シェーンブルン

初日の夜,ホテルの部屋でテレビを見ていると思わずW杯インスブルック大会のノーマルヒルで「原田優勝!!」に目が行きます. ちょうどオーストリアでやっていたんですね.今年の原田は強い.オリンピックが楽しみ(^o^)

今日は午前中は市内観光,午後はシェーンブルン宮殿に行くことにします.前の夜のうちに一生懸命ウィーンの地下鉄と路面電車のルートを頭に叩き込み必要な場所に確実に行かれるようにしておきました.いずれにせよガイドブックは持って行くのでのんびりとガイドを見ながら歩いてもいいでしょう.少々物騒かもしれませんが.

まず向かったのが「フィガロハウス」.地図を見ながら探してようやく見つけました.写真を撮ってさっそく入ろうと思っていたら日本から来た女子大生の40人くらいの団体がやってきて大騒ぎ.「モーツァルトって知ってる」とか「フィガロの結婚の舞台でしょ?」とか訳の分からないことをいいながら大挙して押しかけてくる集団を前にフィガロハウスに入るのは取り止めにしました.まだ二日あるから明日以降に見に行くことにします.

フィガロハウスを後にして,今日は歩かないで路面電車に乗ってウィーンのリンクを一周することにします.まずは環状線を時計周りに乗っていると,地元のおばあさんがいろいろと乗り降りの仕方などなど教えてくれました.昨日歩いた道筋を路面電車に乗っているわけで,丸一日かけて歩いたところをわずか30分で一通り見てしまいました.短期のツアーなんかではちょうどいいかもしれないです.結局環状線を一周と半分したところで,日本語が確実に通じそうなところとして目をつけていた全日空のオフィスに立ち寄り,郵便局の場所と切手の買い方,郵便の出し方を教えてもらい,絵葉書を出してきました.順番待ちの間,隣の老夫婦が私のはがきの見なれない字が気になったのか「これは何語だい?」と聞かれてしまいました.話してみると彼らはオランダから来ているようでした.
入鋏器

ウィーンの交通は路面電車か地下鉄,それにバス.いずれの場合も入鋏器に乗車券かウィーンカード(3日間のフリー乗車券になる)を差し込んでチーンという景気の言い音をさせるとカードに入鋏時刻が打刻され使えるようになります.ウィーンカードの場合は一度打刻してしまえば地下鉄も路面電車もそのまま乗り放題なので大変便利なカードです.定期券も1週間ものとかがあるので長期滞在の人には便利かもしれません.しかしこんなものの写真を撮る人もそうはいないので不思議がられていましたが・・・それでも正面から外れてくれるウィーンの人たちは親切.

ホテルのそばのシュテファンプラッツ駅で地下鉄(U1)に乗り一駅.カールスプラッツ駅で地下鉄(U4)に乗り換えて6駅.必死に路線図とアナウンスを聞き比べていたら親切な人がシェーンブルン駅に着く少し前に教えてくれました.シェーンブルン駅で降りて駅にある周辺地図でシェーンブルン宮殿を探したら意外と遠いです.ともかくシェーンブルンに行くのが目的なのでひたすら歩くことにします.

シーズンオフのためか外壁の工事やなにやらで歩道まで工事部材がせり出していて,歩くのも大変.ときどきこわごわと歩道に出て歩いたりと,繰り返しているうちにシェーンブルン宮殿に到着します.

シェーンブルン宮殿(正門より) ・ 丘の上に見えるグロリエッテ

シェーンブルン宮殿はともかく,大きい,広いにつきます.マリア・テレジアン・イエローで有名な黄色の特徴のある鮮やかな建物もいざ写真を撮ろうと知ると天候のため,遠くからでははっきりとした色にはならなかったです.宮殿の外観をざっと見たところで丘の上のグロリエッテを目標に歩き出します.

ネプチューンの泉

何分くらいあるいたか,ちょうど宮殿とグロリエッテの中間付近にあるネプチューンの泉までやってきました.いざ泉に近づいてみると水が無い・・・.ここもシーズンオフのために改修工事をやっているところで,彫刻も一部取り外してどこかに行ってしまっていました.左側の写真を見るとわかりますが,両脇に足場が組んであり,まさにこれから工事をはじめようかといった感じでした.観光ガイドなどではこのあたりから見渡す景色は,庭園の色とりどりの花で大変にきれい・・・らしい・・・のですが,なにぶん12月.花なんてひとつも咲いていないのでした.

ネプチューンの泉をあとにして先に進むと,今度は緩やかな上り坂になります.稲妻状にぎざぎざになった道を進むので見た目の距離以上に歩くことになります.途中何人かエクササイズということでジョギングをしている人たちに追い越されましたが,ひたすらマイペースで丘の上を目指しました.

グロリエッテの手前の池に来るとそこには2羽の白鳥が.人に慣れていて誰かが近づくとえさをねだりにやってきます.なにかパンの切れ端でも持っていればあげたのですが,普通旅行中にそんなものは持っていないのでただ見ているだけとなりました.グロリエッテの上は喫茶店になっているらしく,看板が出ていました.

シェーンブルン宮殿

上ったら当然降りる.丘に上ったのとほぼ同じ時間をかけて今度は丘を降りることになります.上るときは中央の道を使ったので,宮殿に向かって右側の道を使って降りることにしました.ちょうど庭園の道に沿って一定間隔で女神像が並んでおり,ひとつひとつしっかり作られているのには驚かされます.全部で何体あるかなど数える機にもならなくなるほどの量です.

宮殿に戻ると,しばらく悩んだ末に内部の見学ツアーに参加することにしました.あらかじめ頼んでおくとJTBの日本語のツアーもあるようでしたが,結局オーディオガイド付の英語の22部屋コースに参加しました.ツアーといってもオーディオガイドなので,実際に回るのは一人です.このドイツ風のメリハリのある英語が意外に聞きやすく,これを便りにコースのへや一通りを回ってきました.

フランツ・ヨーゼフ一世とエリーザベトの巨大な肖像のかかっている部屋.フランツ・ヨーゼフの寝室.幼いマリー・アントワネットの肖像など22室のコースといえどもあなどりがたい,見るべきところは山のようにありました.ケネディ・フルシチョフ会談が開かれた大広間などは小学校の体育館などよりもはるかに広い部屋です.

庭園と宮殿を見て回っただけで1日が終わり,今度は地下鉄(U6)を使って今晩のオペラの会場であるフォルクス・オーパーを下見して,今度は路面電車でホテル近くまで帰りました.

グロリエッテ

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