これまでのゲストブック・掲示板(〜12月5日まで)

[ 戻る ] [11月10月9月8月7月6月5月4月3月2月1月1999年 ][ Top Pageへ ]


家主 - 00/12/05 17:15:27
ホームページアドレス:http://www.d4.dion.ne.jp/~tanagai/
Tさんの評価は絶大です

Tさんは、人事実務家ではものすごい評価です。 妄信的な信者がいます。 一方で、話は面白いが、現実的にはどうすればいいのか、見えない、 というコメントは労使関係のきちんとした会社の人のものです。 MBAについては、いずれまとめますが、 日本的なソフトスキルを組織適応を十分に確保した上で、 本来の実力を発揮してほしいと思いますね。 折角のスキルを、いやなやつで終わらせてほしくないです。 しかし、MBAに限らず、折角の才気をいやなやつで 疎まれる人が多いことは、この国の実情だということは 強調しておきます。 よいか悪いか・・・批評家的な人を嫌う実情があります。 不当な評価であることが多いのですが・・・

SN - 00/12/05 13:05:01
電子メールアドレス:nagano@nsbp.net
実践と理論!

asktakaさん、こんにちは。 Tさんの件ですが、小生の本でも引用させていただきました。 なぜか? 我々実践家には、なんといっても「実行」あるのみです。 但し、やっていることに普遍性があるかどうか、時に迷う ことがあります。 Tさんのように理論的に展開していただくとさらに実践力が 深まります。 また、Tさん自身も母数は少ないでしょうが、実践的に ご自身が主張する人材のタイプに関して聞き取り調査等 をやっておられるようですね。 先ずもって、Tさんが話しておられるタイプは企業内にお いては極々少数派でしょう。 むしろ21世紀に必要な人材像をよりドラスティックに 展開しておられるように思えます。 また、ご自身も旧企業で随分と問題意識を喚起されてい るからこそ提言できるのだと確信しています。 来週、S社内定者達が数名T社に遊びにきてくれるそうです。 社長のHさんも話をしてくださるとのこと。 このような小さな交流でも、小生は常に実戦を大切にして いきたいと考えています。

asktaka - 00/12/05 11:59:19
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
でどうするの?

家主さん、MBAホルダーの現状はご指摘の面があるかもしれません。 だが、今後は企業も、MBAを取った人もどうすればいいのか、このへ んの建設的な意見がなければ、折角の問題点の指摘も生きてこないので はないでしょうか。何時も言っているように、ではどうすべきなのかポ ジティブな話をお願いしますね。 また、T氏は直接的には面識はないものの、何人かの人からなかなかの 人物だと聞いています。 それから、asktakaの >T氏に対する見解は大分トーンを落としてい たようですが、この程度の方が相応しいと思いました。 というカキコは、せいぜいこの程度で押させておくべきだという意味で いったまでで、asktakaがT氏をどう評価するかの問題とは独立して います。 これから客先に出かけるのですが、その前に一言コメントしました。 この件に関する長文の返事は不要ですので、念のため。

家主 - 00/12/05 11:35:28
ホームページアドレス:http://www.admin-japan.com/content/news/article.asp?DocID={043E84FD-B0A7-11D4-80EF-00010258D182}&Bucket=HomeFeaturedArticles
電子メールアドレス:tanagai@d4.dion.ne.jp
家主自身、戦略批判できた代物ではない。

家主自身、提言する内容は現実には戦略系出身の人事コンサルタントと 差はないです。 しかし、会社が決めた評価の低い者を人間扱いすらしない対応には 抵抗があります。 強者信仰の強いコンピテンシー議論などは抵抗があります。 市場での強者は覇者であり、収益を得ていきますが、 組織内の強者は組織内政治に強い人です。 現実の人事考課の内情は公正であろうとする人事マンにも、もっともらしくない もので、リストラされても仕方ない人が5段階の5(最高評価)だったり します。 一方、生意気、反抗的な人は1か2の場合が少なくないです。 日本では出る杭論がよく出ます。 批判性の高い人は時に出世していますが、大半は上司に嫌われて 3かそれ以下です。 本人はステップアップのつもりだったのでしょうが、海外で学位を取った人は、 リストラ候補で浮上する場合が非常に多いです。 これまでリストラ確認アセスメントをしましたが、 中央大学の法学部から米国有名大学で法学修士を取った人、 米国大学からさらにスペイン留学までした人、MBAホルダー など本来、企業がうまく活用してほしいと感じる人が「問題児」になり、 たらい回しの結果、リストラされています。 MBAの人は、移動を何回かして最終的に人事とか総務に来て その戦闘的な討論姿勢に手を焼いて処遇に困っているという相談が 多いのです。 共通するのは、あまり有名でない米国系大学のMBAでした。 それとバブル世代でした。 MBAを推奨されるページなので、偏見なくあえて紹介しておきます。 個人的にはMBAの方が日本の企業社会に示唆を与え、また活躍 されることを祈っています。 私の妹も20歳台の大半を海外で過ごしましたが、日本ではビジネス経験 ゼロです。妹の知り合いも含め、パターンが似ていて道楽しただけに なった人が結局多いのです。 T氏批判の件、彼のようなタイプは日本企業では嫌われ、当り障りなく 振舞う人が嫌われず好まれ、結果として低くない評価で順調に昇格して いきます。人材アセスメントをテーマにしているのも、本来の能力との 差を示し、適材適所に少しでも寄与したいという思いからです。 人事管理制度に関心を持たないというか、やや冷ややかなのも、 日本の組織における人事考課は少々いじっても結局人物好嫌論だという ことへの諦めもあります。

asktaka - 00/12/05 08:24:35
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
「今日の話題」が遅れ気味

です。今朝昨日との合併号をアップしました。申し訳ないですが、当分 このような状況が続くものと思われますが、時々覗いてみてくださいね。 ◆人間喜劇さん 有難うございます。"Take it easy."という言葉はasktakaも大好きで す。人間喜劇さんのご指摘で、何故かほっとしました。 東京にお戻りだったようですね。つかの間に冬の味覚を堪能されました か?やはり、ヨーロッパ・日本間の往復の方がjet lagがひどいという 話は本当のようですね。お大事に!(といっても病気じゃないですが) ◆Sumikoさん サーバーダウンとは大変ですね。昨晩アクセスしてみましたが、やはり 駄目でした。 プロバイダーの件は、なかなか大変ですね。実はasktakaもオッチョコ チョイなので、他人事とは思えないような気がします。(笑) ◆家主さん 昨日さーっと閲覧しました。T氏に対する見解は大分トーンを落としてい たようですが、この程度の方が相応しいと思いました。

Sumiko - 00/12/04 21:42:46
ホームページアドレス:http://www.ac.wakwak.com/~digitalo/sumiko/
電子メールアドレス:sumichan@za.wakwak.com
サーバーがダウン

昨日は、ノスタルジアご覧下さって、ありがとうございました。 wakwakが 今日 殆ど繋がらなくなりました。 HDDが壊れたそうで、此の先、どうなるか判りません。自分の HP、BBSが見られなくなっています。digitaloはwakwakは 駄目なので、又換えると言うのですが、今度変えたら4度目になる ので、「ボカボカ換えるのは、いい加減 止めて!大体wakwakが安いと 言って、簡単に換えたからいけないのだ〜」と怒っています。たった一年で 3回換わるなんて、異常です。 あの人の一番嫌いな所は、この直ぐ飛びつく、オッチョコチョイな 性格。慎重さが、皆無なんです。これで今まで何度しくじって来た 事か!もうハラが立って腹がたって、、、asktakaさん Help me!!

