

    そんなふうに、親子の猫を見守ってきたのですが、ある日、二匹の子猫が一匹になっていました。あれ。と思って観察していたのですが、いつまで経っても子猫は一匹のままです。エサが手にはいらなかっのたか、川に落ちたのか、マンションの住人が可愛いと連れて行ってしまったのか、一体どうしてしまったのだろう、とがっかりしていました。

    母猫は、より一層、残された一匹の子猫を慈しんでいるように見えました。
    よく子猫が母猫のおなかを枕にしながら、二匹で居眠りしている光景を見ました。
    生きていくって辛いよな、と母猫に語りかけながら、胸に穴の空いた気持がしたものです。

    一匹の子猫がいなくなって数日、親子猫の近くにカラスが止まっているのを見つけました。
    私が窓辺に立つと、カラスはばたばたと飛んで行きました。しかし、また少しして外を見ると、カラスが近くに止まって、親子猫をじっと見ています。

    もしかして、このカラスが一匹の子猫を攫って、さらにもう一匹を狙っているのか、という考えが閃きました。カラスを追っ払っても、またしばらくすると、カラスは近くに戻ってきます。このカラスは間違いなく親子猫をじっと見ています。

    このとき、数ヶ月前、会社の近くであった不可解な出来事が私の頭の中でつながりました。路上駐車している車の屋根の上に、子猫の死骸が置かれていたのです。そのときは、なぜ、こんなところに、子猫の死骸が・・・!? 子猫自身では上れないし、走行すればすぐに落ちてしまうので、一体誰がこんなところに子猫の死骸を乗せたのだろうと思っていたのですが、カラスの仕業と考えれば、すべて納得がいきます。

    カラスは、明らかに子猫を狙っていました。
    私はかっとなって机の引出しから、小さな消しゴムを取り出し、カラスを狙って投げつけました。カラスは飛んで逃げましたが、遠くからこっちをじっと見ています。

    窓辺から離れ、しばらくすると、微かなトンという音が聞こえ、窓辺に寄ると、また近くにカラスが止まっていました。今度は5円玉。
    窓辺の縁に5円玉を並べました。覚悟しろ。

    その日は、三分おきぐらいに、窓辺によって、カラスがきていないか警戒していました。
    親子猫は、どうした訳か、カラスを警戒しません。
    それどころか、親猫は私と目が合うと、じっとこちらを睨んできます。そう、マンションの入り口で子猫を抱き上げようとした姿を覚えているのです。母猫にとっては、私が犯人に見えるらしく、視線を外すことなく睨み続けてきます。子猫がいなくなったのはオレのせいじゃない、と内心思いつつも、子猫を守るためにカラスを見張り続けていました。

    やがてカラスは、私の姿を見ると逃げるようになりました。
    しかし、私はこのマンションに毎日これる訳ではありません。
    できる限りの威嚇をしてみたものの、心配でたまりません。

    数日経って見たときには、親猫しかいなくて、ひどく心配していたのですが、しばらくして子猫の姿も確認できました。よかった。早く大きくなって、重くなれよ。

    しかし、それから数週間経った、いま、親猫も、子猫もいません。

    大丈夫なのかな。元気かな?


    [補足]
    以前、カルガモが昼寝しているところに、猫が襲いかかろうとしているところを見つけ、猫を追っ払ったことを思い出しました。うーむ。私は猫と鳥のどっちの味方だ?
    カラスにしても、子供を育てるために、エサを探しただけのことかも知れないから、ヒトが介入するのは間違いなのだろうか?(カワイイやつをひいきしている?)


    [補足]
    先日、広場で父とハトにエサをやっているときに、脚に細いヒモが絡み付いているハトがいました。このままでは、脚がもげてしまうことでしょう。実際、そういうハトはよく見かけます。鼻毛切りのハサミを買って、エサで手元までおびき寄せて、両手でハシっと捕まえて、脚に絡み付いたヒモを切ってやりました。
    ハトは豆鉄砲を喰らったような顔をして、飛んで行きました。
    人間コワイと思ったろうな。
    脚に絡み付いたヒモは、間違いなくヒトの責任だろう。


    [補足]
    カラスと子猫の関係について。
    決定的な光景を目撃してしまいました。詳細は書きませんが、状況証拠から判断してカラスが犯人です。
    インターネットで調べてみると、やはり、カラスは子猫などの小動物を襲撃し、捕食するとあちこちで書いてあります!!なんてやつだ!!

    カラスが子猫を捕食してしまうのなら、こんなに街にはカラスが溢れているのだから、もはや都会の猫族は存亡の危機なのではと思ってしまいます。

    にっくきカラス!!!( ̄曲 ̄) ・・・しかし、悪いのはおそらく生ゴミを大量に出すヒトなんだよな。くそ!

    都会に生き残るのは、カラスとドブネズミとゴキブリとヒトばかりか。くそ!!


    [2002.07.07]




    父の検査の結果が思わしくなく、再び入院することになってしまいました。
    入院する前に温泉旅行に連れて行ってあげようと、旅行のプランを立てています。

    また、しばらく親孝行優先モードに切り替わることになります。


    [補足]
    父に贅沢をさせるため箱根に行ってきました。 あいにく天気が悪く、霧が立ち込めていたのですが、箱根神社は厳かな雰囲気でした。ホテルの方は、高原と山並みの美しさに私はすぐさまリラクゼーション状態になってしまいました。料理も絶品、温泉にマッサージで父も満足そうでした。






    [2002.07.05]




    ひとつの大きなプロジェクトが終わったので、ちょっと腑抜けています。
    目下、生活の建て直し中。
    幸い、会社の仕事はそれほど忙しくない。
    ここでちょっと立ち止まって、部屋を掃除して、心に栄養を摂り、体をいたわり、やるべきことを見定めて、人生のプランを見直さねば。

    良書と美しい音楽のCDを買う。「7つの習慣ティーンズ」(私はティーンじゃないが・・・(^o^;))、「フィール3」(癒し系の大ヒットシリーズCD)、「エンヤ・ア・デイ・ウィズアウト・レイン」。

    いいなぁ。良書と美しい音楽は、水のようにココロの渇きを癒してくれる。ふう。
    カラダの快感だけでストレスを解消しようとしても、どうしても一抹の虚しさが残るんですよね。

    [2002.06.27]




    日本が残念ながら敗退してしまいました。
    でも、ここまで勝ち進んだことは、偉大な成果だと思います。
    選手の皆さん、夢をありがとう。お疲れさま。また、四年後を楽しみにしています。

    [2002.06.20]




    日本が遂に悲願の決勝トーナメント進出を決めました。嬉しいです。なんか、しみじみと嬉しくて涙が出ます。そんなにサッカーに興味はなかったのだけど、横浜関連の英語ホームページを作っている内にすっかりサッカーに夢中になってしまいました。
    日本中の人が期待するというプレッシャーの中、選手達はよく頑張ってくれました。

    特に、ここまで勝ち抜くことで、不況で凍えた日本人の心に熱い息吹を吹き込んでくれたことに感謝の念を抱くばかりです。これで、日本の景気も確実によくなります。会社という船から、荒海に突き落とされる人達も少しは減るはずです。
    そして、これからもワールドカップのホスト国として大会を盛り上げていけることでしょう。ワールドカップが成功することは、世界的なお祭りが成功することです。スポーツを通じて世界の人々が同じものを見つめ、同じ価値観を味わうということです。きっと、多くの人達がこの華やかなゲームに酔いしれ、日々の憂さを忘れ、熱中することでしょう。

    そう、私の英語で作成した横浜紹介のHPも、無事に英語圏の各国Yahoo!に登録されました!! アメリカ、イギリス/アイルランド、カナダ、香港、インド、オーストラリア/ニュージーランド、シンガポール、アジア・・・。
    ひとつの英語圏の国に掲載されれば、英語圏のYahoo!にすべて掲載されるという話は本当でした! 英語圏Yahoo!掲載は、前回の100の言葉での敗退以来、私にとって制覇すべき悲願の目標だったので、嬉しいです〜。★\(*´▽`*)/

    たとえ、決勝戦までにそれほどページビューが伸びなくても、ワールドカップの成功にほんのささやかながらも貢献しているのは、嬉しいことですし、Yahoo!に掲載されつづける限り、永続的に世界中からの訪問者が増えることは間違いありません。その内の一部の人が、「PLEASE VISIT MY SITE」のリンクを実際に押してくれることでしょう。

    また、Googleについて詳しい人なら、Yahoo!という巨大サイトからリンクしてもらうことが同じドメインにある100の言葉にもたらす効果を理解してくれると思います。今回、隅っこの方ですが、横浜市のサイトからもリンクしていただきました。こちらもいまや9つの言語で世界に情報を発信する巨大サイトです。

    千載一遇の機を捉え、ようやく、世界の晴れ舞台に進出できました。
    悲願を果たした選手の気持に感情移入してしまうこの頃です。

    頑張れ、ニッポン!!


    [補足]
    カウンターの値という面から見ると、結果としては失敗ですね。うむうむ。
    しかし、念願の英語圏Yahoo!に登録されたということで、まあ、満足です。
    本家Yahoo!ではここに掲載されています〜。

    Home > Regional > Countries > Japan > Prefectures > Kanagawa > Cities > Yokohama > Travel and Transportation > Local Guides

    横浜市の公式サイトのひとつ下です。
    ところで、なぜかYahoo!の紹介文に「nightlife」という単語がある。Yahoo!の紹介文は向こうが書くので、なぜこのような意味深なコトバが載ったのか不可解だなと思って(私のサイトに夜遊び情報はない)、友人のネイティブスピーカーに「Yahoo!のスタッフは私のサイトをよく見ていないんじゃないか?」と質問したところ、それは逆で、あなたのサイトにはタクシーの夜間料金のことなど載っている、と。だからこれでOK。直してもらう必要はない。これはスタッフが好意的にそういう紹介文にしてくれたのではないか、という話。確かに、紹介文もほかより少し長い気がする。「そういう情報を期待して見に来て、読者ががっかりしたらどうする?」と質問したら「もし、そういう情報を載せたかったら載せてもOK!」という返事。う〜ん。この際、載せるか!?ってそちらの方面は詳しくないのだけど。
    [2002.06.14]




    昨日、Yahoo!UK & Ireland(イギリス版Yahoo!)から「A Guide to Yokohama」の掲載完了のメールが届きました。
    もう、嬉しくて、感涙。(T-T)
    このひと月の苦労がようやく実をひとつ結びました。勝ち点1。

    残る本家Yahoo!(アメリカ版Yahoo!)、Yahoo! Canada(カナダ版Yahoo!)を制覇して、1次リーグ突破というところです。でも、英語圏のYahoo!はひとつ通れば、皆、掲載されるという話も聞いたことがあるんだよな。どうなんだろ。
    ちなみに、イギリス版ではYahoo!Expressを使いました。審査を早くしてくれる有料サービスです。登録してから4日間という早さでした(ただ、実際にディレクトリに現れるのは、数日あとだそうです)。

