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一泊仙台

 
 

2005年11月27日。仙台に行って来ました。
職場旅行です。
果たして職場旅行が楽しいのかどうかというのは考え方次第ですが、まあ、それなりに。楽しかったですよ。

そんなわけで、いざ、伊達政宗公のお膝元へ。ぼんてーーんー、小十郎ーーとか、分かる人には分かるボケをひそかに飛ばしながら東京駅東北新幹線ホームへ。東北新幹線、はじめての体験です。何回か東北には行ってるはずなんですが、たいていバスだったり飛行機だったりで新幹線は初めてなんですが・・・。
東北新幹線ったら、なんであんなに熱烈にちゅーしてる見たいなカッコで走るですかね。笑。
階段上って、車両見て笑ってしまったですよ。となりにのりちゃんいたらばしばし叩いてアピールしていたところですが、幸か不幸か回りは職場の同僚ばかりでしたので、ぐっとがまんしたですよ。

ぷち興奮気味のまま乗車して、東海道新幹線よか幅が狭いんだっけ?と怪しい知識を思い出していたら、いつのまにか補佐と男女平等のあり方について熱く語り合っていて、気が着いたら仙台でした。
途中、郡山を過ぎたあたりで、ふと東北新幹線のルートに疑問を抱いたのですが、頭の中でどうにも日本地図が描けず(ほら、地理ってさー、方向音痴には敵だからー)埼玉と栃木と茨城が踊りました。だめじゃん。

着いてすぐ、駅ビルでご飯。
なんで、駅ビル?と疑問に思いつつ、幹事の仕事に間違いはなかろう、と信じるほかなく。
恒例、お昼ごはーん。

仙台初昼ごはん えー、この赤い箱のお仕事ってなんですかね。
品数多く置くためだって言う説を選択していいんですかね。

どんぶりはウニカニ丼でした。

 

さて、次は大型タクシーで市内観光です。
市内です。市内には違いなかったです。仙台ってひろーい・・・。

宿泊が秋保温泉だったので、初日の観光先もその辺りだったのです。
滝見てー谷見てー万華鏡館見てーなんかよくわからん工芸の里見てー・・・
工芸の里様・・・温泉街のど真ん中にあるのに、観光客相手ではないのですね。土日だってのに凄まじく閑散としているわりにはでっかい駐車場完備ってどうよ?と首傾げてしまったですよ。教室とかがメインなんですかねー。

ニシキガオカ

そんな不思議な仙台郊外。いきなりなんもないところにお城のようなマンション出現。他所からきた者にとっては辺鄙としか思えないところにたってるんですが、この中にスーパーもアウトレットもあるとかで、小さな町なんですね。ちょっとびつくり。中にも行ってみたかつたなー。信号機邪魔だなー。失敗。

さて、今回、数少ない立回り先からご紹介。

秋保大滝〜(あきうおおたき)

しぶきのが霧のようになって跳ね上がっていて、きれいでしたよ。


磊々峡〜(らいらいきょう)

山の中にあるのかと思ったら、温泉街のすぐとなりでした。1キロくらい続いてるらしいのですが、寒くて途中で脱落して帰ってきちゃった。

最後に、ニッカの仙台工場に行きました。タクシーの中でうつらうつらしているうちに急遽決まったらしく、目が覚めたらウイスキー工場の前でした。(こんなのばっかり)
でも、なにより目を引いたのは、近くを流れる川の岸に連立したテントの数々。バーベキューにしてもおかしいだろう、この並び?とか思っていたら「芋煮会会場」ってありました。東北の方では秋にそういった会をこぞって開くとは聞いていましたが、会場まで設営されているとは。あなどれん。
あいにく見学時間はすぎていたので、工場内は見られませんでしたが、売店で酒のタダ飲みをし、ウイスキーボンボンを土産に買い。試飲コーナーで、シングルカスクの試飲をさせてくれていたので、おいちゃんに解説してもらいながら60度の原酒をチェイサーしながらなめました。ウイスキーって辛いんですけど、60度をストレートでちびっ、と含んで飲んであとから水をチェイサーすると、ほんわり甘いんですよ。酒飲みにしかわからん理屈でしょうけど。
そんなんで、おばちゃんが原酒をなめなめしながら10年ものにするか15年ものを奮発するか、と悩んでいたら同行した職場のおじさんたちもいつのまにやら購入することになっていました。なによう。はじめは、「また、酒飲んでるな」みたいな顔してたくせにいっ。で、結局、みんなして10年もの購入してました。
蒸留酒は翌日残らないからいいね!朝まで飲んでもそんなに辛くないよ!(えーと)