Ningenkigeki - 00/12/04 17:56:33
ホームページアドレス:http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/9761
Storm in a teacup

.... toiu British hyougen wo Asktakasan ni wa ookuri shimashou. Take it easy. Nihon shucchou kara modori jisaboke ni kurushimu Ningenkigeki deshita

家主 - 00/12/04 11:23:20
ホームページアドレス:http://www.admin-japan.com/content/news/article.asp?DocID={043E84FD-B0A7-11D4-80EF-00010258D182}&Bucket=HomeFeaturedArticles
電子メールアドレス:tanagai@d4.dion.ne.jp
家主への原稿依頼

ソフトバンク系のサイトより、人事実務について投稿依頼がありました。 アップされましたので、よろしくお願いします。

asktaka - 00/12/03 15:54:08
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
12月1日以降の御返事(その2)

御返事の続きです。 ◆3rdworldmanさん >この国自身の、必要と思われる環境変化適応力の不足に関し て、謙虚に省察し、今の段階では、成功しているアメリカに学ぶ べきということではないかと思います。 まさにご指摘のとおりで、asktakaが言いたかったのはこの点です。 何回かこの欄や「話題」などでも述べていますが、80年代の米国の 日本研究は、米国に何が不足しているかを日本企業とMITI等の政策を 研究することで明らかにしたものだと思います。これは、戦前から 戦中のルース・ベネディクトによる「菊と刀」などの日本研究にも 通じるものがありますね。そして、今回の場合は、日本研究から米国 企業再生のためのコンセプトを生み出した点が特筆されます。これと IT革命が相俟って、米国の10年景気をもたらしたものといえましょ う。 実は、多くの一流企業はすでに米国企業から“学んで”います。しか し、“学んだ”のみならず、ここから新たな経営システム、経営コンセ プトを創造し、それを迅速に実践していく、このへんはまだ十分に 学んでいないところです。もちろん、日本企業の企業文化にかかわる ことですから、すんなりとはいかないことは承知しているつもりです。 でも、一部の企業はちゃんと上記の点を実行していますからね。この 何年かの日本企業の変身が楽しみですね。 ◆風間れいさん >私も物事はポジティブ指向で考える傾向があります。『A国はこう で、B国はこう』と決めつけるよりは『人それぞれ違うから、その中 から一番良い方法を探そうよ』 そうですよね。"Positive Thinking"、こうじゃなくちゃ生きていけな い!asktakaは、コンサルタントになりたての頃、当時のトップから この言葉を叩き込まれました。コンサルティングの場合、negativeから 入ることは戦略的自由度を縛ることになりますからね。 クライアントとプロジェクトを組んで、経理や人事からメンバーを入れ た場合、よくネガティブから入る人がいます。例えば、予算がないから 無理だとか、現状の報酬制度では無理だとか、こういう話になるので す。特に、あるべき姿を描く時には、一度制約条件は取っ払って、 つまり、ネガティブな条件は考えないで、学ぶべきものを学んで白い カンバスに絵を描くべきだと思います。 ◆SNさん やはり、歳をとったのかなぁ。30代の頃は、クライアントの前でも 随分乱暴なことも言ったりしましたが、最近は余波を考えるように なりました。昔は、トップの前で大分はっきりものを言って、面白が って可愛がられた時期もありましたが、それだけじゃね、といつの日 か考えるようになりました。 ◆Alexandraさん >小沢征爾さんとキーシンのラフマニノフ ラフマニノフは日本人は好きな人が多いのではないでしょうか。 中村紘子さんなどもよく演奏しますね。asktakaはどちらかというと、 ヴィオリンの方が好きで、ベートーベンのヴィオリン・コンチェルト を聴くと、今でもわくわくします。特に、第三楽章の調べが大好きです。 >「80年代、米国の景気が回復せず、諸外国から米国から学ぶところは 無い、と批判されました。」 今まさに日本がこの時期なんですね。当時は米国が盛んに日本研究を やっていたわけですが、果たして日本は再び学習の対象になる日が くるのでしょうかね。asktakaは、希望は捨てていないし、それを望む 日本企業に少しでも寄与できないかと思っています。 これからも懲りずに、シカゴ発、米国発の旬な情報をお願いしますね。 ◆ファイト! さん やっと溜まった御返事の最後になりました。 >最近は子供の写真を使うことが多いのですが、 年賀状はお子様だけですか?ワイフは、友人達の子供だけの写真を見 て、ご本人達の写真も拝見したいといっていますよ。次はご夫妻と お子様の四人で仲良く映っている写真はいかが? >皆さんにとってのこの1年はどんなものだったのでしょうかね。 一つは、この個人のHPが予想以上にブレークしたのが印象的です。これ もファイト!さんをはじめ、皆さんのおかげと感謝しています。 仕事では、具体的なネットにからんだプロジェクトが動き出したこと ですね。これも既存ビジネスのネット対応ということで、今後の大きな うねりを実感します。 あとは、吉田茂元首相の子息で吉田健一さんという文筆家がいましたが、 同氏が「世紀末のヨーロッパ」という本を書いています。神保町のラン チョンというビアホールでよくお会いしたこともあり、30年程前に 読んだのですが、実はこれにあやかってというわけではないですが、 「世紀末の日本」というテーマで執筆企画を考えていました。でも、 この企画はasktakaの頭の中だけで終わっています。この点がやや残念 ですね。もう「新世紀の日本」ということになりますね。

asktaka - 00/12/03 14:00:52
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
FYI:インターネットの普及率

11月の上旬に首都圏に本社がある某クライアントの顧客を対象にアン ケートを実施しました。その中で、インターネットの世帯の利用状況を 聞いています。ご参考までに、その結果を簡単にお知らせします。 1.インターネットを利用している世帯:45% 2.利用者:  夫   40%強  (複数回答) 子供  40%弱         妻   30%         祖父母  0% 3.回答者について:   首都圏のある地域の特性と顧客特性ゆえか世帯主の年齢は   30代と50代が多い。そして大半が、いわゆる勤め人。 この結果を皆さんはどう思われますか?上記の結果は都市圏でのネット 普及についてのasktakaの実感とほぼ一致します。今年に入ってから、 何とワイフのメール友達が増加したことか(←学生時代の友人や幼馴染 がネットをはじめた)。そして、彼女達がネットで今何をやっている かといえば、メールとプレゼント応募、ネットショッピング・サイト への訪問などです。ネット企業側が、もう少し工夫すればB2Cも確実に 成長カーブが起きてくると思います。いかん、いかん、ついビジネス の話になってしまいますね。(苦笑)   

asktaka - 00/12/03 13:22:53
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
12月1日以降の御返事(その1)

