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2015.11.23更新


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お知らせ このページ「作者近況」は、新しい記事からブログに移行することにしました。
経緯などもそちらに書いてあります。こちらへどうぞ。







クラプトンの曲

息子を転落事故で亡くした翌年に発表されたエリック・クラプトンの曲を癒しの音楽のページに追加しました。

あまりに痛ましく、絶句するような悲劇的な話です。

彼の悲しみの深さ、心の傷の痛みは言葉で伝えられるレベルのものではないでしょう。だから、ほら、いまはこんなに立ち直って立派に活動しています、なんていうふうに安直に理解してもらいたくはないと慎重に書いたつもりですが、言葉で伝えるのは難しいですね。そんなふうに取られてしまうかも知れません。

クラプトン自身がインタビューで、激しい喪失感が癒されるのに何年必要だったか、そして、どうして息子を失わなければならなかったのか自分の中で納得できるまでにあとこれだけの月日がかかるだろう、と答えている記事も見つけたのですが、それを伝えてしまうと、そんなに長い期間・・・、と絶望してしまう読者がいるかも知れないので載せませんでした。

愛する人を喪った悲しみはあまりに深く、ほんの少しの慰めがあったからといって、簡単に癒えるものではありません。
皆、昼間は何食わぬ顔をして、悲しみを押し隠して普通に生活しているものです。たとえ、夜は獣のように泣き叫んでいたとしても。

でも、同じようにあとを追いたい気持ちを我慢しながら、見かけ上はそれまでどおりに頑張って生きているという人がここにもいますよ、こんなに心に響く曲をつくっていますよ、という点がお伝えしたかったことです。

そう、別な曲ですが、彼の作品は缶コーヒーのCMで使われているので、洋楽になじみのない方でもよく耳にしているはずです。
タモリがトミー・リー・ジョーンズと共演しているシリーズです。最近は京都編ですね。ほうきのスイッチを押すと、画面一面に紅葉が舞うやつです。
きれいな曲がバックに流れているでしょう。

あれは、クラプトンの"Change the World"という曲です。ぜひ、注意して聴いてみてください。
(誰の曲か調べなくちゃと思っていたら彼の名前がテロップに出ていました)




[2015.11.10]


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孤独について

普段から孤独を恐れ、寂しがる人は世の中に多いのだとは、実は、最近気付いたことです。

私のサイトは、死別の悲しみを抱えた人ばかりですから、寂しいという感情には常に近しいわけですが、そのような死別の悲しみを抱えていない人でも、一人でいると寂しくてやりきれないという人が多いのだということに。そういう人は、一人の人を見ると、『寂しいのだろうな』と自分の感情を投影してくることを最近よく感じます。

私自身は、一人でも全然平気な性格です。一匹狼ならぬ、一匹猫ですからね。
むしろ、独りで居ると自由を感じ、どんどん感性が研ぎ澄まされてきて、よい音楽を多く見つけられるようになり、音楽に淫してこの上なく幸せを感じていることが多いのです。

透明でいるとホント気楽。ただ、そんな生活が続くと、あまり自分のことを書きたくなくなったりするのですよね。色が抜けていく・・・。
(と、さりげなくこのページの更新をサボった言い訳をしてみる)
いけないですねー。やはり。

まあ、心を赦している友人とたまに呑みに行ったりもしているし、メンタルは強いので、ご心配なく。




[2015.11.08]


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最近の動向

つい、「本編」を充実させねば、と考えていると、こちらの更新が疎かになってしまいますね・・・。
書こう書こうと思って、書き損ねたことを短くいくつか。どかっと。

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1か月ほど前、駅のホームで胸倉を互いにつかみ合っている若者と中年がいたので、まあまあと引き離した。
なぜか、喧嘩は止めなきゃと思う。弱そうな頭でっかちタイプで、そんなガラではないのにね。無事に離れてくれたので、いいことをしたと自己満足。
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ヨドバシカメラの喧騒の中で「女子付き」と宣伝しているのが耳に入る。ん??
ヲタク向けに女子がおまけで付いてくるのか?そんな馬鹿な。
よく聞くと「除湿機」だった。 (⌒_⌒;
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HP社のプリンタを買ったけど、ちっともまっすぐに印刷してくれない。ズズズズと傾いて給紙して、そのまま傾いて印刷してくれる。うーむ。
サポートセンターに電話して初期不良ということで交換してもらった。しかし、2台目もズズズズと傾いて給紙して、そのまま傾いて印刷してくれる。1枚もまともに印刷してくれない。
三度(みたび)、連絡すると、工場でまっすぐに印刷することを実機確認した製品を手配してくれることになる。
こうしてようやく、3台目にしてまっすぐ印刷してくれるプリンタを手に入れました。まっすぐ印刷してくれることがこんなに嬉しいなんて。
ところで、サポートセンターに電話すると、いつも中国の女性が対応してくれるなーと思っていたら、なんと、中国の大連にサポートセンターがあるのだそう。身近なところまで国際化は進んでいますね。
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強い雨の日に、靴の中まで濡れながら、アマゾンの目黒オフィスまで行き、Kindle ダイレクト・パブリッシングのセミナーを受けた。
めちゃ、かっこいい近代的なビルだった。エレベータの扉のデザインが発送用ダンボールのデザインになっていて、お洒落だった。思わずさすってしまったよ。
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サリサリカレーを食べに行く。独特な味わいでおいしい。千年前から同じレシピなのだという。
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新潟にいる今年80歳の叔母さんが新米を送ってくれる。ありがたや。
電話でお礼をしたのだが、とにかくお元気。
心は20歳のままなのだという。そうなんだぁ。私も心の中は17歳のままと普段から思っているのだけど、まったく同じだ。80歳になっても心の中は乙女のままなんですね。(^-^)
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[2015.09.30]


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新しいコンテンツについて

新しいコンテンツ「旦那を亡くして生きていくために]というページを新設しました。

このページは、旦那と死に別れ、精神的なダメージを受け、さらに経済的な環境の悪化などの事態に直面している女性を対象に作成しています。

きっと、読者の中には、こんな生活感溢れる生々しい内容は期待している中原憬の文章ではないという意見もあるでしょうし、私は旦那を亡くしているけど、自分できちんと稼いでいるからそんなに生活には困っていないという方もいるでしょう。

でも、旦那の闘病のためにすべての貯金を使い果たしてしまったという女性もいます。
子どもを抱えて、収入も断たれてしまって、途方に暮れている女性も少なくはありません。
漫画喫茶で暮らしているという女性からメールをもらうこともあります。

母子家庭の平均年間就労収入は、181万だそうです(平成23年度全国母子世帯等調査)。およそ2人に1人が貧困状態に陥っています。

経済的な不安は、生活の絶望につながります。
愛する人を喪って心に深い傷を負い、経済的な困窮や人間関係のトラブルに直面したら、あまりに生きていくのがつらいのではないかと思います。
このような未亡人の方のために、生きていくためのさまざまな情報を提供する場を作りたいと思ったのです。

今後、私からだけの情報ではなく、皆様の情報も共有できる場にしたいと思っています。
つらく困難な道を先に歩いて行かれた方たちに、道を、歩き方を教えてほしいのです。

どうぞよろしくお願いいたします。




[2015.08.20]


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桜木町駅の架線事故


花火の音に誘われて、仕事を中断して花火を見に行きました。
夜空に見事な花火が競うように打ち上げられています。

横浜では恒例の年中行事です。
場所は、ランドマークタワーのあるみなみとみらい地区で、最寄り駅は京浜東北線の桜木町駅。

花火に見入っていたら、警備の人たちが「京浜東北線が止まっている」と、あり得ないことを言っているのが聞こえました。都市部で開催されるかなり大規模な花火大会で20万人近い人出があるといわれています。こんなに人でごったがえしているのに、最寄り駅の電車が止まっているなんて!!??

とんでもない事態になると判断して、花火大会が佳境のところ、早々に帰ることにしました。
その後の混乱ぶりは、皆さんニュースでご存知のとおり。酷暑の日に、散々な目に遭った人がたくさんいた夜でした。

私も、混雑を避けて、外食をして時間をつぶしたり、地下鉄の駅まで歩いたりして、家に帰り着いたのは、数時間後でした。疲れた。(; ̄д ̄)


[補足]

今回の架線切断事故のニュースで、架線がショートし、激しい火花を発生させている映像が繰り返し放送されていたのですが、どうしても1951年(昭和26年)に発生した桜木町駅事件を想起してしまいます。
桜木町駅で工事ミスのために垂れ下がった架線に列車が接触、ショートした火花から列車が火災となり106名死亡・92名重軽傷者という大惨事となった事故です。

天井から燃え始めた列車の中で、ドアを内側から開くことができなかったため乗客がドアから脱出することができず、多数の死傷者を出しました。この事故のあと、非常用ドアコックの設置と表示が義務化され、緊急時にドアを手動で開けられるようになったのです。

64年前のことですから、ほぼ同じ地点で起きた今回の架線事故に悲しみを新たにした遺族の方もいらっしゃることでしょうね。

日々より安全になっていきますように。




[2015.08.06]


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長生き薬

長生きができるという薬がすでに入手できることをご存知ですか?(正確には、サプリメントですが)

※    ※    ※

2015年1月4日に放送されたNHKスペシャル「ネクストワールド 私たちの未来」 第2回「寿命はどこまで延びるのか」で人の平均寿命が100歳に延びている未来が描かれていました。番組の中で、2015年から寿命革命が起きるとされていました。今年、若返りの薬が登場するというのです。

その鍵となる物質はNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)という物質です。ワシントン大学の今井眞一郎教授が、老化を鈍らせ寿命を延ばす効果があることを世界で初めて発見しました。
次のような効果が認められています。
  • マウスの寿命が16%延びた。人間に換算すると10数年長生きできる。
  • 糖尿病のマウスに1週間投与したら、血糖値が正常値に戻り劇的な改善を見せた。
    老化が進んだすい臓の機能が蘇ったためとみられている。

このような発見は、コンピュータの計算能力の飛躍的向上に伴い、遺伝子を読み取る能力がこの20年で100万倍に上昇したことによります。 ヒトゲノムの解析が爆発的に進み、老化をコントロールする長寿遺伝子が存在することがわかってきたのです。

それはサーチュイン遺伝子と呼ばれるもので、普段は眠ったような状態になっています。これらを目覚めさせることで細胞のエネルギーを作り出すミトコンドリアが活性化させられるというのです。

これまで、いかにサーチュイン遺伝子を人為的に活性化させられるかが課題になっていたのですが、遂に7種類あるすべてを活性化する物質が発見されたのです。それがNMNです。

NMNはあらゆる生物にそもそも備わっているビタミンに似た物質です。加齢とともに減っていくのですが、これを補充することにより非常に大きな効果が得られるとされます。NMNは老化による神経細胞の減少を食い止め、アルツハイマー病の発症を抑える可能性があることもわかっています。

国内のとある食品製造会社では、すでにNMNの大量生産体制を確立しています。

さらに、NMNは老化防止だけにとどまらず、究極の夢である「若返り」の可能性もあることがわかってきました。
ハーバード大学のデビッドシンクレア教授は、細胞を若返らせるマウス実験に成功したのです。

年老いた生後22か月のマウスに1週間継続して飲ませたところ、細胞の活性化レベルが、生後6か月の細胞と同じレベルに達していました。これは、人間でいえば、60歳が20歳の体に若返ったのと同じとのこと。NMNは視床下部を刺激し、全身の組織に老化を止める指令を再び強くする可能性があることがわかってきました。

次のように教授は語っています。
NMNは、人間と老化の関係における本質的な物質だとわかってきたのです。それを使ってダイヤルを巻き戻してしまえば、人は若返り、健康になる可能性があるのです。

ここまでが、NHKスペシャルのサマリーです。

私はこの放送以来、NMNに注目してきましたが、先日、ふと気付くと、これらのサプリメントがすでに発売されていました。



今年2015年は、本当に長寿・若返り革命の最初の年になるようです。

私は、もう愛する人を亡くしたので、こんなものを知ってもいまさら何の得にもならない、という人も大勢いると思います。ごめんなさい。

ただ、いま難病に苦しんでいる愛する人に届けたい方や、愛する家族を一人亡くして、もうこれ以上家族を喪う悲しみには耐えられないという方、また、心の支えになってくれているペットが先に居なくなることが不安で仕方ないという方などには役に立つ情報かも知れないと思い、紹介しました。


[補足]
東洋経済ONLINEにシンクレア教授へのインタビュー記事があり、こんなことを言っています。
私がこのような研究を始めたきっかけは5歳の時に受けた衝撃です。
大好きだった母親がいつかは死んでしまうということに気がつき、
悲しくて泣きました。そして私自身も友人も、みな同じ宿命で
あると知り、恐ろしくなりました。
 〜(中略)〜 
少しでも「死」に抗いたいと、日々、研究を続けているのです。
しかしその母親は、去年9月に肺がんで亡くなりました。
NMNが開発された暁にはいちばんに届けたかったのですが、
残念ながら間に合いませんでした。
人が人を愛する気持ちから生まれた研究なのですね。少しでも「死」に抗いたいという思いはとても共感できます。
この世から、死別がなくなればいいのに、と思います。





[2015.08.01]


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メールマガジンの構想

この半年ほど、非常に困難といわれる有料メールマガジンをいかに成功させるかをずっと考え続けていました。

有料メールマガジンは、労力の割りに収益が少ないといわれ、成功例はほんの一握りとされます。

まず、第一の壁として、課金の方法と手数料があります。代表的なメール配信サービス会社に配信を頼むと、利益の50%を手数料として支払わないといけません。
月額500円のメルマガで読者が200人だったら、利益は10万円ありますが、半分の5万円を配信サービス会社に天引きされてしまうのです。高すぎます。

個人でもメールを配信すること自体は簡単ですが、ひとりひとりに毎回請求することは非現実的です。継続課金ができるクレジットカードの申し込みシステムがないと、有料メールマガジンは成立しないのです。しかも、読者が安心して申し込めるようなプラットフォームの信頼性がないといけません。
では、個人でクレジットカードの引き落としシステムを使えるかというと、審査が厳しいので、まず無理でしょう。現実的な方法としては、ショッピングカートaspサービスを使うことになるのですが、やはり手数料がおそろしく高い。

第二の壁として、定期的に期日どおりにメールマガジンを発行するのは、相当な時間と労力が発行者に求められます。
締め切りに縛られた生活をずっと続けなければいけないのです。
しかし、どれだけ頑張って書いても、発行初期の段階ではそれを読む人は数人から数十人にしかならないのです。
より多くの人に読んでもらいたいホットな情報なのに、ごく限られた人しか読んでもらえない・・・。

第三の壁として、そもそも、余程魅力的な内容でないかぎり、読者数はごくわずかずつしか増えません。
何年頑張っても読者が数十人というレベルのメルマガも多いようです。
これでは、お小遣いレベルのお金しか手に入りません・・・。

また、メールマガジンの発行スタイル自体に欠点が潜んでおり、これが第四の壁になります。
昨今のスパムメールだらけのメール環境では、懸命に書いたメールマガジンもすぐにスパムメールに紛れてしまいます。
仮にきちんと選別してもらえたとしても、すぐに返事をしなければいけないメールの対応が誰でも先になるため、どうしてもあとで読もうとなって、やがて読まずに溜まるメールマガジンが増え、ああ、これではお金がもったいないから解約しようとなってしまうのです。

・・・といういくつもの壁をクリアできそうな形で運営する目途がようやく立ちました。
まだ、本当にうまく行くのか確信はもてませんが、なんとか形にしたいと思います。

メルマガ、発行環境ができたら精魂傾けて書くので、読んでくださいね。あ、もちろん、死別の悲しみの癒しに関連するコンテンツですよ。価格もより多くの人に読んでもらえるように、安く抑える予定です。
(まだ、何か月か先ですが)





[2015.7.28]


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新しい道へ

会社を辞めたあとに通うレンタルオフィスを契約しました。

当初、机と椅子だけあって、自由席スタイルのレンタルオフィスで働くことを考えていたのですが、 トイレで席を立つたびにノートパソコンを鞄に入れて携行しないと安心できないし、横になることもできない。お昼ごはんも席で食べることができない。

最初はいいけど、やがて行き詰まってしまうだろうと思って、狭くても個室タイプのレンタルオフィスを契約しました。

もちろん、自宅で作業すれば何もお金は掛からないのですが、家にいると怠けてしまうし、オンとオフのメリハリがないとつらいので。
あとは、法人の登記の場所が必要だったし。

びっくりするくらいボロくて狭い場所ですが、とても気に入っています。女の子なら泣いて逃げてしまうような場所(大げさか)。
地震があったら、ビルごと崩れそうなのが難点です・・・。どうして鉄筋のビルの床がたわむのか。謎。






[2015.7.27]


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四万六千日

7月10日に浅草の浅草寺に行って来ました。一般には、ほおずき市が開催される日として知られていますが、この日は「功徳日(くどくび)」と呼ばれる縁日で、この日に参拝すると、なんと四万六千日分の参拝に相当するご利益が得られるという特別な日です。

視える人が視ると、この日には巨大な観音様がいらっしゃるのだそう。

実は、私は人生の節目に当たって、観音様に心の底からのお願いをするために行って来ました。

このサイトの活動を始めて早18年。もう、50歳になりました。会社の勤務をしながらのサイト更新がしんどくなり、最近はあまり更新しなくなっていました。
そのことが、私にとっては、つらい状態でした。
自分が人生で果たすべき役割を充分に果たせていないのではないかと。

そういう想いが積み重なり、私はひとつの決心をしました。会社を早期退職して、死別の悲しみに暮れる人に役立つ活動を自分の生業にしていくことにしたのです。
さまざまな出来事が、その方向へ私を導いていっていたという感じもします。

安定した収入を断ってしまう選択をするなんて、馬鹿なんじゃないかと自問自答を何度繰り返したことでしょう。
この年では、もう再就職の道もほとんどないことですし、老後貯金が尽きたらどこまで転落するのか、想像するとおそろしい限りです。夜中に汗だくになりながら飛び起きたことも何度かあります。正直、とても大きな不安があります。

しかし、時間と労力と知恵を注ぎ込んで活動していけば、なんとか道は開けるのではないかと考えています。
ここでやらないと人生、後悔すると思ったのです。

凍えるような悲しみをこの世から少しでも減らすことが、私の願いです。
深い心の傷をおって、右も左もわからない暗闇にいる人に、ほんの小さな灯火でも提供できればと思っています。

日本にはこのような立派なグリーフケアサイトがあると、世界に誇れるような遺族支援サイトに成長させたいと思います。

今回、観神様、仏様、音様、御眷属の方々のご加護をいただきたいと思い、誓願を立ててきました。
境内の小さな祠やお地蔵様にもすべてご挨拶をしてきました。

今後、専門サイトとしてリニューアルし、メルマガ、掲示板、メール相談など有料のコンテンツを増やしていくことになります。
広告もこれまで避けてきましたが、これも入れていくことになります。
いままでは、個人サイトの延長でやっていましたが、これからはちょっとビジネスライクなサイトに見えてしまうかも知れません。

私自身も食べていかなければいけないので、どうぞ、その点へのご理解を皆様にも切にお願いしたいと考えています。
皆様の支援こそ、私の命綱です。もし、よろしければ、どうぞこれからも応援してください。

そう、今日はちょうど母の命日です。合掌。






[2015.07.18]


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国立新美術館

※5月の古い話です。すみません。

六本木にある国立新美術館に行ってきました。ルーヴル美術館展です。

そんなに、趣味じゃなかったなー。

サブタイトルが「日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」なので、そのまんま「日常」の絵が多く、ありきたりな平凡なテーマが多かったからですね。個人的には、ヨーロッパの正統な美や秘めた情愛を描いた作品に出会いたい。

そもそも「日常」って「芸術」の対極にあるものですよね。

それに、この日は残念なことにとても混んでいてあまり作品を鑑賞する環境ではありませんでした。ルーヴル美術館という、いかにもな名前の美術展はよくよく日時を考えて行かないとダメですね。

ただ、建物は斬新でとても良かった。こんな未来的な場所でお茶できる所なんて、なかなかないですよ。

あと、同時に開催されていた89th国展はよかった。公募展なのですが、天井までぎっしり絵が飾られていて、がらんとした空間なのに溢れんばかりのパトスが満ちていてとても濃密な時間を過ごせました。ちょっと密度が高すぎて、めまいがしそうなほど。(@_@)ノ

二つ合わせて、ちょうどよかったかな(笑)。






[2015.05.20]


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この世のパラダイス
GWは大阪に行ってきました。目的は、心斎橋にあるアメリカ村の「THE SILVER BALL PLANET」。

この世のパラダイスだと思いました。(*´ -`)
天国行って思いどおりの世界を叶えたら、きっとこんな感じ。まさしく夢の世界。


ピンボールマニアとしては、感涙ものの機種ぞろえです。機種というか、いま日本でピンボールが置いてあるところなんて数えるほどしかないのに、こんなに大量の機種があるなんて(泣)!

