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更新日:2017.2.20

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 山での 1枚 :  大山への登りより大山三峰山を振り返る

大山への登りより大山三峰山を振り返る 2017/2/15

 WHAT'S NEW    《 2017年 2月20日 記 かなりの長文ご容赦 

2月9日、そして 10日に降った雪はまたまた登山の行動範囲を狭めてしまう。
なかなか道路状況が分からない中、どうやら東丹沢の方はノーマルタイヤの車でもアプローチが可能らしいと知ったが、 やはり大倉尾根中心の登山ではあまり食指が動かない。
そこで色々検討した結果、大山三峰山 (北峰、中峰、南峰) に登り、さらには大山まで足を延ばすことを計画する。
理由は 2つ。1つは、大山三峰山には昨年の 3月に登ったばかりではあるものの、その時にはほとんど展望を得ることができなかったので、 晴天の下で登ってみたいと思ったこと。
もう 1つは、近頃 身体にあまり負荷をかけない登山が続いているため、少しロングコースを歩こうと思ったからである。

2月15日(水)、5時40分過ぎに横浜の自宅を出発する。 上空には星が瞬いており、間違いなく本日は晴天のようである。
前回の大山三峰山登山の時と同様、国道246号線・129号線を進み、妻田の交差点を右折した後は、一般道、国道412号線を経て県道60号線へと入る。 飯山温泉を抜けた後、尾崎の信号からは県道64号線へと変わるが、基本的に県道60号線に入ってから清川村役場向かい側の駐車場 (道の駅 清川第一駐車場) まで道なりである。
その駐車場には 6時35分に到着。道の駅のトイレをお借りした後、身支度を調え、6時47分に出発する。
雲一つ無い青空が上空に広がっているが、少し風が強いのが気になるところである。

県道64号線をさらに先へと進む。左手上方を見上げれば、 大山三峰山へと連なる尾根が朝日に赤く染まりつつあるのが見える。
煤ヶ谷のバス停を過ぎて谷太郎川に架かる橋を渡ったところで県道を離れて左折する。
暫く川沿いに進んでいくと、記憶通り、今歩いている道とは別に、右上方に登っていくコンクリート道が現れるのでそちらへと進む。
すぐに登山者カードのポストがある登山口で、事前に用意してきた登山届を投函する。時刻は 6時57分。
その登山口から法面の左下にある細い道を進んでいくと、すぐに右手の法面は草つきの斜面に変わり、一方で今度は歩いている左側が低くなって、 そこの法面の上を歩くことになる。この辺は朝日が当たって周囲が黄色に染まっている。

道は樹林帯へと進み、鹿除けのゲートを潜るとそこから本格的な山道が始まる。
傍らの標識には 『 物見峠 3.0km 三峰山 5.0km 』 とある。これに大山往復を加えたら、本日は何キロ歩くことになるのであろうか。
道はすぐに杉林の中の溝状の道を緩やかに登っていくようになる。
そして、その溝状の道が終わると、やがて目の前に壁のような斜面が現れるが、道はその斜面を避けるようにして左へと曲がっていく。
斜面の縁を横切るように進み、山襞に沿ってクネクネと曲がりながら高度を上げていく。
足下には落ち葉が敷き詰められている一方で、周囲にはアセビやシラカシなどの常緑樹が結構目立つ。
樹林越しの朝日を浴びつつ気分よく登っていくと、道は鹿除けネットにぶつかり、そこから右に折れて杉林の中をネット沿いに進んでいく。