    これで、多くの人に英語版の100の言葉を知ってもらえるよう、扉をひとつ開けたことになります。形を整えつつある自殺防止のサイトも完成後に英訳し、世界に向けて発信する予定です。

    [2002.06.07]




    ああ、ついに、出来ました。パタン。o( _ _)o
    苦節、一か月、開幕と同時にとうとう完成です。いまFTPでファイルをサーバに転送しているところです。このひと月、マラソンランナーのごとく、疾走し続けてきました。

    何ができたかって?英語版の横浜のガイドのWebサイトです。まあ、予定期間オーバーですが、ひと月の突貫工事にしては、それなりの出来で満足です。しかし、一か月でファイルを400個、容量17MBもよくつくったものだと、我ながら感心。−−−しかも、英語だし。


    This site provides general travel information to tourists visiting Yokohama in Japan and introduces hotspots in Yokohama.
    日本の横浜を訪れる旅行者のために、横浜のhotspotsの紹介と、日本の総合の旅行案内の情報を提供しています。


    みなさん、ぜひおいでください〜。画像が大きめですけど。
    ちゃんと、各ページに英語版の100の言葉のリンクもありますー。(^_^)

    さて、すでにワールドカップは開幕しているので、ここでうかうかしていたら水の泡。間髪を入れずに、プロモーション段階に移行しなくては。全世界のメディアが相手だ!お〜!
    みなさんも、外人さんのメールフレンドがいたら、ぜひ紹介してくださいね。よろしく。
    [2002.06.01]




    最近、Klez(クレズ)というウィルスメールが頻繁に届きます。

    正確に言うと、プロバイダの提供している「おまかせウィルスチェック」というサービスを利用しているので、危険な添付ファイルが削除された状態のメールが届きます。こんなテキストファイルがついてきます。
    「The file attached to this email was removed because it was infected with the W32.Klez.gen@mm virus.」
    このメールに添付されていたファイルは、W32.Klez.gen@mmウィルスに感染していたので、取り除きました。
    このKlez(クレズ)というウィルス、恐ろしいやつです。
    第一に、感染速度が速い。
    ウィルス対策ソフトのメーカーが発表してまもなく、自分のところにも、会社にも届きました。

    私は、複数のプロバイダのメールアドレスを使っているのですが、プロバイダからのお知らせだけが届くような通常使わないメールアドレスにいきなりKlez(クレズ)がきました。この時点で、こちらのプロバイダのウィルスチェックサービスに申し込んでいなかったため、生のウィルスメールが届いてあやうく感染するところでした。
    メールを受信する前に、自分のPCのウィルス定義ファイルを最新のものに更新していたからことなきを得ましたが、先にメールを受信していたら感染していたかも知れません。危なかった。

    第二に、このKlez(クレズ)ウィルスは大量送信型なのが、恐ろしい点です。
    一度感染してしまったら、アドレス帳の全員にメールを送信されてしまいます。
    この事態はなんとしても、避けたいところです。

    第三に、このKlez(クレズ)ウィルスは、Outlook Expressでメールをプレビューするだけで感染活動を始めます。ウィルス対策の仕方をよく知らない初心者ユーザの間で、爆発的に流行するタイプです。

    第四に、人の心理を欺くような偽装をしてきます。このウィルスは、感染したパソコンから適当な語句を拾ってメールタイトルにするのですが、一部の変種では、次のような人の心理の裏を衝くような巧妙なものになっています。
    「Undeliverable mail--"please try again"」
    自分が送信したメールが送られなかったのかな?と思ってしまうメールタイトルです。しかも、送信者が「postmaster」で、次の本文つきです。
    The following mail can't be sent to higaisya@xxxx.netscpace.or.jp:

    From:(私のメールアドレス)
    To: higaisya@xxxx.netscpace.or.jp
    Subject: please try again
    The attachment is the original mail
    第五に、このKlez(クレズ)ウィルスは、メールの差出人を詐称する点が恐ろしい点です。
    拾ってきたメールアドレスを勝手に差出人に設定して大量送信してしまいます。当然、私のメールアドレスからこのウィルスメールが届くこともあり得ます。

    第六に、Klez(クレズ)ウィルスには、パソコンを徹底的に破壊する亜種があることです。一部の亜種は、特定の日に発病し、Cドライブのファイルを削除するそうです。怖いですねー。

    第七に、Klez(クレズ)ウィルスには、感染したパソコン内の任意のファイルを勝手に送信してしまう亜種があることです。もし、プライベートな画像が勝手に添付ファイルで大量送信された日には、流出騒ぎになってしまいます。

    いまは、凶悪なウィルスが跋扈しています。
    メールを使う場合には、必ずウィルスチェックソフトが必要です。しかも、こまめに最新版の定義ファイルをダウンロードしてメンテナンスする必要があります。また、プロバイダの提供しているウィルスメールの自動チェックサービスも、できれは利用した方がよいです。有料なんですが。

    なにしろ、一度感染すると大変なことになります。何日か駆除と復旧に費やさなくてならなくなります。気をつけてくださいね。


    ◆情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)
    「5月 6日発病:「W32/Klez」ウイルスに注意」
    http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/klez.html
    ◆シマンテック
    「W32.Klez.gen@mm」
    http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.klez.gen%40mm.html


    [補足]
    怪しい添付ファイルつきのメールが届いてプレビューするのがためらわれる場合、メールのプロパティを見て、さらにそこからソースを覗いてみてそのなかにHTMLのコードがあって、<iframe>というタグが使われていれば、ああ、これはメールを見るだけで自動的に感染させるウィルスである可能性が高いと判断できます。

    [補足]
    今日来たKlez(クレズ)ウィルスは傑作です。こんな本文が付いていました。
    Klez.E is the most common world-wide spreading worm.It's very dangerous 
    by corrupting your files.
    Because of its very smart stealth and anti-anti-virus technic,most 
    common AV software can't detect or clean it.
    We developed this free immunity tool to defeat the malicious virus.
    You only need to run this tool once,and then Klez will never come into 
    your PC.
    
    NOTE: Because this tool acts as a fake Klez to fool the real worm,some 
    AV monitor maybe cry when you run it.
    If so,Ignore the warning,and select 'continue'.
    If you have any question,please mail to me. 
    
    日本語に訳すとこんな感じです。

    クレズは、世界規模で広がっている最も一般的なウィルスです。このウィルスはあなたのファイルを破壊する非常に危険なウィルスです。
    とても巧妙に潜伏し、ウィルス対策ソフトに対抗する機能を持っており、一般のウィルス対策ソフトでは、このウィルスを探知、除去することはできません。
    私達は、この悪意に満ちたウィルスを打ち負かす免疫を持たせるフリーソフトを開発しました。
    あなたがこのツールを一度実行するだけで、クレズは決してあなたのPCに感染しなくなります。

    注意:このツールは本物のクレズを欺くために、クレズであるかのように偽装します。そのため、実行すると、いくつかのウィルス対策ソフトで警告がでるかも知れません。
    もし、そうなっても警告を無視して「続行する」を選択してください。
    もし、何か質問があれば、私にメールをください。


    もちろん、一般のウィルス対策ソフトで対策はできます。言うまでもありませんが、こういう羊の皮をかぶった狼のようなメールは信頼してはいけませぬ。すぐに削除しましょう。□_ヾ(・_・ )


    [補足]
    Klez(クレズ)ウィルスは、感染した人のパソコン内の適当なファイルを添付ファイルにして、新たな感染先に届けることがあります。どこかの誰かのHPの一部であるhtmlファイルなどが無意味に添付されてくる訳です。
    先日、私の所に届いた感染メールには、なんと、私のHPのhtmlファイルが添付されてきた。「癒しの広場」のhtmlファイルだ。これって・・・!?何も作者のところに戻ってこなくても・・・!?

    ちなみに、このメール、タイトルが「A special powful tool」で、本文は「This is a powful tool I expect you would enjoy it. 」。 −−−このウィルス、私のHPの宣伝をしてくれているぞっ!(^o^;)

    [補足]
    私は、複数のメールアドレスを持っています。
    ある日、いつものようにKlez(クレズ)ウィルスが届きましたが、送信者をみて吃驚しました。
    それは、私の別のメールアドレスだったのです。
    このウィルスが送信者を詐称するのは知っていましたが、まさか私の名前で、しかも私に送ってくるとは!\(  ̄∇ ̄;)/
    もちろん、こういうときは、自分が知らずに感染している可能性をまず考えなくてはいけないのですが、チェックは問題ありませんでした。サーバのウィルスチェックサービスで届くメールに、実際の送信者のメールアドレスが表示されていましたが、ぜんぜん知らない他人のものでした。

    [2002.05.03]




    もうすぐ「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」が10万ヒットを達成します。(^^)
    サイトの性格からして、普段は、キリ番踏んだ人にプレゼントなどしないのですが、やはり10万ヒットは大きな区切りなので、プレゼントを差し上げることにしました。

    もし、ちょうどカウンターが100000で、プレゼント欲しい方は、画面のハードコピーを添えてメールでご連絡くださいね。

    [補足]
     10万ヒットを踏んだのは、Nさんでした。ありがとうね。ヾ(^O^)ノこれからもよろしく。
    [2002.04.28]




    最近、横浜の街を歩くと、どこもかしこも万国旗が翻っています。
    街を歩いている外国の方も増えました。
    そうです、横浜はサッカーのワールドカップ開催地、しかも最終決戦地なのです。

    実は、私もこの世界的なイベントに並々ならぬ関心を注いでいます。世界中の目がここ横浜に注がれるからです。

    先の1998年フランス大会では、テレビ総視聴者数は約331億人。1996年のアトランタオリンピックの約196億人を大きく上回っています。ワールドカップはオリンピックよりも世界中の人々の関心を集める、最も巨大な地球的イベントです。そのイベントが私の家のすぐ近くで開かれるのですから、関心ありありです。

    という訳で、ワールドカップを機に横浜を旅行しようという外人向けに、私のホームページの「横浜風景写真」を全面的にグレードアップさせた英語版をここ数日、すごい勢いで作成しています。いや、実は2年前から構想はあったんだけどね。今ごろになってお尻に火がつくのは、なんとも間抜けなんですけど。
    ちゃんと2年前から周到に準備すれば、それこそ爆発的にヒットを伸ばしたろうに・・。しくしく。


    なぜこういうホームページを創っているかと言うと、動機の一つとして英語版の「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」のページビューを伸ばしたいというのがあります。日本語版は近い内に10万ヒットを達成しますが、英語版はさっぱりです。

    最近、英語版の感想が届いたことも奮起した原因の一つです。
    愛する人との死別から10年近く、後悔し、落ち込み、混乱していたのだけど、私のサイトを読んで心がクリアになったと感謝に満ちた長い英文のメールをもらいました。