今回の一件で、当BBSやメールにて暖かい励ましやご声援をいただきま した。厚く御礼申し上げます。それにしても、御返事は貯めてはいけな いことは、メールと同様だと承知しているはずですが・・・。 ◆digitaloさん >インターネットの効果を認識していない企業は、今何割くらい存在し ているか? 結論はほとんどの企業が何らかの形で認識していると思います。ただ、 認識していても実行のレベルには差があります。つまり、 1.認識してすでにイントラネット、エクストラネットを活用 2.認識してネットの活用を検討中・準備中 3.考えてはいるが、社内の情報リテラシーの問題で未着手 この3段階があると思います。 そして少数のあまり関心がない層が存在するかもしれません。しかし、 asktakaのお付き合いの範囲では、こうした企業は皆無です。企業と いうよりも、私の知り合いプロ集団、つまり、弁護士事務所、会計士・ 税理士事務所、設計事務所なども、トップがパソコン好きなところは 早い時期から、そうでない事務所では昨年あたりから本腰を入れてきた と思います。 ただ、ネットの効果にも、 1.事務効率向上・文書作成効率向上効果(人員削減、人件費削減には   あまり寄与しない、便利になったという効果) 2.コスト削減効果(業務のやり方自体を変革して、人も時間も削減   して、実質的に支出を削減) 3.売上拡大効果(B2BやB2Cなどで実際に売上に寄与) の3通りがあると思います。このうち現状では一部を除いて1の段階 のところが多く、これから2へどう移行させるかというところだと思い ます。3の売上寄与に関しては、消費者向けのEコマースの立ち上がり は遅れ気味ですが、B2Bに関しては水面下で進展しています。 つまり、SCM(サプライチェーン・マネジメント)の一環などで、部品 や資材の調達がネットで行われるようになりつつあります。この場合、 世界のトップ企業はジャンル毎にサプライヤーを絞っており、残った 企業はB2Bでの売上は以前よりも拡大する結果となります。 こうした大きなB2Bの話でなくても、事務用品をネットで販売するビジ ネスサプライなどは好調ですし、電話やファックスに変わって企業側の ネット利用は進んでいます。 では、建築家の方々はどうネットを活用するのか。asktakaは先ず、 上記の1からはじめてはどうかと思います。例えば、思いつくままに、 1.お客さんに自分の作品をWeb上に見せてプレゼンする 2.打ち合わせ段階でパソコン上で設計イメージを確定する 3.設計、積算工程をデータベース化してイントラネットで利用 4.客先への分厚い設計図面の提出をデジタル化  (圧縮ファイル化しなければ送信できないでしょうが) 等々です。ただ、このへんは相手のインターネットの活用レベルに依存 するので、大企業相手の事務所は問題ないでしょうが、それ以外の個人 や地方の会社を顧客としている事務所は効果が限定的になると思います。 ◆BAGIさん お久しぶりです。 >Rockefeller Centerのツリー点灯を見てきました。 臨場感の溢れるカキコを有難うございました。asktakaも点灯式は観た ことはないですね。このシーズンのNYへ行けば、必ず観に行きますが。 >「お金儲けやビジネスでの成功もいいけど、人生という道でちゃんと 正しい方向を向いてますか?」 このへんがバランス感覚なんでしょうが、ネットバブルがはじけて、 平常心に戻りつつあるということなんでしょうね。もっとも、asktaka も30代の超多忙だった頃は、家族を大事にする時間の余裕がありません でした。30半ばでシングル・アゲインになって、更に仕事に明け暮れて いた気がします。今思えば、失ったものものと得たものの差し引きは EVENかもしれないと思います。とはいえ、20代から30代は何かに 徹底的に打ち込み、専門性やスキルを身に付ける時期だと思います。 若い頃にしこたま儲けて、老成するのはもったいない気がしますけどね。 でもフランスあたりだと40代後半から50代前半で悠悠自適 という人も多いので、まぁこれも人生なのでしょう。 >そこで、このようなことが学べるテキストに心当たりがあれば 推薦していただけませんか? 下記の本が一般的だと思います。asktakaが実際に読んだのは、昔々 MITの生協で購入した本(昨日から探していますが見つからない)と 下記の1です。 1.Manya De Leeuw and Eric De Leeuw, "Read Better, Read Faster : A New Approach to Efficient Reading"(Penguin) 2.Bernard Seal, "Academic Encounters : Reading, Study Skills, and Writing (Academic Encounters)", (Cambridge University Press) この他に、日本の出版社か海外かは忘れましたが、パラグラフの冒頭だ けを読む方法とか、1行につき2、3箇所しか目線を落とさないで、 左右の文字を識別する方法(これより一字ずつ目線を落とすよりも物理 的に早く読める。これは訓練次第で有効だと思います)など解説したも のがありましたが、もう処分して手元にありません。この二つは、 asktakaが英文の雑誌や新聞(現在は海外のWebなども)を読む際に もう20数年前から実際に行っています。ただ、専門書はもう少しじっ くり読みますが。 ◆家主さん >インターネットは思うほど普及しないし、ビジネスにつながらない。 こうしたご意見は、上記のdigitaloさんの御返事のうち、現在のB2C を捉えての発言だと思います。消費者向けはもう少し時間がかかるでし ょうが、B2Bは調達の観点からみると、上述したように進んでいます。 ネットの影響を過大に評価する必要はないですが、あまり過小に評価 すると、流れを見失う危険があると思います。 ◆DokusouBossさん ネットに対するご意見はほぼ同感です。 >私は「光」を見る時、「影」を意識するように心掛けています。 まさにそうありたいと思いますね。 歴史論争の返信は割愛します。

