競馬最強の法則

競馬で立派に妻子を養う男 木下健の方法

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今年も

 「ゼニになる3歳馬」リスト!

      大爆発!

 

今年のクラシック勝ち馬はすべてリストに

・シンコウルビー(フローラS1着1万6540円)

・ウインクリューガー(NHKマイル1着単勝2600円)

                  も予告済み!

 

 「ゼニ馬」の検証をしてみました (^^;。

 

 この前正月やったと思たら、はやいもんでもう6月…
今年もほぼ半分終わりましたやん(^^;。
 6月には競馬界最大イベントのダービーがありますね。
それも終わった今、来年のダービーを夢見る新馬たちが、
ぞくぞくとデビューを始めよりますね。 そうなると、またまたゼニになる
3歳(2歳)馬探しがスタートするわけですわ。
ゼニになる馬といえば、そう(-☆)キラリ!、
 本誌3月号で紹介した『ゼニになる3歳馬リスト』ですね。

 ってわけで、クラシックも一段落つく頃なんで、この『ゼニになる3歳馬リスト』が読者の方にとってどのくらい役立ったんかを、ここらで一発、検証(5月11日終了時点)してみようって ことになりました。果たして役立ったんでしょうかね(^^;アセアセ。そして検証した上で、今年また新しくデビューする2歳馬の走馬眼的チェックポイントなんぞをちょこっと説明しておきたいと思てます。
 本誌3月号を見逃した方や、今回初めて私の記事を読む方のために、今回もう一度『ゼニになる3歳馬リスト』を付けておきますんでご覧になってみてください。なお、このリストは1月6日時点でデビューした馬を対象に、走馬眼的にピックアップしてありますんで、それ以降にデビューした馬はもちろんのこと、それまでにある程度の能力を感じれんかった馬は含まれてまへんのであしからず(^-^)。
 まぁ今さらこんなもんを掲載しても、すでに何らかの形で結果が出てしもてるんで、美味しい目ができることはないと思いますけどね(^^;。

 まずは『@牡馬・芝クラシック路線、およびNHKマイル路線期待馬』から見ていきましょか。
 ここの馬たちは、すでに1月6日時点までに、ある程度の結果を残したのが多いんで、その後もある程度の活躍は当然やし、自慢するほどのこともありませんけどね(^^;。 まぁその中から強いて挙げるなら、新馬を勝っただけでしかなかったマッキーマックスが、2戦目にシンザン記念に挑戦し2着、3戦目のきさらぎ賞では3着とゆう活躍をしたくらいかなぁ〜(^^; 同馬をピックアップした理由は新馬初戦を見た印象で残した、【ちょっとケタが違う内容だった。この先も楽しみ持てる】とゆうチェックコメントやったんですけど、この程度の結果やと、そないに自慢できるほどの走馬眼ではなかったかも知れまへん…(‥;)。
     
       
 次は『A牡馬・芝路線、人気次第で狙いたい馬、またはゼニになりそうな馬』の項です。ここはタイミングよく狙ったら、そこそこ美味しい目にありつけそうな牡馬をまとめてありますねん。
 けど今回はこっちの方が成績優秀やったってゆうか、結果的には大爆発でして、リスト内からネオユニヴァースとウインクリューガーってゆう、2頭のG1馬が誕生しましたね(5/11現在)。 まぁどっちにしろ、リスト内からG1馬が出現するに越したことはないわけで、素直に喜んでおきますわ(^-^)。
 ネオユニヴァースをピックアップした理由は、新馬戦を勝ちあがった時に自分で残したチェックコメント【平凡な内容もレース振りからはまだまだ良くなりそうな雰囲気】からやったんで、走馬眼的には間違いやなかたってことで、合格点の自己採点を与えようと思います(^-^)。 またウインクリューガーの場合は走馬眼ではなく、新馬初戦を勝ちあがって2走目の萩Sで4着惨敗時の『にこちゃん指数』(編集部注/木下のオリジナル能力指数。単行本に詳細)からピックアップしたものやったんですけど、これまぁ自分の指数設定のタマモノとほぼ合格点を与えたろうと思てます(^-^)。
       
       
 次は『B牡馬短距離路線』からを検証しますけど、この項にはこれといった活躍馬がないのが申し訳なく感じますわ(^^;。 このあとの「2歳馬のチェックポイント」のところにも関連する話ですけど、短距離路線馬をチェックしておくとゆうのは、いろいろと難しい部分があったりします。まぁ、そのヘンも含めて後で話すことにします。
       