その杉林を抜けると、暫く日当たりの良い斜面を横切る道が続き、 前方樹林越しにはこれから進むと思われる尾根が見えてくる。
また、左手にはおむすび型の山が見えているが、鐘ヶ嶽であろうか。
道は緩やかに右へと曲がり、やがて、進む方向に土手のように左右に延びる尾根が見えてくる。これも記憶通りで、 道はここでもその尾根を避けるようにして左に折れ、尾根と平行するように進んでいくことになる。
1、2回ほど右手の斜面をジグザグに登るが、すぐに道は尾根に平行に進むようになって高度を上げていく。
壊れた鹿除けゲートを過ぎると、周囲は杉林となるが、所々で杉に混ざってツガの木が見られるようになる。 足下は下草の生えていない溝状の道が続いており、その中に時々タマネギの皮をむいたような岩が露出している。

2つ目の壊れた鹿除けゲートを潜り、暫く登っていくと、 やがて前方にベンチが見えてくる。時刻は 7時54分。
ここは大山三峰山と物見峠とを結んでいる南北に延びる稜線から東に派生している尾根の一角であり、道の分岐点になっている。
右に進んで一旦 尾根上に出れば物見峠に至ることになり、そのままベンチの脇を真っ直ぐ進めば、 その後にこの派生している尾根を直登して大山三峰山へと続く稜線に至るのである。
後者の道はかなりの近道になっており、また途中には山ノ神の祠もあると聞くが、ここは前回と同じく右に進んで物見峠を目差すことにする。

ベンチにて少しノドを潤し、右の尾根へと登る。
一旦、尾根上に出れば、ここから道は左に折れて尾根の北側 (右側) を進むことになる。そのため、足下には今まで全く見られなかった雪が現れることになる。
一方、展望も開け、右手には辺室山が樹林越しに見えるようになり、そのさらに右には経ヶ岳と華厳山も見えてくる。前回に比べて遙かに展望は良い。
山襞に沿ってクネクネとした、ほぼ平らな雪の道が続く。尾根の北側なので雪の凍結が懸念されるが、雪はサラサラしており、ほとんど凍結はない。 とは言え、右に下る急斜面を横切って進んでいくため、一度 (ひとたび) 谷側の足が雪で滑った場合、滑落も考えられる訳で、ここは慎重に進む。
辺室山を見ながら進んでいくと、途中樹林が切れて平野部がよく見えるようになる。少々靄っている感じではあるが、平野部を横切る相模川が見え、 その後方に横浜のランドマークタワーと思しきビルが見えている。

山襞に沿った雪道が続く。途中、谷の突端になっている場所から下を覗き込むと、 岩壁がほぼ垂直に落ち込んでおり、小さなゴルジュのようになっていることに驚かされる (前回も驚いたのだが・・・)。
雪道を黙々と進み、崩壊箇所があるという 800m程の区間を慎重に通過して行くと、やがて前方にテーブルが見えてくる。物見峠である。
そこまで進む間に右手を見れば、華厳山、そしてその右後方に高取山 (荻野高取山) が見えている。
物見峠到着は 8時27分。ここから急な登りが続くことを前回知ったので、その前に少々水分補給を行う。
休憩中、ふと高取山の後方を見ると、その後方に見えるビル群の中に一際高い塔が見えている。どうやらスカイツリーのようである。
地図で見ると、この物見峠の標高は 630m程であるから、ほぼ同じ高さからスカイツリーを見ていることになる訳である。

8時29分、物見峠を出発して急斜面に取り付く。 ここからは丸太の階段による昇りが長く続く。
途中、『 三峰山 2.4km 』 と書かれた標識があったので、大山三峰山までの行程の半分はこなしたようである。
喘ぎつつ階段を昇る。このように歩幅がほぼ決められている登りは辛い。
まだ細い幹の檜林の中を登っていく。緩やかに右にカーブしながら高度を上げていくと、右手樹林越しに丹沢主脈の山々がチラチラと見え始める。 枝が邪魔をしてなかなか見通すことができないものの、丹沢山、そして丹沢三峰 (太礼ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭) が確認できる。
キツかった登りも徐々に傾斜が緩み始めると、右手樹林越しに漸く丹沢主脈の山々が見通せるようになる。木々に仕切られて小間切れではあるものの、 塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、丹沢三峰が確認できる。
前回は何も見えなかったのだが、実際はこのような光景が広がっていたのだなと得心する。

