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私的ベスト10

1999年という年は個人的に本当に最高の一年でした。1999年を簡単に振り返るとこのようなことがありました。

[1]  初めて西アフリカ(セネガル、マリ)を旅行。<detail>
[2]  ダカールでユッスー・ンドゥールのライブを見た。<detail>
[3]  ダカールでフェミ・クティに会った。そして彼のライブを見た。<detail>
[4]  ダカールでチョーン・セックに会った。そして彼のライブを見た。<detail>
[5]  ダカール、バマコ、パリでアフリカ音楽のレア盤を400枚発見。<detail>
[6]  東京でユッスー・ンドゥールのライブを見た(最前列中央!)。<detail>
[7]  東京で春・秋、アビブ・コワテのライブを見た。<detail>
[8]  みんぱくの親指ピアノ展にかかわれた。<detail>
[9]  ヒュー・トレイシーのCDを日本に紹介。<detail>
[10]  そして、、、アフリカ音楽のサイトを開設。

その他にも、嬉しいことが数え切れないくらいありました。特に、ライブ会場やこのサイトを通じて様々な方と知り合え、そのことをきっかけに、貴重な情報やCD、テープなどを提供していただいたことを感謝しています。これで上のリストに、フジ・ロック・フェスティバルのフェミ・クティが項目として入っていれば完璧でした。

その反面、今後これ以上素晴らしい年を過ごすことはないだろうと考えると残念にも思えます。少なくとも西アフリカ旅行など、今回が最後かもしれないし、例えまた旅することができたとしても、フェミ・クティとユッスー・ンドゥールを二晩続けて見られるなどという奇跡は、もう起こり得ないでしょう。

音楽が専門でもない私のようなただのサラリーマンが、これだけのことを一年間に果たせたことを嬉しく思うとともに、私のために見えない形で協力して下さった多くの方々に、心から感謝いたします。

さて今年2000年も、昨年の10分の1でも良い年になるよう願っています。


1999年のアフリカ音楽

1999年のアフリカ音楽を総括する予定でしたが、なんだかんだで忙しく、上の私的ベスト10を書いたところで、アップする時期を失してしまいました。そのような事情から、雑感をごく簡単にまとめます。手抜きになってしまい失礼します。

(1)マリ音楽が最高に面白かった。とは言っても私が嫌いな、アリ・ファルカ・トゥーレ一派のことではありません。バマコ滞在中は、この面白さはなかなか実感できなかったのですが、ことリリースされるCDの充実振りでは、マリの状況が圧巻。だけれど、「マリ最高」と叫んでいるのは、ひょっとして原田尊志さんと私の2人だけ?

(2)女性ボーカルが快作揃いだった。クンバ・ガウロ、キネ・ラム、アビ・ンドゥール、ラミタ・ジャキテ、チウォニーソ、、、、などなど、ホント楽しませてもらいました。

(3)在仏マグレブ系音楽が充実していた。このことは各誌の記事に書かれている通りの実感を私も抱いているので、改めて綴る必要はないでしょう。

(4)ユッスー、フェミの活躍。これもこのサイトのあちこちで書いた通り。

(5)復刻状況の盛り上がり。これはリビューのページにまとめた通り。最近も次々に復刻CDが届いていて、楽しい毎日です。ところで、春先に某誌で紹介されていたフランコのボックス・セットは一体どうなったんでしょうか?


(2000/01/25 Ver.1.0)


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