こんなにピンボールマシンがある場所に行ったのは、小学生のときに行ったサマーランドぐらいじゃないかな。70台ぐらいあるらしい。

名機が揃っていて、過去に熱中した台と何台も再会できました。直輸入でしか入手できない最新機種まで取り揃えてあります。メンテナンス状態も全般的に非常に良好。本当のピンボール好きが運営していることがわかります。

もう、腕が壊れるんじゃないかと思うぐらいピンボールをプレイしました。

精根尽き果てました。


住吉神社の総本社である住吉大社にも行って来ました。
心を澄み渡らせることが、大切というおみくじを引いてきました。うん、そのとおりです。







[2015.05.14]


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清澄庭園

東京都現代美術館に行った折に、近くに格式ある和風の庭園があるのを見つけていたので、後日改めて訪問してみました。「清澄庭園」というところです。

とても心癒される場所で、ふらふらと散策しながら、数時間ぼーっとしていました。人間、こういう時間は必要ですね。

意外と、都内にもこのような庭園はいくつもあるのですよね。なになに、調べてみると都立文化財9庭園というものがあるらしい。半分くらい過去に行っているので、全部行ってみなくては。

あ、右下の日本テレビのビルは、帰り道に築地場外市場で晩御飯をと考えて築地駅で降りたのだけど、残念なことに休日だったので、そのまま新橋駅まで歩いていたら日本テレビのビルがこんなところに、と写真を撮ったものです。近くで見ると相当な高層建築物だ。

都内って、少し歩くと、こことここはこんなに近くだったのかという発見がいくらでもありますよね。


[補足] この付近、清澄白河は最近、コーヒーの聖地と呼ばれて注目を集めています [2015.05.09]










[2015.05.07]


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山口小夜子展


先日、東京都現代美術館で、山口小夜子展を観てきました。

彼女は日本を代表するスーパーモデルです。長く資生堂のモデルをされていたので、若い方でも知っている方は多いと思います。日本の美意識を体現したかのような端整さと、妖美さを兼ね備えた稀有な存在でした。

正直、観る前はそんなに期待はしていなかった展示会でした。しかし、この展示会を通じて、山口小夜子という人が、クリエイター、パフォーマーとして物を創る人なんだということを知り、美の追求者としての生き様に痺れました。

入り口の隣の部屋には、彼女が生きた足跡、例えば、青春期のメモや線の引かれた本、パスポートや自分の写真のスクラップなど、雑多なものがたくさんケースに入っていました。そして、彼女が愛したものがたくさん飾られていました。モデルを志向してそれに夢を広げていった姿がありありと、まるで自分自身の思い出の品を眺めているかのように錯覚するほど、彼女の存在が近しく感じられました。物を創る人間として同質の部分を持っていることを肌で感じたのです(なお、私はブサイクです。念のため)。

そして、彼女の人生に思いを重ねながら、壁に貼られた彼女の年譜を最後まで読み進めたときに愕然としたのです。
他界されている年月日が記載されていることに対して。
2007年に57歳で亡くなられているのです。
いえ、報道でなんとなくは知っていました。もう、鬼籍の人であることを。
でも、改めて、人は死んでしまうのだと知って衝撃を受けたのです(こんなに人の死に接している私なのにね・・・)。

美を求めて人生を闘い抜いて、時代の最先端を疾走し、世界の高みに上り詰めて、そして、いまは、いない。
人生というものの虚しさを感じ、同時に切ない思いに胸が焦がれました。

年齢としては、一回り上の世代の方ですし、もちろん一言も口を交わしたことはないのだけど、ちょっと彼女に心を奪われてしまいました。
数は少ないのですが、日常的で親しみやすそうな笑顔の写真が何枚かあります。
ああ、お話したかったなあと思いました。

そう、最初の部屋の展示の中に、線を引いてある谷崎潤一郎の随筆「陰翳礼讃」があるのを見つけ、彼女の核心に触れた気がしたのです。
展示の最後の方にも、「陰影礼賛」を彼女自身が朗読するパフォーマンスを写した映像が流れていました。 この随筆に心惹かれていたことに、心惹かれてしまうのです。

決して自分のためではなく、美という価値を守り抜くために、人生でどれだけの努力と苦労をされたかを想像すると、ちょっと涙が出ます。
人の夢を体現しているからこそ、その夢を壊さないように、常に高みをめざし続けた人生だったのでしょう。

物を創ることを怠る自分に反省し、また、人の出逢いは大切にしないといけないなぁとも反省しました。




[2015.04.29]


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ホイッスラー展

※書き始めてから、途中で時間が経ってしまったので、古い話です。すみません。


横浜美術館で開催中のホイッスラー展を観てきました。

ホイッスラーは、私の中では、特に作品が浮かばない画家でした。が、美術展のポスターをみる限り、かなり自分の趣味と合う画家です。
少し楽しみにしていったのですが、このホイッスラー展で思いがけない収穫が二つもありました!


ひとつは、左の絵の作者だとわかったこと。私が20代の頃に気に入って机のマットの下にずっと飾っていた絵です(新聞の日曜版の名画紹介を切り取ったもの)。

久しぶりの思いがけない再会に、胸が高鳴りました。

この絵の原題は"Rose and Silver: The Princess from the Land of Porcelain"で、国内では「磁器の国の姫君」と呼ばれている絵です。この作品を描いたのがホイッスラーでしたか。

この絵自体は展示されていなかったのですが、この絵を中心に装飾されたピーコックルームを撮影した映像が投影されていたのです。とても心惹かれる構築美でした。


もうひとつ収穫は、彼が私の大好きな画家アンリ・ファンタン・ラトゥールとの親交があったことがわかったこと。
なんと、二人の間でやりとりされていた手紙が展示されていました。

アンリ・ファンタン・ラトゥールは国内ではマイナーな画家なので(彼の名を冠したバラの花の方が有名なぐらい)、あまり美術展でめぐり合う機会がないのです。それが、手紙という形で出逢えるとは。

ホイッスラーは唯美主義ともいわれるのだそうですが、確かに、ラトゥールの絵と共通点を感じます。
美しいものを掬い取ろうとする彼らの確かな姿勢と、掬い取られたこの世のひとつ上の属性のようなものの純度が似ている気がします。

どうりで、ホイッスラーの作品も気に入ったわけです。




[2015.04.26]


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久しぶりの更新

数か月ぶりの、作者近況の更新となってしまいました。ご無沙汰しました。
レクイエムコーナーの更新は滞りなくやっていたのですが。

昨年2014年はいろいろ波乱がありました。
恋愛で、相手を傷つけてしまい、ひどく反省したこととか……。反省という言葉は少し違うな。反省と自罰と後悔を足したような気持ちです。
今年は、新しく一歩を踏み出したいと思います。

会社に関しては、環境の変化によって責任ある仕事ができなくなってしまったので、本気で独立の計画を練っています。
独立の保険とするために、ある種の勉強に専念しました。

いろいろ変化多き年でした。さて、今年はどうなるか。
というより、どうするか、ですね。


[補足]
昨年は、いろいろ対人関係に気が回らず、至らなかった点も多かったかと思いますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。



[2015.1.4]


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商用化された量子コンピュータ

先日、会社の雑誌の棚を眺めていたら、日経コンピュータに「驚愕の量子コンピュータ NASA、Googleの秘密兵器」という特集が。
へ・・?量子コンピュータって、いつ間に完成したんですか??Σ(・ω・ノ)ノ

思わず雑誌を手にとって特集を読んでみると、「実現は遠い未来のことだと考えられていた「量子コンピュータ」。それが突然、従来とは異なる方式で実現した。」との書き出しが!!

2011年にカナダD-Wave Systemsが量子コンピュータ「D-Wave」の開発に成功し、ロッキードマーチンが第1号ユーザーになったとのこと。2013年には米Googleや米航空宇宙局(NASA)が導入したという。
「D-Waveが期待通りの性能を出すことができれば、現在のビッグデータ活用が子供の遊びに思えてくるほどの、計り知れないビジネス上のインパクトがもたらされる。」とも書いてある。これまでのスーパーコンピュータでは不可能だった組み合わせ最適化問題の「厳密解」を高速に算出できる可能性があり、自動車の移動ルートの最適化問題や、あり得なかったような効き目の医薬品の開発、人間のように思考できるロボットの実現などが考えられるという。

はぁ。コンピュータの世界の技術進展がいくら早いとはいえ、もう量子コンピュータが商用化したのですか。びっくり。

なお、この量子コンピュータの開発には、日本の研究や技術が大きく寄与していて、日本の国立情報学研究所(NII)が、D-Waveのさらに上を行く日本独自の量子コンピュータの開発を進めているとのこと。次なるIT革命の中心地は、日本だそうです。

うーん、すごいぞ。


[補足]
「組み合わせ爆発のすごさ」とは、どういうことなのか、次の動画を見るととてもよくわかります。
8分ちょっとのコミカルでシュールな動画なのですが、私は小松左京氏の「果てしなき流れの果に」とか、松本零士氏の「ミライザーバン」などの名作SFと似たような香りを感じてしまって、ちょっと感動してしまいます(笑)。






[2014.4.28]


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風邪

風邪を引いてしまい、この週末は熱を出して臥せっていました。きゅ〜。(o_ _)o
ひたすら、ぐったり寝ていたのですが、こういう無為な時間もたまにはあった方がよいのかも。

TVを観ても、感動的なシーンで涙が溢れて仕方ない。いいんだか、悪いんだか。



[2014.4.7]


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3年

あの日から、3年。
愛する家族、恋人、友人を亡くした人たちは、これまでにどれだけの涙を流したことでしょう。
もう一度会いたいという悶えるような願望と、もう会えないという冷たい絶望に、泣き通した夜もいくつもあったことでしょう。

なぜ、こんな不条理で残酷なことが起きるのでしょう。
誰も、その答えを教えてはくれません。
人の世は切ないものです。

ただ、天の高みに戻った人たちが、いまは安らかに楽しく過ごしていること、そして遺された人たちの悲しみが少しでも癒されることを願うばかりです。


[2014.3.11]


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ウクライナの誰か


通勤時、よくスマホの物理パズルゲームをしています。

ユニークな解法ができるたびにYouTubeにアップしているのですが、動画の統計情報を見てみるとウクライナの人がよく再生していることに気付きました(左図は過去1か月の統計情報)。

同国を巡っては、首都キエフでの反政府デモと治安部隊の衝突のあと、国内での親ロシア派と反ロシア派の対立が先鋭化し、ロシア軍による実行支配が公然と進行しています。EUやアメリカなど関係諸国も介入する中、国際的な緊張が増し、軍事衝突の可能性さえささやかれています。

ウクライナの誰かが、同じスマホのゲームが好きで、私のアップした動画を観ていると考えると、複雑な気持ちですね。
どんな気持ちで日々を過ごしているのでしょう。

日本では、他国の軍隊に街を占拠されるというような状況はいまのところすぐには考えられません。
ありがたいことです。本当に脆くて、取り戻すことの難しい平和を守ることの大切さを痛感します。

ウクライナの情勢が一日も早く収束し、そして世界の誰もが、明日の不安なく過ごせますように。


[補足]
日本は、北方領土交渉に影響が出ることをおそれて、制裁に対して一歩引いているようですが、そもそもロシアが北方領土を返してくれるのではないかと1ミリでも期待しているなんて、考えが甘すぎてあきれます。詐欺に引っかかっているお年寄りじゃないんですから。毟り取られているだけということに早く気付くべきです。



[2014.3.9]


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牡蠣フライ

初めての揚げ物にトライしました。今が旬の牡蠣のフライです。

うん、我ながらうまくできた!
素晴らしく、おいしい〜。 ( ´o`)
買ってきたお惣菜とは別物だ〜♪

お料理番組の牡蠣フライの回を録画したものを3回ぐらいよく観てから作ったかいがあります。

料理番組で、食パンをフードプロセッサーで粉砕してパン粉を作るとおいしさが全然違うといっていたので、ミキサーで(フードプロセッサーはないので)食パンを挽きました。
番組では、タルタルソースも自作していたのですが、こちらは手を抜いて市販のものを使いました。

さて、あまった卵液はどうすればいいんでしょうね。焼けば食えるよね?卵焼きにしたら牡蠣風味の卵焼きになるんだろうか?

[自分のためのメモ]
牡蠣 90g
パンは薄いもの1枚(少しずつ挽く)

[補足]
ちなみに油は、米ヌカから作られた米油を使っています。

最近、『本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用』という脂質栄養学の研究者が書いた本を読んでいるのですが、この本を読むと、普通のキャノーラ菜種油やパーム油はおそろしくて使えなくなりますよ。ぜひ、Amazonのレビューだけでも読んでみてください。

米油はどうなのかはまったくわからないのですが、とりあえず副作用が少なさそうなので・・・。



[2014.3.2]


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大雪

横浜は、先週に引き続き、週末の降雪です。20センチくらい。

個人的には年甲斐もなく、雪が振るとわくわくして、楽しいです。
楽しいー、と思いつつ、雪の中を歩いています。(^_^)

真っ白となった静かな街、雪の白さに妙に明るい夜道が好きなんですよね。

さすがに雪だるまは作りませんけど。でも、実はきれいな正十二面体のオブジェを作ってみたいものだとうずうずしています。ネットで誰かが作った正十二面体のオブジェの写真があるのですよね。1立方メートル位の大きさ。何の役にも立たない、でも真っ白で冷たくて美しい存在。なんて、芸術的な。

木型を用意して大量生産し、ゲリラ的に公園を正十二面体だらけにしたら面白いだろうな〜とか妄想しています。




[2014.2.16]


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映画「かぐや姫の物語」

会社の部署の忘年会として映画鑑賞+食事をすることになり、映画「かぐや姫の物語」を観てきました。

とても丁寧に芸術的に作られた作品です。ただ、あらすじに関していえば、ほぼ本来のかぐや姫の話、そのものです。
ジブリらしいところは、最後に少し飛び回ることぐらい。文化庁に依頼されて作ったといわれても信じてしまうぐらい保守的で正統な作品でした。
芸術的なものや人の宿命や運命といったものに関心のない人は、2時間を超える長い映画なので退屈してしまうと思います。子どもは連れて行かないのが正解です。絵の美しさに飽きたらつまらないというでしょう。芸術点が突出している反面、エンターテイメント性は希薄です。
ただ、物語は深く掘り下げられています。賛否両論になる作品でしょうね。

以下、ちょっとネタばれがあります。・・・あらすじは皆さんの知っているかぐや姫の物語そのものなので、ネタばれも何もないかな・・・。私の解釈が書いてあるので、先入観に囚われずに観たい人は読み飛ばしてください。

全編、かぐや姫の日常生活がこと細かく描かれています。前半の粗野な、しかし生き生きとした山暮らしから、後半の窮屈な御殿生活、そして、月に帰るまでの姿。かぐや姫の心理描写が秀逸で、人としての情感の描写がアニメの作品としては際立っています。ささいな出来事に喜んだり、凹んでしまったり、女の子の喜怒哀楽が細かな所作とともに描かれています。表情の描画は一貫して崩れることなく、でも、赤ん坊から大人になるまできちんと成長していっているのもすごいところです。制作期間8年、総製作費50億円かけただけのことはあります。

かぐや姫が、世間の体面や名誉といったものに反発を感じ、息詰まっていく過程が長い時間を占めるのですが、最後は、月に帰っていきます。
なぜ、かぐや姫がこの世界に来たのか、なぜ無理やり帰らされたのかなど想像が膨らむ余地があり、それが余韻につながっています。

私が思うに、このかぐや姫は仏教的な解釈が加えられているのだと思います。お迎えの人たちの真ん中に、仏様がいます。
本来のかぐや姫は、単に月の世界の従者が迎えにくるだけの物語のはずです。
以前、沢口靖子が主演したかぐや姫の実写版では、未知との遭遇みたいなUFO(!)が迎えに来たそうですが、この話では仏様が迎えに来ているのです(あまりに自然に溶け込んでいるので、違和感がありませんが)。