道は完全に尾根上に出たようで、ほぼ平らな道が続くようになる。 この辺は日当たりが良いのか、雪が全くない場所も所々に現れる。
そして、今度は左手樹林越しに鐘ヶ嶽が見えるとともに、その後方には日の光に輝く相模湾が見え、目を凝らすと江ノ島も確認できる。
暫くほぼ平らな尾根道を進んでいくと、やがて先の方にテーブルが見えてくるが、ここは先程の分岐から直登してくる道との合流点である。 時刻は 8時48分。
なお、傍らの標識には 『 三峰山 2.2km 』 とあるので、物見峠からの登りは、苦しかった割にあまり距離を稼いでいないようである。

ここからも暫く小さなアップダウンの道が続き、足下の雪は現れたり消えたりの状況が続く。
やがて、一旦 道は丸太の階段を使って少し下った後、登りが続くようになる。ここの登りでも丸太の階段が現れるが、少々煩わしい。
階段を昇り終え、やがて小さな高みを越えていくと、再び緩やかな下りとなり、道は崩壊地へと差し掛かる。
ここは右側が大きく開けており、まず前方にこれから向かう北峰が見え、その左後方に大山頂上とそこにある無線中継塔がチラリと見える。
そして北峰の右側を見れば、先程まで小間切れに見えていた丹沢主脈の山々が一望できるようになる。左手に新大日、そしてその右に木ノ又大日が続き、 さらに右に塔ノ岳が見えている。

塔ノ岳の右には日高 (ひったか)、竜ヶ馬場が続き、 さらに右側に丸くなだらかな山容を見せている丹沢山が見えている。
丹沢山から右に連なっている稜線は瀬戸沢ノ頭を経て太礼ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭と続く丹沢三峰へと至っている。
そして、丹沢山と太礼ノ頭を結ぶ稜線の後方には、不動ノ峰、そして蛭ヶ岳が見えている。
前回はガスのため真っ白で何も見えなかったので、この光景は新鮮であり、やはり山は晴天の日に登るべきであるとつくづく思う。
なお、こちらから見ると、太礼ノ頭と円山木ノ頭との間が離れすぎており、さらには円山木ノ頭と本間ノ頭との間にもう 1つ高みが見える。
三峰という言葉から連想すれば、その円山木ノ頭と本間ノ頭、そしてその間にある無名の高みにて三峰とする方がシックリいくように思われるがどうであろう。

展望の良い崩壊地を過ぎ、細い尾根を進んでいくと、またまた崩壊地が現れる。
ここからも丹沢主脈の山々がよく見え、さらには右へと下って行く丹沢三峰の稜線の後方に黍殻山、焼山が見えるようになる。
その右には鍋嵐、そして辺室山が続くが、注目すべきはそれらの後方に並んでいる奥秩父の山々である。
焼山の後方には木賊山 (とくさやま) と思しき山が見え、その右に三宝山、そして破風山、古礼山、雁坂嶺が並ぶ。 少し間を空けて唐松尾山、そして飛竜山が見え、さらに右に三ツ山、そして雲取山、芋木ノドッケが確認できる。 素晴らしい展望に気分良く先へと進む。
道は再び広い尾根に変わり、そこを小さくアップダウンしながら進む。9時21分に 『 三峰山 1.3km 』 の標識を通過し、 その後 細い尾根を通るが、尾根上の雪は凍っていないので難なく進んでいくことができる。

