釣行記録 釣行記録 -2021年-

釣行回数25回
スズキ最大25cm
水揚13匹
ヒラセイゴ最大28cm
水揚20匹
バス最大23cm
水揚2匹
その他最大チヌ52cm、キビレ42cm
水揚199匹

[ 2月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 ]

2月 -2021年
2

22

(月)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流
天候晴れ
状況工事のためか岸の一部が埋め立てられて仮設の堰も設けられていた。水は薄く濁っていたが、浅かったのでかろうじて水底は見えた
若潮、満潮13時15分(潮位112cm)、干潮21時23分(潮位37cm) <和歌山県 下津>
同行者なし
釣果シロウオ1匹、フグ4匹
ルアー・
パターン
メタルバイブレーション(O.S.P. オーバーライド1/8oz 黒金オレンジベリー シングルフックテールワンフックチューン)、1.5〜3インチワームのフリーダウンショットリグ(バークレー ジギンググラブ1.5インチ チャートリュース、ケイテック スイングインパクト3インチ エレクトリックシャッド)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号または1.5号
メモ実釣時間13:49〜16:30(由良橋下流左岸)
由良橋の橋梁補修工事でもしているのか、重機が入れるように右岸下流側の一部が埋め立てられていた。潮や流れの影響を最小限にするためか、上流側は土嚢、下流側はカーテンで堰が設けられていた。そのせいか前後一帯が以前と比べ大きく地形変化していた。橋の上流は浅くなって藻が生い茂り、下流は複雑な地形でところどころに大きな捨て石が見られ、堰によって流れも複雑だった。特にカーテンの堰は魚の行き来を遮ることなく、カーテンと岸との隙間に水流が集中して強くなり、大きな反転流も生むためか、好スポットとなっていた。
その好スポットには入れ替わり立ち替わりで常に良型のキビレが泳いでいた。メタルバイブのリフト&フォールに反応した個体が足元までずっと付いてきたが、食うまでは至らなかった。
下流の流れの緩やかなところには極小のベイトフィッシュが多数見られた。一度メタルバイブのテールフックに引っ掛かってきて、最初ゴミかと思ったそれは、細長く透明なカラダをしたシロウオだった。
味と匂いが付いたワームをフリーリグにしたり、シンカーを短いリーダーでメインラインに遊動式に結ぶ変則的なダウンショットリグ(今後区別するためフリーダウンショットリグとしておく)にしてキビレの反応を探ったが、アタリがあったり食ってくるのはフグばかりだった。フグが一口で頬張り切れない大きさのワームは、何故か腹の部分だけが齧られ、オフセットフックのクランク部とスロート部だけにワームが残ってあがってくることが多かった。
2

23

(火)
場所★和歌山県日高町柏堤防、由良町由良港……★阿戸麻生セメント横、由良川……★由良橋下流
天候晴れ
状況潮は澄んで、見づらかったが水底や魚影が確認できた。風が非常に強く、風面では竿が煽られてアタリが取れないほどだった
中潮、干潮10:21(101cm)、満潮15:13(119cm)、干潮22:16(22cm) <和歌山県 下津>
同行者なし
釣果ガシラ約10匹、ベラ十数匹、フグ1匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビまたはオキアミ)による脈釣り(0.3〜0.5号中通しオモリ)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.8号18.5lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間13:24〜15:44(柏堤防)、16:06〜16:58(麻生セメント横)、17:27〜17:46(由良橋下流)
むきエビをエサに脈釣りで探ったところ、小さなベラやガシラは数釣れたが、スズメダイはもういないようだった。ベイトタックルを使ってみたが、仕掛けの投入や落とし込みがやりやすく、アタリも取りやすかった。ハリは気持ち大きめをチョイス、あとで小さいハリに替えた際は、結んだときの余り糸をわざと残して呑まれないように工夫した。ベイトタックルの使い勝手もあって呑み込まれる回数は少なくて済み、二度呑まれた際も新たに導入した樹脂製のハリはずしでうまく取ることができた。ベラとガシラとで一度ずつ、小気味良いアタリを合わせたはずが何故かスレ掛かりであがってきた。
風がとても強く、折り畳みの椅子は座っていないと突風で持っていかれそうになり、細かな荷物も飛ばされそうだった。実際に目を離した隙にエサのむきエビがどこかに行ってしまった。風当たりの強いところでも竿を出してみたが、風圧が強くて堤防の縁には立てず、竿が煽られてアタリが取れないほどだった。
穴釣りのできる場所に行ったところ、一つ目の穴からガシラが釣れてきた。六つ目で同じ型、八つ目で少し小さいのが釣れ、15番目では20センチありそうな良型を穴に引っ掛かりながらも上げることができた。赤い明るい体色をした個体で、近年見ない久しぶりの大きさだった。
最後に由良川下流に寄ったが、5本継ぎのマルチピースロッドを仕舞ってまた組み立てた際、ラインが絡み合って解くのに手間取りもどかしい思いをした。キャストの際も噛み込んだラインのせいかバックラッシュして、軽く結べてしまっているのを解くのにこれまた手間取った。あげくは近くに投げたままにしていたルアーが根掛かり、根がかり回収器を投入してたのみ根から剥がせなかった。四時間後の午後10時が干潮で、タイミングを見計らって根がかり回収器の回収に夜な夜な行き、上げてみると網の一部が朽ちて牡蠣も付着し半分泥に埋まった状態のカニ網で、切れた網や牡蠣殻で指が何カ所も切れて血だらけになった。
2

24

(水)
場所和歌山県由良町由良港……★白崎の船着き場、由良川……★由良橋下流
天候晴れ
状況潮は澄んで、水深2メートルほどで水底がくっきり見えた。時折り吹く風がとても強く寒かった
中潮。干潮10:54(90cm)、満潮16:10(133cm)、干潮23:00(7cm) <和歌山県 下津>
同行者なし
釣果メバル1匹、ベラ約10匹
ルアー・
パターン
エサ(オキアミ)による脈釣り(0.5号中通しオモリ)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.4号8.6lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間13:58〜15:50(白崎の船着き場)、16:19〜17:03(由良橋下流)
風裏になると思って行った内湾の場所は、山から吹き下ろすように風が当たるので外海ほどではないにせよ全く穏やかではなかった。堤防にピッタリくっ付けるようにして停めた自転車が倒れないかと気になるくらいの激しい突風が吹いたり止んだりだった。 釣果は案の定小型のベラが主体というかそればかりだったが、一匹だけメバルが釣れてきた。 ロッドは前日までと同じだがリールはベイトからスピニングに替えた。落とし込み主体の釣りはやはりベイトタックルに分があり、スピニングではやりづらく感じた。実際にフォール中のアタリを見逃し、呑まれた回数も前日より多かった。極小の口の奥まで呑まれてハリはずしに難儀し、一匹だけ死なせてしまったりもした。 前々日は異様なほど暖かく、タイツは履かず生地の厚いパンツだけでちょうど良かった。前日は少し寒さが戻って、薄手のタイツを履いてもまだ少し冷えを感じる程度だった。そしてこの日はさらに冷え込み、厚手のタイツでも風を強く受けるとかなり寒くて撤収しようかと考えた。 岸辺に消波ブロックが積まれた場所で穴釣りをしたが、穴釣りらしい釣れ方ではなく、ちょい投げと同じく小型のベラが同じように釣れてきただけだった。 帰り道に由良川に寄り、橋梁工事をしているすぐ下流を探ったが、工事による濁りが強く入っていた。キビレの姿は確認できず、軽めのジグヘッド、メタルバイブ、軽めのジグヘッドにシンカーをフリーリグのように追加したものの三種類を投げて探ったが反応は得られなかった。唯一姿を見たキビレは、足場の壁際に潜んでいてこちらの気配に感付かれて逃げられてしまった。

