釣行記録 釣行記録 -2002年-

釣行回数40回
バス最大46 cm
水揚約130匹
ニジマス最大42 cm
水揚約28匹
セイゴ最大28 cm
水揚6匹
ハス最大28 cm
水揚2匹
ギル最大20 cm
水揚約119匹
その他最大ブラウントラウト 44cm、イワナ 42cm、
ウグイ 35cm、イナ 28cm
水揚約88匹

1月琵琶湖の漁港で冬の釣り / 初めてのカンツリ、芥川にてマスを釣る
2月冷たい風が吹く中、セイゴを狙う
3月危険!感電注意、北小松漁港での釣り / 野池で釣ったバス46cm
4月滋賀県青土ダム、リールを忘れ渓流竿でルアーを引く / 由良川のバス44cm、3lb.オーバー
5月久しぶりの酒井さんと釣る / ウグイを釣る / イナを釣る / ギルを釣る
6月暑くてたまらないのでバイクですっ飛ばす
7月ジャッカル真野研究所見学(外から見ただけ)、カネカ裏でバス38cm / 草津の葉山川でオカッパリ / 夜討ち朝駆け、小浜に行き、舞鶴でセイゴをバラす
8月相原水路にハマり、ともあきに電話で馬鹿にされる / 季節外れのメッキを釣る
9月2.5lb.ラインで釣った2.5lb.オーバーのバス / 滋賀県青土ダム、リールは持って行ったがリベンジならず?
10月リベンジ芥川、レインボー42cm / 見たこともない変な魚を釣る
11月北舟木漁港でワンキャストワンキャッチ / 長靴で立ち込み浸水する
12月イワナとブラウンとアマゴと、ニジマス付きの仕掛けを釣る / セイゴで釣り納め

1月 -2002年-
1

14

(月)
場所琵琶湖北湖……志賀町北小松漁港・安曇川町深溝漁港・新堀船溜り
天候晴れ
状況北小松漁港……釣り人が多く、バスの反応は悪い
深溝漁港とその周辺の漁港……水が濁っていて、バスの姿が見られない
新堀船溜り……釣り人が異常に多い。水が澄んでいて、バスのサイズは小さい
同行者なし
釣果バス約20匹(12〜30cm)
ルアー・
パターン
2インチ極細ワームのノーシンカーリグ
メモやはり最初に行った北小松漁港は、祝日のためさすがに人がいっぱい、バスもスレて散ってしまっている。昨年末と同じ状況だ。すぐに深溝漁港に移動したが、こちらは人は少ないが水が濁っていて、バスの姿が全く見られなくなっていた。
深溝周辺にあるほかの漁港も2つ3つまわってみたが、なぜか水が濁っていてバスの姿が見えない。それで最後に行った新堀船溜りは、人の多さに戸惑ったが、水が澄んでいて小バスの群れが確認できたので竿を出してみた。
得意のヴィクセンで試してみるが、反応はイマイチ。小さい魚の群れがちょろちょろ表層を泳ぎ、時おりバスが追いかけ回して積極的に捕食している。このベイトフィッシュが3センチほどととても小さいサイズで、アクション的にもミノーではうまくマッチ・ザ・ベイトといかない。
そこで2インチの極細のワームをノーシンカーにし、表層でチョンチョンやってみたらこれが大ハマリ。12〜15センチとごく小さい小バスが中心だったが、周囲があまり釣れてない中で入れ食いになった。
1

31

(木)
場所大阪府高槻市芥川……柳ヶ瀬エリア
天候晴れ時々曇り、一時雪。気温4度
状況水は澄んで冷たい、水温6度。釣り人は少ないほう(らしい)
同行者なし
釣果ニジマス約10匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ティムコ ヴィクセン55SS、バスデイ シュガーミノー40SP)、小型スプーン(ダイワ ムーヴ0.8g、バリバス グラッパー1.3g、ほか)
メモ初めて管理釣り場というところで釣りをしてみた。どうやったら釣れるかと最初は不安だったが、ファーストヒットはヴィクセンですんなり釣れてしまった。スプーンでもわりと簡単に釣れてくれた。
しかし、放流後の数匹を釣ってしまったあとはほとんど反応がなくなり、スプーンでは全く釣れなくなった。そしてルアーを投げれば投げるほどスレていくので、後半はミノーでリアクションバイトを誘う渋めの釣りになった。
あらかじめ噂で聞いていた通り、スプーンでの数釣りは難しくウェットフライならいいというのは本当のようだ。それとポイントが狭いので魚がスレやすいし、釣り人が入れ替わり立ち替わりなのでなかなかセチ辛い釣り場だ。
バス用のウルトラライト、しかも4ピースのロッドだったので繊細なアクションがつけづらく、愛用のロッドに初めてダルさを感じた。次回はミノーイング用かエリア用のロッドでも新調してリベンジに来るかも。

2月 -2002年-
2

3

(日)
場所和歌山県由良川……由良橋下流
天候晴れのち曇り。気温8度
状況水は少し濁っていて、細切れになった海藻が水中にたくさん漂っている。風強い
同行者ともあき
釣果なし
ともあき……フグ1匹
ルアー・
パターン
なし
メモ冷たい風が吹く中、由良川のセイゴを釣りに行った。しかし寒々しい色をした水の中にセイゴの姿は見当たらず。昨年もこの時期になると、少し前までいたセイゴたちがなぜか川から消えてしまった。水が冷たくなるので海に行ってしまうのだろうか。セイゴだけでなくほかの魚の気配も全く感じられなかった。

3月 -2002年-
3

17

(日)
場所琵琶湖北湖……志賀町北小松漁港
天候晴れのち曇り時々雨、昼以降から天候がくずれた
状況日曜にしては比較的釣り人は少ない。港内のバスのサイズは10〜15cm、ルアーへの反応は最初はいいがすぐ慣れてしまい続かない。港の外側には大きめのバスも見られたが、波気があり水深が深いため釣りにくい
同行者相原氏
釣果バス約25匹
相原氏……バス9匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ティムコ ヴィクセン55SS)、2インチワームのノーシンカーリグ
メモ北小松に午前10時集合の約束、私は10時ジャストにバイクで到着、しかし相原は10時ジャストにお目覚め。最初のうちは全然パッとしなくて、もしかして今日はボーズで終わるかも……と心配になったが、相原が現れてからなぜか急に釣れ出した。
先日管理釣り場での釣りで屈辱(?)を味わい、リベンジにと購入したトラウトロッド(SMITH TROUTIN' SPIN BUNSUIRAY 56UML)の筆下ろしとチェック。とても柔らかくてよく曲がる竿だが、トゥイッチングのキレはなかなか、ミノーが動きすぎずトリッキーなアクションを出しやすい。
船の下でサスペンドしている小バスを狙って、船の脇やほかの船との間をうまく通すとよく釣れた。ニューロッドでの初物も無事にヴィクセンで上げたし(ワームでギルなんてことにならんでよかった?)、わりと数も釣れ楽しめたのだが、夕方近くなると天候がくずれてきた。雨男相原(昔は晴れ男だったんじゃ?)と釣りに行くとすぐこれだ。
納竿して帰るとき、ロッドの『危険!感電注意』シールが剥がれたので、相原の額に貼ってやった。「恥ずかしいから電車に乗るまでには剥がせよ」と言って相原と別れたが、後から聞いた話では、シールのことを忘れてそのまま電車に乗り、家まで帰ったそうである。
3

30

(土)
場所和歌山県由良川……由良橋下流、由良町寺田池
天候晴れ、風強い
状況由良川……前日の雨のため泥濁り、しかし潮加減により一時的に澄むことも。干潮は昼過ぎ
寺田池……水質はクリア、水位は普通
同行者なし
釣果バス2匹(46cmと25cm)
ルアー・
パターン
小型ミノー(ティムコ ヴィクセン55SS 黒金)、小型シャッド(デュエル ハードコアSH-50SP)
メモ由良川下流は魚の姿がほとんど見られなかった。前日の増水で上流から流されてきたのか、オタマジャクシ数匹と死んだバスを1匹確認。ルアーには2回ほどフグが追ってきただけで、何も釣れはしなかった。
寺田池は山手にあり、ほとんど雨の影響を受けず水質が良かった。この日は数は釣れなかったが、46センチという久しぶりの良型が出た。
比較的遠浅なワンドの奥の流れ込み、岸に生えた木がオーバーハング(水面に覆いかぶさっている)し、枯れ枝などが溜ってヘビーカバーになっている。さらに底は水の流れにえぐられて筋状の深みになり、時おりデカバスが潜んでいたりする一級のポイントだ。
キャストの練習よろしくそこにひたすらミノーを投げていたら、十数投目くらいでバスが食ってきた。柔らかいトラウトロッドにフロロの3ポンドなのでよく引き、ドラグを鳴らしてラインを引っ張り出していく。30オーバー程度だろうと思って寄せてくるとけっこう大きくて、横に走られ流れ込みのカバーの奥に逃げ込まれてしまった。しかし水に立ち込んだりしながらなんとか引き出し、無事ランディングした。
ルアーを外すと、なぜか口の中からラインが出ていた。2メートルほどの長さで切れていたが、もう一方の端は喉の奥深く飲み込んでしまっている。引っ張ってやると、伸びたフックに付いたテールの切れたゲーリーグラブが出てきた。さらにもう一本、派手な色をしたワームのテールが出てきて、つかんで引っ張り出すと超リアルなリザードワーム……と思いきや、これは本物のイモリだった。
飲み込んでいたワームは、ある程度の日にちが経っていたのか酸化していた。誰かがハリがかりさせたが飲み込まれ、さらにラインブレイクしてしまったんだろうか。胃の中の異物も口から出ていたラインも、きっと不快で邪魔で仕方なかったろうなどと想像しながら、優しくリリースしてやった。
3

