- 戸隠高原鏡池

長野県戸隠村の鏡池です。戸隠山の紅葉を美しく写真に収められる名所で有名。山が色づき始めた頃からカメラマンが集まりだし、最盛期は三脚を置く場所がないくらいなってしまう。冬は当然の事ながら道路が閉鎖され車でいく事ができません。私の知人は雪の中を歩き、ここまで行った事があるそうです。言葉では語れないほどの美しい景色だったそうです。
池の周りには一周出来る散策路が整備されており、行楽シーズンは手軽なハイキングを楽しむ家族連れも多数訪れている場所です
- 浅川ダム建設予定地

田中康夫長野県知事の脱ダム宣言ですっかり有名になった浅川ダムの堰堤予定地の看板です。写真を撮ったときは田中知事就任前で何の騒ぎにもなっておりませんでした。現在はまた知事が変わり再着工が取だだたされています。どうなるのでしょうか。でもこの川、水量もそんなに多くないし山も深くないので、素人がとやかく言う話ではないですが、どれだけ利水・治水に効果があるのか少し疑問を感じる場所です。
- 黒部ダム

黒部立山アルペンルート観光の中核を担う「黒部ダム」です。長い冬が終わり観光シーズンが始まる開山式の日のカットです。やっと除雪を終えたところで、まだまだ雪と氷の世界です。富山県側の室堂では、よく観光のポスターになっていますが、雪の壁の中の散策が楽しめます。
- 長野県上村
- 住んでいられる方には極めて失礼なお話しですが、日本にこんなところがあったんだと驚いた、ショックを受けた村がこの上村です。80年代の終わり頃の話ですが、紀行作家宮脇俊三氏の著作でこの村の存在を知り、どうしても行ってみたくなり当時の会社の先輩を誘ってここを訪れました。南アルプスに連なる奥山に位置し、一番近い都会飯田市からも車で2時間くらいかかる場所です。信じられないような急な斜面の上のほうにへばり付くように古い民家が建っています。家の前の転んだら数百メートル下の川底に転げ落ちてしまうのではないかと思えるような厳しい土地でした。写真を3カットほどご覧に入れます。少々時間は経過していますが、恐らくほとんど変わっていないものと思われます

上村の一番奥に位置する大野地区。
車はここまで入ることが出来る。道路は狭く急坂でかなり厳しい。ところどころ落石もあり、車を壊したら命の危険さえ感じる場所だ。今は珍しい石置き屋根の民家が残っている。奥に見えるのが下栗地区。

下栗地区を東側から望む。
ここの民宿に泊まったら夕食に鹿の刺身が出てきた、数日前にご主人が取ったものらしい。一瞬躊躇したが食べてみたら非常に美味だった。ここから見た星の美しさは格別のものがあった。
写真では判りにくいが、ものすごい急な斜面に家が建っている。はるか下に川が流れている。

上村の中心地「上町」を下栗に向かう道路より望む。厳しい地形が理解できる。上町までは近年飯田側から有料のトンネルが開通しやや便利になった。しかし有料の高速道路規格のトンネルを出て、昔の道に出ると対向車とすれ違えない素掘りのトンネルが現れる。
- 宮ケ瀬ダム

長野が続いたので、地元神奈川から1カットです。厚木市の北側にあたる清川村に最近完成した宮が瀬ダムの貯水前の姿です。厚木から宮が瀬の中心地に続く道路がはっきり判ります。写真右側の橋の付近が昔の中心街でした。建物は取り壊されていますが、基礎は残り、ここに家があったのだなと判ります。集落は全て新しい湖畔に移り、最近では観光地化しています。
- 佐久間ダムの湖底に沈むトンネル

佐久間ダムの中から渇水期になるとトンネルが顔を出す。このトンネルはかつての飯田線の路線跡。
飯田線は天竜川に沿うように走っているが、佐久間ダムを建設する際に一部区間が水没する事となり、 この区間は長大トンネルを掘り隣の谷に迂回をさせしている。
飯田線大嵐駅付近では迂回のために掘られた新しいトンネルが、今は車が通れるはかつての飯田線のトンネルの横に見ることが出来る。この自動用トンネルの入り口には佐久間湖が満水の場合はトンネルの出口付近が水没すると注意が出されていた。佐久間ダムは戦後復興の代表的な土木構造物で、長野・愛知・静岡に跨り堰堤の高さは150メートルを超え今でも日本有数の規模のを誇る代表的なダムである。