釣行記録 釣行記録 -2023年-

釣行回数39回
スズキ最大60cm
水揚6匹
ヒラセイゴ最大32cm
水揚71匹
キビレ最大43cm
水揚166匹
チヌ最大42cm
水揚5匹
その他最大コイ70cm、マゴチ40cm、ヒラメ30cm、メッキ25cm、ガシラ21cm
水揚324匹

[ 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 ]

3月 -2023年
3

19

(日)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流
天候晴れ。最高気温15度、最低気温6度
状況澄んでいるがほんの少し白っぽい濁りが入った水。サーマルシャツに肉厚なコットンパーカ素材のジャケットとヒートテックジーンズで、少し肌寒いくらい。風が強くなると冷えてきたのでジャケットを羽織った
中潮、干潮11:10(72cm)、満潮16:39(149cm)、干潮23:09(9cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ハゼ1匹、フグ5匹
ルアー・
パターン
1インチワームのジグヘッドリグ(エコギア グラスミノーSS)、エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間15:42〜17:50(由良橋下流左岸)
細くて長い藻がまんべんなく漂流していて、ラインや仕掛けに常に絡んできた。上流の浅瀬が藻で覆われていたが、それが流されてきたものだろうか。
いつも見るキビレやチヌの姿はなく、ルアーを追ってきたのは小さなフグだけだった。ハードルアーでは食わせられず、ジグヘッドワームで1匹釣ることができた。
むきエビでキビレが釣れないか探ったが、釣れたのはほとんどフグだけで、最後にごくごく小さなハゼが掛かってきた。
3

20

(月)
場所★和歌山県日高町柏堤防
天候晴れ。最高気温19度、最低気温5度
状況良く澄んでいて水深3メートルくらいなら海底が確認できた。サーマルシャツに肉厚なコットンパーカ素材のジャケットと裏トリコットパンツで、夕方になると寒くなったので納竿した
大潮、干潮11:39(56cm)、満潮17:20(162cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ガシラ1匹(21cm)、スズメダイ8匹、ベラ8匹
ルアー・
パターン
エサ(オキアミ)による脈釣り(ガン玉Bまたは3B)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間14:40〜16:40(柏堤防船着き場)
波止の上には釣り人が5、6人いて、穏やかな日差しの中椅子に座ってゆったり釣りをしていた。大きなガシラを釣り上げたり、巨大なコブダイを見付けて何人かで覗き込んだりしていた。
スロープのところにはカヌーかボートを揚げた後らしき2人組がいて談笑していた。渡船で沖磯に渡っていた釣り人が帰ってきて、その後船長といろいろ話し込んでいた。誰もがみんな楽しそうにしていた。
釣れたスズメダイのサイズは小さめで、数も少なかった。交互に釣れたのはおなじみのベラで、スズメダイよりさらに小さいくらいだった。ネンブツダイなのかアジ科の魚なのか、小指より小さいぐらいの赤っぽい魚がっ表層に群れていた。エサをルアーのように水平に引くことで追ってきて食ってきたが咥え込むには至らず、トウゴロウイワシなのか何かはっきりしないが青く光る魚が一度掛かってすぐにバレた。防波堤の根元のスポットでは少し大きめのガシラが食ってきて、なかなかいい引きをしてくれた。

4月 -2023年
4

24

(月)
場所大阪府神崎川……天竺川合流点周辺・高川合流点周辺
天候曇り。最高気温16度、最低気温12度
状況比較的澄んでいるが決して透明度は高くなかった。サーマルシャツに肉厚なコットンパーカ素材のジャケットと裏フリースパンツでは寒く、夕方の明るいうちから中綿入りのジャケットとパンツを着用したが、それでも寒かった
中潮、満潮8:30(130cm)、干潮15:40(12cm)、満潮22:29(126cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果なし(コイらしき魚を2回、スレバラシ)
ルアー・
パターン
小型シャッド(ヨーヅリ エバシャッド ホログラムカタクチ)、小型ミノー(ヨーヅリ エバミノーS ホログラムアジ)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間15:57〜19:01(天竺川合流点下流側)、19:40〜20:24(高川合流点上流側)
ソコリの直前にいつものポイントに到着した。サンドバーが完全に干上がって、プランクトンの匂いが微かに漂っていた。
シャッドプラグで深さのあるほうを探ると、短いバチかその切れ端かがハリに引っ掛かってきた。元気に動いていたので水に戻してやったが、そんなのがちょこちょこ泳いでいるのだろうか。同じように引っ掛かってこないかと何度もプラグを引いたが、掛かるのは真っ黒な枯れ葉ばかり、たまに水草のようなものの切れ端だった。
サンドバーの砂地ではいろんな種類の水鳥たちが戯れていたが、頻繁に砂地をついばんでいたので、バチのようなエサが豊富にあるのかもしれない。 シャッドプラグで護岸際を引くと、掛かった魚が横に走ろうとする手ごたえがあったが、すぐに外れた。水深が30センチ程度しかない場所だったので、おそらくコイの背中に引っ掛かったのだろう。
メタルバイブを試したあとは、エサ釣りで反応がないかを探った。アタリのような感触はなくもなかったが、釣果には繋がらず、魚の気配を感じることができなかった。
あまりに寒いので場所を変え、腹ごしらえしてからエサ釣りをした。しかし釣果は得られず、ミノープラグでシーバスがいないかを探った。浅場でスレ掛かりしたのはコイと思われ、強い引きに応じて竿を立てると、1本だけ掛かったハリが伸びてバレてしまった。
帰り道、以前に入っていきなりでキビレが釣れたポイントに寄った。一帯の水面をアオコのような泡のようなものが覆っていた。親水護岸の手前にあった木が全て伐採され、リップラップがあらわになっていた。数匹のヌートリアが岸近くを泳いだり岸にあがって休んだりしていたので、しばらくの間その様子を観察して過ごした。

5月 -2023年
5

15

(月)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・高川合流点周辺
天候曇り時々雨のち晴れ。最高気温25度、最低気温16度
状況白っぽい濁りが入った緑色の水で、細かなゴミが混じっていた。サーマルシャツに長袖シャツ、ポリエステル素材のトレッキングパンツで家を出た。昼間はシャツ一枚で十分なほど暖かかったが、夕方には肌寒く、夜になると冷えてきたので中綿入りの上下を着用
若潮、干潮10:39(72cm)、満潮16:19(111cm)、干潮22:30(59cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ2匹(37センチ、23センチ、ほか1匹バラシ)
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(5.3gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:43〜21:39(天竺川合流点下流側)、22:00〜22:09(高川合流点上流側)
浅瀬に極小の小魚が群れてかたまり、そこに黒っぽい小さな鳥が高い足場から何度も飛び込んで漁をしていた。しばらくすると去ったが、代わりにサギらしい鳥が現れ、長い足と首を駆使して居合いのように小魚を獲っていた。
浅瀬寄りでは反応がなかったので、流れの出方から深場が良いと見て、水深のあるほうを探った。ちょうど下げ7分の18時20分に不意に引き込まれ、コイが食ってきたのかと思うほど強い引きだった。慎重なやり取りで寄せてくると良型のキビレだった。それから30分ほどのちに、浅瀬寄りに投げて小さいキビレが釣れた。
やたらと元気なよくしゃべるおじいさんが現れ、釣りの話を少しばかりした。ウナギを狙っているとのことだったが、昨日はキビレが釣れたとか。3月に釣りを始めたばかりで、知り合いの釣りのプロと一緒に淀川に行って、72センチのスズキを釣ったという。釣りの面白さを知ってハマッている様子だった。
夕食休憩の後にも一度アタリがあり、20センチクラスの引きと思われたがすぐにハリが抜けてしまった。
5

21

(日)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・高川合流点周辺
天候晴れ。最高気温28度、最低気温16度
状況白っぽい茶色に濁って、透明度がなかった。サーマルシャツに裏パイルのコットンジャケット、冬用のソフトジーンズで、昼間は暑く、夕方まではちょうど良かった。夜になると寒かったが、上に何も着ずに我慢した
大潮、干潮14:00(2cm)、満潮20:40(151cm)、干潮翌2:00(101cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ7匹(23センチ頭、ほか数匹バラシ)
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(5.3gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:52〜0:26(天竺川合流点下流側)、0:39〜0:45(高川合流点上流側)
いつものポイントには上流の合流点に親子らしい2人組がいて釣りをしていた。少し離れて、ブレイクの下流側に釣り座を構えた。
ルアーでは反応がなく、エサ釣りに切り替えると一投目から食ってきた。この日はサイズは小さかったが型が揃っていた。

6月 -2023年
6

13

(火)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候曇り時々晴れ。最高気温28度、最低気温21度
状況比較的澄んでいた。Tシャツに長袖シャツ、ポリエステル素材のトレッキングパンツで少し暑かったので、長袖シャツは脱いで過ごした
長潮、干潮10:00(64cm)、満潮16:29(117cm)、干潮21:59(96cm)、満潮翌4:00(136cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ4匹(35センチ、25センチ、23センチ)、謎の魚2匹バラシ
ルアー・
パターン
小型ミノー(ダイワ ドクターミノー2_42S ライムグリーン)、エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8g〜5.3gダウンショットシンカー)
使用
タックル
ベイト……ロッド: DAIWA ピュアリスト64LB-4、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:14〜22:05(天竺川合流点下流側)
久しぶりに投げるベイトタックルは気持ちよくて、ルアーを投げて操作しているだけで楽しかった。重いルアーの遠投は苦手のはずのベイトフィネス専用機だが、中型の部類に入るペンシルベイトやメタルバイブならかなり飛ばすことができた。先月発売されたダイワのチニング専用大型ペンシルはさすがに大きく重く、高切れしないよう気を遣う必要があった。アクションは秀逸で、カコンガコンという大きなラトル音が響いて頼もしかった。
買ったばかりのアジング用のハイエンドロッドを試してみた。パッツン系の調子でとても短く、やりやすいとは言えなかったが感度は凄まじかった。この日はエサ釣りでもアタリが少なく、釣れはしたがほぼ向こう合わせで、アタリが取りやすいのか掛けやすいのかといった点は何ともいえなかった。その代わりメタルバイブの釣りでは今までよりダウンサイジングでき、明確な操作感が得られた。
少し休憩した後の19時頃、ちょっと投げてみようとベイトタックルで小型ミノーを投げるとバックラッシュした。それを直していると何かが食ってきて、23センチのキビレだった。その後アジングタックルでエサ釣りすると25センチのキビレが釣れて、初めての竿の曲がりを確認できた。
河川敷には外国語を話す若い女子3人組と、それに絡むおじさんがいて、母国語や片言の日本語でひっきりなしに喋っていて賑やかだったが、そんな中で遅めの夕食を取った。
その後釣りを再開するともう一度、23センチくらいのキビレが釣れた。
そこからしばらくはアタリがなかったが、22時頃になって流れが出始めたところでカケアガリの先を狙うと、この日一番の引きが来た。新しいロッドは溜めが強く、魚に引き込まれてもすぐに浮かせてしまい、あまり大きくは感じなかった。それでもやり取りは小型のようにはいかず、タモを使って取り込むと35センチもあって、しっかりと喉の奥まで飲まれていた。
6

19

(月)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候晴れ。最高気温30度、最低気温20度
状況薄い茶色の水。漂流ゴミは多いほうではなかったが、柔らかくなった藻がメインラインに絡んで釣りづからった。川辺は涼しく、薄手のTシャツとポリエステル素材のトレッキングパンツでとても快適で、夕方からは長袖シャツを羽織った
大潮、干潮13:49(12cm)、満潮20:29(156cm)、干潮翌1:40(114cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ1匹(20センチクラス)、ハゼ3匹、謎の大物2匹バラシ
ルアー・
パターン
小型クランクベイト(ダイワ タイニーピーナッツDR ホロクラウン)、エサ(むきエビ)による脈釣り(5.3gダウンショットシンカー)
使用
タックル
ベイト……ロッド: DAIWA ピュアリスト64LB-4、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間17:28〜21:22(天竺川合流点下流側)
上げ7分を過ぎた18時50分頃にハゼが2匹釣れた。キビレ狙いで小型のクランクベイトを投げているとゴミと一緒に掛かってきて、小指よりは太くて長いかなというサイズで、ルアーのほうが大きいくらいだったのでほとんど感触もなかった。2匹目はハリに掛かって抵抗する姿が見えたので、上げる前にハゼが釣れたとわかった。
むきエビでのエサ釣りで、満潮一時間前の19時26分頃に謎の大物がかかった。竿は満月の曲がり、引き出されるドラグは止まる気配がなく、ドラグを少し締めたが勢いが弱まらず、さらに締めて竿もさらに曲げて力を込めるとフッと抜けてしまった。メインラインで切れてしまっていた。そんなことがもう一度あって、2回目はガツガツと首を振るような引きがひたすら続いて糸の出が止まらず、止めようとするとまた抜けてしまった。今度は仕掛けが全部返ってきたが、ハリの先は少しめくれた感じになっていた。
エサ釣りでもハゼが釣れて、一応狙ってハゼが釣れた格好にはなった。やっとのことでキビレが釣れたのは満潮を少し過ぎた21時過ぎで、サイズはいつもの20センチクラスだった。安堵とともに納竿とした。
6