かぐや姫は、人の世の営みに憧れたがゆえにこの世界を体験することになったのだと思います。人が仏門に入るときに、家族を捨て、財産を捨てることで、一切の煩悩を空じようとします。それと同様にかぐや姫も、最後にはこの俗世から決別し、何もかも捨て、本来の世界に帰らないといけなかったのではないかと思います。憧れたこの世の生活を一度、人の子として体験し味わい尽くすまで。

対比して描かれるのが、名誉や地位に執着し続けた翁。そして、奥さんや幼いわが子を捨ててかぐや姫と逃げようとした捨丸兄ちゃんなのだと思います。愛情と欲がないまぜになった世界の象徴として二人は描かれているのでしょう。貧富の差も含めて誰かの幸せが誰かの不幸せのこの世界。奪い奪われ、捨て、捨てられる世界。かぐや姫はそんな世界ではなく、ひとつ上の清浄の世界に帰るべき存在だったのです。羽衣を纏ったとき、人の世の穢れが落ちたのでしょう。

くどいくらい名誉や地位に執着し続けた翁や、一緒に観にいった女性陣から、最低との一致したブーイングがあった捨丸兄ちゃんの行動は、そういう意図で演出されたものなのでしょう(「捨丸」という名前もその辺の意図からかも知れません)。

穢れにまみれたこの世界。それでも、この世は愛すべきものであり、捨てがたいものです。それが人間ですから。
翁は、行動は間違っていましたが、心は温かく、優しい人間でした。かぐや姫の幸せを心底願っていました。捨丸兄ちゃんも、生き抜くために罪を犯してでも生きてきましたが、心根は優しい男です。間違いを犯しがちな私たちとそんなに違いません。

当初、月に帰るのをあんなに嫌がっていたかぐや姫が、最後に天に昇っていく姿は、仏性を顕現させたような美しさに包まれます。
そして、夢から覚めたように無表情になったかぐや姫が涙を溢れさせます。穢れが落ち、記憶を失くしても溢れる愛は残ったのでしょう。慈悲の心につながっていく、人とこの世に対する想いを感じさせます。

人はどこから来て、どこへ帰るのかという思いが頭をよぎります。
人の宿命や運命というものを考えさせられる大作映画でした。



[2013.12.18]


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ダイエット中

実は1か月ほど前から標準体重をめざしてダイエットをしています。
名づけて「ず〜っと、今年いっぱいひもじい ダイエット」です。

いま、ちょうど1か月で5キロ痩せたところです!!
ズボンがかなりゆるくなり、ベルトもふた穴ぐらいずれました。おなかが平らに近づいてきました。うれしい。v( ̄ー ̄)

いままで、いい加減なダイエットは何度かしたことがあるのですが、何の成果もないまま自然消滅していました。本格的なダイエットは初めてです。ああ、こうすればうまくいくのかと今回ようやくコツを会得しました。

「ああ〜。お腹が空いた・・・!!」とグーグー鳴りそうなお腹を抱えて思わず前のめりになってしまうような時間をできるだけ持続させればよいのです(もちろん、三食を定時刻に食べるという前提で)。だから「ず〜っとひもじいダイエット」です。こういう苦しむ時間こそ、体が自らを削って痩せるのだと思います。当たり前ですが、食事量を減らし、間食を断ち、絶対的な摂取カロリーを減らすことが肝心だと思います。

ただ、ジェンガをプレイしているような慎重さで、体調を崩さないようにバランスのよい栄養を摂り、体を労わるように注意しています。水分、野菜、果物、ナッツ、乳製品、酢、たんぱく質、海草などをバランスよく摂り、サプリでビタミンと繊維質を補給しています。普段より運動も増やし、筋力が低下しないようにしています。

それにしても、我慢した末の食事のおいしいこと、おいしいこと。o(≧∇≦o)
お昼には、おにぎり一つとスープ一杯を食すのですが、コンビニのおにぎり一つもうまいっ!と大感激しながら食べています。なんか、この快感があるから我慢できるみたいな側面があります。う〜む。私、やろうと思えばいくらでも痩せられるかも。

体も気持ちも軽くなりましたよ!


[補足]
10代の方は、まだ体が成長している段階なので、決して無理なダイエットはしないでくださいね。
体を壊してしまうと、あとあと大変なことになりますから。


[2013.12.15]


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PCのメンテナンス中

今日は朝からPC(Windows 7)のメンテナンスをしています。
有給休暇をとって、朝からホームページのコンテンツを作ろうと思っていたのだけど、まずPCのポンコツさを直さないと、ということでそちらに集中しました。

今日の解消すべき課題は次の二つ。
●IMEが壊れて、かろうじて日本語入力できる状態になっている
入力モードが「かな」にならず、すぐに半角英数に戻ってしまう。IMEバーも表示が壊れて短くなってしまっている。一連の手順を踏むと日本語入力できるようになるのだけど、またすぐにダメになってしまう。

●件名と本文が空白になっているメールが一日何十通と届く
件名と本文が両方とも空白になっているスパムメールが毎日何十通と届き、いちいち消さないといけない。なお、使用しているメーラーは「Outlook 2010」です。

IMEが壊れて、日本語入力しにくくなっているという件は、コントロールパネルで修復するところを探したのですが、なかなか見つからない。そこでGoogleで「IME 再インストール」と検索しこのサイトを見つけました。そのとおりに実行したら一発で直りました。ばっちり。(* ̄0 ̄)v

次の課題ですが、毎日、何十通と件名と本文が空のメールが届き、毎日せっせと削除していたのですが、忙しくなると実メールの確認だけで手一杯になり、「豆腐メール」(こう呼ぶらしい)の削除が一週間手付かずになってしまい、必要なメールがどんどん下にいってしまうという困った状況になることがありました。

そこで、見つけたのが、メール受信時に豆腐メールを自動的に削除してくれるマクロです。ここのサイトに載っています。Outlookにマクロを組み込まないといけないので、ちょっと難しく見えますが、丁寧に書いてあったので、無事にマクロを組み込むことができました(最初、マクロボタンができるのかなと勘違いしたのですが、そうではなく、何もしなくても受信時に自動で削除してくれる)。日々メーラーを埋め尽くしていた豆腐メールがいなくなり、非常に快適になりました。♪(* ̄∇ ̄)/

PCのトラブルって、同じ悩みを持っている人が大体いるので、解決法も探せば大体見つかるものですね。



[2013.11.21]


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アヒージョ

昨日の夕食はアヒージョでした。

アヒージョとは、スペイン料理のひとつで、ガーリック風味のオリーブオイル煮のことです。
ガツンとした食べごたえで、パンをつけて食べるとおいしいです。

アヒージョの素を使って、初めて作ったのですが、ホントにあっという間においしく出来ました。今回は、生のエビを使い、下ごしらえから始めたので時間がかかったのですが、解凍したミックスシーフードがあればほんの数分で完成します。
  1. 鍋に50ccのオリーブオイルを入れ、アヒージョの素を入れよく混ぜる(まだ火を点けない)
  2. 適当な大きさに切ったマッシュルームとエリンギを計200g入れ、解凍した冷凍シーフードを150g入れて、よくかき回す
  3. 点火し中火でときどきかき回しながら5分で完成
最初は、こんなにオリーブオイル少ないし、5分しか火に掛けないし、本当に煮えるんだろうか?と不安だったのですが、油の温度が高いせいか、面白いくらい水分が出てきて、あっという間に完成しました。簡単過ぎます。

風味が豊かでアツアツでおいしい。(^ー^* )







これを使って作りました。
ダイショーの製品です。


宣伝みたいだけど、何ももらっていませんからね(笑)
[2013.11.10]


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8月の夏季休暇が・・・

ない!! (´Д`lll) 
会社の仕事が忙しくてずっと働いていました。ようやくこの期間に片づけるべき仕事が終わってホっとしているところです。

代わりのお休みは9月に取れる予定。


[2013.08.17]


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プーシキン美術館展

横浜美術館のプーシキン美術館展に行きました。


帰りに、真向かいに先月オープンした商業施設
MARK IS みなとみらいに寄りました。

右の写真は、屋上の庭園から写した写真です。
風がわたってとても気持ちのよい場所でした。


[2013.07.21]


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パエリア

今日は初めてパエリアを作ってみました。

うわっ、とてもうんまい。(`〜;´)
こんなにおいしく出来上がるなんて・・・。パエリアの素を使って、箱の作り方に忠実に作ったのですが、あまりのおいしさに感激です。

お米もアルデンテ風の歯ごたえがあるし、おこげもうまい具合にできた。
シーフードの旨み、とりの胸肉の甘さ、トマトの酸味、サフランの香りが合わさって幸せな味。

おいしいものを食べると癒されますね。





これを使って作りました。
S&B世界の食卓からパエリア 50.2g×10個
[2013.07.13]


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ミュシャ展

六本木ヒルズの森タワーの美術館で開催中の「ミュシャ展」に行ってきました。

過去にミュシャ展は何度か足を運んでいますが、今回の展示会は新しい作品との出会いや新しい発見などあり、有意義でした。
以前は、作品の美しさにしか目が向かなかったものですが、自分もすっかりおじさんとなり、作者の人生と作品を重ね合わせてみるようになりました。

晩年の大作「スラヴ叙事詩」は、スメタナの組曲『わが祖国』を聴いたことで、構想を抱いたのだそうです。会場でもこの曲を背景にして、作品が映し出されていました。ミュシャの作品は、女性の美しさを追求したものが有名ですが、これらの作品は極めて男性的です。力強く民族や祖国を愛した彼の骨太な精神が感じられます。

作品の解説によれば、「スラヴ叙事詩」でチェコ人とスラヴの同胞たちの共通の栄光と悲哀の歴史を描くことにより、長年の植民地政策によって離散していた民族の統一を促し各国家の独立への原動力にしようとした、とのこと。 ミュシャには、スラヴ民族は一致団結しながら他民族との共存に努め、究極的には人類の平和に貢献するべきである、という思想があったそうです。
ミュシャの孫は「祖父は、人類のより良き将来を追求するため、自らの作品が共同体や文化の架け橋になるものと確信していました。」と述べています。

wikiにはミュシャの最期についてこう書いてあります。「1939年3月、ナチスドイツによってチェコスロヴァキア共和国は解体された。プラハに入城したドイツ軍によりミュシャは逮捕された。「ミュシャの絵画は、国民の愛国心を刺激するものである」という理由からだった。ナチスはミュシャを厳しく尋問し、またそれは78歳の老体には耐えられないものであった。その後ミュシャは釈放されたが、4ヶ月後に体調を崩し、祖国の解放を知らないまま生涯を閉じた。」

晩年は、芸術家として平和のために闘ったのだなと思います。偉大な芸術家として、さらにミュシャのことが好きになりました。

このミュシャ展は、本格的でとても素晴らしかったです。関係者の皆様に感謝し敬意を表したいと思います。


[補足]
この後、新潟県立万代島美術館(2013年6月1日〜8月11日)、愛媛県美術館(2013年10月26日〜2014年1月5日)、宮城県美術館(2014年1月18日〜3月23日)、北海道立近代美術館(2014年4月5日〜6月15日)と巡回するそうです。

[補足]
隣のテレビ朝日にも行ってきました。毛利庭園って意外とコンパクトなんですね。





[2013.05.02]


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サイトの運営

「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」とか「死別の悲しみの癒しの広場」というような、絶望と慟哭の最中にいる人たちのためのサイトをずっと運営している訳なのだけど(もう16年!!)、改めて時間ができて過去を振り返ると、頭を抱えてごめんなさいと叫びたくなるような気持ちになることがあります。

たとえば、折角の貴重な情報を提供してもらったのにずっとサイトに反映できなかったり、長文の英文の感想メールが届いたのにそのままにしてしまったり、力になってあげたいと思っている人になかなかメールを送れなかったり、東日本大震災の被災者にもっと貢献できたのではないかと思ったり、自殺防止のサイトがまだ完成していなかったり・・・。

メールの整理をすると、自分の力不足と愚図さに思わずため息が出てしまう。ふぅ。

みなさん、ごめんなさい。

・・・こういうことを書くと心理状態を心配されてしまうかもしれないけれど、心配は要りません。
客観的にみると、自分の性格のズボラさが、結果的に自分の心の緩衝材になっていることがわかるので。もし、私が大雑把な性格でなく、時折別なことをして息抜きをしていなければこんなに長くこのサイトを続けられなかったと思う。

と、ずいぶん言い訳っぽい話をしましたが、この5月連休は、どこにも行かず(都内の美術館などには行く予定)いろいろ溜まった宿題をせっせと片付ける予定です。




[2013.04.29]


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映画「舟を編む」

職場の人たちと映画「舟を編む」を観に行きました。

出版社に勤めるまじめで不器用な主人公が辞書作りを通じて成長していくさまが、温かい視点で描かれています。

気持ちがほっこりとする良い映画でした。物を創り上げる喜びや仲間と働く喜び。そして、苦労を重ねながらもそれをやり遂げる喜び。
大切なことをいくつも教えてくれます。心の財産になるような作品ですね。
今の時代、うまく生きていけないと悩んでいる真面目な人たちや、働く意味がわからない、という人たちに特に観てほしいと思いました。

ところで、映画のエンドロールを見てびっくり。「麻生久美子」とある!
えええええ〜!一体どこに出てきたんだぁ??越前さん(←違う話だ)いったいどこに!
一緒に行った職場の人も皆そう思ったらしく、鑑賞後、皆でひとしきり首を傾げていました。

あとで届いたメールによると、ああ、あそこのあれがそうなの?というところでした。ノートの中ではなく、○○○○の中に入ってしまったんですね。越前さん。(←違う話だ)。

閑話休題。まじめで不器用な人が主人公というのが、日本映画ではよくあると思うのですが、それがとてもきれいな形でストーリーとしてまとまっていると思いました。


[補足]
後日TVを見ていたら、向井理が出演している全労済のCM(30秒編を見てね)の中に、主人公が飼っていた(おばさんが飼っていた?)猫のトラさんがいました。
「あ、この猫、あの猫だよな・・・」

調べてみたら、同じ猫です。まいけるという名前らしい。我ながら、よくそんなことに気付くと感心してしまう。


[補足]
映画を観に行く前に、部下から「右」という言葉を説明してみてほしい、と言われたので、「北を向いたときに東に当たる方」と即答しました。
映画の中では、「西を向いた時に北に当たる方」と説明されていました。
私、辞書作りに向いているかも知れない。




[2013.04.22]


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片想いとプレゼント

昨年、生まれて初めて芸能人のファンになりました。
正確に言えば、芸能人ではなく、女子アナウンサーです。

素敵な笑顔と声と純真さに心奪われて、TV局のお便りコーナーにせっせとコメントしたり、誕生日にプレゼントしたり、年賀状書いたりと、一ファンとして心を寄せてきたのですが、何の返信ももらえず、違う世界の人とあきらめることにしました(泣)。まあ、年齢も倍ぐらい違いますし、どこの誰かもわからない人間が相手にされないのは、当たり前といえば、当たり前です・・・。

当時、心を籠めてラッピングして、誕生日に贈ったプレゼント(オードリーヘップバーンの洋書)です。


こんなに、気合を入れてラッピングしたのも久しぶりのことです。本にちょうど良いサイズの箱を探すのに、一日ハンズを見て回りましたね。最終的に額縁を買って、その箱を使っています(中身の額縁は物置に入っています)。シールやラッピング用品やミニ封筒などは、一日銀座の伊東屋を見て回って買ってきました。

−−−いまでも、応援していますし、TVに映ると熱心に見入っていますが、手の届かない相手を追いかけて現実の時間を浪費しても仕方ないと、気持ちを冷ますことにしました。

久しぶりに、切ない片思いであれ、恋愛感情を体験できました。ありがたいことです。( ̄^ ̄*)

もう自分も独身生活が長いので、いい加減相手を見つけないと、あとがありません。ホームページの更新や父の介護や会社の仕事を夢中で続けていたらいつのまにかずいぶん歳をとってしまいました。

独りで気ままに過ごしていないで、もう本気で婚活をしなくては。


[補足]
メールを受け付けるようにすれば、たくさんメールが届くのでは、と思われるかもしれませんが、あまりこのホームページを利用してということはしたくない気持ちがあるのですよね。
最近、無理にでも自分の話をここに書くようにしているけど、そもそも、あまり自分のことを書きたくない気持ちも強いのです。
でも、そんなことも言ってられないよなあ。
近いうちに、自分の趣味・性格などを書いたお嫁さん募集ページを作りたいと思います(と思いつつ何年か経っているのだけど)。 条件と合わない女性から本気の手紙が届くと、相手を傷つけずに断るのに困ってしまうので、最初から条件をはっきりと書きますね(そうでない方はごめんなさい)。

 ・笑顔が素敵な聡明な女性(周りの同性の友人や家族から愛されている、人気のある人)
 ・純真で心優しい女性(周囲の人の幸せや世界の平和を常日頃から本気で願っている人)
 ・わがままでない素直な女性(わがままな人や、気が強い女性はどうしても駄目ですね)
 ・子どもがほしいので30代までの方(すでに子どもがいるのなら、5歳以下の子ども)

すでにお分かりかと思いますが、身の程をわきまえず、分不相応に理想が高いからいつまでも結婚できないのです・・・。本人は、まったくカッコよくないし、見かけでいいところは何もないのですから、困ったものです。

ただ、もし、理想的な相手を見つけられたら、相手に尽くして尽くして、一生、宝物のように大切にすると思います。




[2013.03.17]


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TVドラマ

十年ぶりくらいにTVドラマを観ています。
「泣くな、はらちゃん」

私は普段、会社などではクールです(自分で言うのも何ですが……)。大概のことには動じません。残業が続いて深夜まで一人で残業してもイライラしませんし(むしろ、ノッてくる)、仕事でつらいことがあっても、絶対に涙目になるなんてことはありません。

そんな私ですが、自宅にいてTVを観ているとよく、ボロボロ泣いています。悲しいニュースとかね。(/ヘ ̄、)
レクイエムの更新でもよく泣いています。目薬が要りません。
いい歳をしたオジサンが泣いているのはカッコ悪いものですが、一人暮らしなので問題ありません。( ̄、 ̄)ノ

で、最近、このTVドラマを観て、泣いている訳です。

主人公がどこまでも純真で真っ直ぐで気持ち良いですね。麻生久美子さんが演じるヒロイン、越前さんも魅力的。
最近の土曜日の楽しみです。




[2013.03.16]


