Marder IIDのキットについて
AlanのMarderは、全体的にダルなモールドで、スケール物としてはB級モデルといえる出来です。そこで、砲や装備品を田宮のMarder IIIからスカウト。足周りは定番のカステンに交換しました。
雪のダイオラマは3つ目になりますが、今回は平原の広さを感じさせるため、余計なものを排除し、シンプルな地面としました。一段高くなった道路は、T34とMarderの轍が重なりあい、戦闘状況を想像させます。
また、歩兵を加える事で、車両単独で存在するのでは無く、援護の歩兵部隊も展開しているという状況を表現しています。気に入っているのは後部の金網で、アベールのちょうど良いエッチングを入手できたのはラッキーでした。その後、再塗装とフィギュアの改造を行い、キヤコンに応募しました。
後で、改造したダイオラマを眺めてみると、まだまだ表現テクニックや全体のバランスが悪いと反省しきりです。地面の表現も、失敗を時間内でリカバーするのに大変で、次回に生かせればと思います。