☆☆「沢はこうやって落ちるんダ!」の巻 ☆☆

---沢登りの滑落から学ぶ、量子力学、そして神、ついでシンクロニシティの実際・・・ホログラフィックな観点から見る---すっげーサブタイトル・・・だなあ。ホンマかいな? いや、ハッタリでしょう・・・


 多くの人が、事故は理不尽なものであり、突然にやってくるものだと思っている。本当にそうだろうか。わたしにはそう思えないし、同様に考えている人達も多くいる。わたしの場合、痛い目に遭いそうなときは、前もって信号を感じることが多い。今回もハッピーエンドに終わり、事故などと呼べるものではなかったが、一つ間違えばけっこう痛い目にあっていた可能性はある。しかしそのハッピーな結果で済んだのは、滑落の予兆とその原因となる動力については前もって感じていたのが理由と考えている。自分の場合は、まいど運良く痛い目に遭わずに済むことが多いので、今回の件についてを含め、痛い目にあったときのことなどをそれぞれ遡って考えてみたい。内容はレポート本文と、各考察のリンクページに別れている。リンクページについては、全部書ききれないので、時間を見て徐々に仕上げていきたいと思う。(ある程度出来ているのだが、中途半端、、毎度だけど、、なので、今現在リンクは張っていません)

遡行日:平成11年6月6日
メンバ:S氏---京都の国際的研究機関へ出向中だが、週末は育児担当日のため必ず東京に帰ってくる。でも奥さんの許しがなかなか出ないため、3年経っても沢は5回目の初心者。高沢---記録者、S氏よりは少しは登れるが、まだまだの初級者
天気:ピーカン晴れ(天気予報では午後から夕方にかけて崩れる予定だったが、日頃の二人の行いが良いからバッチリ)
今回の遡行テーマ:All My Relations ! わたしはすべてと繋がっている


 落ちたぞ墜ちたぞ、二人して滑落してきた。
でも平気!誰も怪我なし。ざーんねんでした・・・(^-^;;

 最初に落ちたのはS氏。幾つかの堰堤を汗をかきかき薮をくぐりながら、えっちらおっちら越えたところの、最初の滝で早々に初滑り。先日、シュウ山荘で買ってきたばかりの膝当て、スパッツ、手袋のプロテクション効果を試したかったらしい。
 S氏は恐がりでクライミングが下手なくせに、一番大事な道具である靴のフェルト底は、すり減っていて爪先の方はゴムがむき出しのままだ。歩き方が悪くて、ズルッコズルッコ擦って歩いているから沢行き5回目でフェルトが禿げてしまう。その上メンテもしないので、それじゃあ滑っても自業自得なのだと納得する。

 でも、本人が言うには、靴のせいじゃあなく技術がないから、といたって謙虚。謙虚さは神が好む徳目の一つだ。

 S氏は滝を5m位の滝の水流左を真ん中ぐらいまで登ったところで、靴が滑って宙ぶらりん。すこしジタバタしたが、やがて力尽き、下の写真のように滑落。そのまま滝壷へ沈んでいった(ちょっとアップで撮り過ぎているので高度感がないのが残念)。滑ったところが、岩が丸くなっていて尖ったところがない所なので、ア〜ア〜ア〜と、気持ちよさそう?に滑っていた。膝当て、スパッツは有効だ。また、直ぐにボロボロになるこの高価な手袋も引っかかるところがなかったせいか無事。どこも傷無し、痛くもなし。S氏の気持ちに少しばかりの擦過傷が残ったくらいで済んだ。
 わたしは何か予感がしたのか、体が動いてカメラを構えて待ち受けていた。なにか面白そうなことが起こるのを無意識が感じていたのだろう。

  
滑落の瞬間。


滑った後なので少しビビリながら、それでも登り切った。

 その後は順調に登っていく。素直に登ると水とまともに対峙しなくてはいけないところがかなりある。でも、私はカメラマンなのでちょっと逃げ腰だ。それにS氏がいつ面白いことをやってくれるかシャッターチャンスを物にしたくてカメラをザックに仕舞えない。防水カメラが欲しいなあ。

