■FR−034■
次なる思い立っての船旅は、はてさて・・・

写真 左:新居浜市営渡海船の新船<くろしま> 右:夜の備讃瀬戸大槌島近くで行き交うフェリー<おれんじ7>から

<只今、製作中!>

2003年 夏 思い立ちまたもや・・・

                      

 

●航海 往路・瀬戸内海 復路・瀬戸内海
@★★★★★ 往路 大阪→東予→新居浜 四国開発フェリー=オレンジフェリー<おれんじ7>特別室右舷420号室 夜行便
A★★★★★ 往路 黒島→大島 新居浜市営渡海船<おおしま>
 総トン数:115.00 旅客定員:200名(客室62名) 積載可能車 乗用車換算8台(一車最大重量8t) 車両甲板長25m 全巾9.4m
B★★★★
 往路 黒島→大島 新居浜市営渡海船<くろしま> 新造船:就航2003年4月1日
 総トン数:115.00 旅客定員:200名(客室62名) 積載可能車 乗用車換算8台(一車最大重量8t) 車両甲板長25m 全巾9.4m

C★★★★★ 復路 新居浜→東予→大阪 四国開発フェリー=オレンジフェリー<おれんじ7>特別室左舷420号室 昼行便
 総トン数:9,917.00  主機関:27,000 馬力  航海速力:22.5ノット  旅客定員:750名  積載可能車 両数:トラック139台  就航年月日:1994.3.28

●旅程 船中一泊 一泊二日
第一日目 USJ港21:30(ドリームシャトル)→22:10大阪南港22:50(オレンジフェリー<おれんじ7>)→
第二日目 →06:10東予港06:40→07:50新居浜東港 新居浜東港(タクシー)→黒島港08:40→08:55伊予大島10:15→10:30黒島港(タクシー)→新居浜マリンパーク→新居浜東港12:40(オレンジフェリー<おれんじ7>)→13:50東予14:30→22:00大阪南港

 

やっぱり思い立っての船旅はまたもやオレンジフェリーで・・・ 新居浜市渡海船新船<くろしま>制覇!

 前日の思い立ちから一夜明け、当日の昼前、予約センターへ電話入れた。難なく下り夜行便<おれんじ7>の特別室の予約をゲット。
 ここ数回は何時もUSJ経由のドリームシャトルで大阪南港へ向かっていたが、今年四月以来ドリームシャトルの運行がキャプテンラインになってからはUSJ港から天保山を経由して南港へ向かう航路となっているので今回は天保山から向かうことにした。
 USJ経由で向かうことにしたことの始まりはJR駅からUSJに向かう間に大型商業施設がありレストラン街などがあって食い気に恵まれることが大きな理由のひとつであった。もちろんそこから南港までの航路があったことが何よりもの最大の理由であったことは言うまでも無いが当初は天保山へは寄港していなかった。
 今は天保山へ寄港するのであるから当然に今回の天保山経由を思い立っても何の不思議も無いわけではあるが、やはり食い気満喫が色々叶うと言うことは否めない。


写真 黄昏時の天保山大観覧車
 夏の日の黄昏は遅い。大阪市営地下鉄大阪港駅に降り立ち真っ直ぐ伸びる大とおりを天保山に向かうこと数分、前方に天保山ハーバービレッジの諸施設が広がる。見上げる眼前に夜空に輝く大観覧車の雄姿は正に圧巻である。エメラルドグリーンのイルミネーションが眩く美しい。
 マーケットプレイスの建物の中にはショッピングセンターやレストラン街、それに近頃人気の大阪の老舗食い物や出店している「くいしんぼう横丁」などがあり、ここはなかなか楽しいところである。
 食い気のほうもかなり気楽な昔風から今様に至るさまざまなファーストフードもあり、そのはしごを楽しむもよし。ゆっくり落ち着いてのレストラン外での食事もよしとお好み次第である。しかも、ここは大阪、どの店も食い倒れ大阪の町衆の厳しい舌を意識しているに違いない。大阪では食いしん坊には食い気に当たり外れの無いことが何よりも嬉しい次第である。
 時間もたっぷりあるし腹具合もちょうど食い気満喫には程よい空腹感を覚えていた。
 ゆったり食べられるレストランでの食事に決め込み、前に一度イセエビの味噌汁を食したことのあるレストランへ向かう。店の前には賑やかに盛りだくさんのメニューのサンプルが飾られている。何やらオーストラリアフェアのような感じで食材にロブスターやオージービーフを用いたメニューが多い様子であった。
 ロブスターとステーキを組みあわせたコースメニューを食べることにして店内へ。日曜日の夕食時だからか習い混雑しているのではないかと覚悟を決めていたが広い店内には空席も目立ちゆっくりと食事をすることが出来た。
 ロブスターのサラダにビーフのたたき、ロブスターとイカや貝など満載の海鮮ごった煮汁。結構美味いので一気に平らげてしまう。ここまでで既にすっかり満腹になるのだが・・・、次に筋金入りガムの如き極めつけオージービーフのステーキ、これはちょっと切り刻んだだけで遠慮して付け合せのもやしとコーンの炒め物だけを食べた。
 超満腹の上に、アイスクリーム、フルーツポンチ、小振りのケーキを大皿に載せたデザートが供される。これでもかと言わんばかりにまだ食えと言うことらしい。アイスクリームだけどアフターコーヒーを飲みながら平らげてようやく食い終えた。


