Pak43/41のキットについて
Pak43は、インジェクションのキットがずっと無く、このバーリンデンのレジンキットとグンゼの高価な
メタルキットくらいでした。その後、ドラゴンやAFVクラブから発売されましたが、もうちょっと早く
出てくれればなぁと思いつつ、このキットを仕上げました。(しかし、いずれも2010年現在、入手難)
レジンキットをまともに組むのは、実はこれが初めてで、説明書はついているものの、接着場所が良く
分からず、資料写真とにらめっこで、見当を付けてなんとか組み上げました。転輪のゲートを削る際は、
石油系の悪臭が強くて困ったので、道路の縁石でがりがりやってしまいました。このキットは脚が
折り畳んだ状態を再現してあるので、展開状態にさせた点と、転輪ゴムのみぞを修正した以外は、ほぼ
ストレートで製作してあります。金属製砲弾ケースは、ふたと底のディテールを追加しましたが、
今度出たドラゴンの砲弾セットは、ここらへんをちゃんと再現してあるか、気になるところです。
ドラゴンの空挺隊フィギュアは、ユニフォームの細かい考証がよく出来ていますが、顔がいまいちですので、溶きパテとカッターで、ちょっと整形してやったら、意外に良くなりました。ポーズはキットそのままでシーンに合いますので、無理に改造せず、ダルな部分の掘り起こしを中心に作業しました。塗装は、ベースも含めてアクリルガッシュで試してみましたが、つやの消え具合がなかなか良く、フィギュア用として
今後も使っていく予定です。