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2台のパソコン

昨年末に購入した2台目のパソコンをようやく箱から出して設置しました。

同じ型のパソコンが2台あると、壊れた時などに何が違うのか比較できるのでトラブル解決に大変便利なのです。

これは、物の修理の基本の話なのですが、たとえば外部ハードディスクの調子が悪かったときに、2台目のPCにつなぎ換えてみたときに正常に動作すれば、それは1台目のPC側に問題があると判明するわけです。不具合の個所を「切り分け」していくことで、どこが悪いのか突き止められるのです。

実際、外部ハードディスクの調子が悪かったのですが、今回ハードディスク側に問題があるとわかりました。早速データを退避して修理に出したいと思います。

あと、ソフトウェアの不具合に関しても、各種ファイルの有無、バージョンの比較、レジストリやサービスの比較などが可能になります。動作がおかしくなってしまったときに、ファイルをコピーしてきて直せるのも便利な点ですね。

私の場合、パソコンが安定稼働していないと日常生活が目詰まりしてくるので、人生を停滞させないためにも必要な投資です。
PCの自作なんて絶対にしません。道具として使うのなら保証がされているメーカー純正品がベストですからね。


[補足]
NECのパソコンはPC-9801M2時代からお世話になっているのですが、キーボードのCtrlキーの位置が他のメーカーと違うところはいただけませんね。キーボードだけは別のものに買い直さないといけない。なんとかしてほしいなぁ。




[2013.02.17]


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町田 コシード

先日、町田の地中海料理店「コシード」に行きました。

このお店は、知る人ぞ知る有名店です。町田駅周辺のにぎわいからは少し離れていますし、それほど広いわけでもない。 おしゃれなお店かというと、微妙。( ̄ー ̄;)
なにしろ、軒先の赤提灯(!)に黒い字で「地中海料理 コシード」と太々と書かれていますからね。

それでも、料理が絶品(そしてボリュームもたっぷり)なので常連さんから圧倒的な支持を得ています。テレビ東京「出没!アド街ック天国」で私が観た回では、確か4位ぐらいに入っていましたよ(調べてみると前回(2004年)は16位ですね)。
もちろん、レストランのランキングではなく、あの町田という街、全体でのランキングですから大したものです。

機会があれぱ、皆さんもぜひ。




[2013.02.16]


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すき焼き

たまに贅沢してすき焼きを作ってみました。

材料を余さないために、焼き豆腐1丁、しらたき1袋、ちくわぶ1本を基準にして作るので、どうしても鍋一杯にできてしまう。
4枚入れた椎茸は写っていないな・・・。
小ぶりの白菜1/8や長葱1.5本も入っています。

一人暮らしなので、これから3日間すき焼きです(笑)。

なかなか、いい感じの煮え具合ですし、味もちょうど良い。
最近、料理も上手になってきました。(VーV)




[2013.02.03]


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高度利用者向け緊急地震速報

我が家では、ケーブルテレビのオプションサービスとして、緊急地震速報の端末を設置しています。
気象庁が提供している高度利用者向け緊急地震速報を音声と光で警告してくれる端末です。

先日、夜中の4時頃にも「40秒後に震度3の地震が来ます。30秒前。20秒前。10秒前。9、8、7、6、5、4、3、2、1。地震の揺れから身を守ってください。地震の揺れから身を守ってください。」という感じのアナウンスをしてくれました(うろ覚えなので、少し違うかも)。

気に入っている点は、最近、非常に精度が高くなっている点。カウントダウンと数秒も違わずにユサユサ揺れ始めます。
TVやラジオの緊急地震速報と違って、震度と予測到達時間を教えてくれるので次の行動を的確に決定できます。
ただ、必ずしもカウントダウンがあるわけではなく、ほんの数秒前に「間もなく震度3の地震が来ます。地震の揺れから身を守ってください。地震の揺れから身を守ってください。」ということもよくありますが。

短所は、大音量でいきなり放送してくれる点。ボリュームの調整ができない端末なんですね。
もちろん、夜中ぐっすり眠っていようが、おかまいなしに大音量で叩き起こしてくれます。
私は、何事もあまり驚かない性質なのですが、寝ているときに大音量で起こされると、ちょっと心臓がドキドキします。( ̄■ ̄;)

震度3ぐらいだったら警報を出さないようにしてほしいと思わなくもないのですが、実は、震度2や3だからといって、油断してはいけないのですよね。1896年(明治29年)の明治三陸地震では、各地の震度が2や3という小さい震度だったにもかかわらず、日本の津波災害史上最大となる巨大な津波が発生し、2万人を超す犠牲者が出ているのです。

なお、スマートフォンには「なまず速報」というアプリがタスクバーに常駐しています。
このアプリは、ほかの人の端末より早く鳴り出すことが多く、比較的精度が高いように思えます。
会社でエレベータに乗るときは、地震で閉じ込められないように、必ずスマホを胸ポッケに入れるようにしています(駅とかのエレベータは巨大地震で閉じ込められたらアウトだと思っているので、乗りません。ぎゅうぎゅうに人が乗り込んだ時に閉じ込められたらと思うとホントに恐ろしい)。

タブレットには、NTTドコモの「エリアメール」が入っています。震度4以上のときに鳴るはずですが、いまのところ滅多に警報を出しませんね。でも、噴火警報や弾道ミサイル情報など多種の警告してくれるのでこれはこれで、頼りにしています。

防災って、実は私の趣味の一つです。
いまに、防災のブログを作ろうかな。一人でも多く、人が命を失わないことが肝心ですからね。




[2013.02.02]


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正多面体の話

好きなものの話です。

正多面体が大好きです。特に好きなのが、正十二面体。
各面が正五角形でできているやつですね。

小学生のときからよく作っていたっけな・・・。五角形を12枚くっつければ正十二面体になるので、そんなに難しい作業ではありません。工作用紙に正五角形を1枚作図して、それをマスターにして正五角形をコピー(紙を重ねて、頂点を針で五つしるしを付けて線を定規を使って結ぶ)。のりしろを足して切り取って、のりしろを折ってからその折り目を裏からホチキスでパチパチ留めて行って、最後の方になったら、糊でそっとくっつけて・・・・完成。
なんて、美しい形なんだろうと見とれていました。

これに角を生やすと、星形六十面体というやつになります。これも作ったよなあ。あと、正二十面体も作ったけど、手間のかかる割にはあまり美しくなかった。

プラトンは、多面体が宇宙の成り立ちを表している神聖な立体だと考えていたんですよね。
正多面体のさまざまな不思議な数学的特性を考えると、そう考えたのも無理がない気がします。

もし、この世に四次元の超立体が目の前に現れたとすると、四次元超立方体は、この世界では正八面体になったり、正四面体になったりするそうです。
これをわかりやすく説明するために、三次元の立方体が二次元平面を対角線を軸にして垂直に横切ることを考えてみます。立体の通過に従って、その切り口は、まず点が現れ、それが正三角形に成長し、正六角形となり、また三角形になり、点になり、消滅するという見え方をします。

同様に、四次元の超立方体が三次元空間を横切ることを考えると、点が正四面体になり、八面体になり、正八面体となり、八面体になり、正四面体になるわけです。

だから、いきなり目の前の空間に、正八面体が現れたら(←現れないって!)、ああこれは、四次元世界の立方体がこの次元を通過しているなと考えればよい訳です。
ちなみに、エヴァンゲリオンの第5使徒ラミエルが正八面体ですね(いま、第何使徒だっけとWikiで調べていたら、そのまんま「攻撃時・防御時には『四次元立体を三次元空間に投影した』というコンセプトに基づいた、様々な形態に目まぐるしく変化する不定形さを見せる」と書いてあることを見つけました)。
そういえば、2001年宇宙の旅のあのシーンにも正八面体がいっぱいいませんでしたっけ?これも形が変化していくんですよね。

そうそう、次元は関係ないけど、最近流行のノロウイルスは、直径30〜38nmの正二十面体なんですよ!!

先日、正多面体に関する情報を検索していて次のwikiの記事を見つけたときは、多くの多面体に出会って感激のあまりに鼻血が出そうでした。

Wikiの「ジョンソンの立体」
整凸面多面体のうち、正多面体、半正多面体、アルキメデスの角柱、アルキメデスの反角柱以外のものを「ジョンソンの立体」と呼ぶのだそうです。

デューラーの「メランコリア」に出てくる立体はどれだ・・・?正多角形の面で構成されていないから、ここにはないのか・・。

あ、ちなみに球も好きです。完全さという点では、この世で特別な形です。
私の「球が転がるもの」好きもここから来ているのかもしれません。


[補足]
話が飛びますが、上述のデューラーの「メランコリア」の版画の中には、魔方陣が描かれていて、この魔方陣は「ユピテル魔方陣」と呼ばれて有名なんですよ。昨年の年末のTV番組「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」で"メンタリスト"のDaiGoともう一人の外国の人が数あてをして、その結果を魔方陣で披露していたでしょう?あれは魔方陣の数学的な特性を応用したエンターテイメントですね。

ちなみに、それ以外は全部なんということのないただの手品です。どれもすぐにタネがわかる手品ばかりで何も不思議ではないのですが、実際に心理誘導されていると思いこんでいる人が多いことが、本当に不思議で驚きです。




[2013.01.21]


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久石譲とジブリ映画

You Tubeに勧められた動画です。

久石譲 in 武道館

いつもは、なぜかUFOとか、宇宙人の動画(!?)を勧められるので、はなはだ信用ならんと思っているYou Tubeのリコメンド機能ですが、たまに素晴らしい動画を勧めてくれます。
この場にいたら、心から楽しめただろうという気がします。
これは、間違いなく伝説のコンサートとして語り継がれていかれていくものでしょうね。

ちなみに、久石譲という名前は、クインシー・ジョーンズから来ているらしい。



久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~ [Blu-ray]
[2013.01.20]


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大雪とヴィヴァルディの「冬」

昨日1月14日、横浜は初雪でした。10センチくらいかな。
横浜駅周辺に行ったら、成人式帰りで晴着を着た若者がたくさんいました。
街が華やぐ一日ですね。
雪が降ったのは、あいにくだったけど、まあ、苦労もいい思い出になることでしょう。

横浜のハンズに雪かきを買いに行ったら、売り切れでした。
10年に一度の大雪だったら、そんなに在庫がなくても仕方ないか・・・。

家に帰って小一時間、家の前の道路などをスコップで雪かきしました。
誰か転んだら大変ですからね。

ところで、役所広司さんや八嶋智人さんが出てくる法廷もののCMがありますよね。DAIHATSUの新MOVEのCM。



この曲はヴィヴァルディの「冬」なんですがそれがわからず、このCMの曲なんだろうねぇと兄と話をしていたら、この曲をアレンジしたカッコよい曲を教えてもらいました。
bondの「Viva!」という曲です。女性4人の演奏がシビレますので、ぜひ観てください。

ちなみに、Viva!というタイトルは、Vivaldiから来ているらしい。


[補足]
こちらが原曲。ん〜。こちらの方が数段懐が深くて、心に沁みますね。やはり本物は違う。






[2013.01.15]


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ピタゴラスイッチ&マーブルマシン

年末年始に録画した番組のなかで、最も素晴らしかったのは「大人のピタゴラスイッチ」。
ピタゴラファンにはたまりません。
休み明けに、会社いる少数のピタゴラファンと盛り上がりました。

隠居したら、ピタゴラ装置を毎日作って、毎日YouTubeに投稿しようかな・・・。
そのことを想像すると、かなり楽しい(ふぐりがきゅっとするぐらいワクワクする)。←失礼しました。下品ですね。<(´ロ`')o女性には意味が通じないし。

私、気の利いたピタゴラスイッチを毎日作り続ける才能があると思う。
子どもの頃から、球が転がるゲームというものが異常に好きなんです。ピンボールとか、ビリヤードとか。
(ただし、パチンコは特に興味ありません。ピンボールの兄弟分なのですが、球が転がる面白さがないから)

子どもの頃、よく工事用の砂利置場(さまざまな種類の砂や砂利が小山となって積まれている場所)に遊びにいって、砂の山にどんぐりを転がすコースを作って、天辺からふもとまで、どんぐりを転がして遊んだっけな・・・。

マーブルマシンも大好きです。マーブルマシンというのは、ビー玉を繰り返し転がす装置のことです。
自作キットとしては「スペースワープ」が有名ですね。You Tubeで検索すれば、動くものが見れますよ。
スペースワープ 5000 ←2006年 グッドデザイン賞受賞商品

ちょっと生活にワクワクが少なくなったら、少しずつこれらを創ってみようかな。
やっぱり、何かを創り続けないと、人生つまらないんですよね。



[2013.01.14]


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新しいTVとレコーダー

年末に47インチの液晶テレビとブルーレイレコーダーを購入しました。実は、リビングでは、それまでブラウン管TVだったのですが、それも故障してただの箱だったので、これまでずっとタブレットでTV見ていました。ワンセグでの受信がブツブツ途切れるような劣悪な環境だったですのが、急に、巨大で鮮やかな47インチテレビになったのです。
うわ、すごくきれい。w(゚o゚*)w

ブルーレイレコーダーも買ったのですが、映画を1本録画したら、なぜか地上波のすべての映画を勝手に録画してくれる。
年末年始で十何本の映画が溜まってしまいました。ちょっとしたインフレ状態です。
う〜ん。シンプルライフとは真逆の方向に行っている・・・。

ついつい、番組を観てしまいます。あと、機能を把握するためにマニュアルを熟読したりして、ちょっとTVに関わる時間が増えています。



[2013.01.13]


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今年は更新頻度を増やし・・・たい

作者近況を書き始めると、だんだん書きたいことが芋づる式に増えてきて、まとまらなくなってそのまま放りっぱなしになるというケースが、実は多いのです。
今年は、なんとか更新頻度を増やすために、テーマを絞って、短文で数多く書いていきたいと思います。
ツイッター感覚で数行でまとめていきたいです。

というわけで、ことしもよろしくお願いします。

[補足]
ちなみに、私はツイッターをはじめとするSNSの活動はまったくしていません。まあ、偽者も出ないでしょうけど、念のため。




[2013.01.12]


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時間論と量子力学

最近のマイブームは、時間論と量子力学です。

私は文系の人間なので、数式はまったくわからないのですが、最近寝る前に「時間とは何か? (別冊日経サイエンス)」をちびちび舐めるように読んでいます。面白い。

時間とは何か? (別冊日経サイエンス 180)

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この本は、結構有名な権威ある科学雑誌です。哲学の本でもないし、似非科学の本でもありません。最近の理論物理学の世界では「時間は流れない」とか「時間は実在するのか」なんていうとんでもないことを本気で議論しているのです。

たとえば、この本の2番目に載っている記事は「時間は流れない」です。この記事の見出しだけ拾ってみると、「確定しない「いま」」、「時間が流れない理由」、「方向性と流れの違い」、「脳と意識と量子過程」です。

時間が流れないなんて、にわかには信じがたいのですが、一流の天才がすさまじい知性から生み出し、科学者の権威をかけてその正しさ、客観性を競いあっているものであり、少なくてもこういう科学雑誌に載るぐらいには、認められている理論なのです。

一方、量子力学の世界では、「物は観測されていないときには(確率的にしか)存在しない」なんていうことも言っているわけです。

「二重スリット実験」、というのをご存知でしょうか。「量子力学の精髄」とも呼ばれる有名な実験で、2002年のPhysics World誌の読者投票で「最も美しい実験」に選ばれたこともあります。
ぜひ、このYouTubeのビデオを見てください。子どもでもわかるぐらい、この実験を簡単に説明しています。

前半の「電子は粒子と波動の二重性を持つ」なんてことは、別にどうでもいいのです(よく考えるとどうでもよくはないのですが)。問題は、電子を1個ずつ順番に打ち出しても、干渉縞ができるということです。一体、電子1個しか飛ばしていないのに何とぶつかって干渉縞ができたのか、ってことです。

電子は電子銃から飛び出して、着弾するまで、電子は確率的に存在しているらしいのです。干渉縞の結果は、数式(波動関数)が示す確率と一致しており、存在確率が雲のように広がりながら二重スリットを通り抜けていたと解釈するしかなかったのでした。つまり、すべてのありうる状態が同時に起こっていて、着弾すると同時に一つの事象として収束していると。
専門的に言えば「重ね合わせ状態」、一般的な感覚で言えば「存在があやふやな状態/すべての可能性が遍在している状態」になってしまうということです。これまでの古典的な物理学では解釈できない現象でした。

さらに奇妙なのは、観測を始めるとそれだけで現象の収束が起こってしまい、この「重ね合わせ状態」は起こらなくなるという点です。
この実験は繰り返し行われ、この現象が間違いなく事実であることが確認されました。

身近な例でいえば、伏せたトランプをめくって見るまでは、ハートかもしれないし、クラブかもしれないし、ダイヤかもしれないし、スペードかもしれないし、存在が確定していない状態(すべてが重ね合わせで存在している状態)だというのです。そして、めくってみた瞬間(観測された瞬間)に事象が収束して、何かに決定すると。あくまでも粒子レベルの話ですが、そういうふうに粒子はふるまうのです。この世の物質はすべてその粒子からできているのに、その粒子がこのような幽霊みたいな存在だと分かったということです。私の解釈でわかりやすく書けば、世界は人に見られた瞬間だけ、存在を演じていると。

このように、観測をしないとき物を構成する粒子が「重ね合わせ状態」、つまり幽霊みたいな確率的な存在になっているのなら「誰も見ていない月は存在しないのか」という議論が起こりました。
かのアインシュタインも量子論者に対して激論を闘わせたそうです。当時、アインシュタインはインドの聖人タゴールを別荘に招き「私が見ていなくても月は確かにあるのです」と言った話は有名です(量子力学の台頭により、一時アインシュタインは過去の人になったのですが、いまでは相対性理論と量子力学は、ひも理論によって統合されつつあります)。

結局、多数の科学者たちは、この「重ね合わせ状態」を認める「コペンハーゲン解釈」という宣言を採用し、量子力学の基礎に据えました。以後、さまざまな量子力学を応用した技術を実際に生み出していきました。トンネル効果の応用例としての電子デバイスには、フラッシュメモリや江崎玲於奈氏が発明したトンネルダイオードなどが挙げられます。いまでは、量子コンピュータなるものも基礎実験に成功しているそうです。道具としてはかなり実用的なものらしい。