5月 -2021年
5

26

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・榎木橋下流・糸田川合流点周辺
天候曇り
状況雨後の濁りが抜けきらない白茶色で透明度の低い水
大潮、干潮12時51分(潮位-2cm)、満潮19時31分(潮位169cm)、干潮翌1時5分(潮位83cm) <大阪府 大阪>
同行者なし
釣果コイ2匹バラシ(スレ)
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ラッキークラフト NW-Amigoペンシルベイト)
使用
タックル
ベイト……ロッド: DAIWA ピュアリスト64LB-4、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.8号18.5lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1.75号
メモ実釣時間15:17〜17:16(天竺川合流点下流側)、18:45〜19:18(榎木橋下流)、19:30〜20:04(糸田川合流点)
天竺川の流れ込みの下流にできた馬の瀬が完全に干上がっていた。下流側に急なブレイクがあって淵となり、流心に近い沖側はごく浅いチャラ瀬になっていた。最初はクランクベイトで深みを探ったが、浅いところがどうにも気になってペンシルベイトを投げたところ、二度も見事にコイを掛けてしまった。一度目はすぐに外れてくれたが、二度目はガッチリ掛かったのか猛烈に走られ、ラインが無くなってはいけないとドラグを締めてロッドを限界まで曲げた。タモを準備していなかったのでやり取りしながら組み立てようとすると、それを見た通行人のおじさんが代わりにやってくれた。しかし準備が整うとハリが外れてしまった。
メタルバイブでさらに沖や深みも探り、シャッドテールワームのエダス付きダウンショットリグでも探ったが、アタリらしきものは得られなかった。
モンベルのジャケットを着た青年が現れ、聞くとシーバス狙いで、2ヶ月前は良かったが今は状況が良くないと言っていた。上流に移動して高川の流れ込みのところでうたた寝した後も、アブ・ガルシアのロッドケースを携えた青年に会い、シーバス狙いとのことだった。榎木橋の下流にもメジャークラフトのロッドを持ったシーバス狙いの青年がいて、何故か振り出し式のロッドなのが気になったが、近くに停車していたカワサキのバイクを見て合点がいった。
糸田川の流れ込みのところでは、若者の集団がいたので距離を取ってまずは下流側で竿を出し、その後に糸田川の対岸に回って上流側からも竿を出した。何度かアタリらしき感触があったが、ほとんどはコウモリがラインに触れたもので、一度だけコウモリが飛んでいないときに来たこともあったが、それも魚がラインに触れて逃げたときのような感触だった。榎木橋の下流にあるウッドデッキのところで壁際を探っているときだけ、もしかしたら魚かもしれないアタリはあったが、それもゴミに当たっただけかもしれない。

6月 -2021年
6

28

(月)
場所和歌山県由良川……第二由良橋上流〜★下流・★由良橋下流〜上流・河口〜波止、由良町由良港……網代高汐ポンプ場横〜★由良港橋下
天候曇り時々雨
状況由良川……潮位が高い時は比較的澄んでいたが、下がるにつれて濁りがきつくなった
由良港……比較的澄んだ水
中潮、満潮7時19分(潮位186cm)、干潮14時19分(潮位19cm)、満潮21時19分(潮位188cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ数匹(ほか数匹バラシ)、チヌ2匹(52cm、46cm)、キビレ1匹、ガシラ1匹、ネンブツダイ1匹、アナハゼ1匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(ジャッカル チャビーペンシル55 ピンキーコーチ、ティムコ レッドペッパーマイクロ エリートワカサギ、アルカジックジャパン メバちょこ スポットライト)、小型ミノー(デュオ テトラワークス・トトファット35F 生シラス、ティムコ シュマリ50S ハバネロヘッドシャート)、小型ポッパー(デュオ テトラワークス・ポコッコF ピンクグローベリー)、米粒サイズのワームのジグヘッドリグ
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Scorpion 2600FF-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号
メモ実釣時間8:46〜9:33(第二由良橋下流左岸〜上流左岸〜下流右岸美由良荘裏)、9:40〜11:11(由良橋下流左岸)、13:55〜15:02(河口〜波止)、15:15〜16:08(網代高汐ポンプ場横〜由良港橋下)、16:20〜17:56(由良橋下流右岸)
朝は潮位が高く、役場裏の足場が水没していた。潮が引くまで上流のほうで竿を出した。川が曲がって水深や底質が変化するスポットで待望のヒラセイゴのバイトがあった。ペンシルベイトに黒い大きな魚が付いてきて、頭が大きくナマズのように見えた。ソフトトゥイッチを入れると、ここのチヌかキビレはいつも警戒して逃げるのだか、この時は吸うように食った。よく引いて取り込みに手間取ったが頭でっかちな歳無しのチヌだった。
昼食と仮眠の後は干潮なので一番水位のある河口に行った。浅瀬に海猫が大量に群れていて、潮位に応じてソコリには海のほうに出ていったが、潮位が上がるにつれ少しずつ川のほうに戻ってきた。大きなエイが表層をゆっくりと泳いでいた。
魚からの反応は、一度だけ水面でのバイトらしきものがあったが、後は小さなキビレのチェイスや小さなフグの追尾だけだった。
小雨の降る中、高汐ポンプ場のところに行った。岸壁際や岩影にちょっとした大きさのフグが付着している何かをついばむようにしている姿を多数見た。船溜まりに小さいキビレの群れが浮いていたが、ルアーへの反応は悪かった。穴釣りをするとアナハゼ、ガシラ、ネンブツダイが釣れた。浅かったので食いつくところが丸見えで、特にガシラのバイトシーンは貴重かつ迫力あった。
夕方は由良川に戻ったが、18時前になっても水位が低いままで、ヒラセイゴには出会えなかった。ただ浅く水が濁っていたおかげで、この日2尾目の良型チヌを釣ることができた。朝の歳無しと同じように水に優しく絡みつつダイビングするタイプのベンシルベイトで、狙って掛けたというより勝手に食ってきた感じだった。
6

29

(火)
場所和歌山県由良川……★第二由良橋下流・★由良橋下流、由良港……★網代高汐ポンプ場船溜り
天候曇りのち晴れ
状況由良川……比較的澄んでいたが午後から潮位が落ちると濁りがきつくなった
由良港……水深がなく、多種多様な小さな魚たちが多数見られた
中潮、満潮8:00(178cm)、干潮14:59(31cm)、満潮21:59(183cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ2匹、フグ2匹
ルアー・
パターン
小型ペンシルベイト(デュオ テトラワークス・ユラペン 生シラス)、小型メタルバイブレーション(ジャッカル ナノバイブ2g イカナゴールド)、小型ミノー(ティムコ シュマリ50S ハバネロヘッドシャート)、極小ワーム(ワームバケII3号F)のフロートリグ(小型ペンシルベイト使用、ダイワ 漂40F トリコクリア)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO SHIMANO Scorpion 2600FF-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間9:14〜9:35(第二由良橋上流左岸〜右岸)、9:40〜11:13(由良橋下流左岸)、14:20〜15:15(船溜まり)、15:21〜17:07(由良橋下流右岸)
前日と同じく、川が曲がって水深と底質が変わるスポットでヒラセイゴのチェイスがあったが、たった一度きりだった。目に見えて魚の気配が薄かった。
役場裏でもなかなか反応がなく、海に近い深場を探っているときにいきなりバイトがあり、ようやくの1尾を手にした。しかしその後ヒラセイゴは2、3回追尾してきただけで後が続かなかった。
昼食・仮眠後は舟溜りの小魚をからかってみた。手のひらサイズのキビレが群れていたので狙ったが、ルアーへの反応が今一つだった。さらに小さい親指サイズなら興味津々で追尾してきたので、ペンシルベイトに短いハリスを結び、極小のハリに米粒より小さいワームを付けてフロートリグにした。それでもなかなか食わず、釣り上げることができたのは親指サイズのセイゴだけだった。
しかし魚のサイズが極小なだけで生命感は素晴らしかった。イナっ子、キビレ、フグなど汽水域でおなじみの魚は様々な大きさの個体が見られ、キビレの群れにはシマイサキのような魚も混じっていた。水底には親指サイズのヒラメの幼魚が潜んでいたりもして、ルアーに反応してくれたりした。
前日と同じく、夕方は潮位が低くて水深がないため、ヒラセイゴを狙うには絶望的な状況だった。しかし濁り水でチヌに食わせやすい状況も同じだったなので、試しにフリーリグを使ったチニングをやってみた。一時間以上を費やしたが、警戒心が強くてアプローチが難しく、釣果は得られなかった。