31

(日)
場所和歌山県由良川……由良橋下流、由良町寺田池、由良町白崎海岸、日高町柏の浜
天候晴れ、風強い
状況由良川……濁りは引いて、だいぶ澄んできた
寺田池……少し水位が上がり、若干濁りが入っていた
白崎海岸……風が強烈で釣りにならず、西の空から一面の雨雲が押し寄せてきた
柏の浜……昼から夕にかけてほとんど潮が満ちてこず、遠浅な浜では小さな魚の群れだけが見られた
同行者ともあき
釣果バス1匹、キビナゴ2匹
ともあき……フグ1匹
ルアー・
パターン
小型シャッド(デュエル ハードコアSH-50SP)、小型メタルジグ(スミス シラスジグ、ラリオ特製ジグ)
メモ由良川の濁りはさすがに引いたが、相変わらず下流の状況は渋かった。
寺田池ではすぐそばで猿を見た。竹林がガサガサと音を立てて揺れ、猿がキーッとわめいていた。近くで見ようとしたらすぐ逃げてしまうが、デジカメを持ってともあきが追っかけて行き、丘の上に数匹の群れを確認したそうだ。
柏の浜での釣りでは、メタルジグにキビナゴが2匹スレでかかってきた。背中に思いきり刺さっていてリリースできないため、1匹は生で食べてみたが、微妙な生臭さとほろ苦さで、あまり美味しくなかった。もう1匹はともあきがエサ釣りに使い、小さなフグが食って釣れてきた。

4月 -2002年-
4

10

(水)
場所琵琶湖北湖……守山市琵琶湖大橋下・今浜町の船溜り・中主町菖蒲の船溜り・近江八幡市佐波江漁港・長命寺港・草津市草津川
天候曇りのち晴れ
状況まだ肌寒く水温も低い。湖全体に濁りが入っている。南湖ではアシ際などのシャロー中心に釣り人が多いが、北湖ではあまり見かけない
同行者なし
釣果ギル2匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ジャクソン T-ピボット)
メモ琵琶湖大橋の近くでモロコを釣っているオニイサンがいた。エサは赤虫で、ハエとホンモロコを1匹ずつ上げていた。
湖東側にも北小松のような水質が良く魚影の濃い場所はないものかと、何ヵ所かの漁港をまわってみたがどこも思わしくなかった。だいたいのところは水が濁っていて魚が釣れる気配がしない。佐波江漁港だけは水が澄んでいて体長3、4センチ程度の小魚が群れてひしめいていたが、バスの姿は全く見なかった。
このままではボーズになる……と、ミノーでの見えバス釣りはあきらめ草津川に行った。小型のバスでも狙おうと思ったが、濁りのためなかなか釣れなさそうな状況。ダメモトで小さいペンシルベイトを放って、2匹のギルを釣ってボーズを免れた。
4

13

(土)
場所滋賀県土山町青土ダム上流
天候曇りのち晴れ時々雨
状況風強い
同行者なし
釣果なし
ルアー・
パターン
なし
メモ家で昼御飯を食べた後、のんびり気ままなツーリング、と最小限の釣り具を携えて出た。走ってる途中でリールを忘れていることに気付いて、取りに帰ろうかと思ったが、予備の渓流竿があるからと思いそのまま一号線をひた走った。
さてバイクを停めたのは青土ダムの上流、川幅5〜10メートル程度の流れ。水はとても澄んでいて、桜の花びらが水面に散らばりとても綺麗な流れだ。
渓流竿に道糸を短めにしてウキ釣り仕掛けを付け、エサは岸際の石を引っくり返して採った川虫を使った。しかし、流し方が悪いのか、タナが合わないのか、エサのつけ方がまずいのか……。魚の反応はまるでなく、慣れない釣り方なのでポイントをうまく攻めきれない。
リールを忘れてなければルアーで攻められたのに、と思いつつ、悔しいのでウキ釣り仕掛けを取り去り道糸の先にスプーンを結んだ。渓流竿は長く柔らかいのでアクションがつけづらく、同じスピードで泳がせるだけでもけっこう難しい。
いくつかのポイントを攻めてみたがやはり魚のアタリには恵まれず、短時間でこの日の釣りをあきらめた。
帰る間際、最初に竿を出したポイントでテンカラをしている人がいて、聞いてみるとこの辺では主にアマゴかニジマスが釣れるとのことだった。
4

14

(日)
場所京都府亀岡市某川・上牧池
天候晴れ
状況昨日と同様風強い、日中の気温は最高26度くらいで暑いくらいの暖かさ
同行者なし
釣果カワムツ3匹
ルアー・
パターン
ドライフライ(モスキート#18)
メモ亀岡の小さな川で、毛鉤釣りをして楽しんだ。渓流竿に短めの道糸0.4号、18番のフライという単純な仕掛けだが、清流のウブなカワムツ相手なら十分だ。ただし魚のサイズが10センチ程度なので18番でも大きいくらい、頻繁にフライを食いにくるが口に入りきらない様子。
その後で行った上牧池は、酒井さんおすすめ(?)のポイントだがドロドロのウィードが池中に漂い、水質は良くなさそう。ギルと小バスが群れになって泳いでいるのを確認したが、反応は渋い。アシ際のカバーに黒いワームを投げ込んでいた人が、25センチくらいのバスを引っこ抜いていた。
4

27

(土)
場所和歌山県由良川……貴一荘前
天候晴れ
状況風少し強め
同行者ともあき
釣果ハエ3匹
ともあき……なし
ルアー・
パターン
ドライフライ(モスキート#18)
メモ三連休の初日、朝はゆっくり寝坊して昼過ぎからツーリングがてらバイクで帰省。一ヶ月ぶりの実家の前の川で、夕方にてんからをやって遊んだ。
昔よりも浅くなり魚影も少なくなった流れで、ハエが毛鉤に反応してくれた。しかし着水した瞬間にライズしてくるだけで流すのは全く効果がない。何度も何度も打ち直して、何とか大中小の3匹のハエを釣ることができた。
ラリオとバス、由良川にてペンシルベイトで ともあきとバス、寺田池にてノーシンカーワームの落し込みで
→ よく肥えた3lb.の川バス。


↑ ともあきも負けじと良型を上げた。
4

28

(日)
場所和歌山県由良川……由良橋下流・保育所裏堰堤上流、由良町寺田池
天候晴れ
状況風強い
同行者ともあき
釣果セイゴ1匹、バス8匹(44cmと36cmと25cmクラス×6)、フグ4匹
ともあき……バス5匹、ハエ3匹、フグ2匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(スミス ルナ47S ピンクバック、ティムコ ヴィクセン55SS・70SP 黒金・金箔鮎、ほか)、小型スティックタイプルアー(ジャクソン ニョロニョロ)、小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーマイクロ 鮎)、3インチストレートワーム(ティファ ボディシャッド)のノーシンカーリグ
メモ由良川で久しぶりにセイゴがヒットした。しかし1尾だけで後が続かず、フグばかりがルアーを追ってきた。
寺田池ではいつものようにミノーで小バスを釣って遊んでいたが、ともあきが岸際のオーバーハングした木々の中に入り込み、木の枝の間からワームを垂らして良型を釣り上げた。それで自分も真似をしてみて、結果、小さめのを1匹バラしたものの36センチが来た。密集した木々の中、ほとんど足場のない急斜面の岸際を降りてランディングした。
昼からは由良川の保育所裏堰堤のポイントに行った。小型のペンシルベイトを岸際のオーバーハングの下に投げ、小刻みにトゥイッチしながら引いてくるとコイのような大きな魚影が追いかけてくる。さらにそのままアクションを続けると大きな口を開けてルアーを小さく突っついた。
ルアーをピックアップしようとして竿を立てた瞬間、うまくハリがかりしてくれて、暴れる魚をよく見るとバスだった。なかなかのサイズでしかも川バスなのでとてもよく引き、何回か足元まで寄せてからまた走られたりした。ランディングしてみると鋭い歯でごつい口唇、ずっしりとした重さ。よく肥えていて44センチで3ポンドのグッドプロポーションだった。
4