晩御飯でーす。

豪勢なような質素なような。
おいしかったですよ。
しゃぶしゃぶ用の仙台牛が、製造ナンバーがついてラップでくるまれたまま食卓に上るのってご時世なんですかね。
仙台牛です、って出してくれれば私なんかへーって感心してちゃんと信用するんですけどね。なんかラップに微妙に興ざめしちゃうのって、年寄だからかしらー。

宿泊は秋保の老舗「佐勘」さんです。
温泉が男女とも二つあって、露天もあります。地下の名取の湯の方には湯船に生のバラがういてました。混んでいたので写真とれなくて残ねーん。けっこう大量に浮いてましたよ。
まったりとした夕食の後、女性陣(って、二人だけどー)はけっこう早くに休んでしまいました。滝つぼまでひーこら言いながら下りたせいだなんて言わなーい・・・

でもね、明け方には起きだして露天風呂行きました。
おお、いいながめーって身を乗り出したら真横に道路が見えて笑った。直近じゃないですけど、ほぼ丸見えな気がするんだけど、どーなんでしょ、そこんとこ。一応、お風呂全制覇してまいりました。4回入りましたv

出発前に、旅館のラウンジで「抹茶with紅茶」なるものをいただくことに。
紅茶の上に抹茶クリームが乗ってるのね。がしゃがしゃかき回して飲みながら、なにげに飲み方の説明を見たら「かき回さずに飲んでください」とかありやんの。悔しいから帰ってから家で作りました。
これがけっこう、おつな味がいたします。ちょっとはまりました。

抹茶with紅茶の作り方at我流
1.生クリームを弱火で人肌程度に温め、抹茶を適当に入れます。緑色になるくらい。
2.泡だて器で抹茶入り生クリームをとろっとするくらいに泡立てます。
3.カップに入れた紅茶の上に生クリームをそっと流します。以上。

 

2日目は国際女子駅伝の日にちょうどかちあってまして、市内は交通規制とかしていたのですが、観光用循環バスにて瑞宝殿と青葉城にいってきました。
青葉城って、跡だけだったんですね。なんもないじゃーーんっっ。
資料館でバーチャル青葉城とかいう映画を見てきました。うまいこと作るなあ、と感心しきり。
資料館の出口、昔の参勤交代の様子を描いた巻物が展示してあったんですが、1000人くらい人が書かれてるんですけど、みーんな表情が違っていて面白かったです。
そんでもってそこでずんだシェイク飲みました。すっげ甘いの。でもって、枝豆浮いてるの。おいしかったよ、私は。

瑞宝殿は、伊達家3代のまつられた廟だそうで、急坂の上にありました。坂下の町は「霊屋下(おたまやした)」っていうのがなんともまんまな感じでいいなあ。

もう、紅葉の時期ではなかったのですが、入口の赤と黄色のコントラストがきれいでした。
瑞宝殿前にはボランティアなんでしょうか、解説をしてくださる方がちゃんといて、いろいろと薀蓄を語ってくださいました。
伊達家の家紋が実は一種類でなくてたくさんある話とか、菊の紋を使ってるけどそれは皇家の紋でなくて伊達家の紋なんだ、とか豆知識を仕入れました。どもでした。

狛犬ならぬ狛龍?
屋根の四方に本当はついていた龍の片割れだそうです。
ダンディドラゴン伊達政宗だから龍なのかしらね。

瑞宝殿の坂の下に、猫が営業部長している刻印屋さんがありまして。
バスを待っている間にふらふらーっと寄って行って、独眼竜正宗猫の刻印のあるマグネットなんて漁ってたですよ。どこの小学生だってくらいの勢いで、「これください」ってレジ行ったらさ。おまけに好きな猫さん持って行っていいよって、レジの前の刻印打ったチップを指さされたので(おじさんが刻印の型をちまちま作って、アルミの円盤に打ったものらしい。50種類くらいある)うだうだと選んでたんですが・・・・じーっと見るとさ。なんか、見覚えのある円盤なんだよね・・・
いや、刻印されてた猫さんはいろんな顔あってかわいかったけどさ。
いや、だからその円盤チップがね・・・・2センチくらいのアルミでね・・・・なんか、昭和とかなんとかうっすら見えたり見えな・・・・えー・・・ま、いっか!

 

結局、2日目は二か所しか回れませんでした。

そして、お約束。
オチのコーナー!!
仙台駅でお土産買いまして、コインロッカーに入れてあった荷物を取り出そうとしたらさ!
ロッカーが開かねえでやんの!
ははん、これが今回のオチかいっっ。残念でしたっ、ぎりぎりまで買い物しないで30分も前に戻ってきたからあわてないもんっっっ。がっつんがっつん格闘していたら、ちょうど一緒に行っていた職場の上司が通りかかり、なんとか開けてくれました。

そんなこんなで仙台終わり!
梵天丸様、お邪魔しましたっ!