7月 -2021年
7

18

(日)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流
天候曇り時々晴れ
状況澄んでいるが緑色がかった水。工事跡の場所は相変わらず濁っていた
小潮、満潮13時19分(潮位146cm)、干潮18時39分(潮位112cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ1匹、メッキ1匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(スミス ルナ47S レッドヘッドホログラム)、超小型スイムベイト(ジャッカル ジェリーサーディン55シャッドテール プリズムジェリー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Scorpion 2600FF-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号
メモ実釣時間15:19〜16:58(由良橋下流右岸)
役場裏に着くと、水面が足場から20〜30センチ下で、少し浅めの水深だった。ラトル音のするペンシルベイトで広く探ったが、すぐには反応がなかった。少し下流側に移ったところでチェイスがあり、ヒラセイゴらしき魚がルアーを見切る姿が見えた。同じルアーを2、3回続投しても反応がなかったので小さめのミノーに変えてみた。そうして釣れたのはメッキだった。
さらに下流に移動したところで、いろいろなルアーを試した末メバル用の超小型スイムベイトでヒラセイゴが食ってきた。小さなテールだけがブルブル動くアクションはハードルアーでは出せないもので、有効だと思ったがすぐにテールがフグに齧られて動かなくなってしまった。
その後はほぼ反応がなくなった。弟の連れの若い頃によく似た男子が現れ、少し大きめのミノーをひたすら投げる姿がそっくりだった。聞くと少し大きめの魚もけっこう釣れるとのことだった。
7

19

(月)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流・第二由良橋下流、由良港……★網代高汐ポンプ場船溜り
天候晴れ
状況由良川……澄んでいたがところどころ濁りの強い水があった
由良港……水は澄んでいたが水面に浮かんだ汚れがひどかった。大きなボラが多数、水底をついばんでいた
中潮、干潮8:19(75cm)、満潮15:00(152cm)、干潮20:00(122cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ6匹(ほか数匹バラシ)、キビレ1匹
ルアー・
パターン
超小型スイムベイト(ジャッカル ジェリーサーディン55シャッドテール プリズムジェリー)、1〜1.5インチワームのジグヘッドリグに状況に応じて小型中通しオモリ追加(バークレー ジギンググラブ1.5インチ チャートリュース、メジャークラフト ぷりぷりてーるSS レモン、エコギア グラスミノーSS)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO SHIMANO Scorpion 2600FF-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間9:04〜11:11(由良橋下流右岸)、13:54〜15:25(由良橋下流左岸)、15:31〜16:16(船溜まり)、16:20〜16:27(第二由良橋下流右岸)
水位が低かったが、役場裏は水深がちょうどよい具合だった。前日と同様、ハードルアーには反応がなく、メバル用の超小型スイムベイトで初めてヒラセイゴが釣れた。しかしテールがすぐフグに齧られるうえ、ボディ自体がヒラセイゴの激しいファイトで吹っ飛んでしまうこともあった。渋い時に有効なルアーだが持ちというかコストパフォーマンスが少々悪いか。
そこで一般的なワームのジグヘッドリグを試したところ、アピールは弱いながらも十分に食わせられるとわかった。超小型スイムベイトではまとまった数の群れにたまたま当たってバイトが出たが、その魚影を見失うとすぐに反応がなくなった。ジグヘッドリグはアピール範囲が狭いためか、出会い頭のような単発のバイトが時々不意に来ただけだった。
昼食と仮眠後は少し水位の上がった状況でハードルアーでの反応を見たが、ペンシルベイトもミノーもほぼ無反応だった。ジグヘッドリグはやはり有効で、もしやと思って試したスプーンはフグが追尾してくるだけだった。
状況確認のため舟溜まりに行ったところ、魚数は多くなかったがヒラセイゴの姿も見ることができた。ヒラセイゴは10〜15センチのごく小さいのがキビレの群れに混じるのと、20〜25センチの少し大きい個体の群れとが確認できた。
帰り道に川が曲がっているポイントに立ち寄ったとき、白っぽい体色をしたチヌかキビレがルアーにじゃれついてきた。シンキングミノーが沈むのをそのまま追いかけて行って、噛み付いたように見えたがフッキングはしなかった。もう一度プレゼンテーションしても、同じようにルアーに着いていって一度だけ頭突きをしていた。
7

28

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・★高川合流点周辺・★糸田川合流点周辺・小松橋下
天候曇りのち晴れ
状況シャンとしたカナダ藻からエビ藻、糸状のものなど藻の漂流ゴミが多かった
中潮、満潮9:09(155cm)、干潮15:49(50cm)、満潮22:19(154cm)、 <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果バス1匹、キビレ1匹(ほか1匹バラシ)、ハゼ6(ほか数匹バラシ)、セイゴらしき魚1匹バラシ
ルアー・
パターン
メタルバイブレーション(ダイワ メタルバイブSS5g リバースクロー、ダイワ メタルバイブSS3.5g レッドタイガー)、小型クランクベイト(ダイワ ハゼクランクjr. ホロクラウン)、ポケベイト(グミ状練り餌)のライトキャロライナリグ(丸形オモリ0.5号の中通し仕掛け)、1.5インチワームのライトキャロライナリグ(バークレー ジギンググラブ1.5インチ チャートリュース)
使用
タックル
ベイト……ロッド: DAIWA ピュアリスト64LB-4、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.8号18.5lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間12:39〜14:33(天竺川合流点下流側)、15:24〜16:10(高川合流点上流側)、16:19〜16:40(糸田川合流点下流側)、17:27〜17:53(小松橋下)
気温32〜33度となかなかの暑さで、天竺川から流れ込む水の表面温度を測ると27度もあった。キビレがいるか確認するために投げたメタルバイブでハゼが三度釣れたので、ハゼクランクに替えてみると小さなハゼがルアーを追う姿が何度も見れた。ワームではアタリはあったがなかなか食わず、ポケベイト(グミ状練り餌)でごく小さなキビレが釣れたのみ。ハードルアーでは小さな魚を二度バラし、一度目は平べったい銀色の魚体が見えたのでおそらくキビレ、二度目は細めだがハゼよりは太い銀色の魚体でおそらくセイゴと思われた。
高川に移動後、しばらく物陰で休憩したが、寝不足のはずなのに猛暑のためかほとんど眠くならなかった。ウルトラライトキャロライナリグを浅場に何げなく投げたとき、ラインが横走りした。珍しいアタリの出方と独特の引き方は小さなバスで、大きさの割りに良く引いて竿を適度に曲げてくれた。そしてまたしてもメタルバイブでハゼが釣れ、二度目はバラしたがここにもハゼがいることがわかった。
糸田川でもメタルバイブにハゼが釣れた。そこでは一度だけだったが、神崎川全体にハゼがいるらしいとわかった。バス狙いではなさそうな、エサ釣り用の竿と仕掛けを持った子供たちを何人か見かけたが、ハゼを釣っているのだろう。
最後に久しぶりに小松橋まで上ってみると、シーバスらしき魚を見かけたがよく見るとニゴイだった。ニゴイは中型から少し小型まで数匹がいたが、プレゼンテーションをミスして逃げられ、食わせることはできなかった。