29

(月)
場所和歌山県由良川……由良橋下流・保育所裏堰堤、由良町寺田池
天候晴れ、昼から一時雨
状況風強い
同行者ともあき
釣果バス2匹と3匹バラシ、フグ4匹
ともあき……バス2匹と1匹バラシ、フグ1匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(スミス ルナ47S ピンクバック、ティムコ ヴィクセン55SS・70SP クリアパープル・金箔鮎、ほか)
メモ由良川の下流ではやはりセイゴの姿は見当たらず、フグばかりがルアーを追ってきた。
昼食後は少し昼寝をして、3時ぐらいから寺田池に向かった。着いていきなりヴィクセン55SSのクリアパープルで立て続けに2匹釣り、それからは少し大きめのヴィクセン70SPで沖目を狙い、3匹ヒットしたがロングディスタンスだったので全てバラしてしまった。
ミノーの釣りで飽きたら、今度は岸際の木と木の間からノーシンカーを垂らす釣り。寺田池はこの釣り方だと良型がいい確率で釣れる。しかし、この日は天候の具合いか、木の下のシェードにバスは見当たらなかった。

5月 -2002年-
5

4

(土)
場所琵琶湖北湖……近江八幡市白王町周辺・彦根市新海町周辺・曽根沼・犬上川河口
天候曇りのち雨
状況水位高い、流入河川からの水が濁り強い
同行者なし
釣果バス2匹、ギル数匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ジャクソン T-ピボット)、2インチ極細ワームのノーシンカー
メモこの日は翌日の酒井さんとの釣行のため、琵琶湖の湖東エリアを下見。流入河川の水が泥濁りで、水路や河口のポイントはまるでダメだった。白王町と新海浜のシャローエリアは雰囲気は良かったが、魚の気配は薄く、ジェットスキーが走り回っていて気持ちのいい釣りをするのは難しい。
その後は神上沼、曽根沼を瞥見、どちらもマッディな澱んだ水質で釣り人も少なくないため、ほんの少しルアーを投げてみただけで早々に見切りをつけた。
濁りのないグッドコンディションの水を求めて、さらに北上を続けると彦根の犬上川河口でやっと澄んだ水を見ることができた。ここは昨年の夏にハスを爆釣した川で、その時は水位が低く流心近くまで立ち込めたが、この日は護岸の際から深くなっていて立ち込むことすらできない状況。
そのため上流側に行ってみると、まばらにアシが生えて水底の変化の多いシャローエリアがあった。ごく小さい小魚の群れと小バスが何匹か泳いでいて、時おりバスが小魚を追い回すフィーディングエリアとなっている。
水深が浅いため、バスが泳ぐと引き波が立ち、小魚がいっせいに逃げて水面を跳ね回る。あちらこちらでとても派手なボイルが起こる。そのボイル目がけて極小のペンシルベイトを投げるが、ベイトにしか興味がないのか何の反応もない。極小のノーシンカーワームでマッチ・ザ・ベイトを狙ったがこれもダメで、さらに上流の少し深めのエリアでギルを数匹釣り、少し大きめのサスペンドバスにすぐに吐き出されたのみ。
しばらく悩んだ挙げ句、ジャクソンのT-ピボットという変わり種ペンシルのボイル直撃と小刻みテーブルターンアクションで、何とか2匹のバスをゲットした。
酒井さんとバス、北の庄沢にてミノーで ラリオとバス、草津川にてジグミノーで 酒井さんとバス、草津川にてペンシルベイトで ← 北之庄沢でミノーに来た。

↑ (左)草津川では酒井さんがペンシルで会心の一尾を上げた。 (右)私はジグミノーで。
5

5

(日)
場所琵琶湖南湖……草津市草津川、北湖……守山市今浜町の船溜り・近江八幡市北之庄沢・長命寺港
天候曇りのち晴れ
状況水位高く、流入河川からの濁水のため、湖のかなり沖まで濁りが入ってしまっている。風も強い
同行者酒井氏
釣果バス2匹、ギル数匹
酒井氏……バス3匹、ギル2匹
ルアー・
パターン
小型ジグミノー(スミス トラウティンサージャー4 パール黒金)、小型ペンシルベイト(スミス トワディ)、小型ミノー(ティムコ ヴィクセン55SS 黒金)、超小型クランクベイト
メモ久しぶりの酒井さんとの釣行。釣り始めは、酒井さんのたっての要望により草津川から攻めることになった。
わりと風が強くさざ波も立っていて、水も濁っているのでトップでの釣りは難しかった。ミノーのただ巻きとトゥイッチングで探ってみるも、細切れのウィードが絡んでくるのでなかなか釣りにくい。そこでスミスのジグミノー、トラウティンサージャーをチョイス。細身のミノーシェイプにシングルフックがテールに1本だけ付いているスタイルのルアーだ。投げてみると、思った通りウィードの絡みは全くなく、アクションも秀逸だ。タイトなバイブレーションで泳ぎ、小刻みに揺れながらゆっくりフォール、トゥイッチすると大きくダートする。こいつのおかげでたちどころにバスを2匹キャッチした。
その後は野洲川の様子を覗きながら土手周りをうろうろし、よく行く守山の船溜りにも立ち寄ってみた。船溜りでは酒井さんがワームでバスをかけたが、根に巻かれてしまいランディングできずに終わる。そこで酒井さんが380円で買ったという無名ブランドの安物ミノーをチェック。レンジが深めの細身のサスペンドミノーで、トゥイッチするとヴィクセン並みのダートアクションでとっても釣れそう。その後たまたま立ち寄った北之庄沢で、酒井さんがそのミノーで見事に2匹をゲットして見せてくれた。
ギルにかぶりつこうとする酒井さん 酒井さんとギル、浜分漁港にてペンシルベイトで 酒井さんとウグイ、浜分漁港にてペンシルベイトで ← (左)パン食い競争のようだが、アンパンではなくギルである。
  (右) ヒットルアーはジャクソンのT-ピボット。

→ トラウト用の小型ペンシルで来たウグイ。よく引く魚だ。
5

13

(月)
場所琵琶湖北湖……志賀町近江舞子周辺・南小松漁港・北小松漁港・高島町乙女が池・安曇川町新堀船溜り・深溝漁港・浜分漁港
天候晴れ
状況水位高い、バスはどこでもスレていて反応が渋かった。北小松、新堀、浜分の漁港では数も多かったがわりと型のいいバスが混じっていた
同行者酒井氏
釣果バス6匹、ギル4匹、ウグイ2匹(最大35cm)
酒井氏……バス4匹、ギル3匹、ウグイ1匹
ルアー・
パターン
1インチワームのノーシンカーワッキーリグOR心臓リグ+スナップルアー、超小型スプーン(アトミック0.8g)
メモ浜分の石田川河口辺りでウェーディングしようということで出発したはずが、途中のポイントで道草しているうちに漁港巡りの一日となってしまった。どこの漁港もバスの反応はかなり渋く、しかしながら数、型ともにそれなりに良くて適度に負けん気を起こさせるのがいけなかった。
近江舞子の内湖で導水管の上になわばりを張っている鮎らしき魚を観察したり、乙女が池のアシの茂みで激しい水音を立てて暴れる2匹のライギョにちょっかいを出してみたり。久しぶりに行ったふしみやさんの日替わりランチもやっぱり安くて美味しいので、酒井さんがいたく気に入ってくれた。
夕方近くになってやっと浜分に到着し、ウェーディングはせずに漁港内でのセコ釣りに終始した。ここの渋いバス相手に発見した新しいリグ(?)が、ノーシンカーワーム+スナップルアー。ノーシンカーでたまたまリーダーとラインの間にスナップを付けていて、そこにバスが何度も食いついてくるのを見て、スナップにスプーン用のシングルフックを付けてみた。そのリグで表層をちょんちょんと引き波を立てて引いてやるとバスがガバッと来る。さらには後ろのワームをワッキースタイルにしたり心臓リグにしてみたら、引き波のアピールが増してとてもいい感じになる。
しかし、そんな究極のセコリグでも渋くてなかなか釣れなくて、生け簀の中のウグイをワームで釣って遊んだりもした。酒井さんはトップでウグイをヒットさせて自分でビックリしていた。
最後はゲーリーのヤマセンコー2インチで暗くなるまでスキッピングの練習をしまくって、納竿となった。
ラリオとイナ、由良川にてペンシルベイトで ← ペンシルベイトにイナが来た。
5