26

(月)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流
天候曇り時々雨のち晴れ。最高気温27度、最低気温21度
状況海の水は澄んでいたが、川の水が茶色く濁っていたので、潮加減で水の色が変わった。薄手の長袖Tシャツに薄手のナイロン素材のトレッキングパンツで少し暑かった
小潮、干潮6:19(100cm)、満潮11:50(142cm)、干潮17:59(86cm)、満潮翌0:40(170cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ4匹(32センチ頭、ほか数匹バラシ)、メッキ1匹(25センチ)、ヒラメ1匹(30センチ)、フグ1匹バラシ
ルアー・
パターン
小型メタルバイブレーション(一誠 アメバイブ3g メッキグロー)、小型ペンシルベイト(ジャッカル チャビーペンシル55 ピンキーコーチ)、小型ミノー(ティムコ シュマリ50S ハバネロヘッドシャート、ダイワ ドクターミノー2_42S ライムグリーン、ダイワ メバルハンター50S チャートバックパール、スミス ルナ47S イカナゴ銀)
使用
タックル
スピニング(1)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号
スピニング(2)……ロッド: SHIMANO Scorpion 2600FF-5、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号
メモ実釣時間10:16〜11:10(由良橋下流左岸)、14:08〜18:03(由良橋下流左岸)
パッツン系のショートアジングロッドで小型のペンシルベイトを操作すると、タックルの軽さと絶妙な硬さでドッグウォークがしやすかった。ハードソリッドと高弾性チューブラーから来る芯のあるような硬さは少し慣れなかった。
ペンシルベイトで表層を、小さめのシンキングミノーで中層を探って反応がなかったので、極小のメタルバイブでリフト&フォールするとヒラセイゴが食ってきた。いきなりだったのと、思っていたより竿が硬かったのでエラ洗い一発でバレてしまった。
この場所でヒラセイゴを釣るときの定番となっているミノーに替えると、ギラリと閃くような銀輪がいくつも見られた。サイズは30センチ前後、掛かると重く感じるぐらいで、引きは強かった。アジングロッドとの相性はあまりよろしくなく、食わせても何度かエラ洗いでバレてしまった。
昼からは潮位が下がって浅くなっていたので、ペンシルベイトで広く探った。一度だけルアーを引き込むような小さな水面炸裂があったが、ハリ掛かりはしなかった。それ以降はトップでは反応がなく、午前中同様にミノーで探ったが、定番ミノーで足元を引いていると不意に何かが食いついた。引きは強くないが独特の泳ぎ方でよく暴れたのはソゲ、いわゆるヒラメの幼魚だが30センチもあって、なかなか立派だった。
15時過ぎから16時前にかけて、橋桁の下で昼寝をした。その後は潮位が下がって浅かったのと暑かったのとで、水中に立ち込んで釣りをした。足にチクチクと痒いような刺激がずっと続くので、何かと思って覗いてみるとスジエビが何匹もたかってきていた。
ダイワのドクターミノー2という、小さいが少し重たいミノーで遠投して探ると、河口寄りでヒラセイゴが食ってきたがバレてしまった。同じメーカーのメバルハンターというミノーはそれより大きいのに軽く遠投が効かなかったが、アクションがよくてバレにくく、橋下のポイントで何匹か掛けたうち2匹はランディングできた。
少し上流に移ると水の色が変わり、茶色く濁った川の水が中心になった。メバルハンターはチャートが入っているが光は反射しないパールカラーで、少しアピールが小さいと感じ、シルバーベースにチャートも入ってアクションも少し大きい定番ミノーに替えてみた。結果はすぐは出ずしかもバレてしまったが、ヒラセイゴを1匹掛けることができた。濁った川の水のほうにも魚がいると分かったので、アピールは小さめだ細かくアクションするスミスのルナというミノーに替えて、ポイントを小さく刻みながら細かく探ってみた。すると川幅の半分くらいまで干上がるほど浅くなったところで強烈に引く魚が掛かった。ドラグを鳴らしてラインを目一杯引き出していき、なかなか寄ってもこなかったその魚は、25センチというかなり大きなメッキだった。
6

27

(火)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流〜上流、★第二由良橋上流
天候晴れのち曇り時々雨。最高気温31度、最低気温24度
状況前日同様、海寄りは澄んでいて上流側の水が濁っていた。しかし瀬を越えてさらに上流は比較的澄んでいた。薄手のTシャツとナイロン素材のトレッキングパンツでも暑く、しかし日焼けで炎症を起こしそうだったので、暑かったが我慢して長袖シャツを羽織った
長潮、干潮7:30(87cm)、満潮13:39(142cm)、干潮19:09(100cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ4匹(ほか数匹バラシ)、マゴチ1匹、ハゼ1匹、フグ3匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ダイワ 月下美人夕凪)、小型ミノー(ティムコ シュマリ50S ハバネロヘッドシャート、ダイワ メバルハンター50S チャートバックパール、ジャッカル トリコロール流芯43HW サイトアカキン、スミス ルナ47S レッドヘッドホログラム)、小型メタルバイブレーション(ジャッカル ナノバイブ1g イカナゴールド)、1インチワームのジグヘッドリグ(エコギア グラスミノーSS)
使用
タックル
スピニング(1)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号
スピニング(2)……ロッド: SHIMANO Scorpion 2600FF-5、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号
メモ実釣時間9:57〜11:37(由良橋下流左岸)、14:39〜15:06(第二由良橋下流右岸美由良荘裏)、15:11〜17:18(由良橋上流左岸〜下流左岸)
少し大きめのペンシルベイトで浅場を探ると、メッキかキビレか、ルアーと変わらない程度の小さくてやんちゃな魚のバイトがあった。そこから水深が変化するところまで延々投げ、深場でやっとヒラセイゴらしきバイトがあったが乗らなかった。表層には出切らない感じだったのでここでの定番ミノー、ティムコ・シュマリ50Sに替えると、1匹バラしたが2匹のヒラセイゴを釣ることができた。力んで投げたときに対岸に届いてしまって引っ掛かり、ラインを切って取りに行く覚悟をして思い切り引っ張ると外れてくれた。1個しかない定番ミノーは廃盤品で替えがないため温存し、別の現行品ミノー、ダイワ・メバルハンター50Sにし、それでも2匹のヒラセイゴを釣ることができた。
昼食と仮眠の後、ふと気になったポイントに入ったところ、現行品ミノーでマゴチが釣れた。ヒラセイゴと思ってファイトしていたのだが何故かエラ洗いせず、寄せてきて姿を見て納得した。ヒラセイゴらしき魚影も見たので可能性はあるはずだが、そこでの釣果はそれだけで、現行品ミノーを高い電線に引っ掛けてしまい、回収に失敗してしまった。
河口寄りの場所でエスプレッソを飲みながら休憩し、現行品の別のミノー、ジャッカル・トリコロール流芯43HWを使うとフグが釣れ、ヒラセイゴは食ってきたがジャンプ一発でバレてしまった。極小のメタルバイブで足元を探るとハゼ科の魚が寄ってきて面白かった。白っぽいハゼは掛け損ね、黒いハゼは1匹だけ掛けるのに成功したが、ルアーの対象魚としては小さ過ぎなので、主に眺めて楽しんだ。同じ釣り方を沖で試すと、釣れてきたのはやはりフグだった。
トゥイッチが秀逸なミノー、スミス・ルナ47Sに替え、再びヒラセイゴを狙ったが、不意に食ってきた魚にまたもジャンプ一発で逃げられた。そこから上流の浅いところまで延々投げたが、底が砂泥中心のところにはほぼいないということがわかってきた。

7月 -2023年
7

2

(日)
場所大阪府神崎川……糸田川合流点周辺、★天竺川合流点周辺
天候晴れ時々曇り。最高気温31度、最低気温23度
状況雨後のため茶色く濁っていて、漂流ゴミが多かった。ホテイアオイの細かな葉や藻の切れ端、折れたアシなどで、水面でラインに絡んで釣りづらかった。長袖Tシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで夜まで通せた
大潮、干潮12:19(11cm)、満潮19:10(169cm)、干潮翌0:29(117cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ2匹(10センチクラス。ほか1匹バラシ)
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8g〜5.3gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1.5号または1号
メモ実釣時間16:24〜20:47(糸田川合流点上流側)、21:07〜23:04(天竺川合流点下流側)
いつも居座っているポイントには先行者がいた。声をかけてみるとチヌやシーバスを狙っているとのことで、7フィート半ぐらいのベイトタックルを使っていた。隣で釣らせてもらおうかとも思ったが、広く探っているようだったのでそこは遠慮した。次の合流点に行くとまた先行者がいて子供連れの2人組だった。さらに次の合流点も、釣り人ではなかったが全員で10人近くの若者が集まっていて、バーベキューをしたりくつろいだりしていた。空いていた対岸側に入って釣りを開始した。
水は雨後のためか茶色く濁っていて、漂流ゴミが多かった。ホテイアオイの細かな葉や藻の切れ端、折れたアシなどが、水面でラインに絡んで釣りづらかった。
むきエビでのエサ釣りで、ハゼかと思われるアタリがあったが一向に乗らなかった。アタリは頻繁ではなくほんの時々で、アタリの出る場所が決まっている感じでもなかった。途中居眠りやら食事をしながら21時近くまで粘ったが、ついに1匹も釣ることができなかった。
確認の意味でもいつものポイントに戻って投げてみると、アタリはすぐにあった。やはり魚影の濃さが違うのだろう。
ハゼではなく、ごくごく小さなキビレを2匹釣った。少しマシな引きもあったがバレてしまった。10センチあるかというくらいの小型で、口が小さいのでなかなか掛からなかったと思われる。いつも釣れる20センチクラスのキビレは、高水温で海のほうに落ちてしまったのだろうか。
7

17

(月)
場所大阪府神崎川……★高川合流点周辺・★天竺川合流点周辺
天候晴れ。最高気温35度、最低気温25度
状況水は茶色に濁って透明度がなかった。コットン素材のTシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで過ごしたが、とても暑い一日だった
大潮、干潮12:59(26cm)、満潮19:40(158cm)、干潮翌0:49(123cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果マルセイゴ2匹、キビレ5匹、ハゼ1匹、謎の魚2匹バラシ
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5g〜5.3gダウンショットシンカー)、メタルバイブ(ダイワ メタルバイブSS5g シークレットベイト)、小型ミノー(ダイワ ドクターミノー2_42S ライムグリーン)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間16:59〜18:39(高川合流点上流側)、19:05〜22:57(天竺川合流点下流側)
いつものポイントは先日のベイトタックルの釣り人がいたので、別の場所を探して下流に向かった。しかし目ぼしいところがなく、引き返してさらに上流に向かった。一つ上の流れ込みに入ったのだが、釣り始めてしばらくするとベイトタックルの人が対岸に現れた。
休憩を挟みながら手近に投げたりして過ごしていると、いつの間にかしたベイトタックルの人がいなくなっていた。それで大きく下流に投げると、むきエビで人差し指程度の大きさのハゼが釣れた。それとあまり変わらない大きさのセイゴも釣れた。バラしたので魚種はわからないがもう1匹何かが食ってきた。
いつものポイントに移動し、まずはルアーで探ってみた。メタルバイブで小さなキビレが釣れ、その後も1匹掛かったがバレてしまった。
ミノーに替えるとセイゴが食ってきて、その後また1匹掛かったがバレてしまった。メタルバイブでバラしたのもセイゴだったかもしれない。
むきエビでのエサ釣りに切り替えると、小さなキビレを4匹釣ることができた。
5月半ばに一度会った元気なおっちゃんが現れ、見たことがない魚を釣ったとのことで見せてくれた。35センチくらいのセイゴで、ウナギ狙いのミミズで釣ったとのことだった。スズキなら自分で釣ったことがあるのに、半分ほどの大きさだと全く違う魚に見えたのだろうか。
7