8月 -2021年
8

4

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・糸田川合流点周辺・高川合流点周辺
天候曇り時々晴れ
状況緑がかった濃い茶色で透明度のない水。若潮の水位の高い時間帯だったのであまり水は動かなかった
若潮、干潮10時39分(潮位58cm)、満潮20時10分(潮位145cm)、干潮22時49分(潮位139cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果セイゴ1匹(ほか2匹バラシ)、キビレ8匹(42cm、39cm×2、35cm、ほか40cm級1匹バラシ)
ルアー・
パターン
メタルバイブレーション単体・もしくはテールフックにエサ(むきエビ)を付けて・またはリーダー部からエダスを出しエサ(むきエビ)を付けてダウンショットリグのように使用(ダイワ メタルバイブSS5g リバースクロー、ダイワ メタルバイブSS3.5g レッドタイガー)
使用
タックル
ベイト……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.8号18.5lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:28〜20:33(天竺川合流点下流側)、20:44〜21:16(糸田川合流点下流側)、21:20〜21:30(高川合流点上流側)
前日の昼間だけ降った雨のためか、強い濁りが残っていた。緑色がかった濃い茶色の水で、透明度がなかった。加えて水位も高かったので浅場がなく、目当てにしていたハゼは全く釣れなかった。その代わりと言っては何だが良型のキビレに歓迎された。
ブレイクに近いスポットで小さなセイゴを三度ほど掛け、ボウズは免れたと安堵した。強い引きが来て、10センチほどしかない透明度の中で幅広の魚体の閃きだけが見え、水面まで引き上げてみると良型のキビレだった。タモを上流のほうに置いたままにしていたので、タモのところまで魚を引き回そうとしたが、途中から自分だけ上流に行ってタモを取るほうがラクだと気付いて、ラインを出して対応した。
ハゼ狙いだったのでルアーのフックはエリアトラウト用のシングルフックを付けていた。そして根がかりしてもルアーだけは回収できるよう、細めのフロロカーボンラインで結わえていた。そんな繊細な仕掛けでも一度目の良型キビレはランディングできたが、二度目の良型キビレはドラグを緩めた隙に岸際をさんざん下流に走られ、フックを結わえた部分の糸切れでバラしてしまった。
小さなキビレも釣れたので、どれくらいの数がいるか確かめるためにむきエビを投入した。最初はメタルバイブのテールフックに小さくちぎったものを付けた。バランスよく付けないと、ゴミが引っ掛かっているのと変わらないので、泳がなくなってしまう。うまく付けても泳ぎが弱くなってノーマルとは違うアクションになる。それでも小さなキビレと良型のキビレがまた1匹ずつ釣れたので、メタルバイブにもむきエビにも反応が良いようだ。
メタルバイブを少しサイズダウン、根がかりもないので糸切れの心配のないダブルフック仕様のものにした。テールフックにむきエビを付けたが良型キビレはベリーフックに喰い付いていた。手の平サイズも釣れた。
ロッドは、最近この釣りでは渓流トラウト用のライトアクションのベイトロッドを使っていたが、対応ルアーウェイトが2〜10グラムと軽いながらもハリが強くて硬かった。前回の釣りで繊細さが欲しいと感じたので、今回はもっとしなやかでティップアクションのアジングロッドを使ってみた。メタルバイブの振動や引き重り、着低が分かりやすくてとても釣りやすかった。 同じルアーで結び目の少し上からエダスを出し、むきエビを付けてダウンショットリグのようにすると、メタルバイブのアクションが損なわれることなく引けるようになった。リーダーとエダスの絡みには気を付ける必要があるが、四度目の良型キビレと小型キビレを追加できた。
そこからアタリが少しずつ遠くなり、近くにシーバス狙いらしい釣り人が入ったこともあって場所を移動した。
次のポイントでは下流側にシーバス狙いらしい釣り人がすでに入っていて、流入河川の河口部には漂流ゴミがおびただしくかたまっていたのでパスした。
さらに上流のポイントは、複数人の若者がいたが釣り人ではなかったので近くに入って探りを入れた。若者が賑やかで集中できなかったが、一度だけか二度だけアタリがあった。
最後にさっきパスしたポイントに行って少しだけ竿を出したが、アタリは得られなかった。流入河川の向かい側にいた釣り人は、ひたすら本流の流芯に何度も何度もルアーを投げていた。
8

11

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺〜三国橋下
天候曇り時々晴れ一時小雨
状況水位が低いうちは藻の漂流ゴミが岸寄りに多くて釣りづらかった
中潮、干潮14:49(31cm)、満潮21:20(169cm)、干潮翌3:19(92cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果セイゴ2匹、キビレ十数匹(最大23cm、ほか数匹バラシ)、シマイサキ1匹、ハゼ1匹
ルアー・
パターン
メタルバイブレーション単体・もしくはテールフックにエサ(むきエビ)を付けて・またはリーダー部からエダスを出しエサ(むきエビ)を付けてダウンショットリグのように使用(ダイワ メタルバイブSS5g リバースクロー、ダイワ メタルバイブSS3.5g レッドタイガー、O.S.P. オーバーライド1/8oz 黒金オレンジベリー)、エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5g〜5gダウンショットシンカー)、1.3インチワームのリーダー付きフリーショットリグ(メジャークラフト ぷりぷりてーるSS クリア・ピンク)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:10〜17:55、18:45〜21:44(天竺川合流点下流側)
前週は繊細さを求めてスピニングのアジングロッドを投入したが、マルチピースであることを活かした変則スパイラルガイド仕様にしてベイトリールを載せて使った。今回はリールもスピニングにし、繊細さをさらに突き詰めてみた。
キビレかセイゴらしき小さな魚をバラした後、念願のハゼが釣れた。しかしハゼは続かず、ところどころ浅いところで姿は見たが、ルアーを毎回追いかけてくる状況ではなかった。
潮の動きも鈍かったので、18時前頃から少し軽食休憩を取った。パンやバナナなど携帯しやすい簡単なものだが、運動した日に野外で食べるのはとても美味かった。 休んでいると潮が動き始め、時間的にも流速的にも見る間に釣れそうな流れになった。そこからエサが切れる22時前まで、小さいながらも延々アタリが出て釣れ続き、なかなかに楽しい時間になった。
メタルバイブ単体でも釣れたが、テールにむきエビを付けてもよかった。メタルバイブを根がかりで2個ロストしたので、その後は丁寧に引いたり、オモリとハリだけのエサ釣り仕掛けに変えたりした。ダウンショット用の極細スティック状シンカーは底に引っ掛からなさすぎ、ディアドロップ形状に変えるといい感じの引っ掛かりになった。時間が経って食いが渋くなってきても、ハリスを少し長めにしてみるとしっかり食い込むようになった。ディアドロップ形状のシンカーで引っ掛かりが強くなってくると、スティック状に変えて調整した。
魚種もキビレがほぼ全てだがセイゴや、こんな川では珍しいシマイサキまで混じった。一度、小気味良いがシビアなアタリをとらえてロッドを立てたところ、ドラグ音がギューッと鳴ってフッキングが決まり、とても気持ちよかった。この日最大魚のキビレだった。
8

25

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺〜三国橋上流
天候晴れ
状況濁って見えたが、浅場は底が見えたのである程度の透明度はあった。しかしハゼの姿はなかった
中潮、干潮14:40(47cm)、満潮21:00(166cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果セイゴ3匹(ほか数匹バラシ)、キビレ1匹(ほか数匹バラシ)
ルアー・
パターン
メタルバイブレーション単体・またはリーダー部からエダスを出しワームを付けてダウンショットリグのように使用(ダイワ メタルバイブSS5g リバースクロー、O.S.P. オーバーライド1/8oz 黒金オレンジベリー)、1.3〜1.5インチワームのリーダー付きフリーショットリグ(メジャークラフト ぷりぷりてーるSS みかん/クリア・ピンク、バークレー ジギンググラブ1.5インチ チャートリュース)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間15:19〜19:10(天竺川合流点下流側)
天気予報が曇りで、さほど暑くはないのかなと思ったが、刺すような日差しに風もあまりなく、なかなかに暑かった。新しく購入したバス用ライトアクションのパックロッドを試してみると、アジングロッドからの持ち替えで思った以上に強さやゴツさを感じた。小さなキビレを狙うようなごく繊細な釣りは厳しいが、ストラクチャー周りのシーバスプラッギングには良さそうだった。
メタルバイブで小さな魚の反応があった。2匹バラした後にようやく手元まで寄せてこれたのはセイゴだった。メタルバイブをタイプの違う別メーカーのに替えてもセイゴが1匹釣れ、1匹バラしたが、バレた魚には小さなキビレが混じっていたかもしれない。
あまり釣れないのと潮の動きも悪かったので17時前から昼寝し、30分ほどのちに再開。メタルバイブをシンカー代わりに使ったメバル用シャッドテールワームのダウンショットリグで、セイゴがワームを精一杯頬張って釣れてきた。普通のダウンショット用シンカーを使ったダウンショットリグで子気味良いアタリが出て、小さかったが待望のキビレに合わせを入れることができたが、その後は続かなかった。
疲れと空腹のため竿を仕舞い、近くの牛丼チェーン店で定食を食べて自転車で帰った。