19

(日)
場所和歌山県由良川……由良橋下流・保育所裏堰堤上流、由良町寺田池
天候曇り時々雨一時晴れ
状況少し肌寒く雨がしとしと降ったり止んだり。前日の雨のため、由良川は少し濁り気味で、保育所裏の堰は上がっていた。寺田池も少し水位が高くなっていたが、相変わらず水は澄んでいた
同行者ともあき
釣果セイゴ2匹(ほか数匹バラシ)、バス2匹、イナ1匹(28cm)
ともあき……バス1匹、フグ3匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(スミス トワディ)、小型スティックタイプルアー(ジャクソン ニョロニョロ)、小型ミノー(ティムコ ヴィクセン70SP 金箔鮎)、3インチストレートワーム(ティファ ボディシャッド)のノーシンカーリグ
メモこの日は小潮で、もしかしたらいけるかもしれないと思い由良川の下流に行った。大潮の日は釣れそうだけれど潮の動きが激しいし速いので、すぐにセイゴが移動してしまいなかなか魚を見付けられない。だから逆に潮の動きが緩やかならセイゴが見付けやすく追いかけやすいと考えたのだ。
その考えがそっくり当たっていたのかどうかは分からないが、とりあえずセイゴを見付けヒットさせることができた。久しぶりのセイゴの感触に大はしゃぎしつつ、何匹もバラしてしまった。
バラしまくりながらかろうじて2匹キャッチし、しばらくするとパッタリとアタリが途絶えた。が、前の大潮の時と比べると時合が長い、というか一つの場所にとどまる時間が長いようで、よく釣れ続いたと思う。
ギルのスポーニングベッド ← 草津川のシャローエリアで、ギルがスポーニングしていた。
5

30

(木)
場所琵琶湖南湖……草津市草津川
天候曇り
状況水位高め、風少し強い
同行者なし
釣果バス12匹(うち3匹バラシ)、ギル約30匹
ルアー・
パターン
小型クランクベイト(スミス 亀主、ラッキークラフト シャロークラ・ピー)、小型ミノー(ジャッカル タイニーフライ38SP 黒金、ラッキークラフト ベヴィーミノー マット黒金)、小型ペンシルベイト(スミス トワディ)、小型ジグミノー(ラッキークラフト ワンダ45)、1〜3.72インチワーム(常吉ワーム2インチ&3.72インチ、ティファ ボディシャッド3インチ、ほか)のシグへッドリグ
メモ天気予報では昼から雨が降るかもしれないということなので、遠出はせず近場の草津川で釣りをした。水は少し濁っていて、水面には葉っぱや綿毛がたくさん浮いてウィードも漂っていた。すぐにラインに綿毛が、ルアーにウィードが引っかかってくる。
最初は、こないだ買ったばかりのルアーのチェックをした。スミスの「亀主」、これは亀虫をイメージした面白い形のルアーだが、水面に引き波を立てて泳がせるといい感じで使えそうだ。ラッキークラフトの「シャロークラ・ピー」、イクラカラーといううっすらとオレンジ色が着いたクリアカラーだが、水中では案外目立つ。それからジャッカルの「タイニーフライ」、小さいがキビキビとしっかり動くアクションが効果絶大で、連チャンでギルが釣れてきてしっかりバスも釣れた。
そのあとはジグへッドの釣り。2インチの常吉ワームはすぐにギルにしっぽを食いちぎられたが、胴体だけでギルを何匹か釣った。それから3インチの極細ワーム、1インチグラブ、1インチダブルテールグラブ、3インチボディシャッド、3.72インチ常吉ワームとローテーション。一番大きい3.72インチの常吉ワームですらギルが釣れてきて、さすがに草津川はギルの宝庫だと思わされた。少し上流に行くと水底に薄くウィードの生えたシャローで、ギルのスポーニングベッドがいくつもあった。

6月 -2002年-
6

16

(日)
場所琵琶湖南湖……草津市草津川、北湖……彦根市犬上川
天候曇りのち晴れ
状況水位やや高め
同行者なし
釣果バス約10匹、ギル約20匹
ルアー・
パターン
小型クランクベイト(スミス 亀主、ラッキークラフト シャロークラ・ピー)、小型ペンシルベイト(ジャクソン T-ピボット)、1〜2インチワームのノーシンカーリグ
メモ半月ぶりの釣りは実に気持ちがよかった。ただ、じっとしていると暑くてたまらないし、集中力も続かない。思わずバイクに乗って走り出してしまったが、Tシャツ1枚で飛ばすとかなり涼しかった。このままツーリングや!と彦根まで行った。
もう6月、産卵のためそろそろハスが河川内に入ってくる時期。昨年の夏にハスを釣りまくった犬上川の河口でバイクを停めた。しかし琵琶湖の水位が高く、岸際から深くて立ち込めそうにないし、といってもウェーダーは持ってきてない。
5月始めに来た時とほぼ同じ状況だったが、水位はやや低くなっている。前回釣りをした上流側のシャローエリアはごく浅く、護岸された岸際だけ水深があるのでそこがわりといいポイントだ。魚は小さいがギルもバスもたくさんいて、反応はギルはまだいいが小バスはスレッカラシ。2インチ程度のノーシンカーワームで心臓リグやらワッキースタイルやらいろいろ試し、リアクションで食わせる感じの釣りをした。
6

30

(日)
場所琵琶湖南湖……草津市草津川
天候
状況水位は少し低くなっている。草津川下流は浅く、ウィードが水底のところどころにかたまっている
同行者なし
釣果ギル数匹
ルアー・
パターン
2インチ極細ワームのノーシンカー
メモ朝、雨が降ってなかったので釣りに出かける用意をしていたら、家を出る直前くらいからポツリポツリと雨が降り始めた。釣り場に向かう道中から到着して釣りをする頃にはかなりの雨足になった。
琵琶湖の水位は少し低くなっていて、ごく浅くなった草津川下流では魚の姿がまばらだった。バスの姿は見られず、小さめのギルが泳ぐのを確認したが半月前の時とは状況が全く違っていた。結局ハードルアーでは一匹も釣れず、仕方なくというか半分意地で極細ノーシンカーワームを投げ、ギルを数匹釣ってボーズを免れた。

7月 -2002年-
ジャッカル真野研究所 バス38センチ、カネカ裏にてノーシンカーワームで ← この脇にある水路で、ジャッカルのルアーをロスト。

→ カネカ裏マル秘ポイントにて。
7

1

(月)
場所琵琶湖北湖……志賀町小野の水路・大津市真野の水路、南湖……大津市堅田港・天神川・比叡辻カネカ裏
天候曇り時々雨、のち晴れ
状況雨のため濁りが入っている、波多少あり
同行者なし
釣果バス4匹(ほか数匹バラシ)、ギル十数匹
ルアー・
パターン
1〜2インチワームのジグへッドリグ、2〜4インチワームのノーシンカーリグ、小型ミノー(ジャッカル タイニーフライ38SP 黒金)、小型ジグミノー(スミス トラウティンサージャー4 パール黒金)、小型ペンシルベイト(ジャクソン T-ピボット)、小型クランクベイト(ラッキークラフト シャロークラ・ピー)
メモ最初に行ったのは小野、レンタルボート屋オリーブの脇の水路。流れ出しの深くなっているポイントでは25センチクラス数匹と40アップの姿を見たが、ルアーにコツンと来るアタリはギルばかりだった。
少し南側にあるジャッカル真野研究所の脇の水路は黄色く濁っていた。根がかったのかデカバスが食ったのかわからないがほんの一瞬の衝撃だけでラインブレイク、ルアーをロストしてしまった。これがジャッカルのタイニーフライというミノーで、38ミリという極小サイズながらブリブリとよく泳ぎよく釣れるお気に入りのルアーだった――悔しい!
次に真野川を瞥見するが濁りが強く浅かったのでパスし、堅田港の桟橋の先のほうでジグヘッドのフォーリングで、小さいながらも待望のバスを2匹ゲット、天神川でもバスを1匹ゲットした。
最後に行ったのはカネカ裏、流れ込みがある茂みのポイントに3インチワームのノーシンカーを放り込むと、琵琶湖では今年初の30アップ(38センチ)が来た。ほかにもバス数匹をバラし、ギル数枚を釣った。
最後のバスはなかなかの引きだったし、良くなかった天気も夕方にはすっかり晴れてくれて、気持ちのいい一日になった。
7

6

(土)
場所琵琶湖南湖……草津市葉山川
天候曇りのち晴れ
状況水位かなり低くなっている
同行者なし
釣果ギル約10匹、ハエ1匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ティムコ ヴィクセン55F 銀箔鮎、スミス ICミノー 赤金)、小型クランクベイト(スミス カミオンSR チャートバック)、小型スプーン(ダイワ ムーブ1.5g)、小型ジグミノー(スミス ICサージャー チャートバック)、1/2インチグラブのスプリットショットリグ
メモ天気予報では曇りか雨ということだったが、雨は降らずわりといい天気になった。足のバイクがなかったので、近所の葉山川に歩いて行ってオカッパリ。
葉山川に細い支流が流れ込んでいるポイントでハスが泳いでいたので狙ってみたが、釣れるのはギルばかり、一度だけ違うのが釣れたと思ったらハエだった。
ペンシルベイトやミノーを投げると少しは反応するようだが、この川のハスは食性が違うのか、ルアーには食ってこない。いろいろなルアーを試し、かなり粘ってみもしたがハスは釣れなかった。ちなみにこの日バスの姿は一度も見なかった。
7