30

(日)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候晴れ。最高気温35度、最低気温26度
状況比較的澄んでいたが、相変わらず透明度が高くなかった。綿ポリ素材のポロシャツとナイロン素材のトレッキングパンツでずっと暑かったが、夜遅くは少しマシになった
中潮、干潮11:19(27cm)、満潮18:29(165cm)、干潮23:30(131cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ11匹、ハゼ1匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング(1)……ロッド: AbuGarcia Salty Style Colors STCS-774LT-NG、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1号
スピニング(2)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間18:28〜19:17(三国橋上流)、19:46〜23:12(天竺川合流点下流側)
いつものポイントにはやはり先日のベイトタックルの釣り人がいた。それで対岸に渡り、一度竿を出したいと思っていた左岸側に入ってみた。
足元は思ったより水深があり、川幅は広く、いつも立っている岸が遠くに見えた。向こう岸の流れ込みの下流側に土砂が広く堆積して大きな瀬ができているが、そこから続くブレイクラインは思った以上に距離があり、目一杯遠投しても届いていないようだった。
久しぶりに使った7フィート7インチのメバルロッドはとても長く重く感じられ、柔らかくてダルい調子のためアタリが取れる気がしなかった。中低弾性カーボンによるマイルドな反発、長さとしなやかさからくる優しいキャストフィールは新鮮だった。
しばらく頑張ったが釣れる気がせず、いつものポイントに移動した。やはり魚の居場所に近いからか、ダルい穂先にもアタリが出始めた。柔らかいので魚が違和感を感じにくいと思われ、小刻みなアタリが長く続くように感じる。小さいながらも小気味良くキビレを掛けることができた。
近くの草むらに何か丸っこいものがあった。手近に猫が何匹もいる環境に慣れていると、何でも猫に見えてくるものだが、まさかと思いながら近寄って確認すると、キジトラらしい本物の猫がいて驚いた。ハゼが釣れたので投げてみると、スッと口に咥えてその場を離れていった。
休憩をしてから、竿をアジングロッドに持ち替えてみた。7フィート7インチ106グラムから5フィート10インチ62グラムへの変化だが、竿が異様に短く、とても軽く感じた。この短くて硬い竿でのエサ釣りはいつも苦戦していたが、エサの付け方を工夫することでかなり善戦するようになった。6月までキビレは20センチクラスが中心で、1センチ角にブツ切りにしたむきエビでよく釣れる。しかし7月に入ると20センチクラスはいなくなり、ごく小さい10センチクラスしか小突いてこなくなる。1センチ角では口に入らず、アタリは出るがほぼ掛かることはない。魚に合わせて一口サイズにすると集魚効果が落ち、ただっぴろい中ではエサに気付いてもらえずアタリが出ない。そこで、手で裂いて水中で成分が流れ出やすくし、魚の口に合わせて細くするがアピールは落ちないよう長さでカバーし、チョン掛け気味で何度も齧らせて食わせるようにした。飲まれないようにしかし逃さないようにと思うとアワセのタイミングが難しいが、そこはこの釣りの面白さといったところか。飛距離を重視し5グラムのシンカーを使っていたのも苦戦の理由と思われ、穂先がシンカーの重みだけで曲がり切って魚の食い込みを弾いていたようだ。3.5グラムに軽くすることで小さな魚の食い込みも期待できるようになった。結果としてメバルロッドで4匹、アジングロッドでは7匹のキビレを釣ることができた。
いつも猫にエサをあげているらしき年配女性が現れ、猫の名前をしきりに呼んでいた。猫は少し距離を置いた場所で寝そべっていて、年配女性がいなくなってもしばらくずっと近くにいた。キビレを釣り上げたときに魚を見せると反応したので、小さいのが釣れたときにあげてみると、スッと咥えて、誰にも取られないようになのか、遠くに持って行った。その後もしばらくは草むらの少し遠目の場所に寝そべっていた。

8月 -2023年
8

6

(日)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候晴れ時々曇り一時小雨。最高気温36度、最低気温28度
状況日差しが強く暑かったが、日没まで少し時間があるうちに急に暗くなって強い風が吹いた。透明度の低い水に、漂流ゴミは藻が多かった。綿ポリ素材のポロシャツとナイロン素材のトレッキングパンツでずっと過ごした
中潮、干潮16:10(64cm)、満潮22:30(156cm)、干潮翌5:00(82cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ約25匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(2.7g〜3.5gダウンショットシンカーまたは水中ウキ)
使用
タックル
ベイト……ロッド: DAIWA ピュアリスト64LB-4、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号
スピニング(1)……ロッド: K'sLABO WANDO VACANCE 705-FS3、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号
スピニング(2)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間18:19〜翌0:26(天竺川合流点下流側)
前回、柔らかい乗せ調子の竿が良かったので、15年前に買ったソフトソリッドティップのメバルロッドを使ってみた。この川をシーバスメインに狙っていた頃は、コイが掛かることを考えてパワーのある竿しか使わなかった。それが少しずつライトタックル化し、極軟調子のウルトラライトロッドを持ち込むまでに至るとは、釣りの変化に驚いてしまう。
乗せ調子とは良く言ったもので、食い込みが良くて面白いように釣れ続いた。ダウンショットシンカーを使ったいつもの胴突き仕掛けで9匹釣った後、中通しの水中ウキを使った仕掛けを試してみた。仕掛けがなじむまで少し時間がかかり、アタリが出るのもその分遅くなるが、問題なく釣れることが分かった。水深がさほどないので、ボトムをきっちり取らなくても魚が食ってくるのだと思われる。ヤワヤワのメバルロッドで4匹釣った後、パッツン系のアジングロッドに替えても4匹釣れた。しかし釣りのテンポは落ちてしまうので、ボトムを取るいつもの釣り方に戻した。柔らかく構えて弾かないように気を付ければ、硬い穂先でも連続して釣ることができた。
前週会ったキジトラの猫がいつの間にか近くにいた。前回よりは多少警戒心が薄れたのか、竿一本分より近くでくつろぐようになった。前回と同じように釣れたキビレをあげると口に咥えて少し遠くに行く。また戻ってきたところで、ラインの先にフロートリグ用のフロートだけ付けた仕掛けでからかうと、子猫並みに反応してとても面白かった。
8

13

(日)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候晴れのち曇り一時雨。最高気温38度、最低気温27度
状況いつもの透明度の低い水。漂流ゴミは藻が大きな塊になったものが多かった。綿ポリ素材のポロシャツとナイロン素材のトレッキングパンツでずっと暑かったが、台風が来る二日前で風が強く吹いたり時々雨が降ったり、ほんの一瞬だけ冷たいような空気が流れてきた
中潮、干潮11:30(45cm)、満潮20:19(156cm)、干潮翌2:49(131cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果チヌ1匹(35cm)、キビレ約10匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ダイワ ドクターミノー2_50S クロキン)、エサ(釜揚げサクラエビ、むきエビ)による脈釣り(2.7g〜5.3gダウンショットシンカー)、メタルバイブ(ダイワ メタルバイブSS5g シークレットベイト)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間17:08〜23:08(天竺川合流点下流側)
5センチのシンキングミノーから投げ始め、一瞬グングンと首を振るような感触があったがすぐに外れた。その後も魚か底かゴミか判別しづらいアタリが続き、近くまできたときに小さな平べったい魚の姿が見えた。10センチ程度の大きさでおそらくキビレの幼魚だろう。同じシリーズのさらに小さいミノーにサイズダウンしたが掛かることはなく、メバル用のメタルバイブでも一通り探ったが反応は得られなかった。
スーパーで入手可能なエサとして、YouTubeで釜揚げサクラエビが紹介されていたので試してみた。食べても美味しく匂いも嫌いではないが、いつも使っているむきエビと比べ匂いが手に残る。大きさはちょうどいいが身が脆くてハリ持ちが悪く、時間が経つと乾燥して殻だけのようにもなった。食いについてはむきエビに大きく負けていないと思うが、エサ落ちが早くて頻繁に仕掛けを回収しないといけない点が惜しかった。
最近になって神崎川に来るようになったという青年が現れた。淀川のチヌやキビレが、スレが進んで釣るのが非常に難しくなっていると言い、釣具屋で神崎川がいいと教えてもらったとのことだった。とても爽やかで気さくな好青年で、しばらくして35センチくらいのキビレを釣り上げた。
釜揚げサクラエビでポツリポツリとは釣れるが、前回メバルロッドを使ったときのように連発とはいかなかった。今回は長めで少し強めのアジングロッドで、ハードソリッドティップながらややマイルドな穂先。パッツン系のショートアジングロッドと比べると反響感度が落ちる分余計なノイズや糸鳴りがなく、よく言えば雑味がない。それでも穂先がまだ硬いのか、食い込みがよろしくない気がした。
ルアー釣りに切り替えたところ、バス用のメタルバイブで強いアタリがあったが掛からなかった。砂地の浅瀬から深く掛け下がるブレイクの先でのバイトだった。沖のゴロタ石が転がっている辺りを探っていると、19時過ぎ頃、強烈な引きが来た。ドラグが出て止まらず、コイが食ったのかスレ掛かりかという強い勢いだった。魚は上流までずっと走っていき、気さくな好青年が釣っている目の前を思い切り邪魔してしまった。それでも気前良くランディングまでしてくれて、上げてみると神崎川では初めて姿を見るマチヌだった。
今までこの場所でこの魚のような強い引きが来たことはあったが、引きが強烈でバラしたりラインブレイクしたり、取り込めたためしがなかった。それがやっと姿を見れたのだと思うと、スレ掛かりであっても嬉しかった。
気さくな好青年が帰った後、食事と休憩を取った。そうしているうちキジトラの猫が姿を見せたが、魚を釣らないでいるとどこかに行ってしまった。
お盆休みの最中で釣り人も多いようだったが、下流から釣り上がってきたという大きなタモを背負った青年が現れた。ベイトフィッシュが小さいので8センチくらいの小さ目のルアーがいいとのこと。こちらは最近セイゴはともかくハネやスズキは一匹も釣っておらず、シーバスの動向が全く見えない状況なので、正直にそのことを伝えた。青年はしばらく流入河川のほうを攻めていたが、帰りがけにごく小さいながらもシーバス、つまりセイゴが釣れたことを報告してくれた。自分から話しかけてくれて、この人もなかなか気さくな人だった。
8

20

(日)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候晴れ時々曇り。最高気温38度、最低気温27度
状況いつもの透明度の低い水。漂流ゴミは藻とススキの葉のようなものが多かった。綿ポリ素材のポロシャツとナイロン素材のトレッキングパンツでずっと暑かった
中潮、干潮15:19(58cm)、満潮21:39(160cm)、干潮翌3:49(84cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果マルセイゴ1匹(25m)、チヌ1匹(25cm)、キビレ約20匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ダイワ ドクターミノー2_50S クロキン)、エサ(釜揚げサクラエビ、むきエビ)による脈釣り(1.8g〜3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング(1)……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号
スピニング(2)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間18:00〜翌1:16(天竺川合流点下流側)
流入河川との合流部には、プロアングラーの大久保幸三さんを思わせるロングパーマヘアでベイトタックルの釣り人がいた。距離を取って、いつも居座る場所より少し下流に入って竿を出してみた。
前週と同じく5センチのシンキングミノーから投げ始めた。明るいうちにルアーの泳ぎを確認すると、右に傾いて泳いでくることがわかり、トゥルーチューンして真下に潜るようにした。
少し上流にタモを背負った別の釣り人が入り、ルアーを投げ始めた。タックルやポイントの狙い方からするとシーバス狙いと思われ、しばらくリトリーブの釣りをしていたようだがすぐに移動してしまった。しばらくすると合流部のロングパーマヘアの人も帰ってしまい、場所が空いたのでいつもの場所に入り直してみた。
真っ直ぐ泳ぐようになったミノーで探ると、小さいながらもキビレが2匹続けて釣れた。トゥイッチやジャークは入れず、底に当たるとアタリが判別できないので、できるだけ当たらないようゆっくり目にただ巻きするのが良かった。暗くなる前の18時40分過ぎ、引きの異なる魚が掛かり、何が釣れたのかとドキドキしながら取り込むと前週同様のマチヌだった。外掛かりというかほぼスレ掛かりで、浅い砂場での異様な形相と引きにヒラメでもいたのかと思ったくらいだった。その後もキビレが2匹釣れて、ミノーパターンの意外な有効性が分かった。
エサ釣りに切り替えても好調に釣れ続いた。少し長めでややマイルドなアジングロッドでは、食い込んでいるのが分からずに飲まれるばかりだった。パッツン系のショートアジングロッドに替え、アタリを感じてから一呼吸置いて合わせるようにすると、口元に掛かることが多くなった。ハードソリッドティップは食い込みはあまりよろしくなかったが、チューブラーのバスロッドを上回るほどの反響感度でアタリがすぐ分かった。ハリのサイズを少し上げると飲まれる回数が減った。全く飲まれないようにとはいかなかったが、アワセのタイミングとの相乗効果により、狙って口元に掛けることができるようになった。
キジトラの猫がいつの間にか近くに来ていて、ハリの付いていないオモリだけの仕掛けを近くに落とすと激しく反応した。生まれて1〜2年経っているかどうかというくらいの若い猫だが、子猫のように良い反応でとても可愛かった。釣ったキビレをあげると、口に咥えて遠くに持って行った。
暗くなってからのミノーイングはどうかと、最初に使ったミノーを投げてみると、キビレとは違った引きをする魚が来た。掛かってすぐエラ洗いをしたのでシーバスと分かったが、それほど大きくないのに重くて、横に走って良く引いた。上げてみると綺麗な魚体をした25センチのセイゴで、テールフックは口に掛かっていたが、ベリーフックが胸鰭近くに外掛かりしていた。
8