アセビが多く見られる尾根を進んでいくと、やがて前方樹林越しに北峰らしき高みが見えてくる。
そして、そこから少し進めば、ベンチのある平坦地で、そこには 『 三峰山 0.8km 』 とある。時刻は 9時34分。
ここからは目の前に聳える北峰への登りが始まる。最初は緩やかに登り、標識に従って右に直角に曲がると、 白き雪の上に竜のようにクネクネと上方に延びている丸太の階段が現れる。
歩幅を決められることに抵抗を感じつつ黙々と階段を昇る。左手には大山三峰山の南峰と思われる高みもチラチラ見えている。
階段は断続的ながらも長く続き、途中でロープなどが備わっている所も通過しながら、上部に見える丸太の土留めに向かって登っていく。
喘ぎつつもその土留めの上に至り、斜面をジグザグに登っていくと、やがて右から回り込んで北峰の頂上に至るが、ここに標識などはない。 時刻は 9時52分。

道はすぐに下りに入り、アセビに囲まれた細い尾根を進む。 この辺からは鎖が現れ始め、折角ここまで稼いできた高度を吐き出すように道は下っていく。 右手樹林越しには丹沢山、そして蛭ヶ岳が見え、前方には目差す南峰が樹林越しに見えている。
やがて中峰との鞍部に到着し、そこからは梯子昇りが連続する。梯子が終わるとまた少し下った後、また登りが始まるが、 ここからは鎖の付いた桟橋 (さんきょう) を登っていくことになる。
その後、鎖場が続き、一旦少し下った後、樹林の間を登っていけば、『 三峰山 100m 』 の標識がある中峰であった。時刻は 10時14分。

一旦下って細い尾根を進み、鎖のある斜面を登る。 足下の雪は全く凍っていないのがありがたい。
ふと見上げれば、樹林の間から大山が見えている。そこまでかなりの距離と高さがあり、少し気持ちが萎えるが、 大山に登れば富士山が見えるはずと思い初志貫徹することにする。
また一旦 下って桟橋を渡ると、そこからは丸太の階段、梯子が連続する (鎖付き)。
少し下って、斜面の縁に付けられた丸太の階段を昇っていくと、昇り着いた先は大山三峰山の主峰である南峰の頂上であった。
時刻は 10時24分。頂上は木々に囲まれているが、冬場のため葉が落ちた枝の間から何とか丹沢の主脈を見ることができる。

誰もいないテーブルに腰掛けてユックリと休憩し、10時41分に出発。
少し下って小さな岩場を越えると、下りが続くようになる。しかし、すぐに丸太の長い階段が現れて登りへと変わり、その高みを越えると、 また下りが続くようになる。
細い尾根を 2つ程通過すると、再び登りに入るが、そのまま素直に登りは続かず、鎖場の絡んだアップダウンが連続するようになる。
そして最後に丸太の桟橋を渡り、鎖場を登り切れば、少し小広い場所に飛び出す。
ここは恐らく七沢山の頂上と思われるが、標識などはない。時刻は 11時1分。

2分程休憩して先へと進む。ここからは下りが長く続くものの、 今までよりもかなり歩き易くなる。
ただ、剥き出しになっている木の根が多いので、足を引っかけないように注意が必要である。
ドンドン下って行くと、やがて少し登りになった所に標識が現れる。そこには 『 不動尻 1.4km 』 とあるが、 この先が大山と不動尻との分岐である。時刻は 11時15分。
左に真っ直ぐ進めば不動尻で、右の尾根を登っていけば大山である。ここは迷わず右の道をとる。
地図ではここから唐沢峠に至る迄の間が破線で記されているが、本日は雪の上に足跡が残っているので問題なく進んで行けそうである。

緩やかな傾斜の、広い尾根を登っていく。暫くすると登り斜面は一旦終わり、 ほぼ平らな道が続くようになる。
右手には丹沢山や丹沢三峰が見えているが、丹沢山右後方の蛭ヶ岳は今や見えなくなりつつある。
道は小さなアップダウンを繰り返した後、細い尾根をクネクネと辿っていくようになる。ここは傾斜がほとんど無いのがありがたい。
やがて右手樹林越しに見えていた丹沢山が手前の斜面に隠れるようになると、道は再び登りに変わり、急な斜面を登っていくようになる。
喘ぎつつ登っていくと、登り着いた先に人がいたのでビックリする。本日 山中で人と会うのは初めてである。
聞けば、その方は広沢寺の方から不動尻を経て大山への道を登ったが、唐沢峠手前にて大山に登ることを諦め、こちらの方へと進んできたとのことで、これから大山三峰山を目差すとのことであった。

