山 伏 { 山伏 (やんぶし):2,013.7m } 2006.05.03 登山

再登山



【PHOTO & 記録 山 伏 1】

過去の登山なので、今更登山記録でもなかろうと、写真と簡単な記録という形式にしました。


先日の八紘嶺と同じく、 清水ICにて東名高速道を降り、 梅ヶ島温泉へと向かう。 途中、 新田にて静岡−梅ヶ島線と別れて道を左に曲がり、 車1台分の道幅しかない農道のような道を進む。
やがて、 大谷崩れへの道を右に見て、 未舗装となった道を暫く日影沢沿いに進むと、 前方に駐車場が見えてきた。
時刻は8時12分。 既に駐車場には車が5台程駐まっている。

身支度をして出発。 未舗装の道を暫く進むと、 山火事用心と書かれた赤い幕が見えてきた。 ここが山伏 (やんぶし) の登山口である。

沢沿いの道は、 人気のあるコースらしく良く整備されており、 沢の音を聞きながらの登りが続く。 ワサビ田からの荷物の上げ下ろしに使うのだろうか、 女峰山剣山 でも見られた モノレールが登山道沿いに現れる。 先日の八紘嶺とは違い、 本日の天気は期待できそうで足取りも軽い。
何回か沢を渡り返し、 ワサビ田で休憩している人と挨拶を交わすと、 やがて目の前に大岩が現れた。
登山口を出発したのが 8時20分。 この大岩まで 27分の所要時間であった。

大岩を過ぎると、 きれいな小滝が現れ、 そこから先は急な斜面の登りが続く。 しかし、 このところ連続して山に登っているためか、 身体が軽く、 登りもあまり苦にならない。
最後の水場を過ぎ、 ロープが付けられた斜面を登っていくと周囲はブナの林に変わり、 やがて蓬峠に着いた。 しかし、休憩せずに素通りする。
樹林の中をジグザグに登って行くと、 右手樹林越しに大谷嶺が見える。 振り返れば 富士山 もうっすら見え、 山伏頂上の景色が本当に楽しみとなる。

ただ、 樹林が邪魔をしてなかなか 大谷嶺の全貌を見ることができない。 しかし、 ようやく樹林が切れ、 鳩胸尾根(と思う)の向こうに見えたその姿には驚かされた。 鳩胸尾根はまだ茶色とはいえ、 木々が斜面を覆っているのに対し、 その向こうの大谷嶺には木々が見えないのである。 まるで 砂で造った山がニョキッと立ち上がったようで、 その姿はどことなく大山を彷彿させる。
この斜面は、 大谷崩(おおやくずれ)と言うそうで、 遠目に見ても サラサラと崩れる砂の音が聞こえそうである。 そういえば、 先日登った七面山のナナイタガレもこのような感じであった。

急な斜面をジグザグに登っていく。 上空には青空が広がり、 早く山伏頂上へと着きたいという気持ちが強くなる。
少々急な道を、 グイグイという感じで登る。 このように調子の良いのも久しぶりである。

やがて、 道は牛首から伸びる道のある尾根と合流し、 そこからはツガの林の中、 緩やかな登りが続くこととなった。



山伏登山データ

上記登山のデータ登山日:2006.05.03 天候:晴のち曇り単独行日帰り
登山路:山伏駐車場−ワサビ田−蓬峠−山伏−新窪乗越−大谷嶺−新窪乗越−扇ノ要−山伏駐車場
交通往路:瀬谷−横浜IC−(東名高速道路)−清水IC−(清水バイパス)−千代田上土IC−桜峠トンネル−(県道29号線)−新田−山伏駐車場 (車にて)
交通復路:山伏駐車場−新田−(県道29号線)−桜峠トンネル−千代田上土IC−(清水バイパス)−清水IC−(東名高速道路)−横浜IC−瀬谷 (車にて)

山 伏 2、  山 伏 3、  山 伏 4、  山 伏 5 もご覧下さい。

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