    遠い国の違う文化圏でも、私の書いたものが通用したというのは、嬉しいものです。
    やはり、英語版を広く読んでもらうために、この千載一遇のチャンスを逃すべきではない、と思っています。

    この三日間で200枚ぐらいデジカメ撮ったし(新型のデジカメも買った)、素材集4冊くらい買ったし、日英翻訳ソフト買ったし、連休も頭に二日有給休暇を足したし、かなり本気です。先日は、横浜国際総合球技場の見学会に参加し、フィールドの写真はもちろん、選手のロッカールームまでパチパチ写真を撮ってきました。

    まあ、二週間ほどで英訳も含めて完成させなければいけない強行軍なので、それなりのものにしかならないでしょうし、英語のサーチエンジンへの登録が間に合わずアクセスも伸びないかも知れません。それでも、ホストたる横浜市民としては悔いはないので、決勝戦が終わる時まで、できるところまで頑張りたいと思っています。

    [2002.04.28]




    ストレスの話をミニエッセイに書いたり、病気の話をしているから、私がストレスフルな生活を送っているのではと心配してくれる人がいますが、大丈夫そんなことはないですよ。忙しい生活を送りながらも、それなりに平穏に幸せにやっています。

    ストレスに関心があるのは、最近、体の声に耳を傾けるようになったから。
    いままで、どれだけ体を酷使して、無理をかけてきたか、気づいたから。

    心ウソツク、体ウソツカナイ

    この言葉、本当に名言(出典:菅野泰蔵編「こころの日曜日」(法研))。 体は本当に正直に反応しますよね。
    きちんと、体の要求に耳を傾けて、そのささやきを聞き取ってやらないといけない。

    ストレスにしても、その本質が何であるのか理解して、うまくつきあっていこうと心がけているところです。

    [2002.04.20]




    所用で区役所に行ったら、ちょうどお昼休みだったので、ふらふら情報収集する。「情報公開受付」という貼り紙があったので、近所の米軍施設の跡地の活用について訊ねてみることにした。
    そこにいる人にちょっと真剣な顔して聞いてみる。--(・_・ )

    書類名が分からないと情報公開できないとのことで、担当の部署にまず話をしてみるのが早いですと、市庁舎の担当部署電話番号を調べて丁寧に教えてくれた。
    電話を掛けると、別なところが担当です、と別な番号を教えられる。
    電話を掛けると、担当者が出て、話が通じ、いろいろ教えてくれた。
    県から市に権利は移したものの、元の地主の存在などの問題があり、まだ跡地の活用法は決まっていないとのこと。

    ふむ、聞いてみるものだなぁ。手順を踏めば情報は得られるものですね。
    ついでに、この日の収穫。−−−私の病気は審査を通れば国だけではなく、市からも援助を受けられるらしい。給付金までもらえるらしい。

    [2002.04.08]




    早春の候、日差しは暖かく、空は青く、風は穏やか−−−。
    しかしっ!空にはスギ花粉が満ち溢れている。

    花粉症3年目、この時期外を歩くと、鼻がむずむずし、くしゃみが出る。喉もちょっとひりひりする。外を長時間歩くと頭痛がする。目も痒くなる。咳も出る。
    なにより困るのは鼻が詰まって頭が回らないことだ。集中力を欠き、意欲も減退する。あぁ。
    鼻水を止めようと抗ヒスタミン薬を飲むと、今度は眠気がやってくる。ぐぅ。

    こんな集中力の落ちた状態で数か月過ごすなんて、人生の無駄だ。私にはやるべきことがあるっ! 本棚から本を取り出すだけでくしゃみをしている場合ではない。

    そこで、花粉症を唯一根治できると言われる「減感作療法(げんかんさりょうほう)」を受ける決心をした。
    この治療法の欠点は、最低半年、毎週注射を受けに病院に通わなくてはならないことだ。
    しかし、毎週病院に行くのが大変と言うけど、週5日会社に行っているのに、週1日病院に行けないことはないと思う。なにしろ、トータルで見れば時間を有効に使えるのは間違いない。治せれば人生の質、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を確実に上げることができる。

    −−−というわけで、先日、「減感作療法」を実施している都内の大学病院に行ってきた。
    インターネットで調べて、土曜日も診察をしていて、自宅から通いやすく、「減感作療法」を実施している(まだ数少ないらしい)、という条件の揃った大学病院を選んだ。都市圏に住んでいると優れた医療機関を簡単に受診できるのがありがたいところ。
    技術レベルの高い病院を見つけ、経験を積んだ医師の治療を受けることの大切さは、父の病気のときに本当に痛感している。

    非常にてきぱきした若いお医者さんで、私も過去の経緯と今後の希望をてきぱき説明して、すぐに意思疎通は図れた。「積極的に減感作療法を希望するということですね。」「希望します。」「大変ですよ。」−−−負けるものか。

    今回はアレルギー検査をするための血液を取って、頭部のレントゲンを変な角度で数枚撮って、次回の予約を取っておしまい。次回までの宿題として、アレルギー日記の記録用紙、アレルギーの問診票、そして「CMI健康調査表」(200問近いYes,No式の短い質問が並んでいる)をもらった。

    次回は、アレルゲンを腕に15種類ぐらいぶちぶち注射するらしい。望むところだ、おーっ。


    [補足]
    この直後、実は病院を変えてしまいました。
    J医大の皆様ごめんなさい。
    自宅からも、会社からも近い病院を見つけてしまったのです。「減感作療法」の経験も長く信頼もおけそうです。

    気負うほどでもなく休日の午前中だけで楽に通えていますし、注射はちょっとピリピリするけど、別に何か症状がでることもなく、結構ラクに治療を進めています。

    来年は花粉症の症状が軽くなるといいな。(^o^)ノ
    [2002.03.03]




    いつの間にやら、このHPも開設して5周年。早いものです。
    いろいろなことがありました。

    最近は、生活変えなさい、というお医者様のお達しに従って、あまり無理せずゆるゆるとやっています。
    しかし、ゆるゆるやっていると燃えない。かえってストレスが溜まる。
    困ったものです。

    [2002.02.24]





    父の退院を祝い、熱海に家族旅行をしてきました。

    熱海では、思いがけず、梅と同時に桜が咲いていて美しいかぎりでした。
    桜の花の中では、ウグイスが数羽、枝をわたって遊んでいました。

    初島では、猫が日向ぼっこをしていました。

    温泉と料理を満喫し、ゆるやかな時間を過ごしてきました。
    [2002.02.11]




    インターネットで「ピンボール」関連のサイトを探していたら、4000台以上のピンボールのデータベースサイトを発見!!プレイフィールドなどの画像もたくさんある!!

    Internet Pinball Database(IPD)

    昔プレイしたWilliams社の往年の名機「Black Knight」を探したらあった!!
    バックグラスの絵を見ただけで、もう感涙。(T_T)

    "Black Knight"

    ぜひ、この芸術的なバックグラスとプレイフィールドを見てください!!・・・もう懐かしくてたまりません。ひとつひとつのランプやフィーチャーにさえ思い出があります。

    いまや、ピンボールは絶滅しかかっています・・・。
    ピンボールは1931年にシカゴで生まれましたが、そのシカゴに集中していた大手四社のうち三社が1999年11月までに相次いで生産ラインを止めたからです。[朝日新聞2000年8月5日、夕刊1面の記事「哀愁ピンボール」より]
    すでに街のゲームセンターからは、その姿を見つけ出すことはほとんどできません。
    その存在自体が消え去ろうとしているのです。
    ピンボールをこよなく愛する人間としてはさびしい限りです。

    なぜ、これほど美しく刺激的なゲームマシンが消えていかなければいけないのか?
    めまぐるしいスピードで跳ね回る鋼鉄の球、それをヒットする重量感ある手応え、薄闇に浮かぶ煌々たる無数のライト、派手な音響。プレイヤーの技術に呼応して、マシンがライトを瞬かせ、音を吐き出し、次から次へと秘められたプログラムを発動し、すべてがエキサイティングにヒートアップしていく愉悦の時間。あの果てしなく上りつめていく快感や興奮、陶酔感こそ、ピンボールの醍醐味です。

    あれこそ、本物のゲームマシンなんだと思う。

    ピンボールに恋焦がれる者の残された道は、なんとか、サバイバーとなっている台を街から見つけ出すか、中古の台を個別に見つけ出して買い取ることだけか・・・。

    [補足]
    パソコン画面上で再現したピンボールゲームなら、あなたのパソコンにも入っているかも知れません。Windowsのおまけゲームとして提供されている場合があるからです。[プログラム]−[アクセサリ]か[ゲーム]を探してみてください。F4キーを押すと、フルサイズの画面になりますよ。

    もちろん、カーシミュレーションをTVゲームでするのと、実際に車をドライブするくらい、両者は違うものですけどね。

    [補足]
    本気でピンボールを買おうかなと思っている人への情報。

    シカゴで最後に残った大手メーカーとは「スターン・ピンボール社」です。
    Stern Pinball, Inc.

    サイトを見ると、今でも新台を開発しているのが分かります。(^O^)ノ
    日本にはディストリビューターはいませんが、個人輸入をやってできないことはないと思います。メンテナンスに苦労しそうですが。最新型がほしい人に。

    初期の古いピンボール(得点の表示が回転するドラム式の数字で表示されるような台)なら、次のヴィンテージピンボール専門ショップで本格的に販売やリース・短期レンタルをしています。
    ピンボールショップ オールディーズ

    買い取りの場合、中心の価格帯は30万円台〜40万円台だそうです。リースをする場合、プレイ代金売上を分割してそれをリース料とするため、リース費用は特にかからないとのこと。ぜひ、あなたのお店に置きましょう。ね。ね。

    [2002.02.02]




    今回は、趣味の特許の話。

    2年前に個人で出願したIT関連のビジネスモデル特許が、昨年特許庁から公開されています(出願から一定期間を経たものは自動的に公開される)。
    出願した当初は、ビジネスモデル特許という認識もなく出願したものですが、その後ビジネスモデル特許という分野は、発明家のみならず、企業からも熱い視線を集める時代のキーワードとなり、また、自分の特許と近いサービスが始まったこともあり、ちょっとわくわくしながら自分の特許の経過を見守っています。

    自分の公報がインターネットの検索で引っ掛かるかも、と検索エンジン「Google」で調べてみたら、ありました〜。ビジネスモデル特許の情報を専門に流しているサイトで、「今月の注目公開特許」の中にリストアップされていました(しかも要注目の赤い字)。思わぬところで、PDF化された私の公報と再会しました。(^_^)v
    あと、自分の派遣先の会社のイントラネットで検索をかけたら、どういう訳か自分の特許が含まれたリストが出てきました。誰かがビジネスモデル特許の動向を調べたファイルをサーバに残したらしい。

    気分としては、非常に高額だけど(投資もそれなりにしている)当たる確立もとても高い宝くじを持っている感じです。何か、ドキドキすることがあるということはとても良いものです。

