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ノートルダム、市庁舎
Notre-Dame 
48 51 10.57N,2 21 00.05E
Hotel de Ville 
48 51 23.47N,2 21 07.45E

 アラブ世界研究所からノートルダムまではバスで3ストップ位。子供と来るとこういう定番の所は外せないので、しっかりとコースに入れておきました。ここもすごい人で、無料の教会内に入るのも列を作っています。そうしている中にも飾られているクリスマスツリーを背景に記念写真撮ったりと、のどかな観光地の風景です。

 で、ここのゴシック建築はファザードよりは内陣、バラ窓の壮麗さとネイブの高さが見物でしょう。そのためには明るいうちに来なくてはと、結構焦りました。(暮れるの早いから)また、六分ヴォールトも実にシンプルに空間を締めています。ここに最初に来た30年前にはそのネイブの高さに本当に感動したのですが、今回は人混みとか子連れとか様々あって、心に引っかかることもなく何かスーッと過ぎていってしまいました。そんなものか。まあ今回はフォントネーに圧倒された関係で、他の所はかなり割を食っています。

               
おなじみのファザードは、改めて見るとおとなしい作りで、装飾があまり無いのが分かります。縦に2枚つなげていますが、かなり写真の歪みを修整しています。

内部でやっていたキリスト教のパフォーマンス。ネイブに巨大なスクリーンを垂らし、音と映像のスペクタクル(?)が行われていました。暗い中に浮かんで見える映像はなかなか。言葉がわからなかったけれど、かなりキリスト教の優位性を説いていたような気がしました。

教会内に飾られたキリスト降誕図。結構モダンな作りでびっくりしました。

 

 続いてもう一つ橋を渡り右岸に着くと市庁舎に行き着きます。今回はスケートリンクとカルーセルがあるというので、しっかりと来てみました。冬のヨーロッパならではの風景を見ることが出来ます。まあブリューゲルの絵のように川でスケートという訳にはいきませんが、子供たちはとても元気にぐるぐる回っていました。

 で、なぜかカルーセルが無料でどんどん乗せているのにはびっくり。サーカスの移動小屋や、地域イベントに出てくるカルーセル。我々もロンドン近郊ブルーベル鉄道のイベントやアントワープの広場でお目にかかっていますが、ここの無料というのにはびっくり。一体誰が資金を出しているのでしょうか。そんなことに関係なく、子供にとってはとても楽しい時でした。
暮れて来るに従い、右岸の市庁舎の輝きが増してきました。ここで日韓ワールドカップのフランス戦を上映していたけれど、予選敗退で唖然呆然とする姿が思い出されました。
名物スケートリンク。全く市庁舎の前で堂々とやるなんて、たいしたものです。
カルーセル。子供だまし?ではなく2階建てのかなり本格的なやつでした。暗い冬の空の下。とても輝いて見えました。