28

(月)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流、★第二由良橋下流、★第二由良橋上流、★第二箕の後橋下流、由良町由良港……★網代高汐ポンプ場船溜り
天候晴れ。最高気温32度、最低気温24度
状況海の水はとても澄んでいた。川の水も午前中は澄んでいたが、午後から白茶色の濁りが入った。長袖Tシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで暑かった
中潮、満潮3:29(169cm)、干潮10:30(45cm)、満潮17:40(191cm)、干潮23:19(120cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ5匹、メッキ4匹、チヌ2匹、キビレ7匹(25センチ頭)、ヘダイ4匹、オキフエダイ1匹、フグ約10匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ)、エサ(釜揚げサクラエビ)による脈釣り(1.8gダウンショットシンカーまたは水中ウキまたは2g小型メタルバイブレーション)、小型ミノー(スミス Dコンパクト38 CHBヤマメ、スミス ルナ47S イカナゴ銀、ダイワ ドクターミノー2_50S クロキン)、小型メタルバイブレーション(ジャッカル ナノバイブ2g イカナゴールド)
使用
タックル
スピニング(1)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号
スピニング(2)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号または1.5号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間8:34〜11:13(由良橋下流左岸・右岸)、11:17〜11:20(第二由良橋下流右岸)、11:21〜11:26(第二由良橋上流左岸)、13:49〜14:51(第二箕の後橋下流左岸)、15:12〜15:18(由良橋下流右岸)、15:35〜16:45(網代高汐ポンプ場船溜り)、16:53〜17:25(由良橋下流右岸)、17:33〜17:49(第二由良橋下流右岸)、17:50〜18:01(第二由良橋上流左岸)
潮が引いてごく浅くなっている中、極小のペンシルベイトで探った。小さなフィッシュイーターたちが反応して楽しませてくれた。数回のバイトがあり、手元まで寄せてこれたのは小さなキビレ1匹だけだった。
ルアーを対岸の障害物に引っ掛けてしまい、回収するために水に入った。とても浅く見えるが、ところどころで思った以上の水深があって、短パンの裾を濡らしながら川を渡った。
釜揚げサクラエビでのエサ釣りに切り替えると強烈な引きが来た。25センチのキビレでとてもよく引いてくれた。
午後からは上流の普段から浅いところで竿を出してみた。極小ペンシルベイトで残りヒラセイゴの姿を見ることができた。極小のヘビーシンキングミノーでも釣れたが、水深がないので昔ながらの軽比重ミノーのほうが扱いやすくよく釣れた。足場が低い小場所で魚までの距離が近いゲームは、対象が極小でもエキサイティングで楽しい。
船溜まりでは極小のメタルバイブレーションでヘダイが遊んでくれた。数十匹の群れでルアーにもつれてくるので、ひっきりなしにアタリがあり見ていても面白かった。エサ釣りではフグばかりしか釣れなかった。
潮位の高いタイミングで由良川の水深のあるところを釣るとフグが連発した。上流に行ってもフグのアタリがメインだった。
コイがたくさん泳いでいるエリアの岸際を探ると小型のチヌが食ってきた。極小のメタルバイブレーションでフックにトレブルフックやダブルフックでなくティンセル付きのシングルアシストフックが付いているものが良かった。
8

29

(火)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流、★第二由良橋下流〜上流、由良町由良港……★体育館前
天候晴れ。最高気温33度、最低気温25度
状況海の水は澄んでいたが、川の水が白茶色に濁って釣りづらかった。長袖Tシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで暑かった
大潮、干潮11:19(35cm)、満潮18:00(199cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果メッキ4匹、フグ約10匹
ルアー・
パターン
エサ(釜揚げサクラエビ、むきエビ)による脈釣り(1.8gダウンショットシンカーまたはガン玉B〜2B)、小型ミノー(ダイワ ドクターミノー2_50S クロキン)
使用
タックル
スピニング(1)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号
スピニング(2)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間13:49〜15:18(由良橋下流左岸)、16:10〜16:30(体育館前)、16:37〜17:30(第二由良橋下流右岸〜第二箕の後橋下流左岸)
Web会議に参加しながらタックルを組み立てた。日陰になっている橋の下を選んだが、晴天の屋外なので暑いのは変わらなかった。海のすぐそばで風が強く、マイクが風音を拾って煩わしかった。会議中に潮位が上がって、腰掛けていたのが水際だったので足が浸かり始めた。
ヒラセイゴの回遊を期待したが、白茶色の濁りの中からバイトしてきたのはメッキだけだった。潮位がさらに上がって足場が水没し始めたので場所を変えた。
港の奥の岸際が階段状になった一角に大小さまざまなサイズのキビレやチヌが集まっていた。水が澄んでいるのと浅くて魚までの距離が近くて良く見えた。生命感に富んだその一角でしばらく観測を決め込んだが、そのうちエサを喰う様を見たくなって竿を出してしまった。
こちらの気配に気付いているのかいないのか、すぐ足下までは自然に泳いでくる。それなのにこちらの陰の中には絶対に入らなかった。
案の定口を使ってくれる魚は少なく、何度も仕掛けを投げているうちに一匹もいなくなってしまった。
由良川に戻り、泥濁りで水位の高い中エサ釣りをしたが最初はフグばかりだった。バスフィッシングのキャロライナリグのように、オモリを早く動かし、エサをゆっくり見せることでフィッシュイーターにスイッチを入れられることがわかった。別の目的でピンク色の夜光塗料を塗ったシンカーがあったのが役に立った。しかもぶつ切りにしたむきエビだとゆらゆら小刻みにシミーフォールし、キビレやチヌにも効果的だった。

9月 -2023年
9

3

(日)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候晴れのち時々曇り。最高気温37度、最低気温25度
状況藻やアシが塊になった漂流ゴミが多かった。綿ポリ素材のポロシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで過ごした
中潮、干潮15:00(59cm)、満潮21:10(167cm)、干潮翌3:39(58cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ約15匹、ハゼ1匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8g〜3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間17:18〜23:25(天竺川合流点下流側)
メジャークラフト製の振り出し式のロッドを使うメガネの釣り人と会った。長めのリーダーにごく小さなワームをセットしていたのが特徴的で、後で調べると昨年の5月に一度会っていることがわかった。
5センチミノーにメタルバイブと一通りルアーを投げて全く反応がなく、エサ釣りに切り替えた。最初は水深が浅いタイミングで、ハゼがメインなのかコツコツというアタリばかりでなかなか乗らなかった。1匹だけハゼが釣れてきた。
しばらくやっているとキビレが釣れるようになったが、思うようには掛からなかった。振り出しロッドの人が帰っていき、少しずつ暗くなってきた。この日は若い日本人男女のグループや家族連れが入れ替わりに花火をしにやってきたり、外国人女性のグループが現れたりと終始賑やかだった。
そんなうるさい中だったが、いつもの猫が密かに現れたりもした。キビレを1匹あげるといつものように咥えて近くの茂みに入っていった。
しばらくすると近くの草むらに丸くなって寝転んでいて、茂みの中から様子を伺うような姿が愛らしかった。
ラインの先に水中ウキだけを付けた仕掛けを投げて遊んであげたが、怖がってしまったのかその後はキビレを持っていこうとしなかった。
9

10

(日)
場所和歌山県由良川……★第二箕の後橋下流〜★箕の後橋下
天候曇り一時雨。最高気温30度、最低気温22度
状況澄んだ水の中に煙幕のように濁った水が混じっていた。雨に濡れたので、綿ポリ素材のポロシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで涼しかった
若潮、干潮8:59(66cm)、満潮16:40(175cm)、干潮22:19(135cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ1匹(ほか数匹バラシ)、メッキ2匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ、ダイワ 漂40F トリコクリア)、小型ミノー(デュオ テトラワークス・トトファット35F 生シラス、スミス ルナ47S ピンクバックシュリンプ)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン2.5号
メモ実釣時間16:55〜18:15(第二箕の後橋下流〜箕の後橋下左岸)
実家に向かう途中、強い雨に降られてびしょ濡れになった。雷も鳴り始め、釣りどころではない雰囲気にもなったが、しばらくすると雨が弱まったのでごく近場で竿を出してみた。
極小のトッププラグで狭小な小場所を探ると極小の魚たちが反応してくれた。小さなヒラセイゴが水の中に潜んでいて、ルアーに反応はしたがしっかり食わせるのは難しかった。少し濁りが入っているためか、レッドペッパーナノのクイックな動きでは魚がルアーを見失いがちに見えた。ウォブリングが強めのミノーで優しくトゥイッチするとヒラセイゴが食ってきた。トゥイッチが得意なミノーも良かったが、ルアーサイズが少し大きく感じ、攻めづらかった。漂という名前のメバル用ペンシルベイトで、ただ巻きでS字に泳がせたり細かなトゥイッチを織り交ぜて誘うと効果的だった。
9

11

(月)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流、★由良橋上流〜第二由良橋下流、第二由良橋上流、由良町由良港……体育館前、★網代高汐ポンプ場船溜り
天候雨のち曇り。最高気温26度、最低気温23度
状況午前の土砂降りの雨で川は増水して泥濁り、午後には雨が止み水かさも減った。海の水はとても澄んでいた。長袖Tシャツとナイロン素材のトレッキングパンツでちょうどよかった
中潮、干潮9:59(54cm)、満潮17:10(186cm)、干潮22:59(120cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果メッキ1匹、チヌ1匹(42センチ)、キビレ1匹(43センチ)、ヘダイ5匹、マゴチ1匹(40センチ)、イナ1匹(スレ)、フグ約10匹
ルアー・
パターン
メタルバイブレーション(O.S.P. オーバーライド3/16oz 黒金オレンジベリー シングルフックチューン、O.S.P. オーバーライド1/8oz 黒金オレンジベリー シングルフックチューン、ジャッカル ナノバイブ2g イカナゴールド)、エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号+ ハリスフロロカーボン1号または1.5号
メモ実釣時間13:26〜14:33(由良橋下流左岸)、15:07〜15:34(体育館前)、15:40〜16:27(網代高汐ポンプ場船溜り)、16:31〜16:59(由良橋下流右岸)、17:02〜18:12(由良橋上流〜第二由良橋下流右岸)、18:13〜18:19(第二由良橋上流左岸)
午前中に大雨があったようで、川は増水して泥濁りになっていた。午後には雨が止んで水かさも減ったので釣りに出掛けた。
強い濁りは河口から少し先まで続いていて、透明度がなかった。そんな中でも向こう岸で小さなボイルが何度か起きたりと生命感はあった。
最初はミノーを投げたが、反応がないというより探れている気がしなかった。そこでメタルバイブに替えると、すぐに強い引きが来た。良く引いてくれたその魚は43センチあるキビレで、丸くて体高のあるキレイな魚体だった。
少し上流で、半ばルアーを回収しているときに重い手ごたえが来た。ルアーをしっかり口の中に入れていたその魚は42センチのマチヌで、顔が大きく尾部が少し曲がった特徴的な魚体をしていた。
途中フグとメッキが1匹ずつ釣れ、さらに上流で、もう少しで足場が浸水し始めるというタイミングで今までとは全く違う引き方の魚が来た。40センチぐらいあるマゴチだった。
港のほうの水はともて澄んでいた。奥の岸際が階段状になった一角にはアイゴのような普段見ない魚がいた。前回来たときほどは魚の数は多くなかった。
船溜りでは小さなダツのようなサヨリのような細長い魚がいた。1匹だけ極小のヒラセイゴがいて、食わなかったがルアーでからかうととてもいい反応をしてくれた。ここでも小さなボイルがあり、岸際を走るように移動していったので魚の姿は確認できなかった。
船溜りでの釣果はヘダイのみで、レギュラーサイズのメタルバイブで2匹、極小サイズのメタルバイブで3匹が釣れた。
泥濁りで水位も高い川に戻り、足場には乗れないので階段から投げるのみで攻めた。案の定フグが1匹釣れ、掛からなかったが何度も何度もフグがルアーを食ってきた。良型のキビレかチヌかもしれない、ドラグが出るような引きが一度だけあったがバレてしまった。
いつもはやらない、高い防潮堤の上からの釣りをやってみた。いい魚が来たら水辺に下りられるところまで引っ張っていく必要があるが、杞憂に終わった。
エサ釣りで、試してみたいと思っていた極小の天秤と軸が異様に長いハリを試してみた。天秤は思ったより糸がらみが少なく快適だった。普通のハリの2倍か3倍ほどの軸の長さがある特殊なハリは、やはりフグを釣るのに最適だった。しかしフトコロが小さいハリで、油断しているとそれでも飲まれてハリスを切られてしまうことがあった。そのため途中からハリスを1号から1.5号に太くしたりもしたが、それでも切られることはあった。
その仕掛けのまま上流まで釣り上がった。最後の一投で根がかりし、外れたと思ったらスレでイナっ子が掛かってきた。
9

12

(火)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流、★由良橋上流〜第二由良橋下流
天候曇りのち晴れ。最高気温30度、最低気温21度
状況前日の大雨の濁りが残っていた。半袖Tシャツとナイロン素材のハーフパンツで涼しかったが夕方の日差しがつらかった
中潮、満潮3:59(172cm)、干潮10:40(44cm)、満潮17:39(195cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果メッキ2匹、キビレ2匹、ハゼ1匹、フグ約10匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ)、メタルバイブレーション(O.S.P. オーバーライド1/8oz 黒金オレンジベリー シングルフックチューン)、エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号+ ハリスフロロカーボン1.5号または2号
メモ実釣時間9:46〜10:53(由良橋下流左岸)、13:49〜15:03(由良橋下流左岸)、15:42〜17:19(由良橋上流〜第二由良橋下流右岸)、17:20〜17:27(第二由良橋上流左岸)
寝不足でダルいカラダに鞭を打って釣りに出掛けた。ソコリでごく浅くなった川を、根がからずプレッシャーを抑えるため極小のペンシルベイトで探った。あらわになった地形を観察しながらルアーを引いていると不意にメッキが食ってきた。
濁りは前日と比べおさまっていたが、普段の澄んだ水と比べれば透明度は低かった。そこで前日と同じ釣り方が効くかを試した。結果として、魚がラインの存在を察知しやすい状況では通用しにくいと思われた。
食事と短い仮眠の後に同じポイントを攻めた。干潮から上がっていくタイミングで、足場が浸水するまでの間で探りを入れた。釣果はフグが1匹だけだった。
飲み物が無くなったので近くの自販機に向かったが、財布の中に小銭がなく買えなかった。千円札もなく、万札が使える自販機を探したがどこにも見当たらず、仕方なくスーパーマーケットに入って飲み物とチョコレートを購入した。
前日に極小天秤を試した場所でまたエサ釣りをしてみた。天秤の開き角度は、開いているよりも狭いほうが感度がよかった。ハリスはフグに飲まれて切られることが多く、1.5号から2号に太くしたりもしたが、飲まれたときはほぼ切られた。ハリの大きさを大きくし、アタリに応じて適切なアワセを入れるしかなかった。フグは覚え切れない数を釣った。極小のメッキ1匹とキビレ2匹、そして天秤仕掛けに最もマッチした魚であるハゼが1匹釣れた。
9