9月 -2021年
9

1

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・★高川合流点周辺・糸田川合流点周辺
天候曇り
状況浅場の底が見える程度の透明度はあった。長潮で水の動きは激しくなかったが、夕方一時的に岸辺に漂流ゴミが寄って釣りづらかった
長潮、干潮9時29分(潮位67cm)、満潮19時39分(潮位147cm)、干潮翌10時19分(潮位60cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ約10匹(ほか数匹バラシ)、ハゼ1匹
ルアー・
パターン
メタルバイブレーション単体(ダイワ メタルバイブSS5g リバースクロー)、エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5g〜5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号または1号
メモ実釣時間14:35〜17:22(天竺川合流点下流側)、18:37〜19:53(高川合流点上流側)、20:03〜20:36(糸田川合流点下流側)
前回の釣行で初めて使ったバス用ライトアクションのパックロッドは、予想していたよりも硬い調子だった。それまで使っていたソリッドティップのロッドと比べキビレの食い込みは良くなかったが、その分飲み込まれることが少なく、釣り上げると上顎にキレイに掛かっていることがほとんどだった。
天竺川との合流部の少し下流で、最初にハゼかセイゴかを1匹、メタルバイブでバラした。ワームも試したがルアーでは後が続かず、前回は持ってくるのを忘れたむきエビを使うと、小気味良くアタリが出始めた。キビレを数匹と、頭の大きいハゼを1匹釣った。
高川との合流部に移動し、小一時間ほど休憩してから釣りをすると、やはりキビレが数匹釣れた。メタルバイブも試したところ、2度ほどアタって、うち1匹は少し大きめの魚と思われたが、どちらもバレてしまった。
糸田川との合流部では、何のスポーツかわからないが長い棒を持って「練習」していると言った青年がいた。ここではアタリがあっただけで釣れはしなかった。
9

15

(水)
場所大阪府大川(旧淀川)……★毛馬橋下流〜★毛馬橋上流
天候晴れ
状況前日の雨のためか濁ってはいたが、酷い濁りではなく、水深50センチ程度の水底が見通せるだけの透明感があった
小潮、干潮8:40(50cm)、満潮17:30(152cm)、干潮翌9:59(45cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ1匹(41cm)、ニゴイ1匹、ブルーギル約10匹、サツキマスのようなウグイのような魚1匹バラシ
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(5gダウンショットシンカー〜2gバレットシンカー)、エサ(むきエビ)によるウキ釣り、メタルバイブレーション(ダイワ メタルバイブSS5g リバースクロー)
使用
タックル
ベイト……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.8号18.5lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間14:42〜18:20(毛馬橋下流右岸〜毛馬橋上流右岸)
前回の神崎川釣行の帰路で見付けた、石積み護岸のポイントに行ってみた。石積みは釣り探ってみると無機質な印象がし、石と石の間からハゼなどが飛び出してくるようなことはなかった。メタルバイブで広めに探って反応がなかったので、むきエビでのエサ釣りに切り替えると、いつも釣っている魚とは少し違う手応えがあった。形は小さなキビレに近いが、アタリの出方も引き方も微妙に異なるブルーギルだった。
脈釣りでもう一匹くらいブルーギルを釣ったあとは、ウキ釣りのほうが効果的ではと思い立った。そこで小さなトウガラシウキに重めのオモリを付けると、底に着く途中までは落とし込み釣り、着いてからは底釣りという塩梅になった。落とし込みの途中でフッとウキが沈み込まれ、合わせるとグッと重い手応えが乗った。下流側に走られながら、玉網を用意してなかったので片手で慌てて組み立て、ネットインしたのは良型のキビレだった。
しばらくして上流側から不意に釣り人が現れた。ダイワのスティーズシリーズのロッドを3本携帯したガチでバス狙いスタイルのおじさんだった。
場所を譲ってお喋りしていると上流にもいいポイントが続いていると教えてくれ、自分は上流のほうに行ってみた。岸沿いに石積みが続いていて、水際から木が生えているのでところどころしか竿を出せないが、隙間からメタルバイブを投げたところ小さめのニゴイが釣れてきた。
さらに上流に行くと橋があり、その下でウナギ釣りをしているおじさんもいた。ブルーギルは釣れたがウナギは釣れていないようだった。
橋のさらに上流は舟溜りになっていて、メタルバイブを落とし込むとサツキマスのような魚が釣れたが取り込む前にバレてしまった。あとで調べたところウグイもパッと見はサツキマスに見えるので、ウグイだったかもしれない。しかし過去に毛馬周辺でサツキマスが釣れたことはあるらしく、あながち見間違いでもないのかも。
その後は舟溜りの岸際に落とし込みしてブルーギルを何枚も釣った。型は大きくなかったが、普段釣っている魚とはアタリと引きが違ってそこそこ楽しめた。
9

29

(水)
場所大阪府大川(旧淀川)……★春風橋下流、淀川……淀川大堰下流
天候曇り一時雨晴れ
状況どんより曇っていて行きの途中でパラパラと小雨が降るくらいの低気圧だった
大川……緑色の濁ったような水。水面近くまで浮いてきた魚が見える程度の透明度はあった
淀川……水は比較的澄んでいた。岸際から50センチから1メートルくらい離れた岸との並行線をゴミが流れていった
小潮、干潮7:19(68cm)、満潮19:00(143cm)、干潮翌8:59(65cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果ブルーギル約1匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間15:25〜16:22(春風橋下流左岸)、16:34〜16:45(淀川大堰下流左岸)、17:57〜20:01(淀川大堰下流左岸)
前回行った場所の対岸に探りを入れてみた。向かい側からは魅力的なスポットに見えた支流との合流点は、付近が立ち入りできなくなっていた。それで少し離れた下流側から竿を出した。
何の変哲もないコンクリート護岸の岸際に落とし込んだり、何のストラクチャーもない流芯に投げ込んだりしたが、何の反応もなかった。最初はメタルバイブを投げていたがすぐにエサ釣りに切り替えた。新しく購入したサシエ用の小さなエサ箱を使ったところ、やはり使い勝手がよかった。
下流に少し下ったところの台船の付き場に、小さな小さなバスの幼魚がいた。エサではなくオモリに何度も反応し、さすがに魚が小さ過ぎて食ってくることはなかった。
岸と台船の間にはゴミが溜まり、少し上流にいい流れの緩急ができていた。釣糸を垂れていると不意にヌートリアがやってきたが、すぐに去っていった。好スポットだったのか、この日唯一の釣果であるブルーギルがそこで食ってきた。
あとが続かず、場所を変えることにした。支流との合流点の上流側や、毛馬閘門のすぐ下流側も考えたが、久しく行ってない淀川大堰下流が見たくなった。
いかにもシーバスが釣れそうな流れのヨレが橋脚から続いていたので狙ってみたが、そう思うようにはいかなかった。
岸寄りは大川に向かって流れていたので、感覚的には逆流しているように見えた。キビレを狙ったがコウモリがラインを掠めて飛ぶので魚のアタリとの区別が難しく、しかし魚のアタリはなかったのではと思われる。
折り畳みの椅子に腰掛けて海のような太い流れを眺めながら休憩していると、気持ち良さと疲れからしばらく動けなくなり、どこにも行きたくない気持ちになった。

10月 -2021年
10

6

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・★高川合流点周辺
天候曇り
状況浅場の底がかろうじて見える程度の透明度。岸際から10メートルぐらい沖まで、大きな漂流ゴミが流れて左右に行き来し、釣りづらかった。長袖シャツと綿パンツでは少し寒かった
大潮、干潮12時59分(潮位38cm)、満潮19時0分(潮位171cm)、干潮翌1時10分(潮位47cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ十数匹(ほか数匹バラシ)、シーバスらしき魚2匹バラシ、ハゼらしき魚1匹バラシ
ルアー・
パターン
メタルバイブレーション単体(ダイワ メタルバイブSS5g リバースクロー、ダイワ メタルバイブSS3.5g シャンパンモスゴールド)、1.3インチワームのリーダー付きフリーショットリグ(メジャークラフト ぷりぷりてーるSS みかん)、エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5g〜5gダウンショットシンカー)、ミノー(ラッキークラフト ビーフリーズ65SLB ESGチャートバック)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO FREEGAME XT S610LS、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:13〜20:35(天竺川合流点下流側)、20:53〜22:06(高川合流点上流側)
一ヶ月ぶりに神崎川に行った。天竺川合流点の下流にある瀬は浅くて、緑色に濁った水でも水底がくっきり見えた。大きく固まった漂流ゴミが多く、岸際と少し沖、それから流心近くまでと幾筋もを埋めていた。
最初はメタルバイブで探り、キビレやハゼらしき魚を釣ったりバラしたり。むきエビでのエサ釣りに切り替えると立て続けにキビレが釣れた。
高川の合流点ではピンスポットを狙ったフィネスな釣りで2回、シーバスと思われる引きがあったが、ラインを出されてバレてしまった。中型ミノーの細過ぎないフックに対しアジング向けロッドだったので、タックルバランスが悪くフッキングしなかったのだろうか。
その後、メタルバイブで合流部の岸際の浅瀬が絡むスポットを引くとキビレらしき魚が来たが、バレてしまった。
10

