競馬最強の法則 競馬で立派に妻子を養う男 木下健の方法 |
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荒れたインコースで力尽きた先行馬たち 前回の1コーナーでのロスのお話は理解していただけ |
〈写真@〉 1〜2角へ、ややスローな流れ
〈写真A〉 3角入り口付近でスパートを掛ける馬が 〈写真B〉 4角から直線。大外から一斉に・・・・・ |
まず、このレースの行われた日は福島の最終日、芝コースは内ラチから5〜6Mがボコボコしていてかなり荒れていました。1〜2コーナーのロスは殆ど気にする必要の無い進入で、平均的に流れる一般的ペースです。 一言で平均ペースと言ってもハナを切る先頭の馬の通過ラップタイムからの話ですから、このレースの場合は各馬の集団の間に間隔があり、少し隊列が縦長になっていたので全体的に見た場合、ややスローな流れだと思います。 (写真@) そこから第3コーナーの入り口付近で4〜5番手追走のE番フォッサマグナ・J番スターアスリートが先行馬を外から交わす感じで早めのスパートを掛けました。その直ぐ後を追いかけるようにD番ヤマニンプラシードがスパート体制に入ります。(写真A)
この辺りから3コーナー付近に掛けての馬場状態は、見る事が出来ないので推測でしかありませんが、第1、第4コーナーの荒れ具合からして、第3コーナー付近は最も荒れている部分じゃないかと思います。と言うのも長距離戦では、この辺りからスパートを掛ける馬が多く、直線同様
、掻き荒らされる部分ですし、短距離戦では1コーナーの進入を巡って特に広く、よく使う部分だからです。
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勝った大外一気の追い込み馬は低評価 さて、ここから補正の話になるのですが、普段、レースを見てると言っても大概の人間は馬券に直接関係する写真B、辺りから真剣に見ていて、それまでがどう言う展開だったのか、また、どんな馬場状態でそこまでに至ったかと言う事はあまり考えてない筈です。 そのくせ第4コーナー辺りでは、G番やH番の様に単純に大外を周って伸びてきた馬には素晴らしい評価を与えがちになる物ですね。 確かに大外を周って伸びてきた馬に、それ相応の評価を与えるべき場合も有ります。しかし今回のように前が苦労している外を泥棒ネコのように奪い去っていった馬達に評価を与える必要はありません。これではサザエさんも裸足で駆け出して当然ですわ。サザエさんが鬼怒りなので、マイナス評価を与えてやりましょう(^^)。 |
〈表1〉8月6日・福島・8R (芝2000M・4歳上500万下)の補正
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今回プラス評価を与えた馬は6頭。表の見方は補正値を走破タイムから差し引いた物が補正後の走破タイムです。(表@) |
先に早めの競馬で名前を挙げたE番フォッサマグナとJ番スターアスリートは無駄足を使わされた形で、逆に大きく着順を下げてしまっていますので、その分を補正しても良いかと感じまして走破タイム−0.4秒としています。この辺のところは全く勘です。あそこで早めに仕掛けて
いなければ一体どの辺りの着順であったかと言うのは誰にも判らない事ですので個々の判断でしかありません。 終始馬場の悪いところをハナを切って逃げたAデイスプリングにも走破タイム−0.4秒を施しました。また、後方から追い込んで1,2着に入線した馬たちには逆に走破タイムに+0.2秒を加算しました。 私の場合はここから指数換算して置き換えるのですがその部分は省きます。 さて、このレースの場合は補正を施したとしても全体の評価が低く500万クラスに若干物足りない指数となってしまいます。全馬の次走は@番レオリクマサシがダートで一変し逃げたまま1着入線・単勝\4,110の大穴を開けました。このレースでは±0秒評価も、この馬は後方追走のまま良いところも発見できず ・・・でしたので評価できるわけも無く、この結果については永久に謎のままです。 一方、−0.5秒を施した2頭は共に3着でしたので、まずまずの結果だと思います。 私の場合、この様にして時間をかけて一つ一つ補正しますが、一般的には本当に無駄な行為だと思っています。皆さんの場合はあくまで趣味の範囲での競馬ですから、ここまで時間をかけて補正をする必要など全く無く、それよりもレースを見た中で自分で何かを感じた馬をチェックしておく事をお薦めします。 |
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