ペーパークラフトにチャレンジ
日本ではペーパークラフトの呼び名が有名ですが、ペーパークラフトは紙で作った作品全般を指し、折り紙、切り紙、紙飛行機も含みます。
ここで紹介するのは紙模型、ペーパーモデル(PapaerModel)、カードモデル(CardModel)←このキーワードでググルと色々みつかるよ。と呼ばれるものです。
ペーパークラフトの型紙は職人的な手法で実物を作り、実物を元にCADソフトやイラストレータなどで型紙を起すのが従来のやりかたでした。
かなり熟練した人でなければ型紙を作ることは難しい状況でした。
デジタル技術が進歩してCAD図面から展開図を作ることも可能になりましたが、ペーパークラフトを作れるような展開図を作成できるCADソフトは1〜2種類しかなく、しかも非常に高価です。
そして、これらのCADソフトにはペーパークラフト特有ののりしろ を作成する機能はありません。
ペーパークラフトのアプローチとして
(1) 3DCGが趣味でデジタルデータをペーパークラフトにしてみたくなった。
(2) ペーパークラフトが趣味で型紙作成の為に3Dモデルを作りたい。
の二通りがあると思います。
はじめての3DCGは3DCGのサイトですので、(1)の方向でのアプローチを想定しています。
手軽にペーパークラフト
趣味レベルで手軽にペーパークラフトの型紙を作成出来るソフトにペパクラデザイナーと紙龍があります。
※TENKAIの製品版がペパクラザイナーです。TENKAIは製品版発売に伴い配布を終了しました。
手軽じゃないペーパークラフト
Lamina(ラミナ)
板金とかWoodクラフト用のCADソフトみたいです。
価格は¥56,000(税別) ※試用版があります。
材質に紙を選ぶとペーパークラフトの型紙も作れます。
TouchCAD
Mac用なので大多数の人にはOut Of 眼中ですが…
日本での価格が分かりませんでしたが定価は$795.00のようです。
ペパクラデザイナー(シェアウエア版)
取りあえず試せる
ペパクラデザイナーの発売元の英語ページの[Download]から英語版ペパクラデザイナー(シェアウエア版)を入手する事が出来ます。
レジストしていない状態でも基本的な機能は使えますので体験版として機能します。(メニューが英語ですけど)
未レジスト状態のシェアウエア版での制限
セーブが一切出来ません。(当然ですが)
未レジスト状態であっても製品版ですので「ペパクラデザーナー徹底ガイド」に添付の体験版と比べても有利な点があります。
(1) WaveFront、メタセコイア、六角大王Super、LightWave、3DS、DXFのファイルを読むことが出来ます。
(2) テクスチャを読むことが出来ます。
(3) 展開図をクリップボードに出力する事が出来ます。
要するに
・展開図を一発で作らなければならない。(保存しておいて後で続きを…が出来ない)
・ペパクラ形式で保存は出来ないが画像データとして保存して置くことは可能。
・「ペパクラデザーナー徹底ガイド」に添付の体験版よりは制限が少ない。
ペーパークラフトにチェレンジ
ペーパープレーン

高性能紙飛行機集 |
子供と一緒に遊ぶ一発もの(?)でしたら型紙本を買ったほうがコストパフォーマンスは良いです。
滞空競技用の見た目そっけない機体は本当に良く飛びます。
デザインに凝りたい場合にはS.F.A.1の飛行機博物館などでスケール機の型紙が入手できます。
※スケール機は飛ばすの難しいです。 |
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