「おなか健康!不老の秘訣!?」
 こんなに有るよ!【腸内細菌関係の情報】Back No.8


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2007/10/27
ヘルシーリポート:ヨーグルトで健康に 腸内細菌のバランス保って“老化”に歯止め
  http://mainichi.jp/life/health/archive/news/2007/10/20071027ddm010100071000c.html
     毎日新聞  ライフスタイル > 健康 > アーカイブ  2007/10/27 
▼生活習慣病や花粉症予防、疲労回復にも効果的

 健康を維持する方法で、最も大切なものの一つが腸内細菌のバランスを保つこと。腸の老化を防ぐことにつながる。腸の老化は、肉類や脂肪の摂取量が多く、食物繊維の少ない食生活で生じやすく、生活習慣病の原因に。腸の健康を守るために、ヨーグルトの有用性を、腸内細菌研究で世界的に著名な光岡知足・東京大学名誉教授に聞いた。

 光岡さんが約20年間にわたり実践している健康法の一つは、毎朝、無脂肪の牛乳を利用して作った自家製ヨーグルト約350〜400mLを食べること。

■なぜ、ヨーグルト?

     光岡さんは、50年代初めから腸内細菌の研究を始め、健康な大人にはビフィズス菌など有用な菌(善玉菌)が多いことを発見。60年代のドイツ留学時代に「プレーンヨーグルトを食べると、不思議と腸の調子が良くなる」ことを体験し、北欧、ロシアのコーカサスなど発酵乳を食べる習慣のある国や地域では健康な人が多く、「ヨーグルトには健康を維持する何かがあるに違いない」と思って、研究を続けた。

     あれから約40年。腸内細菌と健康の関係が分かってきた。腸内には100種類以上の細菌がいて、有用な菌と有害な菌のバランスが健康を左右することが分かってきた。

■有害菌で悪化も
     過度の精神的ストレスにより善玉菌が減ること等、心の状態が腸内細菌に影響する。また、数多くの研究で肉類と脂肪の多い食事をすると善玉菌が減って、悪玉菌が優勢になることも分かった。
     さらに、大腸がんや胃がんの患者ではバクテロイデスなどの有害菌が多く、善玉菌などが少ないことも判明。潰瘍性大腸炎などの患者には健康な人に比べ、大腸菌が多く、腸内細菌のバランスが悪化していること等の数々の研究から、光岡さんは「ビフィズス菌の減少が、腸を不健康な状態にする」と指摘する。
■免疫細胞を活性
     悪玉菌が増えると、たんぱく質などから硫化水素、アンモニア、アミンなどの腐敗物質が生じ、大腸がんや肝臓障害、免疫機能の低下などにつながるから、健康に良くない。
     ヨーグルトに関する最近の研究の特徴は、血圧を下げたり、血糖値やコレステロールを下げるなど、生活習慣病の予防にもつながる働きが分かってきたこと。
     例えば、ビフィズス菌は、体内に入ってくる異物を撃退する免疫細胞(マクロファージ)を活性化するなど免疫力を高める働きがあり、花粉症予防にもなる。
■便秘解消のために、朝食はぜひ取りたい。
     ヨーグルトを食べてビフィズス菌が増えると、腸内で乳酸や酢酸を作り出す。この乳酸などが腸の蠕動を促すことで、便秘の解消を助ける。
     食べ物が胃に入ると、胃に食べ物が入ってきた刺激「胃・大腸反射」を大腸に伝え、結腸内の便を直腸まで押し出す動きが活発になり、便が出るようになる。朝食を抜くと、この「胃・大腸反射」が起きない。
     腸の若返りには、食物繊維の豊富な野菜、イモ類、豆類、穀類、海藻類を食べること。
     便の色や形も日ごろからチェック 要。黄色っぽい軟らかい便なら良好。黒っぽい便やコロコロ状の便、悪臭の強い便は要注意。
■オリゴ糖はビフィズス菌のえさ
      ヨーグルトの乳酸菌は、胃や腸で死ぬため、食べても効果がないと思われがちだが、光岡さんによれば、「たとえ生きて届いたとしても、ヨーグルトの乳酸菌自体が腸で増殖しない。死んだ状態でも、腸にいるビフィズス菌を活気づけ、増殖させる効果はある」という。
     砂糖に比べてカロリーが半分程度のオリゴ糖は、ビフィズス菌のえさとなる。このため、オリゴ糖をかけて食べるのもよい。
■ヨーグルトの効用
  1. おなかの調子を整える
  2. カルシウムの吸収がよい
  3. 乳糖を分解できない人でも下痢を起こす割合は少ない
  4. 牛乳より必須アミノ酸が多い
  5. 免疫力を上げる
  6. ラクトトリペプチドを含む場合には高血圧を予防する
  7. 腸内細菌のバランスを通じて、血糖値の上昇を抑える

