競馬最強の法則

競馬で立派に妻子を養う男 木下健の方法

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 「レベルの高いレース」
 
 「レベルの高いレース」
   「レベルの高いレース」!

 原稿って、けっこう難しいですねん (~~;。

 先月号に掲載した「ゼニ馬リスト」はどうやったでしょうか?
ちょっとは皆さんの役に立ってたらエエんですが(^^; 
 リストを編集部に提出してから発売まで、ほぼ1ヶ月の
タイムラグがあるわけで、その間に馬券になってしまう馬も
けっこういたりします。
 たとえば先週行われた弥生賞なんかは「ゼニ馬リスト」から
何頭も出走してまして、私としてはあのメンバーじゃコスモバルクが
No1やと思ってたんで、コスモの単勝と、メテオへのワイドを
スイチで購入してホクホクでした(^_^)。
とくににコスモの単勝は自信の一点でした(^0^)。

 先月号に掲載した「ゼニ馬リスト」はどうやったでしょうか?ちょっとは皆さんの役に立ってたらエエんですが(^^; リストを編集部に提出してから発売まで、ほぼ1ヶ月のタイムラグがあるわけで、その間に馬券になってしまう馬もけっこういたりします。たとえば先週行われた弥生賞なんかは「ゼニ馬リスト」から何頭も出走してまして、私としてはあのメンバーじゃコスモバルクがNo1やと思ってたんで、コスモの単勝と、メテオへのワイドをスイチで購入してホクホクでした(^_^)。とくににコスモの単勝は自信の一点でした(^0^)。
 でも読者の皆さんが、仮に弥生賞前にあの「ゼニ馬」リストと原稿を見ることができても、こんな馬券を買うのは難しいかもしれません。というのも原稿では、それほどハッキリ書いてないからです。(よく読めばわかるようには書いてますが)。たくさんの人が読む雑誌に、自分の思っていることを何のフィルターもかけないでそのまんま書くと、人によってはそれを頭から鵜呑みにしてしまう方もけっこういたりします。なのでどうしても、「あんまり好き放題書いて、誤解されるのも・・・」みたいなブレーキがかかるんですよ・・・・(~~;。そもそもこういうところで自分の意見を書くのは、私にしてみればメッチャ勇気がいることで、普通の神経してたらまぁ書けませんわ・・・・(xx;。なので誤解を避けるために、ついつい無難な書き方になってしまいます・・・(~~;。だから皆さんも、私の記事を読むときは、こういう感じで書いていることを頭に入れて読んでもらえれば幸いですわ(^^;。

 
      相変わらず激走馬続出してます(^^;


 突然ですが、
● 2月29日中山10R ハイセイコーメM 1着8番人気エアヴァルジャン 単勝2190円 複勝580円
             馬単1万5370円 3連複1万2690

● 2月7日京都1R 2着9番人気アポロイレヴン 複勝1020円 馬単2万4530円 3連複1万2680円

● 2月7日小倉3R 1着14番人気エイシンハルピン 単勝5950円 複勝870円 馬単6万7560円 
             3連複2万4410円

● 2月1日京都5R 2着8番人気スカイマジック 複勝890円 馬単7780円 3連複2万3280円

 これがなんだかわかりますでしょうか? 実はこれ、本誌で毎月紹介している「レベルの高いレース」(※以降RTと表記)に出走した馬のその後の成績の一例なんですが、今回はひさびさに「レベルの高いレースを再確認」というお題でやってみたいと思います(^^)。
 というわけでそのRTレースですが、エアヴァルジャンは、「レベルの高いレース」に指定した(以下”RT指定”と表記)【2月15日東京12R】のレースで11着も、次走激走。アポロイレヴンとエイシンハルピンは、RT指定【1月24日小倉3R】のレースではともに9着、15着も次走激走。スカイマジックはRT指定【12月13日中京6R】を10着になった直後に激走しています。
 もちろんこれらのレース以外でも激走した馬はいてまして、超激走例をあげると、RT指定【12月28日阪神3R】からは、9着タケイチホース、11着キューバンリズムが、

● 2月8日小倉4R 2着16番人気タケイチホース 複勝2990円 馬単11万8840円 
             3連複21万0180円

● 1月10日京都1R 2着7番人気キューバンリズム 複勝740円 馬単1万6120円
             3連複3万0270円

 と、なんと20万馬券も飛び出しよりましてんわ(^0^)。
 そんなわけで、私の「にこちゃん出馬表」の会員さんからも「生まれて初めて10万馬券!」とか「4万馬券GET(^^)」という声が届いて、まんざらでもない気分ですねん(^_-)☆ウインク。
 で、このRTですけど、本誌でもたびたび登場してますんで、(まだご存知ない方は次頁の解説か単行本をご参照ください)ここではとりあえず下表@を見てください。
 この表は、昨年の小倉開催の「九十九特別」の出走馬のその後の成績を示してあります。このレースは、RTの中でもとりわけ優秀なRTレースなので「百聞は一見にしかず」ではないですが、それなりに威力を理解してもらえると思います。まぁ黙ってRT出身馬を追いかけてるだけこんだけ儲かるってことですわ(^^)。ますます興味が湧いてきた方は、ぜひとも単行本をご参照くださいな(^^)。
                              