写真 左:夜の天保山岸壁から見上げるマーケットプレイスと大観覧車 右:夜の帳が降りた天保山岸壁からUSJを遠望する
 ゆっくり食事をしたつもりでいたのだが食い終えて腹ごなしに岸壁へ下りるとまだ一位間余りを残していた。岸壁からは港大橋越しにUSJ辺りの夜景が見える。振り返って見上げると巨大な大観覧車。
 岸壁に今宵は接岸している船舶は無い。目の前をUSJ港から天保山へ向かうキャプテンが通り過ぎて行く。

写真 天保山の帆船型観光船<サンタマリア>
 ドリームシャトルの桟橋は天保山岸壁の西端、海遊館を回り込んだ側にある。ひとまずドリームシャトル乗り場を確認。再び岸壁へ戻ろうと振り返ると帆船型観光船<サンタマリア>がマストにイルミネーションを輝かせ港めぐりから戻ってきた。夏場だからこんな時間帯にも運行しているのであろうが多分最終便であろう。
 暇つぶしに丁度いいので<サンタマリア>を出迎えに行く。接岸すると大きなタラップがわたされ乗船客がぞろぞろと降りてくる。夏休みの日曜日夜とあって家族連れが多い。
 あれやこれやで小一時間は瞬くうちに過ぎて行く。

 

●第一日目 またまたまたドリームシャトルで南港へ、そして、オレンジフェリーで・・・


写真 天保山西桟橋ドリームシャトル<キャプテンシルバー>乗り場桟橋
 USJ港からの最終大阪南港フェリーターミナル行きドリームシャトルは天保山に寄港する。天保山発21:45出港で南港まで二十五分の航海で22:10に到着する。


写真 <おれんじ7>での朝食
 朝食は和定食と洋定食がありいずれも850円。和定食でもカウンターに用意されているジュースやミルク、コーヒーなどは飲み放題である。


写真 左:黒島港に新設されていた自動券売機 中:乗船券 右:時刻表
 大島へは

写真 大島から黒島港に入港し着岸した<おおしま>
 黒島では


写真 大島港入港直前の<おおしま>船上から桟橋に停泊中の<くろしま>を見る

 新造船


写真 左:左に<くろしま>右に<おおしま>が並ぶ 中:真新しい鉄橋 右:港湾?表示看板

 振り返ると<おおしま>と<くろしま>が仲良く桟橋に身を寄せている。島に向かっては真新しい鉄橋が渡されていた。大島上陸に上陸すると港の表示看板が立てられている。そこには「大島漁港」とあった。


写真 左:吉祥寺 中:願行寺 右:集落の中の舗装道路のマンホールの蓋

 大島


写真 大島港に停泊中の<くろしま>

 上陸後


写真 左・中:<くろしま>の最上級船室 右:車両甲板にも快適屋根つき吹きさらし船席、二階も吹きさらしベンチ席

 新造船


写真 船室内に掲示されていた船舶表示

 壁には


写真 左・中:黒島港に停泊中の<くろしま> 右:黒島から新居浜東港へ戻るタクシーの車窓から<おれんじ7>

 十五分の停泊の間に乗船客や車両を積み込み10:45大島に向かい出港する。


写真 新居浜マリンパークの海水浴場

 新居浜東港の前には新居浜マリンパークと言う野外レジャー施設がある。


写真 左:新居浜マリンパークから木立越しに<おれんじ7> 中・右:海水浴場から見たキャンプ場

 新居浜東港の前には新居浜マリンパークと言う野外レジャー施設がある。


写真 <おれんじ7>船内レストランでの昼食 左:讃岐ぶっかけうどん 右:より海老塩茹で
 ぶっかけうどんはついつい美味そうな感じで先に箸が動いてしまいウズラ卵、刻み海苔とネギを綺麗に盛り付けた今日された姿は無残にもご覧の画像の通りである。


写真 左:<おれんじ7>特別室420号室 中・右:船室から東予港停泊中の<おれんじエース>

 東予港入港


写真 左:本島と右端は牛島 右:本島の東部と瀬戸大橋
 瀬戸大橋の通過


写真 瀬戸大橋
 瀬戸大橋の通過


写真 遠ざかる瀬戸大橋

 海の表情は


写真 僚船<おれんじ8>との反航

 正確に17:30


写真 <おれんじ7>船上から大槌島を背に行き交うフェリー

 瀬戸内海ならでは光景


写真 オレンジ定食700円

 オレンジ定食


写真 左:反航する釜山へ向かう<パンスタードリーム> 右:反航するシティーラインの大型フェリー

 黄昏


写真 明石海峡大橋の夜景

 たびの終わりの近づきを告げる明石海峡大橋通過

 

■ORANGE ROOM■

オレンジフェリー  新居浜市営渡海船

 

2001 H13
■FR−015■  ■FR−016■  ■FR−017■  ■FR−018■  ■FR−019■  ■FR−020■  ■FR−021■  ■BANGAI-2001■
2002 H14
■FR−022■  
■FR−023■  ■BAGAI-2002A■  ■BANGAI-2002B■ 
■ORANGE ROOM■
■FR−024■  ■FR−025■  ■FR−026■  ■FR−027■  ■FR−028■  ■FR−029■
2003 H15
■FR−030■
  ■FR−031■  ■FR−032■  ■FR−033■  ■FR−034■  ■FR−035■

next02.gif (38489 バイト)思い立っての船旅 今世紀・2001-200X