この高みからは左へと進んで下りに入る。
地図を見ると、この高みは 865mのピークのようであるが、そこには 『 唐沢川側に踏跡あるが入らないこと 』 と書かれている。 確かに、今まで進んできた勢いからは右手の方へと進みたくなる地形であるが、そこにはロープが張られており、 さらには今登って来た方の足跡があるので本日は迷いようが無い。
少し下り、小さなアップダウンが続いた後、道はやがて登りに入る。
右手樹林越しにチラリと大山方面が見えるが、まだまだ遠くに見えている。またまた少し気持ちが揺らぐが、ここまで来ておきながら唐沢峠から不動尻に戻ったのでは、 何のために頑張ってきたのか分からなくなる。時間がかかっても大山を目差すことにする。
その不動尻からの道には 11時55分に合流。ここで道を右にとる。
先程の方は、ここから一旦大きく下ってそこから登り返すのが嫌だったため、大山を諦めて進路変更したと言っておられたが、 確かにここからドンドン下って行くことになり、その後の登りを考えると少々気持ちが萎える。

やがて、先の方に東屋が見えてくる。地図ではここが唐沢峠ということになるようである。
東屋到着は 12時丁度。少し休憩して 12時3分に出発、すぐに登りが始まる。傍らの標識には 『 大山 2.3km 』 とある。
雪に埋もれかけた丸太の階段が続く。天候はまだまだ快晴状態で、太陽に向かって登っていく感じである。
果たして大山に着いた時、富士山はその姿を見せてくれるであろうか。
斜面を登り切ると、今度は緩やかな尾根歩きに変わる。これはありがたい。道は右へと緩やかにカーブしながら進んでいく。
少し登り、樹林を抜け出て振り返れば、先程登った大山三峰山が見えるようになる。山の姿としては右に見える七沢山が一番立派であるが、 その左に続く、南峰 (大山三峰山)、中峰、北峰もなかなかの姿・形である。

鎖に囲まれた桟橋を渡ると道は再び登りとなり、尾根をクネクネと登っていく。
途中、樹林の間からまたまた大山が見えたが、やはりかなり距離と高さがあり、これからが厳しそうである。
鎖で両側を囲まれた崩壊地上の細い尾根を越え、徐々に高度を上げていく。この辺は平らな道も多く、また傾斜があっても緩やかなので助かるが、 逆に言えば大山が近づいた時の登りがキツイということでもある。
この辺はほぼ直線で、もう少し雪があればスノーシューでも面白いと思われる尾根道が続く。
12時29分に 『 大山 1.5km 』 の標識を通過し、その先にあったテーブルで暫し休憩する。 ここでは展望も開けており、先の方には大山が見えるようになるが、大山手前にある大山の肩が迫り上がってきていて頂上の無線中継塔は少し隠れ気味になっている。

12時35分に出発。この歩き易い尾根で登山者と擦れ違う。
先程、唐沢峠からの登りでも 1人擦れ違ったので、本日ここまでで 3人の登山者と会ったことになる。静かでありがたいことであるが、 大山ではもっと多くの登山者がいることであろう。
緩やかな登りが続く。左手には樹林越しに相模湾が見え、江ノ島や三浦半島が確認できる。
やがて登り着いた所はかなり広く開けた場所で気持ちが良い。ただ、前方に見える大山は無線中継塔がすっかり見えなくなっている。
まだまだ遠く、何よりもかなり高度を上げていかねばならないのが見て取れる。
地図で見ると、この辺の標高は 989mなので、あと 260m強の高低差をクリアせねばならないことになる。 さらには、傍らの標識に 『 大山 1.2km 』 とある。やはりまだまだ遠い。

