ホワイトペガサス 5着

2002年12月11日、ホワイトペガサスが大井競馬に出走し、1番人気に推されながらも5着という結果でした。

レースのほうは積極的に先行し、先頭で4コーナーを迎えたものの、直線に入ってやや失速したようです。しかし着差が0.8秒ということですので、上々のできでしょう。

(2002-12-12)

ハクホウクン引退・種牡馬入り

『ハロン』(2002年12月号)によると、ハクホウクンが現役を引退し、現在は北海道新冠郡新冠町の白馬牧場に種牡馬として繋養されているそうです。

10月末より、地方競馬全国協会(NAR)のサイトのデータベース情報で「抹消」となっており、ハクホウクン広場のほうでも話題になっておりましたが、登録抹消は事実で、無事に種牡馬入りができたようです。来春から種牡馬生活を送るそうで、たくさんの種付けができるかどうかわかりませんが、1頭でも多くの白毛の後継馬を残せるよう期待しています。

(2002-11-28)

ホワイトペガサス 復帰戦は10着

2002年11月23日、ホワイトペガサスが大井へ転厩後、初めて出走しました。4月の落馬以来となる復帰戦になりますが、4コーナーまで逃げたものの、最後はバテたようで10着という成績でした。

ちなみに、2002年12月12日に大井競馬場で開催される芦毛および白毛馬の限定レース「ホワイトエンジェル賞」の出走予定馬が発表になっていますが、ホワイトペガサスはクラスが条件(C1・C2)を満たしていないため、選出されておりません。

(2002-11-28)

ハクホウクンの全弟、北海道市場の11月市場にも上場

ハクホウクンの全弟が2002年11月11日に開催された北海道市場の11月市場にも上場(PDF形式)されていましたが、これまでと同じく主取りという結果でした。

(2002-11-23)

ハクホウクンの全弟、八戸10月市場に上場

7月の八戸市場に続き、2002年11月 5日に開催された八戸10月市場にハクホウクンの全弟が上場しましたが、主取りという結果でした。

(2002-11-10)

ホワイトペガサス大井へ転厩

ホワイトペガサスが、浦和の一ノ瀬司厩舎から大井の寺田新太郎厩舎へ転厩となっています。

復帰はいつなのかわかりませんが、ハクホウクンが達成できなかった、白毛でのトゥインクル初勝利に期待したいです。

(2002-09-16)

ハクタイユー産駒の鹿毛馬ウインドアピール

昨年誕生した日本で9頭目の白毛馬ロツチウインド2001の全兄にあたるウインドアピール(鹿毛)が、6月18日に上山競馬でデビューし、7月30日の出走をもって登録を抹消されていました。

(2002-09-16)

73頭の白毛リストが公開

Jorge A. Martinez-Gonzalez 氏のサイトで、73頭の白毛のサラブレッドが掲載されたリストが公開されました。まだ馬名のみのものが多いのですが、これからの充実に期待します。あとホワイトペガサスなど、日本の情報が不足していることをメールしましたので、いずれこれらもリストに追加されることでしょう。

(2002-09-14)

海外の白毛について

別にニュースというわけではありませんが、某板で「外国の白毛で名馬はいませんか?」と書かれてありましたので、わかる範囲の情報をここに書いておきます。

“ステークス”という名前がついたレースに勝った白毛は、私の知る限り Mont Blanc II (1963)だけです。

Mont Blanc II は、1966年のラッシー・ウッド・メイドン・ステークス(非重賞?)に優勝し、続くダービートライアルステークス(Gr.3?)で3着という結果を残しているそうです。

あとたまたま同名馬ですが、1922年のフランス2000ギニーの勝ち馬である Mont Blanc (1919)という「栗毛」の牡馬が、実は白毛であった可能性があります。Mont Blanc は生まれた時から真っ白だったそうですが、両親とも栗毛であったため、栗毛の遺伝法則にしたがって、栗毛として登録されたそうです。しかし写真を見る限り全身真っ白で芦毛のように見えますが、両親のいずれも芦毛ではないため、本当は突然変異の白毛だったと考えられます。

