オペラを予約しよう
ウィーンにはシュターツオーパー(Staatsoper)とフォルクスオーパー(Volksoper)の二つの歌劇場があり,シーズン中にはほとんど毎日オペラやバレエの公演があります.これらの劇場でのオペラの公演予定はオーストリア政府観光局のFAXバックサービス(03-3814-6379),もしくはインターネットで簡単に入手することができます.
私が休みを取った週の公演予定は次の通りでした.
| Staatsoper | Volksoper | |
| 12/7 | エレクトラ | ヴェニスの一夜 |
| 12/8 | 薔薇の騎士 | ヘンゼルとグレーテル |
| 12/9 | バレエ 黒い天使/大地の歌 | カルメン |
| 12/10 | エレクトラ | ヘンゼルとグレーテル |
| 12/11 | 蝶々夫人 | こうもり |
| 12/12 | バレエ 黒い天使/大地の歌 | カルメン |
どうしても「薔薇の騎士」と「こうもり」は外せないという見たいオペラの要求から必然的にホテル,飛行機の日程が決定します.結局この理由から太字の4演目を見ることにして旅行の全日程もこれにあわせて組むこととなりました.残念ながらこの時点で詳しいキャスティングは分かりませんでした.もっと調べれば分かるのかもしれませんが,日程に制限があるのでとりあえずはこれでよしとします.
オペラのチケットは劇場連盟予約事務所で郵便,電話またはFAXで予約を取ることができますが,席種は選べず単に座席の値段のみの指定になるようです.私の場合は自宅にFAXがあるのでFAXを使ってやり取りしましたが,これが一番正確で早い方法でしょう.参考までに番号は+43-1-51444-
2969です.注文のFAXを送ってから数日で予約の確認と支払いについて書かれた手紙が届きます.支払いは外貨での送金はわずらわしいのでクレジットカードを使って支払うと便利です.何しろオーストリアシリングを扱っている銀行を探すだけでも一苦労ですから.
座席は日本での公演のようにS,A,Bなどの分類ではなく,座席ごとに明確に価格が決められています.料金体系には公演ごとにAからCまでの3段階がありますが,通常の公演の大半はB価格になっています.例えばB料金体系のシュターツオーパーの料金は以下のような区分になります.
| PARKETT | 平土間前部 | 1,600-2,000S | |
| PARTERRE | 平土間後部 | 1,200S | |
| PARTERRE LOGE | 一階のボックス | 100-2,000S | * |
| 1.RANG LOGE | 二階のボックス | 100-2,000S | * |
| 2.RANG LOGE | 三階のボックス | 100-1,600S | * |
| MITTELLOGE | 正面のボックス | 2,000S | 舞台の真正面 |
| BALKON | ボックスの上 | 100-900S | 普通の席 |
| GALERIE | バルコンの上 | 100-450S | 普通の席 |
| STEHPLATZE | 立ち見 | 20-30S | 当日売りのみ |
| *2-3列目は舞台全体が見えない | |||
今回のケースの場合,それぞれの公演に対して大体の値段を指定してFAXを送り,約5日で返事のエアーメールが届きました.とても早いです.FAXで返事が来ると思っていたので少し驚きましたが,以下の通り希望より少し安めのチケットが取れました.
| 薔薇の騎士 | 900S |
| カルメン | 200S |
| エレクトラ | 300S |
| こうもり | 200S |
合計で1,600シリング(約17,600円).とても安いです.残念ながら座席がどこかは分かりませんが,これは行ってからのお楽しみということになります.とりあえず確認のFAXを送られてきた予約確認書といっしょに送り予約を完了しました.後は現地に行ってチケットを受け取るだけです.