緩やかに高度を上げていくと、今度は大山とそこに至る迄の尾根も見通せるようになる。
一旦左に寄って、その後右へと高度を上げていくことになるようだが、はてさてその登りはどのような具合であろう。
振り返れば、大山三峰山がよく見えている。ここから見ると、北峰、中峰、南峰 (大山三峰山)、七沢山と 4つの山が綺麗に並んでいる。
ネットでは七沢山を南峰としている記述も見られるが、中峰も存在感をかなり示しているので、やはり七沢山は大山三峰山とは別と考えるべきであろう。
緩やかだった道も徐々に傾斜が出始める。少々喘ぎつつも登り続ける。
12時56分に 『 大山 1.0km 』 の標識を通過、その後 丸太の階段を昇っていくようになる。
断続的ではあるが長く続く丸太の階段を喘ぎつつ登っていくと、傾斜は徐々に緩み始め、やがて先の方に標識が見えてくる。 日向薬師から雷ノ峰尾根を辿ってくる道との合流である。時刻は 13時13分。

ここからは昨年登った道になるのであるが、その時のことを思い出すと、 この後まだ 大山の肩があり、そこからの急登が待っているはずである。そしてその通り、暫く登って道がほぼ平らになった後、 今度は少し下ってから登りが始まる。
かなり疲れてきているが、左手を見ると箱根の山 (神山、駒ヶ岳) が見えているので、この時間でも富士山が見えるかもしれないという希望をエネルギーにしながら登り続ける。
丸太の階段の登りが続くようになると、足下の雪は全く無くなり、泥んこの道が続くようになる。加えて、下山者も多くなり、少し足が遅くなる。
息を切らせながら右に緩やかにカーブして登っていくと、左手上方に大山阿夫利神社本社本殿の建物が見えてくる。もう少しである。
そして、登山道の整備をしている人たちの脇を抜けて一登りすれば待望の大山頂上であった。時刻は 13時33分。

ここでは休まずに、頂上標識と奥社の写真を撮っただけで一旦 頂上を後にする。
大山阿夫利神社本社本殿の横を通り、大山阿夫利神社摂社の前を通って少し下り、金属製の鳥居を潜ったところで右に曲がって無線中継塔方面へと進む。 ここも若干の登りとなっているため、疲れた身体には少々辛い。
左手を見れば、嬉しいことに富士山が見えている。少々バックの空に紛れ気味でクッキリという状態ではないものの、 この時間でこれだけ見ることができれば、文句は言えない。
さらに少し進んで、『 大山山頂から見た景観 』 と書かれた案内図の所には 13時41分に到着。 少し霞み気味ではあるが、ここからの素晴らしい展望を楽しむ。

まず、左手に愛鷹山が見え、その右に富士山が大きくその裾を広げている。
富士山の手前側、こちらの目の前には二ノ塔、三ノ塔が大きく、三ノ塔の右には表尾根が新大日、木ノ又大日を経て塔ノ岳へと向かっているのが見える。
その表尾根の後方には大倉尾根が見え、花立、金冷シを経てこれまた塔ノ岳へと至っているのが見える。そして、大倉尾根の後方には、小丸が見えている。
塔ノ岳から右に延びる稜線は、日高、竜ヶ馬場を経て丹沢山に至っているが、その尾根の後方、竜ヶ馬場と丹沢山の間には不動ノ峰が見えている。
丹沢山の右には瀬戸沢ノ頭が続き、その右に太礼ノ頭、円山木ノ頭、無名峰、そして本間ノ頭と続いているが、 ここからでは太礼ノ頭の存在感はあまりなく、先に述べたように円山木ノ頭と本間ノ頭の間にある無名峰がかなりの存在感を示している。
なお、富士山の右側後方には、聖岳、赤石岳といった南アルプスの山もうっすらと見えているが、やや霞んでしまって少々分かりづらい。