 S氏が果敢に水に飛び込んでいく。

 


 泳いで取り付くが、まだまだ水は冷たい。S氏は泳ぎは得意で、いつもプールへ行っているが、水の冷たい滝壷は勝手が違うと認識を新たにしていた。沢での泳ぎは今回初めてだ。まだ、白泡の中に巻かれたことはない。


 滑落した後で、元気がない私・・・ 笑っちゃうね。

 どこで滑落したかって?
 キュウハの大滝10mの横のチムニーでだよ。垂直のチムニーの上部までオールフリーで行って、S氏にどうやって登って貰おうかなどとホールドをあちこち見ていたら、いきなり足が滑り垂直に4m位墜ち、そのまま急な斜面を6、7m位滝壷まですっ飛んでいった。

 なんでビレイしなかったかというと、S氏がザイルを扱えないのと、万が一落ちても垂直方向には4、5m位だからと、なめていたのである。下まで飛んでいくとは思わなかったんだよね。

 良いのか悪いのか、最初に落ちたところが岩が細かく崩れたザラザラの斜面だったので、滑ることで力を分散しショックを吸収してしまったわけだ。お陰であとで見たら両肘と左膝に軽くあざが残ったくらいだった。でも、見ていたS氏がビックリするくらい凄かったたらしい。私が落ちていく最中に、「自分独りでどうやって帰ろう。」と一瞬悩んだという。研究者としてロジカルな思考方法が身に付いたS氏の見切りは早い。また、滝壷に墜ちたわたしが直ぐに立ち上がってきたので驚いたとも言っていた。うーん、本当に何かあったときにはパートナーを簡単に見捨てそうなところが怖いなあと、少し暗くなるわたしだった。

 ところが、S氏自身も危ないところだったのだ。
というのは、私が登っている最中に、その真下で屈んで自分のザックの荷物をいじっていたのだ。私が上から、「ちゃんと上を見ていて!」と叫んだから良いようなものの、そうでなかったらS氏の上に落ちて・・・。わたしはS氏のいのちの恩人なのである。

 そのS氏は、私が墜落したときに、一応は受けとめようとしたらしいが、腕の間をすり抜けていったそうだ。そりゃそうだ、荷物も合わせて70kg以上はあるものを、そう簡単に止められるわけがない。ましてや、力仕事なんかしたことがないS氏だし、またそうだとしても、他人がかなり上から墜ちてくる一瞬に、スタンスをとって腰が入るような姿勢もとれる場所でもない。身体張ってまで他人を止めようなんてしない方が良いに決まっている(せめて頭を打たないようにサポートするくらいでしょう)。私も自分以外の人を巻き込まなくて良かったとホッとした。

 まこと残念なことだが、カメラマン本人が落ちたため写真を撮り損なった。もしタイミング良くカメラを構えている人がいれば、「沢ではこうやって落ちるんだ!」みたいな見本が撮れたのに惜しいことだ。今日は気を付けて行こうと朝から思っていた(予感していた)のだが、流石に自分自身のアクロバットショーを写真に撮ることは出来ない。

 でも、S氏に言わせると私は運が良かったようだ。最初に落ちたところには、エッジの立った大きな岩が直ぐ後ろに落ちていたし、滑落していった斜面は岩が飛び出したりしていたのだ。上手く当たらずにジャンプして飛び越えていったらしい。滑落していくときも、足が下に向かっていて身体の上下が保たれていたのも良かった、ということもS氏の言う通り運が良かった。何度もS氏に、何かに守られていると言われた。

 なんせ本人は、墜落のときにザックにヘルメット押され、そのお陰で眼鏡がずれ、ヘルメットが目に被さり、何も景色が見えなかった。おお〜!滑ってく滑っていく〜、と身体で感じていただけなのだ。う〜んん、見えていたらビビっておしっこチビッちゃったかも知れない。高所恐怖症なので、見えていなかったことが逆に幸いだったのだ。下から見上げると結構上の方だったもんなあ。実は沢での滑落らしい滑落は初めて。モトクロスなどのオフロードライディングでは空を吹っ飛ぶのは散々やっている(大きいジャンプを失敗すると小屋の向こう側まで飛んで落ちるような感じ?)ので驚きはしないが、沢は殆ど岩ばかりなのでビビったのは確か。