    まあ、特許というのは単体では価値が決まらず、どんな特許でも一番最初に出したかかどうかで勝負が決まる特殊な分野だから、あとはただ、一等最初であったことを願うばかりです。

    閃きひとつで人生変わるかも、と想像するのは楽しいですよ。

    [補足]
    公的な知的所有権センターに出かけて、インターネットから特許庁のDBを検索する技術の講習をマンツーマンで受けてきました。ははぁ、これは便利。今までは特許事務所に有料で先願調査を依頼してきたけど、これからは通信費だけでそれなりに調べられるぞ。ずいぶんと便利になりましたね。

    [2002.01.29]




    自分では至って健康だと思っていたのだけど、病院で念のため胃腸の精密検査をしたら、思いがけない病気が見つかった。困ったな。

    先生語るに、自己管理の良否を問われる病気とのこと。特にストレスが増悪因子だそうです。
    生活を変えなさい、と言われました。ズバリですぅ。きゅ〜。(o_ _)o

    まあ、敵の正体(病名)が分かって、たくさん情報を得たから、あとは自己管理さえうまくやれば、ずっと押さえ込めるはず。薬もあるし。
    先生には、あなたなら自分の体の声を聞ける人だからよくなるでしょう、とも言われました。

    一病息災の考えで、長生きすることにしよう。

    [補足]
    これからは、自分の人生のリソースを最大限に有効に活用するために、「巡航速度」で走ることにしようと考えています。「巡航速度」とは、乗り物が最も効率的に燃料を使える速度のことです。
    最大限に自分がものを創りだせるよう、すこし走る速度を落として節制したいと思います。

    昨年の父の入院以来、ずいぶん家庭のことに生活の重点を移し、スピードダウンしてきた訳ですが、ひき続き、うまく生活をリデザインしなければ。

    [補足]
    たしかに、無理しすぎていたかも。
    会社が終わった後に、自分の仕事場のマンションに寄って、深夜まで仕事をするという生活をし、週末にはよく徹夜をしていたものです。30分も無駄にしないよう生活していたからな。

    人のためになる仕事をしていれば、体は壊さないという甘い幻想は通じなかったわけだ。ふむ。
    自分の中のリアリストの面で対処することにしよう。・・・まあ、もしかしたら暴飲暴食や偏った食生活をしないように節制しなければならなくなったことで、かえって長生きできるようにしてもらえたのかも。

    [2002.01.27]




    最近、街を歩いて気づいたこと。

    横浜のそごうの入り口で新春セールのビデオが流れていた。
    「おっ買いもの、おっ買いもの〜」 という子供の歌声で白いクマが踊るものだ。
    あれ?これって、西武のCMソングと同じじゃないか?
    「おっ買いもの〜、おっ買いもの〜、西武の冬市。」
    なぜ、そごうが西武と同じ宣伝を?と思って、インターネットで調べたら両者は昨年の2月に包括的な業務提携を結んだとのこと。そうなんだ。

    そごう http://www.sogo-gogo.com/

    川崎で街頭配布用のポケットティッシュをもらった。消費者金融の武富士のポケットティッシュ。裏面には、強盗放火殺人犯の手配の似顔絵が載っている。あれ、そういえばこの犯人は、青森の武富士に強盗で押し入って放火した奴ではないか。
    そうか、被害にあった武富士自らがポケットティッシュというメディアを使って犯人を追い詰めようとしているのか・・・。むごい事件だった。早く犯人が捕まってほしい。

    武富士 インターネット¥enショップ http://www.takefuji.co.jp/main.html


    どちらも、根底には不況という暗い流れがあるのだろう。
    明るい世相になってほしい。


    [補足]
    ごく身近な、大手スーパーや有名デパートの経営の破綻が続いている。 長崎屋、そごう、マイカル(ビブレ、サティ)の経営破綻に引き続き、ダイエーの周辺も騒然としている様子。
    「大きければ潰されない」という、銀行が使った戦略をスーパーやデパートは使わざるを得ないのかも。強いものはくっついてさらに強くなり、弱いものはさらに弱くなる。「一強百弱」への原理ですね。
    それにしても、最近の銀行の合併は本当にスピードが速くて、自分の利用している銀行の名前が分からなくなるほど。さくら銀行は今何銀行だ?富士銀行は?ちっともわからん。

    [2002.01.13]




    NHKスペシャル「宇宙・未知への大紀行」を観ていたら、宇宙の誕生は150億年前なのだそうだ。あれ?ビックバンは無限遠の過去のことかと思っていたら、たったの150億年前なんだ。

    以前、このエッセイでも書きましたが、私は大きな数を分かりやすく把握する方法を思いついたことがあります。それは、単位をお金に換算するというものです。

    たとえば紀元後の人類の歴史の流れの中で、自分の人生はどのくらいの存在なのだろう?という疑問は、こう考えます。いま自分はスーパーマーケットにいて、2002円を持っている。そして、その内37円を使える、と(37円のところには自分の年齢を入れてくださいね)。

    分かりやすいでしょう?
    そんなに紀元後の人類史は長くなかったのだな、という気になりますよね?

    那由他、不可思議、無量大数なんていうレベルになると想像できないけど、150億円なら、なんとか想像可能な範囲だぞ。うん。

    ちなみに先日の青森県住宅公社での公金横領で使い込まれた金額は14億円だそうです。

    宇宙の創生というのは、想像不可能なほどには無限遠の昔の話ではないのだな・・・。

    NHKスペシャル「宇宙・未知への大紀行」
    http://www.nhk.or.jp/space/index.html

    [2002.01.06]




    父の退院が決まりました。めでたし。(^-^)
    昨年から県立がんセンターに入院していたのですが、2度の手術(前の病院を含めると3度)と抗がん剤の治療が功を奏し、生検の結果が陰性になり、退院の運びとなりました。

    抗がん剤の治療中は、吐き気で食事が摂れず、みるみる痩せてしまってずいぶん心配したものですが、今は体力も回復し順調です。このまま再発しないで2年、5年と経ってくれることを願っています。

    最初にがんと判明したときは、かなり進行していて、それなりの覚悟もしたものです。
    早期発見の重要性ということをそのときに噛みしめました。

    そういう訳で、私も、胃カメラ飲んだり、腸の内視鏡検査をしている訳です。
    (でも、腸の内視鏡検査したら、お腹の具合が悪くなったぞ。もっと優しく突っ込んでくれー)

    皆様も定期的な検診を受けて、どうかお体を大切に。


    がんの危険信号8か条(日本対ガン協会)
    胃の具合がわるく、食欲がなく、好みがかわったりしないか
    子宮おりものや、不正出血はないか
    乳房乳房の中に、しこりはないか
    食道のみこむときに、つかえることはないか
    大腸・直腸便に、血や粘液がまじったりしないか

    喉頭
    せきがつづいたり、たんに血がまじったりしないか
    声がかすれたりしないか
    舌・皮膚治りにくい潰瘍はないか
    腎臓・膀胱・前立腺尿の出がわるかったり、血がまじったりしないか

    [2002.01.05]




    今年のお正月は、何事もない穏やかなお正月です。
    時間の流れが緩やかです。
    入院している父は、外泊許可をもらって、自宅で過ごしています。
    この歳になると、おとなしい老犬みたいでカワイイ感じです(←親をつかまえて何を言うか〜)。

    さて、去年は思うようにことが進まなかったので、今年はより充実した日々を過ごせるように頑張りたいと思います。

    それにしても、いい加減に身を固めなくては。独身は気楽だけどね。
    孫見せたいし。

    読者の皆様、今年もよろしくお願いいたします。
    [2002.01.02]




    風邪が少しぶり返してしまいました。体の栄養は十分だけど、気合−−−心の栄養が足りないかな?とCDショップに行き、トランス系1枚と癒し系1枚買ってきました。

    私の音楽の志向は、二極に分かれています。
    ハイエナジーでパワフルなものと、繊細で審美的な癒し系のものです。それぞれ、心のカロリーとビタミンになるというところかな。
    で、今回はパワフル系である今はまっているトランスの簡単な説明。

    トランスって何?という人のために一言で説明すると、グルーヴ感のある四つ打ちのリズムを持った、ダイナミックで旋律の美しいダンスミュージックのことです。いまトレンディなクラブミュージックとして、世界的に流行しています。

    この方面の音楽はトランスでずいぶん進化したと思います。
    クリエィティブで完成度の高い作品があるのですよ。ホント。ただのドコドコうるさいだけの音楽ならお勧めしません。SYSTEM Fというソロ・ユニットの作品がお勧め。

    パワフルでリズムのある曲調であるのは当然なのですが、変化に満ちたドラマティックで美しい流れを持ち、甘く切ない哀愁感や多幸感さえ感じさせます。
    トランスという名のゆえんでしょう。
    サイバー・トランス
    とにかく無条件に圧倒的な高揚感をもたらしてくれるのです。
    私にとってこんなありがたいことはありません。

    朝、通勤しながらトランス系をウォーキングMDで聴くのが私の日課です。
    これで、一日の活動エネルギーを溜め込むのです。

    いま、ボディソニックチェアで聴いたら陶酔に体がとろけてしまいました。

    [補足]
    お勧めのCDの評価を読んだら、「ギャル系トランスの決定盤といえる。」だって。(爆)

    たしかに、ヴェルファーレで踊っている女の子達が支持する曲です。はい。エイベックスはパラパラの次のムーブメントにするべく、浜崎あゆみのヒット曲をトランスにしたCD「サイバートランス・プレゼンツ・AYUトランス」を発売しています。

    [補足]
    トランスは今や広く浸透してきました。私の場合、これらの曲はなんて言うジャンル!?というところからはじまって「トランス」という言葉に行きつくまでが長い道のりでした。いまではすっかりメジャーになりましたね。
    下の二枚はトランスファンには有名だと思うのですが、このサイバー・トランス01,02の原点の00に当たるのが右上の一枚です。

    cyber TRANCE01
    サイバー・トランス01
    cyber TRANCE02
    サイバー・トランス02
    [2001.11.16]




    生まれて初めて胃カメラを飲む。なんて道具なんだろう。
    感想の言葉も出ません。

    でも、文明の利器だ。創った人、いや、最初に被験者になった人エライ。
    胃の中がきれいに写っている。ぽつんとしたポリープも。

    「ガンだったら言ってくださいね。」と念を押したが、あまり心配はないだろうとのこと(生検中)。まだまだやることはたくさんあるから、世のため、人のため働くから、神様、仏様、長生きさせてくださいと、真剣に祈る今日この頃。 (-人-)

    [補足]
     ポリープとは、何ぞや?「発掘!あるある大辞典 第229回『ポリープ』」
    [補足2]
     生検の結果が出ました。良性でした。よしよし。でも、毎年、胃カメラ飲んでくださいね。と言われて、げっそりしました。 「(゜_゜)ノ