素晴らしい景色を堪能した後、無線中継塔の方へと進む。
そして中継塔の前から右に曲がれば、大山の公衆トイレの横に出るので、階段を登って再び頂上へと進む。
頂上直下にあるベンチまで進んで休憩。時刻は 13時47分。
平日だからか、あるいは時間が遅いためか、思った程頂上に人は居らず、ユックリと休憩する。

13時54分、下山開始、登って来た道を戻る。
雷ノ峰尾根との分岐を 14時8分に通過。少し下った所で、安全を考えてチェーンスパイクを装着する。
その際、無理な格好で装着しようとしたところ、左足にこむら返りを起こしてしまう。つま先をすねのほうに引き上げるようにして何とか回復したが、 これには参った。水分が不足しているかと思い、ポカリスエットをがぶ飲みする。
ありがたいことにその後は順調に下ることができ、唐沢峠にある東屋には 14時50分に戻り着く。 ここでチェーンスパイクを外すとともに少し休憩した後、14時55分に出発する。なお、この東屋付近で大山方面へと登る人と擦れ違う。
大山三峰山との分岐を 15時1分に通過し、そのまま不動尻方面へと下る。
ここからは展望の無い檜や杉林の中の下りが続く。黙々と下り続け、大山三峰山からの正規の道との合流点には 15時39分に到着。
少し下って、ミツマタの群落を過ぎ、林道へと下り立つ。凍結箇所が何ヶ所かある林道をユックリと下り、不動尻には 15時50分に到着。

ここで 4分程休んだ後、林道から外れて左に道をとり、煤ヶ谷方面を目差す。
この道は昨年 大山三峰山に登った時に通っているので、何の不安もなく進んでいくことができる。
右下を流れる谷太郎川をかなり下方に見て進むこともあれば、河原に下り立つ位まで川の流れに近づくこともあるなど、 道は頻繁に川との高低差を変えながら進んでいく。
最後はいくつか橋を渡って川に絡みながら進み、谷太郎林道の終点には 16時24分に到着する。
ここからは林道歩きなので多少暗くなっても問題なく進んでいくことができる。とは言え、この林道歩きはかなり退屈である。
林道を黙々と歩き続け、今朝ほどの物見峠・三峰山への分岐を 16時58分に通過し、道の駅清川第一駐車場には 17時4分に戻り着いたのであった。

本日は、快晴の下、大山三峰山に再登山したが、 前回 山では全くと言って良い程得られなかった展望を十分に得ることができるととともに、 もう一つの目的である、少々身体への負荷を高くするということも、大山に登ることで達成でき、少々疲れはしたが楽しい一日であった。
ただ、時間的には休憩を含めて 10時間を越えることになってしまった。雪のハンデを考慮しても、脚力はかなり衰えているようである。
やはり、普段から体力維持を心懸けねばなるまい。