17

(日)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候晴れのち曇り一時小雨。最高気温31度、最低気温24度
状況比較的水が澄んでいた。オオカナダ藻が大きな塊になった漂流ゴミが多かった。綿ポリ素材のポロシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで過ごした
中潮、干潮14:19(56cm)、満潮20:20(166cm)、干潮翌2:39(59cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果マルセイゴ1匹、キビレ約15匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8g〜2.7gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン3号+ ハリスフロロカーボン2号または1.5号または1号
メモ実釣時間18:06〜翌1:04(天竺川合流点下流側)
5センチミノーで一度だけアタリがあったが後が続かなかった。メタルバイブは、ストンとまっすぐフォールするダイワ製と、不規則にスライドフォールが混じるO.S.P.製の両方を試したが、どちらも反応がなかった。
エサ釣りで最初に食ってきたのはセイゴだった。足元の岸際で小魚が逃げ惑うような動きをしていたので、シーバスが何匹か入ってきているのかもしれない。数匹のキビレを釣ったので、小さめで食べやすそうなのを1匹だけ居着きの猫にあげた。
メジャークラフト製振り出しロッドの釣り人とまた会った。前回と様子が違い、ウナギ釣りの人のように竿先に鈴を付けていた。話を聞くとエサ用のむきエビを用意してきたそうで、大きくて太いチヌ針で小型のキビレを器用に掛けていた。小型といってもその人が釣る魚は私が釣る魚より型が良かった。当たってくるのは小さい魚ばかりでなかなか乗らず、何かコツでもあるんですかと聞いてくるので、いつも自分がやっている釣り方と仕掛けについて説明した。魚の小ささに合ったハリは持っていないようだったので、自分の持っている中から使えそうなものを選んで進呈した。小さなアタリも乗るようになり、キビレが2匹釣れて喜んでもらえたようだった。
潮の動きが止まると釣りやすくなったが、アタリは遠のいた。流れが出始めるとアタリが出るようになった。しかし流れが強いと仕掛けが流され、何より漂流ゴミに当たったり絡んだりでとても釣りづらい。
夜遅くに雨が降る予報が出て、雨宿りのための退避を考えたが、思ったほどは降らなかった。気持ちパラつく程度の小雨で時間も短く、そのまま同じ場所で釣りをし続けた。
9

24

(日)
場所和歌山県由良川……★第二箕の後橋下流〜★箕の後橋下
天候曇り。最高気温29度、最低気温21度
状況澄んだ水で、水量が少なかった。綿ポリ素材のポロシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで暑くなかった
長潮、満潮16:00(169cm)、干潮21:59(136cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ1匹(ほか数匹バラシ)、メッキ1匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ)、小型ポッパー(ダイワ プレッソ・ポップンバグ ケイムラクリア)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号
メモ実釣時間16:27〜17:30(第二箕の後橋下流〜箕の後橋下左岸)
電車の中から有田川を見たときは水量は多くないながら泥濁りの水が流れていたが、由良川はいつもの澄んだ水で水量が少なかった。狭小な小場所で極小のペンシルベイトにヒラセイゴが反応してくれた。水切れの良いダイビングタイプのペンシルベイトで水面に飛沫が出たときに反応があったので、エリアトラウト用の極小ポッパーを試すと意外なほど好反応だった。魚のサイズにもマッチしているのか、メッキも食ってきた。水深がなく魚のストック量も少なかったが、小さなヒラセイゴが複数匹で追ってきて、見ているだけで楽しかった。
9

25

(月)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流
天候晴れ。最高気温29度、最低気温18度
状況泥濁りではないが白っぽく濁っていた。長袖Tシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで少し暑かった
若潮、干潮9:19(62cm)、満潮16:39(180cm)、干潮22:29(119cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果メッキ約5匹、チャリコ1匹、キビレ約5匹、ヘダイ2匹、オキフエダイ1匹、ニセクロホシフエダイ1匹、フグ約10匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ジャッカル ティモン・トリコロール流芯43HW サイトアカキン、スミス ルナ47S レッドヘッドホログラム)、メタルバイブレーション(O.S.P. オーバーライド1/8oz 黒金オレンジベリー シングルフックチューン)、エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8g〜3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間13:57〜18:11(由良橋下流左岸)
渓流トラウト用のミノーで探ると、メッキが釣れてきた。透明度は高くなく、ルアーは30センチほど沈めると見えなくなるくらいだった。高比重のシンキングミノーから軽比重のものに替えたが、透けるカラーだと水中で目立たなくて心もとなく、ホログラムカラーにするといい感じに目立ったが連発はしなかった。
ミノーとメタルバイブを交互に交換しながら探った。ダイワのまっすぐフォールするメタルバイブはボトムを丁寧になぞり過ぎて根掛かってしまった。O.S.P.の不規則にフォールするメタルバイブはシングルフックにしてあったので根掛からずに済んだ。リフト&フォールではなくストップ&ゴーを試したところ、マイルドなアクションが良かったのかキビレが釣れてきた。ただマイルドなアクションはフグにも良かった。
エサ釣りに切り替えると、すぐにニセクロホシフエダイが食ってきて、その後もフグにキビレと連発した。アタリが遠のいたというか、アタリが分かりづらいと感じるようになり、天秤をやめてラインだけの仕掛けにした。魚の食いというかアタリの判別がしやすくなった気がして、また立て続けに魚が釣れた。水没した足場に乗ってほぼずっと足を水につけて釣りをしたが、フエダイ系からクロダイ系にマダイ系といろいろな魚種が釣れた一日だった。
9

26

(火)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流、★由良橋上流〜★第二由良橋下流、★第二由良橋上流、吹井川……★河口
天候晴れ。最高気温30度、最低気温18度
状況由良川……前日同様に白っぽく濁っていた。潮位が高く、良型のキビレやチヌは上流の浅場でよく見かけた
吹井川……川の水はほんのり透明度が落ちる感じだったが海の水はとても澄んでいた。水面には小さくちぎれたガマの葉のようなものがよく浮かんでいた
長袖Tシャツとナイロン素材のトレッキングパンツで暑かった
中潮、干潮10:00(53cm)、満潮17:00(189cm)、干潮22:59(102cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果メッキ2匹、キビレ3匹、コトヒキ約10匹、ニセクロホシフエダイ1匹、フグ約5匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ジャッカル ティモン・トリコロール流芯43HW サイトアカキン)、メタルバイブレーション(O.S.P. オーバーライド1/8oz 黒金オレンジベリー シングルフックチューン)、小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ)、エサ(むきエビ)のフロートリグ(小型ペンシルベイト使用、ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ)、エサ(むきエビ)による脈釣り(メタルバイブ使用、クロスファクター メタルバイブゲキブル5g ブルーピンク)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間13:35〜14:12(由良橋下流左岸)、14:13〜14:32(由良橋上流右岸)、14:33〜15:03(第二由良橋上流左岸)、15:41〜16:57(吹井川河口左岸)、17:20〜17:44(第二由良橋下流右岸)
前日と同じ場所で、渓流トラウト用のミノーでメッキが釣れた。しかし後がなかなか続かなかった。
エサのむきエビを持ってくるのを忘れたので、自宅がある方向に移動しながらルアーだけで釣りをした。
防潮堤の上から橋下の辺りを探ると、メタルバイブにニセクロホシフエダイの幼魚が食ってきた。高いところから見ていると、咥えるには至らなかったがメタルバイブに小型から中型のキビレやチヌが反応しているのが見てとれた。
1.5インチワームのジグヘッドリグで第二由良橋上流の浅場を探るとヒラセイゴのような魚を見たが、掛けることはできなかった。キビレとフグなら釣ることができた。
帰宅すると両親がともに昼寝をしていた。せっかく戻ったので、自転車に乗って少し遠くのポイントを見てみることにした。
バッテリー非搭載でサドルがかなり低い電動自転車は、普段使わない筋肉を集中的に刺激した。ヘトヘトになりながら、避けられる坂道は避けて、避けられない坂道はじっくりゆっくり登って吹井川に着いた。
歩道が整備されていて、釣りをする際の危険性が低くなっていた。おかげで岸際に自転車を停めることもできた。
良型の魚は入ってきていないようだった。15センチくらいのイナがたくさん群れて、ところどころに小型のキビレやフグがいた。浅瀬にはごく小さなコトヒキがいた。
ペンシルベイトに最初に食ってきたのはコトヒキで、しかし魚のサイズはルアーとほぼ変わらなかった。そこでペンシルベイトのテールフックにハリスを結び、エサ釣り用のハリも結んでむきエビを付けた。そうするとかなりの確率で釣れるようになった。しかしコトヒキは勢いが強くて一気にエサを食うため、飲まれることが多かった。ハリの大きさを上げ、結んだハリスの余り糸を切らずにそのままにしたり、ハリの上に結んでループを作ったりして飲まれにくくした。

10月 -2023年
10

9

(月)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候曇り一時雨。最高気温22度、最低気温16度
状況漂流ゴミは少なめだったが、流れが速くなると仕掛けに絡んでくるのはいつも通りだった。サーマルシャツに長袖シャツ、裏トリコットパンツで出て、夜になってレインスーツを着用したが少し寒かった
長潮、干潮10:19(59cm)、満潮18:19(145cm)、干潮翌1:20(100cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果ハネ1匹バラシ(50センチ)、キビレ約30匹、コトヒキ1匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(2.7g〜3.5gダウンショットシンカー)、小型ミノー(ダイワ ドクターミノー2_50S クロキン)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:05〜22:59(天竺川合流点下流側)
前回の釣行から二週間空いて、10月になって急に涼しくなったのでどんな服装にするか悩んだ。かなり肌寒いので上は長袖シャツ2枚の重ね着、下は裏起毛トリコットパンツを着用しつつ、中綿入りのジャケットとオーバーパンツも準備して出かけた。
天気予報は雨のち曇りで、これから雨が止むという内容だった。しかし自転車を漕ぎ始めると小雨がパラつき始め、念のため自宅に戻って雨具を持ち出した。強い振り方ではないが雨は続き、途中でレインスーツを着込んだら少し蒸し暑かった。釣り場に着いてからも雨は止むどころか弱まったり強まったりしながらも降り続け、完全に降らなくなったのは夕方以降だった。
いつものポイントでいつもの通り、5センチのシンキングミノーから始めてメタルバイブで探ったが、ルアーには反応がなかった。エサ釣りを試すとすぐに反応があり、少し手ごたえのある引きでキビレが上がってきた。アベレージが9月は15センチぐらいでまだ小さかったが、20センチぐらいまで大きくなっていた。キビレを12匹釣り、その途中妙に小さな魚が掛かってきたと思ったらコトヒキだった。満潮のちょうど一時間前の17時20分に大きな魚が掛かって、ドラグを引き出して思い切り走られた。何度もエラ洗いして姿を見たのでシーバスであることは分かったが、遠目だったのでサイズがイマイチはっきりしなかった。最近よく使っているアジングロッドだが、40センチクラスのチヌキビレならある程度いなして寄せてこれる反発力があるが、それが全く寄ってこず走られるばかり。最初は40センチ程度と思っていたが50センチぐらいでコンディションがよいか、下手したら60センチぐらいあったかもしれない。何度目かのエラ洗いでハリが外れ、シンカーが後ろの草むらまで飛んできた。
その後は休憩し、近くで釣りをしていた少年に話しかけた。歳を聞くと中学2年だと言い、ずぶ濡れになって寒そうなのに平気で釣りをしていることに合点がいった。フリーリグでのチヌ・キビレ狙いで、ヘビーアクションのベイトロッドに16ポンドラインとなかなか強いタックルを使っていた。
時間を置いて暗くなってから釣りを再開した。5センチのシンキングミノーのただ巻きで、微妙にアタリのようなものがあった。ゆっくり流れになじませつつ、ただ巻きの中に一瞬ごく柔らかいトゥイッチを入れてみた。ショートソフトトゥイッチとでもいうのか、でもトゥイッチというほどアクションはさせない。これが食うきっかけになったのか、それとも魚がジャレついている最中のフッキングになったのか、6回ほど連続でキビレが釣れてきた。ただ巻きだけで食い込まないところにショートソフトトゥイッチを入れると掛かったり、新しい釣り方を発見したようでとても楽しかった。
その後はエサ釣りでキビレ十数匹を追加した。そのうち1匹だけ居着きの猫にあげてみたが、魚のサイズが少し大きかったからかおっかなびっくりだった。魚が暴れたときに尖ったヒレに触れてしまったのだろうか、興味を持って近付きはするが、怖がって食べようとはしなかった。
やたらと元気なウナギ釣りのおっちゃんにまた会い、最初会ったときに聞いた、今年始めたばかりでいきなり72センチのスズキを釣った話をまた聞いた。会うのは3度目で、相変わらずとてもよくしゃべり面白い人だった。
10

