競馬最強の法則

競馬で立派に妻子を養う男 木下健の方法

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オークス

『悪い馬場で差して届かず』の馬

ダービー

乗り替わり条件でタニノギムレット

 皐月賞上位組は不要!?

 

「鳥栖特別」にはこんな秘密があった!

 

 ういぃ〜〜っす!最初に少しご報告を。今回からページ数が
少しだけ復活しました!
(^o^)
 これもひとえに皆さんの声援のお陰でありまして、
大変ありがたく感謝しております
m(__)m次は巻頭カラー復活を
目指します
(^o^)

 まずは最近気になった話を少ししてみたいと思います。競馬に限ったこととちゃいますけど、後になって気づくことって多いっすよね。 4月号でレベルの高いレースとして紹介しました、[2月9日小倉10R鳥栖特別]なんですけど、ものすごい勢いで馬券になってるのはすでにお気づきかもしれません。昨日4月7日現在では、鳥栖特別出走15頭から、その後出走したのはまだ9頭しかいてませんけど、すでに9頭中6頭が勝ちあがっており、勝ち上がり率は実に67%、勝利回数は9回を数え、単回収率は、なな、なんと285%を記録しています。(^o^)。
 ところで、この鳥栖特別の勝ち馬イサオヒートは、このレースですでに1000万クラスで通用する能力を示しており、 この後も500万クラスを連勝!、しかも58kの酷量を背負って0.6秒突き放して勝ちました。あんまり強い勝ち方をしたんで同馬に興味を持ちましてね。ほんでちょっと調べてみたら意外な発見があったんで簡単に報告をと・・・。
 以前に【ものさしレース、ものさし馬】というモンをココで発表したことがありましたけど、ご記憶に残っとるでしょうか?その時にこの【ものさしレース、ものさし馬】って言葉を作ったんやけど、今ではごく普通に使われてたりして自分自身ビックリしています
(^^;)。まぁそんな事はどうでもエエとして、ものさしレースという意味で同馬のデビュー戦を見てみますと、なんとトレジャーの2着で、しかもマンハッタンカフェに先着しとるではありませんか(@@;!。さらに2戦目がマンハッタンカフェが勝ったレースで、私が以前にマンハッタンを凄い馬と感じたと書いた、あの新馬折り返しのレースで2着に来てました。その時点ではこのイサオヒートの事を記憶にとめてなかったんで、今になってこう言う形で【ものさしレース、ものさし馬】がリンクしてきた事は、競馬ってやっぱり何処かで言葉では言い表せん“なんとなく繋がってんねんの法則”のようなモンがあるように思えてなりませんわそういう意味で、例えば重賞馬やG1馬の新馬戦等での対戦馬に注目しておくと何処かでレベルの高いレースの勝ち馬になってたりするんかなぁ?って思いました。これからはこんなんもレベルの高いレースの発見方法の一つにもなるかもしれませんね。

 

その後、1着馬がのべ9頭、連対馬はのべ11頭という驚異の威力!いずれもそこそこ人気になっているが「レベルの高いレース」出身馬であることを考えると、期待値的にかなり美味しい。イサオヒートがマンハッタンカフェと凌ぎを削っていたことがわかった今、「ものさし馬」「ものさしレース」として今後も目が離せない。 

 

 


 

   桜花賞は馬場を読んでごっつあんです!

 さて話はコロっと変わりまして、「興味はないけど無理矢理振り返るクラシックトライアルとオークス&ダービーのテキトー予想」と題しまして、オークスTRとダービーTRを振り返り、両レースの予想を適当にせよとの任務を頂きました。がっ!、今日が4月8日。9日朝一番で原稿を送れと言われまして、ハイハイ〜〜(^^)といつものように二つ返事で適当に注文を受けましたけど、昨日桜花賞終わったところやんか・・・(^^;)。 まだオークスTRなんかやってないし何を振り返るねん?(~~;) 余談ですが今回から私の担当者が変わりました。これで5人目ですわ。しかしこの5人目は一番最初の担当者で、覚えてる人は覚えてると思いますけど例の“出たがりO氏”です(^^;)。実はこのO氏、人事移動で私の担当を外れてからはエロ本の担当になりまして、今回また最強の法則の編集部に戻ってきはりました。長いこと競馬から外れてオ○○コばっかり取材してたんでちょっとズレてたんかも知れません ^^#;。 と言うわけでなんか適当にページの続く限りお送りしたいと思います(^^;)
 私のクラシック予想なんか聞いたところで一過性の物にしか過ぎんので何の役にも立たんです。それよりも読者の皆さんがこの先競馬をしていく上で、今から書く内容のほうが絶対に役に立つんで、担当さんの出したお題はブッチ切ってそちのほうをあえて書かせてもらいます。
 先月号で桜花賞と皐月賞の予想をちょこっとだけ書いたんですが、5月号は桜花賞が終わった時点での発売になるっちゅー事で皐月賞予想の分だけ採用されまして、桜花賞予想の部分はお蔵入りになったっていう経緯がありました。ちなみにその原稿に書いた考え方そのままで、私は桜花賞をGETしました
(^o^)。って訳でちょっとそのお蔵入り原稿をご覧ください。
 『まずは、桜花賞。こちらはホンマに混戦やと思いますわ。ズバ抜けた馬が存在してなし実力うんぬんよりも展開などを重視した予想がオモロイですね。コースが前開催よりB→A→B→Aと使用されてきてますので、最内は比較的エエ状態でしょうけど、真中はかなり悪いはずです。このことから考えると好位から抜け出す馬は切り捨て、逃げか追い込みかの両極端な脚質の馬を狙いたいですわ。まぁ逃げ馬は枠順を見て考えるとして外から差して来る馬で、ブルーリッジリバー・チャペルコンサート・カネトシディザイアってところはどうでしょうか。穴ならアネモネS2着のトミケンクラウンとか・・・。 500万条件馬で出走不可能でしょうがもしも抽選で出てきたら絶対買いたいのがアネモネS4着のニシノハナグルマですわ
(-_)キラリ』
 