しかしいまでも「重ね合わせ状態」とはなんじゃらほい?という疑問は残り、有名な思考実験「シュレーディンガーの猫」(生きている猫と死んでいる猫が重ね合わせ状態で存在するのか)が提議されているのですが、いまだにこの問題は決定的な解決に至っていません。「コペンハーゲン解釈」は波動関数が収束する原因は追究しないのだそうです。つまり、なんでそうなるのかはさっぱりわからないけど、科学的に事実として認められるので、確固たる学問として、成立してしまっているのです。面白いですよね。
個人的にはまるで、魔法の結果が科学実験で技術に取り入れられていっているみたいな印象があります。

なお、「コペンハーゲン解釈」以外の代表的な解釈には「多世界解釈」というものがあり、平たく言うと無数の可能性に沿って宇宙が無数に分岐していくという、これはこれですさまじい考え方です。詳しく知りたい方は、 Wikiの「エヴェレットの多世界解釈」を読んでみてください。

科学の進展に伴って、物は実際には存在しないとか(←正確にはちょっと違うけど)、時間は実際には流れていないとか、哲学的だったり、仏教的な結論が出てしまっているのがなんとも不思議なのです。

いったい、この世界や人の存在って何なんだろうと考えてしまいます。


[補足]
あ、Wikipediaのこのページ面白い。「なぜ世界があるのか?」という「存在への問い(The question of being)」に対するさまざまな哲学、宗教、科学の考え方をまとめたページです。

「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」

こういうことを考えるのが好きな人に。

[補足の補足]
上のWikiのページの関連項目のいちばんしたに「42」というリンクがあるのが、なんともクールですね。
昔、このページに書いたことがあるけど、実は、「生命、宇宙、そのすべてに対する答え」は「42」なんですよ。知っていました?
嘘だと思ったら、Googleの検索窓に「生命、宇宙、そのすべてに対する答え」と入力して、電卓機能の結果を見てみてね。


[補足]
会社に、宇宙論とかを話す友人がいるのですが、「おおぐりさん」という人のファンらしく、その人と長時間話すと、大体最後は「おおぐりさん」という人がどれだけ抜きん出た天才であるかというエピソード話を延々と聞かされることになってしまうのです。ある日、次の本(「エヴェレットの多世界解釈」とかの記事がある)も気にいって読んでいる際に、この本のインタビュー記事に掲載されている物理学者の大栗 博司(おおぐり ひろし)氏が、その「おおぐりさん」であることを発見しました。本を貸してあげましたよ。( ̄ー ̄)

wikiによると
「大栗は、場の量子論や超弦理論の深い数学的構造を発見し、これらの理論を素粒子物理学や宇宙物理学・宇宙論の基礎的問題に応用するための新しい理論的手法を開発している。特にトポロジカルな弦理論を発展させ、これによってブラックホールの量子力学的性質を解明した。また、2次元の共形場の理論、カラビ-ヤウ多様体上のDブレーン、AdS/CFT対応、超対称性を持つ場の量子論の性質と超弦理論との関係などについても基礎的な貢献をしている」だそうです。なんだかわからないけど、すごいですね。

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[2012.12.03]


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幻のドラえもん最終回

以前もここで紹介したことがあるのですが、幻のドラえもん最終回がYouTubeで観れるので、ぜひ観ておくとよいですよ。
あるファンの方が描いた作品ですが、あまりに感動的で泣けます。

http://youtu.be/ZH7Ivz95UkI


[2012.09.29]


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癒し系ゆるキャラ「ウナシー」

先日、私はあるイベントで奇妙なゆるキャラと出会いました−−−。

そいつは、全体は白く、カラフルな水玉模様で、胴長、短足。
角があり、目は青く、口は笑顔。ちょっとオバQに似ていて、なぜか頭の上に梨らしきものを乗っけている。
あまりのへなちょこなデザインに、見た瞬間にウケまくってしまいました。

一緒にいた人いわく、あれは「ウナシー」という横浜市戸塚区のマスコットである、と。

後日、調べてみると確かに公式な戸塚区のマスコットで、「牛」と「浜なし」が名産なので、これを足して「ウナシー」なのだそうです。牛が直立して、頭のてっぺんに梨を乗っけているのです。もう、何もかもゆるすぎて笑えます。最高です。

ちなみに、梨はただの梨ではなく、知る人ぞ知る横浜のブランド梨「浜なし」なのだそうです。

すっかりウナシーのことが大好きになってしまいました。
脱力感MAX、愛嬌があって癒されます。


[補足]
ゆるキャラグランプリ2012で、参加865キャラ中ウナシーは600位でした。ちょっと残念な結果です。
うーん。投票があったと知っていたなら投票してあげたのに・・・。
1位のバリィさんって、リラックマの横にいるキイロイトリと似ている・・・。
段ボールかぶっているだけのセクシーなお姉さんの「やなな」が8位か。私もこのいい加減さ好きですけどね。

[補足]
ようやくウナシーのストラップを入手して喜んでいたら、部下の女性から冷た〜い視線が・・・(汗)。



[2012.09.17]


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新しい職場

会社の職場が引っ越しました。今まで高層ビルの一フロアだったのですが、ピカピカの新築ビルになりました。

通勤時間は、さほど変わらず。
満員電車には乗らなくて済むようになったけど、しかし、駅から遠いので、暑い日(きっと寒い日も)はつらいですね。
駅から蟻んこの行列のように10分以上歩かないといけません。

机から椅子から何もかもピカピカで新しい。ワンフロアが非常に広いので、最初の日はフロア内で迷子になりかけました(笑)。
迷子にならないよう、初日はスマホに方位磁石のアプリを入れていきましたけど、なんとかそれを使わずに自席にたどり着きましたっけ。

この職場でいちばん気に入っているところは、ビルから正門までうっそうと繁る樹木がある点ですね。
噂によると、野生のリスもいる、という話(まだ見たことはない)。

いまは、一時ほどではありませんが、帰宅時にセミがミンミン鳴いていますね。
私は、セミが鳴いていると、とても心安らぐのです。子どもの頃、夏休みにセミの鳴く田舎でとても楽しい日々を過ごした記憶のせいかも知れません。
薄暮れの中を歩きながら、セミの声を聞くと一日の疲れが飛んで、癒されます。


[補足]
リス、見ました!!冬の朝、通勤していたら目の前を横切っていきました。



[2012.09.02]


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オリンピック開会式とピンクフロイド

五輪の開会式を観ていたら、クライマックスの聖火点灯時に、ピンクフロイドの"Eclipse"という曲が流れました。

そーか、ピンクフロイドってなんとなくアメリカのグループだと思っていたけど、イギリスだったか。えらい勘違いをしていたことに気づきました。
そーだよね。彼らがビートルズの時代の幕を引いたともいわれているのだし。

ま、それにしても、このアルバムの曲が使われましたか。
プログレファンとしては、かなり嬉しい(ヴァンゲリスの曲も聴けたし)。

癒しの音楽のページでもばっちり紹介しています。−−−このアルバムは究極の癒しの音楽なのかも知れない、と。

ものすごく、不思議なアルバムです。まず、アルバムタイトルがその名も「狂気」です。
(そんなタイトルフツー、つけないだろう)
日本版のアルバムには、毛筆で勢いよく「狂気」と書かれた帯が付いていて、大学の頃だったか、このアルバムジャケットを目にした親に本気で悲しそうな顔をされましたっけ・・・・。

原題は「Dark Side Of The Moon」。陰鬱な感じのタイトルですね。
こんなタイトルなのに、全世界で3,500万枚を売り上げたモンスター・アルバムです。おそらく世界で7番目に売れたアルバムです(2番目という説もありますね)。
レジのチーンという音で始まる"Money"なんていうエゲツない曲もあります。"Time"は目覚ましのような音で始まります。曲の中に笑い声もよく入っています。

しかし、心の琴線に触れる音楽なのです。なんていえばいいんだろう、自分自身のありのままの心に触れることができたような切なさ、悲しさ、懐かしさ、愛おしさのような気持ちが心に溢れてくるのです。涙が滲み、鳥肌が立ってしまうのです。

いろいろ、言葉を並べても仕方ないですね。ぜひヘッドフォンを付けて聴いてみてください。
フルアルバムもYou Tubeで聴けます。プログレ、特にピンクフロイドはアルバムを通して聴くべしとよくいわれます。こちら


[補足]
「癒しの音楽」のページのリンク切れを全部チェックしました。
今回、私の人生の苦境を支えてくれた一枚
「Seven Waves」〜スザンヌチャーニーも新規追加しましたので、ぜひ聴いてみてください。どこまでも透明で純粋な音楽に、癒されます。一曲目のどこか悲壮な調べを聴き終わったあとに、二曲目で光が差してくるような展開が好きなところです。


[2012.07.28]


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書籍「幽霊人命救助隊」の紹介

幽霊人命救助隊 (文春文庫) 自宅のトイレの中で読む本を欠かさないようにしているのですが、最近読んでいる本は「幽霊人命救助隊」 (文春文庫) 高野 和明 著です。
まだ途中なのですが、なかなかよい本です。

大学受験失敗を苦に自殺し、幽霊となった主人公の前に神様が現れ、49日の間に100人の自殺志願者を自殺から救えば天国に行かせてあげると言います。同じように幽霊となっていた若い女性、サラリーマン、ヤクザの仲間たちとともに、「幽霊人命救助隊」となり、この世の自殺しそうな人たちを救うために力を尽くす物語です。

自殺を考えている人たちの体に入って心の内を読み取ったり、耳元で応援したり、周りの人を動かしたりして、文字通り守護霊となって、懸命に奮闘します。いかに人を自殺させないかという重くなりがちなテーマを、正確な知識とユーモア溢れる表現で、感動的な物語に結実させています。


最初は、神様が現れてなんていかにもベタな展開だし、漫画チックなお涙頂戴的な物語かなと疑う部分もあったのですが、自殺を考える人たちの心情のリアルな描写や、主人公たちが試行錯誤しながらもノウハウを身につけていって多くの人を救う姿にぐいぐい引き込まれました。

私は、障害を持った子どもと心中しようとする母親を救う場面で、もう涙でボロボロでした。
本当に、この母親の死にたいほどのつらい気持ちが十分に描写されているだけに、その気持ちを生きる方向に向けさせることに成功したとき、涙をこらえ切れませんでした。

自分自身が自殺してしまった存在である主人公たちが、人命救助隊の活動を通して、自身の生と死に考えを深め、救済されていく姿も物語に深みを与えています。


この本は、うつ状態に対する解説的な情報も的確で豊富です。著者は相当勉強して、それをリアルな姿に書き込んでいったのだろうなと思います。普通に読んでいるだけでも、自殺を考えている人がどのような心理状態で、どのように行動し、何を望んでいるかなど、自殺予防的な知識が頭に入ってきます。周りの人がどう関わっていけばよいのか、人と人がどのようにつながっていけばよいのか−−−−。ひとりひとりの心の問題だけではなく、現代の日本社会の抱えている病巣とその解決の方向性さえも鋭く描写しているのです。

著者の高野 和明さんは、「ジェノサイド」で有名な作家ですが、本の帯に「これも私の全力です」と大きく書いてあることに納得します。全力で書いたのだろう、と本当に思います。物語を書くという手段で、自殺する人を一人でも減らしたかったのではないかと思い、その努力に敬意を持ち、共感しました。


世の中には、つらい思い、悲しい思いを抱え、耐え切れないほどの重圧に喘いでいる人がたくさんいます。
私が、将来死んだとき、できるものなら、彼らと同じように人命救助にまい進する幽霊になりたいものです。
−−−−いいや、待てよ、わざわざ幽霊になる日を想定しなくたって、自分はこの世でこのサイトで言葉を尽くして、悲しみの暗闇に閉じ込められている人たちのお役に立てるのだから、いま頑張ろう。そう思いました。

ひとりひとりができることを、いまやることが大切なのでしょう。
怠けないようにしなくては。 ( ̄‥ ̄)=3 フンッ


[2012.07.22]


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四万六千日

う、浅草寺の四万六千日に行きそこなった。
もうそろそろ、四万六千日だなと思って調べたら、なんと今日ではないか。

あ〜。なんてことだ。最近、会社の激務がようやく山を越えたから、有給休暇を取ろうと思えば取れたのに・・・。

えーと、簡単に四万六千日を説明しますと、あの超有名観光地でもある浅草の浅草寺で、この日にお参りすると四万六千日分参拝したことと同じ功徳が得られるという、年に一度のスペシャルなご縁日です。前日の九日からほおずき市も開かれて、こちらも有名です。

私は神社仏閣が大好きです。この前のゴールデンウィークは浅草寺と西新井大師にお参りにいってきました。
ちなみに、少し前まで、浅草寺は、鳩好きにとっては一大パラダイスでした。小分けにした鳩のエサを売っていて、思う存分鳩にエサをばら撒くことができ、そういう意味でも私のナンバーワン充電スポットだったのです。しかし、何年か前から、鳩にエサやり禁止になってしまいました。誠に残念。

西新井大師は、かつて父が入院していた病院に近く、父がよくなりますようにと懸命に願を掛けていました。その頃、境内で立派な白蛇を見たことがありました。都内で白蛇を見るなんて・・・。
白蛇の霊験のおかげか、父は思いのほか元気になり、無事に退院できました。(-人-)
もう、20年くらい前の話かな・・・。

その父も平穏な晩年を過ごし、一昨年81歳で亡くなりました。ゴールデンウィークに西新井大師に行ったのは、思い出の場所に行きたかったということと、当時のお礼参りでした。
境内をぐるりとめぐって、小さな祠(ほこら)も全部手を合わせてきました。

こちらは、鯉や亀がいて、のんびりとしたいいところです。(^^)


[補足]
私は霊感はまったくないです。 人の心は結構読めるのですが、これは単なる洞察力です。


[2012.07.10]


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4代目のジューサー/ミキサー
vikura マルチクッカー(型番ZJ-B2)
vikura 低速ジューサー(マルチクッカー)ZJ-B2


長所
ジューサーの中では、毎回のあと片付けが楽
低速で搾るので栄養価の高いジュースが作れる
りんごやにんじんでも純度100%のジュースが作れる


短所
本体が重くて(約5.2kg)、デカい(幅192×奥行400×高さ321)。専用の置き場がないと続かない。
搾りかすが多く出る


メモ
このステンレス仕様の型番はZJ-B2。価格が同じで白い本体のZJ-B1というものもあり。ZJ-B1とZJ-B2の機能上の違いは、ZJ-B2にはミンチや米粉などを作れるオプション部品を買い足せる点。あとスイッチの位置が違う。ZJ-B1の位置は背中なので、何かの拍子にONになりそう。ZJ-B2は尻尾の位置。
この機種とほとんど同じ構造を持つ機種が別メーカーから発売されている(どちらが先かはわからない・・・)。
オデオ コーポレーション イキイキ酵素くん OD312
ODEO CORPORATION 【野菜や果物の栄養素を壊さない低速圧縮搾りジューサー】イキイキ酵素くん アイボリーパール OD312IP
「ピカイチ野菜くん」のサイトの動画を見ると、500gのにんじんから230cc搾れることがわかります。
この機種と似た構造の廉価版が別メーカーから販売されている
アルファックス・コイズミ 【生搾り低速ジューサー AMX100W


先月、うかつにも帯状疱疹にかかってしまい、健康管理の大切さを思い知らされました。
そこで、食生活の改善をするため、毎日新鮮なジュースを搾って(しぼって)飲もうと思い、新しいジューサーを買いました。

今回、「後片付けのラクなジューサー」というものをネットで徹底的に調べてまわり、最終的にこの低速ジューサーに辿りつきました。

低速ジューサーというのは、低速回転でゆっくりと野菜や果物を押しつぶして搾り出すタイプのジューサーのことです。このジューサーのメリットは、摩擦熱の発生が少なく、熱に弱い栄養素や酵素の破壊が少ないことです。またミキサーのように高速攪拌をして酸素とかき混ぜないので、酸化も抑えられます。
健康を求めて食生活を改善しようとする人たちに、最近人気が上昇中のようです。

このジューサーは、私とってはクリーンヒット。リサーチどおり後片付けがラクだし、本当においしいし、毎朝うきうきしながらジュースを作っています。((o( ̄ー ̄)o))

にんじんリンゴジュースの材料 にんじんリンゴジュース
にんじんリンゴジュースの材料 にんじんリンゴジュース

リンゴ1個、にんじん1本(小なら2本)で、コップ1杯のジュースになります。りんごは、りんごカッターで一気に8等分。にんじんはヘタを切って、縦に6つに切ります。輪切りのレモンも1枚用意。

ニンジンはポキポキいいながらスクリューに巻き込まれていきます。りんごは噛むときの音のようにシャクシャクですね。
「ピカイチ野菜くん」のサイトの動画を見ると、この機種は500gのにんじんから270cc搾れることがわかります。

出来上がったジュースは、純度100%のジュースなので香り高くて本当においしい。

ジュースを搾り終わるところ 毎回洗う部品
ジュースを搾り終わるところ 毎回洗う部品


一般的なジューサーに比べたら洗う部品は少なく、刃物部分がないので後片付けがラクです。強めの流水で濯ぐ(すすぐ)だけできれいになります。ただ、網目のある部品だけは付属の歯ブラシのようなものでシャコシャコします。

組み立ても簡単です。構造がシンプルなので、初めて店頭で見たときに分解してみたけど、またすぐに元通りに組み立てられました。3回も使えば目をつむっていても組み立てられるでしょう。お年寄りや子どもでも簡単に使えると思います。各部品がカキッとはまるところもよろしい。

※    ※    ※

実は、私にとってこれが4代目のジューサーやミキサーです。ご参考になるかも知れないので、歴代のジューサーやミキサーを紹介いたします。

最初にジューサーとミキサーの違いを説明します。搾りかすの出るのがジューサー(ぎゅっと搾る)で、出ないのがミキサー(入れたものをすべて粉砕する)です。当然、食物繊維はミキサーの方がふんだんにありますが、おいしさ(サラサラした口当たりとスッキリした後味)という点ではジューサーの方が格段に上です。
なお、ミキサーは、ブレンダーと呼ばれることもあります。

ヒューロム(HUROM)の縦型の低速ジューサー(HU-400)も候補のひとつでした。スペースを取らないデザインは気に入ったのですが、構造がやや複雑で、洗う面積が広かったので止めました。


