競馬最強の法則 競馬で立派に妻子を養う男 木下健の方法 |
|
'00 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
'99 1月号 '01 1月号 '02 1月号 '03 1月号 '04 1月号 '05 1月号 '06 1月号 07 1月号 |
札幌より函館の方がダート戦の 時計がかかる秘密 |
![]() |
表@をご覧ください。'97〜'99の3年間で施行頻度の高いダート1000Mとダート1700Mについて1着馬から5着馬までのタイムの平均を調べてみました。紛れを少なくするため良馬場条件のみとしました。 1000Mに関しては特に大きな違いは無いみたいですわ。まぁ私は1000Mなんて買う機会が殆ど無いんでどうでもエエんです。興味おまへん(^-^) |
表@−1をご覧ください。これは札幌と函館のダートコースの断面図です。両方を比べると札幌は殆ど平坦で、函館は札幌よりも起伏に飛んでいる事が判ります。
|
![]() |
スローになりやすい芝コースは訳あり
次に芝コースを考えてみます。表Aをご覧ください。'97〜'99の両競馬場の1着から5着馬までの平均タイムです。これも良馬場を条件としてみました。特に両方のコースについて大きく判る時計的要素は見当たりませんでした。強いて挙げるとすれば2000Mで若干函館の方が時計が速く感じるくらいでしょうか・・・。これもダートコースと同じく平坦という事で平均的に淡々と流れるからだと思います。注意したいのは芝の場合淡々とペースが進むとそのままスローペースに陥りやすいという事です。ダートの場合は直線だけでは届かないことが判り切っているのでそれなりに仕掛け時も早く、激しくなり一気のペースアップが見られますが、芝ではダートに比べ直線だけの勝負にこだわるむきも多く一気にペースアップと成らない為ではないでしょうか
。 |
函館と札幌は芝が違う、ここで注意が必要 表Bをご覧ください。これも両競馬場の頻繁に行われる距離の時計比較です。ただし、連続開催という事で1回札幌&2回札幌・1回函館&2回函館に別けて作ってみました。どうでしょうか?両方の競馬場でハッキリとした違いが現れていますよね(^ー^)ニヤリ。 まず1回・2回函館をご覧ください。開催別に見ましても大きくココが違うという部分は見られませんよね。そればかりか殆ど同じ時計だという事に逆にビックリですよね。 これは芝コースの痛みが極端に少ないという事が現れていると考えてまず間違いないと思います。現在1回函館競馬最終日が行われている状況で毎週、目を皿のようにして芝コースの状態を見極めていましたが依然として先行有利の馬場状態が続いていますからね。 では、札幌はどうでしょうか? 明らかに違いが出ていますよね。レース施行回数が1回しか無い極端な条件は参考になり難いため省いたとして、どの距離、どのクラスにおいても0,5秒〜1秒程時計が余計に掛ると統計上は出ています。これは馬場の悪化が確実に影響していのるが原因ではないでしょうか?。 それでは次に開催別による連対馬の脚質の違いを少し見ておくとしましょうか。
|
状態を考えて脚質に頼ると穴馬券が獲れる 表Cでは連対馬をクラスに関係なく距離別で別けて表しました。1回・2回と札幌開催全体でみると先行・差し脚質の連対が7〜8割を占めています。距離が伸びるごとに逃げ馬の連対が低くなっていく事が目立ちます。 では、開催別ではどうでしょうか?。開催を重ねるごとに短距離では差し・追い込み馬に有利な馬場状態と成って行くようです。これは馬場状態の悪化と考えてよろしいかと思います。 |
![]() |
そこで連続開催の札幌を通しての狙い方としては。 |
小倉の馬場読みはちょっと難しい 次に小倉に関してですが、競馬場の改修が行われて参考になるレース数も少ないためいい加減な部分はどうしても残りますが、開催を前半と後半に別けてみた場合、札幌と同じように若干時計に陰りが現れてきます。 ただ、調べていて一つ気になる点がありました。昨年'99の開催と今年'00の開催では時計に大幅な違いがあるということです。 |
![]() |
表Dをご覧ください。もちろん今年の1回小倉は4歳になって間もない若馬が出走してますんである程度時計は低くなるでしょうから、古馬の時計だけを比較しても1秒から2秒は遅くなっている計算ですね。 |
さてさて、1年半も原稿を書かせて頂いていると私自身、正直書くネタがありません・・・(~~;。元々理論で攻める競馬じゃ無く、直感でやってきた私にはかなり厳しいもんがありまして・・・(^^;。 そこで次回からは連載当初の原点に戻って私なりのレースの見方や走破時計の補正の仕方、つまりアナログ的要素を写真などを使いながら説明していきたいとおもいます。 ホンマはこれが一番理解しにくく説明もしにくいんですけど、誰もが興味ある部分やと思いますんで(^-^)。 |
![]() |
|
'00 1月号 2月号 3月号 4月号 5月号 6月号 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号
'99 1月号 '01 1月号 '02 1月号 '03 1月号 '04 1月号 '05 1月号 '06 1月号 07 1月号 |