     基本は「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」(^^)/


 さて、ここからは「レベルの高いレース」を実践的に使っていく方法を書いていきます。これについては、編集部の担当さんから「自分で最近どういうふうに使っているか書いてください」というオーダーがありましたが、実は正直なところ、私自身は最近はRTレースはあんまり使ってませんね(>_<)。
 これにはハッキリした理由があります。現在の私の買い方は「複勝コロガシ」がメインです。この方法はひとつ外すとそれまで積み重ねたモンが全部パーになってしましますんで、ものスゴイシビアな予想の精度が求められます。一方RTレース出身者は、激走して期待値が高いのは間違いないですが、いつどこで走るかを、「複コロ」に求められる精度で予想するのは不可能に近い(^^;。
 そもそもRTレースは、私が複コロとかやってなくて、まだ馬連とかをメインで馬券を買っていた時に生まれたファクターのひとつです(ちなみに当時はワイドも3連複もありませんでした)。今でも当然毎週必ずレースリプレイを見るので、このRTも変わりなくチェックはしてますが、昔のように自分で大きく活用することは少ないです。とはいえこの連載やHP(下の解説参照)の方では載せてますし、検証結果も更新していて、品質自体は今も変わりありませんので、ご心配なく(^^)/。
 一方、このページをずっと読んでいただいている方や「にこちゃん指数」の会員さんなんかは、このRTレースを私以上に大きく活用して上手くゼニにしている話はいっぱい届いてきます。そんな方たちの方法を大雑把にいうなら、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」やおまへんけど、手当たり次第狙ろて引っ掛かってくるのを待つって感じでしょうか?まあ、一番手っ取り早い使い方 ですわな           (^^;。
 ただこれやとちょっと大雑把すぎるという方には、「先行していた馬を狙う」という方法があります。というのも「レベルの高いレース」=「激走馬が出現する」=「厳しいレースを経験した」と仮定しても決して間違いではないと思うんで、厳しいレースを経験したんであれば、なるべく前でレースした馬のほうがその経験が次走に活きる可能性は高いはずやからです。これはRTレース活用の大基本でもあるので、改めて確認しておきますわ。


     私は一応こんな使い方ですけど・・・・・(>_<)


 実践例ですね。発見者である私が一番その恩恵を受けてなかったりするRTレースを、先ほど”大きく”は活用してないと書きましたが、”小さく”なら「複コロ」のときも使ってたりします。(>_<)。そんな例をひとつ。
 2月29日阪神12R。ここで、前走、1月31日小倉11R「和布刈特別」(下の表A参照)で5着やったロングパーフェクトを狙いました。この「和布刈特別」はRTレースやなくて、単行本や本誌2月号で説明した「RTローテーション」にあたるレースなんです。このレースは、RTレースにこそ指定はしてませんが、「RTローテーション」という考え方は「レベルの高いレース」とまったく同じ考え方ですんで、まあ「プチRTレース」として話を進めていきます。
 この2月29日阪神12Rには、他にも前走「和布刈特別」で2着のピエナフジ、3着のコアレスタイム、9着のゼンノキャスパーの3頭が出走してました。そんな中から「複コロ」の対象馬として5着のロングパーフェクトを狙ったのは、こんな理由です。
 下の表Aをご覧ください。これは「和布刈特別」出走馬の2月22日までの結果で、勝率33.3%、複勝率50.0%は素晴しい内容です。で、これをみてると、なんかボヤーッと浮かんでこんですかね?
 実は「和布刈特別」出走馬でその後馬券になった3頭、センリツ、ストロングドン、バアゼルキングにはある共通点が存在します。それは、「意外にも後方からレースをしていた 」ってところです。
 ダートの鉄則「前々で競馬せんとなかなか馬券に絡むのは難しい」ということをふまえると、「和布刈特別」でのこの3頭の結果は至極当然な結果なんですが、その3頭が次走揃って馬券に繋がっているということはダートの常識に反した、非常に不思議な現象やといえます。そやけどここに何かしらの共通点というか、目には見えん繋がりみたいなモンを感じたわけです。
 そんなわけで、「和布刈特別組」から1頭を選ぶなら、本来なら前途の通り「前々で厳しい競馬を経験した可能性のある馬」ということで、Aピエナフジもしくは@コアレスタイムを狙うわけですが、ここはあえて後方から競馬をしたHロングパーフェクトをこの日の複コロの締め括りとして狙ってみたわけです。
というか、「和布刈特別」の傾向を掴んだ時点で、自分の中ではHロングパーフェクトは100%間違いなく複勝圏に絡んでくる鉄板馬と思い込んでました(^^)。これは基本からは外れた考え方ですが、何事も基本があって例外があるもの(^^)。やっぱり頭は柔らかくしとかんとね〜(^^)。
 結果はロングが2着に入り、複勝は\240(5番人気、単勝11.3倍)つきました(^^)。そしてピエナはギリギリ掲示板に載りましたが、他の2頭は2ケタ着順に終わりました。狙った理由自体は理論的でもなんでもないアホみたいに単純な理屈ですけど、競馬ってゆうのは予想を絞り込む際や馬券を買う際に、「どれだけ自信を持って出来るか」が、勝つか負けるかのひとつのターニングポイントやと思うんですね。そういう意味でも、こういったもんはホンマに実践で使えるんで、頭の隅っこにでもちょっと残しておいてもらえたら嬉しいなって思います(^^)。
                           
                           
                           

   

 

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