ファイト! - 00/12/03 12:14:52
電子メールアドレス:uscpa@clubaa.com
雑感その108

子供がいない今朝は、久々にのんびりできました。But!嫁さんと の布団争奪戦争に敗北したファイト!はちょっと風邪気味です。 (寝ている間に布団・毛布を取られていた、、、、、涙) 今年もあと残すところわずかとなりました。我が家では、例年にない 早さで年賀状の準備をしています。 昨日出来上がった写真付年賀状。毎年のこととはいえ、これを見る度 に1年が経つのが加速していく感覚を感じます。最近は子供の写真を 使うことが多いのですが、写っている子供の赤ん坊1人から2人へ。そ して今では二人でピースサインしているんですから時の経つのもビジ ュアルに理解できます。 今年の年賀状を作る際のエピソード。 ファ:今年も年賀状を用意しないといけないな。ちょっと公園に行っ    て子供の写真を撮ってくるよ。 嫁 :は〜い。私は後で追いかけるわ。 (ファイト!は嫁さんが来るまでに子供2人の写真を撮る。フィルム は全部使い切った。) 嫁 :(なぜかよそ行きの服を着てばっちり化粧までしてる、、、)    遅くなりましたぁ〜♪ところで、どこで撮るの? ファ:????もう全部撮ったよ!? 嫁 :えっ???私達も写るんじゃないの? ファ:あほかっ!俺達の顔を皆に披露してもしょうがないだろうが。    今年は子供2人で十分。最近の技術は凄いから、顔の皺まで    写るぞ!正月早々、俺達の顔を見てもらってもしょうがないだ    ろ。それにもうフィルムはもうない。 嫁 :残念。せっかくお化粧してきたのに、、、、。 こんなこともありましたが、ようやく昨日頼んでおいた年賀状が出来 あがってきました。やはり子供の笑顔は写真にはもってこいですね。 嫁さんも出来上がりを見て満足そうです。 この年賀状。海外の友人へも送ります。クリスマスカードになれてい る海外の人にとっては意外と日本の年賀状は喜ばれます。写真付きな どとなるともう感激のようです。日本語の挨拶文が読めなくてもそこ は「Oh!Wonderful!」でおしまいです。 こちらとしては、わざわざ挨拶文を英語で書かなくても写真付きなら スペースも限られているのでちょこっとHelloぐらい書いて済むので 楽ですし、、、(笑)。 さて、今年もいろいろありました。まあ、とりあえずいい年だったと 思います。年初にこのサイトに出会ったことがきっかけとなって行っ た夢の実現へ向けての行動をおこしたこと、子供の成長、嫁さんの成 長(?)、仕事場での変化等々。いろいろなニュースもありましたし ね。 皆さんにとってのこの1年はどんなものだったのでしょうかね。

Alexandra - 00/12/03 07:37:29
様々な投稿に学びました…

今日は晴れているのですがドライな寒さで(これが最も寒い!)、 ミシガン湖に夕日が反映して沖の方がピンクがかっています。寒い 週末の午後はお気に入りの音楽をかけて、クリスマスカードを書く事に しています。小沢征爾さんとキーシンのラフマニノフでご機嫌です。 沢山の投稿を興味深く読みました。日本の近代史から、価値観、エチケット など考えさせられました。アメリカという国は、このサイトでも良く登場 しますし、私も米国のシカゴというビジネス中心の土地に暮し、一企業で 働いている実感を時々書かせて頂いていますが、いつか東欧やアジア諸国からの 投稿もあれば、国際色豊かなゲストブックになるんでしょうね。「学ぶ」と いうことで思い出しましたが、クリントンが東京と大阪で2、3年前に 地元の一般聴衆と質疑応答しました。その中で、「80年代、米国の景気が 回復せず、諸外国から米国から学ぶところは無い、と批判されました。」 と言った箇所があります。「あらー、知っていたのね。この人も伊達に 大統領をしているワケじゃないのね。」と感じました。いつか同じ批判を される日が来るかもしれませんが、これは資本主義の宿命だと思うのです。 >私もこのようなイメージを持っていましたが、役職インフレは給料を あげないで、肩書きで報いる手法だったりして。 ウチの会社だとありえますねー。銀行とIT・ハイテクはVPだらけですが、 そうそうオイシイ話は聞きません。 >和尚さん お返事ありがとうございます。西海岸ですか…あそこも独特ですよね。 南カリフォルニア、SF、シアトル、みな顔が違いますね。ビジネスに焦点を 当てると、シアトル辺りが静かながら、いつもポテンシャルがありそうな 気がします。スターバックスなんて、その成功例ですよね。個人的にも 好きな街です。 >私は、死ぬときには「あぁ、オモロかった」って言って死にたいといつも思っています。 納得です!「どの様に死にたいかを考えれば、どのように生きたいかおのずと 分かる」と言った人がいました。迷いが出ると、この言葉を思い出すように しています。私は海が見える自宅で平和に…と考えるので、海が見える場所に 家を買うため、がんばらにゃ〜なりません!

asktaka - 00/12/02 20:23:45
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
11月28日〜30日分の御返事

昨晩の宴会でヒレ酒を少々飲みすぎたせいか、今日は一日自宅で休んで います。そういえば、土曜日に仕事で出かけなかったのは4週間ぶりで した。それにしても、今週はハードな一週間でしたが、どうも当分は こんな調子かな。皆さんには、「話題」などのアップの遅れでご迷惑を かけるかもしれませんが、許してくださいね。 ◆芳香太さん >滋賀県は、近江商人発祥地です。 そうですよね。それと滋賀県は竹生島があることで有名です。(謎) 樋口さんは近江出身と知りませんでした。それと西武の堤さんも確か 近江だと思いますが、最近はあまりお話を聴くということにはなりま せんね。 >だから、僕は経済を学び、儲けることに、生きがいを求めるのです。 明快ですね。やはり、何と言おうとも資本主義社会ではビジネスを 否定するわけにはいきませんね。お金は少なすぎても不幸ですが、あり すぎても不幸です(と傍から見ていて思うのです)。儲けすぎにはご注 意くださいね。(笑) ◆家主さん 社会問題と分配問題は関連していると思います。ただ、犯罪となると、 70年代から80年代に比べて改善されているように実感しています が、データはどうなんでしょうね。 それから福祉国家に関する経済政策的な解明については、厚生経済学 をベースにした一派、すなわち気賀先生や加藤寛、丸尾両教授などが 70年代頃まで熱心にやっていました。その後は丸尾さんを除いて あまり福祉国家に深入りしないで、公共経済学という世界に入ったよう です。現実が上手く機能していないようでは、いくら理論武装しても 意味がないですからね。やはり、市場機能と個人の意欲が経済のダイナ ミズムには不可欠でしょうね。 ◆LSHTMさん >10年ほど前に私が某証券会社に新人として入社した時に,新入社員 研修で見たものかもしれません. 証券会社ご出身ですか。やはり、何人かは、こうしたビデオに違和感を 感じたのでしょうね。このようなビデオに対する反応で適性を見分ける なんて、ツールはないのでしょうかね。 ◆DokusouBossさん >アメリカでは小学校の授業?で仮想の株式売買をやっているそうです やはり、米国の教育は実践的ですね。以前「話題」でも取り上げました が、米国では初等教育、数学教育の改革が進みましたね。もっとも、 米国は大学院やMBAレベルの高等教育は、ダントツのトップです。これ も単純にいうとお金の力ですよね。ノーベル賞級の学者を世界中から 高額な報酬である集めていますからね。それと、例えば、MBAで教える 先生にしても、企業のエグゼクティブやコンサル出身者がいたり、学者 一筋でも毎週1日は企業のコンサルをやっていたり、企業の現場を知っ ています。この点が日本の大学とは大違いで、日本の経営学者の多くは この点はまだまだですね。 問題なのは、大学の教師をやっている友人達が一様に学生の質の低下を 嘆いている点です。東大、慶應義塾などの学生も一部の出来る連中は あまり変わらないようですが、平均的な学生とそれ以下の学力は10年 前の7割程度だと見る向きもあるそうです。どうなることやら。 ◆SNさん >トップマネジメント&経営システムかなぁ。。。。 やはり、国も企業も総力をあげて徹底して研究する姿勢を学ぶべきだと 思います。そして、それを米国人が理解しやすいコンセプトに仕上げる 能力でしょうね。これには有力ビジネススクールの存在が寄与していま す。各論になると、ご指摘の点を学ぶべきだと思いますが、取捨選択 すべきでしょうね。 >ビジネスとは、所詮「ビジネス」なのですね。 そうですよね。asktakaも内部のマネジメントよりも、新しい分野への 進出などの方がコンサルティングをやっていても血が騒ぎますね、 ◆和尚さん >もう、行けるもんなら今すぐに!という感じです。 最近痛感するのですが、新しい分野などはやってみなければ分からない ですからね。実際にビジネスをゴーさせて動かしながら考えるぐらい がちょうどいいと思いますね。 >私は、死ぬときには「あぁ、オモロかった」って言って死にたいと いつも思っています。 同感!それと、やり残したことがないようにしたいと思いますが。これ は難しいかな。 ◆Alexandraさん 確かに、南北問題はあるようですね。以前、90年前後にしばらくアト ランタのりッツ・カールトンに滞在したことがあります。その際、街 には結構黒人がいるのですが、ホテル内のレストランやバーの従業員で さえ黒人をみかけないのです。さすが南部だなぁ、と思ったですね。 そうそう、文藝春秋のエッセイで誰かが書いていましたが、米国の WASPというかエスタブリッシュメントばかりが集まるハワイ島のホテル があるそうです。彼女は子供を連れてそのホテルに滞在したそうですが、 何か違和感を感じたそうで、その原因は従業員も含めて白人ばかり の閉じた世界だったからだそうです。 >つい5年程前は、VPというと管理職というイメージでしたが、 私もこのようなイメージを持っていましたが、役職インフレは給料を あげないで、肩書きで報いる手法だったりして。

