生まれて初めて買ったレギュレータです。どうせダイビングをやるなら
早いウチに自分の器材でやりたかったし、『一生モノだから』とショップに
薦められて買いました。当時は未だ高価だったけどネ。
1986年〜97年頃までメンテナンスを繰り返し、大事に使いました。
今は一旦現役を退いていますが、メンテすれば十分に使えますよ。
いろいろな海を共に経験してきた器材です。
ウエット・スーツ
YA・DA(や ポツ だ)のマーク
ショップのオーナー:河野さんが勝手にポツを入れたのが暫く自分のトレードに
なりました。
ダイビング始めたのは4月だったので、一番最初のスーツは5mmの2ピース。
当時はちょっと格好悪いビーバーの尻尾の様な股掛けのモノが主流でした。
写真は初めての3mmスーツ(南国用)。モルディブ、沖縄、パラオ・・・
暖かい
リゾートでズタボロになるまで着た思い出深いスーツです。
BC:SCUBAPRO Wブルー(限定品)
最初に買ったBC。偶然にも時期的に限定品であったWブルーを
購入したのですが、高かったぁ・・・ 今では想像も出来ない値段、
12万円以上したと思います。このBCはシールがダブル・コート
されていて、破れ難い高級品なのですが、4〜500本潜った頃
空気漏れが激しい事と、限定品BCであった事から一旦、現役を
引退させました。買った当時は未だ青が奇麗だったけど、さすが
色落ちしました。
昔、浅井兄貴と『色落ちしたBCってベテランみたいで憧れるね』
なんて話をしていましたが、やっぱBCは奇麗なのがイイです。
オクトパス、インフレータ
オクトパス(写真左)は91年5月の伊豆山ツアーでデマントレバーが
吹き飛んでオジャンになりました。
インフレータ(写真右)はAIR−U購入で現役を引退しました。現在は
講習していないので、実際のダイビングではオクトパス(予備の呼吸
装置)を装着していませんが、新しいオクトパスは所有しています。
AIR−Uがインフレータとオクトパスを兼用し、昔よりは1本ホースが
少なくなりました。
SCUBAPRO ダイビング・コンピュータ:DC−10
近年のダイビング器材の中でBC(浮力調整装置)に次いで画期的に登場したのが
ダイビング・コンピュータです。簡単に言えば、ダイビングをすると体の中に窒素が
溶け込んで蓄積し、ある基準を超えると危険になるので、それを防止するアラーム
機能があります。今やダイバーの必需品ともなった器材です。90年代に登場した
このDC−10は非常に厳しい基準を持っていて、それまでのダイビング・スタイルで
潜ると、かなりの確立で減圧指示(浅い水深で数分間停止して浮上)が出ました。
個人的にはダイビング・コンピュータは更に進化し、各自によって異なる体の脂肪
率や、血液成分比率を選択出来る様になると思っています。
あかりちゃんSpec2 関連リンク:あかりちゃんシリーズ、Mr.ごんずいの戯言
1996年2月11日、Mr.ごんずいの水中アイテム史上最悪の事態が
発生した。初めて電気アイテムを水中に持ち込み、軽い水没こそ経験
したものの、一応の成功を納めた初代あかりちゃん(4W)を遥かに
超える80Wにチャレンジしたのだ。
しかも、風呂場での防水実験もせずに・・・ その結果、確かに明るさは
凄いモノを持っていたにも関わらず、反射板に受ける水中抵抗により
水中分解して完全に水没してしまった。僅か12分の短命だった。
開発費は5000円以上であった・・・
ごんずい3号(GT−バキューマー) 関連リンク:ごんずいシリーズ、Mr.ごんずいの戯言
1998年1月28日、Mr.ごんずいの水中アイテム史上2回目の悪夢と
呼ばれたのが夢のマシーンであるごんずい3号の水没であった。電気で
海水もろとも生物を吸込むという驚愕のマシーンであった。構想7年もの
歳月を経て、ようやく完成した作品であったが、またもや試運転で水没。
最初は調子良く動作していたのだが、獲物を探している最中に水没した。
まさに悲劇。水没の後にすぐ分解され、2機のモーターをType−2へ
移植した為に、今や残骸のみが残されている。
ごんずい3号Type-2 Jesus(GTV−Jesus)
関連リンク:ごんずいシリーズ、Mr.ごんずいの戯言
1998年11月1日、ごんずい3号の悪夢の水没から10ケ月の歳月を経て
雪辱のマシーン:ごんずい3号Type-2 Jesusが登場した。その名の如く、
Jesus(ジーザス) そう、神の領域に入った事を確信したのだ。何故ならば
吸引能力は毎分36リットルというとてつもないスペックを誇り、更には水量
切替え4段階コントロール、初めて採用されたGBS(逆流防止システム)等
全てがごんずいシリーズ中最強であったからだ。
しかし複雑すぎた構造が仇になり、前日の風呂場の実験でまたもや軽い
水没を確認。完全水没を覚悟で大瀬崎に持ち込み、頬に吸い付く体験を
した後、ハオコゼと激闘の末に敗北。小さな白い貝殻を吸い込んで一同の
爆笑をもたらしたが、その直後に役目を終えたのであった・・・
びく
これぞMr.ごんずいの原点の1つでもあるアイテム。1990年頃、かの名作であるごんずい
2号と共に活躍した。BCにびくをぶら下げ、右手にごんずい2号を誇らしく持つオレは輝いて
いた。正直、異様なダイバーであった。今は現役を退き、静かに眠っている。
歴代のオネクリ達
関連リンク:オネクリシリーズ、Mr.ごんずいの戯言
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など
クリオネ型ロボット:オネクリシリーズ。1996年に開発を開始、現在に
至るまで数々のドラマを生み出したのは言うまでもない。
実際に海に登場したのは1996年のM−6、1997年のM−7、1998
年のM−10、1999年のM−15、2001年のM−18、そして2002年
M−23である(2002年11月現在)。
開発は水没と、軽量化との戦いでもあった。ダイビング博物館には完成し
散っていったオネクリ達が整然と眠っているのだ。