       シンコールビーもいてましたで〜(^0^)。


 次は牝馬に移って『C牝馬・芝クラシック路線、およびNHKマイル路線期待馬』と紹介した馬たちを追いかけてみたいと思います。
 まずこのリストを紹介して、いきなり銭になった馬といえば、紅梅Sの2着馬、モンパルナスやったと思います。ただ、リストを編集部に提出した1月16日時点では3月号の発売なんてまだ1ヶ月先でしたんで、読者の方はリストの恩恵を受けてはれへんのですよね(^^;。私のHPの日記でも公開しましたけど、こっちも更新が遅れてしもた関係で誰にもご覧頂けてないんですわ(^^;。 もうちょっとタイミングがよかったら、読者の皆さんにも美味しい思いをしてもらえたんですけど、結局恩恵を受けたのは編集部の一部の人間だけやったてことになりますね(^^; アセアセ。《編集部注/担当はいただきました。スティルインラブとの馬連5000円!御馳っす(^^;。》 私は、自分で作成したリストなんで当然買うてまっせ (^-^)。 この日、私はモンパルナス(5番人気)をふたつ目の複コロ対象馬に選らびました。1コロ目は『レベルの高いレース』出身馬へ、2コロ目は同馬へと、わずか2コロで30万円弱の払い戻しを受けることができましてん(^o^)。 余談ですけど、このレースの上位3頭は全部、『ゼニになる3歳馬リスト』で名前を挙げた馬たちでした。この路線から、もう一頭名前を挙げるとしたらシンコールビーでしょうね。この馬はフローラSを14番人気で快勝して、単勝\14,650の万馬券になったので、皆さんの記憶にも新しいんちゃうかなと思います。この馬の場合は、リストに名前を挙げた時点では、8戦目にしてようやく未勝利を脱出した程度の馬でした。なので、大抜擢できたと大いに自慢できるんやないかと思っとりますねんけどね(^o^)
       
        
 『D牝馬・芝路線、人気次第で狙いたい馬、またはゼニになりそうな馬』のグループからなんですが、正直このグループからはそんなに儲けさせてくれた馬はおらんわ…(^^;。 こそばいとこでゆうたらシロキタガデスあたりかなぁ…。この馬なんかはピックアップしてから7戦してますけど、そのうちの5回はゼニになってますしね。そうゆう意味では『人気次第で狙いたい馬、ゼニになりそうな馬』といえますよね。ここでちょっと視点を変えた話をしますとね、シロキタガデスが勝った未勝利戦(3月16日阪神4R芝1600)は、本誌でも『レベルの高いレース』と紹介してました。このレース出身の同馬を含めた16頭は、その後2頭を除く14頭が出走し、11頭が馬券に絡む(5月11日現在)という大爆発レースになりましてん(^0^)。 このリストの意味からはちょっと外れてしまいますけど、シロキタガデスは違った意味でめちゃくちゃ儲けさせてくれた馬として記憶に残った馬でした。
        
 『E牝馬短距離路線』です。ここには桜花賞を制したスティルインラブをピックアップしてありました。
 同馬をピックアップしたのは、11月30日の新馬戦からでしたが、走馬眼での走りっぷりがよかったというよりも、『にこちゃん指数』の数値が高かったからとゆうのが正直なところですわ(^^;。
 その後、紅梅Sを勝ち、チューリップ賞を2着し、桜花賞までも制しましたが、新馬戦の走りからは、まさかここまでになるとは想像もしてませんでしたもん(^^;アセアセ。 チューリップ賞の『にこちゃん指数』からみると、桜花賞でも十分勝ち負けになる能力やなって感じしか持ってませんでしたんで、ちょっとビックリしました。私の走馬眼もまだまだ甘いですな…(‥;)。 まぁそれでも、『ゼニになる3歳馬リスト』という企画から見れば大成功の部類なんかも…ですね。
 この原稿を書いてる今日は5月13日で、つい先日天皇賞が終了したところです。そして今日までに行われた4歳G1の桜花賞・皐月賞・NHKマイルCのすべての勝ち馬は、『ゼニになる3歳馬リスト』で1月6日の時点でピックアップしてある馬達でしたし、そう考えるとなかなかエエ仕事してあるんちゃうの?って、勝手に思ってますねん(^-^)。
       
         
 さて、残るは『FGダート路線馬』ですが、ピックアップした頃はクラシック戦線に潜り込めるかも知れんとゆう期待もあって、芝のレースに色気を出して、路線を変更しつつあった馬も多いんで、今検証したところでなんともいえんのですけどね。ついでにいうと、これらの芝のレースに参戦していった馬たちが、今後ダート戦線に戻ってきたとしても、今までの様な能力が発揮できるかどうかってゆうと微妙かなぁ…。っていうのは、何年か前にね、ダイヤモナークやらスリーフォーナイナやらいう、ダートでデビューして凄いパフォーマンスを見せた馬が沢山いてましてん。それらのダート馬は、厩舎関係者がクラシックに色気を持つのも当然の内容やったんですけど、芝のレースを使こたことでブッ壊れたのか、それ以降はフツ〜ウの馬になり下がってしまった感じで…。そういう馬を過去に何頭も見てきてるんで、ダートに戻ってきたゆうても、素直に喜べませんねん。 逆にクラシック路線から、ダート路線に転向してきたら面白いんちゃうかなと思う馬も多いですね。その代表格と思うのが、皐月賞8着のザッツザプレンティです。デビュー戦を見たときに、かなりエエ馬やと思いましたが、馬力型っぽいのでダートのほうが能力を発揮しやすそうとも感じましてん(^^;。
 まぁ、こんな感じでクロフネのダート馬説宣言もしてたんで、もしもダートに出走してきた時には、狙ってみてはどうですかね。もちろん外れても責任は持ちませんで(^o^)。
         
         

         新馬戦の「ゼニ馬」発掘方法を伝授!!