SN - 00/12/02 19:27:43
電子メールアドレス:nagano@nsbp.net
やさしさ&思いやり!

asktakaさんの優しさと思いやりを拝見! 人間の深み感じました。 小生も学ばねば。。。。 >3rdworldmanさん 小生もこのような論理的文章を書いてみたいなぁ。(羨) しかもわかりやすいですね。 てなとこで、失礼です。

asktaka - 00/12/02 15:46:14
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
緊急発言

これから29日から滞っていた御返事を書こうと思っていたところ、 DokusouBossさんの下記の投稿がありましたので、先にこの点から カキコしたいと思います。もう少し早く、asktakaが投稿していれば と思うと残念でなりません。 ◆DokusouBossさん 最初に申し上げたい点は、貴兄が「お詫び」をして、 一週間「謹慎」する必要はないということです。これは、常連の 方々は経過をご存知でしょうが、asktakaは家主さんの投稿姿勢に問題 があると思っています。今回の件は、DokusouBossさんが言葉は悪いで すが“挑発”に乗ってしまったということだと理解しています。この点 に関しては、顔の見えないネット社会では、“無視”が最善の策である という点につながります。 もともと家主さんの発言は、インターネットに関しても企業の実態を 踏まえていない“個人的な見解”だと思います。また、米国資本主義に 対する見解も、アメリカが嫌いだということを述べている気がします。 つまり、こうした好き嫌いの議論や現実に立脚していない議論に真正面 から対峙しても、結局は平行線になるのが落ちです。 この点はasktakaの10年のネット経験から肌で学んだ点であり、家主さ んの論調と連続投稿に危険性を感じた人は少なくありません。それゆ え、asktakaは家主さんに再三この欄やメールでお願いしたのです。 所詮顔の見えないネット上のコミュニティにおいて、あえていえば、 意識的でないにせよ挑発するタイプの人がいます。そして、その挑発に 乗るタイプの人もいます。これが行き過ぎると、罵詈雑言、中傷の山 になるのです。 実は、asktakaは、最近のDokusouBossさんの発言をある共感をもって みていました。それは、抽象論ではなく企業の現場で経験されたご苦労 に裏づけされた発言だからです。asktakaを含め、本BBSのお客さんも、 DokusouBossさんの今後のカキコの展開を楽しみにしていたことは 間違いありません。一週間「謹慎」といわず、時間があれば是非投稿 していただきたく、お願い申し上げます。 ◆家主さん 再三お願いしているように、このBBSは、前向きにマネジメントやビジ ネスを考える場なのです。事実に基づく議論や実践的な問題、仕事上の 悩み、あるいは寛いだ趣味の話をするサロンであればよいと考えている のです。従って、思想や特定の宗教、好き嫌いの話は、ご遠慮願いたい と思っているのです。 確かに、下の「雇用問題」などは前向きな問題提起ともとれますが、 今回の件は家主さんの挑発的な発言に問題があったと思います。 asktakaはこの点を当初より予想していたゆえに、幾度もお願いした わけです。 asktakaはDokusouBossさんの申し出を受け入れることはできませんが、 家主さんは一週間の謹慎といわず、どのように対処していただけま すか。ここはasktakaの泣いてばしょく(←変換できない)を切る心境 をご理解ください。

DokusouBoss - 00/12/02 14:49:55
ホームページアドレス:http://www.geocities.co.jp/WallStreet/8903
電子メールアドレス:businesscoach@geocities.co.jp
皆さんにお詫び!

DokusouBossです。こんにちわ。 ここのところ差し出がましいカキコでファンの皆さん、とりわけ 家主さん、主催者のasktaka様に不愉快な思いをさせてしまいま した事、この場をお借りして心からお詫び申し上げます。 文字でのやりとりと言うのは誤解を生じやすいものである事を つくづく感じました。家主さんのHpにもお尋ねしお詫びを申し 上げたところです。 自戒を込めて一週間「謹慎」します。良い勉強になりました。

風間 れい - 00/12/02 10:19:48
ホームページアドレス:http://www.geocities.co.jp/EpicureanTable/3282/index.html
電子メールアドレス:satoko.funazaki@worldnet.att.net
ご苦労様です(汗)

BAGIさん> ロックフェラーのツリー点灯式、御苦労さまです。 私の時は雨までは振りませんでしたが、紀ノ国屋書店の前で ガタガタ震えながら待ったあの日を、テレビでその瞬間を 見た時に思い出しました。どうぞお風邪など召しません様に。 asktakaさん> もう忘年会シーズンの様ですね。どうぞ体を壊されない程度に 最後の20世紀をお楽しみ下さい。話は変わって、私も物事は ポジティブ指向で考える傾向があります。『A国はこうで、B国はこう』と 決めつけるよりは『人それぞれ違うから、その中から一番良い方法を探そうよ』 という事を、外国人が半数を占める大学の教室で学びました。 世の中には色々な人がいますものね。