15

(月)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・★高川合流点周辺
天候晴れ。最高気温24度、最低気温16度
状況雨の後でゴミが大きな塊になってたくさん漂流していた。水はさほど濁っておらず、いつも通りの白っぽい緑色だった。サーマルシャツに長袖Tシャツ、裏トリコットパンツでちょうどよく、比較的暖かいと感じたが、夜は少し冷えてレインジャケットだけ羽織った
大潮、干潮13:19(62cm)、満潮19:19(161cm)、干潮翌1:39(34cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果スズキ1匹(60cm)、マルセイゴ1匹(25センチ)、キビレ約15匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(2.7g〜5.3gダウンショットシンカー)、小型ミノー(ダイワ ドクターミノー2_50S クロキン、ヨーヅリ エバミノーS ホログラムアジ)
使用
タックル
スピニング(1)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン3号+ ハリスフロロカーボン1.5号
スピニング(2)……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン3号+ ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間17:51〜19:31(天竺川合流点下流側)、19:51〜翌1:05(高川合流点上流側)
メジャークラフト製振り出しロッドの釣り人と再会した。むきエビでキビレを1匹釣ったとのことだった。
流入河川の橋のたもとには、もう一人別の釣り人が入っていた。
しばらくするとすぐ下流側にベイトタックルでシーバスを狙う人が現れたので、話を聞いてみた。魚は入ってきてそうだが、リアルなベイトがたくさんいて、フェイクのベイトでは難しいですね、とのことだった。
むきエビでのエサ釣りは、最初はなかなかアタらず、釣れても飲まれてばかりだった。ハリスをどんどん短くし、ハリも少しずつ大きくしていくことで、飲まれずに唇に掛けられるようになった。
5センチのシンキングミノーで探ると、一発めは25センチほどのセイゴが食ってきた。しばらく続けると時々アタリらしき感触があり、次に掛けたのはキビレだった。
エサ釣りに戻し、合計でキビレを7〜8匹釣ったところでポイントを移動した。
ひとつ上流の流れ込みは、大きな塊になった漂流ゴミが多くて大変なことになっていた。エサ釣りでのアタリの出方は、いつものポイントほど早くなく、少し待たないといけなかった。
遠くでガッツリと根掛かりしてしまい、糸を手繰って外すか切ろうとしたが、巨大な漂流ゴミに掛かっているようで外すことも切ることもできなかった。ロッドのエンドグリップに糸を巻き付けて力を込めたが、どこまでも寄ってくるものの全く糸が回収できなかった。モタモタしていると掛かった漂流ゴミにさらに別の漂流ゴミが引っ掛かって、寄せられないほどに重くなってしまった。エンドグリップに巻いた糸をほどいても、途中のガイドに引っ掛かっているようで穂先を巻き込みそうになった。繊細なロッドなので破損のリスクがあると感じ、やむなく手元で糸を切って解決した。
ヌートリアが流入河川の中に入っていくのが見えた。その後、流入河川の中から水面をザワつかせて小魚の群れが出てきた。それが流れ込みの段差に差し掛かろうとするときにボイルが多発した。複数のシーバスが潜んでいるようだが、完全に待ち伏せ型でその場所でしかボイルは起きなかった。
小型のミノー、極小だが強波動の出るプラグ、ダイビング型のペンシルベイトなどを試したがどれも不発だった。
ボイルを横目にキビレ狙いのエサ釣りを続けた。何度もアタッてきて、アワセると重みが乗って魚の引きを感じるが、すぐにバレてしまう。仕掛けを確認してもハリスが切れたりハリが抜けたりはしていなかった。ハリ先が若干開いている気がしたので新品に換えてみたが、それでもやっぱりバレてしまう。ボイルがひっきりなしに起こり、シーバス狙いでは熱い展開となっていたが、エサ釣り仕掛けからルアーに結び変えたりしているとすぐにボイルが消えてしまう。キビレが掛からないのが悔しくて、エサ釣りに集中し、ほぼ最後のエサで釣り上げることに成功した。いつものポイントよりキビレのアベレージサイズが小さいためと分かった。
シーバス狙いに切り替えて、5.5センチのシンキングミノーを投げた。ボイルが出る前、少しだけ小さい5センチのシンキングミノーで探ったときに一度だけアタリがあったが、そのときは何とも思わなかったがそのことがヒントになった。シーバスが待ち伏せているであろう段差ではバイトが得られなかったが、一度だけアタリがあったのと同じく、土砂が堆積して浅くなっているところに落として引いてくると、ルアーを吸い込んでくれた。
納竿直前の午前1時過ぎのことで、バラさないよう慎重にやり取りし、何度もエラ洗いされて左右に走られた。それほど大きいと思っていなかったが上げてみると60センチギリギリのサイズで、ルアーが口にすっぽり入ってフックが2本とも掛かっているが、ルアーの頭だけ口から出ているという絶妙な掛かり方だった。
10

22

(日)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・高川合流点周辺
天候晴れ。最高気温20度、最低気温11度
状況水は比較的澄んでいて、ゴミは少な目だった。発熱系アンダーウェアの上下に肉厚なコットンパーカ素材のジャケットと裏トリコットパンツで出た。自転車では上がスース―して少し寒く、下はちょうどよいくらいだった。釣りをしていると寒くなってきてかなり冷えたので、中綿入りのジャケットとパンツを着用した
小潮、干潮6:40(43cm)、満潮16:00(144cm)、干潮翌8:30(44cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ3匹、コイ1匹(70センチクラス、オートリリース)
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
ベイト(1)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン2.5号+ ハリスフロロカーボン1.5号
ベイト(2)……ロッド: DAIWA ピュアリスト64LB-4、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号
メモ実釣時間19:00〜23:35(天竺川合流点下流側)、23:53〜翌0:28(高川合流点上流側〜下流側)
前回ベイトタックルでシーバスを狙っていた人と再会した。この日はスピニングタックルで、ルアーは前回同様バイブレーションだった。話し込んでみるととても面白い人で、魚はウロコが小さいものほど弱く繊細で、大きくなるほど強くて弱りにくいという、目から鱗の話を聞かせてもらった。ルアーの引き方、魚の探り方、ポイントの読み方に独自の理論や推察が入っていて、とても勉強になった。
話しているうち何度もアタリがあったようで、そのうち取り込めたのはホッソリしていて思ったより長さのあったハネ42センチと、背中へのスレ掛かりだったが魚体が綺麗でウェイトもあるハネ53センチだった。目の前で難しいポイントから見事にシーバスを釣り上げてくれたのだった。エラ洗いでバレたとき、魚の口から外れたルアーが岸まで飛んできて、近くにいた猫が咥えようとするので阻止した。流れ込みの沖で掛けてラインブレイクしたときはリーダーが縮れたような切れ方をしていた。後で分かったことだが、ほかの根がかったルアーに繋がったリーダーに巻かれたようだった。
パッツン系のアジングパックロッドにベイトフィネスリールをセットし、4本継ぎの構造を利用してスパイラルガイドにして釣りをしてみた。ベイトで投げるにはグリップが短く、力が入らなくてあまり飛ばなかった。この日はアタリを感じて掛けるというより自然に食い込んで乗っているような釣れ方だった。
一気に下流斜めに遠ざかって走る魚が掛かった。遠くまで走られ、おそらくコイなのでバレてもいいかなと油断していると、スプールのラインが残りわずかになった。慌てて指ドラグを掛けたもののスプールの回転は止められず、ドラグを強く締めてロッドをしっかり曲げた。アジングロッドを限界まで曲げてなんとか魚の走りを止め、ゆっくりゆっくりと巻き取っていった。途中でまた走ろうとしたので、暴れないようにじっくりテンションをかけて止めた。右手がひどい筋肉痛になりながら足元の浅瀬に寄せてきて見ると、70センチから80センチはあるかもしれないコイで、ヘッドライトの光の加減で白っぽく見えた。タモ入れをどうしようかと思っているうち、ハリが自然に外れてオートリリースになった。ヘラブナ用の小さなハリの針先は少しめくれあがっていた。
前回シーバスを釣ったポイントに移動した。この日は流れ込みの中に小魚がいなくて、そのためかシーバスの気配も感じられなかった。一通りルアーを撃ったが反応は得られなかった。潮位が低く水深がなく、流れ込みの中よりも外のほうに小魚がいたが、その姿はまばらだった。
10

29

(日)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・★高川合流点周辺
天候晴れ。最高気温19度、最低気温11度
状況水は比較的澄んでいた。ゴミは少ないほうだったが、ソコリが近付くにつれ、藻の塊にさらに藻が絡まって肥大化した。ここ一番の冷え込みということで、表生地がコットンで裏起毛がポリエステルの極厚なアンダーウェアを試したが、その上にフリースジャケットとウィンドシェルジャケット、裏トリコットパンツだと、自転車では蒸し暑くて少し不快だった。釣りをしているときはちょうどいいくらいだったが、夜になると冷えてきて、ダウンジャケットと化繊中綿パンツを着用した
大潮、干潮13:00(72cm)、満潮18:59(161cm)、干潮翌1:20(9cm)、満潮翌7:59(166cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ6匹、イナ1匹(23センチ、スレ)、謎の魚1匹バラシ
ルアー・
パターン
バイブレーション(ダイワ モアザン・ミニエント57S ホワイトショコラ)、エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5g〜5.3gダウンショットシンカー)、ペンシルベイト(デュエル シルバードッグ75 ハーフホロアーバンベイト)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号10.6lb. + リーダーフロロカーボン3号+ ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間18:06〜翌1:30(天竺川合流点下流側)、翌1:50〜翌2:10(高川合流点下流側)
前回目の前で次々シーバスを掛けてみせてくれた人を真似て、小さめのシーバス用バイブレーションを投げてみた。小さく重みのあるものが強く小刻みに動くときの波動、水押しが効くとのこと。それを意識して強弱をつけたストップ&ゴーを試したが、特に反応はなかった。強めにシャクってすぐラインスラックを出せば左右にダートするルアーなので、それを試すと何の魚かわからないが食ってきた。引きはセイゴのようにもキビレのようにも思えたが、すぐにバレてしまった。
満潮のタイミングでエサ釣りをすると、一投目からキビレが食ってきた。二投目、三投目と続けて釣れて、その後は根がかったりエサを取られたりしたがほぼ立て続けに計6匹が釣れた。
ルアー釣りに切り替え、小さいミノーで探ったが反応は得られなかった。
前回目の前でシーバスを掛けた人が現れ、また同じように話をした。今回は少し離れて自分も釣りをしながら、時折り状況を確認したりした。
エサ釣りがアタらなくなり、ルアーでも反応がなかった。干潮で水深がどんどん浅くなっていく中、キビレが釣れないことを話すと、またも目から鱗の話を聞くことができた。引き潮の際、体高のある魚は早々に浅場から出ていってしまうというのだ。その証拠に、以降ずっとキビレからの反応は得られることがなかった。
ソコリが近付いてかなり浅くなり、手前の砂洲が露わになった。こうなると欄干のある足場からは高さも距離もあり過ぎて、魚を掛けても取り込めない。ルアーを引くだけでも、途中からは砂洲の上を引きずって回収することになりやりづらい。
そういった状況になると、深さのある対岸のほうがよくなるらしく、前日は対岸の際でボイルが激しく起こったとのこと。向かいに顔見知りがいるとのことで、前回シーバスを掛けた人はそちらに向かった。
自分は引き続き潮が引く様子を観察した。ごく浅くなったポイントで時折りボイルが出始め、砂洲の上を引きずるやりづらさを押してペンシルベイトを投げた。散発的なボイルで、距離もあったのでバイトを引き出すには至らなかった。仮に掛けたとしても魚を取り込める場所がない状況なので、取り込みのできる場所を求めて移動した。
一つ上の流入河川の流れ込みで、ペンシルベイトを沖に投げると着水後にすぐ重くなった。最初は良型を思わせる引きだったがすぐに寄ってきた。足元まで来たとき、近くにいたサギが猛烈な勢いで獲物を奪いに来た。翼を左右に広げたサギはとても大きく、凄まじい形相でなかなかに怖かった。ハリ掛かりしてしまうと大変なことになるので慌てて回収すると、魚は背掛かりのイナで20センチ以上あった。

11月 -2023年
11

8

(水)
場所大阪府神崎川……★高川合流点周辺〜さくら橋周辺
天候晴れ。最高気温22度、最低気温13度
状況白い濁りが入って薄茶色の水。ゴミはとても多く、藻やアシ・ガマの葉などが塊になってたくさん漂流していた。サーマルシャツにフリースジャケット、薄手タイツに裏フリースパンツで出たが少し暑いくらいだった。夜は冷えたのでダウンジャケットを羽織った
長潮、干潮10:00(66cm)、満潮16:49(133cm)、干潮23:34(78cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ12匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5g〜5.3gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン3号+ ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間17:11〜23:14(高川合流点上流側〜さくら橋下)
いつものポイントにはたくさんの人がいた。家族連れと、その知り合いか無関係かわからないが全員で5人以上が釣りをしているような状態だった。
ひとつ上の流れ込みは誰もいなかったのでそこに入った。水は普段と違って白く濁っていて、流されてきた藻の塊があちこちに浮いてルアーを引く隙間がなく、流れもなかった。フォールディングチェアを組み立ててそれに座ってくつろぎつつ、タックルを準備したりしながら時合いを待った。
水の流れが出て、少しずつ漂流ゴミも流れ始めた。日も落ちてきて、小魚が水面を騒がすようになり、時折りボイルが出るようになった。
渓流トラウト用としては少し大きめの5センチのフラットサイドシンキングミノーで探りを入れたが、食ってくる気配はなかった。ルアーの大きさで気付かせるほうが良いと思えたので少しサイズアップしたが、反応はなかった。
エサ釣りをするとキビレの反応はすぐにあった。コツンとアタッた後の合わせのタイミングが難しく、最初は飲まれたりしたが、2匹ほど釣ってからは口元に掛かるようになり、すぐに5匹釣り上げることができた。
ルアー釣りに戻り、浅場で6.5センチのサスペンドミノーを引くとイナッコに当たる感触が何度もあった。もう少し深くを引いたほうが良いと思え、そのミノーのリップが長いタイプに換えようとしたが、その前に別の場所でボイルらしき水音があったので、少しポイントを休める意味でもボイルのあった場所に探りを入れた。
水門があって小さな溜まり場になっているところで、細長い銀色の魚体が完全に水面を割って出た。周辺を何度か引いてみたがルアーに反応することはなかった。
元の場所に戻ると流れが穏やかになって落ち着いた雰囲気だった。シーバスがいなくなったわけではなく、突発的で小規模なボイルはあって、ただルアーでは反応は得られなかった。
22時50分になると対岸のスーパーマーケットの立体駐車場の明かりが消えた。ボイルは散発的に発生し、小さなヌートリアが流入河川の中に入っては出たり、浅場を行き来したりした。
11