13

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・★高川合流点周辺・糸田川合流点周辺
天候曇りのち晴れ
状況一面に曇っていて雲行きが怪しく見えたが、雨は降らなかった。長袖シャツに化繊パンツでは少し肌寒かった。水は比較的澄んでいて浅場の底が丸見えだったが、水の色が茶色で深くまでは見えなかった
小潮、干潮6:30(42cm)、満潮15:49(145cm)、干潮翌8:50(46cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果マルセイゴ1匹、キビレ十数匹、ハゼ1匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(デュエル ハードコアLGヘビーミノー50 アカキン)、エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:32〜19:22(天竺川合流点下流側)、19:36〜21:06(高川合流点上流側)、21:17〜21:27(糸田川合流点下流側)
前回の釣りでシーバスらしき魚をバラしたことが悔やまれたので、しっかりフッキングするようにと強めのロッドで釣行した。強いといってもバス用のライトアクションだが、アジング向けのウルトラライトクラスと比べれば十分なパワーだ。そして前回はソリッドティップのロッドでキビレに飲まれてばかりだったが、チューブラーティップなので飲まれることが少なくなり、上唇のいいところに掛けることができた。それでも飲み込まれることがあり、アタリの出方が渋いと思っていたらすでに食っていて首を振ったというパターンだった。最初のうちはヘビーシンキングミノーを試し、これが何故か効いてキビレもセイゴも釣れてきた。サラダエビでのエサ釣りに切り替えると引き続きキビレが連発しハゼまで食ってきた。しかしメタルバイブは一度アタリがあっただけだった。
高川合流点に行くと上流側にたまに見かける釣り人がいた。下流側に入って様子を見たが、ベイトの気配もシーバスの気配もなく、実際にルアーを引いてもアタリはなかった。高川上流から水面を何物かがヌ〜ッと滑ってきて、後を追ってよく見るとヌートリアだった。岸際のハシゴに掴まると水を飲み始め、ライトで照らしてもこちらの気配に気付いていないのかしばらくずっと水を飲んでいた。
10

26

(火)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺・★高川合流点周辺・糸田川合流点周辺
天候曇りのち晴れ
状況午前中は小雨がパラつく瞬間もあったが、午後は晴れて雨は降らなかった。フリースにダウンジャケット、裏フリースパンツで家を出て、最初は寒くも感じたが自転車を漕いでカラダが温まると気温も上がって暑くなった。釣り場では夕方まではちょうどよく、日が落ちてからは冷えて少し肌寒かった。水は茶色く濁っていた
中潮、満潮10:59(131cm)、干潮15:39(118cm)、満潮18:40(133cm)、干潮翌4:49(47cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果マルセイゴ1匹、キビレ約10匹、謎の魚1匹バラシ、カニ1匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5gダウンショットシンカー)、ミノー(ラッキークラフト ビーフリーズ65SLB ESGチャートバック)、ペンシルベイト(デュエル シルバードッグ75 ハーフホロアーバンベイト)
使用
タックル
ベイト……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.6号14.8lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間17:16〜17:50(天竺川合流点下流側)、18:05〜19:28(高川合流点上流側)、19:57〜20:38(糸田川合流点下流側)
季節が進んで随分寒くなった。急な気温の切り替わりにカラダが慣れず、家を出るのを躊躇ったり服装を迷うようになった。前回と打って変わってフリースにダウンジャケット、裏フリースのパンツと冬の出で立ちで家を出た。
外に出てすぐは少し寒くて不安を感じたが、自転車を漕ぐうちにカラダが温まった。同時に天気が良くなり気温も上がって、汗をかいて信号待ちで蒸れてしまった。
釣り場に着くと、夕方まではダウンジャケットを脱いでちょうどいいぐらいだった。日が落ちて冷えてくるとダウンジャケットを着ても少し寒かったが、帰り道では少々暑いぐらいだった。
この日はバス用ライトアクションのスピニングロッドにベイトフィネスリールを載せて使った。5ピースのパックロッドを、各セクションを真っすぐは継がず少しずつズラし、スパイラルガイドのようにすれば意外に使いやすい。しかしグリップにトリガーとエグレがないので握りは快適ではない。ダイワのTウィングシステムというレベルワインダーは、キャスト時は幅の広い部分をラインが通ることで抵抗が減り、リトリーブ時は溝の部分にラインが落ちて綺麗に巻き取られる仕組み。足の高いベリーガイドが横に張り出す疑似スパイラルガイド仕様は、クラッチを繋いだ後もラインが幅広部分に留まる現象が発生し、都度手でズラして対応した。
天竺川合流点の上流側には金髪メッシュの青年がいて、バットのシルバー塗装が特徴的なシーバスロッドでルアーを投げていた。イナッ子がたくさんいてシーバスもいるように思えたので、その青年が帰ってから中型ミノーを投げたところ、ごく小さな20センチ程度のシーバスが釣れてきた。
高川合流点では前回に引き続いてヌートリアが登場し、岸際のハシゴに掴まってずっと水を飲んでいた。ライトで照らしても逃げず、釣れた魚を近付けてみると反応はしたが、さすがに間違ってでも掛かってしまうといけないので様子を見るだけにした。
しばらくすると下流側に釣り人が現れ、あちこちに投げ始めたが反応はないようだった。折り畳み椅子に腰掛けてうつらうつらした後、糸田川合流点に移って探りを入れたが、アタリが一回あっただけだった。
10

27

(水)
場所大阪府大川(旧淀川)……毛馬橋下流〜★毛馬橋上流
天候晴れ
状況前日より暖かかったので、サーマルシャツにスウェット、ヒートテックジーンズで出た。ダウンジャケットとオーバーパンツを準備していたが早めに帰ったので必要なかった。水は少し濁っていて数十センチの透明度
小潮、干潮4:49(47cm)、満潮18:40(133cm)、干潮翌5:59(54cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果ブルーギル2匹、謎の魚1匹バラシ
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
ベイト……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号または1.5号
メモ実釣時間15:30〜17:55(毛馬橋下流右岸〜毛馬橋上流右岸)
神崎川に行くつもりにしていたが、少し寝坊したのと二日続けて同じ場所は面白くないのとで近場の別の場所にした。一ヶ月ほど前に行った、淀川大堰下の大川の石積み護岸のポイントだ。
ちょうどそのときと同じようにスティーズロッドのガチバス狙いのおじさんが釣りに来ていた。つい最近までは釣れていたが、先日のまとまった雨の後、魚が居なくなってしまったと言う。むきエビでブルーギルを狙うもなかなかアタリがなく、確かに言う通りだと思った。
障害物周りを探っていると不意に強烈な引き込みがあり、寄せようとするとラインブレイクでバレてしまった。メインのPEラインが擦れたようだった。
その周辺をさらに探ってようやく2匹のブルーギルを釣り上げることができた。最初にバラしたのはブルーギルで擦れた箇所がPEラインのために簡単に切れたのか、それともキビレなどの大きな魚が来たからなのか。
日が落ちて薄暗い中、草っ原に猫のような動くものがいたので近付いて確認すると、ここでもヌートリアだった。野良猫のようにすぐに逃げることはなく、むしろ近付いても気付いていないのかのような素振りだった。

