帰国
時計の目覚ましが鳴り帰国の日の朝を迎えます.昨夜の雨で濡れたためにしまえなかった靴が乾いているのを確認して,寝巻きや身の回りの最後のものをスーツケースにしまいます.帰りのフライトの時間を確認すると後は朝食を食べて出発するだけです.今までと違うのはここに戻ってこないということ.ホテルのレストランでいつも通りの朝食をしてからチェックアウト.バスの出ているシティ・エアーターミナルまでスーツケースを転がしながら歩いていくことにしました.来たときは場所がわからなかったのでタクシーを使いましたが,4日間の市内観光でウィーン・リンク内の地図はしっかり頭に入っています.ちょっと手間取ったのは昔ながらの石畳の通りをスーツケースを転がして行ったので予想以上に疲れる羽目になりました.途中何度もタクシーに呼び止められましたが何とかシティ・エアーターミナルに到着できました.最後の最後でケチることもなかったか(^_^;)シティでバスに乗ってウィーンの市街ともお別れです.道路はかなり込んでいて思ったよりも空港までは時間がかかりました.途中空港に入るところで検問をやっていて自動小銃を持った警官が一台一台車を止めてはなにやら調べていました.成田でもパスポートを見せる検問はありますが,さすがに自動小銃を見えるように持っていたりはしないのでちょっと恐いです.やはり国連,OPECなどのある街ゆえ何でしょう.
空港についたら混雑を避けるためにすぐにチェックインを済ませて荷物も預けてしまいます.このときに乗り継ぎ便も含めた成田までのボーディングパスを発券してくれたのでチューリッヒで乗り継ぎカウンターに行く必要がなくなりました.乗換えがあるのでこれは助かります.別段ラウンジが使えるわけでもないのでその辺をうろちょろしているしかないのですが,売店に世界各国の電話のモジュラージャックの変換アダプタを売っているのには驚きました.ヨーロッパ内ですら統一されていないのでこれは重要なようです.その他,私と身長が同じ位あるテディベアなどなど(ちなみに私の身長は180cm).売っているもののスケールが違う(^^;)
出発便のスケジュールを確認すると一応定刻の予定.気になるのがエアラインを問わずヒースロー空港行きのフライトがすべて出発していないこと(これは日本に帰ってからニュースでヒースロー空港で火災があったために空港が閉鎖されていたことがわかりました).それ以外の便には遅れはないためにとりあえず安心して出国ゲートをくぐります.
私の乗るオーストリア航空のOS005便はチューリッヒからの到着が遅れているようで,20分ほどボーディングが遅れました.乗り継ぎの便があるのでちょっと心配です.結局約30分遅れで出発することになりました.チューリッヒ空港の国際便乗り継ぎ時間はチケットを購入した日本旅行の話では50分.国際空港としては非常に短時間なのでこれに助けられたということになります.ちなみに私のチューリッヒでの乗り継ぎ時間は1時間30分.遅れた30分を引いても何とか間に合う時間でした.
さてさて,ウィーン国際空港を出発すると恒例の機長のアナウンス.私の聞いたのが間違えなければ「このフライトは私のファースト・オフィサーが担当します」といっていたような・・・.つまりは副操縦士が操縦すると.まぁ一時間のフライトだしと思っていたら,チューリッヒ空港への着陸がちょっと怖い・・・.高度を下げて空港に侵入して窓から滑走路が下に見えているのにいつまでたっても降りない.まだ降りない.いいかげんに降りないのかと思い始めたあたりでオーバーランするんじゃないかと心配になりました.結局着陸するまでずいぶん時間がかかりましたが,無事にチューリッヒ空港に降り立ちました.しかしなんという長い滑走路なんだろう?副操縦士が操縦しているというのでつい心配してしまいました(^_^;)
チューリヒ空港にはすでにローマから私の乗るJL418便が到着していて,多くの日本人が空港内のショップで買い物をしていました.そのにぎやかなこと.混雑を避けて先にゲートに向かい待つことにしました.帰りのJALのアテンダントは行きと比べるとものすごい親切.いろいろと頼むとすぐに持ってきてくれるし,壁にはってあった予定航路と主要地点の予定通過時刻がかかれたイラストを,わざわざ新しいものを作ってくれてそれをお土産にくれました.10時間以上の空のたびを終えて成田についたのが日本のお昼前.久しぶりの日本の気候は気温のわりにはウィーンよりも寒く感じました.まぁずっと飛行機の中にいたのだからその辺の違いもあるかもしれません.
入国手続きを済ませて成田エクスプレスに乗って帰宅.一週間のウィーン旅行は無事に終わりました.チケットの手配からホテルの手配,オペラ,観光の予定まですべて自分で立てて望んだ旅行は大きなトラブルもなく帰国できました.さて,次はどこに行こうか(^^)