14

(日)
場所福井県小浜市小浜塩竈の浜、高浜町高浜港、小黒飯港、京都府舞鶴市舞鶴東港
天候曇り時々雨のち晴れ
状況風が非常に強い
同行者酒井氏
釣果セイゴ3匹バラシ、アイナメ1匹、ハゼ2匹
酒井氏……ハゼ3匹、ベラ1匹
ルアー・
パターン
1/2インチグラブの常吉リグ、小型バイブレーション(ビルルイス ラトルトラップ1/8oz クロームブルーバック)、小型ジグミノー(ラッキークラフト ワンダー45、スミス ICサージャー チャートバック)
メモ夜討ち朝駆け、前日の夜に酒井氏宅を出発し小浜に向かった。道中コンビニに寄って釣り新聞をちらりと見ると、小浜の北川でシーバスが釣れている模様、最初の目的地とする。
眠気でフラフラしながら到着、小浜の海岸沿いのとある道端で車中泊し、無理な姿勢で寝たので体が痛くなり、とてもよく眠れたとはいえない状態で起きて釣りをし始める。
小浜から高浜、小黒飯、音海と漁港巡りをするが、どこも透明度の高い水中に魚影は薄い。しかも台風が近付いているためか非常に風がきつく、とても釣りづらい。たまにハゼなどが釣れる程度の寂しい釣りで、まわりでサビキをしていた地元の人たちにもベラがぽつりぽつりかかるだけという状況だった。
最後に行ったのは舞鶴の東港、ここで2時間近く休憩、仮眠する。さて、起きてみて小さいバイブレーションを投げると何かが来た。型はおそらく30センチ程度、何かはわからないがそれなりに引く。手元近くまで寄せてくるとジャンプ一発、バラしたのは銀ピカのセイゴだった。
少し悔しかったがまた来るだろうと、セイゴが来た周辺に何度もルアーを投げてみるがアタリは来ない。それで少し離れたところにある川の河口に行ってみると、停泊してあるボート下に小さな魚影を発見。ごく小さいセイゴや豆アジ、コッパグレなどをからかっているうち、30センチクラスのセイゴの姿も確認した。
そこは岸に船が何隻も連らなって停めてあり、セイゴが居着く格好のポイントになっていた。船と岸の間のほんの隙間に投げ込みルアーを引いてくると、追いかけてくるセイゴを2〜3匹確認、2匹だけかけたがいずれもバラしてしまった。
7

20

(土)
場所大阪府堺市石津川……河口付近
天候晴れ
状況少し風強い
同行者なし
釣果なし
ルアー・
パターン
なし
メモとりあえずの目的地を大正区の大正内港として、大阪湾岸気ままに探策ツーリング。緑橋を出発し、地図の通りに走っていって南津守の千本松大橋を渡る。大型船を通す高さを稼ぐために両端が螺旋状になっている構造で、しかもぐるぐる2回転しているので面白いけれど目が回りそうな橋だ。そこを渡って、すぐに次の交差点を右折する……はずだったのだが気付かずに真っすぐ行ってしまった。
そのまま走って、なみはや大橋を通った。こちらはいつもよく通る琵琶湖大橋の2倍くらいの高さがあって、見晴らしがよくてなかなか気持ちがよかった。
ここで道を間違ってしまったので、大正内港には行けず天保山まで行ってしまい、海遊館やら大阪ドームやらの近辺をうろついてみた。しかし釣りが出来るところはなさそうだったので堺方面に行ってみることにした。
29号線を南下し、手頃なポイントと見てバイクを停めたのは石津川の河口。この川は堺泉北港に流れ出している中規模な川で、水質は少し濁ってて茶色味が強く、淡水が強めなのか亀やコイの姿がよく見られた。
橋の下をジグで狙っていると不意に重くなり、根がかりかと思ったら動き出した。しかしすぐに外れてしまう。もう一度同じ場所を狙うと、また重くなり、今度は動き出さずすぐに外れた。ピックアップしてルアーを見てみるとハリにゴミが引っかかっていた。2度目のは間違いなく根がかり、じゃ最初のは魚だったのか?いや多分かかったのはゴミだったんだろうけど、潮の流れに乗って動き出したということでは……?
そのあとは釣れそうなところを探して走り回り、貝塚市まで行ってまた戻ってきたけれど結局もう竿を出すことはなかった。最後に、ともう一度大正内港に向かってみるも、またも道を間違えて辿り着くことはできなかった。
ハス28センチ、犬上川河口にてペンシルベイトで ← いかつい顔のファイターだが、意外とすぐに弱ってしまう魚だ。
7

28

(日)
場所琵琶湖北湖……彦根市犬上川河口
天候晴れ
状況水位はやや低め
同行者なし
釣果ハス3匹(うち1匹バラシ)
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ティムコ レッドペッパーマイクロ、スミス トワディ)
メモ鳥人間コンテスト開催のため渋滞しているかと思ったが、少し車が多いくらいでわりとスムーズに彦根まで行くことができた。犬上川河口は前回行ったときより少し水位が下がっていて、しかしながらやはりウェーディングできるような水深ではなかった。
上流側のシャローエリアは水が澱んで、枯れたウィードやらが水中水面いたるところに漂っていた。小バスの姿は見当たらず、ギルの小さな群れだけを確認。ただ、橋の下付近の少し水深があるところで、水中植物が繁って絶好のカバーになっているポイントに40センチクラスのバスが2匹サスペンドしていた。不用意に近づいてしまったので1匹は深く沈んでいき、残った1匹を狙ってみたがやはり釣れなかった。
河口部の広い流れのところでジグスピナーを投げているとハスが釣れてきた。そこでペンシルベイトに換えるとバホッと派手に出たり激しくチェイスしてくる。大きさは30センチ弱、かかるととてもよく引いて時おりドラグが鳴るくらいだ。
夕マズメが深くなってくるとハスが釣れなくなったので、件のサスペンドバスがいたポイントに戻ってみると釣りをしている人がいた。キャスティングの練習に来たが、すぐ足元にいいサイズのバスを発見してびっくりしたそうだ。すぐ近くにある沼がいい感じで釣れると教えてくれ、朝早くに行くとトップで景気よくガバッと出てくるとのことだった。

8月 -2002年-
水にハマッた相原進 相原氏とバス、琵琶湖高島にてポッパーで ← 水路にハマッてともあきに電話で馬鹿にされた。「オラ、何かモンクあんのか!」

→ ホットケに近い釣り方で食ってきた、回遊性が強く高活性なバス。
8

3

(土)
場所琵琶湖北湖……高島町大溝漁港周辺
天候晴れ
状況水位低め(-34cm)、昼から少し濁りが入ってきた
同行者相原氏
釣果バス7匹(ほか数匹バラシ)、ギル約10匹
相原氏……バス3匹、ギル数匹
ルアー・
パターン
小型ジグミノー(スミス トラウティンサージャー4 パール黒金)、2インチワームのジグへッドリグ&常吉リグ
メモ久しぶりの釣友と、久しぶりの場所での釣り。前回同様、相原は遅刻をして現れた。
漁港の内とすぐ周辺は水が澱んでいたが、スロープから鉄橋下までの間のアシ周辺がいい感じだった。相原が遊びで投げたポッパーにも好反応で、25センチクラスのバスがヒット。私の投げたジグミノーにもバスとおぼしき引きの魚がかかったがすぐにバレ、その後数回ヒットしたのはギルだった。
おなじみ、ふしみやさんの日替わりランチは冷麺と炊き込み御飯で、昼食後はアシのエリアに流れ込む水路のほうに行ってみた。浅くなっていて小さい魚しかいなかったが、二人で小バッチーを狙ってしばらく粘ってみた。そうしているうち私がワームの袋を水面に落してしまった。相原がこれを回収しようと試み、コンクリ護岸の岸にボートクッションとして設置されたタイヤに足をかけた。しかし全体重を乗せるとタイヤを吊っていたロープが切れ、見事に水にハマッてしまった。
あまりの暑さもあり、気分直しに駅前の喫茶店でかき氷を食べ、それからは最初に釣りをしていたポイントに戻った。朝に横でヘラ釣りをしていたおっちゃんと話をしていると、おっちゃんは40センチクラスの良型を筆頭に次々とヘラをかけ、しまいにはイッカ釣りまでしてしまう。カレー粉を混ぜてスパイスを効かせたエサがいいのか。我々はギルをぽつりぽつりと釣るばかり。
しかしおっちゃんが帰る間際にこの日最大の30センチクラスのバスがヒットし、その後は同様にして小さいながらもバスを何匹か上げた。最後は相原が私の竿で20センチギルを釣ると言いつつ小バッチーを釣り上げ、納竿とした。
8