11月 -2021年
11

2

(火)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺
天候晴れ
状況透明度は高め。下げ潮に入って水位が下がってからは、藻の塊などが一面に流れて釣りづらく、ブレイク下流の反転流に溜まった。夕方まではサーマルシャツにスウェット、ヒートテックジーンズでちょうどよかったが、暗くなってからはダウンジャケットとオーバーパンツを着用しても寒いくらいだった。
中潮、干潮11時19分(潮位50cm)、満潮17時30分(潮位152cm)、干潮23時40分(潮位53cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果マルセイゴ2匹、バス1匹、キビレ約10匹、ハゼ1匹、ニゴイ2匹(35センチ、33センチ)、カニ3匹
ルアー・
パターン
小型ミノー(ダイワ ドクターミノー2_42S ゴールデンチャート、ティムコ シュマリD48S ピンクゴールドヤマメ)、エサ(むきエビ)による脈釣り(2〜3.5gバレットシンカーまたは3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1号または1.5号
メモ実釣時間15:23〜21:23(天竺川合流点下流側)
透明度が高めで浅場の砂地がくっきり見えた。小さなセイゴかキビレの幼魚が2匹、岸近くを泳いでいるのが見えた。それで小さいルアーで反応を見ようと、渓流用の4センチミノーを投げてみた。ステディリトリーブもしたが、トゥイッチも試してみた。フィッシュイーターらしいアタリがあり、重さよりは速さを感じる引きが来た。小ぶりなニゴイだった。
そのあとトゥイッチを続けるとセイゴが食ってきた。セイゴはあちこちにいて、ルアーによく反応したが、トゥイッチの強さや間が合っていないのかなかなかフックアップしなかった。少し柔らかくトゥイッチし、ポーズを意識することでようやく2匹目を掛けることができた。
アクションの異なる別のミノーに替えたがバイトか得られず、同じミノーのロングリップタイプに替えてレンジを深くしてみた。支流の岸際ギリギリを打ったときにごく小さなバスの幼魚が掛かってかきた。支流との合流点では45センチくらいのシーバスが漂うように泳いでいた。しばらく観察していると岸際のえぐれのほうに入っていった。砂地のシャローフラットでトゥイッチしていると、先に釣れた個体より少し大きいニゴイが掛かった。スピードのある引きはほかの魚と違うのですぐにわかる。
そのあとは続かず、いつものむきエビを使ったエサ釣りに切り替えた。ポツポツとキビレが釣れ、それなりに数も出たがなかなか調子よくは釣れ続かなかった。キビレはゴンゴン首を振るような引きをするが、大きめのハゼが1匹だけ釣れて、プルプルと小気味よい引きをした。そして微妙なアタリを感じさせて、引きはせず重くなるだけだが寄せてくるときに不思議と生命感を感じるものがいた。1匹くらいはたまに釣れるが、この日は何故か一日に3匹ものカニが釣れた。
11

3

(水)
場所大阪府神崎川……★高川合流点周辺
天候晴れ
状況透明度高めだが濃い緑色は深くまでは見通せなかった。サーマルシャツとフリースの上に防風ジャケット、裏フリースパンツで出たが少し暑かった。暗くなってからはダウンジャケットとオーバーパンツを着用
大潮、干潮11:59(52cm)、満潮18:00(157cm)、干潮翌0:19(32cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果キビレ約10匹、ハゼ1匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.5号12.2lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間16:35〜21:01(高川合流点上流側)
天竺川合流点には先行者がいて、ハンティング帽を被ってベイトタックルを扱うおじさんがおそらくシーバスを狙っていた。なのでひとつ上流の高川合流点に入った。
40〜50センチのシーバスの姿が見えた。こちらの気配を感じたかもしれないので、少しだけ時間を置いて小さなロングビルタイプのミノーを引いてみたが反応は得られなかった。
むきエビでのエサ釣りでは飽きない程度にはアタリがあった。昨日と同じようにキビレに混じってハゼも釣れてきたが、カニは掛かってこなかった。
しばらくして支流の対岸側にハンティング帽のおじさんがやってきてルアーを投げ始めた。見ているとやはりというか藻などの漂流ゴミに悩まされているようだった。神崎川の釣りは漂流ゴミとの戦いでもある。
折り畳みの椅子に腰掛けて休憩しているうち、おじさんが下流のほうに探りに行ったので、その隙にルアーや仕掛けを投げた。そうしているとおじさんも去って、支流の橋の上に2人連れが現れ、しばらく川の様子を観察していた。ラインシステムを組み直したりルアーをセットしたりして時間を潰し、2人連れが去ってから釣りを再開した。
ボイルのような水飛沫があがったが、シーバスかどうかははっきりしなかった。しばらくしてヌートリアが姿を出し、あちらこちらを泳いでいたので、ヌートリアの仕業かもしれない。しかしヌートリアが離れている間も同じ場所で水飛沫があがってベイトフィッシュが騒いだので、シーバスの可能性は高かった。時間を置いたりルアーを替えたり攻め方を工夫したりしたが、何度試してもシーバスのバイトは得られなかった。
11

10

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺、★高川合流点周辺
天候曇りのち晴れ一時小雨
状況明るい茶色に濁っていたが浅場の底がうっすらとは見えた。サーマルシャツとフリースの上に防風ジャケット、裏フリースパンツで出たが自転車を漕ぐと少し暑かった。暗くなると寒くなり、ダウンジャケットとオーバーパンツの上にさらにレインスーツを着込んだ
中潮、満潮13:40(137cm)、干潮16:49(126cm)、満潮18:39(129cm)、干潮翌5:59(32cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果マルセイゴ1匹(スレ、ほか1匹バラシ)、キビレ1匹、ニゴイ4匹(38センチ、36センチ、34センチ、33センチ)、謎の大物2匹バラシ、謎の小物1匹バラシ
ルアー・
パターン
メタルバイブレーション単体(ダイワ メタルバイブSS5g リバースクロー、O.S.P. オーバーライド1/8oz 黒金オレンジベリー、ダイワ メタルバイブSS3.5g レッドタイガー)、ミノー(デュエル ハードコアLGヘビーミノー50 アカキン、ラッキークラフト ビーフリーズ65SLB ESGチャートバック)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO ZODIAS S64L-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間14:42〜19:14(天竺川合流点下流側)、19:24〜20:24(高川合流点下流側)
むきエビとワーム類を忘れた。むきエビは道中で気付いたので、スマホで検索して最寄りの釣具店に立ち寄った。古き良き時代そのままの店構えで、今はおじいちゃん一人が切り盛りする金谷釣具店。陳列商品はほとんどがヘラ釣り関係で、生エサは置いていなかった。瓶入りの小物用加工エサを買おうとすると、古くなって変色してるからタダで差し上げますとのこと。一緒にレジに持っていったハリス付きの鈎だけお代を払った。加工エサを釣り場に着いて使ってみたところ、元がわからないので色は気にならなかったが、思った以上に固くて鈎を刺すとボロボロと崩れ、うまく通せても針持ちせず使い物にならなかった。ワーム類はいざ使おうとしたときに初めて気が付いた。しかたなくこの日はハードルアーメインの釣りをした。
雨後で水は明るい茶色に濁っていた。30センチくらいの水深なら水底のゴミなどがうっすら確認できるくらい。前回面白かった小型ミノーのトゥイッチングから始めたが、視界が利かない状況からかバイトは得られなかった。メインラインをワンランク細くしてきたことで、障害物周りに向かって投げたときに高切れした。
メタルバイブに変えると、ニゴイが面白いように釣れた。アタリが宙層でも出ること、掛かったあと鋭く右に左に走り、重さはあるがずっと重いままではなく軽くなったりし、ゴンゴンとは首を振らないことなどが、キビレの引きとは異なる。
小型で重めのミノーに変えるとセイゴが食ってきて、なかなかのエラ洗いを見せてくれたが、手元に寄せてくるまでに外れてしまった。
メタルバイブに戻し、じっくりと探ると待望のキビレが来て安堵した。エサを使った常にアタリが切れない釣りも面白いが、なかなかアタリが出ないハードルアーでの釣りも、なかなかに面白いものだと感じた。
ニゴイを1匹追加した後、背中に傷のあるセイゴがその部位にスレで掛かって釣れてきた。キビレらしきアタリはあったが釣れたのは1匹だけに終わった。
上流に移動し、専ら上流側からダウンストリームで釣っている支流合流部の下流側に入ってみた。シーバスが入ってきてないかと、ビーフリーズのロングビルタイプでボトムノックさせながら合流点を引くと手応えがきた。ドラグを引き出され、メインラインが岸際に擦れたようでラインブレイクしてしまった。そのあとメタルバイブで本流の流芯に投げたときもドラグを引き出される魚が掛かったが、それもメインラインが力負けしてラインブレイクした。PE0.4号はルアーの飛距離が伸びて爽快だが、シーバスには細過ぎることを実感した。
11

