宗谷本線(前編) | ||
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宗谷本線は、旭川から稚内までを結ぶ259.4kmの路線です。 旭川から延伸され、1922(大正11)年に稚内まで延伸されました。 しかし、延伸当時の「宗谷本線」のルートは、 音威子府から天北線(現在廃止)を経由するものであり、 現在の宗谷本線のルートとは異なる経路を走っていました。 音威子府−稚内間は天塩線として建設が進められ、 天塩線は1926(大正15)年に全通し、 1930年(昭和5)年には現在のルートが「宗谷本線」となりました。 この地域は、北海道でも極めて人口が少ない地帯です。 1日歩けば、概ね1つの町を通過しますが、 町の中心部以外は、駅前でさえ民家がまばらな地帯が続きます。 名寄から幌延までの間は、天塩川に沿って歩くことになり、 歩いて進むと、何度となく天塩川を渡ることになります。 幌延を過ぎると、左手に広大な原野を見ながら進み、 抜海から南稚内までの区間は海岸沿いを歩きます。 変化に富んだ区間ですが、峠らしい峠を越えることがないので、 区間全体の高低差は100メートル程度しかありません。 私にとって、この(ほぼ)全駅間歩きは、最初の長距離歩行でした。 この経験があってこそ、今の全駅間歩きがあるといっても過言ではありません。 歩いてからすでに6年近くが経過しますが、今でも忘れられない思い出を多く残しました。 この(ほぼ)全駅間歩きの後に見聞きした話を混ぜながら、(ほぼ)全駅間歩きの記録を紹介したいと思います。 |
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各駅の紹介はこちら | 行程の記録はこちら | |
宗谷本線全駅紹介(名寄−咲来間) 宗谷本線全駅紹介(音威子府−上幌延間) 宗谷本線全駅紹介(幌延−稚内間) |
1日目(名寄→智北) 2日目(智北→天塩川温泉) 3日目(天塩川温泉→佐久) 4日目(佐久→雄信内) 5日目(雄信内→下沼) 6日目(下沼→兜沼) 7・8日目(兜沼→稚内・ノシャップ岬) −−−おまけ−−− 南稚内→宗谷岬(2008.10.06歩行) |
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