17

(土)
場所和歌山県由良川……由良橋下流・貴一荘前・保育所裏堰堤、由良町寺田池
天候晴れ
状況小潮、満潮15時42分(潮位155cm)
由良川……少し濁っている
貴一荘前……水は澄んでいるが水深は浅く、泳いでいる魚も小さい
保育所裏堰堤……堰が上がっていてまばらに生えた藻が伸びてカバーになっている
寺田池……水位高め。上の方は柵が張られ立入禁止になっている
同行者なし
釣果バス1匹、メッキ1匹、フグ1匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(スミス ルナ47S ピンクバック)、2インチワームのジグヘッドリグ、ドライフライ(モスキート#16)
メモ3ヶ月ぶりに来た由良川の下流は水が少し濁っていて、さすがにこの季節は魚っ気が少なかった。しかし頑張ってフグとメッキの小さいのを1匹ずつ釣った。
保育所裏の堰堤のポイントに行くと良型のバスが2、3匹、堰の上流側にいた。まばらに生えた藻が水面まで伸びて絶好のカバーになっていて、その陰に潜んでいる。
寺田池ではいつものように岸の木と木の間からワームを落とし込み、25センチクラスのバスを1匹釣った。それから上の方に行ってみたが柵がしてあって入れなかったので納竿した。
夕方、家の前でテンカラをした。ハエは10センチ足らずの小さな型しか泳いでいなくて、毛鉤を落とすたびチェイスしてくるが全くハリがかりしない。数十回のチェイスのうち、うまいことかけられたのは3匹だけだった。
8

19

(月)
場所和歌山県由良川……由良橋下流
天候曇り、風強い
状況若潮、干潮10時10分(潮位50cm)、満潮17時22分(潮位176cm)。少し濁っている
同行者なし
釣果メッキ2匹
ルアー・
パターン
小型ジグミノー(スミス ICサージャー チャートバック)、小型ミノー(ルナ47S ピンクバック)
メモ昨日に通過はしたものの、まだ台風が近くて風が強くどんよりした一日だった。4時過ぎから夕方にかけてだけ、由良川の下流で竿を振ってみた。
魚の気配はあまりなかったが、ジグミノーを泳がせているといい引きの魚がかかった。水中で白く光っているので大きめのフグでもかかったかと思ったが、意表を突いてメッキが上がってきた。メッキはよく暴れたが糸リング式のシングルフックはさすがにバレにくかった。型は18センチほど、季節外れのこの時期にしてはいいサイズ。その後ミノーでも少し小さいのをもう1匹釣った。

9月 -2002年-
8

15

(日)
場所琵琶湖北湖……彦根市犬上川河口・横川(須越放水路)・文録川、南湖……草津市草津川
天候曇り時々晴れ。風強く波がある、肌寒い
状況水位かなり低い(-78cm)
同行者なし
釣果バス1匹
ルアー・
パターン
小型ポッパー(スミス 亀主・爆 黒)
メモ減水により絶好のウェーディングポイントになっているだろうと犬上川河口に行ってみたが、水位が下がり過ぎて水深がなく、魚は全く見当たらない。上流に向かうも浅くなるばかりで茶色く溶けたような藻が一面に散らばり、湖側は強い風により荒れている。
そこから南向きに移動し2、3の小水路を攻めたが、ほとんど魚の気配もなく、しかし文録川というところの支流でこの日唯一の魚が釣れた。
最後にダメ元というより様子見で草津川の河口付近に寄ってみた。水深は20センチ以下、ごく小さなギルらしき魚はいるようだったが釣りにはならなかった。
8

21

(土)
場所和歌山県由良川……由良橋下流
天候晴れ
状況大潮、満潮18時35分(潮位193cm)。水は澄んではいないがささ濁りとまではいかないぐらい
同行者ともあき
釣果メッキ1匹
ともあき……なし
ルアー・
パターン
小型ジグミノー(スミス ICサージャー チャートバック)
メモ4時過ぎの夕方近い時間から小一時間ほど由良川で釣りをした。潮が満ちてくる途中でしかも大潮のため、護岸の足場は水没し、仕方がないので階段のところに立って四方に投げて釣りをした。
自作のスピナーを試してみたところ、超小型のメッキが追ってきた。スウィッシャーのペラとバレットシンカーとビーズを組み合わせただけの簡単なルアーだが、意外と使えそうだ。ただし自重があり引き抵抗も重めで、深いレンジ向きのスピナーだ。あとは糸ヨレがひどいのとアルミ製のペラとスティール製のシンカーのため錆びやすいのが欠点か。
ラリオとバス、由良川にてノーシンカーワームで
→ なぜこんなカマッぼいポーズなのかというと……。
ズボンを捲くり上げ裸足で川に入りランディング、
2.5lb.ラインで釣った2.5lb.オーバー44cmのバス。
8

22

(日)
場所和歌山県由良川……由良橋下流・第二由良橋下流・保育所裏堰堤
天候曇り時々晴れ
状況由良川……大潮、満潮18時58分(潮位193cm)
保育所裏堰堤……堰は下がっている。まばらに生えて長く伸びた藻は横倒しになってジャングルを形成している
同行者ともあき
釣果メッキ8匹、キビレチヌ2匹、チヌ1匹、コトヒキ8匹、バス4匹
ともあき……メッキ4匹、チヌ1匹、コトヒキ6匹、ヒイラギ2匹、フグ2匹、バス1匹
ルアー・
パターン
小型スプーン(ダイワ ムーブ1.5g)、小型スピナー(ブレットン3g)、小型ジグミノー(スミス ICサージャー チャートバック)、小型ミノー(スミス ルナ47S ピンクバック)、小型ペンシルベイト(スミス トワディ、ジャクソン T-ピボット)、2インチワームのノーシンカーリグ
メモ昼から由良川の下流に行き、メッキやキビレ、コトヒキなどの雑魚たちを釣って遊ぶ。特にコトヒキは5cm程度の幼魚でも果敢にルアーにアタックしフックアップしてしまうおちゃっぴいな奴ら。
河口に近い辺りでキビレとちょっといいサイズのメッキをミノーで釣った後、釣れなくなってきたので上流のほうに行ってみた。水深が10cm程度あるかないかという広い瀬で、試しにルアーを投げると雑魚たちがすごい反応を見せてくれた。ただしなぜかそこに群れていたチヌの幼魚たち以外は、ごくごく小さなコトヒキやメッキだった。
その後は保育所裏の堰堤のポイントでバスを狙う。堰が下がっていたので水深は浅くなっていたが、20cm程度の小バスたちがちゃんと根付いていてトップに反応してくれた。トラウト用ペンシルのT-ピボットで3匹の小バスを釣り、ともあきも試作のリップレスミノーで1匹釣り上げた。
トップに反応がなくなったら次はノーシンカーワームにする。軽いガード付きのフックに2インチのワームをセットし、2.5ポンドラインで漂わせる。
不意に異変を感じ、ロッドを立てるとラインが鋭く横に走った。トラウトを思わせるような走り方だったが、そんなに大きくもないだろうと思いつつ引きを楽しむ。魚の姿が見え、まあまあの型のバスは岸際の岩の割れ目に頭を突っ込もうとしていた。そうはさせんとテンションをかけると足もと近くまで走ってきて、意外と大きかったそのバスは藻のジャングルの中に入り込もうと暴れ回った。ウルトラライトのトラウトロッドに2.5ポンドラインでは完全に阻止出来ず、最終的には魚ごと藻に絡まって動かなくなってしまい、ズボンの裾を捲くり上げ川に入って取り込んだ。
8

30

(月)
場所滋賀県土山町青土ダム上流、琵琶湖南湖……草津市葉山川
天候曇り時々雨、のち晴れ
状況青土ダム……少し濁りが入っている
葉山川……琵琶湖の水位が低い(-92cm)ため水深が浅く、魚の姿もほとんど見られない
同行者なし
釣果なし
ルアー・
パターン
なし
メモ今年の4月に行き、リールを忘れたのでルアーで攻められなかった青土ダムに行ってみた。水は前日の雨のため少し濁っていて、空模様もいつ降ってきてもおかしくない状況、と思っているとパラパラとこぼれてきた。
バックウォーターに魚の姿は見られず、何を投げても無反応な流れだった。下流のほうに釣り下りながら、自作のバズスピナーの泳ぎをチェックしたりトッププラグで遊んだりしていると、ボサの奥でバホッという音がしてびっくりした。魚か、それともカエルか何かだったのか。
その後は本格的に雨が降ってきそうだったので退散することにし、草津まで戻った頃にはすっかり晴れていい天気だったので琵琶湖で釣りをすることにした。
琵琶湖は水位がかなり下がっていて流入河川もほとんど水深がなかった。それでもほかにいいポイントも知らないしダメもとで葉山川で雑魚を狙ったが、やはり何も釣れはしなかった。