家主 - 00/12/02 08:53:26
ホームページアドレス:http://bbs3.otd.co.jp/303765/bbs_plain
電子メールアドレス:tanagai@d4.dion.ne.jp
キーワードが誤解を生むので別のページで反論します

誤解を生むキーワードがこのページにはにつかわしくないので、 反論は別でやります。 DokusouBossさんの家主評は誤解を生むもので、全然真意と異なります。 歴史観は特に逆です。 歴史観というと、難しく感じますが、どんどんアイデアで便利になり、 人間もそれによって幸せになる、 技術だけではなく、社会も経済も何もかも、 だから新しいものをどんどん採り入れよう・・・ という発想は、時々疑問なのです。 学生時代、普及論をやりましたが、新製品や新しいアイデアの採用過程 についての研究で、マーケティングでもよく使われているスキームです。 新しさ、斬新さにのみ重きを置くスタンスに疑問を持つのです。 企業の変革も、普及論でいくと、革新的になるのでしょうが、 革新と変革は違う気がします。

家主 - 00/12/02 08:03:12
ホームページアドレス:http://club.pep.ne.jp/%7Ey.hosoya/hosoya.htm
電子メールアドレス:tanagai@d4.dion.ne.jp
雇用問題について

Asktakaさんのスタンスは大事にしたいです。 90年代の米国は雇用者受難の時代だったので、 思うところがあります。 人事コンサルタントをしていると、昔のような労使の緊張関係は 皆無で、従業員は「まな板の鯉」です。 ビジネスの成功、高収益化を提言しますが、 従業員のモラールとか生活ビジョンもあります。 某野党の解雇規制法案、派遣労働保護法などは一応論点設定として 尊重する気になります。 90年代の米国が行なった企業革新が手放しにモデルになるかは、 疑問視してほしいですね。 しかし、これは学ばないということではないです。 リエンジニアリングで劇的にコストダウンすることがほとんど日本の 場合、人件費だったりすることはリバウンドがあります。 大阪ではそごうが閉鎖で大騒ぎです。関西系流通は他にも長崎屋が破綻し、 まだ先行きが懸念される先があります。 そういう意味で土壇場の危機を乗り切った日産は凄いと思います。 雇用問題という視点が全てではないですが、あまりに軽視される傾向は 懸念材料です。一方で大手は労組が強すぎます。

3rdworldman - 00/12/02 02:46:31
ホームページアドレス:http://www.3rdworldman.com
電子メールアドレス:tozawa@t3.rim.or.jp
社会の盛衰と環境変化適応力

アメリカに学ぶという論点は、アメリカ対日本という図式や、模 倣文化批判などの図式の中で議論されるべきではなく、このとこ ろのこの国自身の、必要と思われる環境変化適応力の不足に関し て、謙虚に省察し、今の段階では、成功しているアメリカに学ぶ べきということではないかと思います。 常にいつでもアメリカが正しいとか、良いということではなく、 むしろいま自分たち自身に不足している点により着目して、良い 事例に学ぶ、という姿勢がきわめて大切です。アメリカを良く知 っていないと学べないとか、アメリカにも着目すべき問題が存在 するというのは、生産性のない議論になってしまいます。 ある環境が長く続くと、それに過度に適応してしまって急激な環 境の変化に適応できなくなります。逆に、環境変化に対する適応 力は、どんどん新しいスキーマを繰り出して試みながら素早く適 応の方向を学習し続けていくというところからしか生まれてきま せん。長い成功の定着が環境変化適応力を奪うのは、この故です。 日本の政治と経済社会は、少なくともプラザ合意頃までは強弱の 波はあっても同じような傾向の環境に長く置かれ、その間に世界 的に見ても相当の成功を収めてきたと、少なくとも自覚されてい ました。しかし、現在の環境不適応は、それまでの成功体験やそ れによる肥大化・硬直化が原因になっていると考えられます。 アメリカは、大きく言えばベトナム戦争とその後遺症から、その 国家的プライドに比較してかなりつらく長い低迷の期間を経験し てきました。そして、ITという重要な技術革新を、再生の糸口 なり経営基盤技術として捉えて、非常に多くの新しいスキーマに 次々と挑戦しながら、環境変化に適応してきたと言えます。ある いは、現在の大きな環境の変化を創りだしてきたとも言えます。 バブル崩壊からすでに長い低迷を続けているわれわれは、そうし た意味で、「今」アメリカに学ぶべき点が多いのではないかと、 謙虚に思います。 今日は職場で若い人たちに複雑適応系の話をしていたので、こん な論点に傾けてみましたが、いかがでしょうか?

asktaka - 00/12/02 01:03:11
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
プラトンもマルクスも論外

asktakaはこのどちらも興味がありません。哲学者でもないし、経済史 の専門家でもないasktakaは、例えマルクスを森嶋経済学で近経的視点 から研究したことがあったとしても、それが現代社会を見る上で実の ある結果をを生むとは思っていません。まして、哲学者の話は、仰せの とおりというだけで、何ら建設的な話にはなりません。かっての、岩波の 「世界」や「哲学」などで行われた議論を本欄で繰り返すことは、現在 のasktakaには不毛な議論でしかありません。本ホームページのスタン スは、基本的には企業の持つ問題の解決策やビジネスに関わる諸問題に あるわけで、今更マルクスの話は過去の亡霊を見る思いです。 それと、“米国にあるノー天気な進歩史観”とは何を意味するのか。 もし“進歩史観”なるものがあったとしても、それはマルクス的な史観 というよりも、アングロサクソンの底流にあるダーウインの進化論の 流れを汲むものではないのか。それ以前に、こんな議論をするよりも、 ネガティブから入らないでもっとポジティブに学ぶべきことがないの か。米国社会の病巣を議論するするよりも、米国から何を学ぶべきかを 議論してほしい。 それから、細谷某氏のHPを下敷きにした議論の強要は迷惑ですね。せめ て、「ご参考までに、参照してください」でしょう。 いい気分で帰宅したらBBSがあらぬ方向に向かっていたので、酔い覚め の中で一筆啓上した次第です。 明日目覚めてから、たまっている御返事を書きたいと思います。 では、お休みなさい。

家主 - 00/12/01 19:06:39
ホームページアドレス:http://club.pep.ne.jp/%7Ey.hosoya/hosoya.htm
電子メールアドレス:tanagai@d4.dion.ne.jp
問題はマルクス主義ではないです。

あまり連続投稿したくないですが、簡潔に。 マルクス主義の問題は避けましょう。 むしろヘーゲル的歴史観が問題です。 それと、細谷先生のページを踏まえて下さい。 家主は、心情左派ではないですし、むしろ反共です。 全共闘彷彿などという評価は心外ですね。 全く共感できませんが、真面目さは買います。 あの真摯さはある意味で昔の日本人気質ですが、愚直です。 ベルリンの壁うんぬんはやめましょう。 資本主義を前提に、米国モデルが幸福になるかを問題にしています。 その強さを認めつつ、好まれていない現実を問題にしたいのです。

DokusouBoss - 00/12/01 18:51:05
ホームページアドレス:http://www.geocities.co.jp/WallStreet/8903
電子メールアドレス:businesscoach@geocities.co.jp
歴史とは?

