世界遺産
平成8年12月、厳島神社は世界文化遺産に登録された。…これは有名な事実である。
『文化』遺産というくらいだから、登録されたのは厳島神社の社殿だけだと思っていた。
…これは大きな勘違い。
厳島神社の社殿を中心とした建造物(五重塔←左下写真・多宝塔3基等も含まれる)、前面の海・背後の弥山(みぜん)原始林を含む、431.2haもの広大な面積が登録範囲なのだ。この面積は、なんと宮島全島の約14%に値する。
何故、そんなにも広い範囲が世界遺産に登録されているのか?…秘密を解くカギは、宮島の歴史にあるらしい。
厳島神社の創建は、推古天皇即位元年(593年)に行われた、とある。やぁ…しかし、昔すぎてよく分かんないねー。
…そんなわけで、宮島は古くから人の手が入っていたという記録がある反面、弥山は霊峰として立ち入りが厳しく制限され、その木々は神木として斧を入れることが許されなかった。
こうして原始林は手つかずのまま残り、この貴重な大自然と厳島神社などの建造美の調和が世界的に認められて、世界遺産として登録されるに至ったのだ。
これらの写真は、私が撮ったものではない。…当日は、激しい風雨に見舞われていたからね。
一度で良いから、こんな景色をロープウェイで上から眺めてみたいものである。
1.広島襲撃! 2.ちんちん電車 3.Cyez
Yamarai 4.リーガロイヤル
5.広電 6.フェリー
7.藤井屋 8.世界遺産
9.厳島神社
10.おきな堂 11.穴子飯 12.紅葉焼き 13.広島焼き
14.お土産 15.エピローグ EXIT!