10月 -2002年-
ニジマス42センチ、芥川にてミノーで ← ミノーにズドンと来た良型のレインボー、42センチ。
10

10

(木)
場所大阪府高槻市芥川……旧中条橋下流・摂津峡大橋上流
天候晴れ
状況釣り人少ない。魚の数も少ない(気がする)
同行者なし
釣果ニジマス約15匹、カワムツ3匹、カジカ1匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ジャッカル タイニーフライ38SP 金黒&鮎、バスデイ シュガーミノー40SP)、小型シャッド(ダイワ S.C.シャッドIISP チャートバック)、小型クランクベイト(ラッキークラフト シャロークラ・ピー)、小型ジグミノー(ラッキークラフト エビール)、小型スプーン(ダイワ ムーヴ1.5g 金、バリバス グラッパー1.3g オリーブ)、小型スピナー(ルブレックス セルタ2g 銀赤)
メモ今年の初めに一度行った、カンツリの芥川にリベンジ(?)に行ってみた。解禁直後ということからか、魚の数はまだ少なく――つまり最近の放流魚ばかり――それほどスレてはいない感じだった。ただし第一投のトッププラグは玉砕、スプーンでのファーストヒットはごくごく小さな10センチオーバーで、しかも銀色に輝くそれはカワムツだった。
もう一匹カワムツを釣った後、やっと本命のニジマスが釣れ安心したがスプーンではなかなか釣れてくれない。ジグミノーやトゥイッチ系ミノーで得意のトゥイッチングを試してみるが、これにもほとんど反応しない。どちらかといえば小刻みなトゥイッチより大きくダ−トさせたほうがいいようだが、バイトのタイミングがイマイチつかめない。ちなみに表層を泳がせたら何をやっても全く無反応だった。
そこでウォブリングの強いミノーをただ引きすると、効果絶大というほどでもないが断然反応が良くなった。やはりニジマスには一定のアクションで動き続けるルア−がいいようだ。小型のミノーで数匹釣り、スピナーでも2匹ほど釣ることができた。
その後深めの層を攻めようとダイワのS.C.シャッドに変えたら、これのかなりゆっくりめのリトリーブで異様に効き目があった。底を舐めるように引いてくるとカジカが釣れてきた。
その後下流の摂津峡大橋下のポイントに移動。この時から最終まで、ルアーはジャッカルのタイニーフライという小型ミノーだけで通したが、安定した強めのウォブリングでニジマスには強烈に効くルアーだった。そのポイントでレギュラーサイズを2匹釣った後、33センチの良型を釣りその1匹はキープした。
そこから上流に釣り上がって行くと、魚影が極端に少なく狭い、いかにも自然渓流っぽいポイントが続いた。大岩が沈んでいる淵があったのでそこにルアーを投げると、一発でこの日一番の大物が来た。何分かのファイトの後てこずりながらランディングし、計ってみると42センチあった。それから何投かしたところで下流に戻ると、看板があったのでエサ釣りエリアに入ってしまっていたことに気が付いた。
10

14

(月)
場所琵琶湖北湖……守山市今浜町の船溜り・琵琶湖大橋下
天候晴れ
状況水位かなり低い(-90cm)
同行者なし
釣果バス1匹(ほか数匹バラシ)、ギル3匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(アンレーズ バグミノー20MR、ジャッカル タイニーフライ38SP)
メモ琵琶湖の水位はかなり下がっていて、湖岸道路を走っていると一面にウィードが干上がって見えるところがいくつもあった。よく行く船溜りではいつもより1メートルくらい水面が下がっていて、浜になっているところではだいぶ岸が沖に近付いていた。
船溜りのポイントは船下やウィードの中などに比較的やる気のあるバスがいた。ミノーやシャッドを引くと何度かバイトしてくるが、ガバッとは来ず頭ではらうようなショートバイト、かかってもほとんどバレてしまった。水門のところの橋下で来た1匹だけがしっかり食ってくれて、ランディングまで持っていくことができた。
ツバメコノシロ、由良川にてミノーで ともあきとメッキ、由良川にてミノーで ← ファーストヒットは見たこともない変な魚だった。

→ 激しい夕立ちの直前に来た良型のメッキ。
10

26

(土)
場所和歌山県由良川……由良橋下流
天候晴れ時々曇りのち雨。少し風があり、夕方には激しい夕立ちがきた
状況中潮、干潮14時33分(潮位113cm)、満潮20時1分(潮位167cm)
同行者ともあき
釣果セイゴ1匹、メッキ6匹、コトヒキ数匹、ツバメコノシロ1匹、イケカツオ1匹
ともあき……メッキ4匹、コトヒキ2匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ジャッカル タイニーフライ38SP、スミス ルナ47S ピンクバック、ティムコ シュマリ55SS、ラッキークラフト ハンプバックミノー、ほか)、小型ペンシルベイト(スミス トワディ)、小型シャッド(ダイワ S.C.シャッドIISP チャートバック、スミス ジェイドMD43SP ベニ)、小型バイブレーション(ビルルイス ラトルトラップ1/8oz)、小型スプーン
メモ最近めっきり涼しくなって、いよいよセイゴが釣れるシーズンが来たと由良川の下流に行った。
最初にヒットした魚は見たこともない変な魚だった。鼻が突き出したサメのような顏に喉元から5本の長いヒゲが伸び、銀色の魚体と大きく端の尖ったヒレ。一体何という魚なのか、あとで図鑑を見てみたが載っておらず全くわからなかった(後日、WEBさかな図鑑さかなBBSで写真を見てもらったらツバメコノシロだろうということだった)。そしてメッキを1匹釣った後、また違う見たことのない魚が釣れ、鱗がなく全身銀色の薄平べったいそれは図鑑によるとイケカツオという魚だった。
手持ちのミノーがいくつか偏った泳ぎ方をするのでトゥルーチューンなどしていると、それだけで何回かメッキが釣れてきて、最後にはお目あてのセイゴが1匹釣れてきた。
夕方になると潮が少し満ちてきて、足場が水没し始め雨もこぼれてきた。そろそろ帰ろうとしているとともあきにヒットがあり、ちょっとした大物のようだ。そうこうしていると急に雨が激しくなったので、近くの民家の軒下に入って雨宿りをし、そこでともあきの釣った良型のメッキを写真に撮って納竿とした。
10

27

(日)
場所和歌山県由良川……由良橋下流、志賀川(西川支流)……谷口橋上流、西川、美浜町浜の瀬
天候晴れ。風強く、かなり寒い
状況小潮、満潮10時9分(潮位161cm)、干潮15時11分(潮位124cm)
同行者ともあき
釣果メッキ数匹、チヌ4匹、コトヒキ数匹、イケカツオ1匹、フグ1匹
ともあき……セイゴ1匹、メッキ4匹、キビレチヌ1匹、コトヒキ5匹、バス2匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ジャッカル タイニーフライ38SP、スミス ルナ47S ピンクバック、ラッキークラフト ハンプバックミノー、ほか)、小型ペンシルベイト(スミス トワディ)、小型シャッド(ダイワ S.C.シャッドIISP チャートバック、スミス ジェイドMD43SP ベニ)、小型バイブレーション(ビルルイス ラトルトラップ1/8oz)、小型ジグミノー(スミス ICサージャー チャートバック)、小型スプーン
メモかなりの冷え込みで、朝から出かけて夕方暗くまで釣りをしたが一日中ずっと寒かった。冷気のせいか少し頭が痛くなり、かじかんだ手を濡れたままにしていると冷たくてしかたなかった。
由良川では昨日と違ってメッキやコトヒキは小さいのばかりで、セイゴは釣れなかったがチヌがよく釣れた。昨日初めて釣ったイケカツオも釣れたが名前のわからない変な魚(ツバメコノシロ)はさすがに釣れなかった。
昼3時過ぎくらいからは西川に行き、バスを狙ってみた。西川に行くといつも最初に釣る志賀川の堰堤のポイントで、ともあきが2匹バスを釣った。それから下流に行ってみたがアシが枯れていたりして川はもう冬の気配が濃厚だった。

11月 -2002年-
11

17

(日)
場所琵琶湖北湖……志賀町北小松漁港・安曇川町新堀船溜り・生水川船溜り・深溝漁港・北船木漁港
天候晴れ。最高気温17度、最低気温7度
状況水位低い(-85cm)。水温14.5度、透明度4.7m(水温、透明度は北湖平均)
同行者なし
釣果バス二十数匹、ギル3匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ティムコ ヴィクセン55SS、スミス ルナ47S ピンクバック、ほか)、2インチワームのノーシンカーリグ
メモ北小松の漁港は水が恐ろしくクリアだった。水深は3メートルぐらいだが、水底のウィードがくっきり見え、それもかなり沖の方まで見渡せた。バスの姿もはっきり確認できたが、湖からはまださほど集まってきていないようだった。釣り人も多く、釣りづらかったので北小松はやめにして、いつものように釣れる漁港を探してまわることにした。
新堀の船溜りは人が比較的少なく、のんびり釣りができそうだったが、魚の反応の方はイマイチだった。生水川の船溜りは全く魚の気配がなく、昔いい思いをした深溝も、赤茶色をした浮き草が一面に覆っていて、船道のところにだけ2、3匹のバスがいたが釣ることはできなかった。
最後に行ったのは北船木の漁港。スロープのところに小バスが群れていて、なんとなく釣れそうな気がした。ミノーを投げてみると反応はよくて、とりあえず小さいのを2、3匹釣った。その後"カン"を掴んで、ワンキャストワンキャッチ──とはいっても半分はウィードでバスが釣れるかウィードがかかるか、といった状態──、おかげで暗くなるまでえんえん釣り続けてしまった。
11