 

    阪神コースの馬場の移り変わり

       @Bコース/4日目終了時点

 -−は仮柵。当然仮柵のすぐ内側がもっとも傷んでいる。

       AAコース/8日目終了時点

 仮柵が外されたイン、傷み始めているが、それほどでも。Bコースの仮柵だった場所の傷みがどんどん醜くなっている。

        BBコース/12日目終了時点

再度Bコースの仮柵が戻り、は芝が復活。の芝はまったく戻る余地はない。

       CAコース/14日目、桜花賞当日

 アの芝の状態はよく、はボロボロ。この馬場状態と、能力を「横一直線」と想定することで、木下は桜花賞をGET。学ぶ余地大いにありか。

 

 丸々そのまま転載してみました。私がGETした理由、そのポイントは大きく分けて3つです。 まず能力的なことですが、今年は皆さんもご存知のように抜けた馬はいなかったので、ほとんど横一線の力関係と判断しました。まあG1は私の”稼ぎ場”じゃないので、傍観者としてのお気楽な判断です。 残る2つは脚質と馬場状態です。ただしこの2つは絡めて考えていく必要があります。脚質に関しては大幅な転換でもない限り一ヶ月前からでも判りますが、馬場状態と いうのは一ヶ月前に判断することは不可能に近いです。しかし、ある程度の推測はつきます。 先のお蔵入り原稿中で”逃げ馬か追い込みかの極端な脚質の馬”と書きましたが、これは普通はおかしな組み合わせですね(^^;)。けど、それは馬場状態を推測したら絶対ないわけでもないです。1、2回の阪神は4日間単位でB→A→B→Aとコース変更されます。桜花賞が行われる週にB→Aへとコース替わりし仮柵が外されました。仮柵が外された事で普通は最内の芝状態が良く外はダメと考えがちですが、それはハッキリゆうて間違い。いつも同じ考えではあきません。また仮柵が外された部分と言うのは2.5mしか幅はありません。現実問題として2.5mの幅の中を追った状態で何頭の馬が走れるんでしょうか?定かではありませんが、併走したとして2頭がまあ限界でしょうね
 

 左の図をご覧ください。少し極端過ぎるかとは思いますが、大体こんな感じで馬場の傷みが進行していくとイメージできます。4日目が終了し、5日目はBからAに変更されるので最内の2.5m (ア)はまっさらな芝のまさにグリーンベルトです。8日目が終了した時点で一番傷んでいるのは仮柵が設けられてた外側付近(イ)と考えられますね。それから12日目までは再び仮柵が設置されますので、仮柵内の芝は良い状態へと復活していきますが、元通りと言うわけにはいかないはずです。ここまでで馬場の真中が一番傷んで いることが想像できます。14日目、前日に仮柵が外されました。桜花賞当日のイメージは大体こんな感じかと思います。このように想像していくと馬場の真中が一番傷み伸び辛く、ここを通らざるを得ないのが好位から抜け出してくる馬で 、この程度は先の原稿を書いた時点でも想像できますので、最内を通る逃げ馬か、大外を通る追い込み馬しか来ないと思っただけのことです。 このファクターというか予想の仕方で、実際に誰がハナを切るか、と言うのはまったく重要ではありません。誰が逃げ宣言していようが、出遅れる可能性かて十分にあるんやし、そんなもんはゲートがあくまでわからんことやから、自分が逃げる可能性があると感じとる馬は何頭でも当てはめたらエエんですよ。もうおわかりの通り今回の私のやり方は、どの馬が強いとかそんなんは、最初はなぁ〜んも考えちゃおりません。馬場状態を推測し、有利な馬場を通る逃げる可能性のある馬と追い込む可能性のある馬と、追い込む可能性がある馬を組合わせただけの単純明快なもんです。G1に限らず、いつでもこう言うシンプルな考え方で馬券って取れるんです。読者の皆さんも試してみてください。あ、そうそうもっとシンプルな方法がありました!。3月号のスペシャルの時に牝馬・芝クラシック路線期待馬で名前を挙げた9頭の内、出走にこぎ着けたのは5頭でしたが、その5頭を単純にBOXにしてるだけでも的中してましたね!(^-^)

   気乗りはせんけどダービー&樫予想を・・・
 
最後に少しだけ。オークスですが今年の牝馬は距離的に桜花賞タイプとオークスタイプとにハッキリ分れるように感じます。そういった意味でも桜花賞で差して届かずな馬を狙いたいですね。また馬場の悪い真中を通って伸び切れなかった馬にも注意したいです。それと、皐月賞の率直な感想ですけど、至上最悪のG1ですな(’_’)ただその意味は勝った馬や騎手、上位入線を貶めるわけじゃありません。こんなモン書き始めたら長くなるので今回はこれだけで。
 というわけで先取りダービー予想。現時点でまず本命は、安鞍乗り替わりを条件にタニノギムレット。ただ同馬が驚異的に強いのは2000mまでかな?という部分も感じているので2着も視野に入れて。ヒモは皐月賞で後方からスカみたいなレースをしてしまった馬たち。その中からヤマノ、加えて本調子じゃなかったと見たローマン、モノポ。上位馬は危ないんちゃいますやろか。後は皐月賞未出走別の路線組みからの馬たちを考えていきたいと思います。
 
 

   
 

    
 

 

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