    [2001.11.12]




    よしっ!風邪を治した。で、陶芸教室のイベントに参加した後、面会に行った。
    思いのほか元気そうでヨカッタ。

    でも、陶芸教室の教室は寒かったので、再び風邪の兆候あり。いかん、すぐに寝て、安静にしていなければ・・・・。

    作品は2時間でそれなりのものを創った。もし、壊れずに返送されてきたら、HPで公開します。でも私の作品は細身なので、向こうで素焼き、釉掛け、本焼き、発送などの作業をしている内に、取り扱い損なって壊されてしまうかもなあ(何度も経験あり)。

    [2001.11.10]




    風邪をひいてしまったので、病院に面会に行けない。
    もし、いま弱った体に風邪をうつしたらと考えると、じっとしているしかない。困った。ほんとうに困った。(-_-;)
    とにかく、風邪を治すため、今日は会社を休んで家にいます。大した風邪じゃないんだけど。
    普段なら、全く問題なしと考えて外出する程度。

    朝からカレーうどん食べたし、ビタミンC飲んだし、ビタミンE飲んだし、エキナセアエキス飲んだし、にんにく卵黄も、プロポリスも飲んだ。部屋は26度にしているし、お茶をちびちび飲んで咽喉も潤している。マイナスイオンを出す空気清浄機もあるし、そこに濡らしたタオルも掛けてある。う〜ん。治れっ。


    [2001.11.09]




    しばらくここへの書き込みがお留守になってしまいました。入院している父の世話とか、アメリカの同時多発テロと軍事行動以来の、私の頭の中での空爆の是非について大論争とか、いまひいている風邪のせいだったりします。

    さっきまで自殺防止のHPを創っていました。つい、入れ込んでしまう。涙流しながら書いています。はぁ、時間がほしい。でも、風邪治さなきゃ。

    いつかは、戦争を抑止するための文章を書きたい。善悪についての話。人間がどんなに悪か、同時に人間がどんなに善か。鏡となるものを書きたいと思っている。美学概論とセットで完成できればなぁ。

    [2001.11.06]



    最近、気分が少しブルーなのは、親が二俣川の病院に入院してしまったから。病状はよくない。ふぅ。
    *    *    *

    いつかは人は死ぬと理屈では分かっていても、このままなんとなく健康でいると思っていた親が実際に病気になってみると、いままで平穏に過ごしてきた日々が突然に失われてしまったことにやはり愕然とする。

    つい、アメリカでのテロ事件やその後の武力行使を見ていても、同じことを思ってしまう。
    突然にあんな大事件が起こり、平穏な日々がある日を境に過去のものになってしまうなんて。もしかしたら、今のこの平和な生活はいつまでも続いていくものではなく、案外簡単に終わってしまったりして、なんて穏便でないことを考えたりもする。

    人は、自分や家族だけは死んだりしないとなんとなく思っているものだ。
    世界も、自分の国や人類だけは滅亡しないとなんとなく思っているものだ(先進国だけの発想かな?)。
    *    *    *

    人類は、この90年ほどで多種のすさまじい威力の大量破壊兵器を手にすることに成功した。核兵器、生物兵器、化学兵器。これらは人類の存続を脅かす危険因子である。 これにテロリストや独裁者やカルト教団という危険因子が掛け合わされば、いつ人類が滅亡の危機に瀕してもおかしくはない。

    もし、あの非道で残虐なテロを実際に行った組織が、核・生物・化学兵器を持っていたら実際に使うだろうし、今後に入手しないという保証はない。

    結局、いつの時代にもテロリストや独裁者はいたのだし、いつの時代にも戦争はあった。このことから、人間という種はこれらの存在をなくすほどには成熟していない種だと仮定すると(現実を直視すれば間違いとは言えないと思う)、あとは、もうひとつの危険因子である大量破壊兵器が掛け合わされてしまうのは、もはや確率の問題でしかないのかも知れない。

    なにしろ、いまは世界中に情報が流通しているから、大量破壊兵器の開発もそれほど難しくない。すでに核兵器製造技術は多くの国に流出し、核は特別な装備ではなくなってきている。たとえば、タリバン政権の隣にあるパキスタンでさえ核兵器を保有している。

    生物・化学兵器に関しても、日本の一教団でさえ、炭そ菌の散布にこそ失敗したが、サリンの開発に成功して東京の地下鉄で実際にテロを行った。彼らは捕まらなければサリンを大量製造しヘリコプターで東京中に撒いたのではないかと言われている。

    *    *    *

    人類は知らぬ間に一線を越えてしまっているのだろう。
    すぐに入院して治療を始めなければいけないぐらいの健康状態だと認識しなくてはいけないのかも知れない。

    いつまでも平穏な日々がこのまま続くのではないかという幻想を捨てて、いかにテロや戦争の芽を日々摘み取って危険因子を減らすかということを考えていかないといけないのだろう。

    人類がこの新しい戦争を乗り越え、多くを学んでいけるようにと願う。
    どうか、人類に明るい未来が待っていますように。

    [2001.10.09]



    N.Y.のKayさん、大丈夫ですか?心配しています。見ていたらメールください。

    [補足]
     後日、元気であるとの長いメールが届きました。(嬉)
    [2001.09.14]



    父の具合がひどく悪くなって、入院することになってしまいました。
    そういう訳で、私は現在「親孝行優先モード」になっています。

    なるべく自宅にいるようにしているため、先月の仕事場のマンションの光熱費の安いこと。なにしろ、水道、ガスそれぞれゼロ立方メートル。
    うーむ、滞在時間が少なくて家賃がもったいない。

    常連さんへのメールの返事もすっかりお留守。申し訳ないっ。
    ホームページの更新も少なめです。意欲は燃え盛っているのに、うまく時間がとれず不完全燃焼気味な今日この頃。

    しかし、それでも、細切れの時間を活かせるように、自宅用の新パソコンを購入しました。

    [2001.08.25]


     

       ※映画「A.I.」の感想を書きました。これを読むとストーリーがばれてしまうので
        映画をすでにご覧になった方だけ、お読みください。SFファンにはたまらない映画でした。

    映画「A.I.」の感想へ

    [2001.08.13]



    夜、TVで映画をみる。「魔女の宅急便」。

    タイトルテロップを見てハテナと思った。あれ、「宅急便」という言葉が使われている??「宅急便」はヤマト運輸の登録商標なので、許可なく使えない言葉だ。「宅急便」ではなく「宅配便」と言わなければいけない。
    ヤマト運輸に許可をもらったのかなぁ、と思って見ていると、映画の合間のCMがヤマト運輸の「クロネコヤマト」の宅急便である。
    魔女の宅急便
    そういえば、主人公の連れている猫はクロネコである。ジジ君のことね。
    主人公は、突然の雨に打たれようが、誘われたパーティに遅れてしまおうが、身を尽くして、誠心誠意、荷物を運ぶ。
    ・・・・そうか、これは、ヤマト運輸が制作の時点から参加しているのか。
    そう思って、エンドテロップを見ていると、「魔女の宅急便制作委員会」にちゃんと「ヤマト運輸」と入っている。だから、「魔女の宅急便」というタイトルにしたり、クロネコが登場するのだ。

    実に洗練されたスマートなコマーシャリズムというべきか。
    クロネコの存在を愛らしい存在に描き、「宅急便」という登録商標を広め、人の荷物を運ぶ仕事って尊いんだなぁ〜、と感じ入る物語に仕上げられている。もちろん、ハッピーエンド。
    極めて緻密な企業戦略。でも、これだけ素晴らしい物語を提供してくれたのだから、私的にはOK。

    過去の歴史を見れば、メディチ家というパトロンを得て、古代ルネサンスが華開いたように、芸術家にはパトロンが必要なのだ。
    一般に、企業には、お金があるが人の心を掴む術を持たない。芸術家には、お金はないが人の心を掴む術がある。お互いが補完し、成長できる関係である。
    今の日本で、企業が文化を支える担い手となることは、健全な経済と芸術の活性化をもたらすはずだ。

    特に、「魔女の宅急便」ぐらいにスマートにやられるなら、見事と賞賛をおくるほかない。流石ヤマト運輸。日本の新しい流通を創り出したパイオニアである。


    [補足]
    映画の感想。ハッピーエンドなのだけど、無闇に泣けてしまう。
    物語のクライマックスで、主人公が大切な人の命を間一髪で助ける。このように、すべての事故が防げたらと。実際の事故では、敢え無く命を落としてしまう人達が沢山いる。夢と現実の差に涙がこぼれる。
    [2001.07.08]



    父の具合が悪くなって入院してしまい、いろいろ気ぜわしい今日この頃です。ふぅ。
    最近、すっかりメールの返事がお留守になっています。常連の皆さんごめんなさい。

    しかし、やるべきことが多すぎるなぁ。何かを捨てなければ、何かを得られない。
    何かを捨てていかなければ、人生が中途半端になってしまう。

    うーん。何を捨てるべきか。
    まずは、TVを見る時間だろうなぁ。

    自分の頭に何か入れる時間は、もういい。
    自分の頭で何かを創る時間にまわさないと。何かを創らないと。

    [2001.07.03]



    今日はシーバスに乗って山下公園に散歩に行きました。

    シーバスと言うのは、横浜在住の方ならご存知だと思いますが、気軽に乗れるミニ観光船です。

    「横浜駅東口」−−−「みなとみらい地区」−−−「山下公園」というルートで、15分に1便くらいあったと思います。運賃は片道600円。

    海の上を走るのは気持ちがいいのでこのシーバスは非常に気に入っています。
    地方の人を横浜にお迎えする場合には、まずシーバスに乗ってもらって横浜湾の広大な眺めを楽しんでもらうのがいつものパターンです。横浜ベイブリッジやランドマークタワーを横目で眺めながらの15分程度の短い船旅です。その後、ランドマークタワーに昇るか、山下公園&中華街コースに繰り出す訳です。

    なにしろ、横浜駅から5分程歩けば、もうシーバス乗り場です。東口の横浜そごうに入って2階の出口から出るのです。デパートの中に連れて行かれたかと思ったら、船の乗り場に着いたという意外性もうけます。

    関東近辺の方、ぜひ、シーバスに乗ってみてくださいね。眺めもいいし気持ちいいですよ。

    [補足]
    山下公園の氷川丸で、沖縄アクターズスクールが6月に開校するそうです。いい場所に目をつけましたねえ。

    [2001.05.26]



    会社の人にサイトを教えたら、こんな返信メールをもらった。
    でも〇×さんは(私の本名)確かにそこにいらっしゃるだけで なんかぽわーんとして癒される感じがします。 (「ぽわーん」は余計でした?^^;)
    ぷっ(大笑)。私は会社でぽわーんとしているのかぁ〜。ヘンだな?私は会社では常にバリバリ有能に仕事をしているつもりだったんだけどなー(笑)。

    [2001.05.19]