最後に、現役の競走馬である Silver Mystique について紹介しておきます。Silver Mystique は、1999年生まれのアメリカ産の白毛牝馬で、同年の Fasig-Tipton November Selected Sale において $85,000 で落札されたという経歴を持ち、現在アイルランドで競走生活を送っています。リンク先のサイトの情報では毛色が“gr”となっているため、現地では芦毛として登録されているようですが、アメリカのジョッキークラブではアメリカで10頭目の白毛として登録されているそうです。まだまだ未勝利であり、「名馬」と呼ぶにはほど遠いですが、まずは1勝できるよう、陰ながら応援しています。

(2002-09-07)

白毛研究家 Jorge A. Martinez 氏のサイトがオープン!

以前紹介しましたが、プエルトリコ在住の白毛研究家 Jorge A. Martinez-Gonzalez 氏のサイトがオープンしました。

まだ多くの部分は未完成ですが、偉大な論文“The History and Development of the White Thoroughbreds”の一部(英語)が掲載されています。私はこの論文を1995年に入手したのですが、英語の読解力のなさから書いてあることがなんとなくわかる程度にしか理解しておりません。ですのでネットで公開されたことを機会に、英語が得意な方が日本語に翻訳されることをひそかに期待しております。

(2002-08-31)

シラユキヒメのお相手はブラックホーク

『優駿』(2002年8月号)に、シラユキヒメはブラックホークと交配され、受胎中と出ていました。

両馬とも現役時代は金子真人氏の持ち馬でしたので、生まれてくる産駒も、金子真人氏の持ち馬となるのでしょうか。それはともかく、白毛の産駒が無事に誕生することを期待しましょう。

(2002-07-30)

ハクホウクンの全弟、セリに上場

ハクホウクンホワイトワンダーミサワパールの全弟が、2002年 7月23日に開催された八戸市場に上場され、お台がいくらだったのかわかりませんが、主取りという結果だったようです。

ちなみにこの牡駒は白毛ではなく栗毛で、ハクタイユーとウインドアポロツサとの組み合わせでは、初めて白毛ではない産駒が誕生したことになると思います。

(2002-07-27)

アメリカで2頭の白毛が誕生

Thoroughbred Times4月30日付けのニュースによると、アメリカの Painted Desert Farm で白毛のサラブレッドが2頭誕生したそうです。父はいずれもブチ毛の Airdrie Apache で、遺伝による白毛と思われます。

この Painted Desert Farm は、その名のとおり、ブチ毛や白毛など変わった毛色の軽種馬を専門に生産する牧場のようで、毎年白毛を狙って生産しているようです。

今年誕生した2頭の白毛の情報を、以下に記します。

  • 2002-03-09生 牝馬 父Airdrie Apache 母Majestic Time
  • 2002-04-12生 牡馬 父Airdrie Apache 母Regent's Lass

(2002-05-05)

シラユキヒメ 本当に登録抹消

日本中央競馬会(JRA)のサイトより、シラユキヒメの馬名登録の抹消が確認できました。4月23日から29日の間に登録を抹消されたようです。引き続き、繁殖登録の確認を行います。

(2002-05-05)

シラユキヒメ まだ現役?

先日シラユキヒメ日本中央競馬会(JRA)の馬名登録抹消をお伝えしたばかりですが、4月18日現在の競走馬登録名簿には、まだ登録されていました。よって正式にはまだ現役を引退していないことになるのでしょうが、このようなニュースが報じられるということは、今春から繁殖生活に入ることは間違いないと思いますので、日本中央競馬会(JRA)の馬名登録抹消、および日本軽種馬登録協会(JRHR)への繁殖登録の確認を継続して行います。

(2002-04-23)

シラユキヒメ 登録抹消

産経新聞社 Gallop ONLINE 編集部の『競馬ネットmagazine』第784号(2002年 4月19日発行)によると、シラユキヒメが4月17日付で日本中央競馬会(JRA)の馬名登録を抹消し、北海道沙流郡門別町の坂東牧場で繁殖生活に入るそうです。まだ日本軽種馬登録協会(JRHR)への繁殖登録は済んでいないようですが、確認でき次第こちらで報告いたします。

種付け予定のお相手までは報じられておりませんが、来春の白毛二世の誕生のニュースが大変待ち遠しいです。

(2002-04-20)

白毛研究家によるサイトを作成中?

