岩菅山・裏岩菅山・烏帽子岳登山( コース中の最高峰は裏岩菅山:2,341m ) 2007.06.16 登山



【PHOTO & 記録 岩菅山・裏岩菅山・烏帽子岳登山 2】

と思っていたら、少し先で左手に大きな山容が見えてきた。恐らくこの山が岩菅山であろう。
鈍角ではあるものの、三角錐をしたその形はなかなか魅力的である。

ここからは岩菅山を左に見ながら、その周囲を回るように進むことになる。
従って、少しずつ岩菅山の形が変わっていくのが面白い。
歩みを進めるに連れて、三角錐の右下に見える肩のような大きな盛り上がりを通り越し、 その反対側へと回り込むようになり、やがて岩菅山の右側に岩肌が見えるようになる。

また、高度を上げていくと、 焼額山 (ヤケビタイヤマ) の後方、雲の上に 妙高山火打山が見えてきた。
遠目ではあるものの、妙高山の方は山を覆う雪が半分以上無くなっている様に見えるのに対し、 その右後方に見える 火打山はまだまだ白い部分の方が多い。

やがて、東館山方面からの道との合流点であるノッキリで、時刻を見れば 9時6分であった。
このノッキリに置かれていた手書きの地図には、ここから岩菅山山頂まで 35分と書いてある。これは休まず登るべきと、そのまま足を進める。
暫く進むと樹林が切れ、目の前にササ原の斜面とその先に岩菅山の形の良い姿が現れた。
このパターンは、昨年登った 白砂山を思い出させる。
白砂山手前の堂岩山とこのノッキリが似た雰囲気を持っており、さらに堂岩山を過ぎて目の前に現れる白砂山、 ノッキリを過ぎて目の前に現れる岩菅山という感じで、同じパターンである。
但し、岩菅山の方がずっと近い。

目の前に姿を現した岩菅山は、こ れまで見てきた左側斜面からの姿とは少し形を変え、右に流れるように裾野を広げ、途中の斜面には岩肌も見せており、 ゆったりとして魅力的である。

道はササ原の中を進むようになり、また高度を上げるに連れて周囲の展望が大きく広がる。

振り返れば、方角は南にあたり、はるか向こうに 浅間山の姿、そしてその右手には横手山が大きい。
また、この時には気づかなかったのだが、浅間山の左手に白い山が見える。何と 富士山であった。



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