23

(土)
場所和歌山県由良川……由良橋下流、志賀川(西川支流)……谷口橋上流、西川……大川橋下流
天候晴れ、わりと暖かい
状況中潮、満潮19時16分(潮位175cm)、干潮13時47分(潮位101cm)
同行者ともあき
釣果コトヒキ2匹
ともあき……なし
ルアー・
パターン
小型スプーン(デュエル パレットスプーン1.5g オレンジ、バリバス グラッパー1.3g ピンク)
メモ昼過ぎに由良川の下流に行ったら、ちょうど干潮の下げいっぱいで水深がほとんどなく、どこも膝下程度の深さの浅瀬になっていた。お目あてのセイゴやメッキの姿は見当たらず、極小のスプーンでコトヒキを2匹だけ釣った。
浅いのでフローティングのミノー(ティムコのヴィクセン55F)を使っていたら岩に根がかりしてロスト。その後、少し深めのところをお気に入りのミノー(スミスのルナ47S)で探っていると沈んだゴミに引っかけてしまい、引き寄せようとしたがラインブレイクした。これにはさすがにまいって、ニーブーツ(長靴)も履いていたしオーバーパンツの裾をたくしあげて川の中に立ち込んでみた。
水深はちょうどブーツの高さくらいだったが、やはり根がかりした辺りは少しばかり深く、立ち込んで進んで行くと浸水しそうになった。ええい、と爪先立ちになって行ってみたが案の定、右足のほうに冷たい水が浸みてきて、ままよ、とそのままジャブジャブと入り込んだ。
ブーツの中が水で満たされてしまったが歩くのにそれほど支障はなくて、なんとかお気に入りのミノーは回収することができた。近くにあるはずの最初に根がかったほうのミノーも探してみたが、こちらは見付けることはできなかった。
膝下がびしょ濡れなのでここはやはりいったん家に戻って着替えてから、ともあきと西川へと行ってみた。いつも行く志賀川の堰堤のポイントでバスを狙ってみたが不発で、すぐに移動し目当てにしていた大川橋から下流の辺りを探ってみた。
もしかしたらセイゴかメッキが釣れる穴場かもと思っていたが、魚の気配はほとんどイナばかりだった。ただしキビレはいくらかいるらしくて、何回かルアーを追ってきたり食いついてきたりしたが、うまく乗せれず2、3回ヒットしたのを全てバラしてしまった。
11

24

(日)
場所和歌山県由良川……由良橋下流
天候雨時々曇り、昨日より少し気温低めだが暖かい
状況中潮、満潮19時44分(潮位160cm)、干潮14時26分(潮位108cm)。雨で濁りが入り、水の色は緑色だが透明度がない
同行者ともあき
釣果コトヒキ1匹、フグ1匹
ともあき……フグ3匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(スミス ルナ47S ピンクバック)
メモ天気がよくないので家でずっとマンガを読んでいたが、3時過ぎくらいから竿を振りたくなって由良川の下流に行った。昨日昼過ぎが干潮で水深がなかったので頃合を見計らったわけだが、しかしながら魚の気配はあまりなく、ともあきがフグを3匹釣り上げ、私もコトヒキとフグを1匹ずつ釣っただけ。潮が止まっているせいか雨で濁りが入ったせいかわからないが、あちこち探りを入れてみたけれどそれ以上は釣れず、アタリにも乏しかった。

12月 -2002年-
12

25

(水)
場所大阪府高槻市芥川……柳ヶ瀬エリア〜摂津峡大橋下流
天候曇り時々雨
状況釣り人の数は意外に多く、魚はスレている。イワナやブラウンの姿を時々見たが、漁協の人によると「ここんとこようけ放しとる」とのことだった
同行者なし
釣果イワナ1匹(42cm)、ブラウントラウト1匹(44cm)、アマゴ1匹、ニジマス3匹、ハエ1匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ティファ ジオベイト50F、スミス ルナ47S ピンクバック)、小型シャッド(ダイワ S.C.シャッドIISP チャートバック、デュエル ハードコアSH-50SP)、小型スプーン(バリバス グラッパー1.3g ピンク)
メモ芥川はクリスマスだというのに意外な人出で、マス達はやはりスレていた。最初は小型のクランクベイトやミノーのただ引きを試してみたが、反応はほとんど全くなかった。それで試しに、先日ワゴンセールで700円で買ったバス用ミノー(ティファのジオベイト50F)を投げ、トゥイッチするとハエがかかってきた。そういえばこないだここに来た時も、ファーストヒットはカワムツだった。
ただ引きに反応しないならと、トゥイッチング用ミノーのスミス・ルナに付け替え、激しいトゥイッチを繰り出してやる。このミノーは小刻みなトゥイッチングでのアクションが秀逸で、対象魚を問わず有効だが特に海の魚をはじめイレギュラーアクションの好きな魚にはとてもいい。で、これに好反応を示す意外な良型がいて、数投目でガツンと来たのは42センチのイワナだった。
その後はレギュラーサイズのニジマスを狙ってミノーやシャッドなどをしつこく試したが、2匹ほどが釣れただけでことごとく反応薄だった。すぐ近くで釣っていた常連の人は、プラグでは大きいのがよく釣れるが強いアピールでスレやすいし、たまに突発的に口を使うだけみたいになるから、やはり1グラムぐらいの小さいスプーンがよく釣れる、というふうに言っていた。私もスプーンを何度か投げてはみたが、扱い方がなってないのか追いかけて来ることすらなく、その常連さんがまめにスプーンでヒットさせているのを横目に見ていた。
流れが細く強くなっているところには良型が群れていて、そこに上流側からシャッドを差し入れずっとステイさせてやり、35センチクラスのニジマスをヒットさせた。別のポイントでも同じような釣り方をしつこくしてやったら44センチのブラウンを釣ることができた。これはかなり特殊な釣り方だが、こないだ来た時によく効いたダイワのS.C.シャッドもいいがデュエルのSH-50SPというのがさらに強烈に効いた。このシャッドは普通の釣り方でも良型がまさに足元まで執拗に追いかけて来るという反応のよさで、しかも比較的スレさせにくい特性もあるみたいだ。
そのほかはヴィクセンのダートアクションも良型の反応がよかった。残念ながら全てバラしてしまうかショートバイトでかからなかったりだったが、でかマスに対しての効果は侮れないものがあるようだ。
スプーンでも何とか釣ってやろうと頑張ってみたが、ピンク色ので25センチくらいのアマゴが1匹釣れただけだった。ほかに魚が釣れたと思ったら、誰かが引っかけて切れてしまった仕掛けが釣れたけどそれにニジマスがかかったままだったりして、いろんな魚やモノが――もちろん地球や沈んだ枝なども――釣れた一日だった。
ラリオとセイゴ、由良川にてシャッドで ← 今年の釣り納め。
12

31

(火)
場所和歌山県由良川……由良橋下流、王子川……新王子橋下流、熊野川……河口水門付近、下川(西川支流)……西川小橋上流
天候晴れ。風少しあり
状況中潮、満潮15時49分(潮位157cm)
由良川……水色はいいが透明度があまりない
王子川……河川工事のため、川の途中が堰き止められていて、水は濁っている
熊野川……水はささ濁りしてとろりとした緑色、魚っ気はなし
下川……かなり汚い水路で、魚の姿はなかった
同行者ともあき
釣果セイゴ1匹(ほか1匹バラシ)
ともあき……セイゴ1匹(ほか2匹バラシ)
ルアー・
パターン
小型シャッド(スミス ジェイドMD43SP ベニ)
メモ釣り納めはやはり由良川の下流へ、セイゴを狙いに行った。ともあきがまず1匹目をかけたがすぐバラし、それからまた1匹をキャッチした。私もすぐにヒットさせたが、写真を撮るためにデジカメを取り出そうとしているうちにバラしてしまった。
しばらくしてから小型のシャッドでなんとかもう1匹をキャッチしたが、後はそれきり反応がなくなってしまい、満潮が近くなって足場が水没し始める頃だったので移動することにした。
向かったのは関電御坊発電所に程近い、王子川の河口周辺。ここは河川工事中で、川の途中が土砂で堰き止められていた。水は濁っていて流れも悪く、魚の気配はなかった。近くにある熊野川の河口付近も攻めてみたが、とろりとした緑色の水は全く静かだった。
その後は、前から気になっていた、西川の河口近くに流れ込んでいる水路(下川)に行ってみた。川幅も手頃でほどほどの水深があり、車で近くを通ったときにはよさそうなポイントに見えたところだが、実際はかなり汚く、あちこちにゴミが沈み水面で油の膜が光っていた。魚の姿は全く見られず、川口のところでイナがはねているだけだった。


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