    最近発見したパソコンの小技。
    [その1]
    [Ctrl]キーを押しながらマウスのホイールを回すと、フォントが簡単に大きくなったり、小さくなったりする。
    [MS-Word97、2000で確認。Internet Explorer 5.0で確認。Outlook Expressで確認。Netscape(R) Communicator 4.5では不可]

    キーボードの端に雑誌が乗っていたおかげで偶然発見しました。

    [その2]
    日本語入力中に[Alt]キーと[カタカナ]キーを同時に押すと、変換方式が、かな漢字変換からローマ字変換(あるいはローマ字変換からかな漢字変換)に切り替わってしまう。
    [MS-IME97、98、2000で確認]

    いままで、何かの拍子にかな漢字変換がローマ字変換になってしまって、何が原因だろうと悩んでいたのですが、調査の結果ついに原因が分かりました。うーん、そうだったのか。
    [2001.05.08]


     

       ※このエッセイは長文かつあまり面白くないなので、ジャンプして読むようになっています。

        長引く不況、デフレに対する私の見解と意見です。

    「一強百弱の時代に」へ

    [2001.05.12]



    連休でずっとホームページを創っています。

    あれ?ちっともホームページが更新されないじゃないか?という方もいるかと思います。実はこのページとは別に自殺防止のためのページを創っているのです。

    納得できる基本デザインがようやく完成し、着々と形を成してきました。(^-^)
    しかし、文章のコンテンツが端緒についたばかりなので、まだまだ時間が掛かると思います。

    やはり、私はものを創る人間なので、ホームページを創っていると充実感があります。我ながら、あまりにも熱中してやっているので、時間の経つのも忘れるほどです。日が落ちて部屋が暗くなってもそれに気付かずにずっとパソコンに向かっていたりします。

    一日椅子に座っているので、腰が痛くならないように注意しなくては・・・。


    [補足]
    いま作成しているホームページは遺族の方の手記がメインの扱いとなります。遺族の溢れる思いを綴った文章を読んでもらうことで、命の大切さや、自殺の悲惨さを伝えていくつもりです。
    近い内に、遺族の方の手記を募集開始する予定ですので、どうかそのときはご協力をよろしくお願い致します。最終的には英訳もして、全世界に公開したいと考えています。




    [2001.05.03]



    今朝は不穏な夢を見た。

    私の母がだまされたと知り、私が相手の店に乗り込んで行き、相手を問い詰めようとしたら後ろから体格の良いヤツが出てきて威嚇的な態度を示したので、こちらが一喝したところで・・・自分の声で目が覚めた・・・。
    目が覚めてからも頭に血が昇り、カッカしていた。ふぅ。

    夢とはいえ、現実でも自分の親がだまされたら同じことをしていると思う。
    私は普段は静かでおとなしいが、相手がずるい人間で、卑怯な行為があれば、断固闘う人間である。人一倍、人の美しさも見れるが、人一倍、人のずるさも見える。

    そう、世の中には平気で人をだます人間が実際に沢山いる。
    こういうホームページを持っていると、善良な善人が、その毒牙に掛かって、無残な目に遭っていることを見聞きすることも多い。世の中の正義はどこにあるのか、と嘆きたくなる。

    この世は、善良に清くばかりでは、上手くわたっていけないのは、一面の現実である。
    私が、自分の心の中の静謐な世界を護れるのは、鋼の鎧のように強く自分を守る能力があるからだ。同時に、一個の人間として、自分の中の良心と、逆の部分も、明確に意識している。

    何か道を一歩間違えれば、私も悪いことをしていたかも知れない。もちろん、人を憎んだこともあるし、人を恨んだこともある。相手を殺して、自分も死のうかと思ったことさえある。

    人間というものは、常に、善と悪の葛藤はあるものだと思う。
    悪が他人ではなく、自分に向かえば、それは心を蝕む自己嫌悪となり、ついには自殺までその人を導く。
    自分の中の善悪を律し、世の中に対して立つ姿勢が、生きていく上で必須だ。

    いずれにしろ、人生は絶え間ない善と悪の闘いなのだと、実は思っている。



    [2001.05.01]



    待望の連休です。涙が出るほど嬉しい〜。(・_・、)

    最近、月日の流れるのが早くて、感覚的にはひと月が一週間くらいで流れて行ってしまうような気さえする。なんとか、流されずに、惰性に負けずにきちんと立たねば。ホームページ、創るぞぉっ〜。

    さて、読者の皆様にお願い。
    下記の「社会派Web大全集」でコンテスト「社会派Web大全集一周年記念 私のお勧めサイトベスト3」を開催中なので、もし、よろしければ、私のサイトに一票をお願い致します。

    コンテストの投票は2001.05.09で終了しました。ありがとうございました。
    コンテストに二位入賞しました。投票してくださった皆様にお礼を申し上げます。

    http://www.interq.or.jp/world/human/

    掲載番号【069】「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」です

    どうぞ、よろしくお願い致します。M(_ _)M



    [2001.04.28]



    愛する人を自殺で喪った人達から多くのメールを頂いています。
    その痛切な叫びにも似た内容は、一通、一通、私の心に深く響いています。
    「自殺で遺された人の為に」というコーナーを早く完成させなくては、と焦り、同じ境遇の人同士が心の内を吐露できる掲示板を作らなくては、と焦り、いや、まず、遺族のための会と自殺防止のホームページを創らなくては、と焦り、ときに、居ても立ってもいられない気持ちになります。いずれにしろ、ずいぶんと進行が遅れています。ごめんなさい。

    実は、掲示板をつくることを始め、交流の場をつくることに関して、重大な懸念があります。
    それは、マイナス200度の世界とも形容される、すさまじいまでの深い悲しみ、苦しみを抱える人達の想いを集めて、それが常にプラスに働くかということです。メンタルケアの専門家でもない私が、どこまで彼らが心身ともに傷つかないようにガードできるかということが、大きな課題です。

    ずっと、悩んでいます。


    [2001.04.10]



    「Yahoo! Japan」では、2001年4月から、検索サービスに全文型検索エンジン「Google」(グーグル)を採用したとのこと。
    いままでは、独自のディレクトリサービスに加えて、検索エンジンとして「goo」が使われていたのですが、2001年3月末日で契約が終了し、「Google」に切り替わったそうです。

    「Google」はスタンフォード大学出身の大学院生が開発した検索エンジンで、非常に精度の高い検索エンジンとしてシリコンバレーで話題を集め、既にアメリカの本家「Yahoo!」でも採用されています。

    で、このニュースを聞いて早速「Yahoo! Japan」で、「癒し」と入れてみました。おおっ、最初の検索結果画面に表示される。7番目だ!!嬉しいなー。

    実は、私のサイトは、人に教えにくいという悩みがあったのです。そもそも、縁起良くないし・・・。
    しかし、「Yahoo! Japan」で「癒し」で検索して見つけてね、と言えるのはとても嬉しいことです。

    [補足]
    ところで、「Yahoo! Japan」は、紹介文のなかの単語でも強力にヒットするという特性があります。たとえば、私のサイトの「Yahoo! Japan」での紹介文は、
    「愛する人との死別という残酷な運命に翻弄されている人達に対して、少しでも穏やかな云々」
    というものなので、この文中の単語、「残酷」とか「運命」でも、驚いたことに、それぞれ1番目でヒットしてくれます。
    実際、それできました〜、という人もいましたね。はは。(^o^;)

    今度誰かに、「私のサイトは『Yahoo!』で『残酷』って検索して最初に出るサイトね (^-^)v」と紹介してみようかな!?


    [2001.04.05]



    横浜では桜の花が満開です。

    桜の花の美しさには、そっと肌をなでられるような、甘美な美しさがあります。
    改めて満開の桜の姿を見て、完成された美しさに感銘を受けています。

    一枚一枚の花びらの透きとおる薄さは春の陽光を湛え、その一つ一つの花は細緻にして、優雅。
    その花の無数の集積が、淡い桃色の透明な空間を構成し、ごつごつとした無骨な幹と枝の存在感とコントラストを成す。

    真昼に桜の樹を見上げるとき、その背景は鮮やかな水色となり、この季節特有のパステル調の色彩の対比を見せてくれる。柔らかな光に彩られ、風に揺れ、ささやくように花びらがそよぐ。

    夜桜は、月明かりの下耽美的な美しさをただそこに顕している。内在する生命の周期にしたがった時刻を静かに刻みながら。・・・美しさが満ちて、去っていくまで。

    −−−やがて、花びらは、一枚、また一枚と無残に風雨に散らされ、春を告げる儚く(はかなく)美しい夢が醒める。


    ・・・・美学概論も早く書かなくては。


    [2001.04.01]



    世間話。私のほとんど役に立たない特技の一つに、ヒト様のお顔に年齢を加算したお顔を想像できるというものがあります。つまり、青年の顔をみると、その老年期の顔を想像できるのですね。女子学生の顔を見ると、OLの顔を想像できます。加算に関しては自由自在。

    たとえば、道を歩いていて、こちらに向かって歩いてくる人をみんなおじいちゃん、おばあちゃんにしてみたりしています(役に立たないですね)。

    で、もちろん逆もできます。若くできます。
    働き盛りの男性を学生さんにしたりしてみます(やはり役に立たないですね)。

    しかし、残念な事に中高年の女性を若い女性にするのは、なぜか非常に難しいのです。うまく行かないのです。ううん。なぜだろう・・・?おそらくは、化粧のせいなのではないかと思うのですが・・・。

    ・・・たまに、くだらないことも書きたくなるのです。すみません〜。m(_ _)m

    [2001.04.01]



    先日、呼び出されて都内の家庭裁判所の法廷に行ってきました。
    何か悪いことをしたのかって? チガーウ (-_-)ノノ

    実は、昨年逝去した祖父が遺言を残していて、その遺言状の検認ということで遺族が呼び出されたのです。

    検認というのは、遺言状の状況などを遺族が確認するための手続きで、どのような遺言状があって、それがどんなものかを遺族全員が確認するためのような事務的な手続きです。

    あなたはここ、あなたはここと座るところを書記官に指示されて小さな法廷で待っていると裁判官(どこかの几帳面な主婦という印象の女性)が出てきて、この遺言状はどこにしまってありましたか?とか、いつ頃からしまってありましたか?とか幾つかの質問の後に、遺言状の封を開けて、筆跡が本人の字だと思うかどうか全員に訊ねていました。

    それでおしまいです。遺言状を読み上げる訳でもなく、本物か偽物か判断する訳でもなく、なにか判決がでる訳でもないです。
    まあ、家庭裁判所というところに初めて行ってみていい社会勉強だなという感じです。
    ちなみに家庭裁判所の待合室というのは、フロアの反対側にそれぞれあって、被告側、原告側と分かれていました。ふむ、同じ待合室にいたら、それはまずいよな。