17

(水)
場所大阪府神崎川……★天竺川合流点周辺、★高川合流点周辺
天候晴れ
状況比較的澄んでいて浅場なら底が見えた。吸湿発熱系アンダーウェアとフリースの上に防風ジャケット、裏フリースパンツで出て、自転車ではちょうど良く、夕方まで大丈夫だった。暗くなってからダウンジャケットとオーバーパンツを着用
中潮、干潮11:40(81cm)、満潮17:39(140cm)、干潮翌0:09(30cm) <大阪府 大阪北港>
同行者なし
釣果マルセイゴ2匹(ほか2匹バラシ)、キビレ1匹、ハゼ1匹、イナ1匹(スレ)
ルアー・
パターン
小型ミノー(ダイワ シルバークリークミノー・スローフォールカスタム40SS テネシーシャッド、ダイワ シルバークリークミノー・ダートカスタム48S アカキン、ノリーズ レイダウンミノーディープ・ジャストワカサギ リフレクトワカサギ)、エサ(むきエビ)による脈釣り(3.5〜5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
ベイト……ロッド: DAIWA ピュアリスト64LB-4、リール: DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L、ライン: PE 0.6号14.8lb. + リーダーフロロカーボン3号または2.5号 + ハリスフロロカーボン1.5号
メモ実釣時間15:32〜20:50(天竺川合流点下流側)、21:05〜22:03(高川合流点下流側)
買ったばかりの渓流トラウト用ミノーを試したら、バレてしまったが一投でセイゴがヒットした。スローフォールで見切らせないという謳い文句通り、止めたときユラユラとシミ―フォールした。細かなトゥイッチもやりやすく、繊細なアプローチができるミノーで、何度かチェイスとバイトがあった。もうひとつ、ダートアクションが得意というミノーも試した。重さがあって飛距離が出るのが好感触だったが、リーダーが太かったためかダートのキレが今一つで引き重りも感じた。うまく使いこなせなくてセイゴと思われる魚を1匹掛けてバラしただけだった。
同じタイミングで買ったバス用ディープダイビングミノーも、アクションを明るいうちに見ておこうと泳がせてみた。細かなウォブンロールアクションが実に艶めかしく、有り体に言って実に釣れそうだった。ボトムノックさせるとヒラヒラと苔を食む小魚そのもの。ラトル音もするのでアピール力も高いと思われた。しかし残念ながら、そのあと別の場所で投げたときも含め、シーバスの気配はなく反応が得られなかった。
エサ釣りでは趣味娯楽社が製造販売する生ミックという練り餌を試してみた。柔らかいのと水に溶けるのとで、チョイ投げで探る釣りではハリ持ちしなかった。むきエビでもこの日はアタリがなかなか出ず、キビレとは違うアタリの出方と引きをしたと思ったらやはりハゼだった。
神崎川では何故か、10月から11月になると、あるタイミングでキビレが不意に居なくなってしまう。この日キビレのアタリがほぼなかったので、その頃合いなのかと思った。以前釣れてきたキビレの口の中を見ると、まだ生きているバチが出てきたことがあったが、ベイトとしてバチがメインのため、バチが出なくなるとともに移動するのかもしれない。
前回不意の大物に2度もラインブレイクした場所に移動し、新しいディープダイビングミノーを引いたが、シーバスは回ってきていないのか、イナのスレだけだった。しかしむきエビで探ると、一度だけキビレが食ってきた。少ないながらも全く居なくなったわけではなかったのか。その後アタリらしきはあったが、釣果には繋がらず。キビレのシーズン終盤と思わせる釣りだった。
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23

(火)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流
天候晴れ
状況前日にひとしきり雨が降ったため、全くの泥濁りではないが緑がかった薄茶色に濁って透明度がなかった。魚の姿を見ることはできず、セイゴは確認できなかったが、エサ釣りでは頻度は少ないながらも反応が得られた。上はサーマルシャツにフリース、ダウンジャケット、防風ジャケット、下は薄手のタイツに裏フリースパンツと一通りの防寒装備だったが、冷え込みと強風からまだ少し寒いくらいだった
中潮、干潮14:19(105cm)、満潮19:30(171cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果キビレ1匹、ハゼ1匹、フグ1匹、謎の小物1匹バラシ
ルアー・
パターン
エサ(むきエビ)による脈釣り(0.5号中通しオモリまたは3.5gダウンショットシンカー)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Scorpion 2600FF-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間15:11〜17:10(由良橋下流左岸)
前回初めて使って引き重りを感じた、ダートアクションが得意というミノーを、今回はもっと柔らかいロッドに少しだけ細くしたリーダーで引いてみた。やはり引き重りがして、ものの数投で根掛かりしてしまった。根掛かり回収器を駆使したが、浅い場所で少し距離もあることからうまく投入できず、回収はできなかった。
サイズダウンし、スローフォールで見切らせないというミノーを投げて探ったが、緑がかった薄茶色に濁った透明度の低い水ではアピールできていないのか、反応は得られなかった。ある程度の防寒装備はしてきたのにまだ少し寒く、海からの風が強く吹き付けて冬の気配を感じさせた。ルアーでは釣果が得られないと判断してエサ釣りに切り替えた。
むきエビでキビレが釣れ、いつも神崎川でやっている釣り方が通用したことに少しだけ感動した。アタリの頻度は低く、低い透明度のためなのか、魚の数が少なくなっているためかなのか。続いて釣れてきたのはフグで、それからキビレかフグかどちらかと思われる魚をはっきり姿を見る前にバラし、最後はハゼが食ってきてくれた。
ほかの場所にも竿を出し、全体の状況を把握しようかとも思ったが、とりあえず今日のところはこの場所だけでも詳細把握しようと最後まで粘った。少しずつ暗くなり、足場が水没し始め、エサが残り僅かになってからも、最後のエサが落ちたことで納竿となった。
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24

(水)
場所和歌山県由良川……★由良橋下流
天候晴れ
状況前日と比べ濁りは少しだけ落ち着いたが、透明度は高くなかった。キビレとフグから反応があり、夕方にはセイゴとメッキも釣れた。前日より厚手のタイツにして防寒対策したが、それでもまだ寒かった
中潮、満潮9:49(165cm)、干潮15:00(112cm)、満潮20:00(161cm) <和歌山県 由良>
同行者なし
釣果ヒラセイゴ6匹(ほか数匹バラシ)、メッキ1匹、キビレ6匹、フグ約10匹
ルアー・
パターン
エサ(むきエビまたは練り餌『生ミック』)による脈釣り(2.5gダウンショットシンカーまたは2gテキサスシンカー)、小型ミノー(ダイワ シルバークリークミノー・スローフォールカスタム)
使用
タックル
スピニング……ロッド: SHIMANO Scorpion 2600FF-5、リール: SHIMANO 19 Vanquish 2500S、ライン: PE 0.4号9.3lb. + リーダーフロロカーボン2号または1.5号 + ハリスフロロカーボン1号
メモ実釣時間14:13〜17:20(由良橋下流左岸)
午前11時から午後1時までリモート会議があり、それが終わって昼食を済ませてから家を出た。夕暮れまでの短時間なので近場であまり移動せず、しっかり探ることにした。
しっかりと言っても強風と寒さがきつく、早めに切り上げようかと何度も思った。魚が釣れるのかどうかも怪しかったが、むきエビを使うことでキビレとフグが釣れ、コツを掴んでからは連発した。
一度、エラ荒いをする魚が釣れたがバレてしまった。最初釣り場に着いてルアーを投げたときは全く反応がなく早々に諦めたが、エサ釣りで反応があるからこそやり続けられた。セイゴがいることが見えてきたので、しばらくしてからルアー釣りに切り替えた。
連発こそしなかったものの、セイゴからの反応が次々に得られ、1匹だけだがメッキも釣れてきた。粘ることで見えることもあるのだなと思った。
下流から上流、対岸から足元と、セイゴの反応がどの場所でもあるのか、調査するように探った。アタリのある場所、ない場所の傾向はある程度わかったものの、決まったパターンはなくどこでアタリが来てもおかしくないということも言えた。


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