2007/10/21
腸内細菌:家族でも大差
  http://mainichi.jp/life/health/archive/news/2007/10/20071019ddm041040162000c.html
     毎日新聞  ライフスタイル > 健康 > アーカイブ  2007/10/19 
 服部正平・東京大教授(ゲノム科学)らの東京大や宮崎大などの共同研究よれば、健康な人の腸内細菌は8割が未知で、同じ食事をとることが多い家族同士でも細菌集団に大きな違いがあることが分かったという。

 研究は、生後3カ月〜45歳までの健康な13人(乳児4人、幼児2人、成人7人)の大便に含まれる腸内細菌の遺伝子計6万個を解析し、その機能や個人差などを調べたもの。


2007/08/19
乳酸菌のよさ、期待と誤解/メーカー宣伝で思い込み 
  http://aspara2.asahi.com/club/user/be/20070804/W13/TKY200708010179.html
   ----asahi.com Be  be Report 2007/08/04
 花粉症予防などの効果も立証され、健康に良いといわれている乳酸菌製品。 「植物性がいい?」「生きていないとだめ?」等々、「生きて腸に届く」といったメーカーの宣伝文句が影響しているらしいが、乳酸菌をめぐり、誤解されがちなことは何か又色々な製品の中より何を選んだらいいのか、この種の問題に関するレポート記事。

■乳酸菌に、植物性も動物性もない。

     ラブレ菌は「ラクトバチルスブレビス」という乳酸菌で京漬物から発見され、免疫活性効果が証明されて、漬物を食べてきた日本人に合った、新コンセプトの菌だといわれるが、腸内細菌の権威、光岡知足・東大名誉教授によれば、「乳酸菌に植物性も動物性もない。日本の広告にだけ通用する言葉だ」と、断ずる。

     理化学研究所バイオリソースセンター室長の辨野義己・日本微生物資源学会長も、「ラブレ菌は漬物だけでなく、乳やチーズ、動物の腸管にもいる。そもそも、由来が植物に限定される菌などない」と語る。 どうやら、植物由来だから良いと思いこむのは早計のよう。

■「生きて腸に届く」と聞くと、「死んだ菌では効果がないだろう」と思いがち。これも誤解。
     ちなみに、カルピスは風味を長持ちさせるため、乳酸菌を殺菌して出荷しているし、腸内細菌の権威、光岡知足・東大名誉教授は、殺菌発酵乳をマウスに投与し続けると、平均寿命が長くなることや、腹水がん細胞を移植したマウスに殺菌発酵乳を与えても、がんの増殖を抑えることを67〜82年の実験で証明した。

     光岡知足・東大名誉教授によれば、「たとえ腸に届く前に胃酸で死んでも、その菌体成分が小腸の免疫機能を活性化する。花粉症などのアレルギーや、風邪を予防する効果も報告されている。死菌でも効果があることをメーカーは言いたがらないようだ。」という。

     しかし、乳酸菌が生きたまま腸に届くことに意味がないわけではなく、生きた乳酸菌は、大腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすが、生きて届いた乳酸菌は腸内にそのまま住みつかないから、毎日取り続ける必要がある。
     また、加齢と共に、腸内では善玉菌が減り、ウェルシュ菌などの悪玉菌が増えるので、高齢になるほど、生きた乳酸菌を摂取して腸内環境を整える必要が増すが、腸内菌叢は、各人により異なるので、どんな乳酸菌が合うかは人によって違ってくる。

■いろんな製品を試し、効果を実感できたものを食べ続けること
     ヨーグルトなども製品によって使っている菌が違うので、「いろんな製品を試してみて、効果を実感できたものを食べ続けること」と、光岡さんは勧める。 何が自分の体に合うかは、自分で便通を確認するのが一番。

     腸内で善玉菌が優勢だと、それらが乳糖を分解して作る酸が腸管を刺激し、蠕動運動を促すとともに、腸内を酸性にする。すると酸に弱い悪玉菌は増えない。反対に便秘がちになると腸内の腐敗が進み、アルカリ性に傾き善玉菌が減り、悪玉菌が増える。

