- 長野近郊のJR

篠ノ井線羽根尾信号所を通過する383系しなのと待避する115系普通列車。
今では数少なくなったスイッチバックの醍醐味が味わえる貴重な場所だ。 長野方から桑ノ原(信)、姨捨、羽根尾(信)と3連続のスイッチバックが残されている。
単線区間で列車密度が高い事が幸いして、21世紀までスイッチバックが残ったのであろう。
本職の方には怒られそうだが、ダイヤが乱れた時が、この3連続スイッチバックの真価の見せ所。 面白いように側線に退避して対向列車と行き違いをします。
この場所は真冬や新緑の頃は本当に美しい景色を見せてくれます。
羽根尾信号所 2002年3月16日

善光寺平を眼下に姨捨付近を松本方面へ走行する115系電車。
もう少し天気がよければ後ろには飯綱山・黒姫山などが姿を見せてくれる。
姨捨は国鉄三大車窓とうたわれた絶景ポイントである。
2001年2月撮影 篠ノ井線稲荷山~姨捨

長野駅でしなのと並ぶ、189系新潟行き特急みのり。
現在は運転区間が短縮されて新潟県内のみ「新潟~高田間」の列車となっています。
長野駅 2002年10月8日

元特急寝台電車
寝台電車583系を一般用に改造して作られた417系です。民営分割化直前の厳しい財政状況がなせる技と言えよう。寝台設備はほぼそのまま残っていて、
素人目にも使いやすい車輌ではない様に感じられます。
同様のコンセプトの車輌が東北地区にも在籍しましたが、かなり以前に消滅しています。
北陸線の新潟口の特殊事情で何とか生きながらえておりました。
2001年10月3日 直江津駅

115系の新潟色です。
新潟は歴史的に地方色を積極的に採用し、70系の新潟色などはその代表でした。
2001年10月3日 直江津駅

20系気動車の最後の生き残り大糸線の52系気動車(キハ52-115)です。全国各地でいたるところで見る事の出来た気動車ですが、本格的に使用されている線区としては、ここ大糸線のみとなってしまいました。大糸線の北側は過去度々大災害に見舞われた自然環境の厳しい路線です。豪雪の中急曲線と連続する隋道を黙々と走る抜けるには最近の軽快気動車よりは無骨な重量急のほうが…こじつけでした。糸魚川駅には煉瓦造りの立派な扇線庫が残っています。
2001年10月3日 糸魚川駅

行楽シーズンのみ臨時しなのとして運転される381系電車。
長野寄りの先頭車は展望車に改造したもの。
この車輌の成功がJR東海の特急者ワイドビューシリーズに発展した。
2001年10月3日 白馬駅