カルメン

12/9/97 VOLKSOPER
ビゼー
歌劇「カルメン」
作曲 : Georges Bizet
指揮 : Alfred Eschwe
演出 : Guy Joosten
カルメン : Ruxandra Donose
ミカエラ : Mihal Shamir
ドンホセ : Ruben Broitman
エスカミーリョ : Jake Gardner

ウィーンでの二つ目のオペラはフォルクスオーパーでの「カルメン」です.私の泊まっているホテルからフォルクスオーパーへの道は少々不便で,少し歩いてリンクの外に出る路面電車に乗らなければなりません.しかもスーツに着替えホテルを出るとちょうど雨が降ってきて傘をさしてのお出かけとなりました.ついてない.

簡素なエントランスホール

例によって早めに到着したのでエントランスホールで時間をつぶしていると,日本人の若い女性に声をかけられました.聞いてみると添乗員が気を利かせてチケットをダブって取ってしまったということで,時間潰しもかねて返金交渉を代行(?)することになりました.

そして,いざ席に着いてみると今度は後からきた人に「ここは私の席だからどくように」と高圧的な声でいわれて,あっというまに追い出されてしまいました.案内の係りの人にチケットを見せて確認してみると一応間違ってはいないことはわかり今度はその人を追い出す交渉を.しかしなぜこの人は私の席にいる?オーバーブッキングだろうか?とりあえず友好的に交渉を進めチケットをお互いつき合わせてみたら答えは単純.左右が逆でした.お互いドイツ語で書いてある「右」「左」がわからなかったようでした.とりあえず無事に解決.

舞台ははじめから幕が開いていて,開演のはるか前からエスカミーリョ(Gardner)が座って新聞を読んでいます.このまま時間になると指揮者が現れて開演.変わった演出です.

さて演奏はどうだったかというと,これはすっかり期待外れ.オーケストラも歌手もシュタッツオーパーのときよりも数レベル落ち,演出も奇妙で,なおかつ大量のカットが入っていました.終わってみるとカルメンってこんなに短かったかなって感じでした.ストレートヘアーの細身で清楚なカルメンというのはどうしてもイメージにそぐわなくて,演技もたどたどしくて学芸会を見ているというと大袈裟かもしれないですが,そのくらいにつまらなかったです.

こちらも簡素な客席

とりあえずフォルクスオーパーの演奏に期待してはいけないというのが今日の教訓でした.感想になっていないな・・・.

この日の私はどうも人に頼られる日のようで,今度は日本人の女性に深夜の外国の一人歩きは恐いので帰りの方向が同じならホテルの近くまで付き添ってほしいといわれました.結局お互いのホテルの中間辺りまで一緒に歩いて別れました.ホテルに戻って翌日のプランを考え今日も終わりです.

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