     便の色は、胆汁色素がつけるが、これが腸内の状態を教えてくれる。腸内が酸性だと黄色っぽくなるが、アルカリになるほど黒っぽくなる。乳酸菌製品を取り、いい便が出るようになれば、その乳酸菌は体に合っているといえる。

     ヨーグルトは、栄養的に優れた食品だが、ビタミンCと食物繊維が足りない。体に良いからといって、ヨーグルトばかり食べていても駄目。乳酸菌の健康効果を上げるには、食物繊維の豊富な野菜などを意識して取り、バランスのとれた食生活を送ることが前提。


2007/07/15
ヘルシーリポート:こわ〜いピロリ菌 50歳以上で7割感染、胃がんのリスク高く
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2007/07/20070709ddm010100150000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2007/07/09 
 50歳以上では7割近くの人がピロリ菌に感染している。ピロリ菌への感染者は、胃がんになるリスクは約5倍も高くなる。ピロリ菌を取り除く自衛策はあるのかというレポート。

◆乳酸菌ヨーグルト×抗生物質など薬剤 併用で除菌効果
 ピロリ菌と胃がんの関連でも、厚生労働省の研究班が岩手県などの男女約4万人を追跡した調査結果では、胃がんになった人の94%でピロリ菌が認められ、胃がんでない人の75%に比べ高かった。この数字から換算すると、ピロリ菌感染者の1/1000人が胃がんになる計算。一方、胃潰瘍の患者でピロリ菌を除去すると胃がんの発生率が1/3に低下するという研究報告もある。

 ピロリ菌だけが胃がんなどの原因ではないが胃がんの予防には

  1.  喫煙をやめる
  2.  塩分の取り過ぎを控える
  3.  野菜・果物を多く食べるなどバランスのよい食事をする
  4.  運動をする、
などのライフスタイルが基本的に重要だが、専門家の間では「ピロリ菌を取り除くことも予防策になる」との見方が強い。

 では、どうやって除菌するのか。  標準的な除菌方法は、抗生物質や胃酸の分泌を抑える薬など3薬剤の併用治療で約7〜8割の人は成功するが、ピロリ菌の約3割が3剤の一つの抗生物質(クラリスロマイシン)に耐性をもっているために、むやみに抗生物質を使うことが出来ないので、利用しやすいのがプロバイオティクスとなる。
 プロバイオティクスは、腸内の善玉菌を増やすなど細菌バランスを整える乳酸菌などの微生物を指す。

 プロバイオティクスのひとつに、LG21乳酸菌があり、LG21乳酸菌はピロリ菌を粘膜から引きはがす働きがあり、この乳酸菌を含んだヨーグルトも市販されている。ピロリ菌に詳しい古賀泰裕・東海大学医学部教授(感染症学)らがピロリ菌に感染した成人を対象に、LG21乳酸菌入りヨーグルトを2個/日、8週間食べ続けてもらったところ、9割近くの人でピロリ菌が1/10に減り、なかには1/100に減るケースもあった。

 最近は、高木敦司・東海大学医学部教授(総合内科)さんらが行っている薬とヨーグルトの併用療法も注目され始めているという。
最終結果は出ていないが、3剤だけの除菌率が約70%なのに対し、LG21乳酸菌との併用群は約80%、LG21乳酸菌とプラウノトールの併用は約87%と、併用療法の方が効果的なことが分かってきた。


2007/05/06
ヘルシーリポート:“腸年齢”若い女性ほど…ストレス度低く
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2007/04/20070428ddm010100199000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2007/04/28 
 ヤクルト本社が今年1〜2月、東京、大阪の20〜60代の女性600人に聞いた健康調査によれば、“腸年齢”が若い女性ほど、肌の悩みやストレス度が低いことが判ったという。

 若さを保つために気をつけていることは、
 「食事のバランス」(71%)、次いで「気持ちを若くもつ」(56%)「規則正しい生活」(50%)「趣味をもつ」(50%)が多かった。

 20〜30代の若い女性では腸の老化が進んでいる割合が約6〜7割と高く、50代以上の方が腸の健康度が高かった。「ストレスが低い」と答えた人ほど腸年齢が若いことも分かったという。

 腸年齢が若い人は、プロバイオティクス食品を取っている割合が高く、また排便の頻度も多く、気持ちの面でも若く、肌の悩みも少なかったという。

≪参考≫
 第23回ヤクルト健康調査/「腸年齢」と健康意識に関する調査/「腸年齢」が若いほど「肌」「脳」も若い

≪参考≫
 腸科学ブログ | 腸年齢チェック
    http://blog.yakult.co.jp/cho/archives/2006/12/cho_check.html


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