私の白毛のページの、特に海外の白毛馬の情報の多くは、プエルトリコの白毛研究家 Jorge A. Martinez-Gonzalez 氏の論文“The History and Development of the White Thoroughbreds”を参考にしています。最近気が付いたのですが、Del Mar Pedigree Database の掲示板に、この Martinez 氏がよく書き込みを行っており、早ければ 2, 3ヶ月のうちにサイトを立ち上げるとのことです。

最近の海外の白毛馬情報について、Puchilingui や Airdrie Apache などのブチ毛の種牡馬から白毛と思われる産駒が多く誕生しているようです。Patchen Beauty はアメリカで9頭目の白毛、また1999年に生まれた Silver Mystique (アイルランドで調教中)は10頭目の白毛と言われていたのですが、先日誕生した Patchen Beauty の白毛の牡駒は16頭目だそうです。正直なところ、海外の最新の白毛情報はうまくまとまっておらず、更新作業も滞っておりますので、白毛研究家によるサイトの完成に期待しましょう。ちなみに Martinez 氏によると、これまで全世界で51頭の白毛馬を確認しているそうです。

(2002-04-17)

Patchen Beauty に白毛の牡馬誕生

The Blood-Horse のサイトによると、4月 5日に白毛牝馬の Patchen Beauty に白毛の牡馬が誕生しました。父は栗毛の Pioneering (Storm Cat の半弟)で、母 Patchen Beauty からの遺伝による白毛でしょう。

この白毛のルーツは、1963年に突然変異で生まれた白毛牝馬 White Beauty にさかのぼることができ、今回誕生した白毛馬が5代目になります。またこの一族では、初めての白毛の牡馬の誕生ですので、将来は種牡馬としての道を歩むものと思われます。

いつまであるかわかりませんが、今なら下記 URL で母仔の写真を見ることができます。

(2002-04-11)

ホワイトペガサスは無事でした

先日の浦和競馬で落馬により競走を中止したホワイトペガサスですが、杜野うさぎ様からの情報によると、スタート直後につまづいて、騎手を振り落としてしまい、カラ馬のままゴールしたそうで、ケガもなく無事だそうです。とりあえずひと安心しました。

(2002-04-11)

ホワイトペガサス 競走中止

2002年 4月 5日、ホワイトペガサスが浦和競馬で出走をしましたが、落馬により競走を中止したようです。詳しいことはわかりませんが、わかり次第こちらで報告するかもしれません。

(2002-04-06)

ホワイトペガサス 2連勝

2002年 2月 6日、ホワイトペガサスが浦和競馬で前走に引き続き優勝し、2連勝を飾りました。本当に白毛は冬に強いと思いたくなるような結果です。

レース運びも前走とほぼ同じ2番手から3コーナーで先頭のままゴールしており、重馬場による純白の馬体の汚れが最小限に抑えられたことでしょう。

(2002-02-07)

ホワイトペガサス 初勝利

2002年 1月16日、ホワイトペガサスが浦和競馬に出走し、初勝利を修めました。白毛馬による勝利はハクホウクンホワイトワンダーに続く3頭目になります。また厳密に言えば、ハクホウクンホワイトワンダーは母がアングロアラブであり、品種的にはサラブレッド系種という扱いですので、白毛のサラブレッド種としては日本競馬史上初の勝利ということになります。

レースのほうは前走と同じく的場文男騎手の騎乗で、2番手から3コーナーで先頭に立つという積極的なレース運びでマキバツヨシの追撃をアタマ差抑え、勝利をつかみました。

(2002-01-16)