「ピカイチ野菜くん」のサイトの動画を見ると、500gのにんじんから200cc搾れることがわかります。ちょっと少ないですね。



ミキサー
毎回洗う部品
毎回洗う部品

Panasonicのミキサー

最初はごく一般的なミキサーを買いました。

ミキサーは、よく街中のジューススタンドで見かけますね。ガラスの容器内で金属刃を高速回転させて、容器に入れたすべてのものを丸ごと切り刻んでジュースにします。グォォォォォォォンという音がします。

ミキサーは、搾りかすというものが出ません。良くも悪くもジュースの中に食物繊維がいっぱい含まれます。

買った当初はよく使っていたのですが、りんごやにんじんでジュースをつくるには、水分を足さないといけない。水を足すと、当然水っぽくなり、おいしさはダウン。
豆乳(牛乳は体に合わない)を足してみたりしましたが、私としては、豆乳は豆乳で飲んだ方がおいしい。

健康に良さそうなものを何でもかんでも放り込んで、スペシャル健康ドリンクを作るのには向いています。黄な粉とかプロテインとかビタミンCなどの粉末をジュースに足したい人も、ミキサーがお勧めです。ただ、あれこれ投入したら、なかなかおいしくはならないと思います。

ミキサーは、どうしてもブクブクっとした、ドロッとしたものができがちです。あるいは水っぽいものか、どちらか。
おいしさを保ったまま、ちょうどよい水分で薄めるというのが難しい。
あと、固めの食材の場合、細かい粒々が残ってしまい、舌触りも悪くなります。

ミキサーでおいしいジュースをつくるのには限界を感じました。

長所
食材を無駄にせず、食物繊維の多いジュースが作れる
部品が少ないので、毎回のあと片付けが楽
短所
稼動音がうるさい
水分を足さないとジュースにならない
固い食材だと、細かいつぶつぶが残ってしまいがち
メモ
この機種はカキ氷が作れる。冷凍フルーツを直接入れられるかどうかの目安になるのでカキ氷が作れるかどうかは重要
高級機(=ハイパワー機)だと、より滑らかなジュースが作れる。ナッツも入れられる
最近は、ふたをしないと刃が回転しないようにロックが付いている機種が主流の様子


Panasonic ジューサー
毎回洗う部品
毎回洗う部品

Panasonicのジューサー

次に買ったのが、ジューサーです。

一般的なジューサーは、大根おろし金具のようなもの(右上の部品)を高速回転させて、一瞬でペースト状にし、同時に遠心力でこれを漉して(こして)ジュースにしています。
切ったりんごを入れると、高音でチュインといって、一瞬で形がなくなります。

高速ジューサーのいちばんのポイントは、とにかくおいしいジュースを作れることです。

ミキサーを使ったあと、ジューサーを使うと、そのさらりとした味に感激しました。細かい粒々が残っていないので、飲みやすいのです。
特に、りんごジュースを作ると本当においしい。水で薄めていないので、甘くて香り高い。

これも、しばらくせっせとジュースをつくっていましたが、ただこのジューサーは、とにかく後片付けが大変でした。 構造が複雑で部品数が多く、しかも大きくて扱いにくい本体カバー(左上の部品)の内側も全部洗わなくてはいけない。洗う面積が大きくて、手間でした。

最近よく見るスタイルプラスもこのジューサーの仲間です。パワーが強力なので、搾り出す力が強いようです。ただ、後片付けは面倒でしょうね。刃物部分とメッシュの部分の面積の広さは、洗いづらさに比例するからです。


投入口が広いため、にんじん1本丸ごと入れられます。

おいしいジュースを作るという性能に関しては百点満点なのですが、その目的に特化しすぎて、後片付けの手間を考えてくれていない感があります。

後片付けの面倒さのために、リンゴを買っておいてもついにはしわしわになるまでテーブル上に置きっぱなしということもありました。

長所
りんごやにんじんでも純度100%のジュースが作れる
短時間でジュースができる
短所
毎回のあと片付けが大変
搾りかすが多く出る(厚さ5ミリぐらいのペロンとしたものができる)
稼動音がややうるさい
メモ
この機種は搾りかす(食物繊維)をどの位混入させるかを選べる
ミキサーの部品も付いていて、どちらの機能も使える機種(ジューサーミキサー)もある


小型ミキサー
毎回洗う部品
毎回洗う部品

TIGERのミキサー

しばらくして今度は小型のミキサーを買いました。

実は、通販の番組のマジックブレット に関心を持って、競合品をリサーチした結果、国産のこの機種に落ち着いたのです。マジックブレットを選ばなかった理由は、次のとおり。
  • うるさい(らしい)。
  • つくりが安っぽいというレビューが多かった。コップ部分がプラスチック製。
  • 無駄に使わない部品が多い。
この機種は、コップ部分がガラス製なので食器洗い機に入れられます(一般に、ミキサーやジューサーのプラスチック部品のほとんどの耐熱温度は60度です。食洗機に掛けられません)。
洗う部品が2つしかないし(そのまま、ガラス容器をコップにして飲めるのもラク)、小さいし、小回りの利く優れものです。

ハンディタイプのブレンダーも使う形が違うだけで、ほぼ同じ使い勝手だと思います。
ブラウン マルチクイック コードレス MR730cc
Braun (ブラウン) (2011-10-05)
売り上げランキング: 527

この頃は、りんごに、お酢ドリンクを足すというレシピに落ち着いていました。
ただ、このカップにはりんご半分しか入りませんでした。
パワー不足のため、あらかじめ小さく切ってやらないといけないし、水分も入れないと刃が回ってくれない。
この製品も、マジックブレットも、1度に1分間以上動かせません。にんじんジュースを作ると、粒々が残ってしまいとても飲めない。

後片付けは圧倒的にラクなのだけど、何かで薄める必要があったり、舌に粒々が残ったりしておいしくない。100%ピュアなジューサーの味を知ってしまった舌には、この機種は役不足でした。
長所
食材を無駄にせず、食物繊維の多いジュースが作れる
部品が少なく、かつ小型なので、毎回のあと片付けがかなり楽
短所
1分間しか回せないし、食材が多いとパワー不足で止まることもある
固い食材だと、細かいつぶつぶが残ってしまう
水分を足さないとジュースにならない
メモ
この機種は、2.5センチ角の氷を2個以内なら入れられる(市販の氷を除く)
この機種は、冷凍食品は入れられない。



以上、過去3代のジューサー/ミキサーの紹介でした(家電のことを調べて書き始めるときりがないですね)。

最近は、この4代目の低速ジューサーのせいでどっぷりジュース生活にはまっています。ジューサーのなかった生活に比べたら、にんじんやリンゴの消費量が圧倒的に増えています。
なにしろ、毎日続いているというのが、飽きっぽい私にしてはスゴイことです(実は、過去3代のジューサは長くて1週間だった・・・)。

お店でおいしそうなフルーツや野菜を探すのが楽しいこの頃です。
心と体を癒すために、皆さんにもジュースのある生活をおすすめします。


[補足]
今の時代、冷凍フルーツはネットで簡単に手に入ります。業務用なら安いし、大量に買っても月単位で保存しておけます。あらかじめ皮とか種とか取り除いてあるため、下ごしらえの準備がほとんど必要ありません。解凍するには、前夜に冷凍庫から飲む分を冷蔵庫に移しておけばOK(氷を砕ける機種ならこれも不要)。冷凍ものであることを気にしないのなら、ミキサーと冷凍フルーツを組み合わせて使うことは、最も簡単にジュースを飲む最強の方法だと思います。

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冷凍ストロベリー 冷凍メロン 冷凍オレンジ 冷凍マンゴー 冷凍キウイ 冷凍アサイー

[補足]
ミキサーはパワーがあればあるほど、ジュースを滑らかにできるので、ミキサーはパワー命、という面があります。

本場、アメリカのミキサーのメーカーは、自社製品のパワーをアピールするために、なんとiPhoneを粉々にする動画をアップしています。もう、凄いし、馬鹿らしいし、いろんな意味でアメリカンなので、手を叩いて笑ってしまいました。

おじさんのどや顔、最高です。 (≧▽≦)ノ ☆★☆


Blendtec社製のミキサー

[補足]
ジュースを作るときは、残留農薬の心配のない素材を選んでくださいね。私はにんじんもリンゴもレモンも無農薬のものを見つけて、買ってきています。
レモンは写真のように、真ん中を輪切りして、残りをピッタリ合わせて保管すると鮮度が保てます。

なお、ジュースに向いている野菜の中には、残留農薬が多いとされるものもありますから、注意が必要です。私はパセリとセロリは使いません。

市販のパセリをアゲハチョウの幼虫にあげると残留農薬で死んでしまうそうです。イモムシを飼おうとしてスーパーのパセリをあげたら全滅した話はいくらでもヒットします。いくら虫とヒトの作用機序が違うといっても、化学物質ですからね。
一時期、パセリなら一年中スーパーにあるし、栄養価が著しく高いからと毎日ジュースにすることを考えていたことがありました。いま考えると恐ろしい。( ̄- ̄;)



[補足]
低速ジューサーで搾った生ジュースを毎日飲むようになって1か月、それまで、毎日普通に飲んでいたコンビニのアップルジュース(果汁100%、濃縮還元)を久しぶりに飲んだら、吃驚しました。
薄っ  ( ̄△ ̄;)!!
二割か三割、水を足した?と思いました。
原料はりんごと香料だけなのですが、ジュースの薄っぺらに比べて、妙に香りだけエッジが効いていて、とても人工的な感じ。

改めて、ジューサーで搾った生ジュースの味の素晴らしさを実感した出来事でした。


[2012.06.16]


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帯状疱疹に!!

なんと、帯状疱疹(たいじょうほうしん)になってしまいました。あ〜 o(_ _ )o
会社の残業で無理をしていたのと、睡眠不足が重なって、免疫力が落ちていたようです。うん、確かに無理していました・・・。

この病気は、疲労、ストレス、日焼け、老齢などで体の免疫力が落ちたときに神経節中の水疱瘡ウィルスが再活性化することで発症する病気です。この病気は、強い疼痛を伴う赤い疱疹が(病名のとおり)帯状に現れます。体の片側だけにしか疱疹ができないことが特徴です。地方によっては、その外見から「胴まき」「おび」「たすき」「けさ」「けさがけ」などと呼ばれるそうです。主に胸にできるのですが、頭や顔に現れたり、手足に現れることもあります。
帯状疱疹のでき始め
帯状疱疹のでき始め
↓ 4日後
帯状疱疹のいちばんひどかった時期
帯状疱疹のいちばんひどかった時期
この如何にも痛そうな写真どおり、いやそれ以上に痛いのがこの病気の特徴です。
なにしろ、皮膚の表面が痛いのではなく、ウイルスによって傷ついた神経が痛いのですから、その痛みは激痛となることがあります。
この病気は、対処を間違うと強い痛みが後遺症(帯状疱疹後神経痛)としてずっと残ることが恐ろしいのです。

ここを読んでいるあなた、ぜひ、この機会に病気を知っておいてください。80歳までに3人に1人がかかるといわれています。ホント、この病気だけは詳しく知っといた方がよいとつくづく思います。顔にできると、失明の恐れもあります。
私は、たまたま帯状疱疹について知識があったので(死別の悲しみの心労からこの病気に罹る人が多いため)、すぐにこの病気だと気づいて、病院に駆け込み、早い時期に抗ウイルス薬を飲むことができました。
この病気についての知識がなかったらと想像すると、ヒヤリとします。

最初の発疹ができる1週間くらい前から胸がピリピリしたり、だるかったりする前兆症状がありました。
当初、風邪かな〜などと思っていたのですが、やがて胸になにやら小さなブツブツができ始めました。
この時点で、「これは帯状疱疹だ!!」と気づき、翌朝、会社に年休を取る電話を入れ、すぐに皮膚科の病院に直行しました(皮膚科に行くのがよいですよ。誤診されにくいので)。

胸に小さなブツブツができてから、土日を入れて計6日間、ひたすら自宅でじっと静養していました。写真ではわかりませんが、背中にもぐるっと疱疹がまわっています。ピリピリする痛みのほかに頭痛もありました。

ひとつひとつの発疹はやがて内部に透明な液体を溜めてだんだんと大きく膨らんでいき、指先で触ると強い弾力を感じるくらいになり、やがてしわしわとし出し、摩擦で徐々に潰れていきました。この頃は肌着のシャツを替えると、潰れたシミのあとが残っていたりしました。

疱疹ができ始めた時期に、軽く考えて無理をすると後遺症が強く出ます。さまざまなブログなどを読んでみると、病院に行くのが遅れたり、この時期に無理をしたりして、激痛の後遺症が残ってしまった例がいくつも見つかります。服が触れるだけで激痛が走るという話や、あまりの痛みに会社勤務を諦めざるを得なかった話なども読みました。

いまは、薄いかさぶた状になっています。触っても特に痛くはないのですが(日焼けして少しヒリヒリする程度の感覚)、無理をして冷や汗をかくような状況のときに、弱い痛みが走ります。あと、この時期、本を結構読んでいたのですが、感動して鳥肌が立つと、弱い痛みが走る(笑)。

私の場合、かなり早い段階で特効薬(バルトレックス)を飲み始め、これ以上ないくらい安静にしていたので(ネットで映画を3本も観ました)、予後はかなりよい方だと思います。GWの直前の発症だったので、GWも引き続き安静にできていることも幸いでした。
これだけで済んで本当に不幸中の幸い。この病気はそのすさまじい痛みで有名なのですが、結局、強い痛みは体験しないで済みました。

皆さんも、帯状疱疹にはくれぐれもお気をつけください。心労が重なっていると発症しやすいのです。

そうそう、胸にできただけでも、これだけ醜いとショックです。男だからいいものの、年頃の女の子だったら、泣いてしまうかも知れません。
ましてや、顔にできると大変です(怪談で有名なお岩さんは帯状疱疹に罹っていたという説があるそうです)。帯状疱疹の画像検索

健康の大切さを痛感させられた出来事でした。

NHK「ためしてガッテン」 6人に1人を襲う激痛! 帯状疱疹(ほうしん)の正体!

NHK「あさイチ」 3人に1人が発症!帯状疱疹(ほうしん)




[2012.05.02]


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あれから1年

東日本大震災から、1年。
きょうは、TVを観ていると涙が止まりませんね。

亡くなった方が天の高みで安らかにすごしていますように。
残された人が、前を向いて強く生きていけますように。

皆、幸せになれますように。



[2012.03.11]


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福島への旅行

ある質問サイトに福島の人がこんな投稿をしていました。

原発事故で福島県がみなさんに嫌われてしまって、どんどん置いてかれているような気がする。全国の皆さんが福島に遊びに来てもらえるような場所にしたいです。また遊びに来てくれますか?と。

多くの人が、福島に行きたいと答えていました。私も次の旅行は福島に行くつもりだと書き込みました。


※    ※    ※


6月に会社のリフレッシュ休暇を利用して、裏磐梯のホテルに一人で二泊してきました。
(猪苗代湖のちょっと上あたりですね)
会社が福利厚生施設として契約しているので、それなりの値段で泊まれましたが、かなり立派なリゾートホテルです。あとで知りましたが、レディ・ガガが福島復興のチャリティーコンサートを申し出たときに、このホテル近隣のリゾート地が密かに会場候補として挙がったそうです。

ホテルは、標高1000m以上の場所にあり、JRの猪苗代駅から送迎バスで山道をうねうねと登っていきます。そのときにふと気づいたのですが、何やら空気が鳴っているのです。心地よい音で、ずーっと鳴り続けています。山全体でセミなどが鳴いていたのです。



ホテルからの眺めは雄大なものでした。
人は自然の懐(ふところ)に抱かれて生きているという思いを感じました。空には雲が流れ、緑の山なみが続いていました。



案の定、ホテルはガラガラでした。
人気(ひとけ)がありません。大浴場は、私専用?と思いました。
まず、脱衣場の床がカラリとして一切濡れていないのです(なんて快適なんだろう)。広いお風呂に大の字になって入いり、次に露天風呂に移動し、空を見上げていました。
贅沢な解放感に浸りながら、リラックス。
塀の向こうの女性用のお風呂にも誰もいないんだろうなと思うと、それは少しものたりない。(←おい)
浴場にはサウナもあって、誰も使っていないのにガンガンに焚かれている。もったいない。

レストランは三つあるのですが、ひとつに集約され、私のほかに一組の老夫婦がいらっしゃいました。
(・・・・ということは、宿泊客は3人だけ?)

廊下でも誰ともすれ違わないので、部屋の中でゆうせんのジャズを大きめの音で鳴らしても怒られないだろうな〜と思いつつも、開け放った窓から聞こえる、セミの声やカエルの声の方が遥かに魅力的でした。

二日目には地元の五色沼というハイキングコースを散策しました。雨上がりの明るい日差しの元、沼にそった緑の小道を散策しました。豊かな自然に胸がいっぱいになりました。
福島の人たちが、どれだけこの自然を誇りにしていたのだろうと思うと涙が溢れました。

二泊目のレストランには、別な夫婦がいらっしゃいました。給仕の方とずいぶん話をしたのですが、風評被害のせいで、五月連休はなんとか満室になったものの、以降は宿泊客が少ない状態が続いているそうです。宿泊客は3人だけ?と尋ねたら、より原発に近い福島県の人たちが、子どもを外で遊ばせるために10名ほど素泊まりをしているのだそうです。
風評被害の話になると、やはり先の見えない不安からか、顔が曇ります。
原発から80キロ離れているのですが、福島という文字が入っていることで旅行先のリストから外されてしまうと無念そうにおっしゃっていました。
福島のホテルの方、そして福島の観光業の方々の苦悩は、どれほど深刻なことでしょう。

最も深刻な被害を受けた被災者を支えているのは、地元のそれほど被災していない地元の人なのだと思います。親戚、同僚、友人、知人たち。
だから、その人たちの経済活動を支えていくことが、大切だと思います。

最終日には、教えてもらった近くの避難所に行き、死別の悲しみの癒しに役立つ本を5〜6冊寄贈してきました。それから、郡山市のビッグパレットに向かい、そこにあるミニ図書館にも5〜6冊寄贈してきました(旅行前に、Amazonで注文したり、横浜市内の本屋を10軒以上まわって揃えた本です。役に立ちますように)。

ビッグパレットは、福島県下で最大の避難所の一つですが、マスコミのTVクルーの方や、自衛隊の方、警官などがいて、ものものしい印象を受けました。
被災者に対して肩もみなどのボランティアはできますか?と尋ねたら、難しいと言われたのであきらめて帰途につきました。
(いろいろ下調べをしてみて、個人の人が避難所でボランティアをするのは、すでに活動しているボランティア組織に対してあらかじめきちん手続きをしてからでないと難しいとわかっていたので、すぐにあきらめました。アルバイトの募集と同じで、短期飛び込みは難しいのです)

また、ぜひ福島に行きたいと思います。


掲載が旅行のずいぶんあとになってしまいました。すみません。→[2011.8.12]


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福島から帰って

二泊三日の福島の裏磐梯への旅行から帰ってきました。
風評被害で観光客が減っている地域への観光旅行がメインですが、避難所にも行き、死別の悲しみを癒すための本を十数冊寄贈してきました。
(詳しい話はあとで書くつもりです)。

旅行から自宅に帰ってきて、ほっとしたときに思ったことは、家を流された被災者にはこのほっと息を付ける大切な家がもう失われてしまったということ。
住み慣れた我が家が与えてくれる安堵感は、何ものにも代えがたいものがあります。
自分の居場所です。

それを破壊されて失ってしまった被災者の気持ちはどんなに辛かろうと感じました。
自分の力は、本当に微々たるものだけど、これからも継続的に支援していこうと改めて心に決めました。

次のプロジェクトも準備中です!