15

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・★高川合流点周辺
天候晴れ。最高気温18度、最低気温8度
状況いつもの緑色の水。藻が塊になったゴミがとても多かった。サーマルシャツにフリースジャケットとウィンドシェルジャケット、薄手タイツに裏トリコットパンツでちょうどよかった。夜になると冷えたのでダウンジャケットと化繊中綿パンツを着用
中潮、干潮13:59(92cm)、満潮19:29(149cm)、干潮翌2:30(-2cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ約10匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5g〜5.3gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング(1)……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン3号+ ハリスフロロカーボン1.5号
スピニング(2)……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン3号+ ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:21〜17:35(天竺川合流点下流側)、17:43〜22:24(高川合流点上流側)
最初はわからなかったが、8月に一度会った気さくな好青年に再開した。場所はいつものポイントで、釣果を聞くとボチボチとのこと、目の前で小さいながらも見事にキビレを釣ってみせてくれた。
前回見かけた家族連れの人たちが現れ、一気に人口密度が上がり騒がしくなった。子供たちがテントを張ってくつろぐ準備をし、大人たちは一斉に竿を振り始めた。
気さくな好青年はこの後用事があると去っていった。
金髪ロン毛のお父さんが大きな魚を掛けた。お母さんらしき女性がタモ入れしたが、網が小さくて魚の頭しか入っていなかった。そこで自分の玉網も出して魚の胴体を掬い、二つの玉網で一緒に引き上げた。
64センチあるスズキで、サイレントアサシンというスリーフックのミノーのテールフックが顎下にガッツリ掛かり、残り全てのフックが網に絡まっていた。魚に掛かったところを外すだけでも苦労したが、先に魚を逃がしてから網に掛かったのを外すのに難儀した。フックが絡みにくいはずのラバーコーティングネットに、しっかりとフックが刺さり込んでいたためで、金髪ロン毛お父さんが網の一部をハサミで切るなどして対処した。
エサ釣りでキビレを4、5匹釣ったところでポイントを移動した。
人気のない流れ込みでは、イナッコが泳いでいる様子が目視できず、シーバスの気配もなかった。エサ釣りではキビレがポツポツと釣れたが、小さなアタリに合わせても掛からず、少し強めのアタリが出る頃にはすでに飲まれていて、アワセのタイミングが難しかった。
イナッコが流入河川の奥から出てきたとき、いつもの段差がある場所でボイルが出た。ルアーをローテーションして周辺を何度か引いてみたが、食ってくることはなかった。
下げの流れが出始めると藻が塊になった漂流ゴミが激しく絡み、エサでもルアーでも釣りにならなかった。前回見たのと同じ個体と思われる小型のヌートリアが泳いでいた。まだチャンスはあるかもしれなかったが、翌日の仕事のことと、少し疲れていることもあって気持ち早めに納竿した。
11

21

(火)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流
天候晴れ。最高気温17度、最低気温5度
状況水は澄んでいたが、ジンクリアではなく適度な透明感。サーマルシャツにフリースジャケットとウィンドシェルジャケット、薄手タイツに裏トリコットパンツでちょうどいいか気持ち暑いかなという感じだった
小潮、満潮13:40(158cm)、干潮20:10(101cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ約20匹(20センチクラス)、メッキ3匹、コトヒキ2匹、オキフエダイ1匹、フグ約10匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ)、小型ミノー(ダイワ シルバークリークミノー・スローフォールカスタム40SS アカキン、スミス Dコンパクト38 CHBヤマメ、スミス ルナ47S レッドヘッドホログラム・ピンクバックシュリンプ)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号10lb. + リーダーフロロカーボン2号
メモ実釣時間15:35〜17:26(由良橋下流左岸)
超小型のダイビング型ペンシルベイトで探り始めると、最初から反応があり、小さいながらヒラセイゴが釣れてきた。2匹目はメッキ、その後もヒラセイゴが何匹か食ってきた。
下流に釣り下って少し水深のあるところにさしかかると、ペンシルベイトでは心許なくなった。ミノーに切り替え、スローフォールが得意なタイプで探るとヒラセイゴも釣れたがフグがよく釣れた。より小さい、平打ちアクションが得意なタイプでも釣れたが、ヘビーシンキングに分類される重めのミノーでは反応がイマイチに思えた。
シンキングでも海水で漂うほどの軽めのミノーに替え、小刻みなトゥイッチを加えて誘うと、ポツリポツリとだが釣れ続くことができた。鋭いトゥイッチでのダートに反応して食ってくるが、魚が小さいこともあって丸呑みではなく甘噛みするような食い方になり、簡単にはハリ掛かりしない。それでも微かに魚がバイトするカツカツという感触が伝わってくる。
最初のトゥイッチで気付かせて寄せ、2回目で反応して食わせ、3回目で掛けるという3段トゥイッチを試すと、それでたまたま釣れた魚もいた。しかしそれが常にハマるというわけではなかった。
軽めのミノーをクリアな水色に合わせてカラーローテーションすると少し反応がよくなった気がした。そして暗くなって見えづらくなると、元の目立つカラーに戻したほうがよかった。
水深の深い場所は、ヒラセイゴがいないのか深くにいるのかルアーへの反応は少なく、そして浅くてミノーが水底に当たりそうな場所も、ヒラセイゴがいないのか反応がなかった。適度な水深で、水底が砂地ではなく岩場というか石が混じるようなところがよかった。
ヒラセイゴだけでも20匹近く釣れ、その間にフグがたくさん混じったが、メッキにコトヒキにオキフエダイと五目釣りを達成し、短時間でたくさんの数と種類が釣れた一日だった。
11

22

(水)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流、★第二由良橋上流、由良港……★網代高汐ポンプ場船溜り
天候晴れ。最高気温19度、最低気温7度
状況澄んでいるが水底までは見通せない適度な濁り。朝はサーマルシャツにフリースジャケットとダウンジャケット、中厚手タイツに裏トリコットパンツで出たが、しばらくして暑くなり、ダウンジャケットとタイツを人気のないところで脱いだ
長潮、干潮7:30(67cm)、満潮14:30(162cm)、干潮21:00(81cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ約10匹(20センチクラス)、メッキ約5匹、キビレ1匹、タイワンカマス1匹(35cm)、オニフエダイ1匹、シマイサキ1匹、ハゼ1匹、フグ約5匹、ハエ1匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ)、小型ミノー(ジャッカル トリコロール流芯43HW サイトアカキン、スミス ルナ47S レッドヘッドホログラム・ピンクバックシュリンプ、ダイワ シルバークリークミノー・スローフォールカスタム40SS アカキン、ティムコ ヴィクセン55SS ホログラムテネシーシャッド、ダイワ シルバークリークミノー44S TS、ダイワ シルバークリークミノー・ダートカスタム48S TS)、エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8gダウンショットシンカー)、小型メタルバイブレーション(ジャッカル ナノバイブ2g イカナゴールド)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号10lb. + リーダーフロロカーボン2号
メモ実釣時間8:31〜10:21(由良橋下流右岸)、10:27〜10:33(第二由良橋上流左岸)、13:52〜14:10(由良橋下流左岸)、14:23〜14:29(由良大橋下流右岸)、14:40〜15:31(舟溜まり)、15:34〜17:31(由良橋下流左岸)
午前中は潮位が低かったので、役場裏を対岸側から水のあるところだけ探った。ヒラセイゴはほとんど見られず、ルアーには主にメッキが反応し、1匹だけキビレが釣れた。
河口近くでエサ釣りをすると、フグも釣れたがハゼとオニフエダイが釣れた。帰り道に上流の細い流れを探るとイワシのような魚が釣れたが、よく見ると久しぶりに釣ったハエだった。
食事と仮眠の後は、満潮が近いので足場に乗れる間だけ役場裏を探った。ヒラセイゴが入ってきていて、前日に反応がよかったスポットを中心に反応が見れた。
しばらくして足場が浸水し始めたので場所を変えた。途中、河口近くにフグが群れていたのを見てルアーを投げたが、掛けることはできなかった。少し遠くの岸際でアイゴのような魚が3匹ほど水底をつついていた。
船溜まりの奥に超小型のペンシルベイトを入れるとすぐにヒラセイゴが食ってきた。しかし数はいないようで連発はしなかった。船溜まりの中ほどではヘダイらしき魚の群れを見た。超小型のメタルバイブレーションで狙ったが、フグが食ってきてハリを折られただけに終わった。船溜まりの出口に近い一角では小さいながらボイルが起き、小魚が岸際を延々追われて跳ねるのを見た。その周辺にルアーを入れるとやはりヒラセイゴが反応し、何匹か釣ることができた。
潮位が下がってきたところで川に戻った。ヒラセイゴを反応させるために色々な種類のミノーを試した。一昨年の同じ時期に試し、リーダーが太かったためかダートの切れが今一つであまりいい印象のなかったダートの得意なミノーが、細めのリーダーとメインラインのおかげかいい動きに見えた。結果としてもこの日一番のルアーになり、ヒラセイゴだけでなく色々な魚種が釣れた。この日一番の良型メッキやシマイサキが掛かっただけでなく、35センチのタイワンカマスも食ってきた。タイワンカマスは細い体でジャンプしてエラ洗いをするなど素晴らしいファイトを見せてくれた。魚種は前日よりも多い九目となった。
11

23

(木)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流、第二箕の後橋下流、★第二由良橋下流〜由良橋上流
天候晴れ。最高気温20度、最低気温8度
状況上流ではうっすらと白い濁りが入っていて、海の水は澄んでいたが水底までは見通せなかった。半袖Tシャツにフリースジャケット、裏トリコットパンツでは少々暑いくらいで、陽が高い時間はフリースジャケットを脱いでいた
若潮、干潮8:40(70cm)、満潮15:10(167cm)、干潮21:40(61cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ8匹(20センチクラス)、メッキ4匹、キビレ1匹、コトヒキ1匹、フグ4匹、ヒラセイゴかタイワンカマスらしき魚1匹バラシ
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ)、小型ミノー(スミス ルナ47S レッドヘッドホログラム・ピンクバックシュリンプ、ティムコ ヴィクセン55SS ホログラムテネシーシャッド、ダイワ シルバークリークミノー44S TS、ダイワ シルバークリークミノー・ダートカスタム48S TS)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号10lb. + リーダーフロロカーボン2号
メモ実釣時間9:39〜10:54(由良橋下流右岸)、13:58〜14:04(第二箕の後橋下流左岸)、14:12〜14:57(第二由良橋下流右岸)、16:08〜16:45(由良橋下流右岸)、16:48〜17:00(由良橋上流右岸)
ペンシルベイトでもバイトはあり、ヒラセイゴ、コトヒキ、フグと1匹ずつ釣ることはできた。しかし見切られているというか反応させ切れていないと感じた。
そこでトゥイッチが得意な軽めのシンキングミノーに替えた。上向きの2段トゥイッチと緩やかなフォールの組み合わせが効いて、ヒラセイゴ3匹とフグ1匹が釣れた。ただ全てのヒラセイゴに効くわけではなく、次にとっておきのミノーを試した。
ワカサギなどの繊細そうな小魚を見事にイミテートした、ごく細いシルエットでリアルな仕上げのスローシンキングミノー。トゥイッチすると右に左に流れるように足の長いダートを見せる。ヒラセイゴ3匹、メッキ1匹と立て続けに魚が反応し、しかも1匹のヒラセイゴはルアーを頭から飲み込んでいたほどだった。しかし次の魚を掛けてやり取りの最中に根がかってしまった。ソコリなら取れそうな場所で、ある程度潮が差してきていたが頑張れば外せるかと思い、ズボンを脱いで裸足で川に入った。しかし泥底が意外に深く、石の上が蛎殻混じりで痛かったこともあってバランスを崩しパンツを濡らしてしまった。しかもそこまでやったのにルアーは回収できなかった。
午後からはエーコーブ裏の上流に竿を出してみたが、夏や秋のように極小のフィッシュイーターの姿はなかった。
第二由良橋の下流はちょうどいい水深になっていた。メッキを中心にキビレやフグが反応してくれた。
河口の突堤近くを通りかかると2人の釣り人を見かけた。和歌山市に住んでいて、ヒラスズキ狙いで和歌山県内を走り回ることもあるという人と話をした。この日はライトなタックルでメッキ狙いとのことだった。
潮が引いて足場に乗れる状況になることを見計らって川に戻った。しかし潮位変化が予想していたよりも遅く、足場が水から出たり入ったりを繰り返し、落ち着いて釣りができなかった。
防潮堤の上から竿を出して釣ると、しっかりした手ごたえのバイトがあった。少し大きめのヒラセイゴかタイワンカマスと思われ、ジャンプ一発、見事なエラ洗いでバレてしまった。
11