 もちろん、本当にやばいところだったら、最初から巻くか、何かしらのビレイの方法をとる。仮に1段目の所までは落ちたにしても、下まで行かないように手だては打てる。それをやらなくてもイイやと無意識レベルで判断したわけだから、なるべくしてなったという滑落だったかも知れない。
 でも、運の悪い人間だったら、ここでも結構痛い目に遭う可能性はある。死ぬことはないだろうが、あまり調子に乗らないに越したことはないとチョットだけ反省(基本的には臆病者であり、自然に対しても謙虚である)。

 左膝はちょっと打って、そして軽く捻ったみたいなので、滑落のあと暫くは登攀時に力があまり入らなかった。S氏には、そういう問題じゃあなくて、気持ちがビビってるビビっている、腰が引けていると笑われてしまう。根性がないので直ぐに気持ちを切り換え、今日は無理するのはやめんベエ、あとの滝はみーんな巻き巻きだあ。

 去年、いつも一緒に沢に行っている、リードのビレイが出来るA氏と来たときは、怖いところはどこもなく、みんな楽勝で登れたキュウハだったが、気持ちが萎えると途端に難しく思えてくるようなそんなレベルの自分である。
 まあ、自分のレベルを認識していれば、とんでもない事故はないでしょう。一度あることは二度ある可能性があるし、と調子が出ないときは無理しないタイプなのだ。お陰でいままで危ないことはあったけど、結果がとんでもないことはあまりなかった人生だ。でも、やるときゃやる(はずだ?・・自信ないけど)。

 沢でゆっくり食事を済ませ、ボチボチと登っていく。晴れて暑いが積極的に水に浸かりたくなるほどではない。気持ちの良いところではゆっくり休みながら味わっているので、ペースが少しも上がらない。

 詰めは、ひどくザレている丹沢山直下の方を嫌って、北側の大ガラン沢の右岸の支尾根を登る。去年より一つ西側の支尾根だ。ここが大当たり。まさに天国のように良いところで、比高150mくらいは時々立ち木に掴まりながらもゆっくり歩ける、割となだらかな空いた斜面なのだ。上の方はブナの林、蕗の畑、薊の野原になっている。
 ブナに頬摺りしたり、風を感じて立ち止まったり、木々のざわめきに聞き入ったり、瞑想までしていたものだから、朝の8時40分に塩水橋の車止めから歩き始めて、同地点に戻ってきたのが夕方の5時頃である。距離的には短い行程であったが、精妙で変化に富んだ体験が出来た楽しい一日であった。そして、わたしにとっていろいろシンクロした出来事が起きた暗示的な一日でもあった。感謝。

 でも、それが私のスタイル。なにもあせって登って、そして急いで帰る必要はどこにもない。根性もなく技術が低い者も、低い者なりに楽しみ方は幾らでもある。

 体力のない人間にとっての登山は、綺麗なポイント以外の移動過程は苦しいだけだが、沢登りは体力が無くとも楽しい。
 ルートをどう取ろうかな、あのゴルジュをの先を曲がったらどんなだろう、この岩は滑るかな、おっと魚が走った、綺麗な花だな、この野草(キノコ)は食べられるのかな、どこかに山葵は出ていないかな、暑いから泳いじゃおうか、この枝沢の水は旨いぞ、あの尾根に出るにはこの支尾根を上がった方が楽そうだ、ドッヒャア崩れてるよ、あっカモシカだ、この糞はなんのだろう、この木の爪痕は熊のだなあ等々、次から次へとその場が楽しいから(怖いのも沢山あるけど)いつの間にか高度が上がっている。自分の心が開かれていれば開かれているほど発見や楽しみを享受できる。