[2011.06.16]


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五月連休

待望の五月連休。
被災者支援のマッチングサイトで、介護用品を募集している案件があったので、家中の介護用品を集めています。コミックも募集しており、本棚の整理も始めてしまったので、家中足の踏み場がない状態に。

東日本大震災 支援物資/ボランティア募集 ボランティアプラットフォーム
http://b.volunteer-platform.org/


昨日、長年の懸念だった「子どもを亡くした親のために」のページをようやく追加しました。ずいぶん長い間お待たせして本当に申し訳なく思っています。まだできていない部分もあるのだけど、とりあえず公開させていただきました。

震災で家族や恋人を亡くした人たちの気持ちが、これから急激にダウンする時期を迎えているので、被災者の気持ちに沿ったコンテンツを準備しないといけないと考えています。

家の整理中に私の書籍「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」も1箱出てきたので、準備が出来次第、希望する被災者に送ろうと考えています。

少しでも、心を慰められるところがあればと願っています。


[補足]
「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」の本を被災地のコミュニティーFM局に寄贈することにしました。このようなFMラジオ局こそ、被災地の心の支えとなっていると思って。


[2011.05.01]


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被災者を思う

東日本大震災で被災した人たちの悲惨な窮状をテレビでみるたびに、胸がつぶれる思いです。
あまりに無慈悲な出来事に、涙を流したり、どうしたものかと焦ったりしています。

温かい豚汁を食べさせてあげたい。その場に行って、お年寄りの体をマッサージしてあげたい。親を亡くした子どもを抱きしめてあげたい・・・・。

自分が現地にボランティアに行く妄想も膨らませています。
しかし、会社勤めをしている自分の立場を考えると実際にボランティアに行くのは難しい。
それならば、今できることをと、一か月分の給料をユニセフに寄付しました。現地ではなく、自分のポジションで一か月働いて、そのお金を寄付しようという考えです。
あと、「死別の悲しみの癒しの広場」のコンテンツを充実させることに時間を費やしました。自分はこれが得意分野なのですからね。

被災した人たちの心のケアはこれから、重要になります。
家族や恋人を喪った人たちを支えなければいけません。

いまは、生存のための闘いをしている状態であるため、緊張の糸が張り詰めているのですが、生活がある程度落ち着くとやがて悲しみと喪失感が彼らを襲ってきます。
−−−−そう、津波のように彼らの心を繰り返し襲い、心を冷たく濡らし、心をかき乱し、心を絶望へと運び去ろうとするでしょう。

彼らは、震災で生命を直接脅かされる体験をした上に、最も大切な家族や恋人を喪うという痛ましい体験をし、慣れ親しんだ故郷と家を滅茶苦茶にされ、生活の基盤までなくなってしまっているという、まさに極限状態に放り込まれているのです。

先を見通すことも難しく、何もかも失ったという絶望の闇に沈んでも不思議ではありません。
全力で、被災者を支援しないといけません。

それぞれができることをして力を合わせ、被災者をあらゆる面から支援していきましょう。
いつまでも、長く、日本の総力を挙げて支援していきましょう。



[2011.03.22]


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隔離病棟

先日、結核で入院中の人をお見舞いに行きました。
呼吸器系の専門病院の隔離病棟へ、医療用のN95マスクを着用しての面会です。
3MN95微粒子用マスク,折りたたみ式  【型番1870F】 〔1箱(20枚入)〕
この友人の場合、結核と判断されて、即入院、即専門病院に転院で、以来、一日も自宅に帰れず。まるで犯罪者のように隔離されてしまっているので、その友人の嘆くこと、嘆くこと。1時間近く話を聞いてあげました。

外部から中に面会するのは、N95マスクでOKですが、中から外へは法律の規定もあり、人にうつさない状態であると医師が判断するまでは何があっても出られません。

平均2〜3か月の入院だそうですが、人によっては1年以上も隔離病棟に入院している人もいるのだとか・・・。

退院した人が面会に来ることもあり、その友人が聞いた話によると、退院後しばらくは、道で知らない人とすれ違うのがとても不思議な感覚なのだそうです。

閉鎖された空間で、ずっと同じ患者さん同士で顔を合わせているためでしょう。でも、医師や看護師さんは常にN95マスク(あるいはそれ以上のもの)を着用しているので、お世話になっている医師や看護師さん達の顔はよく知らないのだそうです。
【医療用N95マスク】 SH2950V 排気弁付き(20枚入り) N95 鳥インフルエンザ、SARS、花粉
ちなみに、N95マスクは、新型インフルエンザにも有効ですし、大地震の際の粉塵、火山灰にも有効なので、リスク対策用品として、1箱買っておきました。

花粉症の人にも効果は大きいと思います。ただ、息苦しいし、熱がこもるので、長時間の着用はつらいです(私は、鼻の付け根が痛くなった)。アヒルのくちばし型(左の写真)や、排気弁付のものなら、少しは楽かも知れませんが、外で着用するのはかなり勇気がいると思います・・・。



[2011.03.06]


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喜んだり、凹んだり

自身の精密検査の結果を聞くために県立がんセンターに行きました。

そうしたら、その帰りに、父のことをとてもよく世話してくれた看護師さんにばったり会いました。
患者さんに人気のある、とても笑顔が素敵なかわいらしい女性です。

しばらく立ち話をしたのですが、父の死を悼んでくれたり、私のことを慰めてくれたりしました。
父の死後、顔を合わす機会がなかったので、話ができて本当によかったと思います。

あと、もうひとつよかったことは、精密検査の結果で、問題なしといわれたこと。

がんではないとわかったので、彼女のような素敵な女性を探さないと、と思う今日この頃(残念ながら彼女は既婚)

自分自身、孤独や寂しさにはとても強い耐性を持っていると思っているのだけど、ああいう女性と結婚している男性が世の中には実際にいるのだと考えると、軽く凹んだりします。

サイト上で結婚相手を募集をしようかと考えてみたりします。それとも結婚相談所かなぁ。




[2011.01.25]


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2011年の年始

年始、ヘリコプターの音がするのでTVをつける。
家の近所を箱根駅伝の選手が疾走している様子が、生中継の画面に映る。

父が箱根駅伝を好きだったなぁと寂しく思う。

今年は、おせちもなく、お雑煮もない。
喪中はがきを出してあるので、年賀状もない。

来年になれば、おせちもお雑煮も年賀状も復活するだろう。
でも、父がお正月の乾杯をする様子を目にすることは、もう二度とない。お雑煮のお餅が喉につっかえないようにと心配することもない。父の代わりに年賀状を作ることも、もうない。

この世で二度とできなくなってしまったことが、生活の中にいくつもぽっかり穴を開けていて、その虚しさに胸を衝かれる。

不在を感じることは、悲しみを引き込むことになるのだけど、といって、忘れてしまいたいわけではない。忘れたくはない。むしろ、あの最後の絶望と混乱に満ちた日々の痕跡さえ、父が生きていた証として追い求めてしまう。

時に、立ち止まってしまいたい気持ちにもなる。でも、やはり、人はいろいろなことに折り合いをつけながらも、走り続けないといけないものなのだろう。

私は、箱根駅伝はあまり好きではない。選手が痛々しいから。




[2011.01.10]


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悲しいお知らせです。

2010年10月の終わりに、とても大切にしていた父が81歳で永眠いたしました。

膀胱がんが突然悪化して尿道を塞いだことが、平和で穏やかな生活を終わりに導きました。
尿を出すために膀胱にカテーテルを入れる生活になったのですが、その後の2か月ほどの間に、片方だけ機能していたもう一つの腎臓の機能が悪化し、またストレスから糖尿病が急激に悪化してしまいました。この期間に、歩けなくなり、立てなくなり、嚥下しにくくなり、やがて意識も朦朧としだし、最後は入院した病院のベッドの上で、私たち家族に見守られて亡くなりました。

先日、四十九日の法要を終え、お墓に納骨しました。
寂しい限りです。
もう少し早く血糖値が急上昇したことを見つけられなかったのかとか、どこかでやり直せなかったのかという切ない気持ちになります。
いまは、ただあの世で、何の痛みもなく自由な体で、先に逝った父の妻、両親、兄弟、友人と楽しく過ごしていることを祈るばかりです。

※     ※     ※


お悔やみの言葉を下さった方々、ありがとうございました。
日々の悲しい想いを、人の気持ちを慰める言葉に換えていこうという気持ちは燃え尽きていませんので、大丈夫です。
いまも新しい言葉を頭の中で探し続け、紡ぎ続けています。
ホームページの更新が留守になってしまいましたが、とても悲しいけど落ち込んでいるということはありません。
単に忙しかったのです。

※     ※     ※

そう、とにかく忙しかったのです。
亡くなるまでの日々も含めれば、人生で最も過酷な日々だったといえるほどです。

最初の時期は、急激に弱っていく体に対応するための手はずに追われました。
父が一人になる時間を作らないようにヘルパーを自費で増員し、介護保険の認定の変更を申請し、車椅子と介護ベッドの手配をし、手すりの増設の工事をしました。

やがて、次第に消え入りそうな炎を消さないために夜も介護で精神を張り詰める日々となっていきました。
たびたび詰まってしまうカテーテルに、救急外来などに運んだことは最初のひと月で10回以上を数えました。シリンジ(注入器)と生理食塩水を使った膀胱洗浄の仕方を教わり、一日に何度も膀胱洗浄をするようになりました。

自力で立てなくなってからは、夜間の急変を察知するために、父の枕元に音声モニターを付け、浅い眠りの中で父のいびきに変化がないかずっと聞き耳を立てていました。自分で呼び出しボタンを押すこともままならなくなっていたのです。睡眠時間が足りなくなり、自分の時間を取れない日々が続きました。

※     ※     ※

あの世に召されてからは、通夜と葬儀の手配に忙殺されました。
これらの儀礼の準備がどれだけ大変なのかは、皆さんもよくご存知だと思います。

葬儀の後、荷造りをして引越しをしました。父の看護に時間が取られるようになったときから、社会活動用というかこのHP作成用に借りていたマンションを引き払う日取りを決めていたためです。

2週間ほど休んだ会社には膨大な仕事とメールが待っていました。その後始末のための残業をしながら、四十九日の法要と納骨の準備に追われました。墓石に名前を彫ってもらい、位牌を作ってもらい、喪中はがきを作成し、香典返しの返礼をしました。

いまは、相続をメインにした各種の事務手続きを片付けています。

最近ようやく、自分のための時間を取れるようになったところです。

※     ※     ※

父のことは、たくさん書きたいことがあります。
それは、おいおい書いていく予定です。

いまは、自分の人生の「舞台が大きく回った」ことを強く自覚しています。
あまりに深いところから変わったため、整理することがたくさんあります。

ぽっかりと空いた穴に戸惑いながらも、少しずつ進んでいこうと思っています。



[2010.12.05]


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職場が高層ビルに引っ越しました。
私たちがいる階は、普通のマンションの最上階ぐらいの高さですけどね。

すこし目を上げると、広く空の様子を眺められるところが気に入っています。
もう少し夕焼けが見えるともっといいんだけどな。



[2010.08.11]


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父がまた県立がんセンターに入院となってしまいました。もう、11回目くらいかな。
いまは、無事に手術も終わり、ベッドで平和そうな顔を見せています。

もう惚けてしまっていて、小学一年生ぐらいの知的レベルです。
無邪気でとてもかわいい。
ヘルパーさんやデイケアの職員さんからも、穏やかでいいと皆から好かれています。
老犬みたいな感じですね。


[補足]
父としりとりすると5ターン目ぐらいで終わってしまいます。

 私 「りんご」
 父 「ごりら」
 私 「らっぱ」
 父 「ぱいなっぷる」
 私 「るびい」
 父 「いか」
 私 「かに」
 父 「にほん」
 私 「・・・・」

[補足]
その後、無事に退院し、いまは家でごろごろ元気にしています。(^-^)



[2010.05.09]


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You Tubeに高画質で動画をアップロードする方法を見つけました。

左の動画が、従来の方法。右の動画が、今回新しく見つけた方法でアップロードしたものです。
キャプチャ画面や大きさが異なりますが、まったく同一の動画ファイルです。


右の動画は、再生をすると枠の右下で「360p」「480p」「720p HD」という画質が選べるようになります。
左の動画は、何も選べません。低画質だけです。
アップロードの仕方一つでこんなに画質が変わります。

Panasonic デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) TZ7 シルバー DMC-TZ7-S なお、この動画は、左のPanasonicのデジカメLUMIX(ルミックス)で撮影したものです。

ピンボールのきれいな動画を撮るために、ハイビジョン撮影もできるというこのデジカメを選んだのです。また、You Tubeアップローダーという専用ソフトが付属していることも、この製品を選ぶ決め手でした。
しかし、実際にYou Tubeにアップロードしたときに、あまりのボケボケの動画(左側の動画)に、何がハイビジョンなんだ・・・!?ヽ(`0´)ノ とひどくがっかりしたものです。

その後、私は所詮、デジカメの動画撮影機能なんておまけみたいなものなんだと思い、ちょっと奮発してPanasonicのハイビジョンビデオカメラを購入しました。
Panasonic デジタルハイビジョンビデオカメラ メタリックグレー HDC-TM350-H
しかし、そのビデオカメラでもYou Tubeにアップロードしてみると期待はずれの画質でした。You Tubeの画面枠に「360p」と「480p」までしか出ず、期待していたような「720p HD」や「1080p HD」という高画質を示す表示が一向に出ないのです。

なぜ、ハイビジョンビデオカメラをもってしても高画質でアップロードできないのかと、いろいろ調べてみると、いっぺん専用ソフトで変換(いろいろ複雑な専門用語はあるのですが、面倒なので単純に「変換」といっています)をかまさないといけないらしい。また、AVCHD Liteという動画規格もYou Tubeと相性がよくないらしい。

よくわからないなりにも、動画変換・編集ソフトが必要なのだという結論が出たわけなのですが、これを動かすにはいま使っているパソコンの性能ではきっと歯が立たたない。結局、そこそこ高性能のデジカメ、そこそこ高性能のビデオカメラを買っても高画質アップロードは実現できず(泣)、さらに新しい高性能パソコンと動画編集ソフトを入手した上で、動画についてきっちりと勉強しないとダメか、というところだったわけです。

そんな折、ふとしたきっかけで、上の動画(右側)でお見せしたような高画質アップロードを実現できるお手軽な方法を見つけてしまいました。

その方法は、デジカメやビデオに標準で付属している「You Tubeアップローダー」を使わずに、動画本体のM2TSファイルだけを直接、You Tubeにアップロードするというものです(上記のデジカメとビデオカメラの動画は3種類のファイルで構成されています)。

あれだけ困難と思われたYou Tubeへの高画質アップロードが何の苦労もなく実現できてしまいました(You Tube側がH.264という形式を受け入れ始めたということらしいのですけどね)。

上のビデオカメラなら「1080p HD」でアップロードできます。「1080p HD」となると、ものすごく綺麗です。さすが、ハイビジョンという感じでうっとりします。
しかし、残念ながら私のいまのパソコンの性能では、カクカクとしか再生してくれない。

う〜ん。φ(ー_ー;)ゞ  結局、高性能パソコンを買うことになりそう。


[補足]
ここで言っている「You Tubeアップローダー」とはそれぞれ次のソフトの機能の一部です。
  • PHOTO fun STUDIO HD Edition V3.00(デジカメ)
  • HD Writer AE 1.5(ビデオカメラ)
これらのソフトは、新製品の発売と同時にバージョンが上がっていっているので、必ずしもここで書いてあることが当てはまるとはかぎりませんからね。メーカーによって動画形式は異なりますし。念のため。



[2010.05.07]


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いつも下の写真の大人用紙おむつをイトーヨーカドーのネットスーパーで購入しているのだけど、もっと安い店はないかとざっと値段をインターネット上でリサーチしてみました。
結果は、いつも使っているネットスーパーがほぼ底値だった(1,580円 (税込)、4個で6,000円)。そうか。

さらに、驚いたことは、最も安い店と、高い店では1個の値段がおよそ1,000円も違ったこと。そんなに違うんだ。こういう嵩(かさ)の大きい商品は、送料が余分に掛かるから、独自に配送するネットスーパーに分があるのかも知れない。

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ところで、お年寄りの日常や介護に便利なグッズをAmazonでセレクトしてみました。介護に関心のある方はどうぞ。

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[2010.05.05]


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最近、延々と残業漬けの日々です。
今月は、残業をつけてないけど、70時間ぐらいか・・・。休出もしているし。

家に帰っても、家の片付けなどで平日の自分の時間は一日2〜3時間の日々です。きゅ〜o(_ _)o
ストレスも溜めないよう、うまく解消しながら日々闘っています。

でも、困難になればなるほど燃える性格なので、心配は要りません。
若いころは、月200時間くらいやったこともあるし。

会社で働くのはどちらかというと好きですね。充実感あるし。
当たり前のことに感謝できるし。

たとえば、我が家に帰って、食べる夕食のとてもおいしいこと。
父が元気でいることの喜び。温かい部屋で眠れることのありがたさ。
怠惰な日々だとこういうことは、意識に上らないのですよね。