DokusouBossです。 家主さんの「歴史観」は現代の病理を捉え、21世紀以降の人類を、 特に日本を慮られての事と思います。60年〜70年代の全共闘時代を 彷彿とさせます。(当時私はノンポリの最先端でしたが) 今の日本を憂える人(その右代表、家主さんには失礼!ですが率直に 且つ、大胆に申し上げると)に「エネルギー」を感じないのです。 プラトンは知りませんでしたが、マルクスは資本主義の究極形が金融 資本主義である事を記していると記憶しています。ただし、マルクス の名誉の為に言いますと彼の唯物史観は観念論を排し、科学的、論理 的に展開する為の方法論であった事。又、(ゼミが経済学史でした) 彼が共産主義思想を体系付けた動機が奴隷と化した炭坑労働者の当時 の悲惨な労働環境にあった事はあまり知られていません。 そのような人間愛に溢れた崇高な科学的社会主義(共産主義)もベル リンの壁が崩壊した途端に崩壊してしまいました。何故なのでしょう? そう考えると人間は欲望を持つが故に不完全な動物であると言えます。 その不完全な人間が40億も50億人も集まって日々の生活に勤しんでい る訳ですし、歴史とはその積み重ねではないか、と思います。 各国、各民族の歴史観を語るなら、それぞれの民族史、科学的、合理 的な思想史の説明が必要ではないでしょうか? 歴史とは過去を科学的に検証する事、と私は思うのですが・・・ asktakaさん、HELP!

asktaka - 00/12/01 18:01:15
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
「今月の提言」をアップ

どうも申し訳ありません。「話題」も昨晩日付が変わるぎりぎりにアッ プして、「今月の提言」は先ほど帰社してやっとアップしました。 これから宴会なので、「今日の話題」は合併号として明日になりそうで す。何回もチェックしていただいた方は相済みませんが、とりあえず 「今月の提言」をご覧いただければ幸いです。 ということで、皆さんへの御返事は29日から滞っていますが、今晩か ら明日にかけてカキコしたいと思います。もう少しお待ちくださいね。

家主 - 00/12/01 17:42:15
ホームページアドレス:http://club.pep.ne.jp/%7Ey.hosoya/hosoya.htm
電子メールアドレス:tanagai@d4.dion.ne.jp
歴史観についても鋭い指摘

細谷さんのページに歴史観もあります。 日本の歴史教育もどうかしていますが、 米国の歴史観、世界観もどうかしていると思うことがあります。 日本の中学・高校の歴史の教科書の多くは、 ヘーゲル的な進歩史観、そしてときにはマルクス・レーニン的な資本主義批判、 帝国主義批判、としての歴史観がでてきます。 日本の歴史学は、知らず知らずのうちに、 このようなヘーゲル・マルクス的な、観念論的な進歩史観に 「毒されている」わけです。 米国にあるノー天気な進歩史観には抵抗があります。 これは家主の偏見だろうか?

家主 - 00/12/01 17:26:42
ホームページアドレス:http://club.pep.ne.jp/%7Ey.hosoya/hosoya.htm
電子メールアドレス:tanagai@d4.dion.ne.jp
米国への疑問の本質を示唆するページがあった!

立教大学を経て慶応大学大学院出身の北大専任講師細谷先生のページ にプラトンの説明があります。 プラトンは、民主主義になると、人々は自由に溢れ、 何をして良いか分からなくなり、金儲けばかりするようになり、 自分勝手で、政治に無関心になり、社会が不安定になるという。 それは、やはり現代社会の最大の問題の一つなわけです。 それなのに、ただ単に、「民主主義は最高だ」とアメリカ大統領と同じ ようなことをいっても、プラトンは、笑うばかりでしょうね。 家主は、これを見て現代社会の本質を見ました。 経済の活性化は必要ですが、プラトンの提議した問題は、 現代社会の刹那主義を言い当てています。 ある意味で危険ですが、わかる気がします。 ただ、手放しの米国化は危険ですが、今、日本が立ち往生していること は事実で、モデルを求めて学ぶことは政府も企業も必要だと思います。

DokusouBoss - 00/12/01 16:49:51
ホームページアドレス:http://www.geocities.co.jp/WallStreet/8903
電子メールアドレス:businesscoach@geocities.co.jp
それでもインターネットは普及する。

DokusouBossです。中途半端だったので追伸です。 ネットの利用に関しては、そんなこんなで日本はヨチヨチ歩き状態で すがグローバリゼーションの波が日本だけ避けて通る事はない、ハズ です。ただ、どのように活用したら良いのか、と言う点では我が国の 首相も含め、分かっていない人が多すぎると思います。 コンピュータ関連企業はEーCOMMERCEコンサルを積極的に立ち上げて いますが、多分、多額の費用がかかることで腰が引けていると思いま す。そこで、中小零細企業相手のコンサル諸氏は「IT革命抽象論」 でなく、どのように活用したらどういう効果があるか、を具体的に コンサルティングして欲しいと思います。最近、あまり良い話ばかり ではないコンサル業界の信頼回復にも役立つと思うのですが・・・ これはあくまで私見ですが、「ネットの普及」のポイントは政府が言 うような「国民総パソコン」的な政策ではなく、「国家戦略」として 中小零細企業も含め全事業所にITの有効利用を促進させる事だと思い ます。ハードはもちろん肝心な事はソフトである事は言うまでもあり ません。政治家の質を考えると?が付きますが、「経済の持続的な成 長」を言うならば、土木工事よりこの方がう〜んと持続するハズです が・・・皆さんはどう思われますか? ついでにasktaka先生(勝手に師匠と思っています)の「アメリカから 何を学ぶか」との問いに私なりの考えを一言。 家主さんが言われるように学んではいけない部分もありますが、基本的 にはasktakaさんのスタンスが今、必要だと思います。 「光と影」はどんなものにもありますから、私は「光」を見る時、 「影」を意識するように心掛けています。 「学ぶもの」ははっきりとは分かりませんが、小さな事も大きな事も 出来るだけ「多くの情報を貪欲に収集」し、利用できるものはドンドン 利用すればいいのだ、と思うのですが・・・ 戦後日本の成長は「器用にマネをした」結果なのではなかったかナー。 この際GET BACKしてもいいんじゃあ、と思います。

DokusouBoss - 00/12/01 15:33:19
ホームページアドレス:http://www.geocities.co.jp/WallStreet/8903
電子メールアドレス:businesscoach@geocities.co.jp
ネットは普及しない?

