昨年の末、妻と死別しました。
出産直後のうつと、妊娠前に始めた事業の不振での借金の不安による自殺
でした。
もともと気の早い性格でしたが、今回の決断も私が思うよりも早いスピード
で自分で決めて、自分で人生に幕を閉じました。
少し前から死にたい等の言葉を発していたのですが、現状の改善と産後の
不安定な気持ちも時間とともに解決していくと思い、私も行動しましたが
妻はそんなに長くは待ってくれず、状況改善に動き出してからたった2ヶ月
で妻は将来に絶望し、命を絶ちました。
妻が旅立つ前に改善の方針の違いから言い争いが多くなり、それが妻の神経
をより削っていってしまったんだと思います。
なぜあの時優しい言葉をかけてあげれなかったのか、今となっては後悔して
もしきれません。
もう彼女は違う世界の住人になってしまいましたし、直接話をすることも
叶わない現実を受け入れたくないのですが、どれだけ願っても残酷な現実は
変わりません。
妻と言い争う様になってから、妻が昔に戻りたいと言い出した時にバカな
こと言うなと話しましたが、今はその気持ちも痛い程分かります。
妻が旅立つ前に戻って、妻に謝って、妻が死を選ばないようにしたいです。
でもそれは私が妻に言ったように無理なことなのだと分かっているのです。
最初は子供も一緒に連れていくと言っていましたが、それだけは出来ず子供
を残してくれました。
子供がいなければ、私も妻の後を追っていたかもしれません。
子供を育て、亡き妻を思い出しながらこれからの人生を送るつもりです。
命日から1ヶ月経ちますが、100の言葉にあるように時間とともに少しずつ
ですが、気持ちが静かになっていくことを実感しています。
しかし、この気持ちが薄まっていくのがとても怖いです。
しかし、つらい気持ちも緩和されていくことも救いだと感じています。
この100の言葉は私の嵐の様な心情を穏やかにしてくれました。
またこの心情の変化にも客観的に向き合うことが出来ました。
ありがとうございます。
まだ私の心の嵐は時に激しく荒れ狂いますが、100の言葉を見ながらこの嵐と
付き合っていこうと思います。
【男性、30代】
2018.01.05