 『ゼニになる3歳馬リスト』の検証に文字数がかかり、残りも少なくなってきましたけど、間もなくデビューしてくる2歳馬のチェックポイントをやっていきたいと思います。
 まず、2歳馬のデビューというと函館開催が始まる夏のサマーシリーズですね。この時期の新馬戦は、1000m戦や1200m戦が中心で、本格的に距離が伸びてきだすのは秋口になります。そして、この時期にデビューする新馬は短い距離をスピードを活かして勝ち上がるタイプが圧倒的に多いわけです。『ゼニになる3歳馬リスト』では【B牡馬・E牝馬短距離路線】として分類してるヤツですね。
 もちろん、新馬で短距離戦を勝ち上がっても、ただのスピードタイプじゃなくって距離の融通が効き、クラシック戦線に顔を覗かす馬も居てますね。そこで圧倒的に多い『スピードタイプ』と、『距離の融通が効くタイプ』とに分けてチェックしてみようと思います。
 まずは『スピードタイプ』の馬ですけど、なんとゆうてもスタートが上手いかどうかが最大のチェックポイントですわ。その次に、二の脚の速さですね。これはスタートに匹敵するくらいのチェックポイントです。このふたつのチェックポイントだけで夏場の新馬戦は儲けさせてもらうことが出来ます(^-^)。
 そして、普通にスピードが優った馬なら、新馬戦をスピードで押し切って勝ち、オープンでソコソコの活躍をし、500万に降級するパターンですけど、ちょっと気の利いたスピード馬はオープンも勝ちあがって、トントン拍子で、小倉2歳Sや新潟2歳S、そして函館2歳Sを勝ち上がったりします。
 けど、どっちにしろこうゆう馬ってのは限界点が低いとゆうか、早々に頭打ちになってしまう場合が多く、チェックしておいても秋以降、とくに年が明けてからは泣かず飛ばずの馬が多いのが現実ですわ(~~;)。 なので、見切り時をはっきりと決めてチェックしておいて、あんまり追いかけすぎんことが大事ですね。ただ、狙い時はまた他にあったりします。それは3歳になったときのサマーシリーズあたりですかね(-☆)キラリ。 年が明けてクラシックが始まり、皐月賞あたりまでは昔に稼いだ賞金だけで参戦できたとしても、通用するワケがありません。なので、クラシックに燃える馬たちより一足先にデビューを果たした思い出の地へ戻り、人気薄のまま1000万特別やオープン特別に出走して、ポカっと穴をあける…。そんな青写真でしょうか(^^;。
 まぁ、とにもかくにもこうゆうタイプの馬はあんまり追いかけ過ぎんと、忘れた頃に思い出してみる程度がエエんじゃないでしょうかね(^-^)。
 一方、ある程度、『距離的融通が利くタイプ』の馬のチェックポイントですが、最近はこうゆうタイプはあんまり早いことデビューしてこんように感じてます。それでもまぁ、早目にデビューできるもんならデビューして、早いうちから賞金を稼いでおいて、クラシックへの道のりを少しでも楽にしたいとゆう意図もありますので、札幌開催あたりでデビューする馬もいてますね。このタイプは、先々はクラシック戦線に加わっていこういう馬ですが、やはりそれなりのスタートセンスは必要で、この時期から末脚のみとゆう感じでは厳しいと思います。そうゆう意味でもスタートセンスは重要と思います。ただし、一番重要なチェックポイントは文章や言葉で説明するのは非常に難しく、私の場合いつもピピピ♪ってくるカンの部分でチェックしてますっていうんですが(^^;、あえて言葉にするとしたら、追い出だされ瞬間の反応と、そこからの瞬発力でしょうか…。
 いずれにせよ、これからのサマーシーズンはこういった馬を追いかけるより、先に紹介したスピード一辺倒のような馬をチェックしておく方が絶対にゼニになるんで、難しい事は秋以降でエエんちゃいますかね。このくらいのチェックポイントしか紹介できませんでしたけど、一体どれだけ役立つんでしょうかね(^^;・・・アセアセ。まぁ自分なり参考にしていただいて、しっかりと儲けたってください(^^)。

 
              

  

 

 

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