DokusouBossです。こんにちは。 現代新書刊「eビジネスに強くなる」の最初の方特にP15〜16で、 ネットの利用が「明らかに変りはじめたのが1999年秋頃」とあります。 ちょうどI-MACの登場時期と重なります。実は私もこの現象を知って 翌年3月にパソコンを買いました。(本業はジュエリー販売企画屋) こんなに女性がパソコンを使うのならネットショッピングでオリジナル 商品を売ろうかな、(取引先との関係から未だに売っていません)なん て単純な動機からでした。考え様によってはネットが普及しだして未だ 1年なのですから「お遊び」が多いのは仕方がないんじゃないでしょう か。利用者数が急増したからと言っても私みたいにキーボード叩くのに 汗かいている人が結構多いのが日本の現実。まあ、助走の時期では? digitaloさんのご指摘のようにジュエリー業界でも同様ですよ。 1〜2年前から取引先などから経営上のアドバイスを求められる事が 多くなり(もちろんノーギャラ、ボランティア)来年から、ビジネス としてコンサルやろうと思っています。その為の勉強中なのですが、 最近、紹介で異業種の相談も受けているのですが、「ITの活用」に 話が及ぶと「分かったけどどうすりゃいいの?」とどこの社長も言い ますから、ある程度具体的に話して上げなければならない状況です。 (本当のところasktakaさんを知ってあまりの凄さに自信を失いつつ あるDokusouBossでした)

BAGI - 00/12/01 14:21:14
電子メールアドレス:freebagi@hotmail.com

久しぶりついでに、あつかましくも、 asktakaさんにアドバイスをいただきたいのですが、 過去の「話題」(2/19+20)の中で、以下のように おっしゃっていたことを「学び」ネタから思い出しました。 >米国のように、"How to read faster"や"How to write better"と >いった視点から、実践的な教育が必要なのですが、この点が欠落して >います。(中略)より早く、より深く読み書きできるようなトレーニングは >英語のテキストから学ぶことをお薦めします。 そこで、このようなことが学べるテキストに心当たりがあれば 推薦していただけませんか? 仕事をする上でも切実ですが、限られた時間の中でいろいろなことに 挑戦しようとすると、こういったベースになるスキルがあるのと ないのとでは、大きな差をつけられていると感じるのです。 他にも(ROMの方も含め)興味がある読者の方が たくさんいると思いますので、ぜひお願いします。

家主 - 00/12/01 13:44:14
ホームページアドレス:http://www.d4.dion.ne.jp/~tanagai/index.html
電子メールアドレス:tanagai@d4.dion.ne.jp
インターネットは思うほど普及しないし、ビジネスにつながらない。

  【2000年・年間検索語ランキング】        1位 チャット        2位 着メロ         3位 無料          4位 壁紙           5位 占い            6位 写真             7位 MP3              8位 出会い               9位 Linux                10位 ゲーム (昨年11月ー先月31日、インフォシーク調べ) 家主>抱えているスタッフの報告からですが、ここから収益化が難しい 印象を得ます。インターネットは理由はともかく、この2年で思い切り 普及するとは考えにくいです。特に商取引についてはそうです。

digitalo - 00/12/01 11:37:54
ホームページアドレス:http://www.ac.wakwak.com/~digitalo/akio/
電子メールアドレス:digitalo@ac.wakwak.com
題名訂正

↓題名を間違えました。申し訳ありませんが「今日の話題から」と訂正願います。

BAGI - 00/12/01 11:36:11
電子メールアドレス:freebagi@hotmail.com
Happy Holiday!!

ごぶさたしております、BAGIです。 ずっとROM(Palm+PiloWebで!)はしていたのですが、なかなかカキコの タイミングが取れませんでした。 >一度凍える思いしながら待って見た事がありますが、 それでも一度は見てみる価値はあると思います れいさんのこのコメントを見て、決心し、 昨日「あの」Rockefeller Centerのツリー点灯を 見てきました。 2万人の人手が予想されるとの話しもあり、早めに集合したものの すでにすごい人だかり。 間近へ近づくリスクは取れず、道をはさんだSaks Fifthの前に場所 (ツリー正面!!)を確保し、待つこと3時間。 途中、雨も降り出し、本当に凍えそうになりながらも、 待った甲斐がありました。 その瞬間は、キリスト教徒ではない私も、 周りと一緒になって、心から "Merry Christmas!"と叫んでいました。 (NYではユダヤ教徒がかなり多いこともあり、うかつに "Merry Christmas"とも言えないことを、後で思い出しましたが・・・ そんなわけでタイトルもこのように ^^) ---- さて、一昨日、3度目のFast Companyが届きました。 奇しくも、芳香太さんの >生活者としての生き方 このコメントを考えてしまうようなCover Storyで、 「お金儲けやビジネスでの成功もいいけど、人生という道で ちゃんと正しい方向を向いてますか?」というようなメッセージです。 (poorな英語力での斜め読みのため勘違いがありましたら、ご指摘ください) トップコンサルタントとして成功している人が、家族との時間を 持つために、パートタイム(給与減)で働くことを決めたことが 紹介されています。 もちろん「成功したからこそ、こんな芸当ができるんだろう」、 という見方もありますが、こういった考え方(+実行力←これが難しい)も 「学び」たいなぁと、思います。 #なんの因果か、本日わがオフィスにMrs. Hillary Clintonが視察? #に来ました。 #まったく関係ありませんが、誰かに話さずにはいられないもので(^^;

digitalo - 00/12/01 11:35:17
ホームページアドレス:http://www.ac.wakwak.com/~digitalo/akio/
電子メールアドレス:digitalo@ac.wakwak.com
コンサルタントは?

11/28付、今日の話題で既存企業をより効率的に利益が出る体質にする のがインターネットであることに注目せよ、と強調されています。 そこで質問なのですが、そのことを認識していない企業が今何割くら い存在しているのでしょうか?そのような統計資料は無いと思います がasktakaさんの感じではどのくらいでしょうか? こんな質問をするのも、インターネットの活用どころかEメールすら 利用していない建築設計事務所が多いからです。

asktaka - 00/12/01 07:05:32
ホームページアドレス:http://www.asktaka.com
電子メールアドレス:taka@asktaka.com
今日から12月

20世紀最後の師走となりました。また、今日は午前11時からBS放送が 開始される記念すべき日となります。何だかあわただしい1ヶ月となり そうですが、健康管理に留意したいと思っています。皆さんも、健康に は十分に気をつけてくださいね(今日の東京は昨日よりも5、6度以上 気温が低いようです)。 昨日までの書き込みを過去ログに移動しました。皆さんへの御返事は また後で!

[ トップページへ ]