もちろん、残業なんかしないでホームページ作っている方が幸せだし、世のため、人のために働きたいとは願っているのですけどね。なかなかうまくはいきません。

※     ※     ※

さて、私にとって最たるストレスの解消方法は、愛機のピンボールをプレイすることです。
先日、ムービーを撮れるデジカメを購入して、そのプレイシーンをYouTubeにアップしてみました。

ご覧ください。これが、人類史上最も強力な娯楽機械です(あ、ピンボールの話になると文の調子変わりますが、気にしないでくださいね)。最高にクールで、刺激的で、闘争本能に訴えかけるマシンです。

(※上の動画と同じなのでこちらの記事の動画を削除しました)

若い人は、実物を見たことがないでしょう?もう、日本ではピンボールをプレイできるところはほとんどありません。滅びかかっている文化であり、この機種にしても、Williamsが最後にリリースした機種なのです。

私にとっては過去最高のスコアです(往年のループを狙う感覚はまだ取り戻せていなくて、その点は不満ですが・・・)。


[補足]
JR神田駅南口の改札のすぐ前にある「タイトーイン神田」にピンボール台が3台復活したそうです!!
「リーサルウェポン3」、「アダムスファミリー」、「インディージョーンズ」だそうです。
実物を見たことのない人も、腕に覚えのある人も、ぜひ、どうぞ。(2010.2.1)




[2010.01.30]


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映画「007/カジノ・ロワイヤル」にピンボールが登場するシーンがあると教えてもらったので、期待しながら観る。(←って、そんなところに期待して観る人フツーいません)

映画の冒頭、ジャングルの中のテロ組織のアジトに置いてありましたね。
ちゃんとピンボールのプレイシーンもあって、作動音も響いている。なんていい映画だろう。

バックグラスの名前を基に調べてみると、Gottlieb社の「Fun Land」というマシンですね。1960年代のマシンです。ウガンダのジャングルの中、60年代のマシンが現役で動いているなんて、ずいぶん無茶な設定です。テロ組織の幹部がビンテージピンボールのコレクターっていう設定ですかね。いい人じゃないか(YouTubeでこのマシンのプレイシーンを観たい人はここをクリック)。

ところで、ドラマ「猿ロック」の主人公の部屋にもピンボールマシンが鎮座しています。この台もはっきり映らないので、なかなかわからなかったのですが、これはGottlieb社の「Hi Dolly」というマシンですね。なんていいドラマだろう。市原隼人さんは、きっと売れるね。

どちらも、結構、映画なりドラマなりに合わせたテーマのピンボールが置いてあります。前者は「遊園地の射的」、後者は「気の多い色っぽい女性」がバックグラスに描かれています。

ちなみに、007をテーマにした「James Bond 007」なんていうそのもののマシンもあるのだけど、流石にこれがテロ組織のアジトにあったら、可笑しすぎるよね。


[補足]
ピンボールを題材にした、稀有なコミック。ピンボールマニアの心理を余すところなく描写!!

FLIP-FLAP (アフタヌーンKC)
とよ田 みのる
講談社
おすすめ度の平均: 4.5
4 主人公の生き様が一々かっこいいんだよねぇ(笑)でもイマイチ魅力的でないかな
3 いろんなことに夢中になれなくなったのはいつ頃からだろう。
4 読み切り版の方が完成度は高いかも
5 独特の勢いと愛らしさがあります
5 ピンボール愛に溢れてる!

いちいち、うなずけるんですよね。 特に、「ピンボールは私がこの世で一番大切に思っているものだからです。」というヒロインの発言はすーごくわかります。マニアというのは、そのぐらいピンボールを愛している。

「プレイに没頭して集中力が極限まで高まった時 時折(「向こう側の世界」が)見える気がするのです」
そうそう、「向こう側の世界」という形容は秀逸ですね。プレイに没頭している間は、時間の感覚がない。あとで振り返ってみても長かったのか、短かったのかわからない。
「ただ 心が震えるのです」という台詞も共感できます。
プレイ中に、未知のレベルに突入するときとか、心臓がバクバクいいます。息が乱れます。
テンションが上がりまくります。テンションが上がれば上がるほど、トランス状態になり、思いどおりに球をドライブできるのです。

絶対に負ける気がしない、というトランス状態になったときにハイスコアが出るのです。ハイスコアというのは気合で出すものなのです。
目にも止まらないスピードで飛び回る(注:80年代以降のマシンの話)鉄球を、一回一回ターゲットに確実にヒットし続けるというのは、ある程度の技術レベルに達したら、あとは精神力の世界です。
一瞬でも目を離したら、大げさな話ではなく、球が落ちます。プレイフィールド上の特定のランプの点灯を確認することさえできないことがよくあります。
マルチボールの激しい混沌の中、溢れ出るアドレナリンで昂ぶる体を抑えつつジャックポット(大当たり)のターゲットを攻略したときの快感といったらありません。
次の瞬間にガコンッとストレートで球を落としたりしちゃうんですけどね。

「ぐぎぎぎぎぎっ!!」とかいう変な声が出ちゃうというのもよくわかります(笑)。


[補足]
このコミックでも舞台になっている、ピンボールエキスポがもうすぐシカゴで開催されます(October 14th - 17th: The 25th Annual Pinball Expo outside Chicago)。行って見たいなー。極楽のようなところだろうなー。




[2009.10.12]


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葉書に切手を貼ろうとして、手近にある水分を探したところ、手指にピュッと掛けて使うアルコール消毒液があったので、ポンプを押して消毒液を出して、切手を浸した。

ところが、思わぬ事態に!

なんと、切手の印刷がでろでろに溶けて流れ始めてしまった。
もう、切手として使えない。
(右の再現画像では「お年玉」の字を溶かしてみました)

そんなに強力な薬液だったのか?
印刷のインクの溶剤となる成分が入っているらしい。エタノールか?

帰宅時や病院の入り口で、インフルエンザ予防でいつもいつも手に掛けていたが、私の手、大丈夫か?思わず手を見る。

*     *     *

さて、それからしばらくして、ホワイトボードの頑固な書き込みが消えなかったときに、これって、もしかして、あのアルコール消毒液を掛けたら、消えるんじゃないか、と思いついた。

早速、実験。
おお!いままで諦めていたような書き込みも面白いように落ちる。
昔から、ホワイトボードの書き込みが時間の経過とともに消えなくなる事態には悩まされていたので、大変喜ばしい。

ホワイトボードって、書いて1か月もすると、もう普通にこすっても、消えませんよね。
100円ショップで買ったホワイトボードクリーナー液を使っても、ほとんど落ちなかったので、メーカー純正品のホワイトボードクリーナー液を買ったことがありましたが、それでもあまり落ちなくて、がっかりしたことがあります。

このアルコール消毒液は、メーカー純正品のホワイトボードクリーナー液の何倍もよく落ちる!
エタノール成分で落ちるのなら、日本酒や焼酎でも落ちそうだけど、どうなんだろう?
さすがに、そこまで実験する気はない。
夏休みの自由研究の課題に困っているそこの君。ぜひ実験してくれたまえ。


[補足]
伊東家の食卓に投稿してみました。もし、放送されていたら誰か教えてください。

[補足]
消えすぎるので注意してください。罫線付のホワイトボードは、罫線まで消えそうになります。

[補足]
あ、これも「火気厳禁」だ。当然ですね。エタノールって、いまやガソリンの代替燃料になるくらいですからね。気をつけねば。




[2009.08.30]


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部屋の蛍光灯のスイッチの具合が悪くなり、紐を引いてもカチッといわず点灯できなくなった。紐を引いても中で部品が動いている気配がない。

以前、潤滑剤をスプレーしたところ元に状態に戻ったので、今回も紐の穴に潤滑剤をシューっと一吹き。念のためもう一吹き。ついでにもう一吹き。

これでカチッというかな、と紐を引いたら、ポンッと小爆発が!!煤S( ̄0 ̄;ノ

きな臭い匂いがしたので、すぐに風呂場に走って手桶に水を汲んで、もし、照明を吊り下げているコードに火が上ることがあったら、即消火!!と見守っていたのですが、幸い何もない。

中で火がくすぶっている可能性もあるので、念のため照明ごとはずして風呂場に運ぶ。

1時間ほど放置しても異変がないので、ようやく安心して元に戻しました。ε-(´o`;)ホッ

あー、吃驚しました。

可燃性のガスだから、こんなことがあるんですね。
気をつけねば。



[2009.08.22]


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いま、父が県立がんセンターに入院しています。

私はちょうど夏季休暇なので、せっせと病院に通っています。

もう、9回目か10回目の入院ですが、だんだんと状況が厳しくなってきており、とにかく、父が何の痛みもないよう、快適に過ごせるよう、日々心を砕いています。




[2009.08.19]


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私は、検索という行為が大好きです。

一昔前だったら到底望めないような圧倒的な量の情報を簡単な操作で瞬時に手に入れられるのです。インターネットと精度の高い検索エンジンの登場によって、入手できる情報に革命的な変化が起きたとつくづく感じています。

いまや、人は、歴史上かつてないほどに飛躍的に向上した情報検索システムを手にしているのです。検索技術さえ身につけていれば、このIT時代の恩恵である情報という果実をあますところなく味わえるのです。

*     *     *

それは、ちょうどアラジンの魔法のランプを手にしているようなものです。

現代の魔神は、ランプを擦った者の望むあらゆる情報と質問の答えを差し出す力があるのです。
情報というものの価値を知る人には、このランプがどれだけのお宝であるか認識していることでしょう。
でも、多くの人は、このランプを宝の持ち腐れにしています。

探せば、それはおそらくインターネット上にあります。
そう、世の中の大方の情報と質問の答えは出てきます。
まず、自分が奇跡のランプを手にしていることに気づくことが肝心。

検索という行為において第一のポイントとなることは、いま頭や心の中で求めているものが、必ず検索で見つかるということを知ることです。

ただし、この魔法のランプは適切な言葉で尋ねなければ効力を発揮しません。
これが、第二のポイント。

これは、いわゆる検索技術ということになるのですが、私の使う方法は、見つけ出されるであろうサイトをイメージして、それを探すという方法です。
いま頭や心の中で求めているものが書かれているサイトの具体像をイメージし、そこからキーワードを拾い出すのです。
すなわち、見つけ出したいものを思い描くこと。


以上、魔法のランプを使いこなすための二つのポイントをまとめると−−−
望むものが見つかると確信して、そのイメージを頭に描くこと、ということになります。

なんだか、引き寄せの法則みたいですね。




[2009.08.18]


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ちょっとずつでも日々の話題を。

今日はどうしても焼きうどんが食べたいと思って、昼休みに、珍しくコンビニに行きました。
店内には同じ会社のAさんがいたので、軽く挨拶。この人はしばらく産休に入っていて、最近復帰した人で、とても感じのいい可愛い女性です。

目的の焼きうどんをゲットしてレジに並んでいたら、外では急に雨がザーッと降ってきました。
Aさんが「傘持っています?」と聞いてきました。「持ってないよ。濡れて帰るかな」と答えました。

しばらくして、再び現れたAさんが、「傘、買いません?」と聞いてきました。
ビニール傘を折半で1本買って、一緒の傘に入って帰ろうという提案だったので、喜んで傘を買いました。

二人で傘に入って、子どもの名前なぞ聞きながら会社に向かって歩きました。
並んで歩いて、やっぱり、女の子って可愛いなと思いました。

思いがけないラッキーな出来事のあった、雨の日でした。




[2009.07.24]


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今回は、経済の話。

いつものスーパーで買い物中、セブンプレミアム商品が陳列されていたので、ああ、ここはセブン&アイ・ホールディングス系列のスーパーかと思って、レジで「セブンイレブンの商品券を使えますか?」と何気なく尋ねたら、近くのサービスカウンターに走って確認してきてから「はい、使えます」とのこと。

でも、あとでよく考えてみたら、私が買い物をしていたスーパーは西武百貨店系列のスーパー「ザ・ガーデン自由が丘」である。
西武百貨店系列のスーパーで、よく、セブン&アイ・ホールディングス系列の商品券が使えたな、と不思議に思って調べたら、wikipediaにこう書いてあった。「2005年、株式上場することで敵対的M&Aの標的になることを危惧した西武百貨店の和田社長から、セブン&アイHLDGS.の鈴木社長に経営統合が持ちかけられた。」ふーん。

昔、そごうの入り口で、西武百貨店のCMソングが流れていたときも驚いたのだけど、その後この二社はミレニアムリテイリンググループを形成した。そのグループが、さらに、上述のように2005年にセブン&アイ・ホールディングス傘下になったということ。
いまや、セブン&アイ・ホールディングスは、「コンビニエンスストア・スーパーマーケット・デパート(百貨店)という既存業態の枠を超えた日本最大で、世界でも屈指の巨大総合流通グループになった。」とのこと。さようか。


さて、商品券で支払いを済ませたときに、レジ係の人はレジ停止中の札を置いて、なにやら書類に書き込んでいました。めんどくさい手続きをさせて申し訳ない。でも、このレジ係の人、何か見覚えがあると思ったら、以前レジの前にある特売品のかごの中に札束がごそっと落ちていた(2〜3万円位?)のを申請した人と同じ人だ。誰かが、並んでいるときに財布を逆さまにしたらしい。
そのとき取得物の権利について確認され、「放棄します」と返事したっけ。そのときにも、きっとめんどくさい手続きをさせたに違いない(私は悪くないが)。

そのときのこともあるし、今回のこともあるし、あのレジ係の人は、私のことをレジ係の覆面調査員だと思っていたりして・・・。(^-^;)


[補足]
別件ですが、このスーパーのレジで、絶句して驚いたこと。
それは、同じ会社の人がレジを打っていたこと。レジ係の衣装を着て、普通にレジを打っていました。

えーーーー( ̄ロ ̄;)!!!!
さっきまで会社にいたよね・・・・ (_□_;)????

レジを売ってもらいながら聞くと、会社が定時で終わってから、こちらで掛け持ちして働いているとのこと。いわゆるダブルワーク、というやつです。

その人は派遣さんなのですが、不況の波がひたひたと押し寄せていることを痛感した出来事でした。


[補足の補足]
あのスーパー、レジの付近に電子レンジがないのだけど、お惣菜コーナーの調理場に電子レンジがあって、頼むとそこでチンしてくれるんだって。教えてもらいました。実際やってもらったよ。>会社の人




[2009.06.13]


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SMAPの草なぎさんが逮捕されて、その理由を知ったときに思わず吹き出してしまったのですが(失礼)、でも、彼はやはりどこまでも善い人なのだと思った。おそらく、天使とかが近くにいる人。

なぜそう思うかというと、4月23日未明の彼の逮捕が与えたインパクトは、それこそ爆発的なものであり、4月21日に起こったあまりに悲惨なニュースから人々の目をそらしてくれたから。
−−−元タレントによる硫化水素での覚悟の自殺というニュースから。

草なぎさんが、日本中を吃驚仰天させ、マスコミを一斉に走らせていなかったら、おそらく自殺に関する報道が詳らかになされ、介護の苦労による引退などの要素から自殺が美化されたり、墓前での硫化水素での自殺という方法がセンセーショナルに喧伝されていたに違いない。
いつもだれかが…
草なぎさんは、もちろん意図的ではないにしろ、ウェルテル効果(模倣による後追い自殺)を防いでくれた。ぶっ飛びの明るい(?)話題をばら撒いてくれた。
本当にグッドタイミング。草なぎさん、ナイスセーブ!

あの愚行が、人助けになっているのだから、世の中不思議なもの。
なんというか、彼を護っている存在が、彼ならこの自己犠牲(?)の役回りを果たせると考えたんではないかなと思う。

草なぎさんが早期復帰しますように。


[補足]
日頃、私は硫化水素による自殺方法を書いたサイトをGoogleアラートで見つけるたびに、インターネット・ホットラインセンターに通報して、プチプチ潰してもらっています。自殺すると救われるというのは、間違いだと思うから。余計苦しむことになると思うから。




[2009.05.02]


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整理中の途中のエッセイはここに仮置きしてあります。

 

古い作品は次のとおり。読んでね。

 作者近況ストックその7  第70回ただいま介護保険申請中
第69回「自殺防止」のホームページ
第68回ただいま米国特許出願中
第67回セルフヘルプグループの講演会
第66回忙しい。(T-T)
第65回ハトとカルガモとカモメ
第64回白鳥
第63回お腹を壊してしまった。(T-T)
第62回HPを爆発的にヒットさせるアイデア
第61回人類最高の娯楽、ピンボール

 作者近況ストックその6  第60回揺籃(ようらん)
第59回心の病
第58回もう寝る。o(_ _)o
第57回レオ・バスカーリアさんの本
第56回うーん。
第55回阪神大震災の揺れ
第54回一生に一枚の名盤
第53回昇る月、回る地球
第52回流奈くんのホームページ
第51回きゅ〜

 作者近況ストックその5  第50回ブラジルからのメール
第49回一周年
第48回カチャマイ茶
第47回自分が選んだ道だから
第46回私の野望
第45回夜空を見上げる日
第44回「かもめのジョナサン」
第43回SONYのVAIO
第42回「夕べの広場」の思い出
第41回後楽園とカルガモ

 作者近況ストックその4  第40回機械の直し方
第39回川辺の生活
第38回夢の中の魔法
第37回心潤すランプ
第36回ミニ洗濯機
第35回嬉しくてワインを飲む日
第34回新しいオフィス
第33回ミステリー風ショートショート
第32回紙を立てる方法
第31回身につけているもの

 作者近況ストックその3  第30回野生と人間とカメラ
第29回ホテル住まい
第28回芳名句
第27回タイタニック
第26回エイプリール・フール
第25回ひとひらの雪
第24回いたずら
第23回新しいパソコン
第22回「組曲 人と時と風の中へ」
第21回サンタクロース

 作者近況ストックその2  第20回大洪水
第19回鏡の中の世界
第18回飢え
第17回ネスケとIE
第16回コンタクト(CONTACT)
第15回ラ・マンチャの男 (Man of La Mancha)
第14回ミレニアム(Millennium)
第13回全自動早起きシステム
第12回自分と出会うこと
第11回台風が来た日には

 作者近況ストックその1  第10回とっても便利な地図サービス
第9回人の世の憬れ
第8回殴られていた人は
第7回東京の空
第6回対コンピュータウィルス
第5回理系の人ってすごい
第4回社内報の後書きの話
第3回「へ゛ルトモニナロウ!」
第2回もしかしてこの本の作者は・・・!   
第1回争いは人の世の常か



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