こうもり

12/11/97 VOLKSOPER
ヨハン・シュトラウス2世
喜歌劇「こうもり」
作曲 : Johann Strauss
指揮 : Bertrand de Billy
演出 : Robert Herzl
アイゼンシュタイン : John Dickie
ロザリンデ : Regina Schoerg
アデーレ : Cornelia Goetz
イーダ : Ute Gfrerer
ファルケ : Franz Grundheber
オルロフスキー : Heidi Brunner
アルフレッド : Miro Dvorsky

早いものでウィーンでの最後のオペラです.フォルクスオーパーだしあまり期待しないで楽しんでこよう気持ちで出かけました.天気は今日も雨.雨の中を傘をさして路面電車でフォルクスオーパーに向かいます.フォルクスポーパーに着いてみるとテレビカメラを持って撮影クルーがロビーを様子を撮影したりインタビューをしていました.ホールにもカメラが入っていたのかどうかまでは確認しませんでしたので詳細は分からず終いです.

オーケストラも歌手も相変わらずへたでしたが,終始笑いっぱなし.最近こんなにも笑ったことがあったかと思うくらいに良く笑いました(^_^;) さすがに面白いです(^_^) 当然言葉なんてこれっぽちも分からないのだけれども,漫才と同じような感じで,なんとなくその場の雰囲気だけで自分まで盛り上がってしまいました.おかしいところがあると,曲の途中だろうがなんであろうが大拍手で中断してしまいます.楽しませるつぼを押さえているというか,本当に「こうもり」という曲を良く知っている演奏と演出です.

さて,笑うというとストーリーとは関係のないところで2回ほどトラブルがありました.1回目はアデーレ(Goetz)がロザリンデ(Schoerg)のドレスの裾を踏んでしまい「ビリッ」と豪快な音がしました.それからというものロザリンデは右手で脇の辺りを押さえながらの不自然な格好での演技が続きました.はじめは演出かなとも思ったのですが,どうやら本当に事故のようです.結局場面転換までずっとドレスを押さえたままの演技というかわいそうな結果になってしまいました.次の事故は比較的平和.場面転換のとき,幕が降りてきたのですが,それが舞台セットに引っかかってしまい右半分が降りきりません.当然舞台も丸見えのままで大道具の人が動いているのがよく見えました.結局召し使い役の人が一生懸命直していましたが.事故とは言え見てみて面白かったです.

2幕のポルカは普段よく聞く「雷鳴と電光」ではなく「ピツィカート・ポルカ」でした.一見普通にダンサーたちが踊っているのかと思いましたが,よく見るとダンサーに混じってイーダ(Gfrerer)がいっしょに踊っています.当然のごとく回りの振りを見ながら踊っているので,何度も振りを間違えて隣のダンサーにぶつかったり,曲がる向きを一人で間違えて正面衝突したりと,楽しかったです.

帰りはもう真っ暗闇の中を地図も見ないでそそくさとホテルまで帰れるようになってしまいました.少なくとも主立った地点とホテルを結ぶルートはほぼ頭に入りました.といってももう帰国ですが(^^;)

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