    その後、遺産は遺言状に沿った形で子供や孫たちに分配されました。
    私のところにも、少々のお金が渡りました。このお金は「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」の本の自費出版のお金に充てる予定です。

    おじいちゃん、ありがとうね。


    [2001.03.19]



    今日、2月12日は、私の誕生日であると共に、このホームページの誕生日でもあります。
    ようやく今日で4歳です。
    最初は、たった二つのファイル−−−−100の言葉のファイルとその区切りの線のGIFファイルしかありませんでした。それがいまでは、700近くのファイルで構成される大きなホームページに育ちました。

    それもこれも見守ってくださる読者の皆様のお蔭です。
    いまでは、一日に80〜120人程度の人がアクセスしてくださるようになりました。
    いまはメールを受け付けていませんが、1000人以上の方から感謝や相談のメールをもらったと思います。

    *      *      *

    ホームページは、最初起ちあげるのはそれほど難しくありません。むしろ、継続するのが大変だと常々思います。私の場合、自分の血涙の結晶であるこの作品に対して、何か反響があると嬉しいな程度の考えで始めましたが、予想以上に多くの人からの感謝や相談のメールをいただき、このホームページを核として遺族の為の活動を発展させ続けることこそが、私のライフワークだと考えるに至りました。これこそ天命だと。

    深い悲しみを綴ったメールに接するとき、過去の自分の悲しみをまざまざと思い出します。
    愛する人との死別という暴力的な事実が、どれほど人の心を打ちのめすものかを−−−。
    言葉にできない、伝えられない感情が、人の心をどれほど冷たく凍えさせるものかを−−−。

    愛する人との死別は、どんなに強い男性の心をも粉々に打ち砕き、どんなに温かい女性の心をも固く凍りつかせてしまいます。むしろ、強さ故、優しさ故に、暗い絶望に陥ってしまうのです。
    このような残酷な運命に翻弄されている人達の魂の叫びに触れるとき、なんとか少しでも役に立ちたいと思わざるを得ません。自分の人生の時間を少しでも多く、遺された人のために使いたいと思わざるを得ません。
    そして、もうひとつ重要なテーマに必然的に直面することになりました。自殺防止のホームページです。人生の壁にぶつかったときに、尊い命を散らすという選択をする人が一人でも減るように、遺族の声を集めた自殺防止のホームページを創るつもりです。

    *      *      *

    いまは時間のなさに焦りが募っています。不義理を重ねざるを得ずつらいです。
    現実的な話、会社から独立して、時間を自由に使えるようになりたいと心底欲しています。なにしろ、時間がほしいのです。メールの返事をきちんとし、ホームページを創りたいのです。

    その為には私が食べていくだけの収入がなくてはいけません。
    −−−−いろいろな独立の手法を検討しています。特許のロイヤリティ、本の出版、Webデザイン、カウンセリング、ホームページの広告、各種有料サービスの追加などなど。収入を確保することで自由な時間を得て、より多くの人に役立つ活動をしていきたいのです。
    いま、大きな目標を達成するための踏み台のひとつとして、収入の確保という課題をなんとかクリアしたいと苦慮しています。

    より自分が強力に活動していくためには、新たな一歩を踏み出さないといけません。
    安定した調和から、自らバランスを崩して、歩き始める必要があります。

    読者の方には、例えばホームページに広告を入れるとき、そこにはより大きな目標が信念としてあることを知っておいてほしいのです。

    *      *      *

    いまは、このホームページをもっともっと大きく立派な樹に育てたいと切に願っています。
    そして、新しい苗木も植えていきたいのです。

    −−−そこで、人々が集い、憩えるような。

    [2001.02.12]



    つい先日、コンピュータウィルスの「マトリクス」が送付されてきたかと思ったら、今度は、「ハイブリス」がやってきました。うーん、ちゃんと流行りモノはきちんとやってくるなあ。

    どちらも感染が拡大し、最近話題になっているコンピュータウィルスです。先週の朝日新聞にも「ハイブリス」は画面付きで解説されていました。これの亜種が、白黒の渦巻き模様が画面に表われるので有名です。

    数多くの人とメールのやりとりしているから、こういうものも確率的にくるんでしょうね。
    もちろん、私はメールが届いただけで感染はしていませんよ。メールを介して広がるコンピュータウィルスは添付ファイルを実行(=ダブルクリック)しなければ感染することはありません。

    ※最近のウィルスは、HTMLメールを見るだけで感染するものがあります。「ニムダ」などがそれにあたります。会社のPCが見事に感染しました。発見が早かったので実害はなかったけどね。

    で、その「ハイブリス」ですが、どのようなものか紹介してみましょう。

    差出人は、「Hahaha」あるいは、空白。
    題名は、「Snowhite and the Seven Dwarfs - The REAL story!」(白雪姫と7人の小人たち−ホントのお話!)あるいは、空白。
    添付ファイルは、「midgets.scr」「dwarf4you.exe」「joke.exe 」「sexy virgin.scr」、あるいは、ランダムな文字列8文字。


    このように本文は、白雪姫をベースにしたいかがわしげな物語です。これに釣られて添付ファイルをダブルクリックすると感染してしまいます。

    ただし、これは感染し、送信してきたパソコンが英語環境のときの文面です。
    日本語環境の場合は、差出人、題名、本文のすべてが空白とのこと。添付ファイル名もランダムな8文字+exeだそうです。

    このウィルスはWebサイトからメールアドレスを取得して、送信する機能があるということなので、このウィルスに感染した海外の読者が、たまたま私の英語サイトを読み、それがこちらに返ってきたということかも知れません。

    うーん、これもホームページの反響のひとつか。


    IPAセキュリティセンターの「Hybris」情報:http://www.ipa.go.jp/security/topics/hybris.html

    [2001.02.12]



    今年の冬は静電気バチバチで困っていました。去年まではそうでもなかったのに・・・。
    ドアのノブに触れると、バチッ!!
    水道の蛇口に触れると、ビチッ!!
    服を脱ごうとすると、バリバリバリ!!
    レジでお金を渡そうとすると、店員さんと、ビビビッ!!

    ズボンは足に張り付くは、手を洗うとなんかビリビリするやら大変だったのですが、あるグッズを買ってから静電気の悩みがきれいに解決しました。完全になくなった訳ではないのですが1/10位になりました。(^O^)y

    東急ハンズ(DIY、雑貨などのデパート)で見つけたのですが、静電気防止のブレスレットです。
    「静電気防止 有機導電素材100%」と書いてあります。素材は布で中のゴムで伸び縮みします。説明書曰く「ひもの中に織りこまれた有機導電性繊維により、体内にたまっている静電気を追い出して、ショックを軽減します。」値段は1500円(600円のものもあった。色も長さもいろいろ)。株式会社ラリーの製品。

    手首にはめておくだけで、イヤな静電気がすっかり気にならなくなって、快適です。
    こんな便利なモノがあったのか、という感じです。
    (なんか、通販のページみたいですね・・・。)

    [2001.02.06]



    「ダンサー・イン・ザ・ダーク」という映画を観ました。
    感動できる映画かなと思ったのですが、まったく期待はずれでした。
    ラストで泣くというよりも、怒ってしまいました。後味悪い映画です。(-_ -)

    ちなみに、私のベストの映画は、「ニューシネマパラダイス」です。

    [2001.02.04]



    最近、会社の仕事が増えていて、毎日ヘロヘロです。(+_+)
    目を酷使する仕事のため、目が疲れて・・・

    そこで、最近ブルーベリー100%ジュースなるものを見つけ、仕事が多い日にはそれを飲むようになりました。仕事が多い日には一日でボトル1本空けます。

    で、効果はあるかって・・・?
    あるんですよ。とっても。ボトル1本飲んだ日には、目薬を点したいと思わない。目の疲れがかなり軽減されます。肩も凝らないので具合がいいです。

    目を使う方にはお勧めです。価格が高いのが難点ですが。

    [補足]
    私のお勧めのブルーベリージュースは下記のホームページで買えます。とても上品で飲みやすい味です。濃厚なのに酸っぱくありません。

    「たかはたファーム」http://www.jan.ne.jp/~t.farm/index.html
    「逸品果汁」のページにある500ml(1,500円)のものです。

    [補足]
    ついでに、私のお勧めの栄養ドリンクは「サモン」(大正製薬)です。
    なぜかというと、600円オーバーのクラスのドリンク剤には、ほとんどマムシチンキなるものが配合されていますが、「サモン」にはそれが入っていないからです。
    マムシチンキ(反鼻(はんぴ)チンキともいう)というのは、要するに乾燥マムシの粉ですね。
    そんなもんイヤ〜。(>o<)
    [2001.02.03]



    横浜は久しぶりに雪が積もっています。15センチほどですが、銀世界。

    雪でも嵐でも、世の為人の為に働くのだ、と思いつつ、雪道をきゅっきゅっ、ずぼずぼ、ずりずりと歩いて(滑って)仕事場までやってきました。
    でも実は、結構はしゃいでいたりします。雪は楽しいんだなー。

    ところで、雪が降ると、カモメ達は必ず川に下りてきます。今日も団体さんが寒そうに浮かんでいます。羽根に雪が付くのを嫌がるのかな?

    カモ達は、泳ぎが上手なので後ろにきれいな三角の波を立てるのですが、カモメ達はへなへな泳いでいます。
    [2001.01.27]



    先日、タイトル無し、本文無しの添付ファイルだけの怪しいメールが届きました。
    差出人は不明です。

    すぐに削除しましたが、これはマトリクスという、いま流行りのコンピュータウィルスらしいです。私の友人も同じようなものが届いたと言っていました。
    このウィルスは、感染後、自己増殖のために一度メールを送信した人に対して、自分自身を添付ファイルにしてこのようなメールを送りつける機能を持っています。
    添付ファイルをダブルクリックしたら最期、もうパソコンはフォーマットするしかありません。

    私に届いたということは、私にメールを送ったことのある誰かさんが感染しているということです。
    あなたのPCが感染しているのかも。

    皆さん、怪しいメールの添付ファイルは絶対に実行してはいけませんよ。
    最近、PCの調子は悪くありませんか?