 沢身も尾根も端から端まで楽しみ尽くそう。滑って落ちるのも、ビビって動けなくなるのも、それさえも楽しめる(少し悔し紛れだけど)。失敗は何もない。登ってナンボ、結果がすべてだけの世界ではないのだ。登ってよし登らなくてもよし。ただ、今の自分の殻を破れるような少し上のレベルへのチャレンジがスパイスだ。瞬間瞬間をどれだけ楽しめるか、沢には楽しめる要素が幾らでもある。(沢登り初心者のくせに語るなあ・・・ でも、山との関わりという意味では技術以前の心の向きと質の問題かと・・・)

 そうそう、最初の方の堰堤の間に航空機の星形エンジンがあったのだ。帰りの下山道でお会いした七十代半ばのお年寄り(今回の遡行中に山の中で会った、最初で最後の人達)がそのことをご存知で、それは戦時中のグラマンのエンジンだと教えて下さった。16気筒ものシリンダーからピストンやピストンリングが見えていたデカいエンジンはアメリカ製だったのだ。お年寄りは、全然当たらない精度の悪い高射砲で“アメ公”!!!と戦ったのだから負けるのは当たり前だ、と柔和な顔で仰った。。。

 ここは私のアパートメント。S氏は沢の帰りには必ず当家で飲んで食って、そして一眠りしてから帰る。料理担当はいつも私だ。沢からの帰りにスーパーへ寄って食材とアルコール類を仕入れてくる。疲れて帰ってきて、なんで俺がやらにゃあ如何のだと言いつつ、サービス精神が旺盛な私はつい料理をしてしまう。それも座ったままアアだコウだと指図するS氏の声を背に受けてだ(山でわたしがああせいこうせいと言った反動なのだろうかウルサイ)。

 大自然の中では、からっきしだらしのないS氏も口と胃だけは人一倍タフだ。仕事柄、肉食人種を相手にすることが多いので自然鍛えられたのだろう口先も胃も、その筋肉度は人後に落ちない。今回は、枝豆に鯛の刺身、先ずはビールと天狗舞山廃純米石蔵仕込でやっつける。そこからいきなり洋風になり、鯛の刺身を使ったピリ辛セビッチェ、たっぷりとレモンを絞り込む。オイルは愛用小豆島産オリーブオイルだ。最後はたっぷりのトマトにツナとイタリアンシメジをメインにしたスパゲティ山盛りだ。かったるいので種類より量に重点を置いた。
 ガブガブと飲み、シャベクリ巻くってバクバクと喰ったS氏は、満足げにせせらぎの響きに身を任せる。すぐに首を傾けウトウトし始めたと思ったら、やがて床に倒れ込んだ。遭難したときにはこういう奴が独りで生き延びるのだろうなと思わせるものがある幸せな姿だ。
 それを横目で見つつボチボチと片付けをしながら、わたしが想い、ニヤつくのは、あのエキサイティングな滑落だ。
 今日もハッピー! v (^-^)


 家の窓の下は小川が流れ、せせらぎが部屋中に響く。この音が気持ちいい。湘南の江ノ島近くに注ぐ片瀬川の源流、源頭はすぐ裏だ。部屋から望める3方向の窓はすべて緑。マイナスイオンあふれる雑木林の中のアパートである。

 誰か、一緒に遡行して、帰りに美味しい料理を作ってくれる可愛い女性はいませんか?(こんな連中で良かったら) ビレイはしっかりやります。あとは自力でチャレンジを楽しんで下さい。-----43歳、独身、男。遡行および登攀レベル:体力無し、初級者、確保技術安全面では並+? ボードでは 5.10d〜5.11aが登れるかどうか?のロウレベル。 特技:マッサージ。頭脳:靄が掛かっている。性格:お薦めできるかどうかは自分でも判断不可能。一応サービス精神は旺盛。でも甲斐性はない。生活自立度:嫁要らず、と言われている。将来性:来世ではきっと良いことがあるはず (^-^;;


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