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 更新記録

 2/20 古新聞ですが、簡易登山記録に 山王帽子山 を掲載しました。  
 2/8 かなりの古新聞ですが、簡易登山記録に 檜洞丸 を掲載しました。
 1/28 古新聞ですが、簡易登山記録に 白沢峠 笠取山 を掲載しました。
 2017/1/9
簡易登山記録に 北横岳 を掲載しました。
 12/24 簡易登山記録に 金峰山 を掲載しました。
 12/13 古新聞ですが、簡易登山記録に 鎌倉散策 を掲載しました。
 11/22 かなりの古新聞ですが、簡易登山記録に 奥大日岳 を掲載しました。
 11/3 古新聞ですが、簡易登山記録に 立山 を掲載しました。
 10/22 古新聞ですが、簡易登山記録に 乗鞍岳 を掲載しました。
 10/8 かなりの古新聞ですが、簡易登山記録に 甲斐駒ヶ岳 を掲載しました。
 9/20 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 針ノ木岳、蓮華岳 を掲載しました。
 8/21 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 爺ヶ岳 を掲載しました。
 7/30 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 白毛門・朝日岳 を掲載しました。
 6/29 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 木曽駒ヶ岳 (上松Aコース) を掲載しました。
 6/10 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 鎌倉アルプス II を掲載しました。
 5/28 古新聞ですが、簡易登山記録に 和名倉山 を掲載しました。
 5/15 かなりの古新聞ですが、簡易登山記録に 十石山 を掲載しました。
 4/29 かなりの古新聞ですが、簡易登山記録に 天狗岳 を掲載しました。
 4/14 古新聞ですが、簡易登山記録に 地蔵岳 を掲載しました。
 3/26 古新聞ですが、簡易登山記録に 大山三峰山 を掲載しました。
 3/16 古新聞ですが、簡易登山記録に 鉢伏山 を掲載しました。
 3/5 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 杓子山、鹿留山 を掲載しました。
 2/25 古新聞ですが、簡易登山記録に 三ツ峠山 を掲載しました。
 2/15 古新聞ですが、簡易登山記録に 相州大山 を掲載しました。
 2/9 古新聞ですが、簡易登山記録に 塔ノ岳、丹沢山 を掲載しました。
 1/30 古新聞ですが、簡易登山記録に 塔ノ岳 (尊仏岩跡) を掲載しました。
 1/16 古新聞ですが、簡易登山記録に 竜ヶ岳 毛無山 を掲載しました。
 2016/1/6
かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 竜喰山 を掲載しました。
 12/29 古新聞ですが、簡易登山記録に 硫黄岳 を掲載しました。
 12/20 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 鎌倉アルプス を掲載しました。
 12/1 今更ではありますが、簡易登山記録に 天狗岳 硫黄岳 を掲載しました。
 11/7 古新聞ですが、簡易登山記録に 根石岳 (天狗岳敗退) を掲載しました。
 10/27 またまた古新聞ですが、簡易登山記録に 北 岳 を掲載しました。
 10/16 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 水晶岳 を掲載しました。
 10/7 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 鷲羽岳 を掲載しました。
 9/27 古新聞ですが、簡易登山記録に 瑞牆山 を掲載しました。
 9/19 相当な古新聞ですが、簡易登山記録に 奥白根山 を掲載しました。
 7/20 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 金峰山 を掲載しました。
 7/1 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 雨飾山 を掲載しました。
 6/17 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 常念岳 を掲載しました。
 6/5 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 太郎山 を掲載しました。
 5/23 古新聞ですが、簡易登山記録に 黒金山 を掲載しました。
 5/13 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 鉢盛山 を掲載しました。
 4/21 かなり古新聞ですが、簡易登山記録に 横岳 (杣添尾根) を掲載しました。
 4/9 古新聞ですが、簡易登山記録に 倉掛山 を掲載しました。
 4/2 古新聞ですが、簡易登山記録に 美ヶ原 を掲載しました。
 3/23 古新聞ですが、簡易登山記録に 御正体山 を掲載しました。
 3/15 古新聞ですが、簡易登山記録に 節刀ヶ岳 を掲載しました。
 3/1 古新聞ですが、簡易登山記録に 武甲山 を掲載しました。
 2/19 2年前の蔵出しですが、簡易登山記録に 雁ヶ腹摺山 を掲載しました。
 2/17 古新聞ですが 簡易登山記録に 大菩薩嶺 を掲載しました。
 2/8 古新聞ですが 簡易登山記録に 雲取山 を掲載しました。
 1/25 古新聞ですが 簡易登山記録に 黒金山 (敗退) を掲載しました。
 2015/1/15 古新聞ですが 簡易登山記録に 北横岳 を掲載しました。    

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