    IPAセキュリティセンターの「W32/MTX」情報:http://www.ipa.go.jp/security/topics/mtx.html
    [2001.01.23]



    しまった。
    この仕事場のマンションに置き傘が無い。q(・・;q) ))) ((( (p;・・)p

    初雪だと喜んでいたら、いつの間にか雪が雨に変わってしまった・・。
    うーん、雨が止むまでこのマンションの一室から出られないぞ。傘が無い。

    仕方ないなあ。朝まで徹夜するか・・・。明日が休みでよかった。
    こういうとき、ベッドも布団もない部屋というのも困りますねえ。
    [2001.01.08]



    HONDAの人型ロボットのASIMOっていう名前、SF作家のアイザック・アシモフからきているんでしょうねえ?やっぱり。
    [2001.01.07]



    2001年のお正月です。
    読者の皆様、今年もよろしくお願いいたします。

    さて、今年は巳年だそうですが、私は年男です。
    かなり以前のことですが、西新井大師にお参りをしたときに、境内を散策していると、立派な白蛇と出会いました。うわ〜、と思っている内にするすると行ってしまいましたが、縁起の良いことだなとありがたく思ったことを思い出します(ちなみにそのときの願いは叶ったのですよ)。

    年初にあたり、より多くの人の役に立てるようにと願っています。

    神様、仏様とあまり分別なく祈っている私ですが、無慈悲な出来事に多く出会うと人は自然と祈らざるを得ない気持ちになります。

    祈ることで、少しでも世の中が良くなるのなら、心を込めて祈るし、ホームページの作成で、人生で最も困難な出来事に出会い、絶望と悲しみに打ちのめされてしまった人達に、少しでも役に立つのなら、頑張って運営を続けて行きたいと思っています。
    私自身、別に大した人間ではありませんが、これこそ、私の魂が真に喜ぶことと見出したのは確かです。残りの人生をかけても活動したいと心から願うことです。

    どうか、より多くの成果が出ますように。
    多くの人の役に立ちますように。
    [2001.01.03]



    本家アメリカのYahoo!と英国のYahoo!に英語版の100の言葉の登録申請をしてみました。

    願書を提出し終えた受験生のようなどきどきした気分です。
    なにしろ、「Yahoo!」に掲載されるというのは、非常に難しいことなのです。日本国内の「Yahoo!」でも、掲載基準の厳しさはつとに有名です。

    ちまたの噂では、日本のトップの大学に受かるよりも難しいことだ、という話しさえあります。
    (※ここでいう、掲載とは、カテゴリーに分類されて掲載されているものを指します。提携している「goo」によって拡大検索されたものは指しません。念のため。)

    Yahoo!に掲載されるか、されないかで大きく読者数は変わってしまいます。なので、もし掲載されなかったとしてもあきらめずにクオリティを上げて繰り返し挑戦していきたいと思っています。

    ところで、「goo」も検索精度があがりましたよね〜。
    リンクされている数で上位に上がれるみたいです。私のサイトの位置付けが「goo」のチューンナップ後にぐんとあがりました。(試しに、「死別」と「癒し」で検索したら、私の「文通希望コーナー」が1位だった。(汗)ああ。早く再開せねば。)

    あと、新顔の「Google」の性能も実に鋭いものがあります。
    技術的な質問があったら英語で送れ、と書いてあって、せっせと英語の質問を書いたらちゃんと返事がきました。

    そういえば、昔、ある日突然サーバからメールをダウンロードできなくなって、原因を調査したら、ある有名なサーチエンジンから自動で送られた登録完了メールのバグが原因だったということがあったっけ。
    複数のPCとメーラーでクロスチェックして原因箇所を絞り込んだり、プロバイダにメールボックスの状態の調査を依頼したりして数日がかりで原因を調べました。
    そして、この原因のメールをサーバーから削除することで無事に復旧しました。
    その調査結果をメールでサーチエンジン側に報告したところ、非常に丁重なお詫びのメールがきました。

    「この度は大変ご迷惑をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます。

     ご指摘の状況につきまして調査致しましたところ、メールの返信処理の設計システムとOutlookExpressのヘッダ取り込みに部分で文字数制限を超えていたことが原因で生じたものでした。」

    あの自動で送られていたバグメールで一体何人の人が「壊れた!」と思ってIEを再インストールしたのだろうか・・・。OutlookExpressしか使っていない人にはサーバに存在したあのメールがそもそも見えないし。
    コンピュータウィルス並みのたちの悪いトラブルでした。

    重大なトラブルを教えてあげたので、待遇がよくなって私のサイトのヒット率が上がるかと内心期待したけど、そんなことはありませんでした〜。(笑)
    [2000.12.26]



    ブラジルの友人から、中国のクマを助けるために世界動物保護協会(WSPA)への署名を訴えるメールが届ました。
    その内容を読んで、人間の残虐さと身勝手さに暗澹たる思いに沈みました。

    (以下、英文の抄訳)
    --------------------------------------------------------------
    どうか,このメールをあなたのすべての友だちに送って下さい。
    動物達を救うために力を貸してください!!!
    動物を愛することは、私達自身を愛することです。

    神の御名において、正しさの名において、愛の名において、正義の
    名において、この悪行をいますぐにやめさせましょう。

    中国のクマの受難を終わらすために力を貸してください。

    中国では、何千頭ものクマが、胆汁を取り出すために囚われていま
    す。胆汁は、頭痛、腎臓石、肝硬変及び二日酔いのような多くの病
    気に役立つとされています。また、シャンプーや催淫剤の原料にな
    ります。
    1995年に、中国では何百ものクマ園がつくられました。1万頭
    以上のクマが尿と糞便にまみれたまま閉じ込められています。
    クマは全く身動きできないような狭いオリに入れられ、ひどい苦し
    みにさらされます。同じ姿勢によって骨が変形する絶え間ない痛み
    の中、15年間も閉じ込められます。
    クマは咆え、自らの体を傷つけ、自らを殺そうとします。
    クマ達にはもう一刻の猶予もありません。
    (中略)
    どうか、このサイトに行って、Web上で署名して抗議してくださ
    い。(あなたは、名前と国名を入れるだけです)
    http://www.wspa.org.uk/index.php?page=44

    --------------------------------------------------------------
    クリックするとWSPA(世界動物保護協会)の英語サイトに行きます。
    WSPA(世界動物保護協会)は、信用できる国際的な機関です。

    署名に際しては、名前と国名を入れるだけなので、面倒はありません。
    (ただし、WSPA(世界動物保護協会)経由とはいえ、中国の国家主席にメールを送るというスタイルなので少し勇気が要りますが・・・。)

    どうかあなたもクマを救うために、人間がそんなことをすべきではないと意思表示するために「Take Action」の所でサインを。
    [2000.12.17]



    猫の溜まり場で、一匹の猫をなでていたら、エサもないのに私も私もと猫がたくさん集まってきました。猫ハーレム状態。

    歩くと8匹の猫がうにゃんうにゃんとついてきました。
    可愛いけど、鼻水付けるなよ。
    [2000.11.23]



    あまり更新していないと何かあったか訊ねるメールが届くので、ちょっと書いています。元気ですのでご心配なく。(^^;)
    洗濯している時間がなくて着るものがなくなるくらい会社の仕事やいろいろなことが忙しくて・・。
    この秘密のマンションにもなかなかこれません。はあ。

    それに、メールの受付を中止したものの、まだお返事を書けていない人達がいるので、その人たちに悪くて更新がしづらくて・・・。
    近いうちに(いつだ?)どーんと更新したいと思っています。
    あ、父親はそれなりに元気ですのでご心配なく。

    そうそう、この前、本物の銀メダル持たせてもらいました。
    シドニーオリンピック女子ソフトボールチームの銀メダルです。
    手にもったら思ったとおりの重さだったけど、心にはずしりと重い感動が残りました。すごいや。
    [2000.10.26]



    最近の週末は、この書斎用のマンションで、夜通しメールの返事とか、ホームページのメンテナンスをして、明け方に自宅に帰ることが多いです。

    明け方、日の出に合わせてここを出ると、きれいな朝焼けを眺められることがささやかな楽しみです。

    これから生まれる一日にふさわしいような、柔らかなピンクの光が雲を染めて鮮やかです。人通りのない道を、空を眺めながら、虫の音を聞きながら、ひとりゆっくりと歩いて帰ります。

    そんなときに、ささやかな充足感を感じていたりします。
    [2000.9.10]



    本日8月29日発売の雑誌、季刊「ホームページガイド」2000年秋号(発行:ゴマブックス)に私のホームページが紹介されました!
    「癒しの広場」の紹介です。

    今回はなんと、1ページまるまる使って紹介してくれました!ヽ(^o^)/
    イメージ写真などできれいに構成されていて、とっても気に入りました!

    本屋さんで見かけたら読んでね。
    A4版くらいの大きさの雑誌で、青色を基調にしたデザインです。
    背表紙には次の文字が書いてあります。
     「ホームページガイド2000.秋号」
     「大特集 欲しい物が見つかる!!ネットオークション」
     「ゴマブックス」
    [2000.8.29]




     

    古い作品は次のとおり。読んでね。

     作者近況ストックその7  第70回ただいま介護保険申請中
    第69回「自殺防止」のホームページ
    第68回ただいま米国特許出願中
    第67回セルフヘルプグループの講演会
    第66回忙しい。(T-T)
    第65回ハトとカルガモとカモメ
    第64回白鳥
    第63回お腹を壊してしまった。(T-T)
    第62回HPを爆発的にヒットさせるアイデア
    第61回人類最高の娯楽、ピンボール

     作者近況ストックその6  第60回揺籃(ようらん)
    第59回心の病
    第58回もう寝る。o(_ _)o
    第57回レオ・バスカーリアさんの本
    第56回うーん。
    第55回阪神大震災の揺れ
    第54回一生に一枚の名盤
    第53回昇る月、回る地球
    第52回流奈くんのホームページ
    第51回きゅ〜

     作者近況ストックその5  第50回ブラジルからのメール
    第49回一周年
    第48回カチャマイ茶
    第47回自分が選んだ道だから
    第46回私の野望
    第45回夜空を見上げる日
    第44回「かもめのジョナサン」
    第43回SONYのVAIO
    第42回「夕べの広場」の思い出
    第41回後楽園とカルガモ

     作者近況ストックその4  第40回機械の直し方
    第39回川辺の生活
    第38回夢の中の魔法
    第37回心潤すランプ
    第36回ミニ洗濯機
    第35回嬉しくてワインを飲む日
    第34回新しいオフィス
    第33回ミステリー風ショートショート
    第32回紙を立てる方法
    第31回身につけているもの

     作者近況ストックその3  第30回野生と人間とカメラ
    第29回ホテル住まい
    第28回芳名句
    第27回タイタニック
    第26回エイプリール・フール
    第25回ひとひらの雪
    第24回いたずら
    第23回新しいパソコン
    第22回「組曲 人と時と風の中へ」
    第21回サンタクロース

     作者近況ストックその2  第20回大洪水
    第19回鏡の中の世界
    第18回飢え
    第17回ネスケとIE
    第16回コンタクト(CONTACT)
    第15回ラ・マンチャの男 (Man of La Mancha)
    第14回ミレニアム(Millennium)
    第13回全自動早起きシステム
    第12回自分と出会うこと
    第11回台風が来た日には

     作者近況ストックその1  第10回とっても便利な地図サービス
    第9回人の世の憬れ
    第8回殴られていた人は
    第7回東京の空
    第6回対コンピュータウィルス
    第5回理系の人ってすごい
    第4回社内報の後書きの話
    第3回「へ゛ルトモニナロウ!」
    第2回もしかしてこの本の作者は・・・!   
    第1回争いは人の世の常か



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