29

(水)
場所大阪府神崎川……天竺川合流点周辺・★高川合流点周辺
天候曇り。最高気温15度、最低気温4度
状況白く濁った緑色の水で、透明度が低め。サーマルシャツにフリースジャケットとウィンドシェルジャケット、薄手タイツに裏フリースパンツでは寒く、日没後にダウンジャケットと化繊中綿パンツを着用したがそれでも寒かった
大潮、干潮13:40(101cm)、満潮19:20(143cm)、干潮翌2:29(-7cm) <大阪府 大阪>
同行者なし
釣果ハゼ1匹(19cm)
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 22 STELLA C2500SHG、ライン: PE 0.6号14lb. + リーダーフロロカーボン3号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:12〜19:07(天竺川合流点下流側)、19:28〜20:52(高川合流点上流側)
曇り空で、強風ではないが冷たい風が常に吹き付けて寒い日だった。いつものポイントには誰もいなくて、水面の細かいさざ波に冬の気配を感じた。
小さなシンキングミノーで探ったが、まるで気配がなかった。もう少しで届きそうなところに潮目があり、ヘビーシンキングミノーに替えるとかろうじて潮目に入った。ボラに当たったようなアタリがあった。少しサイズアップしてシーバス用のバイブレーションを投げると潮目を少し越えた。しかし反応は得られなかった。
エサ釣りに切り替えても、いつものような反応はなかった。漂流ゴミがラインに擦れるギシギシという感触がひっきりなしに手元に届き、魚のアタリとの判別がとても難しかった。ハゼかと思われる、コツッという一瞬だけのアタリはあった気がしたが、コツコツやクンクンと続くキビレのアタリは一切なかった。
場所を変えてもその傾向は同じで、最初にシーバスを探ったが反応がないうえにベイトフィッシュの姿もなかった。エサ釣りで一瞬だけ魚らしきアタリがあり、聞いてみると生命感のある手ごたえがやっと得られた。最初だけブルブルとよく暴れ、その後抵抗なく寄ってくるので外れたかと思ったが、そのまま上げてみると大きなハゼだった。

12月 -2023年
12

13

(水)
場所和歌山県由良川……由良橋上流、★由良橋下流、第二由良橋上流、由良町由良港……★白崎の船着き場
天候晴れ。最高気温15度、最低気温6度
状況透明度が上がって冬の気配がする水だった。アウトドアブランドの薄手アンダーウェアにフリースジャケットとダウンジャケット、中厚手のタイツに裏フリースパンツで午前は少し寒いくらい、午後はちょうどよかった
大潮、満潮7:00(175cm)、干潮12:29(95cm)、満潮17:49(176cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ約10匹、メッキ2匹、ヒラメ1匹、ガシラ2匹、ベラ約10匹、フグ約10匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーナノ キンクロ・ゴーストワカサギ)、小型ミノー(スミス ルナ47S レッドヘッドホログラム・ピンクバックシュリンプ、ダイワ シルバークリークミノー・ダートカスタム48S アカキン、ティムコ シュマリ48S ホログラムワカサギ、スミス Dコンパクト38 CHBヤマメ)、エサ(むきエビ)による脈釣り(1.8〜2.6gダウンショットシンカー)、1.3インチワームのジグヘッドリグ(エコギア グラスミノーSS・メジャークラフト ぷりぷりてーるSS みかん)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S68UL-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号10lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間8:45〜8:49(由良橋上流右岸美由良荘裏)、8:51〜11:44(由良橋下流左岸)、11:50〜11:56(第二由良橋上流左岸)、14:39〜15:35(白崎の船着き場)、15:59〜17:22(由良橋下流右岸)
コイとボラが混泳するエリアで、イワシのようなニシンのような魚がたくさん群れていた。キラキラ輝く銀鱗が一面に広がり、ところどころでヒラを打って眩しく光った。魚種としてはハエかイナッコのどちらかだろう。
下流域のごく浅くなったところで極小のペンシルベイトを引くと、小さなヒラセイゴが釣れてきた。水色からして何も釣れない展開も予想できたので少し安堵した。
岩礁地帯でルアーに猛然と追ってくる黒い魚がいた。ミノーでは掛からないのでエサ釣りに変えると釣ることができた。最初に見たのとは別の少し小さな個体で、魚種はベラだった。
水深のあるところではフグの反応ばかりで、ヒラセイゴは一部の浅いところにだけいた。極小のペンシルベイトで5匹以上掛けることができた。
昼食と仮眠の後は白崎の船着き場に行った。湾内では風の当たりが緩やかなほうの場所だが、海からの風がなかなか強かった。ごくごく小さなベラが釣れたが、ほとんど飲まれることなく絶妙なタイミングで口元に掛けることができた。新しい乗せ掛け調子の竿の感度と食い込み性能の巧妙さによるものだ。ガシラや大きいベラが釣れると竿がしっかりと絞り込まれて、サイズ以上に大物に感じさせてくれて引きが楽しめるいい竿だった。
河に戻って水深のあるところを探ると、足元でヒラセイゴが反応してくれた。廃番になったミノーを複数試し、昔ヒラセイゴにとても効いたルアーは今も健在だった。何者かと思われる強い引きは25センチくらいありそうないいサイズのメッキだった。しかしヒラセイゴのサイズは小さく、しかも微妙に食い渋る状況ではソフトルアーの威力が想像以上に大きかった。トゥイッチやストップ&ゴー、ストレートリトリーブなどを試すとハードルアーでは引き出せないバイトが得られた。
12

14

(木)
場所和歌山県由良川……由良橋上流、★由良橋下流、第二由良橋上流
天候晴れ。最高気温16度、最低気温4度
状況サーマルシャツにフリースジャケットとダウンジャケット、中厚手のタイツに裏フリースパンツ。前日とほぼ同じ服装だったが少し暖かすぎると感じ、昼からはダウンジャケットを脱いで代わりにウィンドシェルジャケットを羽織った
大潮、満潮7:49(175cm)、干潮13:00(98cm)、満潮18:20(173cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ8匹、メッキ4匹、キビレ1匹、ヒラメ1匹、ハゼ1匹、フグ8匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ダイワ 漂40F トリコクリア、ティムコ レッドペッパーナノ ゴーストワカサギ)、小型ミノー(ダイワ シルバークリークミノー・ダイビングカスタム アカキン、ティムコ ヴィクセン55SS ピンクパーチ、ダイワ シルバークリークミノー・ダートカスタム48S アカキン)、メタルバイブレーション(ボトムアップ フルーミー3.5g クロキン)、1.3インチワームのジグヘッドリグ(エコギア グラスミノーSS・メジャークラフト ぷりぷりてーるSS ピンク・みかん・クリア)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S68UL-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号10lb. + リーダーフロロカーボン2号
メモ実釣時間9:10〜9:13(由良橋上流右岸美由良荘裏)、9:19〜10:17(由良橋下流右岸)、仮眠、11:05〜11:39(由良橋下流右岸)、13:51〜13:58(第二由良橋上流左岸)、14:00〜14:05(由良橋上流右岸美由良荘裏)、14:14〜16:53(由良橋下流右岸)
前日見たイワシのようなニシンのような小魚はイナッコとわかった。大きさは15センチくらい、中には鱗が剥がれてカビている個体も見られた。
水中にダイブし漂うようにドッグウォークする極小ペンシルベイトでフグと小さなキビレを釣った。切り揉むようにダイブする極小ペンシルベイトではヒラセイゴを4匹ほど釣った。
少し疲れを感じたので、10時過ぎから11時頃にかけて橋の下で横になった。
午後は海に近い深めの場所で様々なルアーを試した。渓流トラウト用の重たいダイビングミノーはチヌやキビレに効きそうな泳ぎだったが、フグが1匹スレで掛かってきただけだった。シミーフォールといって沈むときにユラユラと揺れながら落ちるメタルバイブでもフグを釣った。軽く細いが流れるようにダートするミノーではヒラセイゴ3匹とメッキ2匹が釣れ、前日に続いてヒラメの幼魚も食ってきた。少し重めのダートが得意なミノーでもメッキとフグが釣れた。ソフトルアーに替えてヒラセイゴとフグを1匹ずつ追加した。
16時50分になると、潮位158cmで足場が水浸しになったので少し早いが納竿とした。
12

20

(水)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流、★日高町柏堤防
天候曇り。最高気温11度、最低気温5度
状況川も海も透明度が高く澄んだ水。川はフグと良型のキビレしかいなかった。海は岸際でスズメダイの姿がまばらに見られた。アウトドアブランドの薄手アンダーウェアにサーマルシャツ、フリースジャケット、ダウンジャケットを重ねた。ボトムスは中厚手のタイツに裏フリースパンツ。上下とも寒くはなかった
小潮、干潮5:19(54cm)、満潮12:20(151cm)、干潮18:59(81cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果スズメダイ3匹、ベラ約15匹、フグ4匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ダイワ シルバークリークミノー44S TS)、むきエビまたはオキアミによる脈釣り(1.8gダウンショットシンカーまたはガン玉3B)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S68UL-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号10lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間10:04〜11:07(由良橋下流右岸)、11:10〜11:24(舟溜まり)、14:05〜16:58(柏堤防船着き場)
川の水も海の水も、透明度が高く完全に冬の様相だった。キレイにドッグウォークするペンシルベイトで浅いエリアを広く探ったが、最初はフグがルアーを追う姿すら見なかった。海に近い深みにミノーを投げ、ラインがガイドに絡んだ感触があったので確かめているとフグが一匹掛かっていた。むきエビでのエサ釣りで何も釣れないのか試すとフグだけは釣れてきた。
船溜まりには極小ペンシルベイトに群れで付いてくる魚がいたが、イナッ子が先頭の魚に同調して泳ごうとする動きだった。フィッシュイーターの姿は見られなかった。
午後は柏の波止に行って小物釣りをした。極小のベラが次々に釣れ、小気味良い当たりの中に時々強い引きがあり、大きめのベラやスズメダイが釣れてきた。
風が強く、適度に冷たくて決して快適とはいえなかったが、寒風吹きすさぶ中での堤防釣りはそれなりの趣があった。とはいえ、渡船の釣り客なら数人いたが、堤防で同じように竿を出す釣り人は一人もいなかった。
12

21

(木)
場所和歌山県由良町由良港……★阿戸麻生セメント横、★日高町柏堤防
天候曇り。最高気温7度、最低気温2度
状況風が強く冷たく、雪が降ったりもしていた。アウトドアブランドの薄手アンダーウェアにアクリルニット、フリースジャケット、ダウンジャケットを重ねた。ボトムスは厚手のタイツに裏フリースパンツ。下半身が少し寒かった
小潮、満潮13:10(151cm)、干潮20:00(66cm) <和歌山県 由良>
釣果ガシラ7匹、ネンブツダイ4匹、アカネテンジクダイ1匹、ベラ約10匹、フグ約5匹(うち1匹はヒガンフグ)
ルアー・
パターン
むきエビまたはオキアミによる脈釣り(2.6〜3.5gダウンショットシンカーまたはガン玉3B)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Soare XTUNE MB S510SUL+-S、リール: SHIMANO 22 STELLA C2000SHG、ライン: PE 0.4号10lb. + リーダーフロロカーボン2号+ ハリスフロロカーボン1号または1.5号
メモ実釣時間13:41〜15:44(麻生セメント横)、15:55〜17:00(柏堤防)
風がひどく冷たかった。あられのような雪が舞って、海が白波立ってウサギが飛んでいた。
そんな天候だったので釣り人は誰一人としていなかった。ただし釣り場の様子を見に来たらしい釣り好きなオジサンはいて、少し話をすると去っていった。
最初は穴釣りをした。一投目からガシラが釣れた。小さなネンブツダイと大きなネンブツダイを釣ったあと、何かわからないが重いものが引っ掛かった。ロッドをフルベンドさせると持ち上げられたが、リールを巻きながらで上げるには重すぎた。穴が深くてストロークもありすぎ、ロッドのエンドグリップにラインを巻き付けながら手繰り上げたが、途中で穴の天井側に引っ掛かってラインブレイクしてしまった。
決して大きくはなかったが、黒ずんだ色で腹がパンと膨れたガシラも混じった。この時期が繁殖シーズンということだろうか、だとすると釣るのは控えた方がよいかもと後から思った。
一通りの穴を探り終え、岸壁から海にに投げて釣ると2匹のガシラが釣れた。穴釣りで釣れたよりもサイズは小さく、色も普通の赤いカサゴ模様だった。
もう一度穴を探ると、ネンブツダイのような、でも少し違うような赤い魚が釣れた。後で調べるとアカネテンジクダイという種類だった。
寒風の中、自転車を走らせて柏の波止まで行った。渡船の客も含めて釣り人は誰もいなかった。スズメダイの姿ははっきり見えなかったが、ベラとフグはテンポよく釣れた。最後に釣ったのは少し大きなヒガンフグだった。


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